JPS5810838Y2 - 消音マツト - Google Patents

消音マツト

Info

Publication number
JPS5810838Y2
JPS5810838Y2 JP15873978U JP15873978U JPS5810838Y2 JP S5810838 Y2 JPS5810838 Y2 JP S5810838Y2 JP 15873978 U JP15873978 U JP 15873978U JP 15873978 U JP15873978 U JP 15873978U JP S5810838 Y2 JPS5810838 Y2 JP S5810838Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
sound deadening
mat
deadening mat
sound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15873978U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5576324U (ja
Inventor
昌秀 山本
克己 杉本
Original Assignee
日本ゼオン株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本ゼオン株式会社 filed Critical 日本ゼオン株式会社
Priority to JP15873978U priority Critical patent/JPS5810838Y2/ja
Publication of JPS5576324U publication Critical patent/JPS5576324U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5810838Y2 publication Critical patent/JPS5810838Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Building Environments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、鉄板製床、コンクリート打床などの消音マ
ットに関するもので、特に鉄板製階段に施用する消音マ
ットに関するものである。
鉄板製床やコンクリート打床、特にアパートなどの鉄板
製階段では、昇降時に大きな音響を発し、夜間には不快
な騒音として感じられるものである。
従来、鉄板製階段にあっては、滑り止めのための考慮は
なされていても、消音については効果ある手段は採られ
ていなかった。
この考案は、階段や階段の踊り場などの昇降時に生ずる
騒音を防止することを目的とし、併せて踏込み時の足の
滑りをも防止するものである。
この考案の一実施例を図面に基すいて説明すると、第1
図は鉄板製階段に施用する消音マットの斜視図、第2図
は同断面図であって、基層シート1には、突起模様2,
2′が施され、階段踏板の前縁折曲部および後縁折曲部
に嵌着するための鉤状の前縁突条3および後縁突条4が
設けられている。
突起模様2は主に滑り止めの目的で、踏板縁と平行な数
条の突条からなり、突起模様2′は、踏板への踏込み時
に緩衝バネの役目をなし、発生する衝撃音をできるだけ
小とするためのものであり、これらの幾何模様の形状、
大きさ、配置は上記実施例に限ることなく適宜選ぶこと
ができる。
前縁突条3および後縁突条4は踏板の形状によっても異
なり、又踏板に密着させるためのものであって設けるこ
とが好ましい。
この基層シート1は、耐摩耗性のあることが必要で、例
えば公知の耐摩耗性ゴム配合で得られる。
また、硬度は、JIS硬度で35〜60の範囲にあるこ
とが必要である。
即ち、35より小さい柔軟すぎて踏込時に沈み、60よ
り大きいと硬く緩衝性が劣り、踏込みの音響を小にする
効果が弱くなるからである。
次に、第1図および第2図に示す実施例においては、前
記基層シート1の裏面に、面密度が1.5kg/m2以
上の軟質シート5が接着積層されている。
この軟質シート5は、階段踏込み時に発生した衝撃音お
よび鉄板踏板の共振を防止するためのものであって、制
振性の優れた材料から成形されたものであることを要す
る。
軟質シート5としては、面密度が1.5kg/m2以上
でなければならない。
この値より小さいと制振遮音性が劣り、本願の目的を達
しないからである。
この種の軟質シートとしては、例えば、軟質配合の塩化
ビニルコンパウンドに鉄粉などを混練して得られたシー
トが好適である。
上記基層シートは、階段の距板、踊り場などの形状に応
じて金型成形で得られるが、突起模様を適当に選ぶこと
により押出成形で作ることもできまた色彩も任意に選ぶ
ことができる。
軟質シートはカレンダー成形または押出成形で得られる
基層シート1と軟質シート5の接着は、損失係数をあげ
るという点でエポキシ系接着剤によることが好ましいが
、合成ゴム系、ウレタン樹脂系接着剤等も用いられる。
また、軟質シートを基層シートの両面にサンドイッチ状
に積層して用いることもできる。
その際、上層軟質シートの表面に突起模様が形成される
なお、基層シートと軟質シートとの間に、軟質合成樹脂
発泡シートをサンドイッチ状に挾んで積層して、緩衝性
、吸音性を助長せしめてもよい。
しかし、基層シートを表層に、軟質シートを裏層に用い
る(第1図および第2図)ことが、階段等への接着性、
踏込に対する耐摩耗性等の点から好ましい。
さらに、本願の目的からして、基層シートと軟質シート
との積層により得られるマットの損失係数が、通例本願
マットの用途に照らし、室温におけるIKHzの周波数
において、少なくとも0,04を有することが必要であ
り、好ましくは0.1以上である。
すなわち、損失係数が0.04以上となるよう、前記シ
ートの材料の選択もしくはマットの厚み等を配慮し形成
しなければならない。
この値以下では、消音の効果が極端に劣る。
この考案に係る消音マットの階段、踊り場等への施用は
、鉤状の前縁突条および後縁突条を踏板の前縁および後
縁に嵌着し、合成ゴム系、ウレタン樹脂系などの接着剤
を用いて鉄板等に接着すればよい。
この考案に係る消音マットは、上述のような構成を有す
るので、鉄板製階段によくなじみ、昇降時の騒音を防止
できると共に、滑り止めの効果に優れ安全性が大である
また、水洗でき清潔に保つことができると共に、色彩感
豊かなものにでき美感にも優れる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る消音マットの一実施例の斜視図
を示し、第2図は、同じく断面図を示す。 1・・・・・・基層シート、2,2′・・・・・・突起
模様、3・・・・・・前縁突条、4・・・・・・後縁突
条、5・・・・・・軟質シート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. JIS硬度35〜60を有する高分子材料よりなる基層
    シートの少なくとも片面に、面密度が1.5kg/m”
    以上の軟質シートを接着積層し、これら接着積層したも
    のの室温、IKHzにおける損失係数が0.04以上で
    あり、表面に突起した模様を施してなる音消マット。
JP15873978U 1978-11-20 1978-11-20 消音マツト Expired JPS5810838Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15873978U JPS5810838Y2 (ja) 1978-11-20 1978-11-20 消音マツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15873978U JPS5810838Y2 (ja) 1978-11-20 1978-11-20 消音マツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5576324U JPS5576324U (ja) 1980-05-26
JPS5810838Y2 true JPS5810838Y2 (ja) 1983-02-28

Family

ID=29150891

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15873978U Expired JPS5810838Y2 (ja) 1978-11-20 1978-11-20 消音マツト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5810838Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0427947Y2 (ja) * 1987-01-23 1992-07-06

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5576324U (ja) 1980-05-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5810838Y2 (ja) 消音マツト
JP2781027B2 (ja) 木質床材
JPH08326279A (ja) 裏面に緩衝材を持つ防音床材
JPH10339016A (ja) パネル
JP3359600B2 (ja) 階段の踏板
JP3934592B2 (ja) 階段の踏板
JP2575257Y2 (ja) 捨貼り施工用防音床板
CN216921163U (zh) 一种架空装配式地面结构
JP2872732B2 (ja) 木質防音床材および防音用下地材
JP3470552B2 (ja) パネル
JP2591336Y2 (ja) 木質系防音床材
JPH0756431Y2 (ja) 階段仕上げ材
JPH06240852A (ja) 木質系防音床板
JP3101039B2 (ja) 防音床材
JPH0752278Y2 (ja) 木質系防音床板
JP2559807Y2 (ja) 防音床材
JP2602235Y2 (ja) 階段用踏板
JP2542965Y2 (ja) 防音木質床材
JP2605478Y2 (ja) 防音床板
JP2537895Y2 (ja) 木質系防音床板
JP2570440Y2 (ja) 木質系防音床材
JP2001132219A (ja) クッションフロア用下地材
JPS5931852Y2 (ja) 階段用すべり止め材
JPH0612635U (ja) 木質系防音床板
JP2591337Y2 (ja) 木質系防音床材