JPS5811563Y2 - 化粧板 - Google Patents
化粧板Info
- Publication number
- JPS5811563Y2 JPS5811563Y2 JP1978093403U JP9340378U JPS5811563Y2 JP S5811563 Y2 JPS5811563 Y2 JP S5811563Y2 JP 1978093403 U JP1978093403 U JP 1978093403U JP 9340378 U JP9340378 U JP 9340378U JP S5811563 Y2 JPS5811563 Y2 JP S5811563Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conduit groove
- recess
- embossed
- shape
- pattern
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は表面に木目模様を印刷した化粧板において、導
管溝状エンボス加工凹部を特異形状とし、自然木の特に
一般の建材に用いられる広葉樹表面に酷似した化粧表面
を有する化粧板に関するものである。
管溝状エンボス加工凹部を特異形状とし、自然木の特に
一般の建材に用いられる広葉樹表面に酷似した化粧表面
を有する化粧板に関するものである。
従来この種化粧板としては基板上に木目柄模様、導管溝
柄模様などを印刷したプリント合板は数多く知られてい
る。
柄模様などを印刷したプリント合板は数多く知られてい
る。
しかしこのようなプリント合板は平滑表面のため立体感
に乏しく自然木特に一般の建材に用いられる広葉樹の表
面と欠は離れた表面となっていた。
に乏しく自然木特に一般の建材に用いられる広葉樹の表
面と欠は離れた表面となっていた。
また近年このような立体感を表現するため、プリント合
板の表面に導管溝凹部に似せてエンボス加工による導管
溝状凹部ａ（第４図イ、町を施こす方法がとられてきた
が、その導管溝凹所の形状が深さおよび巾が一定であり
、その凹所内を着色することによって化粧模様を形成す
るが、導管溝状凹部ａ全体が均一に濃厚に表現され、自
然木の導管溝と異なった模様となり、擬似導管溝である
ことが一目で分り、自然木の表面に酷似したものとなら
なかった。
板の表面に導管溝凹部に似せてエンボス加工による導管
溝状凹部ａ（第４図イ、町を施こす方法がとられてきた
が、その導管溝凹所の形状が深さおよび巾が一定であり
、その凹所内を着色することによって化粧模様を形成す
るが、導管溝状凹部ａ全体が均一に濃厚に表現され、自
然木の導管溝と異なった模様となり、擬似導管溝である
ことが一目で分り、自然木の表面に酷似したものとなら
なかった。
さらに、特公昭５１−５０３９号のように広葉樹化粧板
の導管溝模様として、凹部内に半透明着色模様を塗装し
たものも試みられてい７る。
の導管溝模様として、凹部内に半透明着色模様を塗装し
たものも試みられてい７る。
この導管溝模様は平担部分と一連に着色塗装され、平担
部分と導管溝模様との境目の輪かくが明確でなく、自然
木の導管溝模様を充分に表現できない。
部分と導管溝模様との境目の輪かくが明確でなく、自然
木の導管溝模様を充分に表現できない。
本考案はこのような従来の導管溝状凹所ａを刻設した化
粧板の課題を解決し、自然木に酷似した導管溝模様を有
する化粧板を提供しようとするものである。
粧板の課題を解決し、自然木に酷似した導管溝模様を有
する化粧板を提供しようとするものである。
以下図面について本考案の実施例を説明する。
１は基板で、合板・繊維板・合成樹脂板・金属板などそ
の表面にエンボス加工が施せるものであれば無機質ある
いは有機質または無機質有機質の混合体からなる板状体
のいずれでも良くしがもその表面にシート状物を貼り合
わせたものでも何等差し支えない。
の表面にエンボス加工が施せるものであれば無機質ある
いは有機質または無機質有機質の混合体からなる板状体
のいずれでも良くしがもその表面にシート状物を貼り合
わせたものでも何等差し支えない。
その表面に必要に応じて目止塗装、サンデイングシーラ
ー塗装、木下地色下塗り塗装などの下地処理を施し平滑
表面を得る。
ー塗装、木下地色下塗り塗装などの下地処理を施し平滑
表面を得る。
つぎに前記基板１の表面にエンボスプレート、エンボス
ロールなどを用いて導管溝状のエンボス加工凹部２を形
成されるべき木目柄模様３の輪かくに沿って並列に刻設
する。
ロールなどを用いて導管溝状のエンボス加工凹部２を形
成されるべき木目柄模様３の輪かくに沿って並列に刻設
する。
このエンボス加工凹部２は凹部２の長さ方向の一方を深
い部分２′とし、長さ方向の他方に向って次第に浅い部
分２″とし、しかも前記深い部分２′では巾を広く、ま
た浅い部分２“に向って次第に巾を狭くシ、先細状とし
たものである。
い部分２′とし、長さ方向の他方に向って次第に浅い部
分２″とし、しかも前記深い部分２′では巾を広く、ま
た浅い部分２“に向って次第に巾を狭くシ、先細状とし
たものである。
エンボスロール、エンボスプレートｅの表面の凸部を形
状は第５図に示すように長手方向の一方を厚くかつ広く
シ、他方を薄くかつ狭くしである。
状は第５図に示すように長手方向の一方を厚くかつ広く
シ、他方を薄くかつ狭くしである。
たとえば半円錐形状、截頭四角錐形状。半角錐形状、截
頭半角錐状などの形状をとる。
頭半角錐状などの形状をとる。
また凹部２とともに従来の導管溝状凹部を組合せてもよ
い。
い。
エンボス加工凹部２を形成された基板１の表面の該凹部
を除く平滑部表面にエンボス加工凹部と同調した適宜木
目柄模様３を通常の印刷インキを用いてグラビア印刷機
オフセット印刷機などの印刷装置を用いて印刷形成する
。
を除く平滑部表面にエンボス加工凹部と同調した適宜木
目柄模様３を通常の印刷インキを用いてグラビア印刷機
オフセット印刷機などの印刷装置を用いて印刷形成する
。
次に表全面に透明あるいは半透明の上塗り塗料をロール
コータ−・フローコーターなどの塗装々置を用いて塗装
を施こした後、熱風乾燥機、赤外線乾燥機などの乾燥装
置で乾燥した後上塗り塗膜４により被覆する。
コータ−・フローコーターなどの塗装々置を用いて塗装
を施こした後、熱風乾燥機、赤外線乾燥機などの乾燥装
置で乾燥した後上塗り塗膜４により被覆する。
更に着色塗料をリバースロールコータ−などの塗装々置
によって導管溝状のエンボス加工凹部２内に着色塗装５
を施す。
によって導管溝状のエンボス加工凹部２内に着色塗装５
を施す。
゛エンボス加工凹部は一方において深く他方に向つて
しだいに浅く形成されているので着色塗装５の塗膜厚が
変化することになりエンボス加工凹部の深い部分２′に
おいては濃く巾広く浅い部分２“に向かってしだいに薄
く巾狭く形成され自然木の表面に酷似した導管溝状模様
を呈する。
しだいに浅く形成されているので着色塗装５の塗膜厚が
変化することになりエンボス加工凹部の深い部分２′に
おいては濃く巾広く浅い部分２“に向かってしだいに薄
く巾狭く形成され自然木の表面に酷似した導管溝状模様
を呈する。
着色塗装５は導管溝状のエンボス加工凹部２を形成する
と同時に該凹部内に施こし、しかる後木目柄模様３の印
刷・上塗り塗膜４の形成を順次形成しても良い。
と同時に該凹部内に施こし、しかる後木目柄模様３の印
刷・上塗り塗膜４の形成を順次形成しても良い。
本考案は以上のような構成を有するので、導管溝状のエ
ンボス加工凹部２内の着色塗装５が凹部２の長さ方向の
一方の深い部分２′が濃く広く、他方の浅い部分２“が
狭く淡く表現され立体感に富む自然木特に一般の建材に
用いられる針葉樹に酷似した導管溝状模様となる。
ンボス加工凹部２内の着色塗装５が凹部２の長さ方向の
一方の深い部分２′が濃く広く、他方の浅い部分２“が
狭く淡く表現され立体感に富む自然木特に一般の建材に
用いられる針葉樹に酷似した導管溝状模様となる。
またこの凹部２は木目柄模様３の輪かくに沿って並列し
て設けられるので、導管溝状模様と木目柄模様３との配
置が自然木に酷似した化粧面とすることができる。
て設けられるので、導管溝状模様と木目柄模様３との配
置が自然木に酷似した化粧面とすることができる。
第１図は本考案による化粧板の実施例斜視図、第２図は
第１図実施例斜視図におけるＡ部拡大平面図、第３図は
第２図におけるイーロ断面拡大図、第４図イ及び口は従
来における導管溝凹状の一部拡大平面図及び断面図、第
５図はエンボス加工凹部を形成するための成形体（エン
ボスロール）の一部表面斜視図。 １・・・・・・基板、２・・・・・・エンボス加工凹部
、２′・・・・・・深い部分、２″・・・・・・浅い部
分、３・・・・・・木目柄模様、４・・・・・・上塗り
装膜、５・・・・・・着色塗装。
第１図実施例斜視図におけるＡ部拡大平面図、第３図は
第２図におけるイーロ断面拡大図、第４図イ及び口は従
来における導管溝凹状の一部拡大平面図及び断面図、第
５図はエンボス加工凹部を形成するための成形体（エン
ボスロール）の一部表面斜視図。 １・・・・・・基板、２・・・・・・エンボス加工凹部
、２′・・・・・・深い部分、２″・・・・・・浅い部
分、３・・・・・・木目柄模様、４・・・・・・上塗り
装膜、５・・・・・・着色塗装。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 基板１の表面に導管溝状のエンボス加工凹部２が形成さ
れ、 該凹部２を除く平滑部表面に木目柄模様３が施こされ、 その全表面が上塗塗膜４により被覆された化粧板におい
て、 導管溝状のエンボス加工凹部２を該凹部２の長さ方向の
一方を深い部分２′とし、長さ方向の他方に向って次第
に浅い部分２“とじ、しかも前記深い部分２′では幅を
広く、また浅い部分２″に向って次第に幅を狭くシ、つ
いには導管溝状のエンボス加工凹部２を消滅するように
先細状とした形状とし、この加工凹部２は着色塗装５さ
れてその深さに応じて色の濃淡が表現されており、 前記加工凹部２が木目柄模様３の輪がくに沿って並列さ
れている、 ことを特徴とする化粧板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978093403U JPS5811563Y2 (ja) | 1978-07-08 | 1978-07-08 | 化粧板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978093403U JPS5811563Y2 (ja) | 1978-07-08 | 1978-07-08 | 化粧板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5510762U JPS5510762U (ja) | 1980-01-23 |
| JPS5811563Y2 true JPS5811563Y2 (ja) | 1983-03-04 |
Family
ID=29024497
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978093403U Expired JPS5811563Y2 (ja) | 1978-07-08 | 1978-07-08 | 化粧板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5811563Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS515039A (ja) * | 1974-03-12 | 1976-01-16 | Commissariat Energie Atomique | |
| JPS5231328A (en) * | 1975-09-03 | 1977-03-09 | Hitachi Ltd | Battery |
-
1978
- 1978-07-08 JP JP1978093403U patent/JPS5811563Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS515039A (ja) * | 1974-03-12 | 1976-01-16 | Commissariat Energie Atomique | |
| JPS5231328A (en) * | 1975-09-03 | 1977-03-09 | Hitachi Ltd | Battery |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5510762U (ja) | 1980-01-23 |
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