JPS58100119A - 洗浄用組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、洗浄剤の化学組成に関している。

さらに具体的には、この発明は、とくにガラスおよびプ
ラスチック製レンズ、および眼鏡フレームの洗浄および
処理用に適した水溶液またはゲル状態の洗浄剤の化学組
成に関している。

ガラスおよびプラスチック製眼鏡用レンズ、ならびにそ
のフレームには毎日の着用の間に、種々の汚物が付着す
る。これらの汚物には、皮膚の油請・、汗、塵埃、垢、
糸屑、化粧品、環境汚物、へ７−スプレ、その他が含ま
れていて、視野を曇らせ、化粧効果を減じ、かつ不快感
を増す。その上、これらの汚物によっては、プラスチッ
ク類および金属製のフレームを汚損することがある。

もう一つの共通の問題は、眼鏡周辺の温度変化、例えば
、暖かい環境から、寒い環境への移動、または目および
鼻の付近の発汗によるレンズの曇りである。そのため、
レンズ洗浄剤の成分には、曇り止めの特性を備える成分
が含まれることが望ましい。アメリカ合衆国特許Ｎｏ、
３．９３９．０９０は、このような曇り止め洗浄剤の一
例である。

塵埃粒子が付着するため、帯電も問題となることがある
。したがって帯電防止成分を含有することが望ましい。

ガラスおよびプラスチック製レンズ双方の共通の問題は
、ヘアライン状の掻き傷を生ずることである。これはレ
ンズの美観を損じ、レンズの化粧効果を減じ、そして不
可避的に視野に曇りを生ずることがある。

この発明の実施態様の１つとして、ゲル状の洗浄剤があ
る。ゲル状洗浄剤は、過去に報告されＣおり、その１つ
は、硬質コンタクト・レンズ用として、アメリカ合衆国
特許掩３，８８４．８２６に記述されている。

この発明は、すべての通常使用される眼鏡レンズとフレ
ームの汚染物質に、（＋）顕著な洗浄効果を与え、（２
）レンズとフレームを均一な曇り止め、および帯電防止
フィルムで被覆し、かつ（３）レンズのヘアライン掻き
傷を充填する薬剤を含む化学薬剤の組合せからなってい
る。好ましい特性を与える溶液または揺変性ゲルのいず
れかの組成表が記述される。

したがって、この発明の一般的な目的は、レンズを洗浄
し、かつレンズのヘアライン掻き傷を充填するに適し、
そして曇り止め剤を含有する洗浄組成をうることである
。

この発明のもう一つの目的は、プラスチックおよびガラ
スの双方に適したレンズ洗浄剤をうろことである。

さらに、この発明のもう一つの目的は、溶液またはゲル
の形態で、レンズ洗浄剤をうろことである。

さらに、この発明のもう一つの方法は、眼鏡フレーム洗
浄用の組成をうろことである。

この発明の、その他の目的の特徴と利点は、以下の、こ
の発明の詳細な説明によって明らかにされる。

最も広い形態で、この発明による洗浄剤組成には、概略
重量組成で、以下からなる水溶液組成の規定が含まれる
。

（ａ）　　少なくとも１つの非イオン系洗浄剤の０゜０
２〜２５．０％。

（ｂ）　　ｍａｔジグリコール・七ノア０．０１〜１０
．０％。

（Ｃ）　　曇り防止剤０．０１〜１０．０％。

（ｄ）　　低脂肪族アルコール、２５％まで。

（ｅ）　　保存剤と平衡に１．０％まで。

この発明の組成に使用される洗浄剤は、非イオン系洗浄
剤である。記述された第１級の単一洗浄剤は、第２級の
非イオン系洗浄剤とともに使用ｅき、またはこれと組合
わせることができる。いずれの場合にも、非イオン系洗
浄剤の総量は、井昂で約０．０２〜２５．０％、できれ
ば総組成の約０．５〜約５．０重量％の量で存在する。

使用できる第１級の非イオン系洗浄剤には、商標名トウ
エンズ（Ｔｗｒｅｎｓ　）　、スバンズ（５ｐａｎｓ）
、ミリッジ（Ｍｙｖｉｊ）およびブリジ（Ｂｖｉｊ）の
もとで販売されるポリオキシエチレン脂肪族エステルと
アルコール・エーテル、オキシエチレン・オキシプロピ
レン・ポリマ（Ｐ　１ｕｖｏｎｉｃｓ）　、およびアル
キルアリル・オキシエチレン・ポリマ（Ｔｒｉｔｏｎま
たはＩ　ＩＪｅＤａｌ　＠　）が含まれる。とくに有効
成分は、Ｉ　ｇｅｐａｌ■ＣＡ表面活性剤（ＧＡＦ社が
市販）で、これはオクチルフェノールと酸化］チレンか
ら誘導される。帯電防止剤としても使用される。この非
イオン系洗浄剤は、０．０１〜２０重量％、できれば約
０．５〜５．０重量％の拳で使用される。

できれば最初に記述した洗浄剤との組合わせぐ用いると
よい第２級の非イオン系洗浄剤は、例えば水溶性のポリ
オキシアルキレン、またはジメチル・ポリシロクサンの
高級アルキル改良体のような有機シリコーンである。と
くにユニオンカーバイド（ＬＪｎｉｏｎ　　Ｃａｒｂｉ
ｄｅ）社により市販されている有機改良シリコーン、Ｌ
−７２０が好ましい。

この非イオン系洗浄剤を使用するときの使用量は、総組
成の０．０１〜５．０重量％である。

すでに述べたように、この発明の目的の１つはレンズ中
のヘアライン掻き傷を除くことである。

組成中のもう一つの成分は、炭酸ジグリコール・モノマ
、例えばジエチル・グリコール・ビス（炭酸アリル）で
ある。このモノマは、ビー、ビー。

シイ、インダストリーズ（Ｐ、　Ｐ、　Ｇ、　　Ｉｎｄ
ｕｓｔｒｉｅｓ　）によりＣＲ−３９０として市販され
ている揮発麿の低い無色液状の有機エステルである。こ
のモノマは、０．０１〜１０．０重量％、できれば約０
．１〜約１．０重量％の聞で使用される。

つぎの、洗浄剤組成中の成分は、曇り止め／帯電防止剤
である。適切な洗浄剤には、有機変性シリジーンが含ま
れる。さらに具体的には、ポリオキシアルキレンまたは
高級アルキル変性体、まＩＪはジメチルボリシロクサン
　ユニオン　カーバイド（ＬＪ　ｎ１ｏｎ　　Ｃａｒｂ
ｉｄｅ）社Ｌ−７７、または非イオン系水溶性シリコー
ン・グリコール・コポリマ（ドウ　コーリング（Ｄｏｗ
　　Ｃｏｒｒｉｎｇ）　＠　４７０Ａ　または１９３を
使用できる）である。曇り１１剤は、約０．０１〜約１
０．０重量％、でされば０．１〜５．０％の針で使用さ
れる。

この発明のアルコール成分は、炭素原子１〜６個の、例
えば−価アルカノール、すなわち、メチル、エチル、プ
ロピル、インプロピル、ブチル、イソブチル、セクチュ
リル、ヘキシル等のよ・）へ低級脂肪族アルコ−ルから
なっている。アルコールの機能は、溶剤機能と信じられ
ている。使用されるアルコール成分の量は、約２５．０
重量％まで、できれば約１．０〜約２０．０％である。

この発明による洗浄剤は、眼に使用するよう意図されて
おらず、したがってまた、滅菌製品として予定されてい
ない。ただし、通常は、１５−洗浄剤が汚染された場合
、自浄されるよう保存剤を含むことが望ましい。この目
的のためには、有機水銀化合物、例えば、チメロザール
と酢酸フェニル水銀、およびその他の滅菌剤、例えばメ
チル・パラベン、プロピル・パラベン、フェニル・エチ
ル・アルコール、およびクロロブタノールが完全に適し
ている。保存剤を使用することが望ましいときは、温度
約０．０００１％〜１．０％を使用するのがよい。

上記１組成を１００％にもたらすための組成平衡剤は一
般に水である。

もう一つの実施態様で、洗浄剤の組成は、成度性ゲルの
形態で与えられる。上記の溶液組織に、ゲル化剤を０．
１〜５．０重量％添加すればよい。

ゲル化剤は、洗浄剤を擢変性とし、かつ適当な粘度を与
えるため十分量が使用される。適当な粘度範囲は１５，
０００〜７０．０００ｃｐｓと認められているが、約３
０．０００〜５０．０００ｃｐｓ（２５℃、２０ｒｐａ
ｔ’、Ｂ　ｒｏｏｋｆｉｅｌｄ　ＲＶ　Ｆ微小粘度ｚ１
のスピンドルは６）とするのが好ましい。

製品の流動性が９丈ぎると、通常拭き取る前にレンズか
ら流れ去り、不経済となろう。消費名が、容器から調剤
量を調整することは困難と思われるからであ□る。他方
では、粘度が為すぎると、ゲルがレンズ表面上を流れ難
くなって、粘着性となり、容易に拭：き取れなくなるお
それがある。

この発明に有用な適切なゲル化剤は、Ｇ、Ｆ。

Ｇ　ｏｏｄｒｉｃｈ社によりＣａｒｔＯＥ）０１の商品
名で市販される高分子量カルボキン・ビニール・ポリマ
であるカルボキシポリメチンである。濃度０．１〜５゜
０重量％が、上記に規定した適切な粘度を与えるが、で
きれば０．５〜２．０％が好ましい。その他の代表的な
成度性ゲル化剤としては、無機粘土を含めて、ヘクトラ
イト（商品名Ｂｅｎ−ａ　−ＧｅｌおよびＭ　ａｃａｌ
ｏｉｄで市販）、モントモリ【］ナイト（ベントナイト
）、合成ヘクトライト（例えば、１　ａｐｏｎｉｔｅの
商品名で市販されるもの）、および、例えば上記へクト
ライトと、モントモリロナイトとの組合せ（ｖｅｅｇｕ
−の商品名で市販）、およびヘクトライトと、例えばヒ
ドロキシエチレン・ＬルＯ−ズとの組合せ＜　Ｂ　ｅｎ
ｔｏｎｅの商品名で市販〉がある。その他の成度性ゲル
化剤の例としては、例えば、Ｄ　１ｓｐａｌ　、　Ａ　
Ｉｏｎ　、およびＢａＶｌａｌの商品名で市販されるコ
ロイド性またはａｌｌ質のアルミナがある。

ゲル組成を調整するには、まずゲル化剤を、水相中で、
非イオン化洗浄剤および曇り止め剤と混合する必要があ
る。つぎに炭ｍ塩モノマがアルコールに溶解され、そし
て２相が混合される。組合せ相のｐＨは約６．０〜８．
０、できればゲルを中性化するため、水酸化ナトリウム
を加え工約ｐＨ７，０に調整する。

上記した洗浄剤は以下の特性、すなわち、すぐれた浄化
性、曇り止め皮膜、帯電防止性能を備え、ヘアライン掻
き傷を消し、かつ残渣が少ない。この組成が、プラスチ
ックおよびガラス眼鏡レンズの双方に均等に十分に有効
であることが理解されるはずである。

以下の実施例は、単にさらに具体的に細部にわたってこ
の発明を例証するために示されるもので、前記の説明と
関連して読めば、この発明の完全な範囲の理解に資する
であろう。これらの実施例は単に例証的なものであり、
この発明を限定４る愚図のもとに示すものではない。以
下の実施例、＜１らびに付記のクレーム事項中のすべて
の成分、割比率は、別に指示のないかぎり、重量表示に
よ−）でいる。

実施例　ル ンズ洗浄溶液は、以下を混合することによって調剤され
る。

成　　　分　　　　　　　　　　　機能　　量　（型開
％）オキシエチレン・ポリマ１　洗浄剤　　　１．０炭
酸ジグリコール２　　　　傷跡充填剤　０．２シリコー
ン・グリコール コポリマ　　　　　　　　　曇り防止剤　１０゜エタノ
ール　　　　　　　　溶剤　　　　１０．０チマーゾル
　　　　　　　　保存剤　　０．０００４純水　　　　
　　　　　　　　　１００％まで十分に１シイ−ニーエ
フ　コーポレーション（Ｇ　Ａ　Ｆ　社）による商品名
イゲパル（ｌ　ｇｅｐａｌ　＞■ＣＡ・６３２ビー、ビ
ー、シイ−、インダストリーズ（Ｐ。

Ｐ、　Ｇ、Ｉ　ｎｄｕｓｔｒｉｅｓ社）による商品名Ｄ
Ｒ−３９＠ ３ドウコーニング（Ｄ　ｏｗ　　Ｃｏｒｎｉｎｇ社）に
よる商品名シ’）　−）　ン（Ｓ　１ｌｉｃｏｎｅ　）
　１９３この処方は眼＠省用者により試験され、そして
上記したすべての望ましい特性を与えることが認められ
た。このほか、この処方は、塗布が容易であり、油脂性
でなく、不都合な残渣を残さず、また効果の持続性が長
い。

実施例　■ レンズ洗浄ゲルは、以下を混合することによって調剤さ
れた。

成　　　分　　　　　　　　　　　機　　能　　量　（
重量％）カルボキシビニル・ポリマ１　ゲル化剤　０．
５オキシエチレン・ポリマ２　　　洗浄剤　１．０有機
シリコーン３　　　　　　　洗浄剤　０．１炭酸ジグリ
コール４　　　　ａＩ跡充填剤　０．２ジメタルボリシ
Ｕり勺ン５　曇り止め剤　　１．０エタノール　　　　
　　　　　　　溶剤　１０．０チマーナル　　　　　　
　　　　保存剤　０．００４ＩＮ水酸化ナトリウム　　
　　　中和剤ｐト１１．０まで十分に 純粋　　　　　　　　　　　　１００％まで−Ｆ分に１
ビー、エフ、グツドリッチ（Ｂ、　Ｆ、　Ｇｏｏｄｒｉ
ｃｈ）による、商品名カーバボル（Ｃａｒｂｏｐｏｌ　
）　＠　９０ ２シイ−ニーエフ　コーポレーション（ＧＡＦネｌ）に
よる商品名イゲパル（１＋１ｌｅｐａｌ　）０６ＣＡ−
６０ ３ユニオン　カーバイト　コーポレーション（（〕ｎ１
ｏｎ　　Ｃａｒｂｉｄｅ社）による商品名Ｌ−７２０４
ビー、ビー、シイ−インダストリーズ（］）。

Ｐ　、　Ｇ　　Ｉ　ｎｄｕｓｔｒｉｅｓ社）による商品
名ＣＲ−３０ ５ユニオン　カーバイト　〕−ボレーション（（〕ｎ１
Ｏｎ　　Ｃａｒｂｉｄｅ社）による商品名し−７７この
処方は、眼１１着用者により試験され、そして、上記し
たすべての望ましい特性を与えることが認められた。こ
のほかに、この処方は、塗布が容易で、油脂性でなく、
不都合な残渣を残さず、また効果の永続性が長い。

この発明が、種々の具体的な物質、手順、および実施例
を使用して、この明細書に記述され、かつ例証されてい
る限りは、この発明が、上記の目的のために選択された
特定の物質と手順に限定さ′れないことが理解される。

技術に習熟する人々によって！ＩＩ？されるように、上
記詳述事項の多くの改変例を用いることができる。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）　　以下からなるレンズおよび眼鏡フレーム洗浄
   用の水゛溶液組成。 （ａ）　　少なくとも１種類の非イオン系洗浄剤０゜０
   ２〜２５．０重量％ （ｂ）　　炭酸ジグリコール・七ノア０．０１〜１０．
   ０重量％ （Ｃ）　　曇り止め剤０．０１〜１０．０重量％（ｄ）
   　　低級脂肪族アルコール約２５重量％まで。 （ｅ）　　保存剤１．０重量％まで、および（ｆ）　　
   水。 （２）　　特許請求の範囲（１）に記載の組成であって
   、上記非イオン系洗浄剤がアルキルアリル・オキシエチ
   レン・ポリマ０．０１〜２０重量％と、有機シリコーン
   ０．０１〜５．０垂量％の混合液である組成。 （３）特許請求の範囲（１）あるいは（２）に記載の組
   成であって、上記非イオン系洗浄剤が、０．５〜５）。 ０重量％の分量で存在する組成。 （４）　　特許請求の範囲（１）に記載の組成であって
   、フルコールがエチルアルコールであり、かつ１．０〜
   ２０重最％の分量で存在する組成。 （５）　　特許請求の範囲（１）に記載の組成であつ（
   ，１−記曇り止め剤が、０．１〜５．０昂昂％の分φぐ
   存在し、かつアルキル変性ジメブル・ポリン［ｌクサン
   と、水溶性シリコーン・グリコール・二］ポリ７７から
   なる。グループが選択される組成。 （６）　　特許請求の範囲（冒）に記載の組成であって
   、１−記保存剤がチマＯサルであって、かつ０．０００
   ｉ−＋ｉ、ｏ重量％の分―で存在する組成。 （７）・以下の要素からなるレンズおよび眼鏡フレーム
   洗浄用のゲル組成。 （ａ）　　少なくとも１種類の非イオン系洗浄剤０゜０
   １〜２５．０重量％ （０）　炭酸ジグリコール・七ノア０．０１〜１・０．
   ０重量％ （ｃ）　　曇り止め剤０．０１〜１０．０重薪％（ｄ）
   　　ゲルを形成するに十分な量の揺変性゛グル化剤０．
   １〜５．０重間％ （ｅ）　　低級脂肪族アルコール約２５重量％まで。 （ｆ）　　保存剤１．０重口％まで。 （ｌ水 （８）　　特許請求の範囲（７）に記載の組成であって
   、上記非イオン系洗浄剤が、アルキルアリル・オキシ１
   チレン・ポリマ０．０１〜２０季量％と、有機シリ」−
   ２０，０１〜５．０重量％の混合剤である組成。 （９）　　特許請求の範囲（７）あるいは（８）に記載
   の組成であって、上記非イオン系洗浄剤が、０．５〜５
   ゜０重量％のカーで存在する組成。 （初　特許請求の範囲（７）に記載の組成であって、ア
   ルコールがエチル・アルコールであり、かつ１゜０〜２
   ．０重量％の分量で存在する組成。 （１１）　　特許請求の範囲（７）に記載の組成であっ
   て、上記曇り止め剤が０．１〜５．０重量％の分量で存
   在し、かつアルキル変性ジメチル・ポリシロクサンと、
   水溶性シリコーン・グリコール・ポリマからなるグルー
   プから選択されている組成。 （ｔ）特許請求の範囲（７）に記載の組成ぐあっ【、１
   記保存剤がチマロリ゛ルであって、かつ０．０００１〜
   １．０％の分量で存在している組成。 ０）特許請求の範囲（７）に記載の組成であっ（，１記
   ゲル化剤が高分子量カルボキシ・ビーール・ポリマであ
   って、かつ０．５〜２．０型開％の分―で存在する組成
   。 （至）特許請求の範囲（７）に記載の組成であって、−
   り記組成の粘度が、２５℃で１５．０００〜７０゜００
   ０　ｃｐｓである組成。