JPH1199891A - 車載メモリの書き換えシステム - Google Patents

車載メモリの書き換えシステム

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Publication number
JPH1199891A
JPH1199891A JP28126797A JP28126797A JPH1199891A JP H1199891 A JPH1199891 A JP H1199891A JP 28126797 A JP28126797 A JP 28126797A JP 28126797 A JP28126797 A JP 28126797A JP H1199891 A JPH1199891 A JP H1199891A
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JP
Japan
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battery voltage
minimum value
vehicle
memory
rewriting
Prior art date
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Application number
JP28126797A
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English (en)
Inventor
Takehiko Hidaka
毅彦 日高
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車載ECUに搭載されECUプログラムを記
憶するフラッシュメモリを、オンボードの状態で書き換
える際に、車載バッテリー電圧が低下していても、不揮
発性メモリの記憶内容を保護し、書き換え処理の信頼度
を向上させる。 【解決手段】 フラッシュメモリ7を搭載する車載EC
U4は、車外に設けられたメモリ書き換え装置1と車外
ハーネス2と車載ハーネス3を介して接続されている。
バッテリー電圧最小値記憶部10は、バッテリー電圧検
知部5およびイグニションスイッチ状態検知部6の検出
結果から、イグニションスイッチがオンになっている時
の車載バッテリーの電圧の最小値を求め、バックアップ
RAM11に記憶する。書き換え禁止部8は、書き換え
を行う前に、バックアップRAM11に記憶されたバッ
テリー電圧の最小値を読み出し、書き換えが支障なく可
能である所定の閾値より小さいときには、フラッシュメ
モリ7の書き換えを禁止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載ECU(電子
制御ユニット)に搭載された電気的に書き換え可能な不
揮発性メモリの書き換えをオンボードの状態で行う車載
メモリの書き換えシステムに関し、特に車載メモリ書き
換えの際に、車載バッテリーの電圧低下が生じでも車載
メモリの記憶内容を保護できる車載メモリの書き換えシ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車載ECUに記憶されたECUプ
ログラムの内容を変更する際に、ECU本体の交換を行
うことなく、ECUプログラムの内容を変更するため
に、車載ECUに搭載された電気的に書き換え可能な不
揮発性メモリに記憶されたECUプログラムの内容を、
外部に設けられた書き換え装置により、書き換えること
が行われている。
【0003】車載ECUに搭載された不揮発性メモリの
ECUプログラムの内容を変更するためには、まず、基
本ソフトウェア用のプログラムや書き換え用の通信プロ
グラムからなるECUプログラムを、一旦車載ECUに
搭載された揮発性メモリに記憶し、その揮発性メモリに
記憶されたECUプログラムを起動し、外部に設けられ
た書き換え装置と、双方向通信を行い、電気的に書き換
え可能な不揮発性メモリの記憶内容の消去と、新たなE
CUプログラムの受信および書き込みを行っている。E
CUプログラムを、一旦揮発性メモリに記憶し、その揮
発性メモリに記憶されたECUプログラムを用いて書き
換えを行うことにより、電気的に書き換え可能な不揮発
性メモリの全領域の消去および書き込みが可能となる。
【0004】また、書き換え処理に異常が生じ、不揮発
性メモリのプログラムの書き込みに不備があった場合で
も、揮発性メモリに記憶されたECUプログラムを用い
て、書き換え処理をリセットし、再度消去および書き込
みを行うことにより、正常な書き換えが可能となる。メ
モリ書き換え処理に異常を生じさせる原因の一つである
電源電圧の低下に対して、メモリ内の記憶内容を保護す
る方法としては、特開平5−128016号公報に記載
されるように、電源電圧を常時検出し、所定値以下に降
下したときは、書き換えを中止し、リセットする方法が
考えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、車載E
CUの書き換えの際には、車載バッテリーの電圧が低下
してしまうと、車載ECUに搭載された揮発性メモリへ
供給される電圧も低下してしまい、書き換えのために、
一時的に揮発性メモリに記憶されたECUプログラムに
異常が生じることがある。書き換えの対象である不揮発
性メモリに格納されたECUプログラムが消去されてし
まったあとで、車載バッテリーの電圧低下を検出して、
書き換えを中止しても、揮発性メモリに記憶されたEC
Uプログラムのうちの通信プログラムが破壊されてしま
った場合には、リセットにより、車載ECUと外部に設
けられた書き換え装置との通信リンクを再度確立するこ
とができなくなる。このために、この車載ECUは使用
不可能になり、ECU本体ごと、既に不揮発性メモリ内
のECUプログラムが更新されている他のECU本体と
交換しなければならなくなるという問題があった。
【0006】特開平6−83499号公報には、データ
処理を行うまえに、強制的に負荷を駆動させ、その時の
電源電圧値により、電源の能力低下を判定し、電源の能
力が所定値以下のときには、データ処理を中止する方法
が記載されているが、車載ECUでは、適当な負荷を自
動的に駆動させることが難しいため、強制的に負荷を駆
動して、電源の能力低下を判定する方法は使用しにく
く、車載ECUに搭載された不揮発性メモリの書き換え
の際に、車載バッテリー電圧が低下してしまったとき
に、不揮発性メモリ上のECUプログラムを保護する有
効な方法は未だ提案されていなかった。
【0007】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、車載ECUに搭載された電気的に書き換え可能な不
揮発性メモリをオンボードの状態で書き換える際に、車
載バッテリー電圧が低下していても、不揮発性メモリの
記憶内容を保護することができ、書き換え処理の信頼度
を向上させることのできる車載メモリの書き換えシステ
ムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、車
載電子制御ユニットと通信を行い、車載電子制御ユニッ
トに搭載された電気的に書き換え可能な不揮発性メモリ
の消去および書き込みを行う、車外に設置されるメモリ
書き換え装置と、イグニションスイッチの状態にかかわ
らず記憶された内容を保持するバックアップメモリに、
車載バッテリー電圧の最小値を記憶するバッテリー電圧
最小値記憶部から構成され、メモリ書き換え装置は不揮
発性メモリを消去する前に、バックアップメモリに記憶
された車載バッテリー電圧の最小値を読み出し、その最
小値が予め設定された閾値よりも小さい場合には、不揮
発性メモリの書き換えを禁止する書き換え禁止部を有す
るものとする。バッテリー電圧最小値記憶部は、イグニ
ションスイッチオンの間、常に車載バッテリー電圧を検
知し、前記バックアップメモリに記憶された車載バッテ
リー電圧の最小値と比較し、小さい方の値を車載バッテ
リー電圧の最小値としてバックアップメモリに記憶する
ことが好ましい。
【0009】また、バッテリー電圧最小値記憶部は、イ
グニションスイッチオンの間、車載バッテリーに接続さ
れる負荷が異なる複数の状態にわけて車載バッテリー電
圧を検知し、車載バッテリーに接続される負荷が異なる
複数の状態ごとに、バックアップメモリに記憶された車
載バッテリー電圧の最小値と比較し、それぞれ小さい方
の値を車載バッテリー電圧の最小値として前記バックア
ップメモリに記憶し、メモリ書き換え禁止部は、車載バ
ッテリーに接続される負荷が異なる複数の状態ごとに求
められた最小値の中の一つでも、それぞれの状態ごとに
設定された閾値よりも小さい場合には、前記不揮発性メ
モリの書き換えを禁止するものでもよい。複数の状態と
しては、例えば、イグニションスイッチオンで、スター
トスイッチオフで、エンジンが非回転である状態、イグ
ニションスイッチオンで、スタートスイッチオンである
状態およびイグニションスイッチオンで、スタートスイ
ッチオフで、エンジンが回転している状態を用いること
ができる。
【0010】さらに、バッテリー電圧最小値記憶部は、
イグニションスイッチオンからイグニションスイッチオ
フの間の車載バッテリー電圧を検知し、今回のイグニシ
ョンスイッチオンからイグニションスイッチオフの間
で、スタートスイッチオフで、エンジン非回転状態の時
の車載バッテリー電圧の最小値Vignm(0)と、ス
タートスイッチオンの状態の時の車載バッテリー電圧の
最小値Vstm(0)と、スタートスイッチオフで、エ
ンジン回転状態の時の車載バッテリー電圧の最小値Vr
unm(0)、からn回前(ただしn=1以上の整数)
までの、最小値Vigmm(n)、Vstm(n)およ
びVrunm(n)をバックアップメモリに記憶し、メ
モリ書き換え禁止部は不揮発性メモリを消去する前に、
前記バックアップメモリに記憶された前記最小値Vig
nm(0)〜Vignm(n)、Vstm(0)〜Vs
tm(n)およびVrunm(0)〜Vrunm(n)
を読み出し、それぞれの値と、予め設定された閾値Si
gnm、SstmおよびSrunmとを比較し、前記最
小値Vignm(0)〜Vignm(n)、Vstm
(0)〜Vstm(n)およびVrunm(0)〜Vr
unm(n)の中の一つでも、前記閾値Signm、S
stmおよびSrunmよりも小さい場合には、前記不
揮発性メモリの書き換えを中止するものとすることもで
きる。
【0011】
【作用】車載バッテリー電圧の最小値が、車載ECUに
搭載され、ECUプログラムを格納した電気的に書き換
え可能な不揮発性メモリの書き換えを支障なく実行でき
る電圧値より低いときには、書き換えが実行される前
に、書き換えを禁止する。また、車載バッテリーに接続
される負荷が異なる複数の状態にわけて、その中の一つ
の状態でも、車載バッテリー電圧の最小値が、不揮発性
メモリの書き換えを支障なく実行できる電圧値より低い
ときには、不揮発性メモリの書き換えを禁止する。たと
えば、イグニションスイッチオンで、スタートスイッチ
オフで、エンジン非回転状態の時の車載バッテリー電圧
の最小値と、イグニションスイッチオンで、スタートス
イッチオンの状態の時の車載バッテリー電圧の最小値
と、イグニションスイッチオンで、スタートスイッチオ
フで、エンジン回転状態の時の車載バッテリー電圧の最
小値のいずれかが、それぞれの状態に対応させて設定さ
れた、不揮発性メモリの書き換えを支障なく実行できる
電圧値よりも小さい場合には、不揮発性メモリの書き換
えを禁止する。
【0012】バッテリー電圧の最小値と、前回からn回
前までのイグニションスイッチがオンになってからオフ
になるまでの間のバッテリー電圧の最小値を、バッテリ
ーに接続される負荷が異なる複数の状態にわけて記憶
し、その中の一つでも、不揮発性メモリの書き換えを支
障なく実行できる電圧値より低いときには、不揮発性メ
モリの書き換えを禁止する。また、n回前より以前の期
間で、イグニションスイッチがオンになってから、オフ
になるまでの間に、バッテリー電圧の最小値が、不揮発
性メモリの書き換えを支障なく実行できる電圧値より小
さくなった場合があっても、その後で、高速走行等を行
い車載バッテリーの能力が回復し、n回前から今回まで
にバックアップメモリに記憶された車載バッテリー電圧
の最小値が充分に大きければ、書き換えを禁止しない。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例によ
り説明する。図1は第1の実施例の構成を示すブロック
図である。本実施例は、車外に設けられたメモリ書き換
え装置1と、車外ハーネス2と車載ハーネス3を介して
メモリ書き換え装置1に接続されている車載されたEC
U4と、ECU4に接続され、車載されたバッテリーの
電圧を検知するバッテリー電圧検知部5およびイグニシ
ョンスイッチがオンで有るか否かをイグニションスイッ
チのポジション状態から検知するイグニションスイッチ
状態検知部6から構成される。
【0014】メモリ書き換え装置1は、ECU4に搭載
された電気的に書き換え可能な不揮発性メモリであるフ
ラッシュメモリ7の消去と書き込みをオンボードの状態
で行う。フラッシュメモリ7には、基本ソフトウェア用
のプログラムや書き換え用の通信プログラムからなるE
CUプログラムが記憶されているまた、メモリ書き換え
装置1の書き換え禁止部8は、車載されたバッテリー電
圧の最小値が所定の閾値より小さいときには、フラッシ
ュメモリ7に記憶されたECUプログラムを消去する前
に、フラッシュメモリ7の書き換えを禁止する。
【0015】ECU4には、フラッシュメモリ7と、フ
ラッシュメモリ7を書き換える際に一時的にECUプロ
グラムを記憶するRAM9とバッテリー電圧最小値記憶
部10と図示しない車両制御部とが搭載されている。バ
ッテリー電圧最小値記憶部10は、イグニションスイッ
チがオフのときでも、記憶を保持できるバックアップメ
モリであるバックアップRAM11を有している。
【0016】次に動作について説明する。まずバッテリ
ー電圧最小値記憶部10の動作を図2に示すフローチャ
ートを用いて説明する。ステップ101では、バッテリ
ー電圧最小値記憶部10で、イグニションスイッチ状態
検知部6の検知結果から、イグニションスイッチがオン
か否かを判定し、オンのときには、ステップ102へ進
み、オンでなければ、ステップ101へ戻り、所定時間
間隔でステップ101を繰り返す。
【0017】ステップ102で、バッテリー電圧検知部
5で検知した車載バッテリーの電圧Vが、バックアップ
RAM11に記憶された最小値Vmより小さいか否かを
判定する。最小値Vmは、初期値としては、通常のバッ
テリー電圧よりもやや高い所定の値が設定されている。
バッテリー電圧VがVm以上であれば、ステップ101
へ戻る。バッテリー電圧VがVmより小さければ、ステ
ップ103に進み、バッテリー電圧Vを最小値Vmとし
てバックアップRAM11に記憶し、ステップ101へ
戻る。すなわち、最小値Vmの初期値以下のバッテリー
電圧が検知されれば、その電圧値が最小値Vmとされ、
その後は、バックアップRAM11の最小値Vmとして
は、常に、バッテリー電圧検知部5で、検知された車載
バッテリー電圧の最小値が記憶されている。
【0018】メモリ書き換え装置1が、車外ハーネス2
および車載ハーネス3により車載ECUに接続される
と、まず書き換え禁止部8は、バッテリー電圧最小値記
憶部10のバックアップRAM11に記憶されたバッテ
リー電圧の最小値Vmを読み出し、最小値Vmと閾値S
mとを比較し、最小値Vmが閾値Smより小さければ、
フラッシュメモリ7の書き換えを禁止する。最小値Vm
が閾値Sm以上であれば、メモリ書き換え装置1は、フ
ラッシュメモリ7の書き換えを実行する。閾値Smとし
ては、予め、フラッシュメモリ7の書き換えが支障なく
実行できる値が設定されている。
【0019】したがって、バッテリー電圧の最小値が、
フラッシュメモリ7の書き換えを支障なく実行できる電
圧値より低いときには、書き換えが実行される前に、フ
ラッシュメモリ7の書き換えが禁止される。これによ
り、車載ECUに搭載されたフラッシュメモリ7の書き
換えの際に、車載バッテリー電圧が低下していても、フ
ラッシュメモリ7の記憶内容を保護することができ、書
き換え処理の信頼度を向上させることができる。
【0020】次に、バッテリー電圧を負荷の接続状態別
に閾値と比較する本発明の第2の実施例を説明する。図
3は、第2の実施例の構成を示すブロック図である。本
実施例は、車外に設けられたメモリ書き換え装置21
と、車外ハーネス2と車載ハーネス3を介してメモリ書
き換え装置21に接続されているECU22と、ECU
22に接続されているバッテリー電圧検知部5、イグニ
ションスイッチオンか否か、またスタートスイッチがオ
ンか否かを、イグニションスイッチのポジションから検
知するイグニションスイッチ状態検知部23とエンジン
が回転しているか否かを検知するエンジン状態検知部2
4から構成される。
【0021】メモリ書き換え装置21は、ECU22に
搭載されたフラッシュメモリ7の消去と書き込みを行
う。メモリ書き換え装置21の書き換え禁止部25は、
車載されたバッテリーへの負荷の接続状態が異なってい
る3つの状態のどれかひとつの状態でも、車載バッテリ
ー電圧の最小値が所定の閾値より低下しているときに
は、書き換えを禁止する書き換え禁止部25を有してい
る。ECU22には、フラッシュメモリ7と、RAM9
と、バッテリー電圧最小値記憶部26が搭載され、バッ
テリー電圧最小値記憶部26は、イグニションスイッチ
がオフのときでも、記憶を保持できるメモリであるバッ
クアップRAM27を有している。バックアップRAM
27には、負荷の接続状態が異なる3つの状態ごとに、
バッテリー電圧の最小値が記憶されている。
【0022】次に動作について説明する。まずバッテリ
ー電圧最小値記憶部26の動作を図4に示すフローチャ
ートを用いて説明する。ステップ201では、バッテリ
ー電圧最小値記憶部26では、イグニションスイッチ状
態検知部23の検知結果から、イグニションスイッチが
オンか否かを判定し、オンのときにはステップ202へ
進み、オンでなければステップ201へ戻り、所定時間
間隔でステップ201を繰り返す。ステップ202で
は、イグニションスイッチ状態検知部23の検知結果か
ら、スタートスイッチがオンであるか、否かを判定す
る。スタートスイッチがオンであれば、ステップ203
へ進み、オフであれば、ステップ205へ進む。
【0023】ステップ203では、バッテリー電圧検知
部5で検知されたバッテリー電圧Vが、バックアップR
AM27に記憶された最小値Vstmより小さいか否か
を判定する。バッテリー電圧VがVstm以上であれ
ば、ステップ201へ戻る。バッテリー電圧VがVst
mより小さければ、ステップ204に進み、バッテリー
電圧Vを最小値VstmとしてバックアップRAM27
に記憶し、ステップ201へ戻る。ステップ205で
は、イグニションスイッチ状態検知部23およびエンジ
ン状態検知部24の検知結果から、エンジンが回転状態
であるか、非回転状態であるかを判定する。イグニショ
ンスイッチオンでエンジンが回転状態であれば、ステッ
プ207へ進み、非回転状態であれば、ステップ209
へ進む。
【0024】ステップ207では、バッテリー電圧検知
部5で検知されたバッテリー電圧Vが、バックアップR
AM27に記憶された最小値Vrunmより小さいか否
かを判定する。バッテリー電圧VがVrunm以上であ
れば、ステップ201へ戻る。バッテリー電圧VがVr
unmより小さければ、ステップ207に進み、バッテ
リー電圧Vを最小値VrunmとしてバックアップRA
M27に記憶し、ステップ201へ戻る。ステップ20
8では、バッテリー電圧検知部5で検知されたバッテリ
ー電圧Vが、バックアップRAM27に記憶された最小
値Vignmより小さいか否かを判定する。バッテリー
電圧VがVignm以上であれば、ステップ201へ戻
る。バッテリー電圧VがVignmより小さければ、ス
テップ209に進み、バッテリー電圧Vを最小値Vig
nmとしてバックアップRAM27に記憶し、ステップ
201へ戻る。
【0025】ここで、エンジンを始動させる際のイグニ
ションスイッチのポジションと、バッテリー電圧の変化
と、上記フローチャートにおける動作の関係を図5を用
いて説明する。まず、図5のAに示すように、イグニシ
ョンスイッチを回転させた直後には、そのポジション
は、イグニションスイッチはオンにされ、まだスタート
スイッチがオンにならない位置にあり、エンジンは、回
転していない。このときには、ステップ201からステ
ップ205、208へ進む。最小値Vignmの初期値
としては、図5に示す区間Aでの通常のバッテリー電圧
Vignよりもやや高い所定の値が設定されている。し
たがって、バックアップRAM27に記憶される最小値
Vignmとしては、区間Aにおけるバッテリー電圧の
最小値が記憶されている。
【0026】また、さらにイグニションスイッチが回転
され、図5の区間Bの様に、そのポジションがスタート
スイッチをオンにし、スタートモータを回転させる位置
となると、ステップ201から、ステップ202、20
3へ進む。最小値Vstmの初期値としては、図5に示
す区間Bで、最も低い通常のバッテリー電圧Vstより
もやや高い所定の値が設定されている。したがって、バ
ックアップRAM27に記憶される最小値Vstmとし
ては、常に、区間Bにおけるバッテリー電圧の最小値が
記憶されている。
【0027】また、エンジンが回転をはじめ、イグニシ
ョンスイッチをスタートスイッチがオフとなるポジショ
ンまで戻したときには、図5の区間Cに示すように、イ
グニションスイッチはオン、スタートスイッチはオフ、
エンジンは回転状態となっているので、ステップ201
からステップ205、ステップ206へ進む。最小値V
runmの初期値としては、図5の区間Cでの、通常の
バッテリー電圧Vrunよりもやや高い所定の値が設定
されている。したがって、バックアップRAM27に記
憶される最小値Vrunmとしては、常に、区間Cにお
けるバッテリー電圧の最小値が記憶されている。
【0028】メモリ書き換え装置21が、車外ハーネス
2および車載ハーネス3によりECU22に接続される
と、まず書き換え禁止部24は、バッテリー電圧最小値
記憶部26のバックアップRAM27に記憶されたバッ
テリー電圧の最小値Vignm、Vstm、Vrunm
を読み出し、それぞれ閾値Signm、Sstm、Sr
unmとを比較し、最小値Vignm、Vstm、Vr
unmの中のどれかひとつでも、閾値より小さければ、
フラッシュメモリ7の書き換えを禁止する。最小値Vi
gnm、Vstm、Vrunmが、それぞれ閾値Sig
nm、Sstm、Srunmより大きければ、メモリ書
き換え装置21は、フラッシュメモリ7の書き換えを実
行する。閾値Signm、Sstm、Srunmは、予
め、フラッシュメモリ7の書き換えが支障なく実行でき
る値が設定されている。
【0029】したがって、バッテリーに接続される負荷
が異なる3つの状態にわけて、その中の一つの状態で
も、バッテリー電圧の最小値が、フラッシュメモリ7の
書き換えを支障なく実行できる電圧値より低いときに
は、フラッシュメモリ7の書き換えが禁止されるので、
第1の実施例の効果に加えて、一層書き換え処理の信頼
度を向上させることができる。
【0030】図6は、書き換えの前のイグニションオン
からイグニションオフを5回行う間のバッテリー電圧の
最小値を閾値と比較する本発明の第3の実施例の構成を
示すブロック図である。本実施例は、車外に設けられた
メモリ書き換え装置31と、車外ハーネス2と車載ハー
ネス3を介してメモリ書き換え装置31に接続されてい
るECU32と、ECU32に接続されているバッテリ
ー電圧検知部5、イグニションスイッチ状態検知部2
3、エンジン状態検知部24から構成される。メモリ書
き換え装置31は、ECU32に搭載された、フラッシ
ュメモリ7の消去と書き込みを行う。メモリ書き換え装
置31の書き換え禁止部33は、車載されたバッテリー
への負荷の接続状態別に、書き換えが行われる前の、イ
グニションスイッチオンからイグニションスイッチオフ
となった5回分での、バッテリー電圧の最小値と所定の
閾値とを比較し、バッテリー電圧が所定の閾値より低下
しているときには、書き換えを禁止する。
【0031】ECU32には、フラッシュメモリ7と、
RAM9と、バッテリー電圧最小値記憶部34が搭載さ
れている。バッテリー電圧最小値記憶部34は、イグニ
ションスイッチがオフのときでも記憶を保持できるメモ
リであるバックアップRAM35を有している。バック
アップRAM35には、今回イグニションスイッチがオ
ンになってからのバッテリー電圧の最小値と、前回から
4回前までのイグニションスイッチがオンになってか
ら、オフになるまでの間のバッテリーの最小値が、バッ
テリーに接続される負荷が異なる3つの状態にわけて、
即ち全部で15個のバッテリー電圧の最小値が記憶され
る。
【0032】次に動作について説明する。まずバッテリ
ー電圧最小値記憶部34の動作を図7に示すフローチャ
ートを用いて説明する。ステップ301では、バッテリ
ー電圧最小値記憶部34では、イグニションスイッチ状
態検知部6の検知結果から、イグニションスイッチがオ
ンか否かを判定し、オンのときには、ステップ302へ
進む。オンでなければ、ステップ301へ戻り、所定時
間間隔でステップ301を繰り返す。ステップ302で
は、イグニションスイッチが継続的にオンであるか否か
を判定し、継続的にオンでなければ、ステップ303へ
進む。継続的にオンとなっているときにはステップ30
2を飛ばして、次の処理へすすむ。
【0033】ステップ303では、バックアップRAM
35に記憶されていた、4回前にイグニションスイッチ
がオンになってからオフになるまでの間で、スタートス
イッチがオフで、エンジンが非回転状態の時のバッテリ
ー電圧の最小値Vignm(3)を、最小値Vignm
(4)として記憶する。同様に、スタートスイッチがオ
ンの時の最小値Vstm(3)を最小値Vstm(4)
として、スタートスイッチオフで、エンジンが回転状態
の時の最小値Vrunm(3)を最小値Vrunm
(4)として記憶する。
【0034】また、3回前にイグニションスイッチがオ
ンになってからオフになるまでの間の最小値Vignm
(2)を、最小値Vignm(3)として、最小値Vs
tm(2)を最小値Vstm(3)として、最小値Vr
unm(2)を最小値Vrunm(3)として記憶す
る。同様に2回前、前回の最小値もそれぞれ移動させ
る。また、Vignm(0)、Vstm(0)およびV
runm(0)には、14Vを記憶させる。ステップ3
03以降は、図4に示すステップ201〜ステップ20
9と同様の処理をVignm、VstmおよびVrun
mの代わりにVignm(0)、Vstm(0)および
Vrunm(0)を用いて行う。
【0035】すなわち、バックアップRAM35には、
今回イグニションスイッチがオンになってからのバッテ
リー電圧の最小値が、Vignm(0)、Vstm
(0)およびVrunm(0)として記憶され、前回か
ら4回前までのイグニションスイッチがオンになってか
ら、オフになるまでの間のバッテリーの最小値が、Vi
gnm(1)〜Vignm(4)、Vstm(1)〜V
stm(4)およびVrunm(1)〜Vrunm
(4)に記憶される。
【0036】メモリ書き換え装置31が、車外ハーネス
2および車載ハーネス3によりECU32に接続される
と、まず書き換え禁止部33は、バッテリー電圧最小値
記憶部34のバックアップRAM35に記憶されたバッ
テリー電圧の最小値Vignm(0)〜Vignm
(4)と、閾値Signmを比較し、また最小値Vst
m(0)〜Vstm(4)と閾値Sstmを、最小値V
runm(0)〜Vrunm(4)と閾値Srunmを
比較し、最小値Vignm(0)〜Vignm(4)、
Vstm(0)〜Vstm(4)、Vrunm(0)〜
Vrunm(4)の中のどれかひとつでも、比較された
閾値より小さければ、フラッシュメモリ7の書き換えを
禁止する。総ての最小値が、それぞれが比較される閾値
より大きければ、メモリ書き換え装置31は、フラッシ
ュメモリ7の書き換えを実行する。閾値Signm、S
stm、Srunmは、予め、フラッシュメモリ7の書
き換えが支障なく実行できる値が設定されている。
【0037】したがって、今回イグニションスイッチが
オンになってからのバッテリー電圧の最小値と、前回か
ら4回前までのイグニションスイッチがオンになってか
ら、オフになるまでの間のバッテリーの最小値が、バッ
テリーに接続される負荷が異なる3つの状態にわけて、
即ち全部で15個のバッテリー電圧の最小値がバックア
ップRAM35に記憶され、その中の一つでも、フラッ
シュメモリ7の書き換えを支障なく実行できる電圧値よ
り低いときには、フラッシュメモリ7の書き換えは禁止
される。
【0038】しかし、4回以前、即ちバッテリー電圧の
検知を最初に行ってから5回前までのイグニションスイ
ッチがオンになってからオフになるまでの間に、バッテ
リー電圧の最小値が、フラッシュメモリ7の書き換えを
支障なく実行できる電圧値より小さくなった場合があっ
ても、その後で、高速走行等を行いバッテリーの能力が
回復し、4回前までのバッテリー電圧の最小値が充分に
大きければ、書き換えは禁止されない。このために、第
1の実施例の効果に加えて、バッテリー電圧が回復して
いる場合には、書き換え処理を実行できるので、車載メ
モリの書き換えシステムの利便性を向上させることがで
きる。
【0039】
【発明の効果】以上の通り、本発明は、車載バッテリー
電圧の最小値が、車載ECUに搭載され、ECUプログ
ラムを格納した電気的に書き換え可能な不揮発性メモリ
の書き換えを支障なく実行できる電圧値より低いときに
は、書き換えが実行される前に、書き換えを禁止するこ
とにより、車載ECUに搭載された不揮発性メモリの書
き換えの際に、車載バッテリー電圧が低下していても、
不揮発性メモリの記憶内容を保護することができ、書き
換え処理の信頼度を向上させることができる。
【0040】また、車載バッテリーに接続される負荷が
異なる複数の状態にわけて、その中の一つの状態でも、
車載バッテリー電圧の最小値が、不揮発性メモリの書き
換えを支障なく実行できる電圧値より低いときには、不
揮発性メモリの書き換えを禁止することにより、一層書
き換え処理の信頼度を向上させることができる。。さら
に、今回イグニションスイッチがオンになってからのバ
ッテリー電圧の最小値と、前回からn回前までのイグニ
ションスイッチがオンになってから、オフになるまでの
間のバッテリーの最小値を、バッテリーに接続される負
荷が異なる複数の状態にわけて記憶し、その中の一つで
も、不揮発性メモリの書き換えを支障なく実行できる電
圧値より低いときには、不揮発性メモリの書き換えを禁
止し、また、n回前より以前の期間で、イグニションス
イッチがオンになってから、オフになるまでの間に、バ
ッテリー電圧の最小値が、不揮発性メモリの書き換えを
支障なく実行できる電圧値より小さくなった場合があっ
ても、その後で、高速走行等を行い車載バッテリーの能
力が回復し、n回前から今回までにバックアップメモリ
に記憶された車載バッテリー電圧が回復している場合に
は、書き換え処理を実行できるので、車載メモリの書き
換えシステムの利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】バッテリー電圧最小値記憶部の動作を説明する
フローチャートである。
【図3】第2の実施例の構成を示すブロック図である。
【図4】バッテリー電圧最小値記憶部の動作を説明する
フローチャートである。
【図5】エンジン始動時のバッテリー電圧の説明図であ
る。
【図6】第3の実施例の構成を示すブロック図である。
【図7】バッテリー電圧最小値記憶部の動作の一部を説
明するフローチャートである。
【符号の説明】
1、21、31 メモリ書き換え装置 2 車外ハーネス 3 車載ハーネス 4、22、32 ECU 5 バッテリー電圧検知部 6、23 イグニションスイッチ状態検
知部 7 フラッシュメモリ 8、25、33 書き換え禁止部 9 RAM 10、26、34 バッテリー電圧最小値記憶部 11、27、35 バックアップRAM 24 エンジン状態検知部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車載電子制御ユニットと通信を行い、車
    載電子制御ユニットに搭載された電気的に書き換え可能
    な不揮発性メモリの消去および書き込みを行う、車外に
    設置されるメモリ書き換え装置と、イグニションスイッ
    チの状態にかかわらず記憶された内容を保持するバック
    アップメモリに、車載バッテリー電圧の最小値を記憶す
    るバッテリー電圧最小値記憶部から構成され、前記メモ
    リ書き換え装置は、前記不揮発性メモリを消去する前
    に、前記バックアップメモリに記憶された車載バッテリ
    ー電圧の最小値を読み出し、該最小値が予め設定された
    閾値よりも小さい場合には、前記不揮発性メモリの書き
    換えを禁止する書き換え禁止部を有することを特徴とす
    る車載メモリの書き換えシステム。
  2. 【請求項2】 前記バッテリー電圧最小値記憶部は、イ
    グニションスイッチオンの間、常に車載バッテリー電圧
    を検知し、前記バックアップメモリに記憶された車載バ
    ッテリー電圧の最小値と比較し、小さい方の値を車載バ
    ッテリー電圧の最小値として前記バックアップメモリに
    記憶することを特徴とする請求項1記載の車載メモリの
    書き換えシステム。
  3. 【請求項3】 前記バッテリー電圧最小値記憶部は、イ
    グニションスイッチオンの間、車載バッテリーに接続さ
    れる負荷が異なる複数の状態にわけて車載バッテリー電
    圧を検知し、前記車載バッテリーに接続される負荷が異
    なる複数の状態ごとに、前記バックアップメモリに記憶
    された車載バッテリー電圧の最小値と比較し、それぞれ
    小さい方の値を車載バッテリー電圧の最小値として前記
    バックアップメモリに記憶し、前記メモリ書き換え禁止
    部は、車載バッテリーに接続される負荷が異なる複数の
    状態ごとに求められた最小値の中の一つでも、それぞれ
    の状態ごとに設定された閾値よりも小さい場合には、前
    記不揮発性メモリの書き換えを禁止することを特徴とす
    る請求項1記載の車載メモリの書き換えシステム。
  4. 【請求項4】 前記複数の状態が、イグニションスイッ
    チオンで、スタートスイッチオフで、エンジンが非回転
    である状態、イグニションスイッチオンで、スタートス
    イッチオンである状態およびイグニションスイッチオン
    で、スタートスイッチオフで、エンジンが回転している
    状態であることを特徴とする請求項3記載の車載メモリ
    の書き換えシステム。
  5. 【請求項5】 前記バッテリー電圧最小値記憶部は、イ
    グニションスイッチオンからイグニションスイッチオフ
    の間の車載バッテリー電圧を検知し、今回のイグニショ
    ンスイッチオンからイグニションスイッチオフの間で、
    スタートスイッチオフで、エンジン非回転状態の時の車
    載バッテリー電圧の最小値Vignm(0)と、スター
    トスイッチオンの状態の時の車載バッテリー電圧の最小
    値Vstm(0)と、スタートスイッチオフで、エンジ
    ン回転状態の時の車載バッテリー電圧の最小値Vrun
    m(0)、からn回前(ただしn=1以上の整数)まで
    の、バッテリー電圧の最小値Vignm(n)、Vst
    m(n)およびVrunm(n)を前記バックアップメ
    モリに記憶し、前記メモリ書き換え禁止部は、前記バッ
    クアップメモリに記憶された前記最小値Vignm
    (0)〜Vignm(n)、Vstm(0)〜Vstm
    (n)およびVrunm(0)〜Vrunm(n)を読
    み出し、それぞれの値と、予め設定された閾値Sign
    m、SstmおよびSrunmとを比較し、前記最小値
    Vignm(0)〜Vignm(n)、Vstm(0)
    〜Vstm(n)およびVrunm(0)〜Vrunm
    (n)の中の一つでも、前記閾値Signm、Sstm
    およびSrunmよりも小さい場合には、前記不揮発性
    メモリの書き換えを中止することを特徴とする請求項1
    記載の車載メモリの書き換えシステム。
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