JPS5811988B2 - 粉末形体のホワイトソ−スの素 - Google Patents

粉末形体のホワイトソ−スの素

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JPS5811988B2
JPS5811988B2 JP54115051A JP11505179A JPS5811988B2 JP S5811988 B2 JPS5811988 B2 JP S5811988B2 JP 54115051 A JP54115051 A JP 54115051A JP 11505179 A JP11505179 A JP 11505179A JP S5811988 B2 JPS5811988 B2 JP S5811988B2
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JP
Japan
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weight
fat
white sauce
powdered
oil
Prior art date
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Expired
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JP54115051A
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English (en)
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JPS5639764A (en
Inventor
加納一彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Snow Brand Milk Products Co Ltd
Original Assignee
Snow Brand Milk Products Co Ltd
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Publication date
Application filed by Snow Brand Milk Products Co Ltd filed Critical Snow Brand Milk Products Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、水又は牛乳を加えて短時間加熱することによ
り即席的にホワイトソースを調整し得る粉末形体のホワ
イトソースの素に関する。
従来、ホワイトソースは小麦粉とバターを焙焼しながら
混合して得られる混合物に牛乳を徐々に添加、混合する
ことにより、すなわち上記混合物を牛乳でのばすことに
より調整される。
しかしながら、小麦粉とバターを焙焼下で混合する際、
いわゆる“こげつき”が生じ易く更に牛乳を添加してル
ーを作る時”だま”ができやすいためその操作には可成
りの熟練が必要となるので、ホワイトソースの独特な風
味に基く調理上の重要性にもかかわらず、一般家庭では
調整がむずかしいのが現状である。
例えば、ホワイトソースを原料とするクリミーコロッケ
はホワイトソースの調製の困難性にかんがみ家庭では調
理されることが極めて少く、殆んどが冷凍製品に依存し
ている。
本発明者はホワイトソースが一般家庭で簡易に調製でき
るホワイトソースの素について検討した結果、水もしく
は牛乳を添加して短時間加熱するのみで即席的にホワイ
トソースを調整し得る粉末形体のホワイトソースの素を
提供することに成功し、本発明をなすに至った。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明に係るホワイトソースの素は、加熱処理した、グ
ルテンを30乃至40重量%含有する小麦粉、油脂を3
0乃至80重量%含有する粉末油脂および粉末形体の香
味料との混合物を基質とすることを特徴とする。
本発明で使用する小麦粉はグルテン含量が30乃至40
重量%であることが必要であって、特に32乃至37重
量%のものが好ましい。
小麦粉のグルテン含量が30重量%より低くなると得ら
れるソースの粘度が低くなって水様の状態にな2、一方
40重量%より高くなるとソースの粘度が高くなりすぎ
て糊化した状態になり、ホワイトソース特有のテクスチ
ャーが得られなくなる。
また、本発明では上述のようなグルテン含量を有する小
麦粉を加熱処理して用いるものであって、この加熱処理
により小麦粉中のデンプンはα化され、得られるソース
のテクスチャーを−そう良好にする。
因みに、従来、調理上の取扱いの容易さから粉末状ホワ
イトソースの調製が試みられたが、ホワイトソース特有
のテクスチャーを得ることが困難なため実用化されるに
至っていない。
本発明では小麦粉は、必要に応じ少量のオニオンパウダ
ーと共にジャケットニーダ−のごとき混合機を用いて混
合し、蒸気をジャケットに通し品温85℃程度で約10
分間加熱処理する。
この加熱処理により小麦粉の保存性も高くなる。
本拠明で使用する粉末油脂は、油脂を乳化剤と共にカゼ
インのごとき蛋白質および糖質の水溶液と乳化し、0/
W型の乳化液を調整し、これを噴霧乾燥することにより
製造されるものであって、ここで油脂はヤシ硬化油、ナ
タネ白絞油のごとき植物性油脂でよいが、これらの植物
性油脂と乳脂肪を混合したものが風味が向上する。
この場合粉末油脂中の脂肪含量は30乃至80重量%で
あればよいが、出来上がりホワイトソースのテクスチャ
ー面を加味した総合的な品質からすれば乳脂肪が5乃至
40重量%および植物性脂肪が25乃至50重量%を含
有するものが好ましい。
本発明における上記加熱処理した小麦粉と粉末油脂との
混合割合は特に臨界的ではないが上記小麦粉100重量
部に対して粉末油脂130重量部〜160重量部を混合
することが得られる製品のテクスチャーおよび風味上か
ら好ましい。
本発明では上記混合物に粉末形体の香味料を添加、混合
する。
香味料としては食塩、砂糖、グルタミン酸ソーダならび
に核酸系呈味物質のごとき調味料、レモンパウダー、ホ
ワイトペパ、ナツメグのごとき香辛料を例示し得る。
これら香味料の混合割合は適宜選択し得るが、例えば調
味料としては食塩5〜20重量%、グルタミン酸ソーダ
20〜40重量%、天然調味料5〜10重量%、5−イ
ノシン酸ソーダ0.1〜0.5重量%およヒ砂糖35〜
45重量%からなるものを小麦粉と粉末油脂の混合物に
対して約10重量%程度混合するとよい。
また、香辛料としてはレモンパウダー約60重量%程度
、ホワイトペパ25〜35重量%程度およびナツメグ5
〜10重量%程度からなるものを上記混合物に対して0
.07重量%程度混合するとよい。
本発明は、上述のごとく混合してなるものを基質とする
ものであるが、加熱処理した小麦粉、粉末油脂および粉
末状香味料を流動層造粒機のごとき混合機を用いて混合
したのち造粒して水分2〜5%に乾燥し、篩別して粒子
のサイズを揃えることが好ましい。
本発明では上記混合に際して乾燥野菜などを適宜添加す
ることができる。
本発明のホワイトソースの素はその使用にあたっては、
その100重量部に対して水又は牛乳を240重量部を
加えて溶解し、とろ火で5〜10分間程分間熱すること
によりクリーミーコロッケの中種の調製に適したホワイ
トソースが得られる。
上述したごとく、本発明は一般家庭においても即席的に
簡易にホワイトソースを調理し得るホワイトソースの素
を提供するものであるから食生活上有益である。
以下に実施例を例示する。
実施例 グルテン含量37重量%を有する小麦粉95重量部にオ
ニオンパウダー5重量部を加えジャケットニーダ−で混
合し、この混合物をジャケットに蒸気を通して品温85
℃で約10分間加熱殺菌する。
乳脂肪28重量%、ヤシ硬化油12重量%およびナタネ
白絞油35重量%、カゼインナトリウム10重量%、糖
質13.5重量%および乳化剤1.5重量%を用いて常
法により粉末油脂を調製する。
なお、抗酸化剤として天然トコフェノールを400pp
m添加する。
上述のごとくして得られる加熱処理小麦粉3・8重量部
、粉末油脂46重量部、全粉乳6′重量部、調味料(食
塩10重量%、グルタミン酸ソーダ30重量%、天然調
味料10重量%、5−イノシン酸ソーダ0.5重量%お
よび砂糖45.5重量%からなる)10重量部および香
味料(レモンパウダー60重量%、ホワイトペパ35重
量%およびナツメグ5重量%からなる)0.065重量
部を流動層造粒機で混合し、造粒後乾燥して水分2〜5
%にする。
得られる粒状物を10メツシユの篩にかげて平均粒度の
ホワイトソースの素を得る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 加熱処理した、グルテンを30乃至40重量%含有
    する小麦粉、油脂を30乃至80重量%含有する粉末油
    脂および粉末形体の香味料との混合物を基質とする粉末
    形体のホワイトソースの素。 2 粉末油脂が5乃至40重量%の乳脂肪および25乃
    至50重量%の植物性脂肪を含有する特許請求の範囲第
    1項記載のホワイトソースの素。
JP54115051A 1979-09-07 1979-09-07 粉末形体のホワイトソ−スの素 Expired JPS5811988B2 (ja)

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