JPS58111816A - ブロツク共重合体およびその製法 - Google Patents

ブロツク共重合体およびその製法

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JPS58111816A
JPS58111816A JP57225778A JP22577882A JPS58111816A JP S58111816 A JPS58111816 A JP S58111816A JP 57225778 A JP57225778 A JP 57225778A JP 22577882 A JP22577882 A JP 22577882A JP S58111816 A JPS58111816 A JP S58111816A
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JP
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series
carried out
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diene
aromatic
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JP57225778A
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アルナルド・ロツジエロ
ルチア−ノ・ガルガ−ニ
マリオ・ブルツゾ−ネ
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Enoxy Chimica SpA
Original Assignee
Enoxy Chimica SpA
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F236/00Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds
    • C08F236/02Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds
    • C08F236/04Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds conjugated
    • C08F236/10Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds conjugated with vinyl-aromatic monomers

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
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  • Other Resins Obtained By Reactions Not Involving Carbon-To-Carbon Unsaturated Bonds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A−B−C形(式中、Aはスチレンであり、Bはジエン
であり、Cはピバロラクトンである)の共重合体が合成
されることは知られている(米国特許第3,557,2
55号)。
これら重合体は熱弾性特性を有しており、その二面性(
硬いおよび軟かい)に応じて特性を示す。
2つの相の分離および硬質相(A−B−@形の重合、体
における2つの等しい相、A−B−C形の重合体におけ
る2つの異なる相)の領域間での良好な相互作用を示す
生成物は、満足できる特性を有する。
硬質ブロックの転移温度も、転移温度が高ければ高いほ
ど、重合体は高い温度でその特性を発揮できることから
みて、重要なパラメータである。
米国特許第3,557,255号に開示されているAB
C型生成物は一定の特性を有し1残・るが、これらの特
性はポリスチレンブロックのガラス(ガラス質)硬質相
Aについての転移点(90”C)のため制限される(こ
の転移点は低すぎる)。
本発明の目的は、A  B  C形の生成物の合成にあ
る。この生成物では、ブロックCが高融点の結晶性硬質
相(セグメントの長さに応じて160”Cないし230
℃の範囲)であり、ブロックBがジエン(または水素化
されたもの)タイプの軟質相であり、ブロックAが14
0”Cまたはそれ以上の高い転移温度を有する(このた
め、改良された特性を有する熱弾性生成物を生成できる
)無定形および/または結晶性相(ガラス質またはガラ
ス状)である。本発明に従って得られた生成物は、AB
Cyz 形(式中、Aは芳香族ポリビニルおよびポリイソプロペ
ニル(スチレンヲ除< ) (7) 系列(5eque
nce )であり、Bはポリジエン系列および/または
その水素化誘導体であり、Cはポリビバロラクトン系列
である)のブロック共重合体である。
各系列の構造は下記の式により表わされる。
系  列A : 巴 中     。
およびこれらの異なる異性体。
系列B: 式中、Rは−Hまたは−CH3である。
系列C: 上記式のX%yおよび2を変えることにより、異なった
特性をもつ生成物が得られる。
さらに詳述すれば、2の値は非常に小さく、数単位(5
または5以上〕でもよい。
本発明による共重合体は以下に要約する各工程を経て調
製される。
第1工程 この第1工程は前記のビニル芳香族単量体の重合反応で
あり、非極性溶媒および/または助溶媒(極性、ただし
主として1−4構造乞有するポリジエンを得ることが望
まれる場合には、つづ(第2工程で添加される)で行な
われる。
反応パターンは次式のとおりである。
第2級ブチルリチウム 十 〇・α−メチルスチレン−
−一→ 第2級7”fルー(α−メチルスチレン)xL
iさらに、α−メチルスチレンの重合反応は濃度および
温度を関数とする平衡重合反応であり、Xはnに等しい
か、nより小さい。
第2工程 第2工程は、前記第1工程で得られた生成物へのジエン
の付加反応である 反応式 第2級BTU−Cα−メチルスチレン)XLi+y・ジ
エン−−−→  第2級BTU−(α−メチルスチレン
〕x(ジエン) y L iジエンの付加反応は、第1
ブロツクの解重合(希釈の結果)を防止し、かつ最終条
件(次の工程を実施しうるようにするために溶液の攪拌
が完全に行なわれている)に達するようにするために、
この第2工程の初期の段階で行なわれなければなの存在
または不存在により調整される。
第3工程 第3工程は次式の如く要約される。
第2級BTU(α−メチルスチレン)x(ジエン)yL
t+CO2第2級BTU第2−BTUスチレン〕x(ジ
エン) y COOL tH+ 第2級BTU(α−メチルスチレン)x(ジエン)yC
ooHこの操作により、良好に限定された状態で均一に
官能化されたAB−COOH重合体へのビバロラクトン
ブロック(CZ)の付加を行なうことができ、これによ
り前記米国特許第3,557,255号に開示されてい
る操作以上の利点が得られる。
本発明の生成物の合成につき、さらに詳しく述べる。
l)系列への合成 使用する単量体の種類に応じて、得ようとする生成物の
種類を考慮して、溶媒の存在下または不存在下、重合活
性化剤を使用して、または使用することな(、重合反応
を行なう。
たとえばα−メチルスチレンの場合には、重合反応は、
好ましくは塊状重合として室温で、あるいは溶液中では
低温度で行なわれる。
開始剤としては、アルカリ金属のアルキル塩、アミドま
たは水素化物が使用できる。
通常使用される開始剤は、Li−第2級ブチルであり、
エチルリチウム、ノルマル−プロピルリチウム、イング
ロビルリチウム、第3級ブチルリチウムおよびアミルナ
トリウムも使用できる。
脂肪族、脂環式、芳香族およびアルキル溶媒、非極性溶
媒、非プロトン性溶媒の使用または不使用(前記単量体
のリビング重合の実施を可能にする)は、後者のTc温
度(Tc温度とは天井温度をいい、各々の単量体の特性
であって、ある単量体がもはや重合体に変えられ得ない
温度をいう)の値により調整される。
使用される各種の化合物の重合温度も、  Tc値によ
り決定される。原則的には、操作温度範囲は一80℃な
いし+150℃、好ましくは一30℃ないし+80℃で
ある。
単量体の種類はビニル化合物(スチレンを除く)、およ
びアルケニル芳香族化合物から選ばれる。さらに詳述す
れば、α−メチルスチレン、ビニルビフェニル、インプ
ロペニルビフェニル、ビニルナフタレンおよびインプロ
ペニルナフタレンが使用でき、また各種の異性体も使用
できる。重合度は所望の生成物の種iに応じて選択され
、得られる生成物は所望の比硬質相/軟質相をもつよう
になる。
2)  B系列の合成 前記のリビング重合体に、使用する開始剤に応じて選択
される対イオンLi 、 NaまたはKを使用して、ジ
エンを付加させ、これによりABブロックが得れる。こ
のAI3ブロックにおけるジエン構造は、使用した対イ
オンのタイプおよび溶媒の種類により影響される。
この付加反応は、ブロックへのリビング性および該ブロ
ックへの単量体−重合体バランスが変えられない条件下
で行なわれなければならない(Aが低TC命をもつ単量
体でなるAは常に〕。
連鎖停止剤が存在しない場合には、ジエンの重合は徹底
的に完了するまで行なわれ、ジエンのすべてが重合体に
組込まれる。
B系列の分子量は反応系に存在するジエン単量体の相対
量およびリビングA連鎖の数に比例する。
一般に、脂肪族、脂環式、芳香族およびアルキル芳香族
、非極性および非プロトン性溶媒が使用される。
前述の如く、A系列が低T9値の単量体でなる場合には
いつでも、ブロック化反応は、たとえば、希釈によって
単量体−重合体バランスが単量体側ヘシフトすることを
防止するように、ポリメチルスチレン末端をブタジェン
でブロックするために行なわれなければならない。つづ
いて、重合反応速度を損うことな(、希釈を行なう。原
則として、操作温度範囲は一50℃ないし+150℃で
あり、0℃ないし60℃の範囲が好ましい。一般的に使
用されるジエンは、炭素数12以下のもので、好ましく
は、1,3−ブタジェン、イソプレン、2゜3−ジメチ
ル−1,3−ブタジェン、l、3−ペンタジェン(ピペ
リレン)、2−メチル−3−エチル−1,3−ブタジェ
ン、3−メチル−1,3−ペンタジェン、1,3−へキ
サジエン、2−メチル−1,3−へキサジエンおよび3
−ブチル−1,3−オクタジエンである。
3)  C系列の合成 工程2)で得られたリビング重合体ABから、次式に従
って、ABタイプの連鎖のすべてにわたトン つてのピバロラク←セグメントの分布が完全に均一であ
る生成物が得られる。
i) AB +CO2−+AB−f−Coo 十H→A
B −f −C00HIf) AB−f−COOH+N
R40H−+AB−f−Coo−NR4”jii) A
B−f−COONR4+PVL −+ ABC重合体A
Bのカルボキシル基による官能化(反応式1))は、リ
ビング重合体ABを、脂肪族および/または脂環式溶媒
に溶解した大過剰縦のCO2と接触させ、−50℃ない
し+20℃、特に好ましくは一5℃ないし+5℃の範囲
の温度、数時間で操作することにより行なわれる。
カルボキシル官能基はブレンステッド酸による処理によ
って遊離化される。
このようにして得られた重合体は、つづくピバロラクト
ンブロックのブラット化においてそのままで使用される
が、事前に水素化されてもよい。
後者の場合には、仮にジエンがブタジェンである場合に
は、その構造は、水素化時、良好に限定された弾性体生
成物が得られるように適切に選択されねばならない。反
応1)の生成物(テトラヒドロフランまたは/およびこ
れと芳香族、脂肪族および脂環式溶媒との混合物中に溶
解されたもの)■ 璽厘 を、一般式NRRRRO)I(ここでR、R,Rおよび
R“は同一または異なるC□〜C8のアルキル基である
)で表わされるテトラアルキルアンモニウム塩と反応さ
れる。その際、比C0OH/塩基はl: 0.5ないし
1:lであり、室温、数時間の条件下で反応を行なう。
所望の生成物の種類に応じた量のピバロラクトンの付加
反応(反応式1ii) )は、+20℃ないし+60℃
の範囲の温度において数時間で行なわれる場合、当量的
な収率で進行する。これにより、重合体連鎖全体にわた
ってのpVL (ピバロラクトン単位)の均一な分布が
達成される。
操作上の詳細については、以下の実施例から充分に明ら
かになるであろう。しかしながら、これらの実施例は本
発明を限定するものではない。
実施例1 ガラス製の管状反応器(密閉可能、容積1eのものであ
って、攪拌機、窒素供給用入口、圧力計、温度計および
反応体供給用入口を具備する)に、α−メチルスチレン
50−およびLi−第2級ブチル0.65ミリモルを充
填した。重合反応を室温で1時間45分行ない、その後
ブタジェン2gを供給し、反応を室温でさらに15分間
続けた。ついで、シクロヘキサン300dおよびブタジ
ェン34gを導入し、反応を60℃で1時間行なった。
反応終了後、得られた重合体溶液を、C02飽和シクロ
ヘキサン200mjを収容する窒素充填反応器に0℃で
ゆっくりと移した。1時間後、塊状物をH(Jで処理し
、ついで中性となるまで洗浄し、メタノールにより沈殿
させた。これによりα−メチルスチレン(α−8TY 
) 28重量%(15,2モル%)一 およびブタジェン(BUT)72重量%(l−2フラク
ション9モル%おヨヒ1−4フラクション75.8ミリ
%)の組成(cJ、ce3からの”HNMR分析による
)を有する官能化生成物(50g)が得られた。
分子量は77.0009/9・モルであった。
ついで、この官能化重合体479をトルエン250m1
およびテトラヒドロフラン(THF ) 250 iu
の混合物に溶解し、これに水酸化テトラブチルアンモニ
ウム0.5ミリ当量を添加し、反応を60℃で15分間
行なった。最後に、ピバロラク占PVL)3+u?を充
填し、反応を同じ温度でさらに3時間行なった′。塩酸
数−を添加し、メタノールで沈殿させることにより、以
下の組成をもつ生成物509が得られた。
PVL             6  重量%α−8
TY          28  重量%BUT   
         6’6  重量%示差熱分析では、
それぞれ、高1−4架橋度をもつポリブタジェン、ポリ
\α−8TYおよびポリ−PVAによる一87℃(鋭敏
な転移)、+150℃〜+160℃(良好に特定されず
)および+207℃(溶融)(鋭敏な転移)に3つの転
移点を示した。
、ダ・ ケイ素離型剤で処理した2つのアルミニウム板の間で圧
縮成形したプレートから、工業特性のテストのサンプル
を調製した。成形条件は次のとおりである。すなわち、
温度240℃−圧力30に9/eli−子加熱10分−
成形10分−室温で水を循環させることによる冷却(4
0℃/分の最大冷却率を生ずる)。圧力を温度が30℃
に低下したのち、解放した。
引張テストのためのサンプルを、厚さI m11のプレ
ートからカッティングダイスDINS3Aで切出した。
この引張テストを、 DIN 53504規準に従って
、lN5TRONテストマシーンを使用して、中の(○
)と一致する。
熱力学および機械特性を、粘弾性針RHEOVI BR
ONDDV II (TOYOINSTRUMENTS
)を使用し、110サイクル/秒の振動数において加熱
速度2℃/分でテストした。温度の制御は、精度±0.
2℃(以下)のTNOによって、ガスサーモスタット(
窒素)を使用して行なった。
熱力学性および機械性を第2図に示した。−74℃にガ
ラス転移点を示した。この事実はビニル学位含量15%
以下のポリブタジェンの特性である。
弾性体成分のこのようなミクロ構造は、非常に低い温度
(たとえば−30℃)までの物質の弾性挙動を保証する
逆に、ポリ−α−メチルスチレンの転移の開始は一10
0℃で検知されるようになり、ますます顕著となる。+
170℃でサンプルの破壊のためテストを中止した。こ
のような破壊は、市販のスチレン−ブタジェン−スチレ
ン共重合体では約+90℃で起った。
弾性のモジュラスE/の相対不変領域は約−30℃から
+120℃に広がっており、この事実は、ステンレスを
ベースとする共重合体(80℃を越えない温度で崩壊す
る)に比べて顕著な改良点である。
変形下での応力解放に関する測定を、直径16關、厚さ
6 Illの環状サンプルについてlN5TQRONテ
スタン使用して行なった。
50111/分の速度での圧縮により25%変形を与え
た。時間を関数とする応力の低下を、各テスト温度につ
いて、第3図にプロットした(測定は、lN5TRON
コンデイシヨニングチヤンバを使用して行なった)。時
間および温度を関数とする弾性時あった。さらに正確に
は、100℃での応力低下は、40℃でのSBS共重合
体よりも遅かった。
第1図は縦軸に応力(σ)をMPaとして、横軸に変形
度(ε)を%としてプロットしたグラフである。
○は実施例1のサンプルについてのものであり、拳は実
施例2のサンプルについてのものである。
第2図は、実施例1のサンプルの動的機械特性のパター
ンを示す。横軸は温度(T)を℃で示す。
左側の縦軸は弾性のモジュラスEIの対数スケールをM
Paで示す(○)。右側の縦軸はロス・ファクタ争p 
ン(1oss factor tan ) (δ)の対
数スケールを示す(・)。
トしたグラフで、実施例1のサンプルの挙動に係る。
実施例2 前記実施例1と同じ反応器に、α−8TY5(1wJお
よびLi−第2級ブチル0.75ミリモルを充填し、室
温で1時間15分反応を行なった。ついでブタジェン4
gを導入し、5分後、シクロヘキサン350−およびブ
タジェン25gを導入し、重合反応を60℃で1時間行
なった。
ついで、実施例1と同様に操作を行ない、α−LJT STY32.5重量%(18,2モル%)−飼号67.
5重量%(1−2フラクシヨン9モ・ル%、l−4フラ
クション72.8モル%)でなるC00H−官能化重合
体439が得られた。GPCによる分子量は56,00
0g/g・モルであった。前記と同様に、この重合体を
トルエン/THF混合物(l/1重量)に溶解した。
TBAI 0.48ミリ当量(60℃で15分間反応)
およびPVL 2 d (60℃で2時間反応)で処理
した。同様にして;PVL 4.0重i%、α−8TY
31重量%およびBUT 65重量%でなる生成物45
9が得られた。
LIT 示差熱分析では、−87℃(H14)、+150℃〜+
160℃(α−8TY )および197℃(PVL )
に期待される転移点を示した。
この生成物の引張特性を第1図中(・)で示す。
この生成物は、市販のスチレン−ブタジェン−スチレン
共重合体に比べて、温度および時間の両方に対して、ゴ
ム状挙動域の拡大を示した。
実施例3 前記実施例1の反応器に、ノルマル−ヘプタン200−
1α−8TY 129およびLi−第2級ブチル0.5
ミリモルを充填した。重合反応を一78℃で3時間行な
った。ついでノルマルーヘフタン100dとともにイソ
プレン289を添加し、徐々に温度を室温まで上昇させ
、その後、60℃で2時間重合反応を行なった。重合反
応終了後、粘稠重合体を、サイホン現象を利用して、二
酸化炭素(無水)で飽和したノルマル−ヘプタンを収容
する窒素充填反応器に移し、常法に従って、α−8TY
30重量%(19,8モル%)およびIP 70重量%
(3−4−7ラクシヨ/8.0モル%および1−4(マ
タは4−1 )−フラクション72.2モル%)の組成
(CDCe5を使用する”HNMRで測定)をもつ官能
化生成物4o9が得られた。
分子量はGPCで測定して84,0009/9・モルで
あった。
この重合体409を前記溶媒混合物に溶解し、TBAI
 (0,4ミリ当量)、つづいてpvt、 (2,51
1)で処理した。同様に操作することにより、 PVL
5.9重量%、α−8TY 28.2重量%およびIP
65.9重量%の組成をもつ重合体42.59が得られ
た。
示差熱分析では、ポリインブレン(−68℃)、ポリ−
α−8TY(+150℃〜165℃)およびポリPVL
(+209℃)による転移点を示した。
実施例4 前記実施例1と同じ反応器に、シクロヘキサン50m#
 よびNa−ノルマループチルーテトラメfkエチレン
ジアミン(TMEDA ) 0.5 ミリ−E/I/(
シクロヘキサン中)を充填した。+5℃で約1時間反応
を行ない、つづいてブタジェン211を添加し、同じ温
度(+5℃)でさらに5分間反応を続けた。ついで、シ
クロヘキサン300m4!中のブタジェン269を充填
し、重合反応を60℃で1時間行なった。
重合終了後、C02による官能化を行ない、これにより
、α−8TY 30重量%−BUT 70重量%(主と
して、1−2構造)の組成をもつ生成物(40ついで、
前記と同様に、 TBAI (0,4ミリ当量)および
PVL (3get )で処理した。a −8TY含量
28重量%、BUT含量含量6敏 量%をもつ重合体43gが得られた。
示差熱分析(DTA)では、高ビニルポリブタジェンの
転移点(約−30℃)、α−8TYの転移点(あまり鋭
敏に特定されない) ( + 150℃〜+1.60℃
)およびポリPVLの転移点(鋭敏に特定される)(+
207℃)を示した。
実施例5 前記実施例4の反応を、溶媒としてジエチルエ−チルを
使用し、かつ同じ割合のに一クミルを使用して、実施し
た。同等の結果が得られた。
実施例6 シクロヘキサン150社中にパラ−ビニルビフェニル6
gを含有する溶液にLi−第2級−ブチル0*3 ミ!
Jモルを添加し、温度60℃で重合反応を3時間行なっ
た。この工程後、ブタジェン14gを供給し、60℃で
、さらに1時間重合反応を行なった。前記実施例と同様
に操作して、得られた重合体をCO2で官能化させた。
これにより、パラービハルビフェニル30重量%およヒ
BUT 70 z量%(l−2構造8.9モル%、l−
4構造79.7モル%)の組成(coceaによる’H
NMRで測定)をもつ生成物20gが得られた。その分
子量(GPCによる)は75,0009/9・モルであ
った。
ついで、TBAI (0,2ミリ当量)およびPVL 
(1,5g)との反応により、PVL6.5重量%、パ
ラ−ビニルビフェニル28重量%およびBUT 65,
5重量%の組成をもつ重合体21.49が得られた。
示差熱分析では、ブタジェン(−85℃)、パラ−ビニ
ルビフェニル(+161℃)およびPVL (+209
℃)による期待される転移点を示した。
実施例7 2−ビニルナフタレンを使用し、前記実施例6の反応を
行なった。実施例6の生成物と似た組成をもつ生成物か
得られた。示差熱分析(DTA)では、−85℃(ポリ
0UT)+151℃(ポリビニルナフタレン)および+
205℃(ポリPVL )に期待される転移点を示した
実施例8 THF (50m )中、−78℃で、2−イソプロペ
ニルナフタレン(10g)お、!:ヒLi−ノルマルー
ブチル(0,5ミリモル)について重合反応を行なった
ついで、ブタジェン2gを添加し、つづいて室温で、シ
クロヘキサン300m/に含まれるブタジェン28.9
を添加し、60”Cで約1時間重合反応を行なった。こ
の工程後、前記実施例と同様にしてCO2による官能化
を行なった。C0OH官能化重合体(40g)は、主と
して1−2構造をもつブタジェン75重量%を含有して
いた。この重合体を、常用される条件下で、木炭に担持
したノくラジウム(Pd10%)を使用して水素化した
。”HNMRテストでは、不飽和結合が完全に消失して
いることを示した。この生成物を、つづ< TBAI 
(0・25ミリモル)を使用する方法に従って行なわれ
るPVLブロック(2,5g )とのグラフト反応に使
用した。これにより、ポリ−2−インプロペニルナフタ
レン23.5重量%、ポリPVL 6重量%および02
〜C,70,5重量%の組成を肩する重合体42.5さ
れる転移点を示し、+207℃(ポリPVL )に融点
を示した。
実施例9 パラ−イソプロペニルビフェニルを使用シテ、前記実施
例8と同じ反応を行なった。操作を同様に行ない、期待
された組成をもつ生成物42.59が得られた。DTA
では、−60℃、+225℃および+209℃に転移点
を示した。これらは、それぞれ、02〜C4ブロツク、
ポリ−パラ−イソプロペニルビフェニルおよびポリピバ
ロラクトンによるものである。
【図面の簡単な説明】 第1図ないし第3図は本発明によるブロック共重合体の
各特性を示すグラフである。 手続補正書防幻 昭和58年1月24日 特許庁長官  若杉 和夫殿

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 l。 式  AxB、C2 (式中、Axは芳香族ポリビニルおよび/またはポリイ
    ソプロペニル系列であり、B、はジエンまたは水素化ジ
    エン系列であり、C2はポリピバロラクトン系列であり
    、x、yおよび2は各系列における単量体単位数を表わ
    す整数である)で表わされるとともに、140℃または
    140℃以上のAX系列の転移温度を有するブロック共
    重合体。 2e  AX系列のビニルおよび/またはインプロペニ
    ル芳香族化合物が、好ましくはα−メチルスチレン、ビ
    ニルビフェニル、インプロペニルビフェニル、ビニルナ
    フタレンおヨヒインプロペニルナフタレンの中から選ば
    れるものである特許請求の範囲第1項記載のブロック共
    重合体。 3−By系列のジエンが、好ましくは1.3−ブタジェ
    ン、イソプレン、2,3−ジメチル−1,3−7”タジ
    エン、1,3−ペンタジェン(ピペリレン〕、2−メチ
    ル−3−二手ルー1.3−ブタジェン、3−メチル−1
    ,3−ペンタジェン、l、3−へキサジエン、2−メチ
    ル−1,3−へキサジエンおよび3−ブチル−1,3−
    オクタジエンの中から選ばれる七のである特許請求の範
    囲第1項記載のブロック共重合体。 4、ジエン系列が水素化されたものである特許請求の範
    囲第1項記載のブロック共重合体。 5、式AxByC2 (式中a  AXは芳香族ポリビニルおよび/またはポ
    リイソプロペニル系列であり、B、はジエンまたは水素
    化ジエン系列であり、C2はポリピバロラクトン系列で
    あり、x、yおよび2は各系列における単量体単位数を
    表わす整数である)で表わされるとともに、140℃ま
    たは140℃以上のAx系列の転移温度を有するブロッ
    ク共重合体の製法において、(a)ビニルおよびイソプ
    ロペニル芳香族単量体を重合し、(b)工程(alで得
    られた生成物にジエンを付加し、(C)工程(b)で得
    られたリビング重合体ABを二酸化炭素と反応させ、つ
    づいて酸処理によりカルボキシル官能基を遊離のものと
    することにより、該リビング重合体ABをカルボキシル
    基で官能化させ、(d)工程(C1で得られた重合体に
    ピバロラクトンを付加することを特徴とする、ブロック
    共重合体の製法。 6、工程(alを脂肪族、脂環式、芳香族およびアルキ
    ル芳香族、非極性非プロトン性溶媒の存在下で行なう特
    許請求の範囲第5項記載の製法。 7、工程(a)をアルカリ金、属のアルキル塩、水素化
    物またはアミドでな□る開始剤の存在下で行なう特許請
    求の範囲第5項記載の製法。 8、重合開始剤が好ましくはLi−第2級ブチルである
    特許請求の範囲第7項記載の製法。 9、工程(alを一80℃ないし+150℃の温度範囲
    内で行なう特許請求の範囲第5項記載の製法。 10、温度範囲が好ましくは一30℃ないし+80℃で
    ある特許請求の範囲第9項記載の製法。 11、工程(blを脂肪族、脂環式、芳香族およびアル
    キル芳香族および非極性非プロトン性溶媒の存在下で行
    なう特許請求の範囲第5項記載の製法。 12、工程(blをアルカリ金属のアルキル塩、水素化
    物またはアミドの存在下で行なう特許請求の範囲第5項
    記載の製法。 13、工程(b)を−50℃ないし+150℃の範囲の
    温度で行なう特許請求の範囲第5項記載の製法。 14、温度範囲が好ましくは0℃ないし+60℃である
    特許請求の範囲第13項記載の製法。 15、重合体AHのカルボキシル基による官能化(工程
    (C)〕をCO2飽CO2飽和用して行なう特許請求の
    範囲第5項記載の製法。 16、溶媒が好ましくは脂肪族および/または脂環式溶
    媒から選ばれるものである特許請求の範囲第15項記載
    の製法。 17、工程telにおける操作温度が一50℃ないし+
    20℃の範囲である特許請求の範囲第5項記載の製法。 18、操作温度が好ましくは一5℃ないし+5℃の範囲
    である特許請求の範囲第17項記載の製法。 19、工程(C1において、カルボキシル官能基が酸処
    理により遊離にされる特許請求の範囲第5項記載の製法
    。 加、工程(d)ヲトルエンとテトラヒドロフランとの混
    合物を使用して行なう特許請求の範囲第5項記載の製法
    。 21、工程(dlを一般式 %式% (式中、R1、R” 、 R”オヨ[RIv&!同一マ
    タ同一マヒ異なる炭素数1ないし8のアルキル基である
    )を有するテトラアルキルアンモニウム塩の存在下で行
    なう特許請求の範囲第5項記載の製法。
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