JP3099318U - 屋根設置ストップランプ装置 - Google Patents

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【課題】 後続車両が大型トラック等の大型車両であった場合、その運転席は乗用車の場合より遙かに高いので、前方を行く乗用車との車間距離が小になると、そのストップランプは低すぎて視認しにくく、追突事故を起こし易かった。
【解決手段】 ブレーキをかけた時には車両後部のストップランプ23が点灯し、そのことを後方車両に知らせることになっているが、それとは別に、乗用車22の屋根25の出来るだけ前部に、ストップランプ23と同期して点灯する屋根設置ストップランプ装置1を設置する。すると、ブレーキをかけたときには、屋根の前部という高い位置にてもランプが点灯するので、車間距離を詰めて後方から接近して来た車両が運転席の高い大型トラックであったとしても、視線を特に意識して下方に向けなくとも、容易に視認してもらえるようになる。
【選択図】    図1

Description

 本考案は、ブレーキをかけたことを後方車両に知らせるためのランプを、乗用車の屋根の上に設置するようにした屋根設置ストップランプ装置に関するものである。
 自動車には、ブレーキをかけた時に点灯する赤色のストップランプが、自動車の後部の下側に設けられている。これは、ブレーキをかけたことを後方車両に知らせ、追突されるのを防止するためのものである。運転者がフットブレーキを踏み込むと、それに連動させられているブレーキスイッチがオンし、ストップランプへ通電され、点灯する。
 このようなストップランプは、法令で定められている箇所(後部の両側)には必ず設置しなければならないが、それとは別に、ハイマウントストップランプを設けることも行われている。
 ハイマウントストップランプは、車室内であって後部座席の後ろの中央付近に設けられる。これは、正規のストップランプより設置位置が高いので、後方からの視認性はストップランプよりも良い。なお、ハイマウントストップランプは、視認性という実用的な観点からだけでなく、ファッション性の観点から取り付けられることが多い。
(問題点)
 しかしながら、後続車両が大型トラック等の大型車両であった場合、その運転席は乗用車の場合より遙かに高いので、前方を行く乗用車のストップランプは、車間距離が小になればなるほど視認しにくくなり、追突事故を起こし易いという問題点があった。
(問題点の説明)
 図7は、従来の乗用車の後方からの視認状況を示す図である。図7において、20は大型トラック、21は運転席、22,22−1は乗用車、23はストップランプ、24はハイマウントストップランプである。図7(1)は、後続車両も乗用車である場合を示し、図7(2)は後続車両が大型トラックである場合を示している。
 まず図7(1)の場合であるが、後続の乗用車22−1の運転者は、点線で図示するように、前方を走行する乗用車22のハイマウントストップランプ24はほぼ正面に見ることが出来るし、ストップランプ23は僅か下方に見ることが出来る。従って、運転者は、正面を向いた自然な姿勢のままで、前方を行く車両のブレーキ操作状況をよく知ることが出来る。それは車間距離が小になっても言えることである。
 次に図7(2)の場合であるが、後続車両が大型トラック20であると、その運転席21は乗用車22より遙かに高い位置にある。従って、前方を走行する乗用車22との車間距離が小になってくると、そのストップランプ23やハイマウントストップランプ24を視認するためには、点線で図示するように、視線を相当下方に移動させる必要がある。即ち、大型トラック20の運転者は、正面を向いた自然な姿勢のままでは、前方を行く乗用車22のブレーキ操作状況を知ることは出来ず、それを知るためには意識して視線を下方に向ける必要がある。そのため、前方車両がブレーキ操作をしたのに気がつかなかったり、気がつくのが遅れたりして、追突事故を起こすことがあった。
 近年では、車両サイズの規制緩和や一度に多量の荷物を運んで運送料を割安にするため等の要因があってか、大型のトラックが多くなって来ている。このところ高速道路での追突事故が頻発しており、必ずと言ってよいほど追突した方に大型車両が含まれているが、前方車両のストップランプの視認性不良も一因と考えられる。
 本考案は、以上のような問題点を解決することを課題とするものである。
 前記課題を解決するため、本考案の屋根設置ストップランプ装置は、車両の屋根に設置する赤色発光のランプと、該ランプに通電するための配線とを具えた構成とし、車両後部のストップランプと前記ランプとが、該ストップランプへ通電する車両電源装置からみて並列接続となるよう、前記配線を接続することとした。
 また、車両の屋根に設置する太陽熱発電装置と、同じく該屋根に設置され、該太陽熱発電装置より逆流阻止装置を介して充電される蓄電装置と、同じく該屋根に設置され、該蓄電装置に対し直列接続されるリモコンスイッチと赤色発光のランプと、車両後部のストップランプへ通電する車両電源装置からみて、該ストップランプと並列接続となるよう接続され、通電されれば前記リモコンスイッチをオンするスイッチ信号を発するスイッチ信号発信機とを具える構成としてもよい。
 本考案の屋根設置ストップランプ装置を乗用車の屋根の前部に取り付ければ、ブレーキをかけたときには、屋根の前部という高くて前に進んだ位置にてランプが点灯することになる。そのため、車間距離を詰めて後方から接近して来た車両が運転席の高い大型トラック等であったとしても、視線を特に意識して下方に向けなくとも、点灯したランプを視認して貰うことが出来、前方車両でのブレーキ操作を容易に認識して貰うことが出来る。
 屋根設置ストップランプ装置に太陽熱発電装置を組み込み、その発電電力を利用して屋根設置ストップランプ装置内のランプを点灯するようにした場合には、車両電源装置とを結ぶ配線は不用となるから、設置した場合の車両外観を損なうこともない。
 以下、本考案の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
 図1は、本考案の屋根設置ストップランプ装置を乗用車に取り付けた状態を示す図である。図1において、1は屋根設置ストップランプ装置、22は乗用車、23はストップランプ、25は屋根である。本考案の屋根設置ストップランプ装置1は、乗用車22の屋根25の、出来るだけ前側に取り付ける(屋根最前部の中央位置が最も望ましい)。その方が、後続車両の運転席が高い位置にあっても、視認する場合に視線を下向きにする度合が少なくて済むからである。
 屋根に取り付ける手段としては、接着手段や吸着手段を用いてもよいし、ネジ等の機械的手段を用いてもよい。
 図2は、本考案の屋根設置ストップランプ装置1の第1の実施形態を示す図である。2は配線、3はランプ、A,Bは矢印である。図2(1)は屋根設置ストップランプ装置1を側方から見た図であり、図2(2)は(1)の矢印Aの方向から見た図であり、図2(3)は(1)の矢印Bの方向から見た図である。
 屋根設置ストップランプ装置1を乗用車の屋根に取り付ける場合、ランプ3が見える側が車両後方を向くように取り付ける。屋根設置ストップランプ装置1の横方向の長さは、屋根幅の範囲内で、任意の長さにすることが出来る。この例では、図2(2)に示すように、横方向の長さを相当長くしているが、長くしてスペースを大にした場合、ランプ3としては1個のみならず複数個のランプを組み込むことが出来、表示がより一層明瞭になる。
 配線2は、まず屋根の上を這わせ、ついで窓枠等に沿って這わせ、最後に車室内に引き入れ、ストップランプへの配線に接続する。
 図3は、第1の実施形態における電気回路を示す図である。符号は図1,図2のものに対応し、26は車両電源装置、27はブレーキスイッチ、28はブレーキ装置である。
 車両電源装置26は、車載バッテリやダイナモ(エンジン駆動の発電機)等で構成されている。ブレーキスイッチ27は、運転者がブレーキ装置28のブレーキペダルを踏み込んだ時に、オンするようにされているスイッチである。このブレーキスイッチ27は、車両電源装置26とストップランプ23とを結ぶ電気回路に直列に接続されている。従って、ブレーキペダルを踏み込むとブレーキスイッチ27がオンし、ストップランプ23へ通電され、点灯する。
 屋根設置ストップランプ装置1からの配線2は、ブレーキスイッチ27とストップランプ23との間の配線の適宜の位置に、ストップランプ23とランプ3とが並列となるよう接続される。このようにしておけば、屋根設置ストップランプ装置1のランプ3も、ストップランプ23に同期して点灯,消灯がなされる。
 図4は、本考案の第2の実施形態を示す図である。符号は図2のものに対応し、13は太陽熱発電装置である。図4(1)は屋根設置ストップランプ装置1を側方から見た図であり、図4(2)は(1)の矢印Aの方向から見た図であり、図4(3)は(1)の矢印Bの方向から見た図である。そして、図4(4)は、屋根設置ストップランプ装置1を上方から見下ろした図である。
 第1の実施形態のものと相違する点は、太陽熱発電装置13を組み込み、そこからの発電電力でランプ3を点灯するようにした点である。第1の実施形態のように、車両電源装置からの電力で点灯しようとすると、それとの接続手段である配線2がどうしても必要となるが、車体表面に配線2を這わせざるを得ず、外観の面から好ましくない。そこで、第2の実施形態では、それらを不用にしようとしたものである。
 太陽熱発電装置13は、太陽熱を受け易いように、屋根設置ストップランプ装置1の上面に設けられる。
 図5は、第2の実施形態における電気回路を示す図である。符号は図3のものに対応し、11はリモコンスイッチ、12は逆流阻止装置、13は太陽熱発電装置、14は蓄電装置、15はスイッチ信号発信機である。
 スイッチ信号発信機15は、ブレーキスイッチ27とストップランプ23との間に、ストップランプ23と並列となるよう接続される。
 第2の実施形態の屋根設置ストップランプ装置1の中においては、太陽熱発電装置13が逆流阻止装置12を介して蓄電装置14と接続され、その蓄電装置14に対して、リモコンスイッチ11とランプ3とが直列にして接続されている。
 太陽熱発電装置13で発電した電力は蓄電装置14へ充電されるが、逆流阻止装置12は、その充電電力が太陽熱発電装置13側へ逆流しないようにするために介挿される。リモコンスイッチ11がオンされると、蓄電装置14に充電された電力でランプ3は通電され、点灯する。リモコンスイッチ11は、スイッチ信号発信機15からのスイッチ信号を受信してオンするものである。
 従って、運転者がブレーキ装置28のブレーキペダルを踏み込むと、ブレーキスイッチ27がオンし、ストップランプ23を点灯すると共にスイッチ信号発信機15よりスイッチ信号を発する。屋根設置ストップランプ装置1内のリモコンスイッチ11は、そのスイッチ信号を受信してオンするので、蓄電装置14よりランプ3へ通電され、ランプ3も点灯する。これらの動作により、ストップランプ23とランプ3が同期して点灯し、運転者がブレーキ操作したことを表示する。
 図6は、本考案装置を設置した乗用車の後方からの視認状況を示す図である。符号は図1,図7のものに対応している。
 後続車両が大型トラック20であった場合、その高い運転席21から、車間距離小で前方を走行する乗用車22を見た場合、点線で示すように、ストップランプ23を視認するには、視線を相当下方に向ける必要があるのに対し、屋根設置ストップランプ装置1を視認するには、僅か下方に向けるだけでよい。
 従って、運転者は、正面を向いた自然な姿勢で運転していても、屋根設置ストップランプ装置1が点灯した場合、それを無理なく視認することが可能となる。これにより、前方車両の運転者がブレーキをかけたことを見逃すことが少なくなり、早めに対応することが出来るので、追突事故に至ることが少なくなる。
本考案の屋根設置ストップランプ装置を乗用車に取り付けた状態を示す図 本考案の第1の実施形態を示す図 第1の実施形態における電気回路を示す図 本考案の第2の実施形態を示す図 第2の実施形態における電気回路を示す図 本考案装置を設置した乗用車の後方からの視認状況を示す図 従来の乗用車の後方からの視認状況を示す図
符号の説明
 1…屋根設置ストップランプ装置、2…配線、3…ランプ、11…リモコンスイッチ、12…逆流阻止装置、13…太陽熱発電装置、14…蓄電装置、15…スイッチ信号発信機、20…大型トラック、21…運転席、22…乗用車、23…ストップランプ、24…ハイマウントストップランプ、25…屋根、26…車両電源装置、27…ブレーキスイッチ、28…ブレーキ装置、A,B…矢印

Claims (2)

  1.  車両の屋根に設置する赤色発光のランプと、
    該ランプに通電するための配線とを具え、
    車両後部のストップランプと前記ランプとが、該ストップランプへ通電する車両電源装置からみて並列接続となるよう、前記配線を接続する
    ことを特徴とする屋根設置ストップランプ装置。
  2.  車両の屋根に設置する太陽熱発電装置と、
    同じく該屋根に設置され、該太陽熱発電装置より逆流阻止装置を介して充電される蓄電装置と、
    同じく該屋根に設置され、該蓄電装置に対し直列接続されるリモコンスイッチと赤色発光のランプと、
    車両後部のストップランプへ通電する車両電源装置からみて、該ストップランプと並列接続となるよう接続され、通電されれば前記リモコンスイッチをオンするスイッチ信号を発するスイッチ信号発信機と
    を具えたことを特徴とする屋根設置ストップランプ装置。
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