JPS58129041A - ポリ塩化ビニ−ル系樹脂組成物 - Google Patents

ポリ塩化ビニ−ル系樹脂組成物

Info

Publication number
JPS58129041A
JPS58129041A JP57012147A JP1214782A JPS58129041A JP S58129041 A JPS58129041 A JP S58129041A JP 57012147 A JP57012147 A JP 57012147A JP 1214782 A JP1214782 A JP 1214782A JP S58129041 A JPS58129041 A JP S58129041A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyvinyl chloride
polymer
chloride resin
component
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP57012147A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0227377B2 (ja
Inventor
Tamio Fujita
民雄 藤田
Fumiya Nagoshi
名越 文哉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP57012147A priority Critical patent/JPS58129041A/ja
Priority to US06/492,872 priority patent/US4486569A/en
Publication of JPS58129041A publication Critical patent/JPS58129041A/ja
Publication of JPH0227377B2 publication Critical patent/JPH0227377B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L27/00Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L27/02Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
    • C08L27/04Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment containing chlorine atoms
    • C08L27/06Homopolymers or copolymers of vinyl chloride
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L51/00Compositions of graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L51/003Compositions of graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers grafted on to macromolecular compounds obtained by reactions only involving unsaturated carbon-to-carbon bonds

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、良好な加工性と高い透明性を維持し、かつ高
温保形性の優れた塩化ビニール系樹脂組成物に関するも
のである。
ポリ塩化ビニール樹脂は、優れた化学的、物理的性質を
有し広く用いられているが、熱安定性、衝撃強度は充分
に満足すべきものでなく更に加工性、耐熱変形性等も改
善することが〒まれている。従来からこれらの欠点を改
善するために、安定剤・可塑剤・滑剤など配合薬品を添
加する方法が数多く提案されている。又、ポリマーブレ
ンドによる改善も一般的な方法として行なわれている。
ポリマーブレンドによる方法では、ポリ塩化ビニール樹
脂の成形加工時のゲル化速度を速めたり、成形品の深絞
りを可能にしたり、成形品の高温保形性を改善するもの
等が種々提案されている。
特公昭4O−5311u、ポリ塩化ビニール樹脂のゲル
化速度促進効果が大きく、高温時の伸度が増大するなど
の二次加工性が大巾に改善されるものとしてメチルメタ
クリレートを主成分とした重合体が示されている。この
場合の重合体は77sp >A C1g/ 10001
/、  ’) ロロホルム。
20 ”C)が適当であると記されている。これをポリ
塩化ビニール樹脂ioo部に対し1〜3部程度の比較的
少量配合したものはロール等による加工性は著しく改善
され良好なシート成形物が得られるが、5〜10部以上
の多部数をブレンドした場合は、ブレンド物の溶融粘度
がきわめて高く混練抵抗が著るしく増大して成形加工が
困難となる。又、せん断発熱による成形品の黄変が生じ
たり、成形品の収縮がきわめて大きく希望した寸法をも
った成形品が得られない欠点のあることがわかった。特
公昭51−29895にはメチルメタクリレート−α−
メチルスチレン共重合体をポリ塩化ビニール樹脂に混合
する方法が示されている。この技術はポリ塩化ビニール
樹脂の高温保形性は改善することが出来るが、実施例に
示すように押出加工シートに未ゲ明らかとなった。又、
金属面に対する滑性が不足している為に押出成形時のス
クリュー、ダイそしてカレンダー加工時のロール面との
離型が悪く、これら金属面に樹脂の粘着が生じて長時間
連続して成形することが難かしい。特に成形温度が高く
高速で成形する場合にこの問題が生じやすい。
本発明は、良好な透明性を維持して高温保形性に優れ、
高温伸度、深絞り成形などの二次加工性が良く、かつロ
ール離型性、押出加工性の優れた新規な塩化ビニール系
樹脂組成物を提供するものである。
即ち本発明は(■)ポリ塩化ビニールあるいは少くとも
80%(重量%、以下同じ)以上が塩化ビニールである
塩化ビニール系共重合体99〜30部(重量部、以下同
じ)と、 ■メチルメタクリレート重合体するいハフ5%以上のメ
チルメタクリレートと25%以下のスチレン系単量体と
の共重合体であって比粘度(ηsp t’   C= 
Oo”IooJンゼン、、30’Ci以下同様)06以
下の重合体(A199〜70%の存在下に、40〜80
%のスチレン系単量体と60〜20%のアクリル酸アル
キルエステルアルいはメタクリル酸アルキルエステルC
共にアルキIV基の炭素数2〜18)の混合物(B)1
〜30%を重合して得られる重合体1〜70部、上記(
D ODからなる良好な加工性と透明性を有し且つ高温
保形性に優れたポリ塩化ビニール樹脂組成物である。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明に用いられるポリ塩化ビニール系樹脂+I)は、
ポリ塩化ビニール樹脂もしくは少くとも80%以上が塩
化ビニールである塩化ビニール系共重合体である。共重
合体樹脂としては、塩化ビニール−酢酸ビニール共重合
体、塩化ビニール−アルキルビニールエーテル共li 
合体、塩化ビニール−エチレン共重合体、塩化ビニール
−プロピレン共重合体等が含まれる。これらの樹脂は、
乳化重合法によって製造されたものであっても懸濁重合
法、塊状重合法又はその他の方法によって製造されたも
のでも良い。
重合体0は、ポリ塩化ビニール系樹脂の加工性と高温時
伸度及び高温保形性を改善するものであって、混合量は
ポリ塩化ビニール系樹脂99〜30部に対し1〜70部
、好ましくは5〜50部である。混合量が1部未満では
ポリ塩化ビニール系樹脂の加工性改善が不充分であり高
温保形性は向上しない。混合量が70部を越える場合は
、高温保形性は大巾に向上するが、ポリ塩化ビニール系
樹脂のもっている粘り強さ等の特徴が損われる。
重合体面の成分はメチルメタクリレ−トラ主成分とした
比較的硬い重合体成分(A)と、樹脂組成物の未ゲル化
物発生や金属面への粘着を防止するアクリル酸アルキル
エステル又はメタクリル酸アルキルエステルとスチレン
系単量体カラなる比較的やわらかい共重合体成分(B)
からなる。
成分(A)は99〜70%、成分(E)は1〜30%が
適当である。成分(A)が70%未満である場合も、金
属面との離型性が良好で樹脂の粘着はない。
押出加工シートによく見られる未ゲル化物の発生もなく
良好な成形品が得られるが、高温保形性は改善されず所
望のものが得られない。一方、成分(A)が99%を越
え成分(E)が1%未満である場合には、高い高温保形
性と高温伸度は得られるが金属面との離型性が悪くなる
。即ちこの場合には、カレンダー成形においてローlし
而に、押出加工においてはスクリュー、ダイに樹脂の粘
着が生じ長時間にわたり安定的に良好な成形状態を維持
することが難かしい。又、押出成形シートには多数の未
ゲル化物が発生して透明性、表面性を損う成形品となる
ポリ塩化ビニール系樹脂の透明性を維持して高温での伸
度、高温保形性を改善する為には、ポリ塩化ビニール系
樹脂とよ〈相溶し混和性が良好であることが重要な要件
であると考えられる。本発明の成分(A)はポリ塩化ビ
ニール系樹脂と相溶し混和性が良好であることに特徴が
ある。
メチルメタクリレート重合体もしくは75%7以上のメ
チルメタクリレートと25%以下のスチレン系単量体、
好ましくは85%以上のメチルメタクリレートと15%
以下のスチレン系中量体混合物の重合体はポリ塩化ビニ
−1し系樹脂に相溶し良好な混和性を示すことが出来る
。しかしメチルメタクリレート75%未満で25%を越
えるスチレン系単量体混合物の重合体はポリ塩化ビニー
ル系樹脂との相溶性がなく、従って透明性、高温での伸
度及び高温保形性のいずれをも満足させえない。ここで
使用されるスチレン系単量体としてはスチレン、α−メ
チルスチレン等のσ置換スチレン、0−メチルスチレン
、P−ターシャリ−ブチルスチレン、クロルスチレン等
の核置換スチレンを含むスチレン類よシ1種又は2種以
上が用いられる。
これらの物性を発現させ、しかも加工成形時の流動性を
よくし成形品の収縮をおさえるために重合体混合物成分
(A)は比粘度、1.・が06以下であること、好まし
くは03以下あることが極めて重要である。比粘度う、
 ・が06を越えると、塩化ビニール系樹脂に混合した
場合混練時の溶融粘度が高く溶融樹脂の流動性が悪くな
る。従って混練トルクが著しく増大して加工機に大きな
負荷がかかるため成形加工がきわめて困難である。この
為に塩化ビニール系樹脂に混合する重合体混合物は少部
数しか添加出来ない。
比粘度がo、 bを越える重合体を多部数混合したもの
はシート等の成形品に強い収縮が生じて希望した寸法の
ものが得られないとともに外観も不満足なものとなる。
ところで成分(A)の主成分であるメチルメタクリレー
ト重合体は、本質的に金属面への粘着性が強く、成分(
A)のカを塩化ビニール系樹脂に混合すると高温保形性
と高温時の伸度等の二次加工性は改善されるが、ロール
面、スクリュー、ダイ等に樹脂の粘着が生じて長時間に
わたり良好なシート成形品を得ることが出来ない。又、
押出シート成形においては成形品シートの光沢、透明性
等を損う未ゲル化物が多数発生して良好なシートを得る
ことが出来ない。重合体成分(A)の軟化温度が高いた
めに塩化ヒ゛ニーlし系樹脂の成形温度では充分に溶融
しないためであるとちえられる。成分(B)は、これら
加工成形時の111題を改善するのに大きな効果がある
。成分([3)は60〜20%のアクリlし酸アルギル
エステルタクリル酸アルキルエステルと40〜80%の
スチレン系単量体の混合物であるが、スチレン系単量体
が80%を越えると粘着防1]−効果力″−↑1)られ
ずポリ塩化ビニール系樹脂に混合した場合に透明性が得
られない。アクリlし酸アlし’g−tレエステル又は
メタクリル酸アルキlレエステルカ;60%を越える場
合もポリ塩化ビニ−Jし系樹脂に混ぜた時の透明性が損
われる。アクリル酸アlレキルエステル及ヒメタクリル
酸1 )v > 7L/ x スf J’は、アルキル
基炭素数n=2〜1Bのものから1種又は2種以上が選
ばれる。スチレン系単量体はスチレン及び置換スチレン
が用いられる。
成分の)の重合は、成分(A)の重合ラテ・ノクス存在
下に重合せしめることが重要であり、本発Iす】の特徴
である。成分(A)の重合後、成分(Blの中1!−(
本混合物を添加重合させると比較的固い重合体である成
分(A)の重合体を比較的やわらかい重合体である成分
(B)の重合体で包み、又は成分(A)の重合体に付着
させることにより成形加工時の重合体混合物の流動を容
易にして、ポリ塩化ビニール系樹脂中での分散性が改善
されるものと考えられ、成形シート中の未ゲル化物の発
生を解消することが出来るのである。
成分(A)の単量体と成分(B)の単量体を均一に混合
して得られる重合体では、ポリ塩化ビニール系樹脂と混
合した場合に実施例に示す通シ高温保形性は改善されな
い。又(A)成分重合体と(旬成分重合体をそれぞれ個
別に重合せしめた後に混合してポリ塩化ビニール系樹脂
にブレンドした場合は、高温保形性と高温伸度等の二次
加工性、金属面への粘着防止等は改善されるが、押出シ
ート加工における未ゲル化物発生の改善は充分でなく、
本発明のものより不満促なものである。
又成分(g)の重合体の存在下に成分(A)を重合せし
めた場合も同様に所望の結果が得られない。成粉体樹脂
をポリ塩化ビニール系樹脂に混合した場合も押出加工シ
ートに未ゲル化物が多数発生して良好な成形シートが得
られない。
本発明の技術である成分(A)の重合体存在下に成分(
B)を重合せしめる方法で製造することにより、ポリ塩
化ビニール系樹脂組成物の押出成形シート中の未ゲル化
物発生防止の効果が人であり、かつ金属面との離型が良
く加工性に優れ、透明性、高温保形性、そして高温伸度
等の二次加工性のいずれも満足させる良好な成形品が得
られる。
重合体混合物の合成は好ましくは乳化1合によって製造
される。通常使用される乳化剤を用い重合開始剤として
は水溶性、油溶性またはレドツクヌ系のものを用い分子
量調節剤等を適宜選択して用いる。合成された重合体は
塩析、izj過、洗浄、乾燥して粉体樹脂を得る。
重合体混合物のポリ塩化ビニール系樹脂との混合方法は
特に制限はなく、一般に行なわれている方法で良い。得
られたポリ塩化ビニール系樹脂組成物は通常ポリ塩化ビ
ニ−1し系樹脂に用いられる安定剤、滑剤、着色剤、充
てん剤等を加え、もしくは加えずに成形加工に供する。
又、耐衝撃強化剤を混合することにより本発明の特徴で
ある高い高温保形性と優れた加工性に耐衝撃性を具備し
たポリ塩化ビニール系樹脂組成物を得ることも可能であ
る。
以下実施例により本発明を説明する。
実施例1及び比較例 攪拌機および還流冷却器付き反応容器に以下の物質を仕
込んだ。
蒸  留  水                  
 300部ジオクチルスルフオこはく酸エヌテlレソー
ダ塩  5.0部ナトリウムホルムアルデヒドスルフオ
キシレート 05部エチレンジアミンテトラ酢酸2ナト
リウム    001部硫酸第一鉄         
  0005部容器内を脱酸素後、窒素で置換し攪拌下
に60℃に昇温する。メチルメタクリレート75部、α
−メチルスチレン8部、ターシャリ−ドデシルメルカプ
タン016部、キュメンハイド11パーオキサイド04
部の混合物を滴下し成分(A)重合体ラテックスを得た
。その後n−ブチルアクリレート8部、スチレン12部
、ターンヤリ−ドデシルメルカプタン0.1、キュメン
ハイドロパーオキサイド01部の混合物成分(+3)を
滴下して重合した。
得られた重合体ラテックスに酸化防止剤を添加し、塩析
、p過、洗浄、乾燥して表1の試料(a)の粉末重合体
を得た。
同様な反応容器を用い、成分(A)としてメチルメタク
リレート、α−メチルスチレン、成分(B)としてn−
フ゛チルアクリレート、スチレン12部して組成比を表
1に示す通シ変更し、本発明の実施例及び比較例それぞ
れの重合体樹脂を得た。
この様にして得た重合体C[D20部とポリ塩化ビニー
ル樹脂(J) 100部、ジプチル錫メルカプタイト安
定剤2.5部、滑剤0.5部を混合し180℃に加熱し
たロールミル上で5分間混練した。
このロールミルで処理したシート(z 190 ’C5
0に9/c4で15分間プレス加工して各種のテストピ
ースを切出し物性を測定した。物性測定結果を表2に示
した。
なお上記重合体面を含まなりポリ塩化ビニール樹脂のみ
混練したものを比較例(旬とした。
本発明(a)、 (−b)、 (C)は20部ブレンド
するとビカット軟化温度がポリ塩化ビニール樹脂比較例
(11)より6′c〜7′c向上しており、透明性、ア
イゾツト衝撃強度は遜色がない。
成分(A)の組成比、メチルメタクリレート/α−メチ
ルスチレン: 70/30である比較例(1)は、ブレ
ンド物のビカット軟化温度が81′cと僅かしか向上し
ておらず、光線透過率は大巾に低下した。
成分子Bl中のn−ブチIレアクリレートが90%及び
10%である比較例(2)及び(3)も透明性が悪く曇
価が高い。比較例(4)は、本発明(a)と同一の組成
であるが、(A)、 (E)両成分の各単量体を均一に
混合して重合したものであるのでビヵット軟%と多い比
較例(7)はビカット軟化温度向上の効果が少い。比較
例(5)、 (6)及び(8L (9)、αQはビカッ
ト軟化温度、光線透過率共に高いが、いずれも加工性及
び成形品外観に問題があり、実施例2及び実施例己にて
述べる。
この様にポリ塩化ビニール樹脂の優れた透明性を維持し
て耐熱変形温度を向上出来るのは、本発明(a)、 (
bl 、 (c)に示した本発明の単量体組成において
のみ達成しうろことがわかる。
実施例2及び比較例 実施例1と同様にして成分Bの重合を省いた場合の比較
例を(5)に示した。また重合系中の連鎖移動剤を減し
て重合体のηspを高めた場合の比較例を(6)に示し
た。本発明(a)と同様な組成でB成分を先に重合して
、次にA成分を重合したものを(8)とし、A、B両成
分を別々に重合してラテックスをブレンドして得た重合
体混合物を(9)、そしてA、B両成分を別々に重合し
それぞれを乾燥して得た粉体重合物を混合した場合を0
0に示した。
以上の重合体と実施例1で用いた本発明(a)。
(b)の重合体を用いてポリ塩化ビニール樹脂(重合度
680 )100部に該重合体2o部、ブチル錫メルカ
プタイト安定剤2.5部、滑剤05部を高速ブレンダー
にて110 ’Cまで昇温ブレンドして以下のテストに
供した。
1、 シート押出成形 スクリュー径5011011%スクリュー圧縮比1: 
3.L/D=22の一軸押出機にコートハンガーダイを
取付けて厚み0.25部Mのシートを成形し、シートの
仕上が)を観察した。
2、 ロール混練テスト 8インチロールミルを使用して、ロール表面温度205
″C、ロール回転数20回/分にてブレンドコンパウン
ドを投入する。適時混練中の樹脂を取り出しロール面に
粘着が生ずるまでの時間とロールシートの外観、仕上り
を観察した。
6 プラベンダー混練テスト1 ブラベンダープラスチコーダーを用い、チャンバ一温度
180℃、ローター回転数hj−分45回転にてブレン
ドコンパウンド55gをチャンバーに投入し3分の予熱
時間をおいて混線を開始しトルクを測定した。
これらの結果を表3に示した。
成分(f3)を含まない重合体の比較例(5)は表2に
示した通り高いビカット軟化温度であるが、押出シート
に多数の未ゲル化物が発生して透明性、表面が不良であ
る。またロールミル混練テヌトでの粘着性も不良である
。比較例(6)は重合体の比粘度が本発明の範囲より大
きいものである。ブラベンダー混練テスト結果に示す通
り混練トルクが非常に高い。この為に押出シートは成形
出来なかった。ロール混練テストは粘着性は良好である
が、混練シートの収縮がきわめて強く、希望した厚みの
シートが得られず、シートの仕上がりもきわめて不満足
なものであった。比較例(8)、 (9)、 01はい
ずれも本発明(h)と同様な組成であるが、合成の方法
が異なるものである。これらは、ロール粘着性、ロール
シート外観、混練トルクについてはいずれも良好で本発
明(a)の結果とほぼ同様であるが、押出シートについ
ては異なり、いずれも未ゲル化物が認められる悪い結果
であった。。
実施例ろ及び比較例 実施例1で用いた本発明(a)の樹脂試料と比較例(1
)、 (11)のローフレミル混練シートを190℃、
5okq/dで5分間プレス加工して厚み0.5 ta
nのシートを作成し、JIS−に−675i1によシ試
験片を作成した。これを60″C〜120 ’Cの温度
において引張試験を行い、高温時の伸度を測定した。結
果を図に示した。
比較例(1)は1.いずれの測定温度においても、ポリ
塩化ビニール樹脂のみである比較例(11)より伸びが
悪いが、本発明(a)は100℃、110℃。
120℃における伸度が大巾に向上していることが判る
表  1 表  2 (註)来1 JIS−に−7110による米2 JIS
−に−7206による 15 1.5m厚のプレス板を用いてJ Is−に−6
714にて測定。
米4//         JIS−に−6714にて
測定。
表  6 (註)米5成形シート外観を肉眼で観察A、 B、 C
,[lの4ランクに判定した。
ランクA:シート外観良好、未ゲル 化物なし。
ランクC:シート500(−中に5個 以下の未ゲル化物が認め られる。
ランクC:シート500 d中に6個 以上20個以下の未ゲル 化物かある。
ランクDニジ−) 500 ct&中に21個以上の未
ゲル化物が認 められる。
*60−ルミル表面温度205℃、回転数20FIPM
でロール面に粘着が生ずるまでの時間をA、 B、 C
,Dの4ランクに判定した。
ランクA:混練10分で粘着せず。
〃 B:混練6分権度で粘着。
〃 C:混練5分程度で粘着。
〃 p:混練1分以内に粘着。
米70−ル混練シートの外観について、表面の仕上り、
シートの収縮を観察した。
外観良好なものを六ランクとしB、 C,Dの判定をし
た。
*−8ブラベンダ一社製プラスチコーダを使用して混練
トルクを測定した。
【図面の簡単な説明】
図面は“実施例1及び比較例、に記載した本発明樹脂試
料(a)と比較例の樹脂試料(1)、 (11)の加工
シートについて、高温時引張試験の温度と伸びの関係を
示すグラフである。 1は本発明(a)、  2は比較例(ILL  3は比
較例(1)(試験片はJISK−6734により作成、
測定の引張ヌビード200rIan/分) 特許出願人 鐘淵化学工業株式会t1 代理人弁理士浅野真−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 (I)  ポリ塩化ビニールまたは少くとも80
    重量%以上が塩化ビニールである塩化ビニール系共重合
    体99〜30重量部と、 ■ メチルメタクリレート重合体あるいは75ti%以
    上のメチルメタクリレ−トド25重量%以下のスチレン
    系単量体との共重合体であって比粘度(r)Bp 7 
      G == O,A Lj/Itmmlベンゼン  
    30℃)がO06以下である重合体(ハラ9〜フ0重量
    %の存在下に、40〜80重量%のスチレン系単量体と
    60〜20]i量%のアクリル酸アルキルエステルもし
    くはメタクリル酸アルキルエステル(共にアルキル基の
    炭素数は2〜18)からなる混合物(B)1〜30重量
    %を重合して得られる重合体1〜70重量部、 上記(II CIDからなる良好な加工性と透明性を有
    し、かつ高温保形性に優れたポリ塩化ビニール系樹脂組
    成物。
JP57012147A 1982-01-27 1982-01-27 ポリ塩化ビニ−ル系樹脂組成物 Granted JPS58129041A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57012147A JPS58129041A (ja) 1982-01-27 1982-01-27 ポリ塩化ビニ−ル系樹脂組成物
US06/492,872 US4486569A (en) 1982-01-27 1983-05-09 Polyvinyl chloride composition

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57012147A JPS58129041A (ja) 1982-01-27 1982-01-27 ポリ塩化ビニ−ル系樹脂組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58129041A true JPS58129041A (ja) 1983-08-01
JPH0227377B2 JPH0227377B2 (ja) 1990-06-15

Family

ID=11797374

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57012147A Granted JPS58129041A (ja) 1982-01-27 1982-01-27 ポリ塩化ビニ−ル系樹脂組成物

Country Status (2)

Country Link
US (1) US4486569A (ja)
JP (1) JPS58129041A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021200986A1 (ja) * 2020-04-01 2021-10-07 信越ポリマー株式会社 アロイ樹脂及び成形品

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0611831B2 (ja) * 1984-12-03 1994-02-16 三菱レイヨン株式会社 塩化ビニル系樹脂組成物
GB2254329A (en) * 1991-02-25 1992-10-07 Rohm & Haas Polyvinyl chloride blends

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5523144A (en) * 1978-08-07 1980-02-19 Nippon Zeon Co Ltd Vinyl chloride resin composition
JPS5586833A (en) * 1978-12-22 1980-07-01 Kureha Chem Ind Co Ltd Vinyl chloride resin composition

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4179481A (en) * 1972-03-16 1979-12-18 Kanegafuchi Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha Vinyl chloride resin compositions
GB1453109A (en) * 1973-03-26 1976-10-20 Mitsubishi Rayon Co Vinyl chloride polymer composition

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5523144A (en) * 1978-08-07 1980-02-19 Nippon Zeon Co Ltd Vinyl chloride resin composition
JPS5586833A (en) * 1978-12-22 1980-07-01 Kureha Chem Ind Co Ltd Vinyl chloride resin composition

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021200986A1 (ja) * 2020-04-01 2021-10-07 信越ポリマー株式会社 アロイ樹脂及び成形品

Also Published As

Publication number Publication date
US4486569A (en) 1984-12-04
JPH0227377B2 (ja) 1990-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4564653A (en) Impact modifier and thermoplastic resin composition using the same
JPS6346106B2 (ja)
US5889111A (en) Elastomeric graft polymeres
JP4901468B2 (ja) アクリル共重合体組成物、アクリル共重合体の調製方法、及びアクリル共重合体を含む塩化ビニル樹脂組成物
US4052482A (en) Vinyl chloride polymer composition
EP0040543B1 (en) Vinyl chloride polymer composition
JPS62106915A (ja) ポリ塩化ビニル用透明性、衝撃性改善剤
JP2515014B2 (ja) 塩化ビニル系樹脂組成物
JPS58129041A (ja) ポリ塩化ビニ−ル系樹脂組成物
JPS61133257A (ja) 塩化ビニル系樹脂組成物
JPH09316279A (ja) ゴム強化スチレン系樹脂の製法
US3651177A (en) Thermoplastic polymer compositions and process of making the same
US6608139B1 (en) Thermoplastic molding materials
JPH05422B2 (ja)
JPS61258816A (ja) 熱可塑性樹脂用滑剤
JPH01215846A (ja) 塩化ビニル系樹脂組成物
EP0123711B1 (en) Polyvinyl chloride composition
JPH0250137B2 (ja)
JPS6047050A (ja) 耐衝撃性改質剤
KR20170141109A (ko) 아크릴계 가공조제 및 이를 포함하는 염화비닐계 수지 조성물
JPH0415256B2 (ja)
JPH044245A (ja) 変性難燃性樹脂組成物
JPS61236850A (ja) 熱可塑性樹脂組成物
JPH04252217A (ja) 滑性効果を有するグラフト共重合体及びこれを配合した熱可塑性樹脂組成物
JPS62127334A (ja) 塩化ビニル樹脂組成物