JP6162011B2 - 自動車用電子制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、CPUに内蔵された不揮発性メモリに車両の状態を示す学習値を記憶し、この不揮発性メモリから読み出した学習値に基づき車両を制御する自動車用電子制御装置に関する。
メインマイクロコンピュータ(メインマイコン)と、サブマイクロコンピュータ(サブマイコン)とを備え、不揮発性メモリを外付けして、サブマイコンの管理下で使用する自動車用電子制御装置では、クランキング等による電源電圧の低下時に、不揮発性メモリへの書き込みが重なると正常に処理できない可能性がある。
そこで、例えば特許文献1では、電源電圧がサブマイコンの最低作動電圧より低下したときに、メインマイコンで、サブマイコンによる外付けの不揮発性メモリへの書き込みを禁止している。
特開2002−24101号公報
ところで、外付けの不揮発性メモリを廃止し、マイコン(CPU)に内蔵された不揮発性メモリを使用すれば、外付け不揮発性メモリだけでなく、この不揮発性メモリを管理及び制御するサブマイコンも不要となり、車両用制御機器のコストを削減できる。
しかしながら、電力不足により内蔵不揮発性メモリに不定値の書き込みが行われないように、メインマイコン自身での電源電圧を監視する必要がある。また、サブマイコンに比べて最低作動電圧が高いメインマイコンで不揮発性メモリへの書き込み処理を実施しなければならないため、電源電圧が低下した場合に、異常判定及び異常値を書き込む可能性が高くなる。しかも、電源電圧の低下が予想される場合、及び書き込み異常が疑われる場合等において、それぞれに応じた処理が必要となり、メインマイコンの負担が増大する、という課題があった。
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、CPUに内蔵されている不揮発性メモリを使用しながら、電源電圧の低下による異常判定及び異常値の書き込みを抑制でき、CPUの負担を軽減できる自動車用電子制御装置を提供することにある。
本発明の自動車用電子制御装置は、CPUに内蔵された不揮発性メモリに車両の状態を示す学習値を記憶し、前記不揮発性メモリから読み出した学習値に基づき車両を制御する電子制御装置であって、前記CPUに印加される電源電圧が所定値よりも低下した場合、及び所定値よりも低下することが予想される場合に、前記CPUによる前記不揮発性メモリへのアクセスを制限し、前記電源電圧が所定値よりも低下した後、前記所定値よりも高いアクセス制限の解除電圧以上に回復した場合に、前記CPUから前記不揮発性メモリへのアクセス制限を解除する、ことを特徴とする。
本発明によれば、CPUに印加される電源電圧が所定値よりも低下した場合、及び所定値よりも低下することが予想される場合に、CPUによる不揮発性メモリへのアクセスを制限することで、異常判定及び異常値の書き込みを抑制でき、CPUによる処理を低減して負担を軽減できる。
本発明の実施形態に係る自動車用電子制御装置の概略構成を示すブロック図である。 図1に示した自動車用電子制御装置における不揮発性メモリに対する第1の制御動作を示すフローチャートである。 第1の制御動作の変形例1を示すフローチャートである。 第1の制御動作の変形例2を示すフローチャートである。 第1の制御動作の変形例3を示すフローチャートである。 第1の制御動作の変形例4を示すフローチャートである。 不揮発性メモリに対する第2の制御動作を示すフローチャートである。 不揮発性メモリに対する第3の制御動作を示すフローチャートである。 図8におけるデータ待避動作とデータ復旧動作について説明するブロック図である。 不揮発性メモリに対する第4の制御動作を示すフローチャートである。 不揮発性メモリに対する第5の制御動作を示すフローチャートである。 不揮発性メモリに対する第6の制御動作を示すフローチャートである。 第6の制御動作の変形例5を説明するフローチャートである。 不揮発性メモリに対する第7の制御動作を示すフローチャートである。 不揮発性メモリに対する第8の制御動作を示すフローチャートである。 不揮発性メモリに対する第9の制御動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1に示すように、自動車用電子制御装置としてのECU(Electronic Control Unit)1は、CPU(Central Processing Unit)2、入力回路3、出力回路・出力監視回路4、及び電源回路5等を含んで構成されている。入力回路3には各種センサ及びスイッチ、例えばエンジン回転センサ、クランク角センサ、スロットルセンサ、電圧センサ、水温センサ、イグニッションキー、及びスタータスイッチ等から計測結果やスイッチの状態を示す信号が入力される。入力回路3に入力された信号はCPU2に入力され、CPU2で処理された信号が、出力回路から各種被制御機器のリレーやソレノイドバルブ等に供給され、これらが制御される。この際、出力監視回路によって各種被制御機器の制御状態がCPU2にフィードバックされ、CPU2によって各種被制御機器の制御状態が監視される。
電源回路5には、バッテリ等の電源から電源電圧Vbaが印加され、各回路、例えば上記CPU2、入力回路3、及び出力回路・出力監視回路4に動作電源が供給される。
そして、上記ECU1によって、例えば点火タイミング、燃料噴射量、スロットルバルブの開閉、及びバルブタイミング等が制御されるようになっている。
上記CPU2には、電気的に記録内容の消去・再書き込みが可能な不揮発性メモリ(不揮発性半導体メモリ)6が内蔵されている。この不揮発性メモリ6には、CPU2による制御手順を記述したソフトウェア、車両の状態、例えばエンジンの状態を示す学習値、及び自己診断の結果(エラーコード)等が格納されており、エンジン始動時に読み出してCPU2内のRAM等に記憶し、これらの記憶情報に基づき車両、例えばエンジンを制御する。また、学習値はバッテリ取り外し時やバッテリ交換時等の復帰用データ(初期値)として使用する。
[第1の制御動作]
次に、CPU2による不揮発性メモリ6に対する第1の制御動作について、図2のフローチャートにより説明する。CPU2は、電圧センサで電源電圧Vbaを監視しており(ステップS1)、電源電圧Vbaが低下したか否かを判定する(ステップS2)。この電圧センサによる電源電圧Vbaの検出には、例えばバッテリライン電圧あるいはイグニッションキーに直結されている電源ラインの電圧を計測する。
そして、電源電圧Vbaが所定値、すなわち不揮発性メモリ6の動作保証電圧の下限値Vminより低下(Vba<Vmin)したと判定されると、不揮発性メモリ6への書き込みを禁止する(ステップS3)。一方、通常状態(Vba≧Vmin)であると判定されると、不揮発性メモリ6への書き込みを許可する(ステップS4)。
次のステップS5で、電源電圧Vbaが低下して不揮発性メモリ6が書き込み禁止中か否かを判定する。書き込み禁止中でなければステップS1に戻って、電源電圧Vbaの監視に基づき、不揮発性メモリ6へのアクセス(書き込み)制御動作を繰り返す(ステップS1〜S4)。
一方、ステップS5で書き込み禁止中と判定されると、電源電圧Vbaを計測し(ステップS6)、書き込み禁止の解除電圧Vre以上(Vba>Vre)に回復したか否かを判定する(ステップS7)。電源電圧Vbaが解除電圧Vre以上に回復していなければ、不揮発性メモリ6への書き込み禁止を維持し(ステップS8)、ステップS6に戻って電源電圧Vbaを計測し、書き込み禁止の解除電圧Vre以上に回復するまでステップS6〜S8の動作を繰り返す。
ステップS7で電源電圧Vbaが解除電圧Vre以上に回復したと判定されると、不揮発性メモリ6への書き込みを許可する(ステップS9)。そして、ECU1による制御が終了したか否か、例えばイグニッションキーがオンからオフになったか否かを判定し(ステップS10)、ECU1による制御が終了するまで上述したステップS1〜S9の動作を繰り返す。
このように、車両のバッテリ等の電源からECU1へ供給される電源電圧Vbaを監視及び確認して、通常時、すなわち不揮発性メモリ6の動作保証電圧の下限値Vmin(例えば6V)以上のときは、不揮発性メモリ6に対する書き込み、及びブランクチェック等のアクセスを許可し、下限値Vminより低電圧のときには不揮発性メモリ6への書き込み、及びブランクチェック等のアクセスを禁止する。また、電源電圧Vbaが低下して不揮発性メモリ6がアクセス禁止となった場合には、解除電圧Vre以上となるまでアクセス禁止状態を維持し、解除電圧Vre以上となったときにアクセスを許可する。
上記構成の自動車用電子制御装置によると、内蔵の不揮発性メモリ6へ書き込みを行うと不定値となるような低い電源電圧(Vba<Vmin)の場合には、不揮発性メモリ6に対する書き込み、及びブランクチェック等のアクセスを行わないので、異常判定及び異常値の書き込みを抑制することができる。また、電源電圧Vbaが、下限値Vmin以下になった場合は、電源電圧Vbaが解除電圧Vre以上(Vba≧Vre)に回復してから、不揮発性メモリ6に対するアクセスを行うことで、正常な書き込み等の処理を行うことができる。これによって、外付けの不揮発性メモリとサブマイコンを削減し、ECU1に内蔵された不揮発性メモリ6を使用しながら、異常判定及び異常値の書き込みを抑制でき、CPU2の負担を軽減できる。
なお、上記解除電圧Vreは、書き込み禁止時の低電圧判定値である不揮発性メモリ6の動作保証電圧の下限値Vminと等しくすることもできるが、電源電圧Vbaの安定性と不揮発性メモリ6への書き込み余裕を考慮して、下限値Vminよりも高く設定すると良い。
また、電源電圧Vbaの低下で、本処理後にCPU2がリセットした場合には、不揮発性メモリ6へリセットフラグをセットして、CPU2がリセットされたことを記録し、従来と基本的に同様な後処理を行う。
<変形例1>
図3に示す変形例1は、図2に示したフローチャートにおける、不揮発性メモリ6へのアクセス(書き込み)制御において、イグニッションキーのオン/オフ状態を考慮するものである。
すなわち、まずイグニッションキーがオンか否かを判定し(ステップS11)、オンであれば電源電圧Vbaが低下する可能性があるので、不揮発性メモリ6を書き込み禁止にする(ステップS12)。そして、イグニッションキーがオンしてからの経過時間を計測し(ステップS13)、所定時間が経過したか否かを判定する(ステップS14)。所定時間が経過するまではステップS12〜S14を繰り返し、不揮発性メモリ6への書き込み禁止を維持する。この所定時間は、イグニッションキーがオンしてから、例えばスタータが回転されてエンジンが始動し、電源電圧Vbaが安定するまでの時間を設定する。そして、所定時間経過すると、不揮発性メモリ6への書き込みを許可し(ステップS15)、ステップS19の書き込み禁止中か否かの判定に移動する。
一方、ステップS11でイグニッションキーがオフと判定された場合には、電圧センサで電源電圧Vbaを監視し(ステップS16)、電源電圧Vbaが低下したか否かを判定する(ステップS17)。電源電圧Vbaが所定値、例えば不揮発性メモリ6の動作保証電圧の下限値Vminより低下したと判定されると、不揮発性メモリ6への書き込みを禁止し(ステップS18)、通常状態(動作保証電圧内)であると判定されると、不揮発性メモリ6への書き込みを許可する(ステップS15)。
ステップS19では、電源電圧Vbaが低下したことにより、不揮発性メモリ6が書き込み禁止中か否かを判定する。書き込み禁止中でなければステップS11に戻り、上述した制御動作を繰り返す。
本変形例1では、車両のバッテリ等の電源からECU1へ供給される電源電圧Vbaの監視及び確認に加えて、イグニッションキーのオン/オフ状態を考慮するので、電源電圧Vbaが低下したときだけでなく、電源電圧Vbaの低下が予想される場合にも、CPU2による不揮発性メモリ6への書き込みを禁止することで、異常判定及び異常値の書き込みを抑制できる。これによって、CPU2による処理を低減して負担を軽減できる。
なお、復帰動作は、図2のフローチャートのステップS6以降と同様であり、電源電圧Vbaが解除電圧Vreより低い場合には書き込み禁止を維持し、解除電圧Vre以上になったときに、不揮発性メモリ6への書き込みを許可に復帰させる。
<変形例2>
図4に示す変形例2は、スタータスイッチのオン/オフ状態に応じて不揮発性メモリ6へのアクセス(書き込み)制御を行うものである。
まず、スタータスイッチがオンか否かを判定し(ステップS21)、オンの時には不揮発性メモリ6を書き込み禁止にし(ステップS22)、オフの時は書き込み許可とする(ステップS23)。
そして、書き込み禁止中か否かを判定し(ステップS24)、書き込み禁止中でなければステップS21に戻ってスタータスイッチのオン/オフ状態に応じた不揮発性メモリ6への書き込み制御を行う。
スタータスイッチのオンによるクランキングは、消費電力が大きく、電源電圧Vbaが低下する可能性があるので、上述したようにCPU2による不揮発性メモリ6への書き込みを禁止することで、異常判定及び異常値の書き込みを抑制でき、CPU2による処理を低減して負担を軽減できる。
なお、復帰動作は、図2のフローチャートに示したように、電源電圧Vbaが解除電圧Vreより低い場合には書き込み禁止を維持し、解除電圧Vre以上になったときに、不揮発性メモリ6への書き込みを許可に復帰させる。
また、本変形例2は、図2に示した電源電圧Vbaの監視と組み合わせることもでき、スタータスイッチがオンで、且つ電源電圧Vbaが不揮発性メモリ6の動作保証電圧の下限値Vminより低下したときに、不揮発性メモリ6へのアクセス(書き込み)を禁止するようにしても良い。
更に、図3に示したステップS11において、イグニッションキーがオンか否かの判定ではなく、スタータスイッチがオンか否かを判定し、ステップS14の所定時間を、スタータスイッチがオンしてからエンジンが始動するまでの時間、あるいはエンジン回転が安定するまでの時間に設定しても良い。
<変形例3>
図5に示す変形例3は、エンジン停止時に、電源電圧Vbaが低下した場合に不揮発性メモリ6を書き込み禁止にし、エンジンが所定回転以上で回転している時は書き込み許可とするものである。
まず、エンジン回転センサ等によりエンジンが回転しているか否かを判定し(ステップS31)、回転している場合には、所定回転以上で回転しているか否か判定する(ステップS32)。エンジンが所定回転以上で回転している場合には不揮発性メモリ6への書き込みを許可し(ステップS33)、所定回転数以下の場合には不揮発性メモリ6への書き込みを禁止する(ステップS36)。
ステップS31でエンジンが回転していないと判定された場合(停車時、アイドルストップ時等)には、電源電圧Vbaを監視し(ステップS34)、電源電圧Vbaが不揮発性メモリ6の動作保証電圧の下限値Vminより低下したか否かを判定し(ステップS35)、低下したときには不揮発性メモリ6への書き込みを禁止し(ステップS36)、低下していないときには書き込みを許可する(ステップS33)。
次のステップS37で、不揮発性メモリ6が書き込み禁止中か否かを判定する。書き込み禁止中でなければステップS31に戻って、エンジン回転と電源電圧Vbaの監視を行い、上述した動作を繰り返す。復帰動作は、図2のフローチャートにおけるステップS6以降と同様である。
エンジンが所定の回転以上で回転していれば、発電が行われて電源電圧Vbaを確保できるので、エンジンが停止している状態や、アイドリング状態のような回転数が低い状態で、CPU2による不揮発性メモリ6への書き込みを禁止することで、異常判定及び異常値の書き込みを抑制でき、CPU2による処理を低減して負担を軽減できる。
なお、アイドリング状態でも十分な発電量が確保できれば、ステップS32でのエンジン回転による判断は不要である。また、このステップS32で電源電圧Vbaを計測し、不揮発性メモリ6の動作保証電圧の下限値Vminより高いか低いかを判定し、低い場合にはCPU2による不揮発性メモリ6への書き込みを禁止し、高い場合には許可するようにしても良い。これは、HEV(Hybrid Electric Vehicle)車両では、走行中でもエンジンを停止することがあり、ECU1への電力供給が不足する可能性があるためである。
<変形例4>
図6に示す変形例4は、電源電圧Vbaを監視し、電源電圧Vbaが低下したレベルに応じて不揮発性メモリ6への書き込み量(時間)を制限するものである。
まず、電源電圧Vbaを監視し(ステップS41)、電源電圧Vbaが低下したか否かを判定する(ステップS42)。電源電圧が低下していない場合には、不揮発性メモリ6の全記憶領域を書き込み許可にする(ステップS43)。
ステップS42で電源電圧Vbaが低下したと判定されると、電源電圧Vbaが極低電圧、例えば不揮発性メモリ6の動作保証電圧の下限値Vminより低いか否かを判定する(ステップS44)。電源電圧Vbaが極低電圧でない場合には、不揮発性メモリ6への書き込み量(時間)を小さく(短く)設定して書き込み許可し(ステップS45)、極低電圧であれば書き込みを禁止する(ステップS46)。
次に、不揮発性メモリ6が書き込み制限中か否かを判定し(ステップS47)、書き込み制限中でなければステップS41に戻って、上述した動作を繰り返す。
復帰動作は、図2のフローチャートに示したように、電源電圧Vbaが解除電圧Vreより低い場合には書き込み禁止を維持し、解除電圧Vre以上になったときに、不揮発性メモリ6への書き込みを許可に復帰させる。
上記変形例4によれば、不揮発性メモリ6への書き込み禁止と書き込み許可だけでなく、電源電圧Vbaが動作保証電圧の下限値Vmin付近(下限値Vminより高いが十分な余裕がないレベル)に低下したときに、書き込み量(時間)を小さく(短く)設定して書き込みを行うことで、電源電圧Vbaのレベルに応じた書き込み制御を行うことができる。
なお、上記変形例4では、電源電圧Vbaの低下と極低電圧か否かの判定を行ったが、これらのステップS42,S44間に、電源電圧Vbaの中間レベルを判定するステップを設けることで、電源電圧Vbaの低下に応じた、より細かい制御が可能となる。例えば、電源電圧Vbaが6.0V以上であれば記憶領域の全域に書き込み許可、5.5Vまでは3/4の領域、5.0Vまでは1/2の領域、4.5Vまでは1/4の領域を書き込み許可とし、4.5V以下では書き込み禁止にする。
[第2の制御動作]
図7のフローチャートに示す第2の制御動作は、デバイスの駆動中か否か、不揮発性メモリが書き込み中か否かに応じて、不揮発性メモリ6への書き込みを制限するものである。
ステップS51では、デバイスが稼働中か否かを判定し、稼働中でなければ不揮発性メモリ6への書き込みを許可する(ステップS52)。ここで、デバイスとは作動によって電源電圧Vbaの低下が予想される機器、例えばアクチュエータ、スタータ、ヒータ、パワーステアリング、及びエアコン等であり、エンジンが低回転時に高いギヤへの切り替えも含む。
次のステップS53では、不揮発性メモリ6への書き込み中か否かを判定し、書き込み中であれば不揮発性メモリへの書き込みを中断し(ステップS54)、書き込み中でなければ不揮発性メモリ6への書き込みを禁止する(ステップS55)。この際、書き込みを中断したアドレスをバックアップRAM等に記憶しておく。
ステップS56では、不揮発性メモリ6への書き込みが制限(禁止及び中断)中か否かを判定し、書き込み許可状態であればステップS51に戻り、ステップS51〜S55の動作を繰り返す。書き込み制限中であれば、電源電圧Vbaを計測し(ステップS57)、書き込み禁止の解除電圧Vre以上に回復したか否かを判定する(ステップS58)。電源電圧Vbaが解除電圧Vre以上に回復していなければ、不揮発性メモリ6への書き込み制限を維持し(ステップS59)、ステップS57に戻って電源電圧Vbaを計測し、書き込み禁止の解除電圧Vre以上に回復するまでステップS57〜S59の動作を繰り返す。
ステップS58で電源電圧Vbaが解除電圧Vre以上に回復していれば、不揮発性メモリ6への書き込みを許可し、中断していた場合には中断したアドレスから再書き込みを行う(ステップS60)。そして、書き込み終了後にECU1による制御が終了したか否か、例えばイグニッションキーがオンからオフになったか否かを判定し(ステップS61)、ECU1による制御が終了するまで上述したステップS51〜S60の動作を繰り返す。
上記のような第2の制御動作では、デバイスが稼働中か否かにより、電源電圧Vbaの低下を予想し、且つ不揮発性メモリ6への書き込み中か否かを判定することで、電源電圧Vbaが低下したときに書き込みを禁止するだけでなく、不揮発性メモリ6への書き込み中であっても書き込みを中断することで、異常判定及び異常値の書き込みを抑制できる。
また、電源電圧Vbaが解除電圧Vre以上に回復したときに、中断したアドレスから書き込みを行うことで、正常な書き込みを行うことができる。
[第3の制御動作]
図8のフローチャートに示す第3の制御動作は、上述した第1、第2の制御動作及びその変形例1〜4において、不揮発性メモリ6への書き込み許可を受け、不揮発性メモリ6へ書き込みを行う際の詳しい動作を示している。本第3の制御動作は、例えば不揮発性メモリ6への書き込み中に瞬低等によりNMI(Non-Maskable Interrupt)割り込みが発生した場合に、不揮発性メモリ6内のデータをバックアップRAMへ待避するものである。
すなわち、不揮発性メモリ6への書き込み許可を受け、不揮発性メモリ6へ書き込みを行う(ステップS71)。書き込み中の電源電圧Vbaを監視し(ステップS72)、電源電圧Vbaが所定値以下か否かを判定する(ステップS73)。電源電圧Vbaが所定値以下でなければ、データの待避が実施済みか否かを判定し(ステップS74)、実施済みであればバックアップRAMから不揮発性メモリ6にデータを復旧する(ステップS75)。実施済みでなければ、書き込み許可を受けた後のステップに戻る。
電源電圧Vbaが所定値以下であれば、電源電圧Vbaが動作保証電圧以上か否かを判定する(ステップS76)。そして、動作保証電圧以上であれば、不揮発性メモリ6内のデータをバックアップRAM内に待避し(ステップS77)、待避が終了したか否か判定して(ステップS78)、終了と判定されると書き込み許可を受けた後のステップに戻る。ステップS76で動作保証電圧以上であると判定されると、不揮発性メモリ6への書き込みを中断し(ステップS79)、中断したアドレスをバックアップRAM等に記憶して、書き込み許可を受けた後のステップに戻る。
上記ステップS77におけるバックアップRAMへのデータの待避は、図9に示すように、バックアップRAM7における学習値を記憶する領域7aと異なるデータ待避領域7bにする。そして、矢印に示すように、不揮発性メモリ6とデータ待避領域7bとの間でデータの待避(矢印8a)と復旧(矢印8b)を行う。
本第3の制御動作では、不揮発性メモリへの書き込み中に瞬低によりNMI割り込みが発生した場合に、書き込み中の不揮発性メモリ6のアドレスを記憶して書き込み動作を中断する。また、不揮発性メモリ6内のデータをRAMまたはバックアップRAMへ待避する。そして、瞬低発生時は、不揮発性メモリ6へ正常に書き込みが行われないことがあるので、瞬低が発生した場合には、RAMまたはバックアップRAMのデータを不揮発性メモリ6へ書き込む。
これによって、不揮発性メモリへの書き込み中にNMI割り込み等が発生した場合に、異常判定及び異常値の書き込みを抑制し、不揮発性メモリ6内のデータをバックアップRAMへ待避して、バックアップRAMから不揮発性メモリ6に復旧させることができる。
なお、ステップS77,S78のバックアップRAMへの待避と、ステップS74のデータ待避実施済みかの判定は行わず、不揮発性メモリへの書き込み中にNMI割り込み等が発生した場合に、異常判定及び異常値の書き込みを抑制するようにしても良い。
[第4の制御動作]
図10のフローチャートに示す第4の制御動作は、不揮発性メモリ6のデータを、予め不揮発性メモリ6内の別の記憶領域に複製しておくものである。本第4の制御動作は、上述した第1乃至第3の制御動作とは独立して行い、これらの制御動作のいずれか、あるいは複数と組み合わせることができる。
まず、エンジン回転センサ等によりエンジン回転が所定回転数以上で安定しているか否か判定し(ステップS81)、安定している場合に不揮発性メモリ6のデータを、該不揮発性メモリ6の別の記憶領域(物理アドレス)に複製しておく(ステップS82)。続いて、前回の書き込み中に電源電圧Vbaが低下したか否かを判定する(ステップS83)。前回、不揮発性メモリ6への書き込み中に電源電圧Vbaの低下(6V未満、NMI割り込み等)が発生し、その後、電源電圧Vbaが復帰(判断基準を6V以上、または6V+α等に設定)した場合は、不揮発性メモリ6内のデータが破損している可能性があるため、予め複製しておいたデータで復旧する。また、不揮発性メモリ6の消去中に電源電圧Vbaの低下が起きた場合には、不揮発性メモリ6が内部異常(ブランク不良等)を起こしている可能性があるため、不揮発性メモリ6の初期化を行う。
次に、今回の書き込み時に電源電圧Vbaが回復したか否かを判定し(ステップS84)、電源電圧Vbaが回復したと判定されると、不揮発性メモリ6の内容を複製したデータから復旧する。
ステップS81でエンジン回転が所定回転数以上で安定していないと判定された場合、ステップS83で前回の書き込み中に電源電圧Vbaが低下していないと判定された場合、及びステップS84で今回の書き込み時に電源電圧Vbaが回復していないと判定された場合には、本第4の制御動作を終了する。
このように、電源電圧Vbaの瞬低が起こり難い、エンジン回転数が安定しているときに、不揮発性メモリ6内のデータを、予め不揮発性メモリ6の別の記憶領域(物理アドレス)に複製しておくことで、不揮発性メモリ6への書き込み中に電源電圧Vbaの低下が発生しても、複製したデータから復旧させることができる。
なお、データ複製時に、不揮発性メモリ6の複数の記憶領域へ書き込むことで、データを復旧できる可能性を高くできる。
[第5の制御動作]
図11のフローチャートに示す第5の制御動作は、不揮発性メモリ6のデータを読み出し、予め設定した範囲内に値が収まっているかを確認するものである。本第5の制御動作も、上述した第1乃至第4の制御動作とは独立して行う。
まず、不揮発性メモリ6のデータを読み出し(ステップS91)、予め設定した範囲内に値が収まっているかを判定する(ステップS92)。この設定範囲は、予め設定範囲データとして記憶しておいても良いし、制御用のプログラム値に含まれていても良い。そして、不揮発性メモリ6から読み出したデータが予め設定した範囲外であれば、不揮発性メモリ6の記憶データが破損した可能性があるので、該当する不揮発性メモリ6の特定のデータ、または同一ブロック、または全てのデータを初期化し、新たに初期値を設定する(ステップS93)。
本第5の制御動作は、不揮発性メモリ6の記憶データが破損した可能性がある場合に実施することで、不揮発性メモリ6の特定のデータ、ブロックあるいは全てのデータを復旧できる。
[第6の制御動作]
図12のフローチャートに示す第6の制御動作は、複数のECUを備えたシステムであって、これらECU間でデータの授受が行われる場合に、不揮発性メモリ6のデータを、当該ECU1とは異なる別のECUに待避するものである。本第6の制御動作も、上述した第1乃至第5の制御動作とは独立して行う。
学習値を更新後(ステップS101)、この学習値をECU1とは異なる別のECUが備えるRAM、バックアップRAMあるいは不揮発性メモリ等に待避しておく(ステップS102)。学習値を待避する別のECUは、少なくともECU1と同等か、より低い電源電圧Vbaで動作するものが望ましい。
そして、ECU1で学習値を不揮発性メモリ6に書き込み更新する(ステップS103)。この学習値の更新中あるいは消去中に、電源電圧Vbaの低下が発生したか否か判定し(ステップS104)、発生した場合には、上記別のECUに待避した学習値を不揮発性メモリ6に書き込んでデータを復旧する。電源電圧Vbaの低下が発生しない場合には終了し、次回の学習値の書き込み中の電源電圧Vbaの低下に備える。
本第6の制御動作によれば、不揮発性メモリ6へ学習値の更新中、及び消去中に電源電圧Vbaの低下によるNMI割り込み等が発生した場合に、他のECUへ待避していた学習値等を不揮発性メモリ6へ書き込んで復旧させることができる。
<変形例5>
図13に示す制御動作は、図12に示した第6の制御動作の変形例を示している。ステップS101〜S104は、図12と同じであるので詳細な説明は省略する。
すなわち、ステップS104で学習値の更新中あるいは消去中に、電源電圧Vbaの低下が発生したと判定された場合に、同一ブロック内で複数の範囲に異常があるか否か判定する(ステップS106)。複数の範囲に異常なしと判定された場合には、他のECUから不揮発性メモリ6の該当データを復旧する(ステップS107)。複数の範囲に異常ありと判定された場合には、異ブロック間で複数の範囲に異常があるか否かを判定する(ステップS108)。異ブロック間で複数の範囲に異常ありと判定されると、他のECUから不揮発性メモリ6の該当ブロックのデータを復旧する(ステップS109)。異ブロック間で複数の範囲に異常なしと判定されると、他のECUから不揮発性メモリ6の全記憶領域のデータを復旧する(ステップS110)。
本変形例5によれば、不揮発性メモリ6へのデータの復旧を、データの異常の状況に応じて、該当データ、該当ブロック、全記憶領域と切り換え、効率良く復旧することができる。
[第7の制御動作]
図14のフローチャートに示す第7の制御動作は、複数のECUを備えたシステムであって、これらECU間で通信等によりデータの授受が行われる場合に、不揮発性メモリ6のデータを、当該ECU1とは異なる別のECUに待避し、不揮発性メモリ6の物理的な破損時、またはデータが所定範囲内にない時(データの破損)等において、他のECUから通信等を使用してデータを復旧するものである。本第7の制御動作も、上述した第1乃至第6の制御動作とは独立して行う。
すなわち、不揮発性メモリ6の全データを、ECU1とは異なる別のECUが備えるRAM、バックアップRAMあるいは不揮発性メモリ等に待避しておく(ステップS111)。
そして、不揮発性メモリ6が破損したか否か、あるいはデータが所定範囲内にあるか否かを判定する(ステップS112)。データが所定範囲内にあるか否かの判定には、例えば不揮発性メモリ6の記憶データのSUM値、IN/OUT値等で確認を行う。不揮発性メモリ6が破損している場合、あるいはデータが破損している場合には、別のECUから通信等を使用して不揮発性メモリ6の全データを復旧する。破損していない場合には、本制御動作を終了する。
本第7の制御動作によれば、不揮発性メモリ6の物理的な破損時、または全データが所定範囲内にない(全データ破損)時等に、他のECUから通信等を使用してデータを復旧することができる。
なお、不揮発性メモリ6のデータを待避する際、複数の他のECUへ全データを待避しても良く、復帰させるデータは複数の待避先のデータの多数決で決めても良いし、優先順位(例えば動作保証電圧が低いECUほど、優先度が高い等)に従って決定しても良い。
また、データの待避先に不揮発性メモリを用いる場合には、別のECUに内蔵されている不揮発性メモリと、外付け不揮発性メモリのどちらも使用することができる。
[第8の制御動作]
図15のフローチャートに示す第8の制御動作は、不揮発性メモリへの書き込み中に、瞬低(NMI割り込み等)が発生した場合に、書き込み時の領域を記憶禁止にして、この記憶禁止にした領域に、再度不揮発性メモリへRAMまたはバックアップRAM値を書き込むものである。本第8の制御動作も、上述した第1乃至第7の制御動作とは独立して行う。
まず、不揮発性メモリ6が書き込み中か否か判定し(ステップS121)、書き込み中であれば、電源電圧Vbaを監視して瞬低(NMI割り込み等)が発生したか否かを判定する(ステップS122)。瞬低が発生した場合は、書き込み中の不揮発性メモリ6の記憶領域(アドレス)を記憶する(ステップS123)。そして、次のステップS124で、該当アドレスにRAMまたはバックアップRAMから再書き込みを行う。
ステップS121で不揮発性メモリ6が書き込み中でないと判定された場合、ステップS122で瞬低が発生していないと判定されない場合には、制御動作を終了する。
本第8の制御動作によれば、瞬低発生時は、不揮発性メモリ6へ正常に書き込みが行われないことがあるので、不揮発性メモリ6へRAMまたはバックアップRAMのデータの再書き込みを行うことで、記憶したデータの信頼性を向上できる。
[第9の制御動作]
図16のフローチャートに示す第9の制御動作は、不揮発性メモリ6の書き込み用カウンタ値に応じて、学習値の待避先を外付け不揮発性メモリと内蔵不揮発性メモリで切り換えるものである。外付け不揮発性メモリは、例えば複数のECUを備えたシステムにおいて、これらECU間でデータの授受が行われる場合に、当該ECU1とは異なる別のECUに外付けされているものを用いる。本第9の制御動作も、上述した第1乃至第8の制御動作とは独立して行う。
まず、不揮発性メモリ6の書き込み用カウンタ値が奇数か偶数かを判定し(ステップS131)、奇数の場合には外付け不揮発性メモリに学習値を待避し(ステップS132)、偶数の場合には内蔵不揮発性メモリ6に学習値を待避する(ステップS133)。次に、不揮発性メモリ6の書き込み用カウンタ値を更新する(ステップS134)。学習値を待避後に、書き込み用カウンタ値を更新することで、次回の書き込みを今回とは異なるメモリに書き込むように設定する。そして、不揮発性メモリ6の書き込みが正常か否かを判定する(ステップS135)。正常であれば制御動作を終了し、正常でなければ不揮発性メモリのデータを修復する(ステップS136)。
本第9の制御動作では、内蔵不揮発性メモリ6のデータが破損した場合は、外付け不揮発性メモリのデータを使用することで、不定値のデータを使用することがない。また、内蔵不揮発性メモリ6のデータが破損していた場合には、書き込みを行ったメモリとは別形式のデータから復旧するので、データ修復の可能性を高くすることができる。
なお、内蔵不揮発性メモリ6と外付け不揮発性メモリに同時に同じデータを書き込み、一方が壊れたときに、他方で救済するように構成しても良い。また、外付け不揮発性メモリと内蔵不揮発性メモリでは、外付け不揮発性メモリの方が信頼性が高いので、外付け不揮発性メモリを優先するように構成しても良い。
更に、外付け不揮発性メモリが、ECU1とは異なる別のECUに外付けされているものを用いる場合について説明したが、コストよりも信頼性を優先する場合には、ECU1に不揮発性メモリを外付けしても良い。
更にまた、カウンタ値が奇数の時に外付け不揮発性メモリに待避し、偶数の時に内蔵不揮発性メモリ6に待避するようにしたが、カウンタ値が偶数の時に外付け不揮発性メモリに待避し、奇数の時に内蔵不揮発性メモリ6に待避するようにしても良いのはもちろんである。
上述したように、ソフトウェアとバッテリ取り外し後の学習値復帰用データ(=内蔵不揮発性メモリ)がCPU内に共存する構成において、内蔵の不揮発性メモリが不定値を取り得るような電源電圧の場合は、内蔵不揮発メモリへのアクセス(書き込み)を禁止する。また、例えばイグニッションキーのオフ時やエンジン停止時(HEV車含む)に電源電圧を監視して、内蔵不揮発性メモリへの書き込みを制御している。
これによって、電源電圧が低下したときには、内蔵不揮発性メモリへの書き込み、及びブランクチェックを行わないため、異常判定及び異常値を書き込むことがなくなる。また、一度不定値を取り得るような状態になった場合には、電源電圧のレベルが安定してから、内蔵不揮発性メモリへの書き込みを行うことで、正常に書き込み処理が行える。
従って、本発明によれば、CPUに印加される電源電圧が所定値よりも低下した場合、及び所定値よりも低下することが予想される場合に、CPUによる不揮発性メモリへのアクセスを制限することで、異常判定及び異常値の書き込みを抑制でき、CPUによる処理を低減して負担を軽減できる。
自動車用電子制御装置にあっては、例えば空燃比の学習値のデータが不定値となったり破壊されたりすると、空燃比が適正な範囲から外れ、失火してエンストを招く惧れがあるので、安全性の見地から前述した制御動作が有効である。
ここで、上記実施形態から把握し得る技術的思想について、以下に効果と共に記載する。
自動車用電子制御装置は、その一つの態様において、前記電源電圧が所定値よりも低下した後、アクセス制限の解除電圧以上に回復した場合に、前記CPUから前記不揮発性メモリへのアクセス制限を解除する。
上記構成によると、電源電圧が、内蔵の不揮発性メモリの記憶情報が不定値を取り得る状態になった場合に、電源電圧が解除電圧以上に回復してから、不揮発性メモリに対するアクセスを行うことで、正常な書き込み等の処理を行うことができる。
自動車用電子制御装置は、別の好ましい態様では、更にイグニッションキーがオンしてから所定時間経過するまでの時間、スタータがオンしたとき、エンジン回転が所定回転よりも低いとき、及び作動によって電源電圧の低下が予想される機器が稼働中の少なくともいずれかの場合に、前記CPUから前記不揮発性メモリへのアクセスを制限する。
上記構成によると、電源電圧が低下する可能性がある場合に、前記CPUから前記不揮発性メモリへのアクセスを制限することができる。
1…ECU(自動車用電子制御装置)、2…CPU、3…入力回路、4…出力回路・出力監視回路、5…電源回路、6…不揮発性メモリ、Vba…電源電圧

Claims (4)

  1. CPUに内蔵された不揮発性メモリに車両の状態を示す学習値を記憶し、前記不揮発性メモリから読み出した学習値に基づき車両を制御する電子制御装置であって、
    前記CPUに印加される電源電圧が所定値よりも低下した場合、及び所定値よりも低下することが予想される場合に、前記CPUによる前記不揮発性メモリへのアクセスを制限し、前記電源電圧が所定値よりも低下した後、前記所定値よりも高いアクセス制限の解除電圧以上に回復した場合に、前記CPUから前記不揮発性メモリへのアクセス制限を解除する、ことを特徴とする自動車用電子制御装置。
  2. 前記不揮発性メモリへの書き込み中に前記電源電圧が低下した場合は、前記電源電圧の復帰後に再書き込みを実施する、ことを特徴とする請求項1に記載の自動車用電子制御装置。
  3. 前記電源電圧の復帰後の再書き込みの前に、前記不揮発性メモリにおける再書き込みの対象となる記憶領域の初期化を行う、ことを特徴とする請求項2に記載の自動車用電子制御装置。
  4. 前記不揮発性メモリに記憶する車両の状態を示す学習値を、エンジン回転が所定回転数以上で安定している場合に、予め不揮発性メモリ内の別の記憶領域に複製しておき、電源電圧が復帰した場合に複製しておいたデータで復旧する、ことを特徴とする請求項1に記載の自動車用電子制御装置。
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