JPH1198035A - マイクロ波装置 - Google Patents

マイクロ波装置

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JPH1198035A
JPH1198035A JP25521197A JP25521197A JPH1198035A JP H1198035 A JPH1198035 A JP H1198035A JP 25521197 A JP25521197 A JP 25521197A JP 25521197 A JP25521197 A JP 25521197A JP H1198035 A JPH1198035 A JP H1198035A
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JP
Japan
Prior art keywords
frequency circuit
circuit board
chassis
metal plate
substrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP25521197A
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English (en)
Inventor
Akira Koizumi
暁 小泉
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LNB等の高周波回路部をセラミック基板
に、中間周波回路部等はガラス樹脂系基板に配設し、取
付けに難のあるセラミック基板の固着を容易にする。 【解決手段】 金属板2の上面に高周波回路部の基板3
を導電性接着剤で固着し、中間周波回路部の基板4を載
置し、上面を開口したアルミダイキャストのシャーシ1
内に置き、この上から下面を開口したシールドケース5
を被せる。基板3は金属板より幅狭にし、この部分はシ
ールドケースの開口端を金属板に直接当接させてネジ6
でネジ止めし、基板4は金属板と略同幅にし、この部分
ではネジ7でシールドケース、基板4および金属板をシ
ャーシに共締めする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマイクロ波装置に係
り、LNB(低雑音周波数変換器)等の回路基板の取付
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】LNB等のマイクロ波装置は、例えば、
12GHz 帯等の信号増幅回路、フィルタおよびミキサ等の
高周波回路部(RFブロック)と、ダウンコンバートさ
れた1GHz帯の信号増幅回路および電源回路等の中間周波
回路部(IFブロック)とから構成され、これらを1枚
の基板に配設し、例えば、図5に示す如く、この基板42
をアルミダイキャスト等で形成したシャーシ41に乗せ、
基板42の上からアルミダイキャスト等で形成したシール
ドケース43を被せ、基板共々シャーシにネジ44で取付け
るようにしている。ところで、RFブロックの性能を損
なわないようにするには基板42に高周波損失の少ないセ
ラミック基板等を用いることが望ましいが、セラミック
基板は材質が硬くてネジ止めで割れやすいため、導電性
接着剤を用いて固着せねばならず、導電性接着剤は高価
なため特に基板のサイズが大きい場合はコストが上昇
し、また、取付けが難しいという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような点
に鑑み、LNB等に用いるセラミック基板の面積を最小
に止め、安価でかつ組立てを容易にすることを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のマイクロ波装置においては、上面に開口を
形成した第1シャーシと、上面に高周波回路基板および
中間周波回路基板を配設し、高周波回路基板を導電性接
着剤で固着し、第1シャーシの開口に対応する外形に形
成した第1金属板と、前記第1シャーシの開口に対応す
る外形で下面を開口した箱体状の第1シールドケースと
を設け、前記第1シャーシの開口内に第1金属板を載置
し、第1金属板上に第1シールドケースを装着し、第1
シールドケースを、高周波回路基板に対応する部分は第
1金属板と共に第1シャーシにネジ止めし、中間周波回
路基板に対応する部分は中間周波回路基板および第1金
属板と共に第1シャーシにネジ止めする。
【0005】このため、前記高周波回路基板は第1金属
板の外形より幅狭に、前記中間周波回路基板は第1金属
板の外形に対応する幅にそれぞれ形成する。
【0006】または、下面に高周波回路基板および中間
周波回路基板を配設し、高周波回路基板を導電性接着剤
で固着すると共に中間周波回路基板をネジ止めで取付け
た第2金属板と、上面を開口し開口の中間周波回路基板
に対応する周縁部に中間周波回路基板の板厚に対応する
段差を設けた箱体状の第2シャーシとを設け、第2金属
板を、高周波回路基板に対応する部分は直接、中間周波
回路基板に対応する部分は中間周波回路基板を挟んでそ
れぞれ第2シャーシの上面にネジ止めするようにする。
【0007】あるいは、上面に中間周波回路基板を配設
すると共に下面に高周波回路基板を導電性接着剤で固着
した第3金属板と、上面を開口し、開口の底部に高周波
回路基板に対応する凹部を形成した第3シャーシと、第
3シャーシの開口に対応する外形で下面を開口した箱体
状の第2シールドケースとを設け、第3シャーシの開口
内に第3金属板を載置し、第3金属板上に第2シールド
ケースを装着し、第2シールドケースを中間周波回路基
板および第3金属板と共に第3シャーシにネジ止めする
ようにする。
【0008】なお、前記高周波回路基板には高周波損失
の少ないセラミック基板を使用し、前記中間周波回路基
板にはガラス樹脂系基板を使用するようにする。
【0009】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例に基づ
き図面を参照して説明する。図1は本発明によるマイク
ロ波装置の一実施例の要部断面図で、図の1はLNB等
のシャーシ(第1シャーシ)で、アルミダイキャスト等
で上面を開口した箱体状に形成する。2は金属板(第1
金属板)で、シャーシ1の開口に対応する外形に形成す
る。3および4は基板で、基板3は12GHz 帯等の信号増
幅回路、フィルタおよびミキサ等の高周波回路の基板
で、高周波損失の少ないセラミック基板等を使用し、最
小限の大きさに形成する。基板4はダウンコンバートさ
れた1GHz帯の信号増幅回路および電源回路等を含む中間
周波回路の基板で、ガラス樹脂系基板を使用する。5は
シールドケース(第1シールドケース)で、アルミダイ
キャスト等で下面を開口し箱体状に形成する。6および
7はシールドケース5、基板4および金属板2をシャー
シ1に締め付けるネジである。
【0010】図2は図1に示すマイクロ波装置の要部分
解斜視図で、図に示すように、金属板2の上面に基板3
および基板4を載置し、シャーシ1の開口11の中に置
き、シールドケース5を乗せ、シャーシ1にネジ止めす
る。基板3は基材がセラミックで、硬くてもろく、ネジ
止めが困難なため、導電性接着剤を用いて金属板2に固
着する。このため、基板3を金属板2の外形より幅狭に
形成し、シールドケース5の開口内に収まるようにす
る。基板4は金属板2の外形に対応する幅に形成し、シ
ールドケース5と金属板2とで挟みながらシャーシ1に
ネジ7で取付ける。このため、シールドケース5の開口
端に基板4の板厚に対応する段差12を設け、シールドケ
ース5の開口端の全周をシャーシ1に当接させ、基板3
および4を電磁遮蔽する。
【0011】図3は本発明によるマイクロ波装置の他の
実施例の要部断面図で、21は上面を開口した箱体状のア
ルミダイキャスト等のシャーシ(第2シャーシ)、22は
金属板(第2金属板)、23および24はネジである。金属
板22の下面に基板3を導電性接着剤を用いて固着し、基
板4をネジ23で取付ける。図1と同様、基板3は金属板
22の外形より幅狭に形成する。シャーシ21の開口に金属
板22の外形に対応する段差を設け、この段差を基板4に
対応する部分は基板4の板厚に対応させて深くする。こ
れにより、基板3に対応する部分(周縁部)では金属板
22をシャーシ21に直接ネジ止めし、基板4に対応する部
分では基板4を挟んで金属板22をシャーシ21にネジ止め
する。この例の場合、金属板22とシャーシ21とで基板3
および4を電磁遮蔽するのでシールドケースは不要であ
る。
【0012】図4は本発明によるマイクロ波装置の他の
実施例の要部断面図で、31は上面を開口した箱体状のア
ルミダイキャスト等のシャーシ(第3シャーシ)、32は
金属板(第3金属板)、33はシールドケース(第2シー
ルドケース)、34はシャーシ31の開口の底部に形成した
凹部、35はネジである。金属板32の下面に導電性接着剤
を用いて基板3を固着し、上面に基板4を載置し、シャ
ーシ31の開口内に置き、シールドケース33を乗せ、ネジ
35で基板4および金属板32を挟んでシャーシ31にネジ止
めする。シャーシ31の底部の凹部34は基板3に接触しな
い広さに形成する。
【0013】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によるマ
イクロ波装置によれば、高周波特性は優れているがネジ
止めができず、コストのかかる導電性接着剤による接着
が必要なセラミック基板は高周波回路部分のみに使用
し、高周波回路以外の部分はセラミック基板より取扱い
が容易なガラス樹脂系基板を用いるのでコストを低減で
き、同時に、取付けに難のあるセラミック基板は面積が
小さいので接着剤による固着が容易で、安価でかつ組立
てやすいものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるマイクロ波装置の一実施例の要部
断面図である。
【図2】図1の要部分解斜視図である。
【図3】本発明によるマイクロ波装置の他の実施例の要
部断面図である。
【図4】本発明によるマイクロ波装置の他の実施例の要
部断面図である。
【図5】従来のマイクロ波装置の一例の要部断面図であ
る。
【符号の説明】
1、21、31、41 シャーシ 2、22、32 金属板 3 基板(高周波回路部) 4 基板(中間周波回路部) 5、33、43 シールドケース 11 開口 6、7、23、24、35、44 ネジ 34 凹部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に開口を形成した第1シャーシと、
    上面に高周波回路基板および中間周波回路基板を配設
    し、高周波回路基板を導電性接着剤で固着し、前記第1
    シャーシの開口に対応する外形に形成した第1金属板
    と、前記第1シャーシの開口に対応する外形で下面を開
    口した箱体状の第1シールドケースとを設け、前記第1
    シャーシの開口内に第1金属板を載置し、第1金属板上
    に第1シールドケースを装着し、第1シールドケース
    を、前記高周波回路基板に対応する部分は第1金属板と
    共に第1シャーシにネジ止めし、前記中間周波回路基板
    に対応する部分は中間周波回路基板および第1金属板と
    共に第1シャーシにネジ止めするようにしたマイクロ波
    装置。
  2. 【請求項2】 前記高周波回路基板は前記第1金属板の
    外形より幅狭に、前記中間周波回路基板は前記第1金属
    板の外形に対応する幅にそれぞれ形成するようにした請
    求項1記載のマイクロ波装置。
  3. 【請求項3】 下面に高周波回路基板および中間周波回
    路基板を配設し、高周波回路基板を導電性接着剤で固着
    すると共に中間周波回路基板をネジ止めで取付けた第2
    金属板と、上面を開口し開口の前記中間周波回路基板に
    対応する周縁部に中間周波回路基板の板厚に対応する段
    差を設けた箱体状の第2シャーシとを設け、前記第2金
    属板を、高周波回路基板に対応する部分は直接、中間周
    波回路基板に対応する部分は中間周波回路基板を挟んで
    それぞれ第2シャーシの上面にネジ止めするようにした
    マイクロ波装置。
  4. 【請求項4】 上面に中間周波回路基板を配設すると共
    に下面に高周波回路基板を導電性接着剤で固着した第3
    金属板と、上面を開口し、開口の底部に前記高周波回路
    基板に対応する凹部を形成した第3シャーシと、第3シ
    ャーシの開口に対応する外形で下面を開口した箱体状の
    第2シールドケースとを設け、前記第3シャーシの開口
    内に前記第3金属板を載置し、第3金属板上に第2シー
    ルドケースを装着し、第2シールドケースを中間周波回
    路基板および第3金属板と共に第3シャーシにネジ止め
    するようにしたマイクロ波装置。
  5. 【請求項5】 前記高周波回路基板はセラミック基板を
    使用し、前記中間周波回路基板はガラス樹脂系基板を使
    用するものでなる請求項1、2、3または4記載のマイ
    クロ波装置。
JP25521197A 1997-09-19 1997-09-19 マイクロ波装置 Pending JPH1198035A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009031812A (ja) * 2008-10-06 2009-02-12 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 電子鍵盤楽器の電子部品取付構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009031812A (ja) * 2008-10-06 2009-02-12 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 電子鍵盤楽器の電子部品取付構造
JP4551954B2 (ja) * 2008-10-06 2010-09-29 株式会社河合楽器製作所 電子鍵盤楽器の電子部品取付構造

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