JPS5813034Y2 - 面格子取付装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、左右に相対する第１縦枠５と第２縦枠７との
間に配設される面格子１と、面格子１の左右両端に背方
に向けてそれぞれ突出して第１樅枠５と第２縦枠７との
各内側側面に接する突片２と、左右の突片２にそれぞれ
互いに対向して穿設された第１孔３と第２孔４と、第１
縦枠５に穿設されて第１孔３に連通ずる左右に貫通する
縦枠孔６と、第２縦枠７の第１縦枠５の縦枠孔６に対向
する位置に設けられて第２（Ｌ４に連通ずるねじ孔８と
、第２孔４に挿入されてねに孔８に螺合されたねｉ二９
と、第１縦枠５の外側側面より縦枠６と第１孔３とに挿
通されてナラＩ・１０にて螺合されたＩっじ９とにより
構成して成る面格子取付装置に係るものである。

９従来の面格子取付装置にあっては、縦枠１１同志の互
いに対向する面にＬ下に穿設した溝１２に力゛ラス１３
を嵌め、ガラＡ１３前面周囲にコーキング材１４を埋め
、ガラス１３前方に細路−１′−１を嵌装し、前方より
ねじ９が見えぬように面格子１の両側端より後方に突出
し７だ固定用部材１５を縦枠１１にねじ９でＩＬめてい
た。

しかし、係る従来例にあっては細路７−１の後方にガラ
ス１３が嵌ま゛つている為、面格子１の後方よりねじ９
を止められず、細路ｆ１の装飾孔１６より面格子１の後
方に■７型変型ドラ、イバー１７を入れてねじ９を止め
ていたが、装飾孔１６よりＬ型変形ドライバー １７を
入れてわじ９を１１−めるので作業が不自然で取付が非
常に困難であり、一度にねじ９を回ずことがで゛きずに
少しづつねじ９を回さねばならず、作業がはかどらず、
作業性が悪いという欠点があった。

本考案は成上の従来の欠点に鑑みてなされたもので゛あ
り、その目的どするところは面格子を取付けるｂしを表
面に見せないと共に取付方法の簡単な面格子取付装置を
提供するにある。

以下本考案を添付図により詳述する。

相対する第１縦枠５と第２縦枠７の互いに対向する面に
一上下に互って穿設した溝１２に力゛ラス１３を嵌め、
水分の侵入を防ぐ為にガラス１３前面周囲にコーキング
材１４を埋める。

ここで第１縦枠５は扉１８の枠体の縦枠となるものであ
り、第２縦枠７はすでに壁端面に立てて固着されている
。

面格子１は左右両端より背方に突片２が突出し、左右の
突片２には、それぞれ互いに対向する長欠の第１孔３及
び第２（Ｌ４が設けられている。

第１縦枠５の溝１２前方に左右に亙って貫通する縦枠孔
６を設け、第２縦枠７の内側側面の縦枠孔６と対向する
位置にねじ孔８を設ける。

第１縦枠５と第２縦枠７のガラス１３前方に面格子１を
ガラス１３と平行に配設し、縦枠孔６と第１孔３を連通
ずる。

したがって、このとき縦枠孔６、第１（Ｌ３、第２孔４
及びわじ孔８は一直線上に並んでいる。

縦枠孔６及び第１孔３はドライバー１９の芯２０より太
き目の孔としておき、縦枠孔６の外側面より芯２０の長
いドライバー１９を縦枠孔６、第１孔３と挿通させ、ド
ライバー１９の先を第２（Ｌ４に通したねじ９のねし頭
に当て、第９図に示すようにねじ９を第２縦枠７に取付
けて面格子１の第２縦枠７側を固定する。

さらにドライバー１９を第１縦枠５より抜き、第１縦枠
５の外側面よりねじ９を縦枠孔６と第１孔３に通し、第
１縦枠５の外側面よりねじ９を回してナラ） １０に螺
合し、第１０図に示すように面格子１の第１縦枠５側を
固定する。

ここでねじ９のわじ頭は皿頭とし、第１縦枠５の表面に
ねし頭が突出しないようにする。

本考案面格子取付装置は叙述の如く面格子の左右両端よ
り背方にそれぞれ突片を突出し、突片を第１縦枠と第２
縦枠にねし止めしているから、面格子前面側に直接わし
が露出せず、面格子の外観を損わない。

しかも縦枠孔、第１孔、第２孔及びねじ孔を一直線に連
通させて設けているがら、第２孔に通したねじを第２縦
枠のわじ孔に螺合する場合には、縦枠孔と第１孔にまっ
すぐなドライバーを挿通してねじを締めることができ、
面格子のもう一方の突片を第１縦枠にわじ止めする場合
には、第１縦枠の外側面より縦枠孔と第１孔にねじを通
してねしにナツトをはめ、第１−縦枠の外側面よりｂし
締めすることができ、したがって、従来例のような不自
然で゛作業の困難な動作を行う必要がなく、すばやく作
業を行うことができる。

以−［−のように本考案はねじが面格子前方より見えな
いにも拘わらず、面格子取付作業が簡単に行われるもの
である。

また、第１縦枠の外側面よりねじを通してねじを締め、
第１縦枠の外側面に扉を取付けると、外部からの侵入者
があっても、扉の閉じた状態においては第１縦枠のねじ
を除くことができず、面格子を外部より取り外すことが
できず、防犯上も安全であるという長所を有している。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例を示す断面図、第２図は同上の面格子の
上半面を示す正面図、第３図は第２図の側面図、第４図
は従来の両袖面格子を有する玄関扉を示す外観図、第５
図は本考案面格子取付装置の一実施例を示す断面図、第
６図は同−Ｌの面格子の一土一半面の側面図、第７図は
第６図の１部拡大図、第８図は本考案の一実施例による
両袖面格子を有する玄関扉の外観図、第９図及び第１０
図は面格子の取付手順を示す断面図であって、１は面柘
子、２は突片、３は第１孔、４は第２孔、５は第１縦枠
、６は縦枠孔、７は第２縦枠、８はｊ〕じ孔、９はねじ
、１０はナツトを示すものである。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 左右に相対する第１縦枠と第２縦枠との間に配設される
   面格子と、面格子の左右両端に背方に向けてそれぞれ突
   出して第１縦枠と第２縦枠との各内側側面に接する突片
   と、左右の突片にそれぞれ互いに対向して穿設された第
   １孔と第２孔と、第１縦枠に穿設されて第１孔に連通ず
   る左右に貫通する縦枠孔と、第２縦棒の第１縦枠の縦枠
   孔に対向する位置に設けられて第２孔に連通ずるねし孔
   と、第２孔に挿入されてわじ孔に螺合されたムじと、第
   １縦枠の外側側面より縦枠孔と第１孔とに挿通されてナ
   ツトにて螺合されたねじとにより構成して戊る面格子取
   付装置。