JP3513852B2 - インターホン親機およびこれを使用したインターホンシステム - Google Patents

インターホン親機およびこれを使用したインターホンシステム

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JP3513852B2
JP3513852B2 JP08003798A JP8003798A JP3513852B2 JP 3513852 B2 JP3513852 B2 JP 3513852B2 JP 08003798 A JP08003798 A JP 08003798A JP 8003798 A JP8003798 A JP 8003798A JP 3513852 B2 JP3513852 B2 JP 3513852B2
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毅 奥山
雄三 川原
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正浩 旭田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、増設スピーカを接
続付加できるインターホン親機、およびこれを使用して
構成したインターホンシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近時、一般住宅等において、インターホ
ン親機に増設スピーカを接続付加することで、住居人
が、親機から離れたところにいても、来客があったこと
を確認できるようにしたインターホンシステムが広く使
用されてきている。この種のインターホンシステムは、
図6に示すように、玄関先に設置されたドアホン子器B
を設置する一方、室内にはインターホン親機Aを設置
し、これらを信号線L1で接続した構成になっており、
インターホン親機Aでは、増設スピーカ接続端子tに、
信号線L2を接続した増設スピーカCを更に接続してい
る。
【0003】増設スピーカ接続端子tは、ドアホン子器
Bからの呼出待機時には一定の電圧レベルを有してお
り、訪問者が、ドアホン子器Bを操作して住居人の呼出
を行えば、インターホン親機Aは、この呼出を検知して
呼出音を鳴動する一方、増設スピーカ接続端子tの電圧
レベルを反転させて、増設スピーカCに鳴動指令信号を
出力するので、この鳴動指令信号を受けた増設スピーカ
Cは、呼出音を鳴動する。
【0004】住居人は、親機Aあるいは増設スピーカC
の呼出音を受けて来客があったことを確認すれば、親機
Aに設けられた通話ボタンb1を押して呼出に応答すれ
ば、ハンズフリーの状態で訪問者と通話ができる。ここ
で、増設スピーカCには、連続鳴動型とオートストップ
型の2種類があり、連続鳴動型では、インターホン親機
Aから鳴動指令信号を受けている間は、呼出音を鳴動し
続けるようになっている。また、オートストップ型で
は、インターホン親機Aから受けている鳴動指令信号の
長さに拘らず、予め設定された長さのみ呼出音を鳴動す
るようになっている。
【0005】そのため、インターホン親機Aでは、連続
鳴動型の増設スピーカCを接続付加するときには、鳴動
指令信号を、呼出を受けたときから応答があるまで出力
するようにし、一方オートストップ型の増設スピーカC
を接続付加するときには、鳴動指令信号を、呼出を受け
る毎に一定時間のみ出力する必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
インターホン親機は、製造段階で予め鳴動指令信号の出
力設定が行われて、連続鳴動型増設スピーカ用かオート
ストップ型増設スピーカ用かを指定して種類別に製造さ
れているため、増設スピーカを接続付加する際には、使
用する増設スピーカの種類を選択する必要があった。
【0007】このとき、インターホン親機の種類や、鳴
動指令信号の出力設定を間違えたりすると、以下に示す
ような不都合が発生する。図7(a)には、インターホ
ン親機からの鳴動指令信号が連続鳴動型増設スピーカに
対応した出力になっている場合に、オートストップ型増
設スピーカを接続付加した際における不具合を示してい
る。ここでは、ドアホン子器からの呼出しがあると、イ
ンターホン親機から出力される鳴動指令信号は、待機時
のHレベルの状態からLレベルに反転し、この反転状態
は応答するまで保持される。これに対して、増設スピー
カCでは、インターホン親機から出力される鳴動指令信
号のLレベルの反転の立下りを検知して、呼出音を鳴動
させるが、その鳴動音の出力時間は、予めタイマなどに
よって設定されているため、所定時間継続すれば、停止
する。したがって、ドアホン子器が呼出音を鳴動してい
る間に、インターホン親機で応答すれば、問題はない
が、その時間内に応答せずに、呼出音が停止してしまう
と、ドアホン子器から再度の呼出を受けても、インター
ホン親機では、待機状態に復帰していないため、増設ス
ピーカに鳴動指令信号を出力することが出来なくなって
しまう。ゆえに、ドアホン子器から呼出があっても、増
設スピーカでは鳴動音が出力されず、増設スピーカは機
能を果たさない。
【0008】また、図7(b)には、インターホン親機
からの鳴動指令信号が、オートストップ型増設スピーカ
に対応した出力になっているときに、連続鳴動型増設ス
ピーカを接続付加した際における不具合を示している。
ここでは、ドアホン子器からの呼出しがあると、インタ
ーホン親機から出力される鳴動指令信号は、待機時のH
レベルの状態からLレベルに反転し、すぐにHレベルに
復帰する。これに対して、増設スピーカCでは、インタ
ーホン親機から出力される鳴動指令信号のLレベルの反
転の立下りを検知して、呼出音を鳴動させるが、その鳴
動音は、インターホン親機から出力される鳴動指令信号
がLレベルに反転されている時間だけ継続するようにな
っているので、ドアホン子器からの再度の呼出があった
ときには、鳴動音が出力されるが、すぐに停止してしま
い、十分な呼出が出来ない。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みて提案されるも
のであり、連続鳴動型あるいはオートストップ型といっ
た増設スピーカの種類を選ばずに、いずれの種類の増設
スピーカも接続付加できるインターホン親機、およびこ
れを使用して構成したインターホンシステムを提供する
ことを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載のインターホン親機では、ドアホン
子器からの呼出を検知する呼出検知回路と、増設スピー
カ接続端子と、呼出検知回路がドアホン子器からの呼出
を検知したときに、増設スピーカ接続端子の電圧レベル
を反転させて、増設スピーカ接続端子に接続付加された
増設スピーカに鳴動指令信号を出力する信号処理部とを
備えたインターホン親機において、信号処理部は、呼出
検知回路が、ドアホン子器からの呼出を最初に検知した
ときには、増設スピーカ接続端子の電圧レベルを反転保
持し、その後、呼出に応答するまでの間は、ドアホン子
器からの呼出を受ける毎に、反転保持された、増設スピ
ーカ接続端子の電圧レベルを所定時間だけ元の電圧レベ
ルに立ち上げて保持した後に、再度、最初に呼出を受け
たときに電圧レベルを反転させた状態に保持するように
している。
【0011】請求項2では、通話ボタンを備えたハンズ
フリー型インターホンに適用されたインターホン親機を
提案しており、請求項3では、通話のためのハンドセッ
トを備えたハンドセット型インターホンを提案してお
り、請求項4では、モニタテレビ付きインターホンが提
案されている。更に、請求項5では、玄関先に設置され
た、呼出ボタンを有したドアホン子器と、請求項2又は
請求項3に記載されたインターホン親機とを組み合わせ
て構成されたインターホンシステムが提案されており、
請求項6では、玄関先に設置された、呼出ボタンとカメ
ラとを有したカメラ付きドアホン子器と、請求項4に記
載されたインターホン親機とを組み合わせて構成された
インターホンシステムが提案されている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面を用いて説明する。図1は、本発明のインタ
ーホン親機を含んだインターホンシステムの一例を示す
システム構成図である。ここでは、インターホンシステ
ムの一例として、親世帯と子世帯とからなる2世帯住宅
のテレビインターホンシステムの構成を示しているが、
これには限定されない。例えば、玄関口に設置されたド
アホン子器に、室内に設置されたインターホン親機を接
続し、インターホン親機には更に増設スピーカを接続付
加したシステムであってもよい。
【0013】親世帯に設置されたインターホン親機Aに
は、2台のドアホン子器B1,B2を信号線L1,L1
を介してパラレル接続するとともに、インターホン副親
機A1,A3を信号線L3を介してパラレル接続してい
る。更に、インターホン親機Aでは、増設スピーカ接続
端子tに、信号線L2を接続した増設スピーカCを更に
接続している。そして、インターホン副親機A1には、
信号線L3を介してインターホン副親機A2を接続し、
インターホン副親機A3には、信号線L3を介して、イ
ンターホン副親機A4,A5をシリアル接続している。
ここに、インターホン親機Aは、ドアホン子器B1,B
2、これらのドアホン子器B1やB2に内蔵したカメラ
を駆動するための電源を内蔵しており、ドアホン子器B
1、B2のカメラによって撮像された来訪者の映像を映
し出すモニタテレビtvを備えている。また、A1,A
3,A4は、それぞれにドアホン子器B1、B2のカメ
ラによって撮像された来訪者の映像を映し出すモニタテ
レビtvを備えたインターホン副親機であるが、インタ
ーホン親機A2とA5は、モニタテレビtvを備えず、
通話のみが可能となっている。
【0014】なお、接続形態は、図示したものには限定
されず、例えば、親機Aと副親機A1〜A5をパラレル
接続したような形態でもよく、複数の子器B1,B2に
対し、親機A,複数の副親機A1〜A5が応答できる構
成であればよい。このような構成において、このインタ
ーホンシステムは以下に示すような基本動作をなす。
【0015】図1において、各親機A,副親機A1〜A
5の各々には、応答可能なドアホン子器B1,B2を設
定する設定手段として、子器1設定スイッチsw1,子
器2設定スイッチsw2を備えており、各世帯毎にこれ
らの設定を変えることによって、親機A,副親機A1〜
A5は、設定に対応するドアホン子器B1,B2から呼
出があったときに、スピーカspから呼出音を鳴動させ
るとともに、そのドアホン子器B1,B2のカメラcが
撮影する映像をモニタテレビtvに映し出す。
【0016】このとき、親機A,副親機A1〜A5は、
ドアホン子器B1からの呼出に対しては、例えば「ピン
ポンピンポン」という呼出音を鳴動し、一方、ドアホン
子器B2からの呼出に対しては、例えば「ピンポン」と
いう呼出音を鳴動して、どちらのドアホン子器B1,B
2からの呼出であるかを容易に識別できるようにしてい
る。また、親機Aは、増設スピーカ接続端子tの電圧レ
ベルを反転させて、増設スピーカCに鳴動指令信号を出
力するので、増設スピーカCは、この鳴動指令信号を受
けて呼出音を鳴動する。つまり、子器1B1の設定スイ
ッチsw1,子器2B2の設定スイッチsw2では、通
話ボタンb1の操作を有効とする呼出を、どのドアホン
子器B1,B2からの呼出とするかを設定している。
【0017】なお、通話ボタンb1は、図示したよう
な、ハンズフリー通話を行うために操作されるものに限
定されず、ハンドセットの取り上げによって操作される
オフフックボタンも含まれ、この場合には、インターホ
ン親機、副親機として、ハンドセットを備えたインター
ホンが使用される。ここでは、親世帯の親機Aは、子器
B1,B2からの呼出を有効にし、親世帯の副親機A
1,A2は、子器B1からの呼出を有効にしており、子
世帯の副親機A3〜A5は、子器B2からの呼出を有効
にしている。なお、親機A,副親機A1〜A5には、通
話ランプ4を設けており、設定に対応するドアホン子器
B1,B2から呼出があれば、呼出音を鳴動させるとと
もに、そのドアホン子器B1,B2のカメラcが撮影す
る映像を映し出すばかりでなく、通話ランプ4を点滅さ
せることにより、住居人に来客を報知している。このと
き、通話ランプ4は、子器1からの呼出に対しては赤色
点滅し、一方、子器2からの呼出に対しては黄色点滅す
る。そして、通話ランプ4の点滅は、応答操作があれば
自動的に消灯し、子器1からの呼出に対して応答したと
きには続けて赤色に点灯保持し、子器2からの呼出に対
して応答したときには続けて黄色に点灯保持される。
【0018】また、このインターホンシステムでは、モ
ニタ機能も備えており、図中に示すように、インターホ
ン親機Aおよびインターホン副親機A1,A3,A4の
各々には、ドアホン子器B1,B2側をモニタするため
に操作されるモニタボタンb2を備えており、このモニ
タボタンb2が操作されたときには、子器1B1の設定
スイッチsw1,子器2B2の設定スイッチsw2で設
定されているドアホン子器B1,B2のカメラcが撮影
する映像を、モニタテレビtvに映し出す。
【0019】なお、このインターホンシステムにおい
て、親機Aのように、子器1B1の設定スイッチsw
1,子器2B2の設定スイッチsw2の設定が、どちら
のドアホン子器B1,B2からの呼出を有効としている
ような場合では、いずれかのドアホン子器B1,B2と
通話中に、もう一方のドアホン子器B1,B2からの呼
出があれば、通話中のドアホン子器B1,B2からの呼
出音とは異なる呼出音を鳴動させるとともに、呼出のあ
ったドアホン子器B1,B2のカメラcが撮影する映像
に切り換える。
【0020】更に、インターホン親機Aおよびインター
ホン副親機A1,A3,A4で、このような子器1B1
の設定スイッチsw1,子器2B2の設定スイッチsw
2の設定がなされている際に、ドアホン子器B1の映像
をモニタするには、モニタボタンb2を1回操作する。
一方、ドアホン子器B2の映像をモニタするには、モニ
タボタンb2を2回操作する。更に、このインターホン
システムでは、内線通話機能も備えており、図2に示す
ように、親機A,副親機A1〜A5には、室内呼Aボタ
ンb3,室内呼Bボタンb4のうち、どちらの操作に対
応して呼出音を鳴動するかを設定できるようになってい
る。ここで、室内呼Aボタンb3の操作に対応して呼出
音を鳴動する側をグループA、室内呼Bボタンb4の操
作に対応して呼出音を鳴動する側をグループBとしてい
る。
【0021】各親機A、副親機A1〜A5の室内呼Aボ
タンb3を操作すれば、グループAに属する親機A,副
親機A1〜A5の呼出を行う一方、各親機A、副親機A
1〜A5の室内呼Bボタンb4を操作すれば、グループ
Bに属する親機A,副親機A1〜A5の呼出を行う。こ
こでは、親世帯の親機A1,副親機A1,A2はグルー
プA、子世帯の副親機A3〜A4はグループBに設定さ
れている。
【0022】例えば、親機Aの室内呼Aボタンb1を操
作すれば、副親機A1,A2,A3を呼び出して通話を
することができる。また、親機Aの室内呼Bボタンb4
を操作すれば、副親機A4,A5を呼び出して通話をす
ることができる。更に、親機Aの室内呼Aボタンb3と
室内呼Bボタンb4を同時に操作すれば、副親機A1〜
A5をすべて呼び出して通話をすることができる。
【0023】なお、親機A,副親機A1〜A5は、室内
間で通話中に、子器1B1の設定スイッチsw1,子器
2B2の設定スイッチsw2で設定されているドアホン
子器B1,B2からの呼出があれば、そのドアホン子器
B1,B2からの呼出に対応する呼出音を鳴動するとと
もに、この呼出に対応する色で通話ランプ4が点灯す
る。このとき、親機A,副親機A1,副親機A3,A4
では、このドアホン子器B1,B2のカメラcで撮影し
た映像をモニタテレビtvに映し出す。
【0024】また、親機A,副親機A1〜A5には、ト
ークバック設定スイッチ(後述)を設けており、これを
操作すれば、他の親機A,副親機A1〜A5から呼出を
受けたときに、通話ボタンb1を操作して応答しない限
り、呼出を行った親機A,副親機A1〜A5に対して音
声を聞こえなくすることができる。加えて、このインタ
ーホンシステムは、転送機能も備えており、親機A,副
親機A1〜A5が、子器1設定スイッチsw1,子器2
設定スイッチsw2で設定されているドアホン子器B
1,B2からの呼出を受けた後、室内呼Aボタンb3ま
たは室内呼Bボタンb4を操作すれば、対応する親機
A,副親機A1〜A5にこの呼出を転送する。なお、図
1、図2においては、増設スピーカCは、聴覚の不自由
な人や騒音の激しい場合に好適に使用され、インターホ
ン親機などから鳴動指令信号を受けたときに、フラッシ
ュを発光させて、呼出しを報知させる光チャイムを想定
しているが、呼出音を出力する通常の増設スピーカを使
用してもよいことはいうまでもない。
【0025】以上の基本動作をなすインターホンシステ
ムにおいて、本発明では、インターホン親機Aが、子器
1B1の設定スイッチsw1,子器2B2の設定スイッ
チsw2で設定されているドアホン子器B1,B2から
の呼出を受けて、増設スピーカCに鳴動指令信号を出力
する動作に特徴がある。図3には、本発明のインターホ
ン親機Aの内部構成の一例について示されている。
【0026】なお、ここでは本発明のインターホン親機
Aとして、モニタテレビ付きインターホンの内部構成に
ついて示しているが、これに限られず、モニタテレビが
なく通話ボタンを備えたハンズフリー型インターホン
や、モニタテレビを備えた、あるいはモニタテレビのな
いハンドセットを備えたハンドセット型インターホンで
あってもよい。
【0027】このインターホン親機Aは、以下の各部を
制御し、増設スピーカ接続端子tに接続付加された増設
スピーカCに鳴動指令信号を出力する信号処理部1,ド
アホン子器B1からの呼出を検知する子器1呼出検知回
路2,ドアホン子器B2からの呼出を検知する子器2呼
出検知回路3(この呼出検知回路2、3はハード的には
1つでよいが、機能を分離するために、ここでは2つの
回路として示している),親機Aがドアホン子器B1,
B2や、副親機A1〜A5からの呼出を受けたときなど
に点灯あるいは点滅する通話ランプ4,副親機A1〜A
5が、ドアホン子器B1,B2と通話中であるときなど
に点灯する回線使用中ランプ5,ドアホン子器B1,B
2や副親機A1〜A5からの呼出に対して、スピーカs
pから呼出音を鳴動させる呼出音回路6,ドアホン子器
B1,B2、あるいは副親機A1〜A5とのインターホ
ン通話を可能とする通話回路7,ドアホン子器B1,B
2のカメラcで撮影された映像をモニタテレビtvに映
し出すためのTV回路8,ドアホン子器B1,B2から
の呼出があったときや、親機Aから副親機A1〜A5を
呼び出すときに、多重化回路10に呼出制御信号を出力
する制御信号回路9,制御信号回路9から出力されてき
た呼出制御信号を多重化して副親機A1〜A5に出力す
る多重化回路10,ドアホン子器B1,B2からの呼出
に対して、信号処理部1によって、呼出元であるいずれ
かのドアホン子器B1,B2側に切り換えられる切換回
路11を備える。
【0028】ここで、増設スピーカ接続端子tは、ドア
ホン子器B1,B2は、一定の待機時の電圧レベルに保
持されており、子器1呼出検知回路2,子器2呼出検知
回路3のいずれかが呼出を検知すれば、信号処理部1
は、増設スピーカ接続端子tの電圧レベルを反転させ
て、後述するような鳴動指令信号を出力する。また、イ
ンターホン親機Aは、ドアホン子器B1からの呼出の有
効、無効を設定する子器1設定スイッチsw1,ドアホ
ン子器B1からの呼出の有効、無効を設定する子器2設
定スイッチsw2,副親機A1〜A5の室内呼Aボタン
b3と室内呼Bボタンb4とのうち、どちらの操作に対
応して呼出音を鳴動するかを設定するグループ設定スイ
ッチsw3,副親機A1〜A5からの呼出があったとき
に、親機Aの通話ボタンb1の操作がなされるまでは、
親機A側の音声が呼び出した側に聞こえないように設定
するトークバック設定スイッチsw4,親機Aの電源を
オン、オフさせるための電源スイッチsw5を備えてい
る。なお、子器1設定スイッチsw1,子器2設定スイ
ッチsw2,グループ設定スイッチsw3,トークバッ
ク設定スイッチsw4,電源スイッチsw5は、まとめ
て設定スイッチ部SWを構成しており、設定スイッチ部
SWは、親機Aの本体カバー側面に設けられている。
【0029】更に、インターホン親機Aは、ドアホン子
器B1,B2や副親機A1〜A5からの呼出に応答する
ために操作する通話ボタンb1,ドアホン子器B1,B
2をモニタするために操作するモニタボタンb2,グル
ープAに設定されている副親機A1〜A5に対して呼出
を行うときに操作する室内呼Aボタンb3,グループB
に設定されている副親機A1〜A5に対して呼出を行う
ときに操作する室内呼Bボタンb4を備えている。
【0030】次に、インターホン親機Aが、子器1設定
スイッチsw1,子器2設定スイッチsw2で設定され
ているドアホン子器B1,B2からの呼出を受けて、増
設スピーカCに鳴動指令信号を出力する動作について、
図4を用いて説明する。図4には、このときのインター
ホン親機Aの動作について説明するフローチャートが示
されている。(100〜107) インターホン親機Aでは、ドアホン子器B1,B2から
の呼出を受ければ、子器1呼出検知回路2,子器2呼出
検知回路3のいずれかがこの呼出を検知する。(10
0) 子器1呼出検知回路2,子器2呼出検知回路3のいずれ
かが、ドアホン子器B1,B2からの呼出を検知すれ
ば、信号処理部1は、スピーカspから呼出音を鳴動さ
せると同時に、増設スピーカ接続端子tの電圧レベルを
Lレベルに反転させて、増設スピーカCに鳴動指令信号
を出力する。(101) スピーカspあるいは増設スピーカCから鳴動する呼出
音を受けて、住居人が、通話ボタンb1を操作して応答
すれば、信号処理部1は、増設スピーカ接続端子tの電
圧レベルネルを待機時のHレベルに復帰させ、増設スピ
ーカCに対する鳴動指令信号の出力を停止する。(10
2,103) 一方、通話ボタンb1の操作による応答がなければ、信
号処理部1は、増設スピーカ接続端子tの電圧レベルネ
ルをLレベルに保持し、そのまま鳴動指令信号の出力を
続行する。(102,104) 子器1呼出検知回路2,子器2呼出検知回路3のいずれ
かが、再度、ドアホン子器B1,B2からの呼出を検知
すれば(105)、信号処理部1は、増設スピーカ接続
端子tの電圧レベルを待機時のHレベルに復帰させ、一
定時間tの後、Lレベルに反転させ、増設スピーカCに
対する鳴動指令信号を出力する。(106、107) 図5は、ドアホン子器、インターホン親機、増設スピー
カの動作を説明するタイムチャートである。ここでは、
親機Aが、ドアホン子器B1,B2からの最初の呼出を
検知したときに、増設スピーカCには、Lレベルに反転
した鳴動指令信号を出力し、このLレベルはドアホン子
器から再呼出があるまでは保持され、ドアホン子器から
再呼出があったときには、所定時間Tの間、Hレベルに
復帰させて鳴動指令信号の出力を停止した後に、再度、
Lレベルに反転しており、このような動作によれば、図
に示したように連続鳴動型の増設スピーカに対しては、
親機からLレベルの反転信号を受ければ、その立下りを
検知して、Lレベルに保持されている間、呼出音を出力
し、オートストップ型の増設スピーカに対しては、親機
からLレベルの反転信号を受ければ、その立下りを検知
して、予め設定された時間だけ呼出音を鳴動させること
ができる。したがって、ドアホン子器から呼出しを受け
た場合には、親機が応答するまでの間は、ドアホン子器
の呼出しがある毎に、増設スピーカも呼出音を繰り返し
出力するので、増設スピーカの動作不能はなくなり、イ
ンターホン親機に接続付加すべき増設スピーカの種別を
選ぶことなく使用できる。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から理解できるように、請求
項1に記載のインターホン親機では、ドアホン子器から
の呼出を最初に検知したときには、増設スピーカ接続端
子の電圧レベルを反転保持し、その後、呼出に応答する
までの間は、ドアホン子器からの呼出を受ける毎に、反
転保持された、増設スピーカ接続端子の電圧レベルを所
定時間だけ元の電圧レベルに立ち上げ保持した後に、再
度反転保持するので、連続鳴動型あるいはオートストッ
プ型といった増設スピーカの種類に関係なく、インター
ホン親機に増設スピーカを接続付加することができ、利
便性に長ける。
【0032】請求項2に記載のインターホン親機では、
インターホン親機は、通話スイッチを備えたハンズフリ
ー型インターホンであるので、本発明の効果を発揮する
ハンズフリー型インターホンを提供することができる。
請求項3に記載のインターホン親機では、インターホン
親機は、通話のためのハンドセットを備えたハンドセッ
ト型インターホンであるので、本発明の効果を発揮する
ハンドセット型インターホンを提供することができる。
【0033】請求項4に記載のインターホン親機では、
インターホン親機は、モニタテレビ付きインターホンで
あるので、本発明の効果を発揮するモニタテレビ付きイ
ンターホンを提供することができる。請求項5に記載の
インターホンシステムでは、玄関先に設置された、呼出
ボタンを有したドアホン子器と、請求項2又は請求項3
に記載されたインターホン親機とを組み合わせて構成さ
れるので、インターホンシステムを構成する際に、連続
鳴動型あるいはオートストップ型といった増設スピーカ
の種類に関係なく、インターホン親機に増設スピーカを
接続付加することができる。
【0034】請求項6に記載のインターホンシステムで
は、玄関先に設置された、呼出ボタンとテレビカメラと
を有したカメラ付きドアホン子器と、請求項4に記載さ
れたインターホン親機とを組み合わせて構成されるの
で、テレビインターホンシステムを構成する際に、連続
鳴動型あるいはオートストップ型といった増設スピーカ
の種類に関係なく、インターホン親機に増設スピーカを
接続付加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインターホンシステムのシステム構成
の一例を示すブロック図である。
【図2】本発明のインターホンシステムの構成の一例を
示し、親機,副親機のグループ設定について説明するた
めの図である。
【図3】本発明のインターホン親機の内部構成の一例を
示すブロック図である。
【図4】本発明のインターホン親機の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図5】本発明のインターホン親機の動作を説明するた
めのタイムチャートである。
【図6】従来のインターホンシステムの構成を示す図で
ある。
【図7】従来のインターホンシステムの動作を説明する
図である。
【符号の説明】
A インターホン親機 B1,B2 ドアホン子器 C 増設スピーカ 1 信号処理部 2 子器1呼出検知回路 3 子器2呼出検知回路 b 呼出ボタン b1 通話ボタン c カメラ t 増設スピーカ接続端子 tv モニタテレビ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野林 正樹 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 旭田 正浩 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−57162(JP,A) 特開 平3−149945(JP,A) 特開 平7−235972(JP,A) 特開 平8−298662(JP,A) 特開 平7−221856(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/00 H04M 1/24 - 1/253 H04M 1/58 - 1/62 H04M 1/66 - 1/82 H04M 9/00 - 9/10

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドアホン子器からの呼出を検知する呼出検
    知回路と、増設スピーカ接続端子と、上記呼出検知回路
    が上記ドアホン子器からの呼出を検知したときに、上記
    増設スピーカ接続端子の電圧レベルを反転させて、上記
    増設スピーカ接続端子に接続付加された増設スピーカに
    鳴動指令信号を出力する信号処理部とを備えたインター
    ホン親機において、 上記信号処理部は、上記呼出検知回路が、上記ドアホン
    子器からの呼出を最初に検知したときには、上記増設ス
    ピーカ接続端子の電圧レベルを反転し、その状態を保持
    し、その後、呼出に応答するまでの間は、上記ドアホン
    子器からの呼出を受ける毎に、反転状態に保持された上
    記増設スピーカ接続端子の電圧レベルを、所定時間だけ
    元の電圧レベルに立ち上げ保持した後に、再度、反転状
    態に保持するようにしているインターホン親機。
  2. 【請求項2】請求項1において、 上記インターホン親機は、通話ボタンを備えたハンズフ
    リー型インターホンであることを特徴とするインターホ
    ン親機。
  3. 【請求項3】請求項1において、 上記インターホン親機は、通話のためのハンドセットを
    備えたハンドセット型インターホンであることを特徴と
    するインターホン親機。
  4. 【請求項4】請求項1又は請求項3において、 上記インターホン親機は、モニタテレビ付きインターホ
    ンであることを特徴とするインターホン親機。
  5. 【請求項5】玄関先に設置された、呼出ボタンを有した
    ドアホン子器と、 請求項2又は請求項3に記載されたインターホン親機と
    を組み合わせて構成されているインターホンシステム。
  6. 【請求項6】玄関先に設置された、呼出ボタンとカメラ
    とを有したカメラ付きドアホン子器と、 請求項4に記載されたインターホン親機とを組み合わせ
    て構成されているインターホンシステム。
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