JPH0427947Y2 - - Google Patents

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JPH0427947Y2
JPH0427947Y2 JP1987007477U JP747787U JPH0427947Y2 JP H0427947 Y2 JPH0427947 Y2 JP H0427947Y2 JP 1987007477 U JP1987007477 U JP 1987007477U JP 747787 U JP747787 U JP 747787U JP H0427947 Y2 JPH0427947 Y2 JP H0427947Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は家屋、ビルデイング、倉庫その他の建
築物における階段を構成する階段用踏板に関する
ものである。
(従来の技術) 従来、家屋その他の建築物における鋼板その他
金属製の階段は、人が階段を上り下りする際足音
が響き特に夜間静まつた時は一層音が高くなり、
アパートの階段では他人に迷惑をかけることにな
り、鋼板製、アルミ製等の階段は木製に比し強度
はあるものの響音が発生し、共同住宅あるいは病
院等の階段には不適当である等の欠点があつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は従来の鋼板あるいは、その他の金属製
階段に消音材を設けて足音の響きを防止し、静か
に階段を上り下りできるようにすることを目的と
したものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は多数の突起1を模様状に配置して表面
に設けた鋼板、アルミ板その他の金属板2の前方
を下方に向けて折曲し下向片3を形成し、後方を
上方に向けて折曲し上向片4を形成し、金属板2
の表面に突起1を形成した水平部の下面にロツク
セルボード、炭酸カルシウム発泡消化材等防火性
のある防火性消音材5を接着剤あるいはボルトナ
ツト等適宜の取付材を使用して貼着したことを特
徴とする階段用踏板である。
(作用) 本考案は、金属板2で階段を作るようにしたか
ら、木製のものなどと異なり、強度の高い階段を
作ることができ、しかも、金属板2の水平部の表
面に多数の突起1を設けたから、突起1によつて
滑らないようにした階段を作ることができると共
に、突起1を金属板2の表面に直接設け、突起1
を金属板2と一体の金属で成形してあるから、強
度が高く、長期間滑るのを防止でき、更に、金属
板2の水平部の下面に防火性消音材5を設けたか
ら、防火性消音材5によつて足音の響を吸収し、
静かに上がり下りできる階段を作ることができる
と共に、防火性消音材5が防火性である為、火災
を起こす危険がないのみならず、火事が起きた際
に防火性消音材5が燃えず、安全に避難でき、そ
の上、防火性消音材5を、前方に下向片3を形成
し後方に上向片4を形成した金属板2の水平部に
設けたから、防火性消音材5を簡単に取り替える
ことができ、又、金属板2の水平部の前方に下向
片3を形成すると共に後方に上向片4を形成し、
金属板2と一体の下向片3と上向片4とで階段の
段差部分を作るようにしたから、下向片3と上向
片4とが金属板2の水平部より分離せず、堅固な
階段を作ることができる。
また、本考案は、鋼板、アルミ板その他の金属
板2の表面に多数の突起1を設けて金属製であつ
ても滑ることを防止し、安全に上り下りが出来る
ようにしてあり、その金属板2の裏面にロツクセ
ルボードあるいは炭酸カルシウム発泡消化材より
なる防火性消音材5を裏面に設けてあるから階段
の上り下りによる足音も防火性消音材5に吸収さ
れ響きを防止するため静かに階段を上り下りが出
来る。従つてアパート、その他の家屋、ビル、倉
庫等における階段として好適であり、消音及び防
火性が高く、かつ金属板製であるから竪牢であ
り、その製作もプレス加工が可能で、多量で安価
に製造し得られる。
(実施例) 以下、本考案を図面に基づいて詳述する。
本考案は表面に多数の突起1を設けた金属板2
(縞付鋼板)の前方を下方に向けて折曲し下方片
3を形成し、後方を上方に向けて折曲し上向片4
を形成し、階段を組み立てるとき下向片3と上向
片4とに垂直の接続板(図示せず)を溶接あるい
はボルトナツトその他の接続手段で階段状に形成
する。前記金属板2の下面全体にロツクセルボー
ド製の防火性消音材5を接着剤により貼着し、防
火、消音作用を行なわしめる。
前記防火消音効果を有する階段用踏板を上下斜
方向に接続板で接続したり、あるいは本考案の防
火消音材を有する踏板の両端に支持部材を固設し
て階段を構成する。
(効果) 以上説明したように、本考案は金属板を使用し
て階段用の踏板を形成し、該金属板の裏面に防火
性消音材を設けてあるから階段の上り下りにより
発生する響音を吸収し、金属特有の響音を防止す
ることができるため、夜間でも安心して上り下り
が出来ると共に、他人に迷惑をかけるおそれがな
くアパート、ビル、倉庫等に使用する階段用に適
しており、静かさを保つことができるのみなら
ず、この構造も簡単で安価に製造することが出来
る等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示したもので、第1図
は本考案実施の1例を示す正面図、第2図は同上
左側面図、第3図は平面図、第4図は第1図A−
A線の断面図、第5図は第1図B−B線の断面図
である。 1は突起、2は金属板、3は下向片、4は上向
片、5は防火性消音材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属板の前方を下方へ折曲して下向片を形成す
    ると共に、後方を上方へ折曲して上向片を形成
    し、金属板の水平部の表面に多数の突起を設け、
    且つ、水平部の下面に防火性消音材を設けたこと
    を特徴とする、階段用踏板。
JP1987007477U 1987-01-23 1987-01-23 Expired JPH0427947Y2 (ja)

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JPS63116635U JPS63116635U (ja) 1988-07-27
JPH0427947Y2 true JPH0427947Y2 (ja) 1992-07-06

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Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5810838Y2 (ja) * 1978-11-20 1983-02-28 日本ゼオン株式会社 消音マツト
JPS588816Y2 (ja) * 1978-12-21 1983-02-17 株式会社アルミノ アルミ製階段
JPS56176930U (ja) * 1980-05-25 1981-12-26
JPS5978430U (ja) * 1982-11-17 1984-05-28 大和ハウス工業株式会社 階段構造
JPS6063622U (ja) * 1983-10-11 1985-05-04 株式会社栄和産商 防音用段板

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Publication number Publication date
JPS63116635U (ja) 1988-07-27

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