JPH119787A - パチンコ機 - Google Patents
パチンコ機Info
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- JPH119787A JPH119787A JP9187555A JP18755597A JPH119787A JP H119787 A JPH119787 A JP H119787A JP 9187555 A JP9187555 A JP 9187555A JP 18755597 A JP18755597 A JP 18755597A JP H119787 A JPH119787 A JP H119787A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 大当たり中の興趣を更に高め得るパチンコ機
を提供する。 【解決手段】 現在1ラウンド目か、即ち、大入賞口2
4の第1回目の開放かを判断する(S402)。ここ
で、1ラウンド目であるなら(S402がYes)、遊
技球が連続作動スイッチを通過した時点で乱数値を選出
する(S406)。そして、乱数値が0の場合には(S
406がYes)、大入賞口24の付加開放回数を示す
変数Nを1とし(S408)、後1回の大入賞口開放で
大当たり遊技を終了させる。また「残り1回」の結果表
示を開放後インターバル表示中に割り込み表示する。乱
数値が0でないときには(S406がNo)、大入賞口
24の付加開放回数を示す変数Nを5として(S41
2)、5回の大入賞口の開放を付加する。同様な処理を
第6、第11ラウンドにおいて行う。
を提供する。 【解決手段】 現在1ラウンド目か、即ち、大入賞口2
4の第1回目の開放かを判断する(S402)。ここ
で、1ラウンド目であるなら(S402がYes)、遊
技球が連続作動スイッチを通過した時点で乱数値を選出
する(S406)。そして、乱数値が0の場合には(S
406がYes)、大入賞口24の付加開放回数を示す
変数Nを1とし(S408)、後1回の大入賞口開放で
大当たり遊技を終了させる。また「残り1回」の結果表
示を開放後インターバル表示中に割り込み表示する。乱
数値が0でないときには(S406がNo)、大入賞口
24の付加開放回数を示す変数Nを5として(S41
2)、5回の大入賞口の開放を付加する。同様な処理を
第6、第11ラウンドにおいて行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の作動契機に
基づき大当り遊技が提供されると共に、継続回数が所定
回となった時に大当り遊技が終了するように制御される
パチンコ機に関するものである。
基づき大当り遊技が提供されると共に、継続回数が所定
回となった時に大当り遊技が終了するように制御される
パチンコ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】遊技球が特定の入賞口に入賞し、又は、
特定のゲートを通過した場合に、図柄表示装置が変動を
開始し、停止図柄が当たり図柄の場合に遊技者に利益あ
る作動をもたらすパチンコ機は、当たり図柄によって、
大入賞口が開放され大当たりとなる機種がある。これら
機種においては、大当たりにおいて、遊技球の特定領域
の通過を条件に、予め定められた上限回数まで大入賞口
の開放が繰り替えされる。
特定のゲートを通過した場合に、図柄表示装置が変動を
開始し、停止図柄が当たり図柄の場合に遊技者に利益あ
る作動をもたらすパチンコ機は、当たり図柄によって、
大入賞口が開放され大当たりとなる機種がある。これら
機種においては、大当たりにおいて、遊技球の特定領域
の通過を条件に、予め定められた上限回数まで大入賞口
の開放が繰り替えされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記パチンコ機におい
ては、大入賞口の上限開放回数が一義的に定まっている
ため、大当たり中の遊技に変化が乏しかった。ここで、
一部機種においは、大当たり図柄の種類に応じて大入賞
口の開放回数を決定させるものもあるが、上限回数が大
当たりの発生時に定まってしまうため、やはり大当たり
中の遊技の変化が乏しく、特に、大当たり図柄によっ
て、少ない大入賞口の開放回数が設定された際、例え
ば、大入賞口の開放回数として5回が決定された時に
は、遊技者の集中力がその時点で失われるという問題が
あった。
ては、大入賞口の上限開放回数が一義的に定まっている
ため、大当たり中の遊技に変化が乏しかった。ここで、
一部機種においは、大当たり図柄の種類に応じて大入賞
口の開放回数を決定させるものもあるが、上限回数が大
当たりの発生時に定まってしまうため、やはり大当たり
中の遊技の変化が乏しく、特に、大当たり図柄によっ
て、少ない大入賞口の開放回数が設定された際、例え
ば、大入賞口の開放回数として5回が決定された時に
は、遊技者の集中力がその時点で失われるという問題が
あった。
【0004】同様に2機種においても、大入賞口の上限
開放回数が一義的に定まっているため、大当たり中の遊
技に変化が乏しかった
開放回数が一義的に定まっているため、大当たり中の遊
技に変化が乏しかった
【0005】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、大当た
り中の興趣を更に高め得るパチンコ機を提供することに
ある。
なされたものであり、その目的とするところは、大当た
り中の興趣を更に高め得るパチンコ機を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1のパチンコ機においては、大入賞口内部の
特定領域を遊技球が通過することによって、大当り遊技
が継続されると共に、継続回数が所定回となった時には
大当り遊技が終了するように制御されるパチンコ機にお
いて、大当り遊技の開始時点においては、一旦、前記所
定回以内の回数で大当り遊技の継続が可能とされ、所定
回以内の回数到達時の所定のタイミングで確定される判
定図柄の内容によって、大当り遊技の継続限度回数が追
加又は更新されることを技術的特徴とする。
め、請求項1のパチンコ機においては、大入賞口内部の
特定領域を遊技球が通過することによって、大当り遊技
が継続されると共に、継続回数が所定回となった時には
大当り遊技が終了するように制御されるパチンコ機にお
いて、大当り遊技の開始時点においては、一旦、前記所
定回以内の回数で大当り遊技の継続が可能とされ、所定
回以内の回数到達時の所定のタイミングで確定される判
定図柄の内容によって、大当り遊技の継続限度回数が追
加又は更新されることを技術的特徴とする。
【0007】上記の目的を達成するため、請求項2のパ
チンコ機においては、大入賞口内部の特定領域への遊技
球の通過率を変動させる内部構造を備え、該特定領域を
遊技球が通過することによって、大当り遊技が継続され
ると共に、継続回数が所定回となった時に大当り遊技が
終了するように制御されるパチンコ機において、 大当
り遊技中の所定のタイミングで確定される判定図柄の内
容によって、大入賞口の内部構造が大当り遊技の開始時
点とは異なる状態に制御されることを技術的特徴とす
る。
チンコ機においては、大入賞口内部の特定領域への遊技
球の通過率を変動させる内部構造を備え、該特定領域を
遊技球が通過することによって、大当り遊技が継続され
ると共に、継続回数が所定回となった時に大当り遊技が
終了するように制御されるパチンコ機において、 大当
り遊技中の所定のタイミングで確定される判定図柄の内
容によって、大入賞口の内部構造が大当り遊技の開始時
点とは異なる状態に制御されることを技術的特徴とす
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施例
を図を参照して説明する。図1は、本発明の1実施態様
に係るパチンコ機10の正面を示す図である。前面枠1
2の中央にはガラス枠13と、上皿14が取り付けられ
た前面板15が、開閉可能に取り付けられている。前面
枠12の下側には、下皿16と発射ハンドル17が、側
方には、ガラス枠開閉用鍵孔18aの形成された鍵孔飾
り18が、上方には枠ランプ19が取り付けられてい
る。
を図を参照して説明する。図1は、本発明の1実施態様
に係るパチンコ機10の正面を示す図である。前面枠1
2の中央にはガラス枠13と、上皿14が取り付けられ
た前面板15が、開閉可能に取り付けられている。前面
枠12の下側には、下皿16と発射ハンドル17が、側
方には、ガラス枠開閉用鍵孔18aの形成された鍵孔飾
り18が、上方には枠ランプ19が取り付けられてい
る。
【0009】上皿14に遊技球を入れ、発射ハンドル1
7を時計方向に回動すると、遊技球発射装置(図示せ
ず)によって1分間に約100発の速度で遊技球が発射
され、発射された遊技球はガイドレール22によって遊
技盤20の遊技領域20aに案内される。発射ハンドル
17の握り部17aには、遊技者が発射ハンドル17を
操作していることを検出するためのタッチセンサの電極
となる導通部が形成されており、タッチセンサーにて操
作を検出しているときには、上記鍵孔飾り18に設けら
れたタッチLED18bが点灯する共に、遊技球発射装
置による遊技球の発射が可能となる。また、発射ハンド
ル17の側方には、遊技者の操作によって遊技球発射装
置を停止させるための発射停止ボタン17bが設けられ
ている。
7を時計方向に回動すると、遊技球発射装置(図示せ
ず)によって1分間に約100発の速度で遊技球が発射
され、発射された遊技球はガイドレール22によって遊
技盤20の遊技領域20aに案内される。発射ハンドル
17の握り部17aには、遊技者が発射ハンドル17を
操作していることを検出するためのタッチセンサの電極
となる導通部が形成されており、タッチセンサーにて操
作を検出しているときには、上記鍵孔飾り18に設けら
れたタッチLED18bが点灯する共に、遊技球発射装
置による遊技球の発射が可能となる。また、発射ハンド
ル17の側方には、遊技者の操作によって遊技球発射装
置を停止させるための発射停止ボタン17bが設けられ
ている。
【0010】図2は、図1に示したパチンコ機の遊技領
域20aを示している。この遊技領域20aのほぼ中央
位置には、図柄の可変表示を行うためのセンターケース
30が配置されている。該センターケース30の中央に
は、図柄を表示するための特別図柄表示装置34が配置
されている。該特別図柄表示装置34は、液晶表示パネ
ルから成り、右側から、第1表示部34Aと、第2表示
部34Bと、第3表示部34Cとに区分けされている。
該特別図柄表示装置34の上側には、判定図柄表示装置
32が設けられている。この判定図柄表示装置32は、
左赤色LED32aと、中赤色LED32bと、右赤色
LED32cとから成る。そして、特別図柄表示装置3
4の下側には、第1種始動口21を通過した遊技球の数
を表示するための4個の発光ダイオードから成る特別図
柄始動記憶LED37が配設されている。
域20aを示している。この遊技領域20aのほぼ中央
位置には、図柄の可変表示を行うためのセンターケース
30が配置されている。該センターケース30の中央に
は、図柄を表示するための特別図柄表示装置34が配置
されている。該特別図柄表示装置34は、液晶表示パネ
ルから成り、右側から、第1表示部34Aと、第2表示
部34Bと、第3表示部34Cとに区分けされている。
該特別図柄表示装置34の上側には、判定図柄表示装置
32が設けられている。この判定図柄表示装置32は、
左赤色LED32aと、中赤色LED32bと、右赤色
LED32cとから成る。そして、特別図柄表示装置3
4の下側には、第1種始動口21を通過した遊技球の数
を表示するための4個の発光ダイオードから成る特別図
柄始動記憶LED37が配設されている。
【0011】このセンターケース30の下方には、特別
図柄表示装置34の図柄変動を開始させる第1種始動口
21、及び、開放中に入賞した際に第1種始動口21が
配置されている。第1種始動口21の下側には、大入賞
口24が配置されている。この大入賞口24は、開放中
に特定領域25に遊技球が入賞すると所定数の入賞後に
再び開放される。
図柄表示装置34の図柄変動を開始させる第1種始動口
21、及び、開放中に入賞した際に第1種始動口21が
配置されている。第1種始動口21の下側には、大入賞
口24が配置されている。この大入賞口24は、開放中
に特定領域25に遊技球が入賞すると所定数の入賞後に
再び開放される。
【0012】該大入賞口24の構成について図3を参照
して更に詳細に説明する。大入賞口24の開閉扉41
は、重錐42が備えられ、該重錐42により開方向へ付
勢されている。該開閉扉41に隣接してストッパー43
が設けられ、図3(A)に示すように、開閉扉41を開
端位置に位置決めする。また、該開閉扉41の端部に形
成された作動片41aと当接する位置に開閉扉アーム4
4が配設されている。
して更に詳細に説明する。大入賞口24の開閉扉41
は、重錐42が備えられ、該重錐42により開方向へ付
勢されている。該開閉扉41に隣接してストッパー43
が設けられ、図3(A)に示すように、開閉扉41を開
端位置に位置決めする。また、該開閉扉41の端部に形
成された作動片41aと当接する位置に開閉扉アーム4
4が配設されている。
【0013】大入賞口開放時には、図3(A)に示すよ
うに大入賞口開放ソレノイド72のバー72aが引き入
れられ、重錐42の自重により開閉扉41が開かれる。
該開閉扉41に設けられた一時保留部42bに遊技球の
入賞があると、該一時保留部に遊技球は保持される。
うに大入賞口開放ソレノイド72のバー72aが引き入
れられ、重錐42の自重により開閉扉41が開かれる。
該開閉扉41に設けられた一時保留部42bに遊技球の
入賞があると、該一時保留部に遊技球は保持される。
【0014】大入賞口閉成時には、図3(B)に示すよ
うに大入賞口開放ソレノイド72のバー72aが突出
し、開閉扉アーム44を反時計方向へ揺動させ、開閉扉
41を閉じる。該開閉扉41の一時保留部42bに遊技
球が保持されている時には、該開閉扉41の閉成に伴い
遊技球が遊技機内部に搬入され特定領域25(図2参
照)を通過し、連続作動スイッチ63にて検出される。
うに大入賞口開放ソレノイド72のバー72aが突出
し、開閉扉アーム44を反時計方向へ揺動させ、開閉扉
41を閉じる。該開閉扉41の一時保留部42bに遊技
球が保持されている時には、該開閉扉41の閉成に伴い
遊技球が遊技機内部に搬入され特定領域25(図2参
照)を通過し、連続作動スイッチ63にて検出される。
【0015】ここで、本実施態様のパチンコ機の制御装
置について図4のブロック図を参照して説明する。この
制御装置は、遊技を制御する遊技制御装置50と、遊技
球の供給、球抜、発射等の制御を行う中継盤90とから
構成される。遊技制御装置50には、特別図柄制御装置
71への表示信号等を出力する入出力ポート52と、後
述する種々の制御動作を行うCPU回路57と、該CP
U回路57の制御情報を保持するROM55と、CPU
回路57の作業領域として用いられるRAM54と、ク
ロック信号を発生するクロック56と、後述する各スイ
ッチからの入力を司る入力ポート51とが設けられ、こ
れらはデータバス53によって相互に接続されている。
更に、CPU回路57は、遊技中における種々の音声を
発生させるサウンドジェネレータ58に接続され、該サ
ウンドジェネレータ58にて発生された音声信号は、パ
ワーアンプ59で増幅されてスピーカ91から音声とし
て出力される。
置について図4のブロック図を参照して説明する。この
制御装置は、遊技を制御する遊技制御装置50と、遊技
球の供給、球抜、発射等の制御を行う中継盤90とから
構成される。遊技制御装置50には、特別図柄制御装置
71への表示信号等を出力する入出力ポート52と、後
述する種々の制御動作を行うCPU回路57と、該CP
U回路57の制御情報を保持するROM55と、CPU
回路57の作業領域として用いられるRAM54と、ク
ロック信号を発生するクロック56と、後述する各スイ
ッチからの入力を司る入力ポート51とが設けられ、こ
れらはデータバス53によって相互に接続されている。
更に、CPU回路57は、遊技中における種々の音声を
発生させるサウンドジェネレータ58に接続され、該サ
ウンドジェネレータ58にて発生された音声信号は、パ
ワーアンプ59で増幅されてスピーカ91から音声とし
て出力される。
【0016】この遊技制御装置50には、入力ポート5
1側に、特別図柄表示装置34の図柄を変動させるため
の第1種始動口21へ入賞した遊技球を検出する特別図
柄始動スイッチ61と、大入賞口24に入賞した遊技球
の数を検出するための10カウントスイッチ62と、大
入賞口24の特定領域25を通過した遊技球を検出する
ための連続作動スイッチ兼10カウントスイッチ63と
が接続されている。
1側に、特別図柄表示装置34の図柄を変動させるため
の第1種始動口21へ入賞した遊技球を検出する特別図
柄始動スイッチ61と、大入賞口24に入賞した遊技球
の数を検出するための10カウントスイッチ62と、大
入賞口24の特定領域25を通過した遊技球を検出する
ための連続作動スイッチ兼10カウントスイッチ63と
が接続されている。
【0017】また、入出力ポート52側に、上述した特
別図柄表示装置34の表示を制御する特別図柄制御装置
71と、前述した大入賞口24を開閉するための大入賞
口開放ソレノイド72と、図3に示した発光ダイオード
37a、37b、37c、37dから成る特別図柄始動
記憶LED37とが接続されている。更に、入出力ポー
ト52には、発光ダイオード32a、32b、32cか
ら成る判定図柄表示装置32が接続されている。なお、
特別図柄表示装置は、7セグメント表示装置、ドット式
表示装置、液晶表示装置、CRT表示装置、プラズマデ
ィスプレイ等の電気的図柄表示装置にて構成し得る。
別図柄表示装置34の表示を制御する特別図柄制御装置
71と、前述した大入賞口24を開閉するための大入賞
口開放ソレノイド72と、図3に示した発光ダイオード
37a、37b、37c、37dから成る特別図柄始動
記憶LED37とが接続されている。更に、入出力ポー
ト52には、発光ダイオード32a、32b、32cか
ら成る判定図柄表示装置32が接続されている。なお、
特別図柄表示装置は、7セグメント表示装置、ドット式
表示装置、液晶表示装置、CRT表示装置、プラズマデ
ィスプレイ等の電気的図柄表示装置にて構成し得る。
【0018】他方、中継盤90には、前述したスピーカ
91と、入賞球に対して遊技球を払い出すための遊技球
排出装置92(なお、このパチンコ機においては、大入
賞口24への入賞に対しては13個の遊技球の払出しが
行われ、他の入賞口への入賞に対しては7個の払出しが
行われる)と、遊技球発射装置94と、が接続されると
共に、更に、賞球用遊技球の補給状況を検知する球切れ
スイッチ、賞球の払出し状況を検知する満タンスイッチ
・空スイッチ等の各種検知スイッチ、及び、各種ランプ
の如き種々の機器が更に接続されているが、ここでは便
宜上図示及び説明を省略する。
91と、入賞球に対して遊技球を払い出すための遊技球
排出装置92(なお、このパチンコ機においては、大入
賞口24への入賞に対しては13個の遊技球の払出しが
行われ、他の入賞口への入賞に対しては7個の払出しが
行われる)と、遊技球発射装置94と、が接続されると
共に、更に、賞球用遊技球の補給状況を検知する球切れ
スイッチ、賞球の払出し状況を検知する満タンスイッチ
・空スイッチ等の各種検知スイッチ、及び、各種ランプ
の如き種々の機器が更に接続されているが、ここでは便
宜上図示及び説明を省略する。
【0019】次に、図2及び図3を参照し第1実施態様
のパチンコ機による遊技のあらましについて説明する。
図3に示す液晶表示板から成る特別図柄表示装置34
は、それぞれ第1表示部34A、第2表示部34B、第
3表示部34Cにて0〜14の数字又は文字等の図柄を
表示し得るように構成されている。
のパチンコ機による遊技のあらましについて説明する。
図3に示す液晶表示板から成る特別図柄表示装置34
は、それぞれ第1表示部34A、第2表示部34B、第
3表示部34Cにて0〜14の数字又は文字等の図柄を
表示し得るように構成されている。
【0020】ここで、遊技球が第1種始動口21へ入賞
すると、特別図柄表示装置34の各第1表示部34A、
34B、34Cにて0〜14の図柄の変動をそれぞれ開
始する。そして、予め設定された時間が経過すると第1
表示部34A、第2表示部34B、第3表示部34Cの
順で図柄の変動を停止する。ここで、第1表示部34
A、第2表示部34B、第3表示部34Cの図柄が異な
る場合にはハズレとなる。他方、第1表示部34A、第
2表示部34B、第3表示部34Cの図柄が同じときに
は、大当たりとなって、大入賞口24を約29.5秒開
放して、遊技球の非常に入賞し易い状態を提供する。該
29.5秒の経過又は開放時間内であっても遊技球がお
おむね9個入賞することにより大入賞口24が閉じる。
この大入賞口24の開放中に、図3に示す開閉扉41の
一時保持部41bに入賞球が保持され、該開閉扉41の
閉成に伴い特定領域25を通過することにより大入賞口
24は再び開放される。
すると、特別図柄表示装置34の各第1表示部34A、
34B、34Cにて0〜14の図柄の変動をそれぞれ開
始する。そして、予め設定された時間が経過すると第1
表示部34A、第2表示部34B、第3表示部34Cの
順で図柄の変動を停止する。ここで、第1表示部34
A、第2表示部34B、第3表示部34Cの図柄が異な
る場合にはハズレとなる。他方、第1表示部34A、第
2表示部34B、第3表示部34Cの図柄が同じときに
は、大当たりとなって、大入賞口24を約29.5秒開
放して、遊技球の非常に入賞し易い状態を提供する。該
29.5秒の経過又は開放時間内であっても遊技球がお
おむね9個入賞することにより大入賞口24が閉じる。
この大入賞口24の開放中に、図3に示す開閉扉41の
一時保持部41bに入賞球が保持され、該開閉扉41の
閉成に伴い特定領域25を通過することにより大入賞口
24は再び開放される。
【0021】大入賞口24が1回開放すると、判定図柄
表示装置32の左赤色ダイオード32a、中赤色ダイオ
ード32b、右赤色ダイオード32cが順次点灯(変動
表示)する。この判定図柄表示装置32の表示に応じ
て、引き続き大入賞口24の開放される回数が特定領域
25の通過を条件に1回又は5回付加される。ここで、
1回付加された際には、1回の大入賞口24の開放、即
ち、都合2回の大入賞口24の開放で大当たりの遊技が
終了する。
表示装置32の左赤色ダイオード32a、中赤色ダイオ
ード32b、右赤色ダイオード32cが順次点灯(変動
表示)する。この判定図柄表示装置32の表示に応じ
て、引き続き大入賞口24の開放される回数が特定領域
25の通過を条件に1回又は5回付加される。ここで、
1回付加された際には、1回の大入賞口24の開放、即
ち、都合2回の大入賞口24の開放で大当たりの遊技が
終了する。
【0022】大入賞口24の開放が5回付加されること
で、6回連続して開放すると、判定図柄表示装置32が
順次点灯(変動表示)する。この判定図柄表示装置32
の表示に応じて、引き続き大入賞口24の開放される回
数が1回又は5回付加される。ここで、1回付加された
際には、1回の大入賞口24の開放、即ち、都合7回の
大入賞口24の開放で大当たりの遊技が終了する。
で、6回連続して開放すると、判定図柄表示装置32が
順次点灯(変動表示)する。この判定図柄表示装置32
の表示に応じて、引き続き大入賞口24の開放される回
数が1回又は5回付加される。ここで、1回付加された
際には、1回の大入賞口24の開放、即ち、都合7回の
大入賞口24の開放で大当たりの遊技が終了する。
【0023】他方、5回の大入賞口24の開放が付加さ
れた際には、入賞球が特定領域25を通過を条件に大入
賞口24は11回まで開放が繰り返される。ここで、1
1回大入賞口24が開閉された後に、判定図柄表示装置
32の左赤色ダイオード32a、中赤色ダイオード32
b、右赤色ダイオード32cが順次点灯(変動表示)す
る。この判定図柄表示装置32の表示に応じて、引き続
き大入賞口24の開放される回数が1回又は5回付加さ
れる。即ち、最大16回迄大入賞口24が開放される。
れた際には、入賞球が特定領域25を通過を条件に大入
賞口24は11回まで開放が繰り返される。ここで、1
1回大入賞口24が開閉された後に、判定図柄表示装置
32の左赤色ダイオード32a、中赤色ダイオード32
b、右赤色ダイオード32cが順次点灯(変動表示)す
る。この判定図柄表示装置32の表示に応じて、引き続
き大入賞口24の開放される回数が1回又は5回付加さ
れる。即ち、最大16回迄大入賞口24が開放される。
【0024】ここで、変動表示を行っている最中に、更
に、第1種始動口21へ遊技球が入賞すると、この入賞
個数が記憶され、発光ダイオード37a、37b、37
c、37dにて順次表示される。なお、上述した遊技球
が第1種始動口21に入賞してもそれが記憶されるのは
最初の4個までで、それ以上の値は保持されない。この
入賞が記憶されている状態においては、特別図柄表示装
置34での変動停止後、再び変動が開始される。
に、第1種始動口21へ遊技球が入賞すると、この入賞
個数が記憶され、発光ダイオード37a、37b、37
c、37dにて順次表示される。なお、上述した遊技球
が第1種始動口21に入賞してもそれが記憶されるのは
最初の4個までで、それ以上の値は保持されない。この
入賞が記憶されている状態においては、特別図柄表示装
置34での変動停止後、再び変動が開始される。
【0025】ここで、図12を参照し、大当たりで図柄
変動を停止した以降の状態に於ける制御内容について説
明する。 「判定後インターバル時間」大当り図柄で特別図柄が変
動停止してから判定図柄表示装置32が作動して大入賞
口24の連続開放が表示されるまでの一定時間のインタ
ーバル期間で、大当り開始のデモ図柄の表示が行われ
る。 「大入賞口開放時間」大入賞口開放ソレノイド72がオ
ン駆動して大入賞口24が開放されてから、オフ駆動し
て閉口されるまでの期間で、大入賞口開放中のデモ図柄
の表示が行われる。この時間は、最大約30秒間、若し
くは、10カウントスイッチが9個の遊技球を検出する
までで不定時間である。 「開放後インターバル時間」1回の大入賞口24の開放
が終了してから、次の開放動作に移行するまでの一定時
間のインターバル期間で、大当り図柄によるインターバ
ル表示が行われる。遊技球が連続作動スイッチ63を通
過しているか否かの判定時間を含むとともに、上述した
判定図柄内容による連続作動回数の付加値決定もこの期
間に行われる。 遊技球が連続作動スイッチ63を通過
した時にはV表示が割り込み表示され、上限値の決定に
より、その内容が割り込み表示される。 「終了ディレィ時間」遊技球が連続作動スイッチを不通
過、又は大入賞口24の連続作動回数が上限値に達した
場合の、通常遊技に戻るまでの一定時間のインターバル
期間で、大当り終了ディレィのデモ表示が行われる。
変動を停止した以降の状態に於ける制御内容について説
明する。 「判定後インターバル時間」大当り図柄で特別図柄が変
動停止してから判定図柄表示装置32が作動して大入賞
口24の連続開放が表示されるまでの一定時間のインタ
ーバル期間で、大当り開始のデモ図柄の表示が行われ
る。 「大入賞口開放時間」大入賞口開放ソレノイド72がオ
ン駆動して大入賞口24が開放されてから、オフ駆動し
て閉口されるまでの期間で、大入賞口開放中のデモ図柄
の表示が行われる。この時間は、最大約30秒間、若し
くは、10カウントスイッチが9個の遊技球を検出する
までで不定時間である。 「開放後インターバル時間」1回の大入賞口24の開放
が終了してから、次の開放動作に移行するまでの一定時
間のインターバル期間で、大当り図柄によるインターバ
ル表示が行われる。遊技球が連続作動スイッチ63を通
過しているか否かの判定時間を含むとともに、上述した
判定図柄内容による連続作動回数の付加値決定もこの期
間に行われる。 遊技球が連続作動スイッチ63を通過
した時にはV表示が割り込み表示され、上限値の決定に
より、その内容が割り込み表示される。 「終了ディレィ時間」遊技球が連続作動スイッチを不通
過、又は大入賞口24の連続作動回数が上限値に達した
場合の、通常遊技に戻るまでの一定時間のインターバル
期間で、大当り終了ディレィのデモ表示が行われる。
【0026】ここで、上述したパチンコ機による遊技を
遂行するための遊技制御装置50の動作について図5〜
図9のフローチャートを参照して説明する。遊技制御装
置50の主たる処理手順について、メインルーチンを示
す図5のフローチャートを参照して説明する。まず、C
PU回路57は電源が投入されたかを判断し(S10
0)、電源投入直後の1回目のループ(S100がYe
s)だけはステップ102へ移行し、初期設定を行いメ
インルーチンを終了する。ここで、電源投入時でないと
判断されると(S100がNo)、10カウントスイッ
チ62(図4参照)からの入賞球等についての信号を入
力し、他のフェーズで使用できる形に整える入力処理を
行い(S104)、出力編集された出力データを入出力
ポート52(図4参照)へ出力する出力処理を行う(S
106)。
遂行するための遊技制御装置50の動作について図5〜
図9のフローチャートを参照して説明する。遊技制御装
置50の主たる処理手順について、メインルーチンを示
す図5のフローチャートを参照して説明する。まず、C
PU回路57は電源が投入されたかを判断し(S10
0)、電源投入直後の1回目のループ(S100がYe
s)だけはステップ102へ移行し、初期設定を行いメ
インルーチンを終了する。ここで、電源投入時でないと
判断されると(S100がNo)、10カウントスイッ
チ62(図4参照)からの入賞球等についての信号を入
力し、他のフェーズで使用できる形に整える入力処理を
行い(S104)、出力編集された出力データを入出力
ポート52(図4参照)へ出力する出力処理を行う(S
106)。
【0027】その後、第1種始動口21(図2参照)を
通過した遊技球に対する処理である特別図柄始動処理を
行い(S108)、第1種始動口21への入賞に伴い、
特別図柄表示装置34の図柄を変化させる特別図柄変動
処理を行う(S110)。そして、当たりの発生に応じ
て大入賞口24を開放する大入賞口制御処理を行う(S
112)。更に、大入賞口24を開放するラウンド数を
決定する継続回数決定処理を実行する(S114)。
通過した遊技球に対する処理である特別図柄始動処理を
行い(S108)、第1種始動口21への入賞に伴い、
特別図柄表示装置34の図柄を変化させる特別図柄変動
処理を行う(S110)。そして、当たりの発生に応じ
て大入賞口24を開放する大入賞口制御処理を行う(S
112)。更に、大入賞口24を開放するラウンド数を
決定する継続回数決定処理を実行する(S114)。
【0028】引き続き、ランプ、LEDの点灯処理を行
った後(S116)、大入賞口24の開放回数を表示す
るデモ表示図柄処理を行う(S118)。最後に、サウ
ンドジェネレータ58を介して音声を出力させる音声出
力処理を進め(S120)、1サイクルのメインルーチ
ン処理を完了する。そのメインルーチンは、クロック5
6からのリセット信号がCPU回路57へ加わるマシン
サイクルの度に繰り返される。
った後(S116)、大入賞口24の開放回数を表示す
るデモ表示図柄処理を行う(S118)。最後に、サウ
ンドジェネレータ58を介して音声を出力させる音声出
力処理を進め(S120)、1サイクルのメインルーチ
ン処理を完了する。そのメインルーチンは、クロック5
6からのリセット信号がCPU回路57へ加わるマシン
サイクルの度に繰り返される。
【0029】次に、上記第1種始動口21への入賞に基
づく上述した図5に示すステップ114からステップ1
18までの特別図柄表示装置の変動処理について、図6
から図9のサブルーチンに基づき詳細に説明する。
づく上述した図5に示すステップ114からステップ1
18までの特別図柄表示装置の変動処理について、図6
から図9のサブルーチンに基づき詳細に説明する。
【0030】先ず、ステップ108における特別図柄始
動処理について図6に示すサブルーチンを参照して説明
する。CPU回路57は、特別図柄始動スイッチ61又
は特別図柄始動スイッチ兼1カウントスイッチ65から
の信号を基に第1種始動口21へ遊技球が入賞したか否
かを判断し(S122)、遊技球が入賞していない場合
には(S122がNo)、該特別図柄始動サブルーチン
を終了する。他方、遊技球が入賞したときは(S122
がYes)、始動記憶変数Uが4未満かを判断する(S
124)。ここで、変数Uは、特別図柄表示装置34で
の図柄変動中に第1種始動口21へ入賞した遊技球の数
を示しており、本実施態様では前述したように4を超え
る数は保持されないように構成されている。このため、
変数Uが4の場合には(S124がNo)、該サブルー
チンを終了する。他方、変数Uが4未満の場合は(S1
24がYes)、変数Uに1加算した後(S126)、
乱数を用いて大当たり・ハズレを決定する。ここでは、
図10(A)に示す0から224までの225コマ数の
乱数内のいずれかの値を抽出し、この値を保持し(S1
28)、始動口入賞サブルーチンを終了する。なお、こ
の実施態様では、乱数“7”を大当たりとして設定して
おり、1/225の確率で大当たりが発生するようにな
っている。
動処理について図6に示すサブルーチンを参照して説明
する。CPU回路57は、特別図柄始動スイッチ61又
は特別図柄始動スイッチ兼1カウントスイッチ65から
の信号を基に第1種始動口21へ遊技球が入賞したか否
かを判断し(S122)、遊技球が入賞していない場合
には(S122がNo)、該特別図柄始動サブルーチン
を終了する。他方、遊技球が入賞したときは(S122
がYes)、始動記憶変数Uが4未満かを判断する(S
124)。ここで、変数Uは、特別図柄表示装置34で
の図柄変動中に第1種始動口21へ入賞した遊技球の数
を示しており、本実施態様では前述したように4を超え
る数は保持されないように構成されている。このため、
変数Uが4の場合には(S124がNo)、該サブルー
チンを終了する。他方、変数Uが4未満の場合は(S1
24がYes)、変数Uに1加算した後(S126)、
乱数を用いて大当たり・ハズレを決定する。ここでは、
図10(A)に示す0から224までの225コマ数の
乱数内のいずれかの値を抽出し、この値を保持し(S1
28)、始動口入賞サブルーチンを終了する。なお、こ
の実施態様では、乱数“7”を大当たりとして設定して
おり、1/225の確率で大当たりが発生するようにな
っている。
【0031】次に、図5のステップ110における特別
図柄変動処理について図7に示すフローチャートを参照
して説明する。ここでは、第1種始動口21へ遊技球が
入賞していないとき、即ち、上記変数Uが0の時の処理
について述べる。CPU回路57は、先ず、図2に示す
特別図柄表示装置34の図柄を変動中か判断するが(図
7に示すS202)、ここでは特別図柄表示装置34を
変動していないため(S202がNo)、次に、変数U
が“1”以上かを判断する(S204)。ここでは、変
数Uが0であるため(S204がNo)、当該特別図柄
変動処理のサブルーチンを終了する。
図柄変動処理について図7に示すフローチャートを参照
して説明する。ここでは、第1種始動口21へ遊技球が
入賞していないとき、即ち、上記変数Uが0の時の処理
について述べる。CPU回路57は、先ず、図2に示す
特別図柄表示装置34の図柄を変動中か判断するが(図
7に示すS202)、ここでは特別図柄表示装置34を
変動していないため(S202がNo)、次に、変数U
が“1”以上かを判断する(S204)。ここでは、変
数Uが0であるため(S204がNo)、当該特別図柄
変動処理のサブルーチンを終了する。
【0032】ここで、第1種始動口21へ遊技球が入賞
し、上記変数Uが1になった時の処理について説明す
る。特別図柄表示装置34を変動中かのステップ202
の判断がNoとなり、CPU回路57は、変数Uが
“1”以上かを判断するが(S204)、変数Uが1で
あるため(S204がYes)、特別図柄の変動の固定
時間をセットし(S206)、変数Uから“1”を減じ
る(S208)。そして、特別図柄表示装置34の図柄
の変動を開始する(S210)。
し、上記変数Uが1になった時の処理について説明す
る。特別図柄表示装置34を変動中かのステップ202
の判断がNoとなり、CPU回路57は、変数Uが
“1”以上かを判断するが(S204)、変数Uが1で
あるため(S204がYes)、特別図柄の変動の固定
時間をセットし(S206)、変数Uから“1”を減じ
る(S208)。そして、特別図柄表示装置34の図柄
の変動を開始する(S210)。
【0033】その後、大当たりが発生しているか否かに
基づき停止図柄の選択及び、図柄停止時の態様を決定す
る。即ち、CPU回路57は、先ず上述したステップ1
28にて設定した乱数値が、大当たりの乱数値“7”で
あるかを判断する(S212)。ここで、乱数値が
“7”の場合には(S212がYes)、大当たりフラ
グを設定した後(S214)、大当たり図柄を選出する
(S216)。この大当たり図柄の選出は、図10
(B)に示す0から14までの15コマ数の乱数内のい
ずれかの値を抽出することにより行う。例えば、乱数値
“1”が選択された場合には、特別図柄表示装置34に
て“1”、“1”、“1”に相当する停止図柄が表示さ
れることになる。
基づき停止図柄の選択及び、図柄停止時の態様を決定す
る。即ち、CPU回路57は、先ず上述したステップ1
28にて設定した乱数値が、大当たりの乱数値“7”で
あるかを判断する(S212)。ここで、乱数値が
“7”の場合には(S212がYes)、大当たりフラ
グを設定した後(S214)、大当たり図柄を選出する
(S216)。この大当たり図柄の選出は、図10
(B)に示す0から14までの15コマ数の乱数内のい
ずれかの値を抽出することにより行う。例えば、乱数値
“1”が選択された場合には、特別図柄表示装置34に
て“1”、“1”、“1”に相当する停止図柄が表示さ
れることになる。
【0034】引き続き、図柄停止時の態様を選択するた
めリーチ乱数を選出する(S218)。そして、該リー
チ乱数に応じたリーチパターン、例えば、通常リーチ、
ロングリーチによる停止を設定する(S220)。
めリーチ乱数を選出する(S218)。そして、該リー
チ乱数に応じたリーチパターン、例えば、通常リーチ、
ロングリーチによる停止を設定する(S220)。
【0035】他方、上述したステップ128にて格納し
た乱数値が“7”以外の場合、即ち、大当たりが発生し
ていないときには、ステップ212の判断がNoとな
り、ハズレ図柄の選択(S222)及び、図柄停止時の
態様を決定する。
た乱数値が“7”以外の場合、即ち、大当たりが発生し
ていないときには、ステップ212の判断がNoとな
り、ハズレ図柄の選択(S222)及び、図柄停止時の
態様を決定する。
【0036】ステップ222では、先ず、第3表示部3
4Cの停止図柄を選出する。この選出は、図10(C)
に示す0から14までの15コマ数の乱数内のいずれか
の値を抽出することにより行う。例えば、乱数値“1”
が選択された場合には、第3表示部34Cに“1”に相
当する図柄が停止図柄として表示されることになる。同
様にして第2表示部34B、第1表示部34Aの図柄用
の乱数を選出する。その後、選出した図柄が大当たり図
柄ではないかを判断する(S224)。例えば、第1、
第2、第3表示部34C、34B、34Aに全て乱数値
“1”が選択されている場合には、停止図柄が“1”、
“1”、“1”となって大当たり図柄となるため(S2
24がYes)、ステップ222へ戻り図柄を選択し直
す。他方、大当たり図柄ではない場合には(S224が
No)、リーチ態様となるかを判断する(S226)。
ここでは、第1表示部34Aと第2表示部34Bとの図
柄が等しいかを判断する。ここで、第1表示部34Aと
第2表示部34Bとの図柄が異なる場合には(S224
がNo)、リーチではない通常の停止態様を設定する
(S228)。他方、第1表示部34Aと第2表示部3
4Bとの図柄が等しい場合には(S226がYes)、
ステップ218へ移行して上述したようにリーチ態様を
選択する。
4Cの停止図柄を選出する。この選出は、図10(C)
に示す0から14までの15コマ数の乱数内のいずれか
の値を抽出することにより行う。例えば、乱数値“1”
が選択された場合には、第3表示部34Cに“1”に相
当する図柄が停止図柄として表示されることになる。同
様にして第2表示部34B、第1表示部34Aの図柄用
の乱数を選出する。その後、選出した図柄が大当たり図
柄ではないかを判断する(S224)。例えば、第1、
第2、第3表示部34C、34B、34Aに全て乱数値
“1”が選択されている場合には、停止図柄が“1”、
“1”、“1”となって大当たり図柄となるため(S2
24がYes)、ステップ222へ戻り図柄を選択し直
す。他方、大当たり図柄ではない場合には(S224が
No)、リーチ態様となるかを判断する(S226)。
ここでは、第1表示部34Aと第2表示部34Bとの図
柄が等しいかを判断する。ここで、第1表示部34Aと
第2表示部34Bとの図柄が異なる場合には(S224
がNo)、リーチではない通常の停止態様を設定する
(S228)。他方、第1表示部34Aと第2表示部3
4Bとの図柄が等しい場合には(S226がYes)、
ステップ218へ移行して上述したようにリーチ態様を
選択する。
【0037】引き続き、特別図柄表示装置34の図柄の
停止動作について説明する。上述したステップ210に
て特別図柄表示装置34の図柄変動を開始すると、次の
マシンサイクルにおいて、ステップ202の判断におい
て、図柄変動中の判断がYesとなり、CPU回路57
は、上述したステップ206にて設定した図柄停止タイ
マがタイムアップしたかを判断する(S230)。ここ
で、変動時間の経過により図柄停止タイマがタイムアッ
プするまでは(S230がNo)、図柄の変動を継続す
る(S232)。
停止動作について説明する。上述したステップ210に
て特別図柄表示装置34の図柄変動を開始すると、次の
マシンサイクルにおいて、ステップ202の判断におい
て、図柄変動中の判断がYesとなり、CPU回路57
は、上述したステップ206にて設定した図柄停止タイ
マがタイムアップしたかを判断する(S230)。ここ
で、変動時間の経過により図柄停止タイマがタイムアッ
プするまでは(S230がNo)、図柄の変動を継続す
る(S232)。
【0038】他方、図柄停止タイマがタイムアップする
と(S230がYes)、CPU回路57は図柄変動を
停止する(S234)。ここで、通常リーチ態様が設定
されている時には、通常リーチ態様で図柄変動を停止
し、ロングリーチ態様が設定されている時には、ロング
リーチ態様で図柄変動を停止する。一方、リーチ態様が
設定されていないときには上記ステップ222で設定し
たハズレ図柄に応じて、通常の態様で図柄変動を停止す
る。
と(S230がYes)、CPU回路57は図柄変動を
停止する(S234)。ここで、通常リーチ態様が設定
されている時には、通常リーチ態様で図柄変動を停止
し、ロングリーチ態様が設定されている時には、ロング
リーチ態様で図柄変動を停止する。一方、リーチ態様が
設定されていないときには上記ステップ222で設定し
たハズレ図柄に応じて、通常の態様で図柄変動を停止す
る。
【0039】次に、CPU回路57は、大当たりフラグ
が“1”かを判断し(S236)、大当たりが発生し、
大当たりフラグが”1”のときには(S263がYe
s)、大入賞口24の開口時間である約29.5秒を設
定する大入賞口作動タイマを始動し(S238)、大入
賞口24への入賞数を計数する大入賞口入賞カウンタP
をクリアし(S242)、また、大入賞口24の開放可
能回数を示す変数Nを1にし(S244)、特別図柄変
動処理のサブルーチン処理を終了する。
が“1”かを判断し(S236)、大当たりが発生し、
大当たりフラグが”1”のときには(S263がYe
s)、大入賞口24の開口時間である約29.5秒を設
定する大入賞口作動タイマを始動し(S238)、大入
賞口24への入賞数を計数する大入賞口入賞カウンタP
をクリアし(S242)、また、大入賞口24の開放可
能回数を示す変数Nを1にし(S244)、特別図柄変
動処理のサブルーチン処理を終了する。
【0040】図5のステップ112における大入賞口制
御処理について図8に示すサブルーチンを参照して説明
する。ここでは大当たり乱数が抽出され、図7に示す特
別図柄変動処理において、大当たりフラグに“1”が設
定されている場合について説明する。CPU回路57
は、大当たりフラグが“1”かを判断するが(S30
0)、ここでは、該ステップ300がYesとなり、大
入賞口24を開放中かを判断する(S302)。ここで
は該ステップ302がNoとなりステップ306、ステ
ップ308の判断を経て、大入賞口24への入賞数を計
数する大入賞口入賞カウンタをクリアし(S340)、
図4に示す大入賞口開放ソレノイド72を操作して大入
賞口24を開口させ(S344)、図2に示す大入賞口
24の特定領域25の通過を図4に示す連続作動スイッ
チ兼10カウントスイッチ63で検出したことを示す連
続作動フラグをリセットする(S346)。そして、大
入賞口処理のサブルーチン処理を終了する。
御処理について図8に示すサブルーチンを参照して説明
する。ここでは大当たり乱数が抽出され、図7に示す特
別図柄変動処理において、大当たりフラグに“1”が設
定されている場合について説明する。CPU回路57
は、大当たりフラグが“1”かを判断するが(S30
0)、ここでは、該ステップ300がYesとなり、大
入賞口24を開放中かを判断する(S302)。ここで
は該ステップ302がNoとなりステップ306、ステ
ップ308の判断を経て、大入賞口24への入賞数を計
数する大入賞口入賞カウンタをクリアし(S340)、
図4に示す大入賞口開放ソレノイド72を操作して大入
賞口24を開口させ(S344)、図2に示す大入賞口
24の特定領域25の通過を図4に示す連続作動スイッ
チ兼10カウントスイッチ63で検出したことを示す連
続作動フラグをリセットする(S346)。そして、大
入賞口処理のサブルーチン処理を終了する。
【0041】引き続き、上記ステップ344で、大入賞
口24を開放した以降のマシンサイクルにおける図8に
示す大入賞口制御処理について説明する。先ず、CPU
回路57は、大当たりフラグが“1”かを判断し(S3
00)、ここでは、該ステップ300での判断がYes
となり、大入賞口24が開放中かを判断するが(S30
2)、このステップ302がYesとなり、大入賞口作
動タイマに設定された上記約29.5秒が経過したかを
判断する(S312)。ここで、大入賞口作動タイマが
タイムアップしていない場合には(S312がNo)、
図4に示す10カウントスイッチ62の出力に基づき大
入賞口24への入賞数が9未満であるかを判断する(S
313)。ここで、大入賞口作動タイマがタイムアップ
しておらず且つ入賞数が9未満の場合には(S312が
NoでS313がYes)、大入賞口24の開放を続け
る。
口24を開放した以降のマシンサイクルにおける図8に
示す大入賞口制御処理について説明する。先ず、CPU
回路57は、大当たりフラグが“1”かを判断し(S3
00)、ここでは、該ステップ300での判断がYes
となり、大入賞口24が開放中かを判断するが(S30
2)、このステップ302がYesとなり、大入賞口作
動タイマに設定された上記約29.5秒が経過したかを
判断する(S312)。ここで、大入賞口作動タイマが
タイムアップしていない場合には(S312がNo)、
図4に示す10カウントスイッチ62の出力に基づき大
入賞口24への入賞数が9未満であるかを判断する(S
313)。ここで、大入賞口作動タイマがタイムアップ
しておらず且つ入賞数が9未満の場合には(S312が
NoでS313がYes)、大入賞口24の開放を続け
る。
【0042】他方、大入賞口作動タイマがタイムアップ
し(S312がYes)、或いは、入賞数が9以上とな
ると(S313がNo)、ステップ316へ移行して大
入賞口開放ソレノイド72を操作して大入賞口24を一
旦閉じる。これに応じて、図3を参照して上述したよう
に開閉扉41の一時停留部41bに遊技球が貯留されて
いるときには、該遊技球がパチンコ機内の特定領域を通
過し、連続作動(特定領域)スイッチ63により検出さ
れる。CPU回路57は、該連続作動(特定領域)スイ
ッチ63がオンしたかを判断し(S318)、遊技球が
特定領域を通過した際(これにより大入賞口24への入
賞数は通常10になる)には(S318がYes)、連
続作動スイッチ兼10カウントスイッチ63で検出した
ことを示す連続作動フラグをセットし(S326)、大
入賞口24への入賞数を計数する大入賞口入賞カウンタ
Pに1を加え(S328)、また、大入賞口24の開放
可能回数を示す変数Nから1を引く(S330)。
し(S312がYes)、或いは、入賞数が9以上とな
ると(S313がNo)、ステップ316へ移行して大
入賞口開放ソレノイド72を操作して大入賞口24を一
旦閉じる。これに応じて、図3を参照して上述したよう
に開閉扉41の一時停留部41bに遊技球が貯留されて
いるときには、該遊技球がパチンコ機内の特定領域を通
過し、連続作動(特定領域)スイッチ63により検出さ
れる。CPU回路57は、該連続作動(特定領域)スイ
ッチ63がオンしたかを判断し(S318)、遊技球が
特定領域を通過した際(これにより大入賞口24への入
賞数は通常10になる)には(S318がYes)、連
続作動スイッチ兼10カウントスイッチ63で検出した
ことを示す連続作動フラグをセットし(S326)、大
入賞口24への入賞数を計数する大入賞口入賞カウンタ
Pに1を加え(S328)、また、大入賞口24の開放
可能回数を示す変数Nから1を引く(S330)。
【0043】次のマシンサイクルにおいて、ステップ3
00がYes、ステップ302がYesとなり、図2に
示す大入賞口24の特定領域25の通過を図4に示す連
続作動スイッチ兼10カウントスイッチ63で検出した
ことを示す連続作動フラグが”1”かを判断する(S3
06)。ここで、連続作動フラグが1のときには(S3
06がYes)、更に、引き続き、大入賞口24の開放
回数を表す変数pが16未満か、即ち、大入賞口24を
16回又は最終回まで開放したかを判断する(S30
8)。ここでは、大入賞口24を1回開放したところな
ので、該ステップ308がYesとなり、上述したよる
ステップ340、344にて大入賞口24を再び開放す
る。他方、大入賞口24の開放中に特定領域25の通過
が検出できなかった場合(S306がNo)、或いは、
上述した処理を繰り返し大入賞口24を16回又は最終
回まで開放した場合(S308がNo)には、処理を終
了する。
00がYes、ステップ302がYesとなり、図2に
示す大入賞口24の特定領域25の通過を図4に示す連
続作動スイッチ兼10カウントスイッチ63で検出した
ことを示す連続作動フラグが”1”かを判断する(S3
06)。ここで、連続作動フラグが1のときには(S3
06がYes)、更に、引き続き、大入賞口24の開放
回数を表す変数pが16未満か、即ち、大入賞口24を
16回又は最終回まで開放したかを判断する(S30
8)。ここでは、大入賞口24を1回開放したところな
ので、該ステップ308がYesとなり、上述したよる
ステップ340、344にて大入賞口24を再び開放す
る。他方、大入賞口24の開放中に特定領域25の通過
が検出できなかった場合(S306がNo)、或いは、
上述した処理を繰り返し大入賞口24を16回又は最終
回まで開放した場合(S308がNo)には、処理を終
了する。
【0044】上述した大入賞口24の閉成後の特定領域
を通過したかのステップ318の判断がNoの場合、或
いは、大入賞口24を16回又は最終回まで開放した場
合(S320がNo)には、ステップ324へ移行し、
大当たりフラグを“0”とし、以降の大入賞口24の開
放を禁止する。
を通過したかのステップ318の判断がNoの場合、或
いは、大入賞口24を16回又は最終回まで開放した場
合(S320がNo)には、ステップ324へ移行し、
大当たりフラグを“0”とし、以降の大入賞口24の開
放を禁止する。
【0045】引き続き、図5に示すステップ114の継
続回数決定処理のサブルーチンについて、図9を参照し
て説明する。先ず、CPU回路57は、大入賞口24の
開放許容回数を示す変数Nが“0”かを判断し(S40
4)、変数Nが0の場合には(S400がNo)、当該
サブルーチンを終了する。他方、該変数Nが1以上のと
きには、先ず、現在1ラウンド目か、即ち、大入賞口2
4の第1回目の開放かを判断する(S402)。ここ
で、1ラウンド目であるなら(S402がYes)、遊
技球が連続作動スイッチを通過した時点で図11(A)
に示す0乃至7の8コマの乱数値のいずれかを選出する
(S404)。そして、乱数値が0かを判断する(S4
06)、乱数値が0の場合には(S406がYes)、
大入賞口24の付加開放回数を示す変数Nを1とし(S
408)、また、大入賞口24の開放回数を示す変数P
を最終回を表す16することで(S410)、後1回の
大入賞口開放で大当たり遊技を終了させる。なお、図5
に示すステップ118のデモ表示図柄処理にて、「残り
1回」の結果表示を開放後インターバル表示中(図12
参照)に割り込み表示する。これにより、次の2ラウン
ド目は最終ラウンドとなり、開放中表示も最終回用のデ
モ図柄(図示せず)がセットされる。
続回数決定処理のサブルーチンについて、図9を参照し
て説明する。先ず、CPU回路57は、大入賞口24の
開放許容回数を示す変数Nが“0”かを判断し(S40
4)、変数Nが0の場合には(S400がNo)、当該
サブルーチンを終了する。他方、該変数Nが1以上のと
きには、先ず、現在1ラウンド目か、即ち、大入賞口2
4の第1回目の開放かを判断する(S402)。ここ
で、1ラウンド目であるなら(S402がYes)、遊
技球が連続作動スイッチを通過した時点で図11(A)
に示す0乃至7の8コマの乱数値のいずれかを選出する
(S404)。そして、乱数値が0かを判断する(S4
06)、乱数値が0の場合には(S406がYes)、
大入賞口24の付加開放回数を示す変数Nを1とし(S
408)、また、大入賞口24の開放回数を示す変数P
を最終回を表す16することで(S410)、後1回の
大入賞口開放で大当たり遊技を終了させる。なお、図5
に示すステップ118のデモ表示図柄処理にて、「残り
1回」の結果表示を開放後インターバル表示中(図12
参照)に割り込み表示する。これにより、次の2ラウン
ド目は最終ラウンドとなり、開放中表示も最終回用のデ
モ図柄(図示せず)がセットされる。
【0046】他方、上述したステップ406の判断で、
乱数値が0でないときには(S406がNo)、大入賞
口24の付加開放回数を示す変数Nを5として(S41
2)、5回の大入賞口の開放を付加する。この場合は
「5回追加」の結果表示が割り込み表示される。
乱数値が0でないときには(S406がNo)、大入賞
口24の付加開放回数を示す変数Nを5として(S41
2)、5回の大入賞口の開放を付加する。この場合は
「5回追加」の結果表示が割り込み表示される。
【0047】即ち、1ラウンド目においては、図2に示
す3個の赤色LED32a、32b、32cで構成され
す判定図柄表示装置32の判定図柄は、選出された乱数
値に応じて図11(A)に示す点灯状態の組合せを表示
して変動を停止する。図中で「図柄内容」左から順にL
ED32a、32b、32cを表し、”−’は消灯状態
を○は点灯状態を示している。ここで、1ラウンド目
は、0乃至7の8個の乱数値の内、1の場合のみ付加ラ
ウンドが+1となるため、確率は1/8、他方、+5ラ
ウンドの確率はが7/8となる。
す3個の赤色LED32a、32b、32cで構成され
す判定図柄表示装置32の判定図柄は、選出された乱数
値に応じて図11(A)に示す点灯状態の組合せを表示
して変動を停止する。図中で「図柄内容」左から順にL
ED32a、32b、32cを表し、”−’は消灯状態
を○は点灯状態を示している。ここで、1ラウンド目
は、0乃至7の8個の乱数値の内、1の場合のみ付加ラ
ウンドが+1となるため、確率は1/8、他方、+5ラ
ウンドの確率はが7/8となる。
【0048】言い換えるなら、1ラウンド目において
は、いずれかのLEDが点灯していれば、連続作動の上
限値を+5する。運悪く一つも点灯しなかった場合には
上限値は+1されるだけとなり、次ラウンドの終了で大
当りが終了することとなる。
は、いずれかのLEDが点灯していれば、連続作動の上
限値を+5する。運悪く一つも点灯しなかった場合には
上限値は+1されるだけとなり、次ラウンドの終了で大
当りが終了することとなる。
【0049】上述したステップ412にて5ラウンドが
付加され、6ラウンドまで進んだ際には(S422がY
es)、再び、遊技球が連続作動スイッチを通過した時
点で0乃至7の8コマの乱数値のいずれかを選出する
(S424)。そして、乱数値が0又は4かを判断する
(S426)、乱数値が0又は4の場合には(S426
がYes)、大入賞口24の付加開放回数を示す変数N
を1とし(S428)、また、大入賞口24の開放回数
を示す変数Pを最終回を表す16することで(S43
0)、後1回の大入賞口開放で大当たり遊技を終了させ
る。他方、上述したステップ426の判断で、乱数値が
0、4でないときには(S426がNo)、大入賞口2
4の付加開放回数を示す変数Nを5として(S43
2)、5回の大入賞口の開放を付加する。
付加され、6ラウンドまで進んだ際には(S422がY
es)、再び、遊技球が連続作動スイッチを通過した時
点で0乃至7の8コマの乱数値のいずれかを選出する
(S424)。そして、乱数値が0又は4かを判断する
(S426)、乱数値が0又は4の場合には(S426
がYes)、大入賞口24の付加開放回数を示す変数N
を1とし(S428)、また、大入賞口24の開放回数
を示す変数Pを最終回を表す16することで(S43
0)、後1回の大入賞口開放で大当たり遊技を終了させ
る。他方、上述したステップ426の判断で、乱数値が
0、4でないときには(S426がNo)、大入賞口2
4の付加開放回数を示す変数Nを5として(S43
2)、5回の大入賞口の開放を付加する。
【0050】6ラウンド目においては、+5ラウンドの
確率が3/4、+1ラウンドの確率が1/4となる。判
定図柄表示装置32の判定図柄は、選出された乱数値に
応じて図11(B)に示す点灯状態の組合せを表示して
変動を停止する
確率が3/4、+1ラウンドの確率が1/4となる。判
定図柄表示装置32の判定図柄は、選出された乱数値に
応じて図11(B)に示す点灯状態の組合せを表示して
変動を停止する
【0051】上述したステップ432にて5ラウンドが
付加され、11ラウンドまで進んだ際には(S442が
Yes)、再び、遊技球が連続作動スイッチを通過した
時点で0乃至7の8コマの乱数値のいずれかを選出する
(S444)。そして、乱数値が偶数かを判断する(S
446)、乱数値が偶数の場合には(S446がYe
s)、変数Nを1とし(S448)、また、変数Pを最
終回を表す16することで(S450)、後1回の大入
賞口開放で大当たり遊技を終了させる。他方、上述した
ステップ446の判断で、乱数値が偶数でないときには
(S446がNo)、大入賞口24の付加開放回数を示
す変数Nを5として(S452)、5回の大入賞口の開
放を付加する。
付加され、11ラウンドまで進んだ際には(S442が
Yes)、再び、遊技球が連続作動スイッチを通過した
時点で0乃至7の8コマの乱数値のいずれかを選出する
(S444)。そして、乱数値が偶数かを判断する(S
446)、乱数値が偶数の場合には(S446がYe
s)、変数Nを1とし(S448)、また、変数Pを最
終回を表す16することで(S450)、後1回の大入
賞口開放で大当たり遊技を終了させる。他方、上述した
ステップ446の判断で、乱数値が偶数でないときには
(S446がNo)、大入賞口24の付加開放回数を示
す変数Nを5として(S452)、5回の大入賞口の開
放を付加する。
【0052】11ラウンド目においては、+5ラウンド
が1/2の確率で、+1ラウンドが1/2の確率で発生
する。判定図柄表示装置32の判定図柄は、選出された
乱数値に応じて図11(C)に示す点灯状態の組合せを
表示して変動を停止する
が1/2の確率で、+1ラウンドが1/2の確率で発生
する。判定図柄表示装置32の判定図柄は、選出された
乱数値に応じて図11(C)に示す点灯状態の組合せを
表示して変動を停止する
【0053】このように、所定間隔を置いて、最大継続
回数の再設定が行われることで、緊張した遊技が楽しめ
る。なお、変更・更新のタイミング、回数は、上記例示
内容に限定することなく、例えばラウンド毎に行って
も、途中で1回のみの場合でも構わない。選択パターン
数も、例えば3パターンからの選択、残り1回、残り2
回、5回十αのようにしてもよい。
回数の再設定が行われることで、緊張した遊技が楽しめ
る。なお、変更・更新のタイミング、回数は、上記例示
内容に限定することなく、例えばラウンド毎に行って
も、途中で1回のみの場合でも構わない。選択パターン
数も、例えば3パターンからの選択、残り1回、残り2
回、5回十αのようにしてもよい。
【0054】また、大当り遊技の継続限度回数が上記の
ように直接的に決定されるだけでなく、判定図柄によっ
て、大入賞口内部の構造が変化して、特定領域への遊技
球の通過率が変化するようにして、間接的に更新・決定
されるようにしてもよい。また、判定図柄を大入賞口の
開放と共に変動開始させ、連続作動スイッチを遊技球が
通過すると停止させたが、判定図柄の作動・停止条件は
これに限らず、連続作動スイッチの通過を変動開始とし
たり、変動後所定時間が経過すると停止させるようにし
てもよい。 いずれにしても、所定回目の大入賞口開放
時間の開始から開放後インターバル時間終了までの間に
継続限度回数の更新が行われるようにする。
ように直接的に決定されるだけでなく、判定図柄によっ
て、大入賞口内部の構造が変化して、特定領域への遊技
球の通過率が変化するようにして、間接的に更新・決定
されるようにしてもよい。また、判定図柄を大入賞口の
開放と共に変動開始させ、連続作動スイッチを遊技球が
通過すると停止させたが、判定図柄の作動・停止条件は
これに限らず、連続作動スイッチの通過を変動開始とし
たり、変動後所定時間が経過すると停止させるようにし
てもよい。 いずれにしても、所定回目の大入賞口開放
時間の開始から開放後インターバル時間終了までの間に
継続限度回数の更新が行われるようにする。
【0055】引き続き、本発明の第2実施態様について
説明する。上述した第1実施態様においては、本発明の
パチンコ機を第1機種に適用した例について説明した。
これに対して、第2実施態様は、本発明を第2機種に適
用している。図13は、第2実施態様に係るパチンコ機
の遊技領域を示している。該遊技盤120の前面には、
発射ハンドル(図略)により操作された遊技球発射装置
(図略)から発射された遊技球を遊技盤120の上方部
まで案内するガイドレール147が配設されており、該
ガイドレール147と遊技盤120の前面ガラス(図
略)とによって作り出される空間内に遊技領域120a
が形成される。
説明する。上述した第1実施態様においては、本発明の
パチンコ機を第1機種に適用した例について説明した。
これに対して、第2実施態様は、本発明を第2機種に適
用している。図13は、第2実施態様に係るパチンコ機
の遊技領域を示している。該遊技盤120の前面には、
発射ハンドル(図略)により操作された遊技球発射装置
(図略)から発射された遊技球を遊技盤120の上方部
まで案内するガイドレール147が配設されており、該
ガイドレール147と遊技盤120の前面ガラス(図
略)とによって作り出される空間内に遊技領域120a
が形成される。
【0056】この遊技領域120aのほぼ中央位置に
は、大入賞口132の開閉を行う第2種電動役物130
が配置されている。この第2種電動役物130の下方に
は、大入賞口132を2回開閉させる下部第2種始動口
122が配置され、この両側方には、大入賞口132を
1回開放させる左落し第2種始動口121a、右落し第
2種始動口121bが配置されている。
は、大入賞口132の開閉を行う第2種電動役物130
が配置されている。この第2種電動役物130の下方に
は、大入賞口132を2回開閉させる下部第2種始動口
122が配置され、この両側方には、大入賞口132を
1回開放させる左落し第2種始動口121a、右落し第
2種始動口121bが配置されている。
【0057】図14及び図15を参照して第2種電動役
物130について更に詳細に説明する。図14は第2種
電動役物130の正面を、図15は縦断面を示してい
る。第2種電動役物130の上部には、判定図柄表示器
171が配置されている。また、ほぼ中央部には、大入
賞口132を形成するため左右にスライド移動される開
閉部材133が設けられている。この開閉部材133
は、図15に示す大入賞口開放ソレノイド172によっ
て駆動される。また、第2種電動役物130の内部に
は、入賞した遊技球を前後に振り分けるための鍬型部材
(以下クワとして参照する)134が、更にその下方に
は、遊技球の通過方向に変化を与えるための回転体13
6が配設されている。このクワ134は、図15に示す
クワ作動ソレノイド174により駆動され、また、回転
体136は、図15に示す回転体作動モータ173によ
って回動される。第2種電動役物130の下部には、遊
技球が通過することで大当たりを発生させるための特定
領域138と、大当たりを発生させない一般領域137
とが設けられている。
物130について更に詳細に説明する。図14は第2種
電動役物130の正面を、図15は縦断面を示してい
る。第2種電動役物130の上部には、判定図柄表示器
171が配置されている。また、ほぼ中央部には、大入
賞口132を形成するため左右にスライド移動される開
閉部材133が設けられている。この開閉部材133
は、図15に示す大入賞口開放ソレノイド172によっ
て駆動される。また、第2種電動役物130の内部に
は、入賞した遊技球を前後に振り分けるための鍬型部材
(以下クワとして参照する)134が、更にその下方に
は、遊技球の通過方向に変化を与えるための回転体13
6が配設されている。このクワ134は、図15に示す
クワ作動ソレノイド174により駆動され、また、回転
体136は、図15に示す回転体作動モータ173によ
って回動される。第2種電動役物130の下部には、遊
技球が通過することで大当たりを発生させるための特定
領域138と、大当たりを発生させない一般領域137
とが設けられている。
【0058】ここで、第2種電動役物130への入賞球
の振り分けについて図16及び図17を参照して説明す
る。図16に示すように開閉部材133の開放により大
入賞口132に入賞した遊技球は、経路a又は経路bを
通り、クワ134の上に落下し、図16に示すようにク
ワ134が下げられている状態においては、クワ134
の前方の側部134aからスロープ139上に落下し、
該スロープ139から転げ落ちて、経路c、d、eのい
ずれかを通る。ここで、経路dを通った遊技球が特定領
域138を通過して、大当たりを発生させ、他方、経路
c、eを通過した遊技球が一般領域137を通過する。
の振り分けについて図16及び図17を参照して説明す
る。図16に示すように開閉部材133の開放により大
入賞口132に入賞した遊技球は、経路a又は経路bを
通り、クワ134の上に落下し、図16に示すようにク
ワ134が下げられている状態においては、クワ134
の前方の側部134aからスロープ139上に落下し、
該スロープ139から転げ落ちて、経路c、d、eのい
ずれかを通る。ここで、経路dを通った遊技球が特定領
域138を通過して、大当たりを発生させ、他方、経路
c、eを通過した遊技球が一般領域137を通過する。
【0059】図17は、クワ134及び回転体136の
位置と遊技球の流れとの関係を示している。図17
(A)に示すようにクワ134が上へ駆動され、回転体
136が上部の突片136aを側方に向けた位置で停止
している状態では、図14に示す大入賞口132からク
ワ134へ流下した遊技球は、クワ134の後方に流
れ、回転体136の上面136bを転動し、図16に示
した状態よりも中央寄りの経路f、g、hを通ってスロ
ープ139を転げ落ち、比較的高い確率で図16に示す
特定領域138を通過して、大当たりを発生させる。
位置と遊技球の流れとの関係を示している。図17
(A)に示すようにクワ134が上へ駆動され、回転体
136が上部の突片136aを側方に向けた位置で停止
している状態では、図14に示す大入賞口132からク
ワ134へ流下した遊技球は、クワ134の後方に流
れ、回転体136の上面136bを転動し、図16に示
した状態よりも中央寄りの経路f、g、hを通ってスロ
ープ139を転げ落ち、比較的高い確率で図16に示す
特定領域138を通過して、大当たりを発生させる。
【0060】図18は、回転体136の駆動装置を示し
ている。図中右側の回転体136は時計方向に回動さ
れ、また、左側の回転体136は反時計方向に回動され
る。この回動は、回転体作動モータ173により、ギャ
ー142A、142B、142C、142Dを介して行
われる。この回転体136の回転位置は、右側の回転体
136に取り付けられた円盤144をセンサ146にて
検出する。図18(B)に示すように回転体136、1
36の突片136a、136aが中央にて近接している
状態では、この突片136a、136aの間に遊技球1
41が一時貯留される。そして、この回転体136、1
36の回動に伴い、貯留された遊技球141が、図17
(B)に示すように経路iを通り、比較的高い確率で図
16に示す特定領域138を通過して、大当たりを発生
させる。
ている。図中右側の回転体136は時計方向に回動さ
れ、また、左側の回転体136は反時計方向に回動され
る。この回動は、回転体作動モータ173により、ギャ
ー142A、142B、142C、142Dを介して行
われる。この回転体136の回転位置は、右側の回転体
136に取り付けられた円盤144をセンサ146にて
検出する。図18(B)に示すように回転体136、1
36の突片136a、136aが中央にて近接している
状態では、この突片136a、136aの間に遊技球1
41が一時貯留される。そして、この回転体136、1
36の回動に伴い、貯留された遊技球141が、図17
(B)に示すように経路iを通り、比較的高い確率で図
16に示す特定領域138を通過して、大当たりを発生
させる。
【0061】次に、図13、図17及び図20を参照し
第2実施態様のパチンコ機による遊技のあらましについ
て説明する。遊技球が左落し第2始動口121a或いは
右左落し第2始動口121bへ入賞すると、開閉部材1
33が左右にスライドして大入賞口132(図16参
照)が1回開閉される。また、下部第2始動口122へ
入賞すると、開閉部材133が左右にスライドして大入
賞口132が2回開閉される。ここで、大入賞口132
の開放中に入賞した遊技球が特定領域138を通過する
と、大当たりが発生する。
第2実施態様のパチンコ機による遊技のあらましについ
て説明する。遊技球が左落し第2始動口121a或いは
右左落し第2始動口121bへ入賞すると、開閉部材1
33が左右にスライドして大入賞口132(図16参
照)が1回開閉される。また、下部第2始動口122へ
入賞すると、開閉部材133が左右にスライドして大入
賞口132が2回開閉される。ここで、大入賞口132
の開放中に入賞した遊技球が特定領域138を通過する
と、大当たりが発生する。
【0062】この大当たり時の遊技について説明する。
大当たりが発生すると、大入賞口132が約28秒に渡
って18回の開閉動作を行う(なお、この28秒は、大
入賞口132の実働時間であって、待機時間等は含まな
い)。この大入賞口132の上述した18回の開閉(以
下ラウンドと参照する)中に役物連続作動スイッチが遊
技球を検出すると、大入賞口132は直ちに閉ざされ、
新たな大入賞口132の開閉動作が繰り返される。この
大当たり中は、第2種始動口121a、121b、12
2への入賞に基づく大入賞口132の開閉動作は行われ
ない。
大当たりが発生すると、大入賞口132が約28秒に渡
って18回の開閉動作を行う(なお、この28秒は、大
入賞口132の実働時間であって、待機時間等は含まな
い)。この大入賞口132の上述した18回の開閉(以
下ラウンドと参照する)中に役物連続作動スイッチが遊
技球を検出すると、大入賞口132は直ちに閉ざされ、
新たな大入賞口132の開閉動作が繰り返される。この
大当たり中は、第2種始動口121a、121b、12
2への入賞に基づく大入賞口132の開閉動作は行われ
ない。
【0063】ここで、大当たりが発生してから、6回目
のラウンドまでは、大入賞口132は、図17(A)に
示すようにクワ134が上に向けられ、特定領域を通過
し易く、ラウンド遊技を繰り返し易い状態が維持され
る。そして、6ラウンド目においては、判定図柄表示器
171の表示図柄が変動し、図20(A)に示す「山」
の図柄、又は、「田」の図柄のいずれかが表示されて変
動を停止する。ここで、「山」の図柄が判定図柄表示器
171に表示された場合には、図17(B)に示す特定
領域138を通過し難い状態(以下B状態と称する)で
遊技が継続される。他方、「田」の図柄が表示された場
合には、図17(A)に示す特定領域138を通過し易
い状態(以下A状態と称する)で遊技が継続される。
のラウンドまでは、大入賞口132は、図17(A)に
示すようにクワ134が上に向けられ、特定領域を通過
し易く、ラウンド遊技を繰り返し易い状態が維持され
る。そして、6ラウンド目においては、判定図柄表示器
171の表示図柄が変動し、図20(A)に示す「山」
の図柄、又は、「田」の図柄のいずれかが表示されて変
動を停止する。ここで、「山」の図柄が判定図柄表示器
171に表示された場合には、図17(B)に示す特定
領域138を通過し難い状態(以下B状態と称する)で
遊技が継続される。他方、「田」の図柄が表示された場
合には、図17(A)に示す特定領域138を通過し易
い状態(以下A状態と称する)で遊技が継続される。
【0064】更に、11ラウンド目において、判定図柄
表示器171の表示図柄が変動し、図20(B)に示す
「山」の図柄、又は、「田」の図柄のいずれかが表示さ
れて変動を停止する。ここで、「山」の図柄が判定図柄
表示器171に表示された場合には、B状態で、他方、
「田」の図柄が表示された場合には、A状態で遊技が最
大16回まで継続される。
表示器171の表示図柄が変動し、図20(B)に示す
「山」の図柄、又は、「田」の図柄のいずれかが表示さ
れて変動を停止する。ここで、「山」の図柄が判定図柄
表示器171に表示された場合には、B状態で、他方、
「田」の図柄が表示された場合には、A状態で遊技が最
大16回まで継続される。
【0065】ここで、ラウンドの繰り返しについて説明
する。第2実施態様では、18回の大入賞口132の開
閉、この開閉中の大入賞口132へのほぼ10個の遊技
球の入賞、或いは、特定領域138への遊技球の通過に
より1つのラウンドが終了して、次のラウンドへ移行す
る。ここで、18回の大入賞口132の開閉、又は、大
入賞口132へほぼ10個の遊技球の入賞するまでに、
特定領域138を遊技球が通過しない限り、そのラウン
ドで大当たりにおける遊技が終了する。即ち、最終の1
6ラウンドまで遊技を行うのは、各ラウンドにおいて特
定領域138の通過が継続することが前提となる。
する。第2実施態様では、18回の大入賞口132の開
閉、この開閉中の大入賞口132へのほぼ10個の遊技
球の入賞、或いは、特定領域138への遊技球の通過に
より1つのラウンドが終了して、次のラウンドへ移行す
る。ここで、18回の大入賞口132の開閉、又は、大
入賞口132へほぼ10個の遊技球の入賞するまでに、
特定領域138を遊技球が通過しない限り、そのラウン
ドで大当たりにおける遊技が終了する。即ち、最終の1
6ラウンドまで遊技を行うのは、各ラウンドにおいて特
定領域138の通過が継続することが前提となる。
【0066】引き続き、大入賞口制御処理のサブルーチ
ンである図19を参照して大当たり発生時の処理につい
て説明する。大当たりが発生した際には、先ず、第1ラ
ウンド目かを判断する(S500)。ここで、第1ラウ
ンド目においては(S500がYes)、クワ134を
A状態にして特定領域を通過し易い状態にする(S50
2)。そして、大入賞口132の開閉動作を開始する
(S506)。この開閉を遊技球が特定領域を通過(S
508がNo)することなく18回繰り返すことで(S
510がYes)、大当たり遊技を終了する。
ンである図19を参照して大当たり発生時の処理につい
て説明する。大当たりが発生した際には、先ず、第1ラ
ウンド目かを判断する(S500)。ここで、第1ラウ
ンド目においては(S500がYes)、クワ134を
A状態にして特定領域を通過し易い状態にする(S50
2)。そして、大入賞口132の開閉動作を開始する
(S506)。この開閉を遊技球が特定領域を通過(S
508がNo)することなく18回繰り返すことで(S
510がYes)、大当たり遊技を終了する。
【0067】ここで、大入賞口132の開放中に特定領
域への遊技球の通過があると(S508がYes)、ま
ず、16ラウンドを終了したかを判断し(S512)、
16ラウンドを終了する前は(S512がNo)、第6
ラウンド又は第12ラウンドかを判断する(S51
4)。ここで、第6ラウンド又は第12ラウンド以外の
ときには(S514がNo)、ステップ506へ戻り大
入賞口の開閉を再開する。他方、第6ラウンドの時には
(S514がYes)、図20(A)に示す0乃至7の
8コマの乱数値のいずれかを選出することで、判定図柄
及びクワ134の状態を決定する。即ち、0乃至2の乱
数値を選出した際には、判定図柄として「山」を、クワ
の状態としてB状態を選出する。また、3乃至7の乱数
値を選出した際には、判定図柄として「田」を、クワの
状態としてA状態を選出し、当該判定図柄を表示すると
共にクワ134の状態を変化させる。
域への遊技球の通過があると(S508がYes)、ま
ず、16ラウンドを終了したかを判断し(S512)、
16ラウンドを終了する前は(S512がNo)、第6
ラウンド又は第12ラウンドかを判断する(S51
4)。ここで、第6ラウンド又は第12ラウンド以外の
ときには(S514がNo)、ステップ506へ戻り大
入賞口の開閉を再開する。他方、第6ラウンドの時には
(S514がYes)、図20(A)に示す0乃至7の
8コマの乱数値のいずれかを選出することで、判定図柄
及びクワ134の状態を決定する。即ち、0乃至2の乱
数値を選出した際には、判定図柄として「山」を、クワ
の状態としてB状態を選出する。また、3乃至7の乱数
値を選出した際には、判定図柄として「田」を、クワの
状態としてA状態を選出し、当該判定図柄を表示すると
共にクワ134の状態を変化させる。
【0068】また、第11ラウンドの時には(S514
がYes)、図20(B)に示す0乃至7の8コマの乱
数値のいずれかを選出することで、判定図柄及びクワ1
34の状態を決定する。即ち、0乃至4の乱数値を選出
した際には、判定図柄として「山」を、クワの状態とし
てB状態を選出する。また、5乃至7の乱数値を選出し
た際には、判定図柄として「田」を、クワの状態として
A状態を選出し、判定図柄を表示すると共にクワ134
の状態を変化させる。
がYes)、図20(B)に示す0乃至7の8コマの乱
数値のいずれかを選出することで、判定図柄及びクワ1
34の状態を決定する。即ち、0乃至4の乱数値を選出
した際には、判定図柄として「山」を、クワの状態とし
てB状態を選出する。また、5乃至7の乱数値を選出し
た際には、判定図柄として「田」を、クワの状態として
A状態を選出し、判定図柄を表示すると共にクワ134
の状態を変化させる。
【0069】この第2実施態様においては、判定図柄表
示器171の判定図柄に応じて、クワ134が大当たり
を発生させ易い状態で停止するため、大当たりの発生す
るまでの遊技が変化に富んだものとなり、遊技の興趣を
高めることができる。また、この第2実施態様では、大
当たり発生中に特定領域への通過確率を変化させたが、
大当たりの終了時に、判定図柄に応じてクワの位置をA
状態で停止させることで、次の大当たりが比較的短期間
に発生し得るようにして、遊技者の興味を高めることも
可能である。
示器171の判定図柄に応じて、クワ134が大当たり
を発生させ易い状態で停止するため、大当たりの発生す
るまでの遊技が変化に富んだものとなり、遊技の興趣を
高めることができる。また、この第2実施態様では、大
当たり発生中に特定領域への通過確率を変化させたが、
大当たりの終了時に、判定図柄に応じてクワの位置をA
状態で停止させることで、次の大当たりが比較的短期間
に発生し得るようにして、遊技者の興味を高めることも
可能である。
【0070】上述した例では、特定領域138への誘導
経路を変えることにより次ラウンドへの移行確率を変え
たが、この代わりに特定領域138の大きさ自体を変え
ることによって移行確率を変化させることもできる。
経路を変えることにより次ラウンドへの移行確率を変え
たが、この代わりに特定領域138の大きさ自体を変え
ることによって移行確率を変化させることもできる。
【0071】
【効果】以上説明したように本発明によれば、所定間隔
を置いて、最大継続回数の再設定が行われることで、緊
張した遊技が楽しめる。また、大入賞口を開放するラウ
ンド数は、従来技術では、上限値でほぼ一定になってい
たのに対して、本発明では、ラウンド数を平均的に下げ
ることができるため、大当たりの発生確率を高めること
が可能となる。また、第1実施態様での継続回数の大
小、或いは、第2実施態様の継続遊技の難易度と関連づ
けされた判定図柄の出現率を、更新の都度異ならせるこ
とによって、大当たり継続回数を色々なパターンに収束
させることができる。
を置いて、最大継続回数の再設定が行われることで、緊
張した遊技が楽しめる。また、大入賞口を開放するラウ
ンド数は、従来技術では、上限値でほぼ一定になってい
たのに対して、本発明では、ラウンド数を平均的に下げ
ることができるため、大当たりの発生確率を高めること
が可能となる。また、第1実施態様での継続回数の大
小、或いは、第2実施態様の継続遊技の難易度と関連づ
けされた判定図柄の出現率を、更新の都度異ならせるこ
とによって、大当たり継続回数を色々なパターンに収束
させることができる。
【図1】本発明の第1実施態様に係るパチンコ機の正面
図である。
図である。
【図2】図1に示すパチンコ機の遊技領域の正面図であ
る。
る。
【図3】図2に示す大入賞口の分解斜視図である。
【図4】図1のパチンコ機の制御装置のブロック図であ
る。
る。
【図5】第1実施態様に係るパチンコ機を制御するため
のメインルーチンのフローチャートである。
のメインルーチンのフローチャートである。
【図6】図5に示す特別図柄始動処理のサブルーチンの
フローチャートである。
フローチャートである。
【図7】図5に示す特別図柄変動処理のサブルーチンの
フローチャートである。
フローチャートである。
【図8】図5に示す大入賞口制御処理のサブルーチンの
フローチャートである。
フローチャートである。
【図9】図5に示す継続回数決定処理のサブルーチンの
フローチャートである。
フローチャートである。
【図10】図10(A)は、大当たり選出の乱数値の設
定を示す説明図であり、図10(B)は、大当たり図柄
選出の乱数値の設定を示す説明図であり、図10(C)
は停止図柄選出の乱数値の設定を示す説明図である。
定を示す説明図であり、図10(B)は、大当たり図柄
選出の乱数値の設定を示す説明図であり、図10(C)
は停止図柄選出の乱数値の設定を示す説明図である。
【図11】図11(A)、図11(B)、図11(C)
は、判定図柄表示装置の図柄変動の乱数値の設定を示す
説明図である。
は、判定図柄表示装置の図柄変動の乱数値の設定を示す
説明図である。
【図12】大入賞口の開放の状態を示すタイミングチャ
ートである。
ートである。
【図13】本発明の第2実施態様に係るパチンコ機の正
面図である。
面図である。
【図14】図13に示す第2種電動役物の正面図であ
る。
る。
【図15】図13に示す第2種電動役物の縦断面であ
る。
る。
【図16】第2種電動役物の斜視図である。
【図17】図17(A)、図17(B)は、第2種電動
役物の内部の斜視図である。
役物の内部の斜視図である。
【図18】図18(A)、図18(B)は、回転体の駆
動機構の斜視図である。
動機構の斜視図である。
【図19】大当たり発生時の大入賞口の制御動作を示す
大入賞口制御処理のサブルーチンのフローチャートであ
る。
大入賞口制御処理のサブルーチンのフローチャートであ
る。
【図20】図20(A)、図20(B)は、判定図柄表
示装置の図柄変動の乱数値の設定を示す説明図である。
示装置の図柄変動の乱数値の設定を示す説明図である。
21 第1種始動口 24 大入賞口 30 センターケース 34 特別図柄表示装置 34A 第1表示部 34B 第2表示部 34C 第3表示部 55 ROM 57 CPU回路 121a、121b 第2種始動口 122 第2種始動口 132 大入賞口 134 クワ
Claims (2)
- 【請求項1】 大入賞口内部の特定領域を遊技球が通過
することによって、大当り遊技が継続されると共に、継
続回数が所定回となった時には大当り遊技が終了するよ
うに制御されるパチンコ機において、 大当り遊技の開始時点においては、一旦、前記所定回以
内の回数で大当り遊技の継続が可能とされ、所定回以内
の回数到達時の所定のタイミングで確定される判定図柄
の内容によって、大当り遊技の継続限度回数が追加又は
更新されることを特徴とするパチンコ機。 - 【請求項2】 大入賞口内部の特定領域への遊技球の通
過率を変動させる内部構造を備え、 該特定領域を遊技球が通過することによって、大当り遊
技が継続されると共に、継続回数が所定回となった時に
大当り遊技が終了するように制御されるパチンコ機にお
いて、 大当り遊技中の所定のタイミングで確定される
判定図柄の内容によって、大入賞口の内部構造が大当り
遊技の開始時点とは異なる状態に制御されることを特徴
とするパチンコ機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9187555A JPH119787A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | パチンコ機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9187555A JPH119787A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | パチンコ機 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001193315A Division JP2002035274A (ja) | 2001-06-26 | 2001-06-26 | パチンコ機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH119787A true JPH119787A (ja) | 1999-01-19 |
Family
ID=16208133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9187555A Withdrawn JPH119787A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | パチンコ機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH119787A (ja) |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007275633A (ja) * | 2007-07-31 | 2007-10-25 | Taiyo Elec Co Ltd | 弾球遊技機 |
JP2007275634A (ja) * | 2007-07-31 | 2007-10-25 | Taiyo Elec Co Ltd | 弾球遊技機 |
JP2007275631A (ja) * | 2007-07-31 | 2007-10-25 | Taiyo Elec Co Ltd | 弾球遊技機 |
JP2007275629A (ja) * | 2007-07-31 | 2007-10-25 | Taiyo Elec Co Ltd | 弾球遊技機 |
JP2007275630A (ja) * | 2007-07-31 | 2007-10-25 | Taiyo Elec Co Ltd | 弾球遊技機 |
JP2007275632A (ja) * | 2007-07-31 | 2007-10-25 | Taiyo Elec Co Ltd | 弾球遊技機 |
JP2007307403A (ja) * | 2007-07-31 | 2007-11-29 | Taiyo Elec Co Ltd | 弾球遊技機 |
JP2008055240A (ja) * | 2007-11-19 | 2008-03-13 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
JP2008110216A (ja) * | 2007-11-19 | 2008-05-15 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
JP2010234100A (ja) * | 2010-07-27 | 2010-10-21 | Sankyo Co Ltd | 遊技機 |
JP2010264311A (ja) * | 2010-08-30 | 2010-11-25 | Sammy Corp | 弾球遊技機 |
JP2011131105A (ja) * | 2011-04-08 | 2011-07-07 | Sammy Corp | 弾球遊技機 |
JP2011183195A (ja) * | 2011-05-26 | 2011-09-22 | Sammy Corp | 弾球遊技機 |
JP2011183194A (ja) * | 2011-05-26 | 2011-09-22 | Sammy Corp | 弾球遊技機 |
-
1997
- 1997-06-27 JP JP9187555A patent/JPH119787A/ja not_active Withdrawn
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007275633A (ja) * | 2007-07-31 | 2007-10-25 | Taiyo Elec Co Ltd | 弾球遊技機 |
JP2007275634A (ja) * | 2007-07-31 | 2007-10-25 | Taiyo Elec Co Ltd | 弾球遊技機 |
JP2007275631A (ja) * | 2007-07-31 | 2007-10-25 | Taiyo Elec Co Ltd | 弾球遊技機 |
JP2007275629A (ja) * | 2007-07-31 | 2007-10-25 | Taiyo Elec Co Ltd | 弾球遊技機 |
JP2007275630A (ja) * | 2007-07-31 | 2007-10-25 | Taiyo Elec Co Ltd | 弾球遊技機 |
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JP2007307403A (ja) * | 2007-07-31 | 2007-11-29 | Taiyo Elec Co Ltd | 弾球遊技機 |
JP2008055240A (ja) * | 2007-11-19 | 2008-03-13 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
JP2008110216A (ja) * | 2007-11-19 | 2008-05-15 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
JP2010234100A (ja) * | 2010-07-27 | 2010-10-21 | Sankyo Co Ltd | 遊技機 |
JP2010264311A (ja) * | 2010-08-30 | 2010-11-25 | Sammy Corp | 弾球遊技機 |
JP2011131105A (ja) * | 2011-04-08 | 2011-07-07 | Sammy Corp | 弾球遊技機 |
JP2011183195A (ja) * | 2011-05-26 | 2011-09-22 | Sammy Corp | 弾球遊技機 |
JP2011183194A (ja) * | 2011-05-26 | 2011-09-22 | Sammy Corp | 弾球遊技機 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20050908 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20060925 |