JPS5941655B2 - スチレンまたはアルキルスチレンとα−メチルスチレンのランダム共重合体を末端ブロツクとして有するジエンのブロツク共重合体 - Google Patents

スチレンまたはアルキルスチレンとα−メチルスチレンのランダム共重合体を末端ブロツクとして有するジエンのブロツク共重合体

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JPS5941655B2
JPS5941655B2 JP55016101A JP1610180A JPS5941655B2 JP S5941655 B2 JPS5941655 B2 JP S5941655B2 JP 55016101 A JP55016101 A JP 55016101A JP 1610180 A JP1610180 A JP 1610180A JP S5941655 B2 JPS5941655 B2 JP S5941655B2
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methylstyrene
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aromatic monomer
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【発明の詳細な説明】 配置ABA〔ただし、Aはアルケニル芳香族単量体とα
−メチルスチレンのランダム共重合体で、Bは1種また
は2種以上の共役ジエンの重合体、フまたはある種のプ
ロツク共重合体、例えばポリスチレン−ポリイソプレン
−ポリスチレン構造及びポリスチレン−ポリブタジエン
−ポリスチレン構造のある種のプロツク共重合体のプロ
ツクである〕のプロツク共重合体は可逆的にプラスチツ
ク化可・能であり、加硫しなくても周囲温度において、
強度的性質を含めてエラストマー状の性質を有し5、こ
れらは通常の加硫物の性質に匹敵する。
これらはまたポリジエン含量を低く保つならば良好な耐
衝撃性プラスチツクである。しかし、公知のプロツク共
重合体は低温または高温において比較的貧弱な性能を示
す。
例えば、スチレンとα−メチルスチレンの末端重合体プ
ロツクを有するプロツク共重合体は、スチレンの末端重
合体プロツタを有するプロツク共重合体に比較して改善
された高温性能を示すが、そのポリジニンの中心プロツ
クは高い1,2−ビニル構造を有するため低温の性質は
貧弱である。このため、特に高度の透明度を有する中間
の耐衝撃樹脂として、また改善された熱可塑性エラスト
マーまたは軟かな熱可塑性樹脂として、比較的高い熱ひ
ずみ温度と良好な低温性質を有する改善されたブ礪ンク
共重合体を得ることが望ましい。
これらの利点は、配置ABA〔ただし、Aはアルケニル
芳香族単量体とα−メチルスチレンのランダム共重合体
プロツクで、そのアルケニル芳香族単量体対α−メチル
スチレンのモル比の範囲は1:0.5ないし1:2.5
、好ましくは1:1ないし1:2であり、Bは1,3−
ブタジエン、イソプレンまたはその混合物のジニン重合
体プロツクで、25モル70をこえない1,2−ビニル
基を含有し、その中に重合されたO〜10重量70のα
−メチルスチレンを有し、該ジエン重合体プロツクBの
ガラス転移温度は−75℃以下であり、アルケニル芳香
族/α−メチルスチノレンプロツク共重合体Aを2〜9
8重量%、ジエン重合体プロツクBを98〜2重量70
含有し、分子量は約5,000〜500,000分子量
単位である]を有するプロツク共重合体により達成され
る。
本発明の範囲内にはまた上記のプロツク共重合体の製法
も含まれる。その方法は、(1)40℃ないし120℃
の温度で酸素と湿気の不存在下に多官能性リチウム重合
開始剤を用いて、炭化水素溶媒中でジエン単量体を重合
させ(その際少くとも1種のα−メチルスチレン単量体
を存在させることは任意である)、その炭化水素溶媒に
溶解した所望の分子量のりピングジエン重合体プロツク
を生成させ、(2)そのりピングジエン重合体とα−メ
チルスチレンを含有する炭化水素溶媒に極性溶媒を添加
し、(3)もし先にα−メチルスチレンを存在させてお
かなかつた場合にはそれを添加し、ついで(4)ランダ
ムアルケニル芳香族単量体/α−メチルスチレン重合体
ブ田ンクが重合し、ポリジエンブロックに化学的に結合
するような速度で連続的にアルケニル芳香族単量体を添
加することからなる。アルケニル芳香族単量体という用
語は、次式\ジ/〔ただし、nはO〜3の整数、R1は
炭素原子5以下のアルキル基、R2は水素である〕の単
量体を表わす。
好適なアルケニル芳香族単量体にはスチレン、ビニルト
ルエン、特にp−ビニルトルエンが含まれる。α−メチ
ルスチレンという用語は、上式においてnがゼロであり
、R2がメチルである化合物を表わす。
生成プロツク共重合体は選択される成分の割合に応じて
エラストマー状または樹脂状となり得る。
ジエン部分が低い、即ちポリジエンが2〜40重量%の
重合体は一般に樹脂伏で透明で、使用前加熱しなければ
ならない冷凍食品のように、低温と高温の両者に遭遇す
る包装用に特に適する。もつと高割合のポリジエンブロ
ック、例えば55〜98重量?のポリジエンを有する重
合体は比較的高いサービス温度(Servicetem
perature)と望ましい低温特性を有する望まし
い熱可塑性エラストマーである。約40〜55重量70
のジエンを含有する重合体は一般に軟かいプラスチツク
と考えられる。本発明のプロツク共重合体の分子量はゲ
ル透過クロマトグラフイ一で測定すると、5,000か
ら500,000まで変化する。
大抵の用途に対して特に望ましい重合体は約80,00
0〜300,000の分子量範囲を有する。共重合体A
を定義する際用いた[ランダム」なる用語は、該共重合
体中の2種の単量体が1対1式に交替していること、ま
たは厳密にランダム統計学に一致することを意味するた
めに用いたのではない。
むしろ、これは重合したアルケニル芳香族単量体または
重合したα−メチルスチレン単量体の広範なプロツク状
構造が存在しないことを意味する。重合体プロツクBは
ブタジエン、イソプレンまたはその混合物のような不飽
和ジエンのエラストマー状重合体プロツクである。
ポリジエンブロックの1,2−ビニルポリジエン微細構
造の含量(この1,2−ビニル含量はP−MOrerO
らのChim.Ind.MiJan,4l,758(1
959)の方法で赤外スペクトルから計算される)が2
570より大きくないこと及びPerkin−Elme
r示差走査カロリメータMOdelDSC2で測定(試
料を毎分20℃の速度で加熱した場合)して、これらポ
リジエンのガラス転移温度(Tg)が約−75℃より高
くないことが本発明にとつて重要である。本発明では、
2官能性リチウム触媒が好ましく使用される。AB(B
A)n構造を有する最も簡単な有側鎖重合体をつくる時
は、3官能性リチウム重合開始剤を使用する。多官能性
リチウム触媒及びこれをオレフイン系不飽和炭化水素単
量体の重合に使用することは周知である。そのような重
合体及び開始剤は例えば、米国特許3,660,536
3,663,634;3,668,263;3,684
,780;3,725,368:3,734,973;
3,776,893;3,776,964;3,784
,637;3,787,510:3,954,894に
開示されている。非常に望ましいリチウム開始剤は、2
個の1,1−ジフエニルエチレン基を含有する化合物1
モルに対し、有機リチウム化合物、例えばブチルリチウ
ムを2モル添・(3加することによりつくることができ
る。以下の実施例により本発明を説明する。
特に断らない限り部はすべて重量部である。1,2−ビ
ニル含量はMOrerOらの方法により赤外スペクトル
(IR)から計算し、ガラス転移温度はPerkinE
lmer示差走査カロリメータ(DSC)で、毎分20
℃の加熱速度で測定した。
重合はすべて乾燥窒素雰囲気中で行つた。実施例 1 A.2.25ミリモルのSec−ブチルリチウムを含有
するシクロヘキサン4.1dを、1.15ミリモル1,
3−ジ(1−フエニルエテニル)ベンゼンを含有するト
ルエン18Tneと混合することによりジリチウム開始
剤をつくつた。
生成した暗赤色混合物を25〜30℃に2.5時間保つ
た。B.llのフラスコにシクロヘキサン350rrL
e11,3−ブタジエン309、α−メチルスチレン5
5me.を加えた。生成した混合物をSec−ブチルリ
チウム0.25ミリモルで処理し、ジリチウム開始剤を
妨害するような如何なる水分、酸素または活性水素化合
物も不活性化させた。先に調製しておいた開始剤を注射
器で添加し、約50〜60℃に維持した水浴中へそのフ
ラスコを130分間浸漬した。ついで、スチレン2m1
を添加し、水浴の温度を20℃に下げ、フラスコにテト
ラヒドロフラン40meを添加した。テトラヒドロフラ
ンを加えると、フラスコ内の溶液は黄色から赤昧がかつ
た褐色に変化した。最後に、水浴の温度を約20℃に維
持しながら3時間かけて一定速度でスチレン32meを
反応混合物に添加した。スチレンの添加終了後約5分で
、メタノール4meを加え、リピング重合体を不活性化
した。メタノールで沈澱させることによりプロツク共重
合体を回収した。
真空炉で乾燥後の重さは1029であつた。その分子量
はゲル透過クロマトグラフイで測定して99,000で
あつた。この重合体はABAプロツク共重合体であり2
9重量70のブタジエンを含有し、スチレン対α−メチ
ルスチレンのモル比は1:1.2であつた。82重量7
0のα一メチルスチレンが重合した。
スチレンとブタジエンは定量的に重合した。この共重合
体の一部分を圧縮成形し、次の物理的性質が測定された
。実施例 2−7実施例2−7においては、原料組成を
変えて種々の組成のプロツク共重合体をつくつた以外は
実施例1の力法を繰り返した。
表1には反応体物質を記載し、表には末端プロツクの重
合条件、表には高度の熱ひずみ透明耐衝撃性共重合体の
物理的性質、表は熱可塑性エラストマーの組成と性質を
記す。表1からにおいては次の略号を用いる。比較例
1 比較のために、シクロヘキサンを溶媒として、1,3−
ジ(1−フエニルエテニル)ベンゼンと第2級ブチルリ
チウムとの付加物を使用して5種のポリブタジエンを製
造した。
[1:第2級ブチルリチウム1.32ミリモルを1,3
−ジ(1−フエニルエテニル)ベンゼン0.66ミリモ
ルと共に使用した以外は実施例1と同様にしてジリチウ
ム開始剤を調製した。
11の重合用フラスコにシクロヘキサン420mlおた
びブタジエン389を充填し、第2級ブチルリチウム0
.09ミリモルを加えて水分酸素および他の不純物を除
去し、そしてジリチウム開始剤をを注入した。
45〜65℃のウオーターバス中で加熱しながら重合を
3時間行なつた。
3時間後にメタノール3meを加えてリピングポリマ一
を消滅させ、ポリマーをメタノールで沈澱させ、乾燥し
た。
操作2:重合溶媒の一部としてα−メチルスチレン50
?を加えた以外は操作1をくりかえした。
(これらの条件下ではα−メチルスチレンはポリマー中
に合体されることはない。)操作3:重合溶媒としてシ
クロヘキサン380m1およびテトラヒドロフラン1/
2me.を用いた以外は操作1をくりかえした。操作4
:重合溶媒としてのシクロヘキサンにテトラヒドロフラ
ン1meを加えた以外は操作1をくりかえした。
操作5:重合溶媒としてシクロヘキサン380W1eお
よびテトラヒドロフラン1.8meを使用した以外は操
作1をくりかえした。
これらの操作からえられるポリマーを分析し、1,2−
ビニル含量、シス一およびトランス一含量およびガラス
転移点(Tg)を測定した。
その結果を表に示す。実施例 スチレン/αメチルスチレン/ブタジエンM伍ポリマー
の製造ブタジエン重合の前にテトラヒドロフラン0.9
5dを加え、ブタジエン重合の末期にα−メチルスチレ
ンを加えた以外は実施例7の操作をくりかえした。
使用した材料は次のとおりであつた。
ジリチウム開始剤 えられたコポリマーは72重量?のブタジエンを含有し
ており、そのポリブタジエンのミクロ構造中の1,2−
ビニルは45モル70であり、そしてスチレンとα−メ
チルスチレンとのモル比は1:1.3であつた。
このコポリマーのポリブタジエン中心プロツク(1,2
一含量は4570)のガラス転移点(Tg)および実施
例7で製造したコポリマー(1,2一含量10′70)
のガラス転移点(Tg)をDSCで測定した。これらの
値は実施例7で製造した純ポリブタジニンのTg−ミク
ロ構造の関係と一致している。
実施例 9ABAイソプレンプロツクコポリマ一の製造
シクロヘキサンに第2級ブチルリチウム1.44mモル
をとかした溶液2.5meと1,3−ジ(1−フエニル
エテニル)ベンゼン0.71mモルのトルエン溶媒15
TILeとを混合してジリチウム開始剤を調製した。
えられた暗赤色溶液を約25〜30℃に20時間保持し
た。次いでイソプレン1WLeを加え、混合物を60〜
70℃で7分間加熱して重合開始溶液とした。11のフ
ラスコにシクロヘキサン370W1e1イソプレン49
dおよびα−メチルスチレン15mf.を充填し、第2
級ブチルリチウム0.17mモルを加えて水分、酸素お
よび他の有害な不純物を除去し、次いでジリチウム開始
剤溶液を注入した。
重合温度を40〜60′Cの範囲に保持した。70分後
にスチレン0.5dを加え、ウオーターバスの温度を約
25℃に下げ、テトラヒドロフラン40dを加えたとこ
ろ、重合系混合物の色は黄色から赤褐色に変わつた。
この重合系混合物に追加量のスチレン6rr1eを、約
26゜Cの温度を保持しながら、160分間にわたつて
連続的に加えた。スチレン添加の完了後約3分してから
、メタノール3m1を加え、ポリマーをメタノールによ
る沈殿によつて回収した。乾燥後のポリマーの重量は4
7.59であつた。コポリマーの分子量はゲル浸透クロ
マトグラフで測定して129,000分子量単位であつ
た。このコポリマーはイソプレンを72重量?含有し、
スチレンとα−メチルスチレンとのモル比は1:1.1
であると計算された。α−メチルスチレンの55重量7
0が重合した。スチレンおよびイソプレンは定量的に重
合した。乾燥したABAプロツクコポリマ一を圧縮成形
し物性を測定して次の結果をえた。実施例 10 実施例1の操作を用いて(ビニルトルエン/α一メチル
スチレン)−ブタジエン−(ビニルトルニン/α−メチ
ルスチレン)なる構造の3プロツクコポリマ一を製造し
た。
実施例1と異なる材料および条件は次のとおりである。
ジリチウム開始剤は1,3−ビス〔1−(4−メチル)
エテニル〕ベンゼン0.70ミリモルと第2級ブチルリ
チウム1.39ミリモルとの付加物である。
ブタジエン449、α−メチルスチレン16.8?、ビ
ニルトルエン(パラ異性体含量約33重量?、メタ異性
体含量約67重量70)8.2w1!を使用した。シク
ロヘキサン360dおよびテトラヒドロフラン40me
を溶媒として使用した。末端プロツクは30℃で重合さ
せた。ビニルトルエンは160分間にわたつて添加した
。コポリマー599がえられ、α−メチルスチレンの5
3重量?が重合した。この3プロツクポリマ一は116
,000の分子量を有しており、そのブタジエン含量は
74重量70であつた。ビニルトルエンとα−メチルス
チレンとのモル比は1:1.1であつた。この3プロツ
クポリマ一は3400ps1(239Ky/Cli)の
引張り強さ(破壊時)と975%の伸びを有していた。
本発明によるポリマー類はポリスチレンを末端プロツク
コポリマ一と比較して、実質的に改善された取扱い温度
を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次の配置 ABA 〔ただし、Aは式▲数式、化学式、表等があります▼(
    ここでnは0〜3の整数、R_1は炭素原子5以下のア
    ルキル基を示す)なるアルケニル芳香族単量体単位と式
    ▲数式、化学式、表等があります▼ なるα−メチルスチレン単位とからなるランダム共重合
    体ブロック(ここでアルケニル芳香族単量体とα−メチ
    ルスチレンのモル比は1:0.5ないし1:2.5であ
    る)であり、Bは式−CH_2−CH=CH−CH_2
    −および/または▲数式、化学式、表等があります▼な
    る反復単位から主としてなる1.3−ブタジエンおよび
    /またはイソプレンのジエン重合体ブロックで、25モ
    ル%をこえない1.2−ビニル基を含有し、その中に重
    合したα−メチルスチレンを0〜10重量%有し、該ジ
    エン重合体ブロックBのガラス転移温度(Tg)は−7
    5℃以下であり、アルケニル芳香族単量体/α−メチル
    スチレン共重合体ブロックAとジエン重合体ブロックB
    の重量比は2:98ないし98:2であり、分子量は5
    ,000〜500,000である〕を有するブロック共
    重合体。 2 ポリジエン含有量が10〜40重量%である特許請
    求の範囲第1項記載のブロック共重合体。 3 ジエン含有量が55〜90重量%である特許請求の
    範囲第1項記載のブロック共重合体。 4 ポリジエンがポリ1,3−ブタジエンである特許請
    求の範囲第1項記載のブロック共重合体。 5 ポリジエンがポリイソプレンである特許請求の範囲
    第1項記載のブロック共重合体。 6 モノビニル芳香族単量体がスチレンである特許請求
    の範囲第1項記載のブロック共重合体。 7 次の配置ABA 〔ただし、Aは式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここでnは0〜3の整数、R_1は炭素原子5以下の
    アルキル基を示す)なるアルケニル芳香族単量体単位と
    式▲数式、化学式、表等があります▼ なるα−メチルスチレン単位とからなるランダム共重合
    体ブロック(ここでアルケニル芳香族単量体とα−メチ
    ルスチレンのモル比は1:0.5ないし1:2.5であ
    る)であり、Bは式−CH_2−CH=CH−CH_2
    −および/または▲数式、化学式、表等があります▼な
    る反復単位から主としてなる1,3−ブタジエンおよび
    /またはイソプレンのジエン重合体ブロックで、25モ
    ル%をこえない1,2−ビニル基を含有し、その中に重
    合したα−メチルスチレンを0〜10重量%有し、該ジ
    エン重合体ブロックBのガラス転移温度(Tg)は−7
    5℃以下であり、アルケニル芳香族単量体/α−メチル
    スチレン共重合体ブロックAとジエン重合体ブロックB
    の重量比は2:98ないし98:2であり、分子量は5
    ,000〜500,000である〕を有するブロック共
    重合体を製造するに際し、(1)40℃ないし120℃
    の温度で、酸素および湿気の不存在下に多官能性リチウ
    ム重合開始剤を用いて炭化水素溶媒中でジエン単量体を
    重合させ(α−メチルスチレン単量体の存在下に行なう
    ことは任意である)、炭化水素溶媒中に溶解した所望の
    分子量のリビングジエン重合体ブロックを生成させ、(
    2)そのリビングジエン重合体とα−メチルスチレン単
    量体を含有する炭化水素溶媒に極性溶媒を添加し、(3
    )もし先にα−メチルスチレン単量体を存在させてない
    場合にはこれを添加し、ついで(4)ランダムアルケニ
    ル芳香族単量体/α−メチルスチレン単量体の重合体ブ
    ロックが重合し、化学的にポリジエンブロックに結合す
    るような速度で、連続的にアルケニル芳香族単量体を添
    加する、ことを特徴とするブロック共重合体の製造方法
    。 8 アルケニル芳香族単量体がスチレンである特許請求
    の範囲第7項記載の方法。
JP55016101A 1979-02-15 1980-02-14 スチレンまたはアルキルスチレンとα−メチルスチレンのランダム共重合体を末端ブロツクとして有するジエンのブロツク共重合体 Expired JPS5941655B2 (ja)

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US1253979A 1979-02-15 1979-02-15
US125396760-4B 1979-02-15
US956966760-4B 1979-11-19

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JPS55112218A JPS55112218A (en) 1980-08-29
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