JPS5810344Y2 - 極小型高圧トランス - Google Patents

極小型高圧トランス

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Publication number
JPS5810344Y2
JPS5810344Y2 JP1978117405U JP11740578U JPS5810344Y2 JP S5810344 Y2 JPS5810344 Y2 JP S5810344Y2 JP 1978117405 U JP1978117405 U JP 1978117405U JP 11740578 U JP11740578 U JP 11740578U JP S5810344 Y2 JPS5810344 Y2 JP S5810344Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flange plate
voltage transformer
secondary winding
groove
ultra
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978117405U
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English (en)
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JPS5534649U (ja
Inventor
悦衛 岡本
Original Assignee
興栄工業株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、電池を電源としトランスで昇圧し火花放電
せしめて燃料ガスを着火するようにした電池放電式ガス
ライターに最適な極小型の高圧トランスに関し、特に極
小細線である二次巻線の端部とリード線との接続を容易
にし且二次巻線が切断されることなく安定に保持し得る
高圧トランスに関する。
従来公知の極小高圧トランスにあっては、極小細線であ
る二次巻線の端部とリード線との接続を容易にし且二次
巻線の切断を防止するために、ボビンの相対向するフラ
ンジ板の側面に横溝を形成して、この横溝を通ってボビ
ンに巻かれた二次巻線を導出し、リード線を端末に接続
した後、接続部と共に二次巻線の端末を横溝内に押し込
むようにしたものが提案されている。
しかしながら、このようなボビンの構造は、ボビンが合
成樹脂製である関係上必然的に成形用の金型を複雑にし
、コストの上昇をもたらすと共に、横溝内に押し込まれ
たのみではリード線が強く引張られると抜は出して来る
おそれがあるため、実際上は横溝内に接着剤を充填して
固定しなければならず、返って面倒で手間を要する欠点
があった。
又、か・る接着剤の充填を必要としない程充分に固く横
溝内に二次巻線、リード線及び両者の接続部が圧入保持
されるためには、横溝の開口広さが二次巻線等に比して
狭くなるため、逆に二次巻線、リード線及び両者の接続
部を横溝内に押し込む作業が困難となり簡単に行うこと
が出来なくなってしまうおそれがあった。
更に、ボビンの相対向するフランジ板に横溝を形成する
ためには、フランジ板は所定の厚さを有していなければ
ならないが、これではボビンの寸法を大きくしてしまう
おそれがあり、極小型である高圧トランスとしては重大
な欠点となってしまうおそれがあった。
この考案は従来の極小型高圧トランスに見られた前述の
如き欠点を除去し、構造簡単にしてトランスの小型化に
悪影響を及ぼすおそれなく、二次巻線、リード線及び両
者の接続部を確実に保持し、しかも二次巻線の切断のお
それのない極小型高圧トランスを提供せんとするもので
あって、以下に図面を参照しつつ詳細に説明する。
図面はこの考案の実施例を示すものであって、図におい
て1は多数の薄鉄片を積層したコア、2は該コア1を保
持し且、−次及び二次巻線を巻装する合成樹脂製のボビ
ンである。
コア1は従来公知のように山形の積層部分と棒状の積層
部分とからなり、山形の積層部分の中央部をボビン2の
中央透孔3に挿通し、棒状の積層部分をこれに定着して
コア1をボビン2に装着する。
ボビン2は中央透孔3を貫設した角筒状の巻軸筒4と該
巻軸筒4の両端から直交する方向へ延び出す略方形のフ
ランジ板5,6とからなる。
第2図を参照して、フランジ板5,6の巻軸筒4を中心
にした対称位置にある辺部5a、5aには前記コア1を
受は入れる切除部7,8が形成される。
又、一方のフランジ板5のこの切除部7,8を形成され
た辺部に隣接する他の一辺部5bの中央には切溝9が形
成される。
そして、この切溝9を中心にして両側方へ該辺部5bの
長手方向と平行に延びる合成樹脂製の小片10をフラン
ジ板5の外面に一体に立設する。
又、この辺部5bに対向する他の辺部5C及びこれと上
下に対向するフランジ板6の辺部6Cの略中央にそれぞ
れ切溝11,12を形成する。
第1の切溝9は巻軸筒4に巻回された極小細線である二
次巻線の端末導出部であり、又、第2の切溝11,12
は一次巻線の導出部として使用される。
第3図に示すように、巻軸筒4に巻回された二次巻線の
端部13は第1の切溝9を通ってフランジ5の上方へ導
出され、端部にリード線14が接続される。
接続後、切溝9を跨いで小片10の内側に二次巻線の端
末13、リード線14の一部及び両者の接続部を配置し
、適宜の手段で小片10を加熱溶融して、第1図に示す
ように、フランジ板5の上面に二次巻線の端末13、リ
ード線14の一部及び両者の接続部を一体に接合せしめ
る。
か・る接合により、二次巻線等の接続は完全に保障され
、しかも細い二次巻線が切断されるおそれも全くなくな
るのである。
更に、小片10は最終的には溶融してフランジ板5の上
面に圧着するため、ボビン2の寸法を大きくするような
おそれは全くなく、シかも単にフランジ板5の上面に立
設するのみであるため、構造は簡単でプラスチック成形
のための金型が複雑となるおそれもなく、コストのイ氏
下を図ることが出来る。
以上のようにこの考案の極小型高圧トランスによれば、
フランジ板5の外面に切溝9から側方に延びる小片10
を立設し、該小片10とフランジ板5とを熱で溶融して
互に接着する合成樹脂で形成し、二次巻線の端部とこの
端部に接続されるリード線の一部並びに両者の接続部を
加熱溶融された小片10で被覆しつ・フランジ板5の上
面に一体に接合したので、二次巻線の端末、リード線及
び両者の接続部は加熱溶融した小片で被覆されてフラン
ジ部に接合されており、確実なる保持が達成され二次巻
線の断線のおそれは全くなくなるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る極小高圧トランスの斜視図、第
2図はボビンの斜視図、第3図は一次及び二次巻線の導
出状態を示すボビンの斜視図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一次及び二次巻線を巻装した巻軸筒4の両端にフランジ
    板5,6を形威し、該フランジ板5の一辺略中央に切溝
    9を形成した合成樹脂のボビン2に多数の薄鉄片を積層
    したコア2を装着し、前記巻線の端部を切溝9から導出
    した極小型高圧トランスにおいて、フランジ板5の外面
    に切溝9から側方に延びる小片10を立設し、該小片1
    0とフランジ板5とを熱で溶融して互いに接着する合成
    樹脂で形成し、前記巻線の端部とこの端部に接続される
    リード線14の一部並びに両者の接続部を加熱溶融され
    た小片10で被覆しつ・フランジ板5の上面に一体に接
    合したことを特徴とする極小型高圧トランス。
JP1978117405U 1978-08-28 1978-08-28 極小型高圧トランス Expired JPS5810344Y2 (ja)

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JP1978117405U JPS5810344Y2 (ja) 1978-08-28 1978-08-28 極小型高圧トランス

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JP1978117405U JPS5810344Y2 (ja) 1978-08-28 1978-08-28 極小型高圧トランス

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Publication Number Publication Date
JPS5534649U JPS5534649U (ja) 1980-03-06
JPS5810344Y2 true JPS5810344Y2 (ja) 1983-02-25

Family

ID=29070823

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5724052Y2 (ja) * 1977-01-21 1982-05-25

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5142050U (ja) * 1974-09-25 1976-03-29

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JPS5142050U (ja) * 1974-09-25 1976-03-29

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