JPH1198495A - テレビインターホンシステム - Google Patents

テレビインターホンシステム

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JPH1198495A
JPH1198495A JP25997097A JP25997097A JPH1198495A JP H1198495 A JPH1198495 A JP H1198495A JP 25997097 A JP25997097 A JP 25997097A JP 25997097 A JP25997097 A JP 25997097A JP H1198495 A JPH1198495 A JP H1198495A
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Kouta Iwabuchi
航太 岩渕
Masaki Nohayashi
正樹 野林
Takeshi Okuyama
毅 奥山
Masahiro Asahida
正浩 旭田
Yuzo Kawahara
雄三 川原
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】各親機において、子器からの呼出時に、予め設
定した子器の映像のみが、モニタテレビに映し出される
ようにする。 【解決手段】インターホン親機A及びインターホン副親
機A1〜A3の各々は、複数台のドアホン子器D1,D
2のいずれかからの呼び出しがあったときは、設定手段
sw,sw1〜sw3を参照して、呼出元が応答可能な
ドアホン子器D1,D2であるときは、呼出音を鳴動さ
せるとともに、そのドアホン子器D1,D2のカメラc
が撮影する映像をモニタテレビtvに映し出す一方、呼
出元が応答可能なドアホン子器D1,D2でないとき
は、呼出音を鳴動させず、モニタテレビtvも作動させ
ないこととする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2世帯住宅などで
適用されるテレビインターホンシステムの改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近時、1つの住宅に生活空間を異にした
2家族が同居する形態の2世帯住宅が普及してきてお
り、このような住宅のテレビインターホンシステムは、
図7に示すような構成になっている。2世帯住宅では、
来客への対応を別々に行うため、各世帯の玄関口にカメ
ラ付ドアホン子器を1台ずつ(D1,D2)備えて、各
世帯に設置されたモニタテレビ付インターホン親機A、
あるいは、モニタテレビ付インターホン副親機A1〜A
3とのインターホン通話を可能にしており、また、各親
機A,A1〜A3間は、内線通話(異世帯間、同世帯
間)もできるようになっている。
【0003】いずれか一方の世帯に設置された1台のイ
ンターホン親機Aには、2台のドアホン子器D1,D2
を接続しており、インターホン副親機A1〜A3は、イ
ンターホン親機Aにシリアル接続されている。ここで
は、親機Aと副親機A1を親世帯に、副親機A2,A3
を子世帯に設置した例を示している。このような構成に
おいて、インターホン親機A、副親機A1〜A3の各々
には、呼出音を鳴動させる子器D1,D2を設定する子
器設定スイッチsw,sw1〜sw3を備えており、各
世帯毎に、この設定を変えることによって、2台のドア
ホン子器D1,D2に呼び出しのいずれか一方に対して
のみ、呼出音を鳴動させ、ハンドセットhを取り上げて
応答することにより、通話が開始できるようになってい
る。
【0004】ここでは、親世帯の親機A,A1の子器設
定スイッチsw,sw1は、ドアホン子器D1に対して
のみ呼出音を鳴動させ、子世帯の親機A2,A3の子器
設定スイッチsw2,sw3は、ドアホン子器D2に対
してのみ呼出音を鳴動させる設定になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
テレビインターホンシステムでは、ドアホン子器D1,
D2のいずれかから呼出があったときは、そのドアホン
子器D1,D2のカメラを駆動させ、カメラが撮影する
映像を、すべての親機A,A1〜A3のモニタテレビt
vに映し出すようになっている。すなわち、子器設定ス
イッチsw,sw1〜sw3の設定は、呼出音の鳴動に
対してのみ有効であって、子器D1,D2側の映像につ
いては、そのような設定をする手段は備わっていなかっ
た。このため、自世帯に対する来客の映像が、他世帯に
も映し出されることになり、世帯間のプライバシーが守
られていないのが問題となっていた。
【0006】また、各親機A,A1〜A3には、モニタ
ボタンb’が備えられており、このモニタボタンb’を
操作すれば、ドアホン子器D1,D2側の映像が見られ
るようになっているが、この場合も、どの親機A,A1
〜A3においても、最初にモニタボタンb’を操作する
と、まず、インターホン親機Aがある親世帯側の子器D
1の映像が映し出され、この状態で再度モニタボタン
b’を操作すると、子世帯側の子器D2の映像が映し出
されるようになっており、他の世帯の子器D1,D2側
の映像が見れるようになっていた。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、各親機において、子器からの呼出時と子
器側のモニタ時のいずれにおいても、予め設定した子器
の映像のみが、モニタテレビに映し出されるようにした
テレビインターホンシステムを提供することを目的とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載のテレビインターホンシス
テムでは、インターホン親機及びインターホン副親機の
各々は、複数台のドアホン子器のいずれかからの呼び出
しがあったときは、設定手段を参照して、呼出元のドア
ホン子器が応答可能なドアホン子器であるときは、呼出
音を鳴動させるとともに、そのドアホン子器のカメラが
撮影する映像をモニタテレビに映し出す一方、呼出元の
ドアホン子器が応答可能なドアホン子器でないときは、
呼出音を鳴動させず、モニタテレビも作動させないこと
を特徴とする。
【0009】すなわち、従来の各親機の子器設定スイッ
チに、どの子器からの呼出に対して呼出音を鳴動させる
かを設定する機能に加え、そのときに子器側の映像を映
し出すか否かを設定する機能を備える。請求項2では、
インターホン親機及びインターホン副親機の各々には、
ドアホン子器側をモニタするために操作されるモニタボ
タンを備えており、モニタボタンが操作されたときに
は、設定手段に設定されている応答可能なドアホン子器
のカメラが撮影する映像を、モニタテレビに映し出すこ
とを特徴とする。つまり、映像モニタは、予め設定して
いる子器に対してのみ有効とする。
【0010】請求項3では、インターホン親機及びイン
ターホン副親機の各々は、モニタボタンが操作されたと
きには、更に、設定手段に設定されているドアホン子器
が集める音を出力することを特徴とする。音モニタも同
様に、予め設定している子器に対してのみ有効とする。
請求項4では、インターホン親機及びインターホン副親
機の各々は、モニタボタンの操作によってドアホン子器
側をモニタしている最中に、再度、モニタボタンが操作
されたときには、ドアホン子器側のモニタを終了するこ
とを特徴とする。つまり、再度モニタボタンを操作して
も、他世帯の子器側をモニタすることがない。
【0011】請求項5では、インターホン親機及びイン
ターホン副親機の各々には、他のインターホン親機又は
インターホン副親機が、呼出音の鳴動、通話、ドアホン
子器側のモニタのいずれかを行っていることを表示する
表示手段を備える。これによって、モニタボタンの操作
によるドアホン子器側のモニタや、内線通話が禁止され
ていることが分かる。なお、表示手段は、LEDランプ
や液晶画面などで構成される。
【0012】請求項6では、インターホン親機は、1又
は複数台のインターホン副親機をシリアル接続する構成
としている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面とともに説明する。図1は、テレビインター
ホンシステムの構成を示した図である。ここでは、親世
帯と子世帯からなる2世帯住宅のテレビインターホンシ
ステムを示しているが、これには限定されず、複数のカ
メラ付ドアホン子器と、複数のモニタテレビ付インター
ホン親機(親機と副親機)とからなるテレビインターホ
ンシステムであればよく、例えば、ドアホン子器を1つ
の世帯の玄関口と裏口とに設置し、それぞれ応答する親
機が異なるようなシステム構成であってもよい。
【0014】図示する2世帯住宅では、来客の対応を別
々に行うため、各世帯の玄関口にドアホン子器を1台ず
つ(D1,D2)備え、各世帯に対応して設置されたイ
ンターホン親機A、あるいは、インターホン副親機A1
〜A3とのインターホン通話を可能にするとともに、各
親機A,A1〜A3間の内線通話(異世帯間、同世帯
間)を可能にしている。ここでは、親世帯にインターホ
ン親機Aと副親機A1の2台を、子世帯に副親機A2,
A3の2台を設置している例を示している。
【0015】親世帯に設置されたインターホン親機Aに
は、2台のドアホン子器D1,D2を回線L1,L1を
介してパラレル接続しており、更に、インターホン副親
機A1〜A3を回線L2を介してシリアル接続してい
る。したがって、この構成では通話経路が1系統なの
で、各親機A,A1〜A3の伝送制御は容易となる。な
お、接続形態は、図示したものには限定されず(図6と
ともに後述する)、例えば、親機Aと副親機A1〜A3
をパラレル接続したような形態でもよく、複数の子器D
1,D2に対し、複数の親機A,A1〜A3が応答でき
る構成であればよい。
【0016】このような構成において、各親機A,A1
〜A3の各々には、応答可能な1台のドアホン子器D
1,D2を設定する設定手段として、ディップスイッチ
などで構成された子器設定スイッチsw,sw1〜sw
3を備えており、各世帯毎にこの設定を変えることによ
って、2台のドアホン子器D1,D2から呼出ボタンb
を操作して呼出があったときに、いずれか一方に呼出に
対してのみ、スピーカspから呼出音を鳴動させ、通話
ボタンb1の操作により応答したときには、通話を開始
できるようにしている。言い換えれば、子器設定スイッ
チsw,sw1〜sw3には、通話ボタンb1の操作を
有効とする呼出を、どのドアホン子器D1,D2からの
呼出とするかを設定している。
【0017】なお、図中、波線で囲んで、その設定内容
を示している子器設定スイッチsw,sw1〜sw3
は、実際には、親機A,A1〜A3の正面のカバー内
や、裏面などに構成されており、いたずらなどでは簡単
に変更できないようになっている。また、通話ボタンb
1は、図示したような、ハンズフリー通話を行うために
操作されるものには限定されず、ハンドセットの取り上
げによって操作されるオフフックボタンも含まれる(図
7参照)。
【0018】ここでは、親世帯の親機A,A1の子器設
定スイッチsw,sw1は子器D1に対してのみ呼出音
を鳴動させ、子世帯の親機A2,A3の子器設定スイッ
チsw2,sw3は子器D2に対してのみ呼出音を鳴動
させる設定になっている。本発明では、各親機A,A1
〜A3の子器設定スイッチsw,sw1〜sw3は、い
ずれの子器D1,D2からの呼出に対して呼出音を鳴動
させるかを設定するとともに、その呼出音の鳴動時にの
み子器D1,D2側の映像を映し出すことを設定する。
【0019】インターホン親機A及びインターホン副親
機A1〜A3の各々は、複数台のドアホン子器D1,D
2のいずれかからの呼び出しがあったときは、子器設定
スイッチsw,sw1〜sw3の設定を参照する。そし
て、呼出元のドアホン子器D1,D2が応答可能なドア
ホン子器D1,D2であるときは、呼出音を鳴動させる
とともに、そのドアホン子器D1,D2のカメラcが撮
影する映像をモニタテレビtvに映し出す。一方、呼出
元のドアホン子器D1,D2が応答可能なドアホン子器
D1,D2でないときは、呼出音を鳴動させず、モニタ
テレビtvも作動させない。
【0020】このときの動作をまとめると、図2に示す
ようになる。ここには、各親機A,A1〜A3の子器設
定スイッチsw,sw1〜sw3が、図1に示したよう
に設定されている場合を示している。(a)は、図1に
示すように、子器D1から呼出があった場合であり、こ
のときは、親世帯の親機A,A1のみが、スピーカsp
から呼出音を出力し、モニタテレビtvに子器D1の映
像を映し出して、通話ボタンb1の操作による通話を可
能とする。
【0021】一方、(b)の子器D2から呼出があった
場合は、逆に、子世帯の親機A2,A3のみが、スピー
カspから呼出音を出力し、モニタテレビtvに子器D
2の映像を映し出して、通話ボタンb1の操作による通
話を可能とする。次に、このテレビインターホンシステ
ムのモニタ機能について説明する。インターホン親機A
及びインターホン副親機A1〜A3の各々には、ドアホ
ン子器D1,D2側をモニタするために操作されるモニ
タボタンb2を備えており、このモニタボタンb2が操
作されたときには、子器設定スイッチsw,sw1〜s
w3に設定されている応答可能なドアホン子器D1,D
2のカメラcが撮影する映像を、モニタテレビtvに映
し出す(映像モニタ機能)。
【0022】また、モニタボタンb2が操作されたとき
に、映像モニタに加えて、子器設定スイッチsw,sw
1〜sw3に設定されている応答可能なドアホン子器D
1,D2のマイク(不図示)が集める音を、スピーカs
pから出力することもできる(音モニタ機能)。したが
って、各親機A,A1〜A3の子器設定スイッチsw,
sw1〜sw3は、モニタボタンb2の操作をどのドア
ホン子器D1,D2に対するモニタに有効にするかを設
定する機能をもつ。
【0023】図3には、モニタ時の動作の一例をシステ
ム構成を用いて示している。この例は、子世帯にあるイ
ンターホン副親機A3のモニタボタンb2を操作した場
合であり、モニタテレビtvには、子器D2側の映像を
映し出している。また、各親機A,A1〜A3は、モニ
タボタンb2の操作によってドアホン子器D1,D2側
をモニタしている最中に、再度、モニタボタンb2が操
作されたときには、そのモニタを終了する。
【0024】したがって、図3の副親機A3は、1回目
のモニタボタンb2の操作で子器D2側をモニタし、2
回目のモニタボタンb2の操作でモニタ機能を終了する
ようになっており、親世帯側の子器D1側をモニタする
ことはない。次に、インターホン親機Aとインターホン
副親機A1〜A3において、他のインターホン親機A又
はインターホン副親機A1〜A3が、呼出音の鳴動、通
話(内線通話も含む)、ドアホン子器D1,D2側のモ
ニタのいずれかを行っている期間中の動作について説明
する。
【0025】各親機A,A1〜A3は、これらの期間中
は、他の親機A,A1〜A3によって回線L1,L2が
使用されているので、モニタボタンb2の操作によるド
アホン子器D1,D2側のモニタや内線通話を禁止す
る。なお、この場合、子器設定スイッチsw,sw1〜
sw3の設定が同じもの同士は除外してもよく、例え
ば、図1のように呼出音が鳴動している親世帯の親機
A,A1では、既に子器D1の映像がモニタテレビtv
に映し出されているので、モニタする必要はないが、モ
ニタ機能に音モニタ機能も備えているときには、モニタ
ボタンb2を有効としてもよい。また、図3のように、
子世帯の副親機A3においてモニタしているときに、子
世帯の他の副親機A2でモニタボタンb2を有効として
もよい。
【0026】また、本発明では、インターホン親機A及
びインターホン副親機A1〜A3の各々に、表示手段と
して、これら期間中であるときに点灯あるいは点滅する
回線使用中ランプlを備える。これによれば、一目で、
このランプlの点灯あるいは点滅中は、内線通話や子器
D1,D2側のモニタができないことが分かる。なお、
この回線使用中ランプlの点灯あるいは点滅も、呼出音
の鳴動、通話、ドアホン子器D1,D2側のモニタを行
っている親機A,A1〜A3と、子器設定スイッチs
w,sw1〜sw3の設定が異なる親機A,A1〜A3
のみで行うようにしてもよい。つまり、回線使用中ラン
プlの状態を、世帯間で、点灯あるいは点滅と、消灯と
に区別してもよい。
【0027】次に、インターホン親機Aと、インターホ
ン副親機A1〜A3の内部構成を各々、図4と図5に示
す。なお、インターホン親機Aに回線L2(多重信号
線)を介してシリアル接続されるインターホン副親機A
1〜A3は、すべて同様の構成になっているので、その
うちの1台のみ(A1)の構成を図5に示している。図
4に示したインターホン親機Aは、マイコン10が以下
の各部を制御しており、子器1呼出検知回路11、子器
2呼出検知回路12のいずれかにおいて、ドアホン子器
D1,D2からの呼び出しを検知すると、マイコン10
は、切換接点18を呼出元であるいずれかの子器D1,
D2側に切り換えて、子器D1,D2側にカメラ電源を
供給する。
【0028】このとき、子器設定スイッチswの設定を
参照して、呼出元の子器D1,D2の設定が「ON」に
なっていると呼出音回路13によってスピーカspから
呼出音を鳴動させ、「OFF」になっているときは呼出
音を鳴動させない。呼出音を鳴動させるときは、同時に
TV回路15を作動して、子器D1,D2側の映像をモ
ニタテレビtvに映し出す。そして、モニタテレビtv
に映し出された映像を見て、通話ボタンb1を操作して
応答すれば、通話回路14によって通話信号(音声信
号)を送受して、とマイクmi、スピーカspによるイ
ンターホン通話を開始する。
【0029】また、モニタボタンb2を操作したときに
は、マイコン10は、子器設定スイッチswの設定に従
って、切換接点18をいずれかの子器D1,D2側に切
り換えて、子器D1,D2側に電源を供給し、受信した
映像信号をモニタテレビtvに映し出し、あるいは、更
に、受信した音声信号をスピーカspから出力する。な
お、呼出信号を検出したときは、制御信号回路16によ
って多重化回路17から副親機A1側に、呼出しがあっ
た子器D1,D2を示した呼出制御信号を送出し、通話
中やモニタ中はそのことを示す制御信号を送出してい
る。
【0030】呼出音を鳴動させず、副親機A1側に呼出
制御信号を送出したとき、通話中やモニタ中の制御信号
を受けたときは、回線使用中ランプlを点灯あるいは点
滅させる。なお、モニタ開始の制御信号を受けたときに
は、上記子器D1,D2からの呼出時と同様に、子器D
1,D2側からの映像信号を受信し、そのまま副親機A
1側に送信する。
【0031】図5に示したインターホン副親機A1側の
マイコン20は、制御信号回路21によって多重化され
た信号を受信し、呼出制御信号を受信したときは、親機
Aと同様に、子器設定スイッチsw1の設定によって、
呼出音を鳴動させるか否かを判断し、鳴動させるときに
は、呼出音回路22によりスピーカspから呼出音を鳴
動させる。
【0032】呼出音を鳴動させるときは、同時にTV回
路24を作動して、子器D1,D2側の映像をモニタテ
レビtvに映し出すので、通話ボタンb1の操作によ
り、その呼出しに応答すれば、通話回路23とマイクm
i、スピーカspによるインターホン通話を開始し、通
話中の制御信号を送出する。また、モニタボタンb2を
操作したときには、マイコン20は、子器設定スイッチ
sw1の設定に従って、その子器D1,D2を指定した
制御信号を親機Aに送出する。そして、映像信号を受信
すると、これをモニタテレビtvに映し出し、更に、音
声信号を受信するとスピーカspから出力する。また、
モニタ中の制御信号を送出する。
【0033】なお、呼出制御信号を検出したときに、呼
出元の子器D1,D2が、子器設定スイッチsw1の設
定と一致しないとき、親機Aや他の副親機A2,A3か
ら、通話中、モニタ中といった回線使用中の制御信号を
受けたときは、回線使用中ランプlを点灯あるいは点滅
させる。次に、本発明のテレビインターホンシステムの
別の構成について、図6とともに説明する。ここでは、
インターホン親機を各世帯に設置して(A,A’)、そ
れぞれにドアホン子器D1,D2を接続する場合を示し
ている。このような場合、通常は、各々の世帯の親機
A,A’,A1,A2は、その世帯に対応して設置され
た子器D1,D2からの呼出に対してのみ応答するよう
に設定されている。
【0034】ところが、各世帯のテレビインターホンシ
ステムを、(a)のように、親機A,A’間に回線L
3,L3と2世帯アダプタadを介在させたり、(b)
のように、各世帯の副親機A1,A2間を回線L2でシ
リアル接続して、2世帯住宅用のテレビインターホンシ
ステムにした場合は、各親機A,A’,A1,A2の設
定によって、他世帯の子器D1,D2からの呼出に対し
て代理応答することもできる。
【0035】なお、(a)内の2世帯アダプタadと
は、図4に示したような構成のインターホン親機A
(A’)間の伝送を可能とするものである。また、
(a),(b)におけるインターホン親機A,A’の構
成は、図4において、子器D1,D2のうちの1台のみ
を接続した構成になる。
【0036】
【発明の効果】以上の説明からも理解できるように、本
発明に係るテレビインターホンシステムによれば、以下
の効果を奏する。請求項1では、インターホン親機及び
インターホン副親機の各々は、ドアホン子器からの呼び
出しがあったときは、応答可能な子器の設定を参照し
て、呼出音の鳴動と、子器のカメラが撮影する映像のモ
ニタテレビへの映し出しを判断するので、自世帯に対す
る来客の映像が、他世帯にも映し出されるようなことが
なく、世帯間のプライバシーが守られる。
【0037】請求項2〜4では、モニタボタンが操作さ
れたときに、予め設定された応答可能なドアホン子器に
対してのみモニタするので、自世帯に対する来客の行動
が、他世帯においても監視されるようなことがなく、モ
ニタ機能においても世帯間のプライバシーが守られる。
請求項5では、他のインターホン親機又はインターホン
副親機が、呼出音の鳴動、通話、ドアホン子器側のモニ
タのいずれかを行っているときは、そのことが表示され
るので、モニタテレビに子器側の映像が映されなくて
も、ドアホン子器側のモニタなどが禁止されていること
が分かる。
【0038】請求項6では、インターホン親機は、イン
ターホン副親機をシリアル接続した構成なので、配線の
シンプル化が図れ、施工を簡易にできる。また、伝送が
1系統にできるので、各機器の制御が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテレビインターホンシステムの構成の
一例を示す図である。
【図2】本発明のテレビインターホンシステムの動作を
説明するための図である。
【図3】本発明のテレビインターホンシステムの別の構
成の一例を示す図である。
【図4】モニタテレビ付インターホン親機の構成の一例
を示すブロック図である。
【図5】モニタテレビ付インターホン副親機の構成の一
例を示すブロック図である。
【図6】本発明のテレビインターホンシステムの別の構
成の例を示す図である。
【図7】従来のテレビインターホンシステムの構成を示
す図である。
【符号の説明】
A・・・モニタテレビ付インターホン親機 A1〜A3・・・モニタテレビ付インターホン副親機 sw,sw1〜sw3・・・子器設定スイッチ b1・・・通話ボタン b2・・・モニタボタン l・・・回線使用中ランプ tv・・・モニタテレビ sp・・・スピーカ D1,D2・・・カメラ付ドアホン子器 c・・・カメラ b・・・呼出ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 旭田 正浩 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 川原 雄三 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1又は複数台のモニタテレビ付インター
    ホン親機と、複数台のカメラ付ドアホン子器と、1又は
    複数台のモニタテレビ付インターホン副親機とで構成さ
    れ、上記インターホン親機は上記ドアホン子器と上記イ
    ンターホン副親機とを接続可能とし、上記インターホン
    副親機は上記インターホン親機と他のインターホン副親
    機とを接続可能としており、上記インターホン親機及び
    インターホン副親機の各々には、応答可能とする1台の
    ドアホン子器を設定する設定手段を備えているテレビイ
    ンターホンシステムにおいて、 上記インターホン親機及びインターホン副親機の各々
    は、上記複数台のドアホン子器のいずれかからの呼び出
    しがあったときは、上記設定手段を参照して、 呼出元のドアホン子器が応答可能なドアホン子器である
    ときは、呼出音を鳴動させるとともに、そのドアホン子
    器のカメラが撮影する映像をモニタテレビに映し出す一
    方、 呼出元のドアホン子器が応答可能なドアホン子器でない
    ときは、呼出音を鳴動させず、モニタテレビも作動させ
    ないことを特徴とするテレビインターホンシステム。
  2. 【請求項2】 上記インターホン親機及びインターホン
    副親機の各々には、ドアホン子器側をモニタするために
    操作されるモニタボタンを備えており、 上記モニタボタンが操作されたときには、上記設定手段
    に設定されている応答可能なドアホン子器のカメラが撮
    影する映像を、モニタテレビに映し出すことを特徴とす
    る請求項1に記載のテレビインターホンシステム。
  3. 【請求項3】 上記インターホン親機及びインターホン
    副親機の各々は、上記モニタボタンが操作されたときに
    は、更に、上記設定手段に設定されているドアホン子器
    が集める音を出力することを特徴とする請求項2に記載
    のテレビインターホンシステム。
  4. 【請求項4】 上記インターホン親機及びインターホン
    副親機の各々は、上記モニタボタンの操作によってドア
    ホン子器側をモニタしている最中に、再度、モニタボタ
    ンが操作されたときには、ドアホン子器側のモニタを終
    了することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の
    テレビインターホンシステム。
  5. 【請求項5】 上記インターホン親機及びインターホン
    副親機の各々には、他のインターホン親機又はインター
    ホン副親機が、呼出音の鳴動、通話、ドアホン子器側の
    モニタのいずれかを行っていることを表示する表示手段
    を、更に備えていることを特徴とする請求項1〜請求項
    4のいずれかに記載のテレビインターホンシステム。
  6. 【請求項6】 上記インターホン親機は、上記1又は複
    数台のインターホン副親機をシリアル接続する構成とし
    ている請求項1〜請求項5のいずれかに記載のテレビイ
    ンターホンシステム。
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