JPH1191439A - 自動車のハイマウントストップランプ及びそれを用いたリヤコンビネーションランプ - Google Patents
自動車のハイマウントストップランプ及びそれを用いたリヤコンビネーションランプInfo
- Publication number
- JPH1191439A JPH1191439A JP25576297A JP25576297A JPH1191439A JP H1191439 A JPH1191439 A JP H1191439A JP 25576297 A JP25576297 A JP 25576297A JP 25576297 A JP25576297 A JP 25576297A JP H1191439 A JPH1191439 A JP H1191439A
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- JP
- Japan
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- lamp
- stop lamp
- vehicle
- automobile
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 大型車両からの視認性も向上する自動車のハ
イマウントストップランプ及びそれを用いたリヤコンビ
ネーションランプを提供する。 【解決手段】 自動車の後面部１からルーフ面２にかけ
て、略Ｌ形に湾曲した形状のストップランプ４が取付け
られているため、ストップランプ４からの光は後方だけ
でなく、上方にも発せられる。従って、視点の低い後続
車両から見た場合の視認性だけでなく、視点の高い大型
の後続車両から見た場合の視認性も向上する。
イマウントストップランプ及びそれを用いたリヤコンビ
ネーションランプを提供する。 【解決手段】 自動車の後面部１からルーフ面２にかけ
て、略Ｌ形に湾曲した形状のストップランプ４が取付け
られているため、ストップランプ４からの光は後方だけ
でなく、上方にも発せられる。従って、視点の低い後続
車両から見た場合の視認性だけでなく、視点の高い大型
の後続車両から見た場合の視認性も向上する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、特に小型車に好
適な自動車のハイマウントストップランプ及びそれを用
いたリヤコンビネーションランプに関するものである。
適な自動車のハイマウントストップランプ及びそれを用
いたリヤコンビネーションランプに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】後続車両からの視認性を高めるために、
ストップランプを高い位置に設けたハイマウントストッ
プランプ構造が知られている。一般的なハイマウントス
トップランプ構造としては、ストップランプをリヤパー
セルに設置したり、或いはリヤスポイラやスキーキャリ
アの後面に設置することにより、ストップランプの位置
を高めている（類似技術として、実開平５−４１９７８
号公報参照）。
ストップランプを高い位置に設けたハイマウントストッ
プランプ構造が知られている。一般的なハイマウントス
トップランプ構造としては、ストップランプをリヤパー
セルに設置したり、或いはリヤスポイラやスキーキャリ
アの後面に設置することにより、ストップランプの位置
を高めている（類似技術として、実開平５−４１９７８
号公報参照）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、リヤパーセルやリヤスポイ
ラ等に設けられたストップランプから光を後方に発し
て、後続車両の乗員に認識させる構造のため、後続車両
の視点があまり高くない場合には、ストップランプの視
認性は向上するものの、例えば大型トラックのように運
転席の位置が高い大型車両の場合は、ストップランプの
一層の視認性の向上が望まれている。
うな従来の技術にあっては、リヤパーセルやリヤスポイ
ラ等に設けられたストップランプから光を後方に発し
て、後続車両の乗員に認識させる構造のため、後続車両
の視点があまり高くない場合には、ストップランプの視
認性は向上するものの、例えば大型トラックのように運
転席の位置が高い大型車両の場合は、ストップランプの
一層の視認性の向上が望まれている。
【０００４】すなわち、従来のストップランプは、光を
後方へ向けて発するだけで、光を上方へ向けて発する構
造になっていないため、ストップランプを上側から見る
場合、直後に比較し、視認性の向上率は小さい。特に、
積載量が１２トンクラスの大型車両が小型車両の後方に
接近したような場合は、小型車両をほぼ真上から見る感
じになるため、ストップランプの視認性を一層向上する
ことが望まれている。
後方へ向けて発するだけで、光を上方へ向けて発する構
造になっていないため、ストップランプを上側から見る
場合、直後に比較し、視認性の向上率は小さい。特に、
積載量が１２トンクラスの大型車両が小型車両の後方に
接近したような場合は、小型車両をほぼ真上から見る感
じになるため、ストップランプの視認性を一層向上する
ことが望まれている。
【０００５】この発明は、このような従来の技術に着目
してなされたものであり、大型車両からの視認性も向上
する自動車のハイマウントストップランプ及びそれを用
いたリヤコンビネーションランプを提供するものであ
る。
してなされたものであり、大型車両からの視認性も向上
する自動車のハイマウントストップランプ及びそれを用
いたリヤコンビネーションランプを提供するものであ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
自動車の後面部からルーフ面にかけて、略Ｌ形に湾曲し
た形状のストップランプを取付けたものである。
自動車の後面部からルーフ面にかけて、略Ｌ形に湾曲し
た形状のストップランプを取付けたものである。
【０００７】請求項１記載の発明によれば、自動車の後
面部からルーフ面にかけて、略Ｌ形に湾曲した形状のス
トップランプが取付けられているため、ストップランプ
からの光は後方だけでなく、上方にも発せられる。従っ
て、視点の低い後続車両から見た場合の視認性だけでな
く、視点の高い大型の後続車両から見た場合の視認性も
向上する。
面部からルーフ面にかけて、略Ｌ形に湾曲した形状のス
トップランプが取付けられているため、ストップランプ
からの光は後方だけでなく、上方にも発せられる。従っ
て、視点の低い後続車両から見た場合の視認性だけでな
く、視点の高い大型の後続車両から見た場合の視認性も
向上する。
【０００８】請求項２記載の発明は、前記ストップラン
プの後面部側の端部から、他のランプを帯状に連続配置
してリヤコンビネーションランプを形成したものであ
る。
プの後面部側の端部から、他のランプを帯状に連続配置
してリヤコンビネーションランプを形成したものであ
る。
【０００９】請求項２記載の発明によれば、ストップラ
ンプに連続して他のランプを帯状に配置したリヤコンビ
ネーションランプを形成したため、自動車後部のデザイ
ン性が向上する。
ンプに連続して他のランプを帯状に配置したリヤコンビ
ネーションランプを形成したため、自動車後部のデザイ
ン性が向上する。
【００１０】請求項３記載の発明は、ルーフ面側及び後
面部側の各端部に、それぞれリフレクタが設けられてい
る。
面部側の各端部に、それぞれリフレクタが設けられてい
る。
【００１１】請求項３記載の発明によれば、ルーフ面側
及び後面部側の端部に、それぞれリフレクタが設けられ
ているため、ランプを点灯させない駐車状態であって
も、該リフレクタからの反射光により、視点の低い車両
からも、視点の高い車両からも、当該車両の存在を確認
することができる。
及び後面部側の端部に、それぞれリフレクタが設けられ
ているため、ランプを点灯させない駐車状態であって
も、該リフレクタからの反射光により、視点の低い車両
からも、視点の高い車両からも、当該車両の存在を確認
することができる。
【００１２】請求項４記載の発明は、ルーフ面及び後面
部から突出した状態で形成されている。
部から突出した状態で形成されている。
【００１３】請求項４記載の発明によれば、リヤコンビ
ネーションランプがルーフ面及び後面部から突出した状
態で形成されているため、側方から見た場合の視認性も
向上する。
ネーションランプがルーフ面及び後面部から突出した状
態で形成されているため、側方から見た場合の視認性も
向上する。
【００１４】
【発明の効果】請求項１記載の発明によれば、自動車の
後面部からルーフ面にかけて、略Ｌ形に湾曲した形状の
ストップランプが取付けられているため、ストップラン
プからの光は後方だけでなく、上方にも発せられる。従
って、視点の低い後続車両から見た場合の視認性だけで
なく、視点の高い大型の後続車両から見た場合の視認性
も向上する。
後面部からルーフ面にかけて、略Ｌ形に湾曲した形状の
ストップランプが取付けられているため、ストップラン
プからの光は後方だけでなく、上方にも発せられる。従
って、視点の低い後続車両から見た場合の視認性だけで
なく、視点の高い大型の後続車両から見た場合の視認性
も向上する。
【００１５】請求項２記載の発明によれば、ストップラ
ンプに連続して他のランプを帯状に配置したリヤコンビ
ネーションランプを形成したため、自動車後部のデザイ
ン性が向上する。
ンプに連続して他のランプを帯状に配置したリヤコンビ
ネーションランプを形成したため、自動車後部のデザイ
ン性が向上する。
【００１６】請求項３記載の発明によれば、ルーフ面側
及び後面部側の端部に、それぞれリフレクタが設けられ
ているため、ランプを点灯させない駐車状態であって
も、該リフレクタからの反射光により、視点の低い車両
からも、視点の高い車両からも、当該車両の存在を確認
することができる。
及び後面部側の端部に、それぞれリフレクタが設けられ
ているため、ランプを点灯させない駐車状態であって
も、該リフレクタからの反射光により、視点の低い車両
からも、視点の高い車両からも、当該車両の存在を確認
することができる。
【００１７】請求項４記載の発明によれば、リヤコンビ
ネーションランプがルーフ面及び後面部から突出した状
態で形成されているため、側方から見た場合の視認性も
向上する。
ネーションランプがルーフ面及び後面部から突出した状
態で形成されているため、側方から見た場合の視認性も
向上する。
【００１８】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を、図１乃至図３に基づいて説明する。
を、図１乃至図３に基づいて説明する。
【００１９】この実施形態では、２人乗りの小型自動車
を示す。この自動車の後面部１における左右両側位置に
は、上部がルーフ面２まで回り込んだ帯状のリヤコンビ
ネーションランプ３がそれぞれ設けられている。このリ
ヤコンビネーションランプ３は、後面部１及びルーフ面
２から台形状に突出した形状をしており（図３参照）、
側面も光るようになっている。従って、自動車の側方か
らの視認性も良い。
を示す。この自動車の後面部１における左右両側位置に
は、上部がルーフ面２まで回り込んだ帯状のリヤコンビ
ネーションランプ３がそれぞれ設けられている。このリ
ヤコンビネーションランプ３は、後面部１及びルーフ面
２から台形状に突出した形状をしており（図３参照）、
側面も光るようになっている。従って、自動車の側方か
らの視認性も良い。
【００２０】このリヤコンビネーションランプ３のう
ち、後面部１とルーフ面２との角部に相当する部位は、
後面部１からルーフ面２にかけて略Ｌ形に湾曲した形状
のストップランプ４により構成されている。このストッ
プランプ４は、後面部１に対応する部分（垂直部分）の
方が、ルーフ面２に対応する部分（水平部分）よりも長
く形成されている。
ち、後面部１とルーフ面２との角部に相当する部位は、
後面部１からルーフ面２にかけて略Ｌ形に湾曲した形状
のストップランプ４により構成されている。このストッ
プランプ４は、後面部１に対応する部分（垂直部分）の
方が、ルーフ面２に対応する部分（水平部分）よりも長
く形成されている。
【００２１】そして、このストップランプ４のルーフ面
２側の端部には、リフレタク５が連続配置されている。
また、ストップランプ４の後面部１側の端部には、バッ
クランプ６、ターンシグナルランプ７、リフレクタ８が
順に配置されている。
２側の端部には、リフレタク５が連続配置されている。
また、ストップランプ４の後面部１側の端部には、バッ
クランプ６、ターンシグナルランプ７、リフレクタ８が
順に配置されている。
【００２２】この実施形態によれば、自動車の後面部１
からルーフ面２にかけて、略Ｌ形に湾曲した形状のスト
ップランプ４が取付けられているため、ストップランプ
４からの光は後方だけでなく、上方にも発せられる。従
って、視点の低い後続車両からの視線Ａだけでなく、視
点の高い大型の後続車両からの視線Ｂに対しても視認性
が良い。従って、小型車両の後方に、大型車両が接近し
た状態になっても、小型車両の存在を大型車から確実に
認識することができ、それら同士の衝突回避に有効であ
る。
からルーフ面２にかけて、略Ｌ形に湾曲した形状のスト
ップランプ４が取付けられているため、ストップランプ
４からの光は後方だけでなく、上方にも発せられる。従
って、視点の低い後続車両からの視線Ａだけでなく、視
点の高い大型の後続車両からの視線Ｂに対しても視認性
が良い。従って、小型車両の後方に、大型車両が接近し
た状態になっても、小型車両の存在を大型車から確実に
認識することができ、それら同士の衝突回避に有効であ
る。
【００２３】また、このようなストップランプ４を含む
帯状のリヤコンビネーションランプ３を自動車後部の左
右両側に設けたため、自動車後部におけるデザイン性が
向上する。
帯状のリヤコンビネーションランプ３を自動車後部の左
右両側に設けたため、自動車後部におけるデザイン性が
向上する。
【００２４】更に、リヤコンビネーションランプ３にお
けるルーフ面２側及び後面部１側に、それぞれリフレク
タ５、８が設けられているため、ランプを点灯させない
駐車状態であっても、該リフレクタ５、８からの反射光
により、視点の低い後続車両からも、視点の高い車両か
らも、車両の存在を確認することができる。
けるルーフ面２側及び後面部１側に、それぞれリフレク
タ５、８が設けられているため、ランプを点灯させない
駐車状態であっても、該リフレクタ５、８からの反射光
により、視点の低い後続車両からも、視点の高い車両か
らも、車両の存在を確認することができる。
【図１】この発明の一実施形態に係る自動車のハイマウ
ントストップランプを示す小型自動車の側面図。
ントストップランプを示す小型自動車の側面図。
【図２】小型自動車の後部を斜め上方から見た状態を示
す斜視図。
す斜視図。
【図３】図２のＳＡ−ＳＡ線に沿った断面図。
１ 後面部 ２ ルーフ面 ３ リヤコンビネーションランプ ４ ストップランプ ５、８ リフレクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 和田 智 神奈川県横浜市神奈川区宝町２番地 日産 自動車株式会社内
Claims (4)
- 【請求項１】 自動車の後面部からルーフ面にかけて、
略Ｌ形に湾曲した形状のストップランプを取付けたこと
を特徴とする自動車のハイマウントストップランプ。 - 【請求項２】 請求項１記載のストップランプの後面部
側の端部から、他のランプを帯状に連続配置したことを
特徴とする自動車のリヤコンビネーションランプ。 - 【請求項３】 請求項２記載のリヤコンビネーションラ
ンプであって、ルーフ面側及び後面部側の各端部に、そ
れぞれリフレクタが設けられていることを特徴とする自
動車のリヤコンビネーションランプ。 - 【請求項４】 請求項２又は請求項３記載の自動車のリ
ヤコンビネーションランプであって、ルーフ面及び後面
部から突出した状態で形成されていることを特徴とする
自動車のリヤコンビネーションランプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25576297A JPH1191439A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | 自動車のハイマウントストップランプ及びそれを用いたリヤコンビネーションランプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25576297A JPH1191439A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | 自動車のハイマウントストップランプ及びそれを用いたリヤコンビネーションランプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1191439A true JPH1191439A (ja) | 1999-04-06 |
Family
ID=17283278
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25576297A Pending JPH1191439A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | 自動車のハイマウントストップランプ及びそれを用いたリヤコンビネーションランプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1191439A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006231988A (ja) * | 2005-02-22 | 2006-09-07 | Nissan Motor Light Truck Co Ltd | 車両用後方確認装置 |
| JP2013159264A (ja) * | 2012-02-07 | 2013-08-19 | Jirou Collection:Kk | 車輌用灯光システム |
-
1997
- 1997-09-19 JP JP25576297A patent/JPH1191439A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006231988A (ja) * | 2005-02-22 | 2006-09-07 | Nissan Motor Light Truck Co Ltd | 車両用後方確認装置 |
| JP2013159264A (ja) * | 2012-02-07 | 2013-08-19 | Jirou Collection:Kk | 車輌用灯光システム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050323 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050329 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060516 |