JPS58130337A - 親水性コロイド組成物中に写真用助剤を分散する方法 - Google Patents

親水性コロイド組成物中に写真用助剤を分散する方法

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JPS58130337A
JPS58130337A JP58010450A JP1045083A JPS58130337A JP S58130337 A JPS58130337 A JP S58130337A JP 58010450 A JP58010450 A JP 58010450A JP 1045083 A JP1045083 A JP 1045083A JP S58130337 A JPS58130337 A JP S58130337A
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photographic
oil
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silver halide
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JP58010450A
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English (en)
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クリスチヤン・シヤルル・ヴアン・ド・サンド
ジヤン・ジヨセフ・ヴアンドヴアル
ラフアエル・カレル・ヴアン・プケ
アンドレ・カレル・クラエ
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Agfa Gevaert NV
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Agfa Gevaert NV
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/388Processes for the incorporation in the emulsion of substances liberating photographically active agents or colour-coupling substances; Solvents therefor
    • G03C7/3885Processes for the incorporation in the emulsion of substances liberating photographically active agents or colour-coupling substances; Solvents therefor characterised by the use of a specific solvent

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  • Physics & Mathematics (AREA)
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  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 太0発明は1例えばカラー写真あるいは映画フィルムの
5休ダイサウンドトラックに用いられる写真用ハロゲン
イヒ銀素子の感光層あるいは非感光層の親水性コロイド
組成物中に写真用助剤を分散させる際にオイル形成剤と
して、高沸点の実質的に水不溶性のジヒドロキシメチル
トリシクロデカンあるいけそのカル嬢ン酸、リン酸また
はホスホン酸ジエステル誘導体を利用するととに関する
ものである。
写真用ハロゲン化銀素子の製造においては。
数多くの助剤が写真用ハロゲン化銀素子の種々の親水性
コロイド層中で協力的に組合わされねばならない。こう
いった助剤にはあらゆる種類の写真用カップラー、染料
例えばフィルター染料、ハレーション防止染料、増感染
料、通光染料、ならびに染料放出性化合物が含まれ、t
た例えば安定剤%UV吸収剤、螢光増白剤、電子供与剤
、スカベンジャー、螢光化合物等をも包含する。
かかる助剤を写真用コロイド層中に組入れる方法には多
くの問題があり、こういった問題の解決のため、特に非
拡散性カップラーを写真用ハロゲン化銀乳剤中に組み入
れることに関し。
多大の努力がはられれてきている。カップラーはハロゲ
ン化銀写真術において酸化芳香族第一アミノ発色現像薬
とのカップリングで染料を作る化合物である。
多くの理由から、化学的助剤は写真ハロゲン化銀素子の
感光層あるいは非感光層中に加えた時、それらの組み入
れられた層中で不動であることが望ましい。カラーカッ
プラーは例えば写真ハロゲン化銀乳剤中を移動したり拡
散してはならない。というのはそのような場合には色分
離が悪くなり不満足な染料像となるからである。
化学的助剤例えばカップラーを・親水性コロイド媒体中
非拡散性にするのに使用される一般法はそれらの合成中
に、それらに1コあるいは2コ以上のバラスト基を付す
ことである。パラスト基の存在は1分子に疎水特性を付
与するので。
かかる非拡散性カップラーには1コあるいは2コ以上の
塩形成基例えばカルボキシ、好ましくけスルホ基をもう
け、可溶性アルカリ塩の形で写真乳剤中にこれら化合物
を溶解せしめつるようになされることが多い。
しかし、こういった塩形成基を有する非拡散性助剤を水
性親水性コロイド組成物中に組み入れることにはしばし
ば多くの問題がある。例えばある種の化合物は強アルカ
リ液にのみ可溶でかかる強アルカリ液はエステルの加水
分解を生じたり通常の感光性ハロゲン化銀乳剤中に使用
するには塩基度が高すぎる。というのけpH1lが大で
あると乳剤のカプリを生じるからである。
かかる効果を回避するために引き続き酸性化工程を採用
すると塩が生成しフロキュレーションが生じる。
写真用助剤例えばカップラーを写真用コロイド中に導入
する別法は分散法を利用するものである。こういった技
術の利点の一つけ水不溶性で塩形成基を含まぬカップラ
ーを利用しつる点である。
分散技術の一つに従えば、カップラーが水不混和性、オ
イル型溶剤あるいはオイル形成剤例えばトリクレジルホ
スフェートおよびジ−n−ブチルフタレートに溶解され
、得られ九溶液がゼラチンおよび分散剤例えば高級脂肪
アルコールサルフェートを含む水相に加えられる。次に
この混合物が均質化装置中を通過せしめられそこでカッ
プラー油状液が水性媒体中に分散させられた液が作られ
る。ある種の場合、カップラーのオイル形成剤への溶解
があとで蒸発により除かれる補助的な低沸点水不混和性
溶剤を利用することKよ抄容易に行なわれる。上記カッ
プラーの分散液は次にゼラチンハロゲン化銀乳剤と混合
され常法により塗布され、油状膜により囲まれたカップ
ラーの粒子がゲルマトリックス中に分布された系が得ら
れる。
この分散法においては、使用せられるオイル形成剤の溶
解作用が限られているためカップラーが乳剤中で結晶化
する傾向があるという問題がしばしばみられる。このカ
ップラーの結晶化は、カラー形成反応でのカップラーの
反応性が低下し、従って少ない染料しか得られぬので望
ましくない。この分散法でしばしば遭遇する別の問題点
けこの方法では必ずしも充分に小さな粒子サイズの分散
液が得られるわけではなく写真像の鮮鋭度に悪影響があ
るという点である。
またある種のオイル形成剤は感光性乳剤層の貯蔵特性を
そこなうことがある。さらに別の問題は写真素子中に分
散される写真用助剤、より詳しくはカップラー、ならび
に現愉処理中このカップラーから作られる染料が光、高
温ならびに湿度の影響に充分耐えるものでなければなら
ぬという点である。さらKまたオイル形成剤の助けで分
散された写真用助剤が感光性ハロゲン化銀乳剤の力てり
をひきおこしてはならない。
従って、さらに良好なオイル形成剤ならびKかかるオイ
ル形成剤の助けで写真用助、剤を写真用ハロゲン化銀素
子中に分散させる改善された方法が常に望まれている。
木発例の目的の一つは従って改良されたオイル形成剤を
利用することによ−り写真ハロゲン化銀素子中の写真用
助剤の分散安定性を改善し。
I写真素子を用いて得られる写真記録の安定性。
特に熱安定性を大ならしめるKある。
大発明の別の目的は感光層あるいは非感光層中に、前記
の改良されたオイル形成剤の助はにより親水性コロイド
に分散された写真用助剤を含む写真ハロゲン化銀素子を
提供するにある。
本発明の他の諸口的は以下の記載から明らかとなろう。
上記諸口的は写真用助剤の親水性コロイド組成物分散液
を製造するに際し、ジヒドロキシメチル(5,2,1,
0”’))リシクロデカンおよびそのカルボン酸、リン
酸あるいはホスホン酸ジエステル誘導体から選ばれる高
沸点の実質的に水不溶性のオイル形成剤を利用すること
により遠吠せられる。
本発明に従えば、写真ハロゲン化銀素子の透水性感光層
あるいは非感光性コロイド層を作るための、写真用助剤
を親水性コロイド組成物に分散させる方法で、前記写真
用助剤が下記一般才 ただしR1,R1およびR1け同種または異種の基で、
それぞれアルキル基1例えばエチル、プロピル、ブチル
、1−エチルペンチル、あるいは置換アルキル基例えば
パーフルオロプロピル。
トリフルオロクロロエチルの如くハロゲン[子。
カルボキシまたはカルボキシアルキルで置換さレタモの
;シクロアルキル基;アルケニル基例えばイソプロペニ
ルあるいは置換アルケニル基例えば1−カルボキシメチ
ル−3−ヘプタデセニルの如くカルボキシあるいはカル
ボキシアルキル 7 13−ル基例えばフェニルあるいは置換アリール基
;あるいは複素環式基を表わし, R4およびR8け同
種または異種の基で水素原子あるいはR1。
R”firよびRe Kついて述べた基を表わし,ある
いけR4とR6が共同で複素環式基を作るに必要な原子
群を表わす)で表わされるジヒドロキシメチル(5,2
,1.0″°0)トリシクロデカンならびにそのカルボ
ン酸、リン酸あるいはホスホン酸ジエステル誘導体から
選ばれる少なくとも1種の高沸点,実質的水不溶性オイ
ル形成剤の助けで分散せしめられる方法が提供せられる
大発明Viまた上記一般式で表□わされるジヒドロキシ
メチル(5,2,1.0”’))リシクロデカンならび
Kそのカルボン酸,リン酸あるいけホスホン酸ジエステ
ル誘導体から選ばれる少なくとも1種の高沸点,実質的
に水不溶性のオイル形成剤の助けで親水性コロイド組成
物中に分散された写真用助剤を感光層あるいは非感光層
中に含む写真ハロゲン化銀素子を提供する。
上記一般式に対応するジヒドロキシメチル(5 、 2
 、 1 、 O”°@)トリシクロデカンならびにそ
のカルボン酸,リン酸またけホスホン酸ジエステル誘導
体の前記オイル形成剤の代表例は下記第1表に示されて
いる。しかしながら未発明けこれら特定化合物に限定さ
るものではな埴ことが理解さるべきである。第1表中の
Rは前記一般式で用いられたと同じ意味である。
第1表 0、8鱈セ 3    CF.CF.CF, −CO −   sg
s  125℃10、3■− 5      CH2=C(CTla)CO332測定
せず6      ncuHucH:=CHCH1−C
H−Co   34Q  測定せずCH,−COOH 1鱈− ケミカー・ツアイトウング第98巻(1974)1s7
0〜76頁に記載の如く、上記ジエステル11導体はジ
ヒドロキシメチル−トリシクロ(5゜2.1.0″@@
)デカンのエステル化で得られ、ジヒドロキシメチルト
リシクロ(5,2,1゜01@)デカン自体は対応する
トリシクロデカン(TCD )アルデヒドを固定床法で
キャリヤーコンタクトにより接触水添することにより作
られる。TCD−アルデヒドはオキソ合成で得られ分留
で単離される。
例示目的で第1表のオイル形成剤のいくつかの製法を下
記に示す。第1表の他のオイル形成剤ならびに前記一般
式では示されるが第1表には示されていない化合物の製
造もこれら製造例から容易になしうるであろ、う。
製造例 1 オイル形成剤11の製造=1969(1モ
ル)の4,8−ジヒドロキシメチル−トリシクロ(5、
2、1、0”□6)デカン。
317F(2,2モル)の2−エチルヘキサン酸。
10Pのp−)ルエンスルホン酸および1リツトルの脱
水キシレンを攪拌加熱した。
ディーンスターク装置を用い3時間で34.51の水を
捕集した。反応混合物を2回水洗した。
キシレン層を乾燥させ、蒸発濃縮し、ビグリューカラム
を用い分留し、193〜201℃10.1■Hgで無色
〜淡褐色オイル371 f (82,8%)を得た。
製造例 2 オイル形成剤i5の製造:49 f (0
,25モル)の4,8−ジヒドロキシメチル−トリシク
ロ(5、2、1、O”°0)デカン、o、spの2.6
−ジーt−ブチルフェノールおよび350−の脱水メチ
レンクロライドを35℃で30分間加熱した。この混合
物に60−のピリジンを加え、淡黄色溶液が得られるま
で35℃に保った。
この溶液にj9 y (0,5モル)のメタクリロイル
クロライドを滴下し反応温度を0℃以下に保った。析出
沈澱物をF別し、tp液を2回氷水で洗った。メチレン
クロライド層を乾燥し蒸発濃縮した。褐色オイルをエー
テルで2回抽出した。エーテルを次いで蒸発させた。淡
黄色オイル21.5yが得られ、これにIPのハイドロ
□キノンを加え安定化させた。
製造例 3 オイル形成剤16の製造=39.2F(0
,2モル)の4.8−ジヒドロキシメチル−トリシクロ
(5、2、1、0”°6)デカン、128.8y(0,
4モル)のへキサデセニル無水コハク酸および200−
の脱水キシレンを沸騰温度で5時間30分攪拌した。キ
シレンを蒸発させた。得られた油状物(160F)を加
熱アセトニトリル500d中で攪拌し1次に室温で分別
し、溶媒を減圧で除いた。淡黄色粘稠オイル143F(
85,2%)を得た。
本発明は前記一般式で表わされるオイル形成剤の助けK
より親水性コロイド組成物例えば感光性ハロゲン化銀乳
剤中に疎水性カップラー例えば シアン染料を作るカップラー マゼンタ染料を作るカップラー 黄色染料を作るカップラー 黒色染料を作るカップラー 無色化合物を作る争奪性カップラー 現像抑制剤放出性(DIR’1カップラー着色カップラ
ー を分散させるのに有用である。
本発明に従えば上記カップラーで前記オイル形成剤の少
なくとも1種の助けKより分散せしめられたものを含む
写真素子で得られる染料記録の安定性、特に光および熱
安定性を教養することができる。本発明kかかる写真素
子の現像後に測定したカラーカブリも一同様の写真素子
で同じカップラー、ただし従来のオイル形成剤を用い分
散させたものを含む素子のカラーカブリより著しく低い
本発明の好ましい一具体例に従えば、スペクトルの赤外
部に吸収ピークを有するキノンイミン染料、すなわちカ
ラー写真素子特にカラー映画投射フィルムでの5休赤外
吸収すウンドトクツクを作るのに特に好適な染料、を形
成しうる染料形成性カップラーを親水性コロイド組成物
に分散させるのに前記一般式のオイル形成剤が有利に用
いられる。
カラー映画投射フィルムに染料サウンドトラックを用い
ること、特に現在用いられているまた銀サウンドトラッ
クを有するフィルムに設計されている投射装置に適合す
る染料サウンドトラックを用いる仁とが広く望まれてい
る。
しかしながらカラー像を形成する減色的染料は約400
〜700mmVC最大吸収を有し、投射装置に用いられ
る8−1光電池が最適に感受する赤外域(800±5O
r、m)では相対的に透過性である。カラー映画投射フ
ィルムにおける良好な赤外吸収性サウンドトラックを作
るのに適し友染料を求めようとしても残念ながら充分な
ピーク吸収を欠き、かつ/または約750〜約850n
mの範囲をカバーするには余りにも狭い吸収ピークを有
する染料しか得られなかった。
しかし、最近、ある種の染料形成性カップラーとある種
のオイルff1fi剤を特定のカップラ一対オイル形成
剤比で組合せると、キノンイミン染料が一部分あるいけ
全て微小結晶形に作られる場合、こういった問題に解決
を与えること力!見出された。
少なくとも一部分徽小結晶形に作られたキノンイミン染
料の吸収はパソクロミンクシフトを示すことが事夷認め
られた。吸収曲線は事実広けられ上述の8−1光電池が
最適に感応する750〜850)l1mの赤外域にピー
クが認められた。
本発明の上記の好ましい具体例に従えば、一般式で示さ
れるオイル形成剤と赤外吸収性サウンドトラック用の微
結晶キノンイミン染料を作りうる染料形成性カップラ、
−の組合せが、既知オイル形成剤と前記衆知の染料形成
性カップラーの組合せより優れた結果を与えうる。本発
明にかかる組合せはカップラー量を低減せしめることが
できる。また1組合せは得られるキノンイミン染料に良
好な安定性、特に熱安定性を与えることも見出されてい
る。
写真素子に5体赤外吸収性サウンドトラックを作ること
、ならびKそれに使用せられるカップラー、およびカラ
ー像が作られる工程と同じ現像処理工程でかかる写真素
子の別の層にカップリング生成物として得られる赤外吸
収キノンイミン染料KMする詳細は米国特許第4178
183号、同第4233389号、同第4250251
号、およびリサーチもディスクロージャー18732(
1979年11月)、第634〜638頁、同1512
5(1976年11月)第24〜25頁、同13460
(1975年6月)第50頁に記載されている。
微結晶赤外吸収性キノンイミン染料を形成するためのカ
ップツーはサウンドおよび映像記録写真カラー素子の一
部を構成する録音層構造のある一層に加えられる。かか
る素子は例えば映像記録層群の頂部に塗布された録音層
(群)からカる。映像記録カラー素子の好ましい層組成
は、記載のl[K配置されたフィルム支持体、黄色染@
形成性カラーカップラー(群)を含む青感性ハロゲン化
銀乳剤層(群)、中間層(群)。
シアン形成性カラーカップラー(群)を含む汎。
色性ハロゲン化銀乳剤層(群)、中間層(群)。
およびマゼンタ形成性カラーカップラー(群)を含む整
色性ハロゲン化銀乳剤層(群)からなる。録音層(群)
Fiこの整色性層(群)の上あるいけ最上層の整色性層
を被覆する保護層上に塗布されうる。
録音層(群)は下の映像記録層の映像的露光で像を作ら
ぬような分光感度あるいは感度を有すべきである。従っ
て、ことなった録音用ハロゲン化銀組成物が考えられる
。例えば録音用ハロゲン化銀乳剤は紫外線に感受性を有
するものとすることができ、紫外線か下側の映像記録層
に影響しないようにするため紫外線吸収剤が最上整色性
層と録音性ハロゲン化銀乳剤層の間の独立層中に加えら
れ1.あるいは紫外線吸収剤が整色性層自体中に加えら
れる。
写真カラー素子の映像的露光中、この録音層の光に対す
る感応はフィルターを用いるととKより、あるいけ微粒
子紫外線感受性ハロゲン化銀乳剤を用いるととKより回
避せられる。
あるいけまた録音層は赤外線に感受性にされあるい?−
1470〜500nmの放射線に対し極めてわずかしか
感応しないようにされ、カラー素子の映像的露光中録音
層が感応しないようにされる。こういった方法では録音
層は直接量も上の整色性層の上に塗布されあるい#−j
該層に適用される保護あるいは中間層の上に塗布される
さらに別法では録音層は線スペクトル埴に感応するが整
色層よりは遥かに低感受性で、従ってカラー素子の映像
露光中この録音層が感応しないようになされる。
さらに別法によれば録音層が青スペクトル埴に感応する
が黄色形成性カップラーを含む青感層(群)より遥かに
低感受性で、カラー素子の映像露光中この録音層が感応
しないようになされる。例えば400〜470mmのス
ペクトル埴に感光する微粒子塩臭化銀乳剤である青感性
録音層に赤外吸収染料を作るカップラー以外にシアン刑
成性カップラーを含有せしめてもよく。
さらに漂白抑制剤放出性化合物を含有せしめることもで
きる。
上記何れの具体例においても録音層は赤外吸収染料サウ
ンドトラックを作るためのカップラーを含む。
別の具体例に従えば音および映像記録用写真カラー素子
が記載順に配置されたフィルム支持体、黄色形成性カラ
ーカップラー(群)を含む青感性ハロゲン化銀乳剤層(
群)、中間層(群)。
シアン形成性カラーカップラー(群)を含む汎色性ハロ
ゲン化銀乳剤層(群)、中間層(群)。
赤外吸収性染料(群)大形成するカップラー(群)を含
む録音用ハロゲン化銀乳剤層(群)。
中間層(群)、マゼンタ形成性カラーカップラ一群を含
む整色性ハロゲン化銀乳剤層(群)および所望によりも
うけられる抗応力層(群)からなる。この具体例に従え
ば赤外吸収染料(群)を形成するカップラー(群)を含
む録音用ハロゲン化銀乳剤層(群)ti400〜470
nmノ青スペクトル域に感光するが黄色形成性カラーカ
ップラー(群)を含む青感性ハロゲン化銀乳剤層(群)
より逢かに低感受性である。またそれは赤外吸収染料(
群)を形成するカップラー(乳剤層(群)のハロゲン化
銀は塩臭化銀であり得、好ましくは微粒子塩臭化銀であ
る。
さらに別の具体例に従えば録音用と映像記録用のカラー
素子に赤外吸収染料を形成するカップラーを含む独立し
た録音層がもうけられない。
その代り、後者カップラーは例えばマゼンタ形成性カッ
プラー(群)と共に整色性層(群)中に、加えられる。
しかし、マゼンタ形成性カップラ一群のカップリング速
度の方がサウンドトランク染料群を形成するカップラ一
群のカップリング速度より実質的に大で1通常の映像露
光の際、カップリング速度の遅い後者カップラ一群は酸
化現像薬量が不足する九め影響を受けぬようにする必要
がある。強いサウンドトラック露光の時Kt′i双方の
カップク一群が感応し各々染料群を作るが8−1光電池
は得られた赤外濃度に反応するKすぎない。
上記具体例のいずれにおいても最も上の乳剤層は勿論抗
応力層(群)で保護することができる。
録音ならびに映像記録用カラー素子の層構造の詳細につ
いては米国特許第3705799号。
同第3705801号、同第3737312号。
同第4208210号、 Dg−osl1423026
61号、英国特許!31411311号、同第1429
108号、リサーチ・ディスクロージャー18732(
1979年11月)第634〜638頁を参照されたい
前記一般式で示されるジヒドロキシメチル−トリシクロ
デカンおよびそのカルボン酸、リン酸あるいはホスホン
酸ジエステル誘導体は、写真素子例えば映画投射カラー
フィルムの一部を構成する写真層例えばハロゲン化銀乳
剤層あるいは他の親水性コロイド層として被覆さるべき
親水性コロイド組成物中に写真用助剤例えばカップラー
、前述の如きキノンイミン染料を作りうる染料形成性カ
ップラーを分散させたものを作るときオイル形成剤とし
て利用すると、該カップラーあるいけ染料形成性カップ
ラーが隣接透水性層中に拡散することを防止し、それよ
り得られるアゾメチンあるいはキノンイミン染料に対し
優れた熱ならびに光安定性を与える。また発色現像で得
られる高いカラー濃度で明らかに示される如く該カップ
ラーあるいは染料形成性カップラーは現像ならびに他の
処理液により充分な処理がなされる。
前記一般式で示されるオイル形成剤はまた写真素子のハ
ロゲン化銀乳剤層あるいけ他の親水性コロイド層の如き
写真層を作るため染料例えばフィルター染料、ハレーシ
ョン防止染料、増感染料、遮光染料ならびに染料放出性
化合物。
UV吸収剤、螢光増白剤、電子供与剤、スカベンジャー
、螢光化合物等を親水性コロイド組成物中に分散させる
のに用いることもできる。勿論本発明Kかかるオイル形
成剤は種類のことなった写真用助剤の混合物例えば異種
カップラーの混合物を分散させるのに用いることもでき
る。
上記一般式のオイル形成剤の助けで分散される写真用助
剤は通常20℃で最大限3重量%の水溶性を有する。
本発明に従えば一般式で示されるオイル形成剤は広範な
濃度例えば分散される写真用助剤1重量部に対し約0.
1〜10重量部、好ましくFio、5〜2重量部の割合
で用いられる。
また前述の如き写真用助剤を分散させるオイル形成剤と
して、一般式で示されるオイル形成剤の異種のものの組
合せ、あるいは少なくとも1種の前記オイル形成剤と少
な゛くとも1種の他の既知のオイル形成剤例えばフタル
酸アルキルエステル例えばジメチルフタV−ト、ジエチ
ルフタレート、ジ−n−ブチルフタレート、ジ−イソ−
アミルフタレート、ジヘキシルフタレート、ジヘプチル
フタレー)、 !/オクチルフタレート、ジノニルフタ
レート、ジデシルフタレート% n−アミルフタレート
、ジブチルモノクロロフタレート、ブチルフタリルブチ
ルグリコレート、2.4−ジ−n−アミルフェノール、
2゜4−ジ−t−アミルフェノール、リン酸エステ/L
’ II 例、t ハシフェニルホスフェ−)、)lフ
ェニルホスフェート、トリーo 、 m −;h ルイ
u p−タレジルホスフェート、o−タレジルジフェニ
ルホスフェート、ジ−オクチルホスフェート。
ジ−オクチルブチルホスフェート、トリーn−オクチル
ホスフェート、トリーn−デシルホスフェート、トリキ
シレニルホスフェート、トリス−(イソプロピルフェニ
ル)ホスフェート。
トリブチルホスフェート、トリへキシルホスフェート、
トリノニルホスフェート、トリオレイルホスフェート、
トリス−(ブトキシエチル)ホスフェート、クエン酸エ
ステル類例光ば0−アセチルトリエチル−(またはブチ
ル−、ヘキシル−、オクチル−、ノニル−あるいはデシ
ル)−クエン酸塩、安息香酸エステル類例えばブチル−
(アルいけヘキシ′ルー、ヘプチル−、オクチル−。
ノニル−、デシル−、ウンデシル−、ドデシル−。
トリデシル−、テトラデシル−、ヘキサデシル−。
オクタデシル−、オレイル−等)ベンゾエート。
n−7’チル−2−メトキシベンゾエート、ペンチル−
O−メチルベンゾエート、デシル−p−メチルベンゾエ
ート、オクチル−0−クロロベンツエート、ラウリル−
p−クロロベンゾエート、プロピル−2,4−ジクロロ
ベンゾエート。
オクチル−2,4−ジクロロ ノゾエート、ステアリル
ー2.4−ジクロロベンゾエート、オレイル−2,4−
ジクロロベンゾエート、オクチル−p−メトキシベンゾ
エート%脂肪酸エステル類例えばヘキサデシルミリステ
ート、ジブトキシエチルサクシネート1、ジオクチルア
ジペート、ジオクチルアゼレート、デカメチレン−1,
10−ジオールジアセテート、トリアセチン、トリブチ
リン、ベンジルカプレート、ペンタエリスリットテトラ
カプロネート、イソソルビドジカプリレート、アミド類
例えばN、N−ジメチルラウラミド、N、N−ジエチル
ラウラミド、M、M−ジーn−プチルラウラミド、  
N−ブチルベンゼンスルホンアミド、トリオクチルトリ
゛メリテート、塩素化パラフィン、グリセロールの脂肪
族エステルならびにその誘導体例えばグリセロールトリ
アセテート、エーテル類例えばアリルエーテルあるいは
米国特許第2304940号、同jN2322027号
、同第2353262号、同第2533514号、同第
2801170号、同第2801171号、同第283
5579号、同第2852383号、同第294936
0号、同第3287134号、同第3554755号、
同第3700454号、同第3748141号、同第3
767142号、同第3779765号1.同第378
8857号、同第3837863号、同第393630
3号、同第4004928号、同第4075022号、
同第4106940号、同第4178183号、同jp
!4233389号、同第4250251号、英国特許
第958441号、同第1222753号、同第127
2561号、同$1424454号、同!J15012
33号、同第2027130号、DI −O8第243
2041号、同第2538889号、同第261350
4号、同第2629842号、同第2903681号、
同第2909402号、同第2932368号、独乙特
許第1152610号、特願昭46−23233号、同
49−29461号、同52−28693号、同53−
15127号、同53−1521号、同特公昭52−3
4715号、同50−82078号、同51−2603
7号。
同51−27921号、英国特許第768585号、同
第833202号、リサーチ・ディスクロージャー18
732(1979年11月)第634〜638頁、同1
6745(1978年3月)第58〜59頁に記載のオ
イル形成剤の組合せを用いることもできる。
前記一般式で示されるオイル形成剤ならびに所望により
使用せられる少なくとも1種の前述の如き既知オイル形
成剤を、水不溶件あるいは殆ど溶解しない、また最大限
150℃の沸点を有する少なくとも1種の補助溶剤例え
ば低級アルキルアセテ−)11例、tはメチルアセテー
ト。
エチルアセテート、n−プロピルアセテート。
イソプロピルアセテート、ブチルアセテート。
エチルアセテ−ト、メチルプロピオネート。
エチルプロピオネート、カーボンテトラクロライY* 
対称−ジクロロエチレン、トリクロロエチレン、1.2
−ジクロロプロパン、クロロホルム、アミルクロライド
、ジエチルカーボネート、ジエチルケトン、メチルエチ
ルケトン、メチル−n−プロピルケトン、ジエチルケト
ン。
ジイソプロピルエーテル、シクロヘキサン、メチルシク
ロヘキサン、リグロイン、ベンゼン、トルエン、キシレ
ン、二トロメタント組合ワセることも有用である。この
補助溶剤はまた水溶性有機溶s例えばメタノール、エタ
ノール、イソプロピルアルコール、ジメチルスルホキシ
ド、テトラヒドロフラン、H−メチルピロリドン、ジオ
キサン、アセトン、ブチロラクトン、エチレングリコー
ル、エチレンクリコールモノメチルエーテル、エチレン
グリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモ
ノブチルエーテル。
ジエチレングリコールモノエチルエーテル ジエチレン
グリコール七ツメチルエーテル、クリセロール、アセト
ニトリル、ホルムアミド、ジメチルホルムアミド、テト
ラヒドロチオフェンジオキサイド、ジメトキVエタンで
もありうる。
補助溶剤はまた米国特許第2801170号、同第28
01171号、同第2949360号。
同第2835579号記載の如きものでもよい。
本発明に従い写真用助剤の親水性コロイド組成物中への
分散物を作る際に親水性コロイドとし°Cゼラチンが好
ましいが、他の水溶性コロイド状物質あるいけそれらの
混合物1例えばコロイド状アルブミン、ms、ゼイン、
アルギン酸々らびKその誘導体例えば塩、エステル、ア
ミド、カゼイン、セルロース誘導体例えばカルボキシメ
チルセルロース、合成親水性コロイド例えばポリビ゛ニ
ルアルコール、ポリ−N−ビニルピロリドン、アニオン
系ポリウレタン、アクリル酸エステル、アクリロニトリ
ル、アクリルアミド等のコポリマーを用いることもでき
る。
本発明に従い写真ハロゲン化銀素子を製造する際、写真
用助剤より詳しくはカップラーをコロイド組成物中に加
える当業者衆知の任意の方法に従って、非拡散性写真用
助剤が前記一般式で示されるオイル形成剤の存在下にハ
ロゲン化銀乳剤−(群)あるいはそれと透水関係にある
他のコロイド層(群)の被覆組成物中に混入せられる。
本発明に従い写真用助剤を親水性コロイド組成物中に分
散させるのに使用せられる特に好適な手法についての詳
細は米国特許第2304939号、同!J230494
0号、同第2322027号、同第2801170号、
同第2801171号、同第2949360号を参照さ
れたい。
写真用助剤は界面活性剤あるいは分散剤の存在下に分散
せられる。使用される界面活性剤はイオン系、非イオン
系あるいけ両性型でありうる。好適なイオン系界面活性
剤の例はオレイルメチルタウリドのナトリウム塩、ナト
リウムステアレート、2−ヘプタデシル−ベンズイミダ
ゾール−5−スルホン酸ナトリウム堆1分子当。
り炭素原子数5以上の脂肪族アルコールのナトリウムサ
ルフェート例えば2−メチルヘキサノールナトリウムサ
ルフェート、スルホネート化コハク酸のジオクチルエス
テルのナトリウム塩。
ナトリウムドデンルサルフエートおよびp−ドデシルベ
ンゼンスルホン 好適な非イオン系界面活性剤の例はサポニン。
エチレンオキサイドとアルキルフェノールばp−オクチ
ルフェノールあるいFip−イソノニルフェノールのs
合生a物、フェニレングリコ−、ルオレエートである。
アニオン系,非イオン系界面活性剤の他の例は英国特許
第1460894号に記載されているものである。
未発明方法で使用可能な湿潤剤はゲルハードガパレクの
「ウオシュ ラント ネツツミツテル」アカデミーヴエ
ルラーグ,ベルリン(1962)K記載されている。
また英国特許第1460894号に記載の如くアニオン
系と非イオン系界面活性剤の混合物を用いることもでき
る。
他の好適な湿潤剤は米国特許第4292402号の弗素
含有界面活性剤である。
本発明にかかる写真素子の製造に用いられる感光性ハロ
ゲン化銀乳剤は化学的にも光学的にも増感せられうる。
それらは少量の硫黄含有化合物例えばプリルチオシアネ
ート、アリルチオ尿素あるいはナトリウムチオサルフェ
ートの存在下に熟成すること罠より化学増感せられる。
乳剤はまたフランス特許第1146955号。
ベルイー特許第568687号記載スズ化の如き還元剤
,英国特許!J7 8 9 8 2 3号記載の如キイ
ミノーアミノメタンスルフィン酸化合物,および少量の
貴金属化合物例えば金,白金。
パラジウム、イリジウム、ルテニウム−、ロジウム化合
物により増感することもできる。それらBVア=ン染料
およびメロシアニン染料で分光増感することができる。
本発明にかかる写真素子製造に用いられる感光性ハロゲ
ン化銀乳剤は可視スペクトルのあるスペクトル域に,ス
ペクトルの紫外域に,あるいはスペ々トルの赤外域に増
感することができる。
乳剤にはまた現像促進により乳剤を増感する化合物例え
ばポリオキシアルキレン型化合物例えば米国特許第25
31832号、同第2533990号、英国特許第92
0637号、同vPJ940051号,同第94534
0号.同第991608号。
同jJ1 0 9 1 7 0 5号記載のアルキレン
オキサイド縮合生成物,英国特許第1121696号記
載の如きアミル1−オキサイドのオニウム誘導体,米国
特許第4292400号記載の如きチオエーテルを含む
ことができる。
さらに乳剤は安定剤例えばベンゾチアゾリン−2−チオ
ンおよび1−フェニル−2−テトラゾリン−5−チオン
の如き複素環式含窒素チオキソ化合物、ヒドロキシトリ
アゾロピリミジン型の化合物を含みうる。それらはまた
芳香族あるいは複素環式メルカプト化合物例えば英国特
許出願第39457/80号記載の化合物、あるいはベ
ルギー特許第524121号、同第677337号、英
国特許1fil173609号記載の水銀化合物で安定
化することもできる。
本発明Kかかる写真用助剤例えばカップラーを含む感光
性乳剤にはまた任意の他の成分例えば1978年12月
のリサーチ・ディスクロージャー17643Kかかる乳
剤用に記載されている如き成分を含みうる。
乳剤は各種の写真乳剤支持体上に塗布される。
代表的支持体にはセルロースエステルフィルム。
ポリビニルアセタールフィルム、ポリスチレンフィルム
、ポリエチレンテレフタレートフィルムならびに関連フ
ィルムあるいは樹脂材料、′lkらびに紙例えばポリエ
チレン被覆紙、ガラスが包含される。
大発明Kかかる写真素子を用い写真カラー像を作るKは
、露光ずみのハロゲン化銀乳剤層が上述の如きカップラ
ー(群)の存在下に芳香族第一アミノ現像薬を用いて現
像される。アゾメチンあるいはキノンイミン染料を作り
うるあらゆる種類の発色現像薬が現像剤として利用され
うる。好適な現像剤は芳香族化合物、特Kp−フェニレ
ンジアミンならびにその誘導体1例えば H,H−’)アルキル−p−フェニレンジアミン類。
M、M−ジアルキル−Ht−スルホメチル−p−フェニ
レンジアミン類。
N、N−ジアルキル−Hl−カルボキンメチル−p−フ
ェニレンジアミン類、 米国特許第2548574号に記載されているスルホン
アミド−置換p−フェニレンジアミン類および米国特許
第2566271号記−の他の置換p−フェニレンジア
ミン類である。
p−フェニレンジアミン類の代表例け M、H−ジエチル−p−フェニレンジアミン。
2−アミノ−5−ジエチルアミノトルエン、  M−ブ
チル−に−スルホブチル− アミン、2−アミノ−S−(=aミーエチル−(β−メ
チルスルホンアミド)−エチルシーアミノトルエン、N
−エチル−N−β−ヒドロキシエチル−p−7エニレン
ジアミン等である。
こういった現像剤はしばしばそれらの塩の形例えば塩酸
塩あるい#′i硫酸塩の形で用いられる。
以下実施例により本発明を説明する。
実施例 I 1 で表わされるシアン形成性カップラーを第1表のオイル
形成剤1,2.3および4の助けにより、また比較目的
で下記の公知のオイル形成剤A,BおよびC (米国特許第3748141号記載) ( nC4 H拳− CM −CH,O−+r−P =
 O         (B)IHI (DE−OS第2909402号記載)トリクレジルホ
スフェート        (C)を用い分散させ一連
の分散物を作った。すなわちこのカップラーを毎回下記
方法により水性ゼラチン媒体中に分散させた。
5%水性ゼラチン83−rをゼラチン重量に基づ−き5
〜lO%の乳化剤と混合した。混合物を40℃で分散さ
せた。攪拌下に30秒を要し。
カラーカップラ−6ミリ 第3表に示された比になるオイル形成剤をエチルアセテ
ート18〜36−にとかした溶液を加えた。次に混合物
を60℃、約5 1(Paで回転薄層蒸発器に入れ混合
物から酢酸エステルを除去した。
ゼラチン含量がgs、sy、’−でハロゲン化銀含量が
硝酸銀50F/#fに相当する赤増感臭沃化銀乳剤(沃
化銀2.3%)IIOPを溶融秋朗で7.5%水性ゼラ
チン154.4Fと混ぜ1次に水100dを加えた。
混合物を40℃に1時間放置し1次に硬膜剤。
湿潤剤、安定剤のような通常の添加物と共に上記カップ
ラー分散液を槽拌下に加えた。最後に水を加え全重量を
575yとした。
得られた被覆液をセルロースアセテート支持体に125
y/平方メートルの割合で塗布した。
適当な波長の光に灰色ウエジを通じ露光したあと、写真
素子を下記組成 ナトリウムへキサメタホスフェート2f!無水亜硫酸ナ
トリウム       4y無水度酸ナトリウム   
    17y臭化カリウム           2
y2−アミノ−5−ジエチルアミノトルエン塩酸塩  
               32水を加えて   
         11とするの発色現像浴中24℃で
10分間現像した。
次に現像ずみ素子を下記の酸定着浴 水                     80〇
−無水チオ硫酸ナトリウム    200ノ(あるいけ
ナトリウムチオサルフェート5水和物 300F)カリ
ウム水素サルファイド    122氷酢酸     
        12−ボラックス         
 20yカリウム明ばん         152水を
加え            11とする中24℃で5
分間処理した。
写真素子を水(21℃)で10分間洗い1次に下記組成 臭化カリウム          20゜重クロム酸カ
リウム       52カリウム明ばん      
   40F水を加え            11と
するの漂白浴中21℃で7分間処理した。
次に15℃で5分間水洗したあと、上記定着浴中で(2
4℃、5分間)再度定着した。15℃で10分間水洗し
、さらに下記組成:5%サポニン          
1.8−40%ホルムア°ルデヒド    12.8W
t水を加え             11とするの安
定化浴に20秒間つけて安定化させた。
このように露光ならびに現像処理された写真素子のスト
リップ群を通常使用せられるセンシトメーターを用いセ
ンシトメーター的にカラーカブリとして評価した。
12表は試験した各サンプルのカップラー(一対オイル
形成剤−の比ならびに得られたカラーカブリを示しであ
る。
第2表 オイル形成剤 カップラ一対オイル形成剤の比 カラー
カブリ1       2:1         0.
271        4:3         0.
301        1:1         0.
314       1:1         0.2
54       2:1         0.2’
3比較用 ム                0.371:I A       2:1       0.33C1:
1       0.47 B       2:1       0.35B  
     1:1       0.34第2表の結果
から明らかな如く、一般式で示されるオイルfff剤1
および4を含む写真素子は既知のオイル形成剤A、Bお
よびCを含むものに比しカラーカブリが著るしく低下し
優れている。
次に′4@られたシアンアゾメチン染料像の熱安定性を
常法で77℃、相対湿度10%で7日間試験した。シア
ン像の最大濃度の損失%を第3表に示す。
第3表 !乙上形区哉 カップラ一対オイル形成剤の比 工懸I
笈大11        4:3          
−171        1:1         −
162        2:1         −1
62         1:1          −
123         2:1          
 −163         1:1        
  −144         2:1       
   −134         1:1      
    −10比較用 A       1:1       −17A・  
   2:1       −22C1:1     
  −26 B       2 : 1       −27B 
      1:1       −27第3表の結果
から本発明にかかる写真素子を用い得られる染料像の熱
安定性は比較用素子ので示される染料形成性カップラー
は酸化芳香族第一アミノ現像薬2−アミノ−5−ジエチ
ルアミノ−トルエン塩酸塩とカップリングさせると。
で示される赤外吸収性キノンイミン染料を作る。
このキノンイミン染料の3パツチのものをそれぞれ3種
のオイル形成剤の助けによりただし第4表に示した染料
対オイル形改剤比で分散させた。得られた分散液を被覆
組成物に混合し。
実施例1に述べた。ただしカップラーの代りに染料を用
いハロゲン化銀を省略し単一層を作った。
勿論このフィルムストリップは現像は必要でない。
パーキンエルマー555スペクトロフオトメーターを用
い測定したスベ゛クトルデーターを第4表に示した。同
表には最大濃度、吸収ピーク(k wax )ならびに
75011!lと850nmでの濃度が示されている。
一一〜−へ一一一 184表 ジブチルフタレー)    1:0.5   3.34
 746 3.32   21:1    3.86 
722 3.59   2才イル形成題A)    1
:0.5  3.98 834 3.75 3.851
:1    3.71 720 3.28   1オイ
ル形成剤3   1:0.5  4.19 826 3
.02 3.621:1    4.41 820 3
.11 3.62第4表から下記の事実が判る。
a)同表記載濃度でのジブチルフタレートは最低の結果
しか与え得ない。
b)オイル形成剤量が減少すると一般にパソクロミンク
シフトが増大する。
O)本発明で使用せられるオイル形成剤3の場合λwa
xの濃度依存性ははるかに少ない。
オイル形成剤3はまた750〜850nm域で非常に広
いピーク吸収を示す。
実施例 3 4ス) IIツブの透明フィルム支持体に実施例2で述
べた染料形成性カップラーの分散液を含む層を被覆せし
めた。4フイルムストリツプ全てにこの同じカップラー
をただし第5表に示される如く別涜のオイル形成剤を別
々のカップラ一対オイル形成剤比で用い分散させて組み
入部、た。分散液と被覆i!実施例IK従い作られた。
これらストリップを定数0.5のステップウエジを通し
露光し、実施例1に準じ現像処理した。
得られたセンシトメトリー的結果が第5表に示されてい
る。最大の3ステツプが測定された。
同表においてW1/2はλIIIIIXの高さの1/2
での吸収曲線の輻(nm)を表わす。5以上の濃度は使
用したスペクトロフォトメーターでは測定し得なかった
。ムmaxijnmで示されている。
上記の表の結果から &)同じ露光量での濃度(同一ステップ)Fi一般にカ
ップツ一対オイル形成剤比の増大につれ大となる。同時
にパソクロミーも増加する。
b)第1表のオイル形成剤1および8は同じ露光量でか
つ同じカップラ一対オイル形成剤比で。
ジブチルフタレートよね高い濃度値(パソクロミツク吸
収最大がより大)を与える。
ことが明らかである。本発明のオイル形成剤を用いると
より少量のカップラー使用で従来のものと同じサウンド
トラック濃度が得られる。
持許出願人   アグファ・ゲヴエルト・ナームロゼ・
ベンノートチャツプ w1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.1種または2種以上のオイル形成剤の存在下Kli
    水性コロイド組成物中に写真用助剤を分散する方法にお
    いて、前記オイル形成剤の少なく、!:も111がりヒ
    ドロキシメチル(5、2、1゜o’−)トリシクロデカ
    ンならびKそのカルボン#、リン酸あるいけホスホン酸
    ジエステル誘導体から選ばれる高沸点の実質的に水不溶
    性オイル形成剤であることを特徴とする方法。 2、 オイル形成剤が一般式 %式% R″、R“およびR″#′i#′i同種門の基で、それ
    ぞれアルキル基、置換アルキル基、シクロアルキル基、
    アルケニル基、置換アルケニル基。 Vクロアルケニル基、アリール基、置換アリール基また
    け複素環式基を表わし、R“とR” n @ 1mまた
    は異種の基で、それぞれ水素原子またFill”。 VおよびRsKついて述べた基を表わし、あるいはR゛
    とR1が共同で複素環式基を作る5要する原子群を表わ
    す)で示される化合物である特許請求の範囲第1項記載
    の方法。 3、 オイル形成剤対写真用助剤の比が0.1 ’: 
    1〜10:1である特許請求の範囲第1項あるいけ第2
    項記撤の方法。 4、 写真用助剤がアゾメチン染料あるいけキノンイミ
    ン染料を作りうる疎水性カップラーである特許請求の範
    囲第1項〜第3項のいずれかに記載の方法。 5、疎水性カップラーがスペクトルの赤外部に吸収ピー
    クをもつキノンイミン染料を作りうる染料形成性カップ
    ラーである特許請求の範囲第4項記載の方法。 6、親水性コロイド組成物が写真用ハロゲン化銀素子の
    一部を構成する感光層あるいは非感光層を形成する被覆
    組成物である特許請求の範囲第1項〜第5項のいずれか
    に記載の方法。 7、W&光性ハロゲン化銀乳剤層あるいは非感光性層中
    に、111あるいFi2種以上のオイル形成剤の助けK
    より親水性コロイド中に分散された写真用助剤を含む写
    真用ハロゲン化銀素子において、前記オイル形成剤の少
    なくとも1種がジヒドロキシメチル(5,2,1,0”
    ’))リンクロデカンならびにそのカルボン酸、リン酸
    またはホスホン酸ジエステル誘導体から選ばれる高沸点
    の実質的に水不溶性のオイル形成剤であることを特徴と
    する写真用ハロゲン化銀素子。 8、 オイル形成剤が下記一般式 (式中’RFi水素あるいは下記のいずれかの基をR1
    、R1およびx@ #−を同siまたは異種の基で、そ
    れぞれアルキル基、置換アルキル基、シクロアルキル基
    、アルケニル基、置換アルケニル基。 シクロアルケニル基、アリール基、 置換アリール基ま
    たは複素環式基を表わし、R′とR1け同種または異種
    の基で、それぞれ水素原子、またはR1、itlおよび
    R1に述べたいずれかの基を表わし。 あるいはR4とR1が共同で複素環式基を作るに要する
    原子群を表わす)で示される化合物である特許請求の範
    囲第7項記載の写真用素子。 9、写真用助剤がアゾメチン染料あるいけキノンイミン
    染料を作りうる疎水性カップラーである特許請求の範囲
    第7項またはf!1IA8項記載の写真用素子。 10、疎水性カップラーがスペクトルの赤外部に吸収ピ
    ークを有するキノンイミン染料を作りうる染料形成性カ
    ップラーである特許請求の範囲lJQ項記載の写真用素
    子。 11、感光性ハロゲン化銀乳剤層がスペクトルの可視桃
    赤外城ある四渚外埴に感受性を有する録音層である特許
    請求の範囲第10項記載の写真用素子。
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