JPH1198496A - テレビインターホンシステム - Google Patents

テレビインターホンシステム

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Publication number
JPH1198496A
JPH1198496A JP25997197A JP25997197A JPH1198496A JP H1198496 A JPH1198496 A JP H1198496A JP 25997197 A JP25997197 A JP 25997197A JP 25997197 A JP25997197 A JP 25997197A JP H1198496 A JPH1198496 A JP H1198496A
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JP
Japan
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intercom
master
interphone
call
unit
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Pending
Application number
JP25997197A
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English (en)
Inventor
Kouta Iwabuchi
航太 岩渕
Masaki Nohayashi
正樹 野林
Takeshi Okuyama
毅 奥山
Masahiro Asahida
正浩 旭田
Yuzo Kawahara
雄三 川原
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】通話中であっても、他の子器から呼出があった
ときは、予め設定した子器に対してのみ呼出音を鳴動す
るようにしたテレビインターホンシステムを提供する。 【解決手段】インターホン親機A及びインターホン副親
機A1〜A3の各々は、ドアホン子器D1,D2のいず
れかと通話中に、他のドアホン子器D1,D2から呼び
出しがあったときは、設定手段sw,sw1〜sw3を
参照して、呼出元のドアホン子器D1,D2が応答可能
なドアホン子器D1,D2であるときは、呼出音を鳴動
させる一方、呼出元のドアホン子器D1,D2が応答可
能なドアホン子器D1,D2でないときは、呼出音を鳴
動させない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2世帯住宅などで
適用されるテレビインターホンシステムの改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近時、1つの住宅に生活空間を異にした
2家族が同居する形態の2世帯住宅が普及してきてお
り、このような住宅のテレビインターホンシステムは、
図5に示すような構成になっている。2世帯住宅では、
来客への対応を別々に行うため、各世帯の玄関口にカメ
ラ付ドアホン子器を1台ずつ(D1,D2)設けて、各
世帯に設置されたモニタテレビ付インターホン親機A、
あるいは、モニタテレビ付インターホン副親機A1〜A
3とのインターホン通話を可能にし、また、各親機A,
A1〜A3間で、内線通話(異世帯間、同世帯間)がで
きるようになっている。
【0003】いずれか一方の世帯に設置された1台のイ
ンターホン親機Aには、2台のドアホン子器D1,D2
を接続しており、インターホン副親機A1〜A3は、イ
ンターホン親機Aにシリアル接続されている。ここで
は、親機Aと副親機A1を親世帯に、副親機A2,A3
を子世帯に設置した例を示している。このような構成に
おいて、インターホン親機A、副親機A1〜A3の各々
には、呼出音を鳴動させる子器D1,D2を設定する子
器設定スイッチsw,sw1〜sw3を備えており、各
世帯毎に、この設定を変えることによって、2台のドア
ホン子器D1,D2に呼び出しのいずれか一方に対して
のみ、呼出音を鳴動させる。また、このとき同時に、す
べての親機A,A1〜A3のモニタテレビtvに、呼出
元の子器D1,D2側の映像が映し出されているので、
呼出音が鳴動した世帯では、ハンドセットhを取り上げ
て応答すれば、通話が開始でき、一方の呼出音が鳴動し
ない世帯では、他世帯側に来客があったことが分かるよ
うになっている。
【0004】ここでは、親世帯の親機A,A1の子器設
定スイッチsw,sw1は、ドアホン子器D1に対して
のみ呼出音を鳴動させ、子世帯の親機A2,A3の子器
設定スイッチsw2,sw3は、ドアホン子器D2に対
してのみ呼出音を鳴動させる設定になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
テレビインターホンシステムでは、例えば、図4に示す
ように、ドアホン子器D1から呼出があり、インターホ
ン親機Aが応答して通話している最中に、ドアホン子器
D2から呼出があったときには、通話中のインターホン
親機Aにおいて、他方の子器D2側に来客があることを
示す呼出音が鳴動していた。また、すべての親機A,A
1〜A3のモニタテレビtvに、後から呼び出した子器
D2側の映像が映し出されるようになっていた。
【0006】つまり、親機A,A1〜A3の各々では、
通話中に、通話中以外の他のドアホン子器D1,D2か
ら呼出があったときには、子器設定スイッチsw,sw
1〜sw3の設定とは無関係に呼出音を鳴動していた。
また、そのときに、すべての親機A,A1〜A3に、呼
出元の子器D1,D2の映像が映し出されていた。この
ため、自世帯に対する呼出であるのに、他世帯に呼出音
が鳴動する場合があり、また、自世帯に対する来客の映
像が、他世帯に映し出されることがあり、世帯間のプラ
イバシーが守られていないのが問題となっていた。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、通話中であっても、他の子器から呼出が
あったときには、予め設定した子器に対してのみ呼出音
を鳴動し、このときの呼出元の子器の映像は、親機のい
ずれにも映し出さないようにしたテレビインターホンシ
ステムを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載のテレビインターホンシス
テムでは、インターホン親機及びインターホン副親機の
各々は、ドアホン子器のいずれかと通話中に、他のドア
ホン子器から呼び出しがあったときは、設定手段を参照
して、呼出元のドアホン子器が応答可能なドアホン子器
であるときは、呼出音を鳴動させる一方、呼出元のドア
ホン子器が応答可能なドアホン子器でないときは、呼出
音を鳴動させないことを特徴とする。
【0009】ここでは、設定手段に、応答可能なドアホ
ン子器が2台以上設定できる場合を提案しており、ある
子器との通話中に、他の子器から呼出があった場合、こ
の子器も応答可能な子器であれば、通話中であるにも拘
らず、呼出音を鳴動させる。請求項2では、インターホ
ン親機及びインターホン副親機の各々は、他のインター
ホン親機又はインターホン副親機のいずれかが、ドアホ
ン子器のいずれかと通話中に、他のドアホン子器から呼
び出しがあったときは、設定手段を参照して、呼出元の
ドアホン子器が応答可能なドアホン子器であるときは、
呼出音を鳴動させる一方、呼出元のドアホン子器が応答
可能なドアホン子器でないときは、呼出音を鳴動させな
いことを特徴とする。
【0010】ここでは、請求項1とは異なり、他の親機
が通話中であるときに、他の子器から呼出があった場合
を提案する。この場合も、設定手段の内容に従って呼出
音を鳴動させる。請求項3では、インターホン親機及び
インターホン副親機の各々は、他のインターホン親機又
はインターホン副親機のいずれかが、ドアホン子器のい
ずれかと通話中に、他のドアホン子器から呼び出しがあ
ったときは、モニタテレビを作動させないことを特徴と
する。
【0011】1通話路しかない形態では、他の親機が通
話中であれば、通話は開始できないので、例え、自己宛
の呼出があったとしても、呼出音を鳴動させるのみで、
モニタテレビは作動させない。請求項4では、インター
ホン親機及びインターホン副親機の各々には、ドアホン
子器からの呼出に応答するために操作される通話ボタン
を備えており、インターホン親機及びインターホン副親
機の各々は、他のインターホン親機又はインターホン副
親機のいずれかが通話中であるときには、通話ボタンの
操作を禁止することを特徴とする。
【0012】1通話路しかない形態では、他の親機が通
話中であれば、通話は開始できないので、例え、自己宛
の呼出であったとしても、呼出音を鳴動させて来客があ
ることを通知するのみとし、通話ボタンを操作しても子
器への応答はできないこととする。請求項5では、イン
ターホン親機及びインターホン副親機の各々には、他の
インターホン親機又はインターホン副親機のいずれかが
通話中であることを表示する表示手段を備えている。こ
れによって、例え、呼出音が鳴動しても通話ができない
ことが一目で分かる。
【0013】請求項6では、インターホン親機は、1又
は複数台のインターホン副親機をシリアル接続する構成
としている。すなわち、子器と各親機間には、1通話路
しかない構成とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面とともに説明する。図1は、テレビインター
ホンシステムの構成を示した図である。ここでは、親世
帯と子世帯からなる2世帯住宅のテレビインターホンシ
ステムを示しているが、これには限定されず、複数のカ
メラ付ドアホン子器と、複数のモニタテレビ付インター
ホン親機(親機と副親機)とからなるテレビインターホ
ンシステムであればよく、例えば、ドアホン子器を1つ
の世帯の玄関口と裏口とに設置し、それぞれ応答する親
機が異なるようなシステム構成であってもよい。
【0015】図示する2世帯住宅では、来客の対応を別
々に行うため、各世帯の玄関口にドアホン子器を1台ず
つ(D1,D2)設置し、各世帯に対応して設置された
インターホン親機A、あるいは、インターホン副親機A
1〜A3とのインターホン通話を可能にするとともに、
各親機A,A1〜A3間の内線通話(異世帯間、同世帯
間)を可能にしている。ここでは、親世帯にインターホ
ン親機Aと副親機A1の2台を、子世帯に副親機A2,
A3の2台を設置している例を示している。
【0016】親世帯に設置されたインターホン親機Aに
は、2台のドアホン子器D1,D2を回線L1,L1を
介してパラレル接続しており、更に、インターホン副親
機A1〜A3を回線L2を介してシリアル接続してい
る。したがって、この構成では通話経路が1系統なの
で、各親機A,A1〜A3の伝送制御は容易となる。な
お、接続形態は、図示したものには限定されず(図4と
ともに後述する)、例えば、親機Aと副親機A1〜A3
をパラレル接続したような形態でもよく、複数の子器D
1,D2に対し、複数の親機A,A1〜A3が応答でき
る構成であればよい。
【0017】このような構成において、各親機A,A1
〜A3の各々には、応答可能なドアホン子器D1,D2
を設定する設定手段として、ディップスイッチなどで構
成された子器設定スイッチsw,sw1〜sw3を備え
ており、各世帯毎にこの設定を変えることによって、2
台のドアホン子器D1,D2から呼出ボタンbを操作し
て呼出があったときに、いずれか一方に呼出に対しての
み、スピーカspから呼出音を鳴動させ、通話ボタンb
1の操作により応答したときには、通話を開始できるよ
うにしている。言い換えれば、子器設定スイッチsw,
sw1〜sw3には、通話ボタンb1の操作を有効とす
る呼出を、どのドアホン子器D1,D2からの呼出とす
るかを設定している。
【0018】ここには、子器設定スイッチsw,sw1
〜sw3には、各世帯に対応した1台ずつの子器D1,
D2が設定されるようになっているが、これには限定さ
れず、1台の親機A,A1〜A3に対して応答可能な子
器D1,D2が複数台設定できるようにしてもよい。例
えば、親世帯では、両方の子器D1,D2に応答でき、
子世帯では、一方の子器D2のみに応答できるようにし
てもよい。
【0019】また、図中、波線で囲んで、その設定内容
を示している子器設定スイッチsw,sw1〜sw3
は、実際には、親機A,A1〜A3の正面のカバー内
や、裏面などに構成されており、いたずらなどでは簡単
に変更できないようになっている。更に、通話ボタンb
1は、図示したような、ハンズフリー通話を行うために
操作されるものには限定されず、ハンドセットの取り上
げによって操作されるオフフックボタンもこれに含まれ
る(図5参照)。
【0020】ここでは、親世帯の親機A,A1の子器設
定スイッチsw,sw1は子器D1に対してのみ呼出音
を鳴動させ、子世帯の親機A2,A3の子器設定スイッ
チsw2,sw3は子器D2に対してのみ呼出音を鳴動
させる設定になっている。本発明は、親機A,A1〜A
3のいずれかが、子器D1,D2のいずれかと通話中で
あるときの動作に特徴を有している。
【0021】インターホン親機A及びインターホン副親
機A1〜A3の各々は、ドアホン子器D1,D2のいず
れかと通話中に、他のドアホン子器D1,D2から呼び
出しがあったときは、子器設定スイッチsw,sw1〜
sw3を参照する。そして、呼出元のドアホン子器D
1,D2が応答可能なドアホン子器D1,D2であると
きは、呼出音を鳴動させる一方、呼出元のドアホン子器
D1,D2が応答可能なドアホン子器D1,D2でない
ときは、呼出音を鳴動させない。
【0022】また、このとき、通話中でない他の親機
A,A1〜A3でも、同様の動作を行っている。すなわ
ち、インターホン親機A及びインターホン副親機A1〜
A3の各々は、他のインターホン親機A又はインターホ
ン副親機A1〜A3のいずれかが、ドアホン子器D1,
D2のいずれかと通話中に、他のドアホン子器D1,D
2から呼び出しがあったときは、子器設定スイッチs
w,sw1〜sw3を参照する。そして、呼出元のドア
ホン子器D1,D2が応答可能なドアホン子器D1,D
2であるときは、呼出音を鳴動させる一方、呼出元のド
アホン子器D1,D2が応答可能なドアホン子器D1,
D2でないときは、呼出音を鳴動させない。
【0023】また、このように、他の親機A,A1〜A
3のいずれかが、ドアホン子器D1,D2のいずれかと
の通話中に、他のドアホン子器D1,D2からの呼び出
しがあったときは、通話中以外の各親機A,A1〜A3
は、モニタテレビtvを作動させない。図1では、親機
Aが子器D1と通話中に、子器D2から呼出があった場
合を例示しており、この場合、親機Aの子器設定スイッ
チswは、「子器2」側がOFFになっているので、呼
出音を鳴動させず、同様に、副親機A1も呼出音を鳴動
させない。一方、副親機A2,A3の子器設定スイッチ
sw2,sw3は、「子器2」側がONになっているの
で、呼出音を鳴動させる。
【0024】また、通話中の親機Aでは、子器D1と通
話中であるので、継続してモニタテレビtvに子器D1
の映像を映し出すが、他の親機A1〜A3のモニタテレ
ビtvは作動させず、子器D2の映像を映し出すような
ことをしない。このようなシステム形態では、1通話路
しかないので、各親機A,A1〜A3は、他の親機A,
A1〜A3が通話中であれば、通話は開始できない。図
1の例では、親機Aが通話中なので、副親機A2,A3
は、自己宛の呼出があったとしても、呼出音を鳴動させ
るのみで、モニタテレビtvは作動させず、また、副親
機A1では、呼出音を鳴動させず、モニタテレビtvも
作動させない。したがって、各親機A,A1〜A3は、
他の親機A,A1〜A3のいずれかが通話中であるとき
には、通話ボタンb1の操作を禁止して、ドアホン子器
D1,D2からの呼出に応答できないようになってい
る。
【0025】また、インターホン親機A及びインターホ
ン副親機A1〜A3の各々には、表示手段として、他の
インターホン親機A又はインターホン副親機A1〜A3
のいずれかが通話中であるときに点灯あるいは点滅する
回線使用中ランプlを備えている。これによれば、一目
で、このランプlの点灯あるいは点滅中は、子器D1,
D2からの呼出に対する応答や、内線通話、子器D1,
D2側のモニタができないことが分かる。
【0026】このテレビインターホンシステムには、モ
ニタ機能が備わっており、各親機A,A1〜A3では、
他の親機A,A1〜A3が通話中(回線使用中ランプl
が点灯あるいは点滅中)でないときに、モニタボタンb
2が操作されると、予め、子器設定スイッチsw,sw
1〜sw3に設定されている応答可能なドアホン子器D
1,D2のカメラcが撮影する映像を、モニタテレビt
vに映し出す(映像モニタ)。また、子器D1,D2側
の音を、スピーカspから出力することもできる(音モ
ニタ)。
【0027】なお、子器設定スイッチsw,sw1〜s
w3に、複数の子器D1,D2を設定しているときに
は、モニタボタンb2の操作回数に従って、子器D1,
D2側の映像を切り換えるようにすればよい。次に、イ
ンターホン親機Aと、インターホン副親機A1〜A3の
内部構成を各々、図2と図3に示す。なお、インターホ
ン親機Aに回線L2(多重信号線)を介してシリアル接
続されるインターホン副親機A1〜A3は、すべて同様
の構成になっているので、そのうちの1台のみ(A1)
の構成を図3に示している。
【0028】図2に示したインターホン親機Aは、マイ
コン10が以下の各部を制御しており、子器1呼出検知
回路11、子器2呼出検知回路12のいずれかにおい
て、ドアホン子器D1,D2からの呼び出しを検知する
と、マイコン10は、既にカメラ電源を供給していなけ
れば、切換接点18を呼出元であるいずれかの子器D
1,D2側に切り換えて、子器D1,D2側にカメラ電
源を供給する。
【0029】このとき、子器設定スイッチswの設定を
参照して、呼出元の子器D1,D2の設定が「ON」に
なっていると、呼出音回路13によってスピーカspか
ら呼出音を鳴動させ、「OFF」になっていると、呼出
音を鳴動させない。呼出音を鳴動させるときに、回線使
用中ランプlが点灯あるいは点滅していなければ(後
述)、同時にTV回路15を作動して、子器D1,D2
側の映像をモニタテレビtvに映し出す。そして、モニ
タテレビtvに映し出された映像を見て、通話ボタンb
1を操作して応答すれば、通話回路14によって通話信
号(音声信号)を送受して、とマイクmi、スピーカs
pによるインターホン通話を開始する。
【0030】この通話中に、子器1呼出検知回路11又
は子器2呼出検知回路12が、通話中でないドアホン子
器D1,D2からの呼び出しを検知したときは、このと
きも、子器設定スイッチswの設定を参照して、呼出元
の子器D1,D2の設定が「ON」になっていると呼出
音回路13によってスピーカspから呼出音を鳴動さ
せ、「OFF」になっているときは呼出音を鳴動させな
い。また、モニタテレビtvには、通話中の子器D1,
D2の映像の映し出しを維持し、後から呼出があった子
器D1,D2の映像を映し出すことはない。
【0031】待機状態でモニタボタンb2を操作したと
きには、マイコン10は、子器設定スイッチswの設定
に従って、切換接点18をいずれかの子器D1,D2側
に切り換えて、子器D1,D2側に電源を供給し、受信
した映像信号をモニタテレビtvに映し出し、あるい
は、更に、受信した音声信号をスピーカspから出力す
る。
【0032】なお、呼出信号を検出したときは、制御信
号回路16によって多重化回路17から副親機A1側
に、呼び出しがあった子器D1,D2を示した呼出制御
信号を送出し、通話中やモニタ中はそのことを示す制御
信号を送出する。呼出音を鳴動させず、副親機A1側に
呼出制御信号を送出したとき、通話中やモニタ中の制御
信号を受けたときは、回線使用中ランプlを点灯あるい
は点滅させる。なお、モニタ開始の制御信号を受けたと
きには、上記子器D1,D2からの呼出時と同様にし
て、子器D1,D2側からの映像信号を受信し、そのま
ま副親機A1側に送信する。
【0033】図3に示したインターホン副親機A1側の
マイコン20は、制御信号回路21によって多重化され
た信号を受信し、呼出制御信号を受信したときは、親機
Aと同様に、子器設定スイッチsw1の設定によって、
呼出音を鳴動させるか否かを判断し、鳴動させるときに
は、呼出音回路22によりスピーカspから呼出音を鳴
動させる。
【0034】呼出音を鳴動させるときに、回線使用中ラ
ンプlが点灯あるいは点滅していなければ(後述)、同
時にTV回路24を作動して、子器D1,D2側の映像
をモニタテレビtvに映し出すので、通話ボタンb1の
操作により、その呼出しに応答すれば、通話回路23と
マイクmi、スピーカspによるインターホン通話を開
始し、通話中の制御信号を送出する。
【0035】この通話中に、制御信号回路21が、通話
中でないドアホン子器D1,D2からの呼出制御信号を
受信すると、このときも、子器設定スイッチsw1の設
定を参照して、呼出元の子器D1,D2の設定が「O
N」になっていると呼出音回路22によってスピーカs
pから呼出音を鳴動させ、「OFF」になっているとき
は呼出音を鳴動させない。また、モニタテレビtvに
は、通話中の子器D1,D2の映像の映し出しを維持
し、後から呼出があった子器D1,D2の映像を映し出
すことはない。
【0036】待機状態でモニタボタンb2を操作したと
きには、マイコン20は、子器設定スイッチsw1の設
定に従って、その子器D1,D2を指定した制御信号を
親機Aに送出する。そして、映像信号を受信すると、こ
れをモニタテレビtvに映し出し、更に、音声信号を受
信するとスピーカspから出力する。また、モニタ中の
制御信号を送出する。
【0037】なお、呼出制御信号を検出したときに、呼
出元の子器D1,D2が、子器設定スイッチsw1の設
定と一致しないとき、親機Aや他の副親機A2,A3か
ら、通話中、モニタ中といった回線使用中の制御信号を
受けたときは、回線使用中ランプlを点灯あるいは点滅
させる。次に、本発明のテレビインターホンシステムの
別の構成について、図4とともに説明する。ここでは、
インターホン親機を各世帯に設置して(A,A’)、そ
れぞれにドアホン子器D1,D2を接続する場合を示し
ている。このような場合、通常は、各々の世帯の親機
A,A’,A1,A2は、その世帯に対応して設置され
た子器D1,D2からの呼出に対してのみ応答するよう
に設定されている。
【0038】ところが、各世帯のテレビインターホンシ
ステムを、(a)のように、親機A,A’間に回線L
3,L3と2世帯アダプタadを介在させたり、(b)
のように、各世帯の副親機A1,A2間を回線L2でシ
リアル接続して、2世帯住宅用のテレビインターホンシ
ステムにした場合は、各親機A,A’,A1,A2の設
定によって、他世帯の子器D1,D2からの呼出に対し
て代理応答することもできる。
【0039】なお、(a)内の2世帯アダプタadと
は、図2に示したような構成のインターホン親機A
(A’)間の伝送を可能とするものである。また、
(a),(b)におけるインターホン親機A,A’の構
成は、図2において、子器D1,D2のうちの1台のみ
を接続した構成になる。以上、テレビインターホンシス
テムについて説明したが、本発明の呼出音の鳴動の制御
動作は、ドアホン子器D1,D2にカメラcを、また、
インターホン親機A、副親機A1〜A3にモニタテレビ
tvを備えないインターホンシステムにも適用できる。
【0040】
【発明の効果】以上の説明からも理解できるように、本
発明に係るテレビインターホンシステムによれば、以下
の効果を奏する。請求項1では、各親機は、子器との通
話中に、他の子器から呼び出しがあったときは、予め設
定した応答可能な子器を参照して、呼出音の鳴動を判断
する。また、請求項2では、各親機は、他の親機が子器
と通話中に、他の子器からの呼び出しがあったときも、
予め設定した応答可能な子器を参照して、呼出音の鳴動
を判断する。
【0041】このように、各親機では、いずれかの親機
が通話中であっても、すべての親機が通話中でないとき
と同様に、予め設定した子器からの呼出であれば呼出音
を鳴動し、それ以外の子器からの呼出であれば呼出音を
鳴動しない。したがって、呼出音の鳴動を、親世帯と子
世帯等に完全に分離することができ、自世帯に対する呼
出が、他世帯にされるといったことがない。
【0042】請求項3では、各親機は、他の親機が子器
と通話中に、他の子器から呼び出しがあったときは、モ
ニタテレビを作動させないので、自世帯に対して呼び出
した子器側の映像が、他世帯に映し出されるといったこ
とがなく、世帯間のプライバシーが保たれる。請求項4
では、各親機は、他の親機が通話中であるときには、通
話ボタンの操作を禁止し、通話ができないようにし、ま
た、請求項5では、他の親機が通話中であることを表示
する。したがって、呼出音が鳴動しても通話ができない
ことが表示を見ればすぐに分かる。
【0043】請求項6では、インターホン親機は、イン
ターホン副親機をシリアル接続した構成なので、配線の
シンプル化が図れ、施工を簡易にできる。また、伝送が
1系統にできるので、各機器の制御が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテレビインターホンシステムの構成の
一例を示す図である。
【図2】モニタテレビ付インターホン親機の構成の一例
を示すブロック図である。
【図3】モニタテレビ付インターホン副親機の構成の一
例を示すブロック図である。
【図4】本発明のテレビインターホンシステムの別の構
成の例を示す図である。
【図5】従来のテレビインターホンシステムの構成を示
す図である。
【符号の説明】
A・・・モニタテレビ付インターホン親機 A1〜A3・・・モニタテレビ付インターホン副親機 sw,sw1〜sw3・・・子器設定スイッチ b1・・・通話ボタン l・・・回線使用中ランプ tv・・・モニタテレビ D1,D2・・・カメラ付ドアホン子器 c・・・カメラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 旭田 正浩 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 川原 雄三 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1又は複数台のモニタテレビ付インター
    ホン親機と、複数台のカメラ付ドアホン子器と、1又は
    複数台のモニタテレビ付インターホン副親機とで構成さ
    れ、上記インターホン親機は上記ドアホン子器と上記イ
    ンターホン副親機とを接続可能とし、上記インターホン
    副親機は上記インターホン親機と他のインターホン副親
    機とを接続可能としており、上記インターホン親機及び
    インターホン副親機の各々は、応答可能とするドアホン
    子器を設定する設定手段を備えているテレビインターホ
    ンシステムにおいて、 上記インターホン親機及びインターホン副親機の各々
    は、上記ドアホン子器のいずれかと通話中に、他のドア
    ホン子器から呼び出しがあったときは、上記設定手段を
    参照して、 呼出元のドアホン子器が応答可能なドアホン子器である
    ときは、呼出音を鳴動させる一方、呼出元のドアホン子
    器が応答可能なドアホン子器でないときは、呼出音を鳴
    動させないことを特徴とするテレビインターホンシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 上記インターホン親機及びインターホン
    副親機の各々は、他のインターホン親機又はインターホ
    ン副親機のいずれかが、上記ドアホン子器のいずれかと
    通話中に、他のドアホン子器から呼び出しがあったとき
    は、上記設定手段を参照して、 呼出元のドアホン子器が応答可能なドアホン子器である
    ときは、呼出音を鳴動させる一方、呼出元のドアホン子
    器が応答可能なドアホン子器でないときは、呼出音を鳴
    動させないことを特徴とする請求項1に記載のテレビイ
    ンターホンシステム。
  3. 【請求項3】 上記インターホン親機及びインターホン
    副親機の各々は、他のインターホン親機又はインターホ
    ン副親機のいずれかが、上記ドアホン子器のいずれかと
    通話中に、他のドアホン子器から呼び出しがあったとき
    は、モニタテレビを作動させないことを特徴とする請求
    項2に記載のテレビインターホンシステム。
  4. 【請求項4】 上記インターホン親機及びインターホン
    副親機の各々には、上記ドアホン子器からの呼出に応答
    するために操作される通話ボタンを備えており、上記イ
    ンターホン親機及びインターホン副親機の各々は、他の
    インターホン親機又はインターホン副親機のいずれかが
    通話中であるときには、上記通話ボタンの操作を禁止す
    ることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のテレ
    ビインターホンシステム。
  5. 【請求項5】 上記インターホン親機及びインターホン
    副親機の各々には、他のインターホン親機又はインター
    ホン副親機のいずれかが通話中であることを表示する表
    示手段を備えていることを特徴とする請求項2〜請求項
    4のいずれかに記載のテレビインターホンシステム。
  6. 【請求項6】 上記インターホン親機は、上記1又は複
    数台のインターホン副親機をシリアル接続する構成とし
    ている請求項1〜請求項5のいずれかに記載のテレビイ
    ンターホンシステム。
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