JPS58115346A - 血球種類識別装置 - Google Patents
血球種類識別装置Info
- Publication number
- JPS58115346A JPS58115346A JP56211568A JP21156881A JPS58115346A JP S58115346 A JPS58115346 A JP S58115346A JP 56211568 A JP56211568 A JP 56211568A JP 21156881 A JP21156881 A JP 21156881A JP S58115346 A JPS58115346 A JP S58115346A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- blood cells
- blood corpuscle
- wavelength
- blood
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 210000000601 blood cell Anatomy 0.000 title claims abstract description 44
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 claims abstract description 13
- 102000001554 Hemoglobins Human genes 0.000 claims abstract description 8
- 108010054147 Hemoglobins Proteins 0.000 claims abstract description 8
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 3
- 210000003743 erythrocyte Anatomy 0.000 abstract description 21
- 210000004027 cell Anatomy 0.000 abstract description 15
- 210000001772 blood platelet Anatomy 0.000 abstract description 13
- 230000004907 flux Effects 0.000 abstract description 10
- 239000007788 liquid Substances 0.000 abstract description 4
- 239000000523 sample Substances 0.000 description 21
- 210000000265 leukocyte Anatomy 0.000 description 17
- 238000004820 blood count Methods 0.000 description 5
- 239000006285 cell suspension Substances 0.000 description 5
- 210000004369 blood Anatomy 0.000 description 4
- 239000008280 blood Substances 0.000 description 4
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 3
- 238000000149 argon plasma sintering Methods 0.000 description 2
- 230000017531 blood circulation Effects 0.000 description 2
- 238000002835 absorbance Methods 0.000 description 1
- 230000009087 cell motility Effects 0.000 description 1
- 239000012470 diluted sample Substances 0.000 description 1
- 238000010291 electrical method Methods 0.000 description 1
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 230000001766 physiological effect Effects 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N15/00—Investigating characteristics of particles; Investigating permeability, pore-volume or surface-area of porous materials
- G01N15/10—Investigating individual particles
- G01N15/14—Optical investigation techniques, e.g. flow cytometry
- G01N15/1456—Optical investigation techniques, e.g. flow cytometry without spatial resolution of the texture or inner structure of the particle, e.g. processing of pulse signals
- G01N15/1459—Optical investigation techniques, e.g. flow cytometry without spatial resolution of the texture or inner structure of the particle, e.g. processing of pulse signals the analysis being performed on a sample stream
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/48—Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
- G01N33/483—Physical analysis of biological material
- G01N33/487—Physical analysis of biological material of liquid biological material
- G01N33/49—Blood
- G01N33/491—Blood by separating the blood components
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N15/00—Investigating characteristics of particles; Investigating permeability, pore-volume or surface-area of porous materials
- G01N15/01—Investigating characteristics of particles; Investigating permeability, pore-volume or surface-area of porous materials specially adapted for biological cells, e.g. blood cells
- G01N2015/018—Platelets
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N15/00—Investigating characteristics of particles; Investigating permeability, pore-volume or surface-area of porous materials
- G01N15/10—Investigating individual particles
- G01N15/14—Optical investigation techniques, e.g. flow cytometry
- G01N2015/1486—Counting the particles
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Pathology (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Immunology (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Hematology (AREA)
- Ecology (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Urology & Nephrology (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は血球を赤血球と他の血球或は赤血球。
白血球及び血小板の各血球を識別して各別に計数し得る
ようにするための血球種類識別装置に関する。
ようにするための血球種類識別装置に関する。
血球数を計数するには顕微鏡を用い人間が目視によって
数えるのが最も簡単であるが大へん時間がか\り労力も
多くか\る。従来から自動的な血球計数法としてコール
タ原理を用いた電気的方法と光学的方法とがあるが、各
種血球を区別して計数することはできなかった。
数えるのが最も簡単であるが大へん時間がか\り労力も
多くか\る。従来から自動的な血球計数法としてコール
タ原理を用いた電気的方法と光学的方法とがあるが、各
種血球を区別して計数することはできなかった。
本発明は光学的方法によつそ血球を種類別に自動的に計
数し得るための血球識別方法を提供しようとするもので
ある。
数し得るための血球識別方法を提供しようとするもので
ある。
本発明は赤血球中のヘモグロビンの最大吸収波長付近の
光を用いて赤血球、白血球及び血小板を識別するもので
ある。血球浮遊液を照明し、透過光からヘモグロビンの
最大吸収波長である415nmの波長の光を取出すと、
赤血球はこの波長の光を強く吸収するから暗く見え、他
種の血球はこの波長の光は殆んど吸収せず光散乱による
減光があるだけなめて目視的には殆んど見えず、従って
赤血球だけが選択的に検出できる。他方血球浮遊液を照
明したときの散乱光から上述した415nmの波長の光
を取出して見ると、何れの種類の血球もこの波長の光を
散乱するが、赤血球にあっては赤血球内で散乱したこの
波長の光がヘモグロビンに吸収されてしまうため見°掛
上散乱光はきわめて弱い。従って415nmの波長の散
乱光によって血球浮遊液を見るときは赤血球は殆んど見
えず、白血球と血小板だけが見える。こ\で白血球と血
小板とを比較すると白血球の方が光散乱能が高いから白
血球の方が血小板よりも光って見える。このようIこし
てヘモグロビンの最大吸収波長付近の光の血球浮遊液透
過光と散乱光とを載量」することにより各種血球を明暗
の差で識別できる。上の説明では各種血球の検出を目視
的に行うように述べたが、透過光及び散乱光を光電的装
置によって検出し信号処理を行うことによって各種血球
を区別して自動的に計数し得ることは容易に予想できる
所である。以下実施例にょらて本発明を説明する。
光を用いて赤血球、白血球及び血小板を識別するもので
ある。血球浮遊液を照明し、透過光からヘモグロビンの
最大吸収波長である415nmの波長の光を取出すと、
赤血球はこの波長の光を強く吸収するから暗く見え、他
種の血球はこの波長の光は殆んど吸収せず光散乱による
減光があるだけなめて目視的には殆んど見えず、従って
赤血球だけが選択的に検出できる。他方血球浮遊液を照
明したときの散乱光から上述した415nmの波長の光
を取出して見ると、何れの種類の血球もこの波長の光を
散乱するが、赤血球にあっては赤血球内で散乱したこの
波長の光がヘモグロビンに吸収されてしまうため見°掛
上散乱光はきわめて弱い。従って415nmの波長の散
乱光によって血球浮遊液を見るときは赤血球は殆んど見
えず、白血球と血小板だけが見える。こ\で白血球と血
小板とを比較すると白血球の方が光散乱能が高いから白
血球の方が血小板よりも光って見える。このようIこし
てヘモグロビンの最大吸収波長付近の光の血球浮遊液透
過光と散乱光とを載量」することにより各種血球を明暗
の差で識別できる。上の説明では各種血球の検出を目視
的に行うように述べたが、透過光及び散乱光を光電的装
置によって検出し信号処理を行うことによって各種血球
を区別して自動的に計数し得ることは容易に予想できる
所である。以下実施例にょらて本発明を説明する。
第1図は本発明の一実施例装置の概要を示す。
1は試料セルであって、その詳細は後述するが血球浮遊
液が図の紙面に垂直に流通し、血球が一列に並んで移動
して行くようになっている。この血球の移動の列に41
5nmの波長の光の細く絞った光束2を照射する。3は
試料セルを透過した光、4は試料セル内の血球によって
散乱された光であり、5.6は光検出素子である。第2
図Aは光検出器5の出力の変化を示しPI、P2.P3
の3個の吸収ピークが見えている。このうちPl、P2
は赤血球以外あ血球が光束2を横切ったときの光検出素
子5への入射光量の低下であり、P3は赤血球が光束2
を横切ったときの光量低下である。
液が図の紙面に垂直に流通し、血球が一列に並んで移動
して行くようになっている。この血球の移動の列に41
5nmの波長の光の細く絞った光束2を照射する。3は
試料セルを透過した光、4は試料セル内の血球によって
散乱された光であり、5.6は光検出素子である。第2
図Aは光検出器5の出力の変化を示しPI、P2.P3
の3個の吸収ピークが見えている。このうちPl、P2
は赤血球以外あ血球が光束2を横切ったときの光検出素
子5への入射光量の低下であり、P3は赤血球が光束2
を横切ったときの光量低下である。
従って選別レベルをaに設定して吸収ピークを検出し計
数すれば赤血球が計数できる。第2図Bは光検出素子6
の出力の変化を示し、3個のピークQ1.Q2.Q3は
夫々Pi 、P2.P3に対応するもので、Qlは白血
球が光束2を横切ったときの散乱によるもので散乱が強
く、第2図AでPlの吸収を示した粒子は白血球であっ
たことが判る。Q2は血小板が光束、2を横切ったこと
による散乱を示し、白血球による散乱より弱い。Q3は
赤血球による散乱できわめて弱い。従って選別レベルを
bに置いてピークを検出して計数すると白血球を計数す
ることができる。また選別レベルをCに設定してピーク
を検出すれば白血球と血小板とを合せた数を計数でき、
bのレベルによる計数値を引算すれば血小板の数が求ま
る。第1図でLは光検出器5の出力を吸光度信号に変換
し、レベルa以上の吸収ピークを検出する回路、CIは
検出されたピークを計数するカウンタ、Pは第2図のレ
ベルb以上及びC以上のピークを検出する回路、c 2
、 c、2’は夫々のピークを計数するカウンタであ
る。
数すれば赤血球が計数できる。第2図Bは光検出素子6
の出力の変化を示し、3個のピークQ1.Q2.Q3は
夫々Pi 、P2.P3に対応するもので、Qlは白血
球が光束2を横切ったときの散乱によるもので散乱が強
く、第2図AでPlの吸収を示した粒子は白血球であっ
たことが判る。Q2は血小板が光束、2を横切ったこと
による散乱を示し、白血球による散乱より弱い。Q3は
赤血球による散乱できわめて弱い。従って選別レベルを
bに置いてピークを検出して計数すると白血球を計数す
ることができる。また選別レベルをCに設定してピーク
を検出すれば白血球と血小板とを合せた数を計数でき、
bのレベルによる計数値を引算すれば血小板の数が求ま
る。第1図でLは光検出器5の出力を吸光度信号に変換
し、レベルa以上の吸収ピークを検出する回路、CIは
検出されたピークを計数するカウンタ、Pは第2図のレ
ベルb以上及びC以上のピークを検出する回路、c 2
、 c、2’は夫々のピークを計数するカウンタであ
る。
上の例では試料照射光束g予+15nmの単色光とした
が、照射光束は適宜の白色光とし、光束3.4の側に夫
々415nmの波長の光を通すフィルタを挿入してもよ
い。
が、照射光束は適宜の白色光とし、光束3.4の側に夫
々415nmの波長の光を通すフィルタを挿入してもよ
い。
第3図は本発明の他の実施例の概略を示す。lは第1図
におけると同じ試料セル、2は照射光束、3は透過゛光
束、4,4′は散乱光束である。照射光束2は白色光で
あり、光検出素子6の前面に415nmの波長の光を透
過するフィルタF1が挿入してあり、光検出器6の出力
の変化を第4図Bに示す。これは第2図のBと同じもの
になる。7は散乱光束4′を検出する光検出素子でその
前面には600nmの波長の光を透過するフィルタF2
か挿入しである。このeoonmの波長の光はヘモグロ
ビンによって殆んど吸収されない光であり、また他の血
球によっても吸収されない。第4図Cは光検出素子7の
出力の変化を示し、赤血球も白血球と同程度の散乱光を
与えている。第4図でαは白血球による散乱光のピーク
、βは血小板による散乱のピーク、γは赤血球による散
乱のピークである。Bに示す信号で選別レベルをす、c
夫々に設けてピークを計数すれば前述したように白血球
と血小板の数が求まる。Cに示す信号(7の出力)に対
し選別レベルdを設けてピークを計数すれば赤血球と白
血球の合計数が求まり、それから白血球数を引算すれば
赤血球数が求まる。或は選別レベルをeに設定すると全
血球数が求まるから、これから白血球数と血小板数を引
算しても赤血球数が求まる。この構成では光検出器5は
不要であるが、光検出器5の前面に415nmの光を通
すフィルタF3を挿入し、5の出力によって直接赤血球
数を求め、6.7の出力から求めた赤血球数と照合する
ことにより各種血球数の計数値の正確さをチェックする
ことがで参る。
におけると同じ試料セル、2は照射光束、3は透過゛光
束、4,4′は散乱光束である。照射光束2は白色光で
あり、光検出素子6の前面に415nmの波長の光を透
過するフィルタF1が挿入してあり、光検出器6の出力
の変化を第4図Bに示す。これは第2図のBと同じもの
になる。7は散乱光束4′を検出する光検出素子でその
前面には600nmの波長の光を透過するフィルタF2
か挿入しである。このeoonmの波長の光はヘモグロ
ビンによって殆んど吸収されない光であり、また他の血
球によっても吸収されない。第4図Cは光検出素子7の
出力の変化を示し、赤血球も白血球と同程度の散乱光を
与えている。第4図でαは白血球による散乱光のピーク
、βは血小板による散乱のピーク、γは赤血球による散
乱のピークである。Bに示す信号で選別レベルをす、c
夫々に設けてピークを計数すれば前述したように白血球
と血小板の数が求まる。Cに示す信号(7の出力)に対
し選別レベルdを設けてピークを計数すれば赤血球と白
血球の合計数が求まり、それから白血球数を引算すれば
赤血球数が求まる。或は選別レベルをeに設定すると全
血球数が求まるから、これから白血球数と血小板数を引
算しても赤血球数が求まる。この構成では光検出器5は
不要であるが、光検出器5の前面に415nmの光を通
すフィルタF3を挿入し、5の出力によって直接赤血球
数を求め、6.7の出力から求めた赤血球数と照合する
ことにより各種血球数の計数値の正確さをチェックする
ことがで参る。
第5図は本発明の他の実施例を示し、原理的には第3図
の例と同じである。この図では試料セルlは紙面に平行
に画かれている。照射光束は後述するが約12°の開き
角で試料セル1の中心部に収束せしめられている。試料
セルlの透過光側に中央に孔のあいた45°傾けた反射
鏡8が置かれ、試料を透過した非散乱光は鏡8のこの孔
を通過する。鏡8の上記孔は試料セルの中心から見た視
角よ が2O2程度であり、試料にかり散乱された光が孔の外
側に当って反射される。5.6.7は第8図の光検出素
子5,6.7に対応するもので、散乱光束9をハーフミ
ラ−1oで2つに分け、光検出器6の前面に415nm
の光を通すフィルタF1を置き、光検出器7の前面に6
00nmの光を通すフィルタF2を置いである。F8は
415nmの光を通すフィルタである。この構成で8個
の光検出器のうち一個は原理的には不要であるが、情報
処理上の冗長度を与え、各種血球の計数値の正確さをチ
ェックするのに役立つ。・ 上述した各実施例に共通な事項について述べる。
の例と同じである。この図では試料セルlは紙面に平行
に画かれている。照射光束は後述するが約12°の開き
角で試料セル1の中心部に収束せしめられている。試料
セルlの透過光側に中央に孔のあいた45°傾けた反射
鏡8が置かれ、試料を透過した非散乱光は鏡8のこの孔
を通過する。鏡8の上記孔は試料セルの中心から見た視
角よ が2O2程度であり、試料にかり散乱された光が孔の外
側に当って反射される。5.6.7は第8図の光検出素
子5,6.7に対応するもので、散乱光束9をハーフミ
ラ−1oで2つに分け、光検出器6の前面に415nm
の光を通すフィルタF1を置き、光検出器7の前面に6
00nmの光を通すフィルタF2を置いである。F8は
415nmの光を通すフィルタである。この構成で8個
の光検出器のうち一個は原理的には不要であるが、情報
処理上の冗長度を与え、各種血球の計数値の正確さをチ
ェックするのに役立つ。・ 上述した各実施例に共通な事項について述べる。
試料セルlは第6図に示すような透明管で内径0゜5m
mであり、適当な液が流しである。この管の上流側に毛
細管11を挿入して、適当に稀釈した試料の血液をこの
毛細管を通して上記液の流れの中心に流れと平行に注入
する。この注入速度と上記液の流速とを調節して注入し
た試゛料の血液が約0.02mm径の線状12になって
試料セル1の中心線に沿い流れるようにする。血球の直
径は10μm程度であり、血液の稀釈を適当にすると試
料セル内の試料血液の流れに乗って血球が1列に並んで
移動して行くようにすることができる。このように構成
された試料セルを照明する光束は第7図に示すように試
料血液の流れ12の中心に長手方向が流れと直交する幅
4μ、長さ2071の矩形の領域Sを照明するように絞
られている。このように絞るには縦横の比率が5=1の
矩形の窓に光源の光を集光し、この窓を顕微鏡の対物レ
ンズによって流れ12の中心部に縮小投影する。この場
合4μの幅に光を収束するには光束の開き角が4QQn
mの波長の光に対して12°程度以上である。第5図の
構成ではこの光束の開き角が余り大きいと透過光と散乱
光の選別が困難になるので、照明光束の開き角を約12
°としである。
mであり、適当な液が流しである。この管の上流側に毛
細管11を挿入して、適当に稀釈した試料の血液をこの
毛細管を通して上記液の流れの中心に流れと平行に注入
する。この注入速度と上記液の流速とを調節して注入し
た試゛料の血液が約0.02mm径の線状12になって
試料セル1の中心線に沿い流れるようにする。血球の直
径は10μm程度であり、血液の稀釈を適当にすると試
料セル内の試料血液の流れに乗って血球が1列に並んで
移動して行くようにすることができる。このように構成
された試料セルを照明する光束は第7図に示すように試
料血液の流れ12の中心に長手方向が流れと直交する幅
4μ、長さ2071の矩形の領域Sを照明するように絞
られている。このように絞るには縦横の比率が5=1の
矩形の窓に光源の光を集光し、この窓を顕微鏡の対物レ
ンズによって流れ12の中心部に縮小投影する。この場
合4μの幅に光を収束するには光束の開き角が4QQn
mの波長の光に対して12°程度以上である。第5図の
構成ではこの光束の開き角が余り大きいと透過光と散乱
光の選別が困難になるので、照明光束の開き角を約12
°としである。
本発明装置は上述したような構成で、血球の生理的な性
質によらず、光学的な性質だけを利用しているので、試
料の血液に対し格別な前処理を要せず単に適当に稀める
だけで血球の種類を光電的に識別できるのであり、識別
された各種血球の検出信号が電気的なパルスとして得ら
れるので、自動計数がきわめて容易にできる。
質によらず、光学的な性質だけを利用しているので、試
料の血液に対し格別な前処理を要せず単に適当に稀める
だけで血球の種類を光電的に識別できるのであり、識別
された各種血球の検出信号が電気的なパルスとして得ら
れるので、自動計数がきわめて容易にできる。
第1図は本発明の一実施例装置の平面図、第2図は同装
置における光検出器の出力を示すグラフ、第3図は本発
明の他の一実施例装置の平面図、第4図は同装置の光検
出器の出力を示すグラフ、第5図は本発明の更に他の一
実施例装置の側面図、第6図は上記各実施例に共通な試
料セルの側面図、第7図は同じく照明光束の断面と試料
との関係を示す斜視図である。 ■・・・試料セル、2・・・照明光束、3・・・透過光
、4・・・散乱光、5’、6.7・・・光検出素子、F
’1.F2゜F8・・・フィルタ、8・・・孔あき鏡、
lO・・・ノ\−フミラー。
置における光検出器の出力を示すグラフ、第3図は本発
明の他の一実施例装置の平面図、第4図は同装置の光検
出器の出力を示すグラフ、第5図は本発明の更に他の一
実施例装置の側面図、第6図は上記各実施例に共通な試
料セルの側面図、第7図は同じく照明光束の断面と試料
との関係を示す斜視図である。 ■・・・試料セル、2・・・照明光束、3・・・透過光
、4・・・散乱光、5’、6.7・・・光検出素子、F
’1.F2゜F8・・・フィルタ、8・・・孔あき鏡、
lO・・・ノ\−フミラー。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 Ell 血球透過光と血球による散乱光とにおいて、
ヘモグロビンの最大吸収波長付近の波長の光について測
光を行う手段と、上記透過光測光手段の出力より吸収ピ
ークを検出する手段と、上記散乱光測光手段の出力より
散乱強度のピークをレベル選別して検出する手段とより
なる血球種類識別装置。 (2)血球散乱光をヘモグロビンの最大吸収波長付近の
波長の光と各種血球によって顕著な吸収を受けない波長
の光とについて測光する手段と、これら両側光手段の出
力より夫々散乱強度ピークをレベル選別して検出する手
段とよりなり血球種類識別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56211568A JPS58115346A (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 血球種類識別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56211568A JPS58115346A (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 血球種類識別装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58115346A true JPS58115346A (ja) | 1983-07-09 |
Family
ID=16607933
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56211568A Pending JPS58115346A (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 血球種類識別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58115346A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0224557A (ja) * | 1988-07-12 | 1990-01-26 | Canon Inc | 粒子測定装置 |
CN103134711A (zh) * | 2013-01-25 | 2013-06-05 | 湖南省蔬菜研究所(辣椒新品种技术研究推广中心) | 一种从红干椒果实中快速提取与测定辣椒红色素的方法 |
JP2014196958A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | シスメックス株式会社 | 血球分析装置および血球分析方法 |
JP2015522165A (ja) * | 2012-07-05 | 2015-08-03 | ベックマン コールター, インコーポレイテッド | 白血球数の測定方法及び測定装置 |
JP2016070658A (ja) * | 2014-09-26 | 2016-05-09 | シスメックス株式会社 | 血液分析装置および血液分析方法 |
-
1981
- 1981-12-29 JP JP56211568A patent/JPS58115346A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0224557A (ja) * | 1988-07-12 | 1990-01-26 | Canon Inc | 粒子測定装置 |
JP2015522165A (ja) * | 2012-07-05 | 2015-08-03 | ベックマン コールター, インコーポレイテッド | 白血球数の測定方法及び測定装置 |
CN103134711A (zh) * | 2013-01-25 | 2013-06-05 | 湖南省蔬菜研究所(辣椒新品种技术研究推广中心) | 一种从红干椒果实中快速提取与测定辣椒红色素的方法 |
JP2014196958A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | シスメックス株式会社 | 血球分析装置および血球分析方法 |
JP2016070658A (ja) * | 2014-09-26 | 2016-05-09 | シスメックス株式会社 | 血液分析装置および血液分析方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4586190A (en) | Blood cell discriminator and counter utilizing transmitted and scattered light | |
JP3049254B2 (ja) | 2種類の光源を備えた光学式粒子分析装置 | |
JP3306828B2 (ja) | 液体フローサイトメーター | |
JP4817442B2 (ja) | 粒子分析装置用光学系、及びそれを用いた粒子分析装置 | |
US20140293273A1 (en) | Optical measuring device and optical measuring method | |
US4072421A (en) | Method and apparatus for optical discrimination of particles | |
JPS63500334A (ja) | フローサイトメーター用の生物細胞による散乱光測定装置 | |
US3781112A (en) | Method and apparatus for analysis of leukocytes using light scattered by each leukocyte at absorbing and non-absorbing wavelength | |
CN103430009A (zh) | 用于流式细胞术的轴向光损失传感器系统 | |
JP2004125602A (ja) | 花粉センサ | |
JP3815838B2 (ja) | 粒子測定装置 | |
JP2000241335A (ja) | 藻類および微粒子の計数方法と計数装置 | |
JPH1073528A (ja) | 撮像機能付きフローサイトメータ | |
CN114441480A (zh) | 一种有核红细胞分析装置及分析方法 | |
JPS58115346A (ja) | 血球種類識別装置 | |
JP4763159B2 (ja) | フローサイトメータ | |
JPS61221633A (ja) | フローサイトメータ | |
JPS63201554A (ja) | 粒子解析装置 | |
CN105466839A (zh) | 血液分析装置以及血液分析方法 | |
JPS6193932A (ja) | 粒子分析装置 | |
JPH03128434A (ja) | 粒子測定装置 | |
JPS58131541A (ja) | 白血球・ヘモグロビン量同時測定装置 | |
JPS6375640A (ja) | 血球計数装置 | |
JPH0313847A (ja) | 光学式粒子分析装置 | |
JPS6244649A (ja) | 粒子解析装置 |