JPH1189381A - 草刈り装置 - Google Patents

草刈り装置

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JPH1189381A
JPH1189381A JP25446597A JP25446597A JPH1189381A JP H1189381 A JPH1189381 A JP H1189381A JP 25446597 A JP25446597 A JP 25446597A JP 25446597 A JP25446597 A JP 25446597A JP H1189381 A JPH1189381 A JP H1189381A
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和夫 鮫島
Yoshiyuki Ezaki
善幸 江崎
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光弘 松山
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Junichi Kitamura
純一 北村
Koji Fujiwara
孝次 藤原
Matsuo Tachibana
松雄 橘
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な改造によって、しかも、装置の大型を
招くことなく、旋回時に刈り高さが左右で不揃いになる
不都合を抑制又は解消できるようにする。 【解決手段】 前後向きのローリング軸心Y回りでロー
リング自在であり、かつ、地面上を転がり移動するため
の接地輪49を有したリールモア6を、縦軸心Z回りで
ヨーイング自在に走行機体から延出された第1アームに
支持し、側面視における縦軸心Zに後倒れした傾斜角を
与えるともに、縦軸心Zと地面との交点Pが、接地輪4
9の接地点Qよりも進行方向で前方に寄るように縦軸心
Zを設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リールモアを用い
た草刈り装置に係り、詳しくは、走行機体の旋回に起因
した刈り高さの不揃い現象を抑制させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にリールモアを用いた草刈り装置
は、地面の起伏や凹凸に追従できるように、前部に設け
た軸心によってローリング自在に支持されていた(特開
平9‐121645号公報等)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した草刈り装置を
備えた機体を、特開平9‐121644号公報の図3に
示されるように、旋回させながら草刈り作業すると、ロ
ーリング軸心をモアハウジングの上方に備えたリールモ
アに遠心力が作用するとともに、リールモアと機体の非
操向輪との位置が通常は前後に離れていて、リールモア
の向きと実際の旋回進行方向とのズレに起因した接地抵
抗(引きずり抵抗)や芝の抵抗による旋回外側への横向
きの力が作用するようになる。
【0004】その結果、前記いずれの力もリールモア
を、その旋回外側部分を持ち上げるようにローリングさ
せることになるので、それによって草の刈取り高さが左
右で不揃いになるという不都合の生じることがあり、改
善の余地があった。
【0005】本発明の目的は、簡単な改造によって、し
かも、装置の大型化を招くことなく上記不都合を抑制又
は解消できるようにする点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
〔構成〕本発明は、草刈り装置において、前後軸心回り
でローリング自在であり、かつ、地面上を転がり移動す
るための接地輪を有したリールモアを、縦軸心回りでヨ
ーイング自在に走行機体から延出されたアームに支持
し、側面視における縦軸心に後倒れした傾斜角を与える
ともに、縦軸心と地面との交点が、接地輪の接地点より
も進行方向で前方に寄る状態に縦軸心を設定してあるこ
とを特徴とする。
【0007】〔作用〕請求項1の構成によれば、旋回し
乍らの刈取作業時に、ステアリング操作に伴って機体の
先端が旋回中心側に向きを変えると、前述した接地抵抗
と、側面から作用する芝の抵抗をとをリールモアが受け
るので、牽引点と接地点が前後方向で異なるリールモア
に対して縦軸芯周りに回動モーメントが作用してリール
モアが縦軸芯周りに対地水平姿勢でヨーイングすること
になる。
【0008】つまり、縦軸心の延長線と地面との交点
を、接地輪の接地点よりに前方に設けたことによるキャ
スター作用によって、前述したリールモアの向きと実際
の旋回進行方向とのズレを吸収する方向にヨーイングす
ることになり、旋回外側が持ち上がる方向へのリールモ
アのローリングが抑制又は解消されるようになる。
【0009】又、縦軸心を垂線の状態で設ける場合に
は、回動連結支点が接地輪よりも前方に位置することに
なって装置が大型化するに対し、キャスター作用を生み
出す縦軸心に後倒れした傾斜角を与えた本願のもので
は、リールモアの上方における縦軸心上に存在する牽引
点、すなわちアームとリールモアとの回動連結支点の位
置を後方に寄せることができ、装置のコンパクト化が可
能になる。
【0010】〔効果〕請求項1に記載の作業機では、旋
回し乍らの刈取作業時に、リールモアのローリングが抑
制されて、刈取り跡が左右方向で不揃になることが抑制
され、刈り跡が綺麗に仕上がるとともに、そのためのヨ
ーイング支持構造を、後倒れキャスター角によってコン
パクトに構成できるに至った。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1及び図2に示すように、駆動
型の前車輪1、及び、ステアリング操作される駆動型の
後車輪2を備えた走行機体の後部にエンジンボンネット
3に内装される状態でエンジン4を配置すると共に、こ
のエンジンボンネット3の上方位置に集草容器5を配置
し、走行機体の前端位置に3つのリールモア6,6,6
から成る草刈り装置を昇降自在に備え、夫々のリールモ
ア6,6,6からの刈り芝をダクト7、吸引ブロア8夫
々を介して集草容器5に送り込む乗用型芝刈機を構成す
る。
【0012】又、該走行機体の前部位置に前方、及び、
両側方に開放するステップ11を形成し、このステップ
11の前部位置に操縦塔12を設け、この操縦塔12の
上端位置にステアリングハンドル13を設け、ステップ
11の後部位置に運転座席14を設け、更に、この運転
座席14の上部と側部とを保護するループ状の保護フレ
ーム15を設けている。図5に示すように、前記3つの
リールモア6,6,6は走行機体を基準にして左右方向
での中央位置と、中央位置より後方側の両側部位置とに
配置されると共に、中央位置のリールモア6の刈り幅の
両側端部と、両側部のリールモア6,6刈り幅の内端部
とを重複させるよう位置関係を設定して配置されてい
る。
【0013】又、前記ダクト7は3つのリールモア6,
6,6夫々からの刈り芝を送る可撓性の3つの第1ダク
ト7a,7a,7aと、この3つの第1ダクト7a,7
a,7aを機体正面位置で合流させるさせる合流部材7
bと、この合流部材7bからの刈り芝を送るため第1ダ
クト7aより大径で可撓性の第2ダクト7cとを備えて
構成され、この第2ダクト7cは機体正面位置から機体
右側部位置に亘って配置され、走行機体の側部位置の第
2ダクト7cの中間位置に前記吸引ブロア8が介装され
ている。
【0014】又、この吸引ブロア8から第2ダクト7c
を介して上方に送り出される刈り芝は該第2ダクト7c
の上端に斜め姿勢で形成された開口を介して前記集草容
器5の受入れ筒16に送られるものとなっている。又、
前記合流部材7bは第1ダクト7aが接続する筒状部を
前方及び左右方向に開口する形態で形成し、第2ダクト
7cが接続する筒状部を上方に開口する形態で形成した
金属製の部材で構成され、この合流部材7bは走行機体
の左右方向での中央位置の前方位置に支柱17を介して
位置固定状態に支持されている。
【0015】図1に示すように、前記第2ダクト7cの
うち吸引ブロア8の前方側部位においては合流部材7b
に接続する部位の直上位置を最も高い位置に設定し、吸
引ブロア8に接続する部位が最も低くなるよう設定する
ことで斜め姿勢に配置され、第2ダクト7c内に刈り芝
が残留しないようになっている。
【0016】図1に示すように、前記集草容器5は、同
図に示す姿勢で後方に開放する開口が形成された容器本
体5aと、開口上縁のヒンジ19を介して開閉自在に取
り付けた蓋体5bとを備えて構成されている。又、この
集草容器5は開口縁の下部位置に備えたブラケット20
の下端を、走行機体後部の支持フレーム21に形成され
たステー22に対して横向き姿勢の支軸23周りで揺動
自在に連結することで、集草容器5全体を同図に示す集
草姿勢と図2に示す放出姿勢とに切換え得るよう構成さ
れている。尚、受入れ筒16から空気の流れとともに送
り込まれた刈り芝は、集草容器5の内部での空気の流速
の低下により自重で集草容器5内に落下して回収される
ものとなっており、空気は集草容器5の内部の上部空間
から蓋体5bの後面側に形成された排気路(図示せず)
を介して容器外に排出されるものとなっている。
【0017】又、集草容器本体5aの姿勢切換を行う放
出シリンダ24を前記ブラケット20と支持フレーム2
1とに亘って備えると共に、集草容器本体5aの姿勢切
換と連動して蓋体5bを開閉操作するリンク部材25を
前記ステー22と蓋体5bに連結したアーム26とに亘
って備えることで、放出シリンダ24の収縮側への駆動
によって集草容器本体5aを集草姿勢に設定した場合に
は同図に示すように蓋体5bを閉塞状態に維持し、放出
シリンダ24の伸長側への駆動によって集草容器本体5
aを放出姿勢切換えた場合には図2に示すように、第2
ダクト7cの上端から受入れ筒16を分離させ、かつ、
蓋体5bを開放した状態で集草容器本体5aの開口を下
方に向けて刈り芝の放出を行えるものとなっている。
【0018】図5に示すように、前記吸引ブロア8は前
後向き姿勢の駆動軸8aを備えると共に、この駆動軸8
aに対してエンジン4からの動力がベルトテンション式
のクラッチ28、前後向き姿勢の伝動軸29、この伝動
軸29と駆動軸8aとに亘って形成されたベルト伝動機
構30夫々を介して伝えられるものとなっている。
【0019】図5に示すように、車体フレーム32の前
端の左右方向での中央位置に対して、走行機体の前後方
向に沿う姿勢の第1アーム33の基端部を横向き姿勢の
軸芯X周りで揺動自在に軸支すると共に、車体フレーム
32前端の左右両端位置に対して、前端側ほど走行機体
の外側に屈曲する形状の第2アーム34の基端部を横向
き姿勢の軸芯Xと同軸芯周りで揺動自在に軸支し、第1
アーム33、第2アーム34の前端位置に夫々のリール
モア6,6,6を連結支持してある。
【0020】つまり、図6に示すように、第1アーム3
3の基端部近傍に第1リフトシリンダ35で昇降駆動さ
れるリフトアーム36を備え、このリフトアーム36と
第1アーム33の基端部とをリンク材37を介して吊り
下げ状態に連結し、又、図7に示すように、左右夫々の
第2アーム34,34の基端部に夫々の第2アームと3
4一体揺動するアーム34aを備え、このアーム34a
を操作する第2リフトシリンダ38を備えている。図5
に示すように、第1アーム33、第2アーム34夫々の
先端位置には前方に開放するチャンネル状の支持ブラケ
ット39を前後向き姿勢のローリング軸芯Y周りで回動
自在に設け、この支持ブラケット39に対して前記リー
ルモア6の上部の主フレーム40の左右方向での中央位
置が上下向き姿勢のヨーイング軸芯Z周りで回動自在に
支持されている。
【0021】図8,図9に示すように、側面視における
ヨーイング軸芯(縦軸心の一例)Zに後倒れした傾斜角
を与えてあり、ヨーイング軸芯Zと地面との交点Pが、
前部接地ローラ(接地輪の一例)49の接地点Qよりも
進行方向で前方に寄る状態にヨーイング軸芯Zを設定し
てある。つまり、後倒れ状のキャスター角設定によって
交点Pと接地点Qとにトレールtを存在させてあり、牽
引点となるヨーイング軸芯Zでリールモア6を引きずり
移動させることで、ふらふらすることなく安定して牽引
できるとともに、牽引箇所である支持ブラケット39の
位置を極力後方に寄せて、支柱材52が前に出過ぎない
コンパクトなリールモア支持部を実現させてある。
【0022】又、図3及び図4に示すように、走行機体
の前端位置には左右方向の外端ほど上方に向かう形状の
フレーム材41を備え、このフレーム材41の左右両外
端位置にゴム等の弾性材製の接当ローラ42,42を前
後向き姿勢の軸芯周りで回動自在に支持してある。そし
て、3つのリールモア6,6,6を上昇させる場合には
第1リフトシリンダ35、第2リフトシリンダ38,3
8夫々を同時に伸長駆動するものとなっており、この上
昇時には図4に示す如く、左右位置のリールモア6,6
の主フレーム40に対して接当ローラ42,42が接当
して、夫々のリールモア6,6,6をローリング軸芯
Y,Y周りで回動させて、その外端側を上方に向かわせ
る傾斜姿勢に切換えるものとなっている。
【0023】3つのリールモア6,6,6は夫々とも等
しい構造のものが用いられており、中央位置のリールモ
ア6を例に挙げて構造を説明する。
【0024】図8〜図10に示すようにリールモア6は
左右に配置された側壁部材45a,45a、上部に配置
された上壁部材45b、後部に配置された後壁部材45
c夫々で成るケース本体45と、このケース本体45の
前部位置に対して着脱自在に取付けられたガイド部材4
6とでケースが構成されると共に、側壁部材45a,4
5aに対し横向き姿勢の軸芯周りで回転自在にリール刃
47を支承し、このリール刃47の下方側の外周に固定
刃48を近接配置し、前部位置及び後部位置に対してゲ
ージ輪としての前部接地ローラ49と後部接地ローラ5
0とを備え、一方の側壁部材45aにリール刃47を駆
動する油圧モータ51を備えて構成されている。
【0025】又、左右の側壁部材45a,45aの前部
位置を左右に貫通するロッド54周りで側壁部材45
a,45aに対して相対揺動できるよう上方に延出した
支柱材52,52の上端同士をリール刃47の回転軸芯
と平行する姿勢で連結する形態に前記主フレーム40が
備えられることで、作業時にはリールモア6のロッド5
4周りでのピッチングを許して地面に対する追従性を高
めるものとなっており、更に、左右の側壁部材45a,
45aの上部位置にはリールモア6を地面から離間する
高さまで上昇させた際に支柱材52との接当でリールモ
ア6のピッチング限界を決めるストッパー43が設けら
れている。
【0026】後壁部材45cは横向き姿勢の揺動軸53
周りで揺動開閉自在に備えられている。又、ガイド部材
46は後方がケース本体45の内部と連通し、前部位置
に上方に向けて開口する排出口46aが形成された袋状
に成形され、排出口46aに対して前記第1ダクト7a
が接続するものとなっている。又、排出口46aは平面
視で左右方向での中央位置に設定され、この排出口46
aに刈り芝を導くよう平面視で左右方向で中央側ほど前
方に張り出すよう山形状の案内用の傾斜面46b,46
bが形成されている。
【0027】又、ケース本体45内部の前部開口の下方
位置には横向き姿勢のロッド54が配置され、ガイド部
材46の後方の開口縁の下端に、このロッド54を弾性
的に挟み込むようバネ材製の左右一対の挟持部材55,
55を備え、ガイド部材46の上面には上壁部材45a
の一対の係合片56,56と係脱自在な左右一対のバッ
クル57,57を備えることで、該ガイド部材46はケ
ース本体45に対して着脱できるよう構成されている。
【0028】図9に示すように、前記左右の側壁部材4
5a,45aの前部位置と、地面との間に吸気用に充分
の間隔の隙間を設定することで空気流入経路44を形成
してある。
【0029】又、リール刃47は図9に矢印で示す方
向、即ち、外周の地面側が走行機体の後方側に移動する
よう回転方向が設定されており、作業時にはリール刃4
7と固定刃48とで切断された刈り芝が、リール刃47
との接触、あるいは、回転に伴う風圧によってケース下
方位置からケース後方位置を介して上方に送られるもの
となっており、このように送られる際に充分な強さの送
り力の作用を受けてガイド部材46の内部を前方に送ら
れ、このガイド部材46の傾斜面46bによって左右方
向での中央位置に案内された後に、排出口46aから上
方の送り出されるものとなっている。そして、このよう
送り出された後には、第1ダクト7a、合流部材7b、
第2ダクト7c、吸引ブロア8、受入れ筒16夫々を介
して前記集草容器5に送られ回収されるものとなってい
る。
【0030】図10に示すように、リール刃47の駆動
軸47aは一方の端部を軸受部材58を介して側壁部材
45aに対して支持し、他方の端部を前記油圧モータ5
1を介して側壁部材45aに対して支持し、軸受部材5
8、油圧モータ51夫々は駆動軸47aより後方側位置
で駆動軸47aと平行姿勢の軸芯上に配置された支軸5
9,59周りに揺動自在に支持され、油圧モータ51を
備えた側を例に挙げると図8に示すように、夫々の前部
位置に備えたナット部材60に螺合するネジ軸61を側
壁部材45aに備えることで、このネジ軸61のノブ6
1aの回動操作で駆動軸47aを上下方向に位置調節し
て固定刃48との間隙を調節できるように構成されてい
る。
【0031】図8に示すように、前部接地ローラ49
は、全幅に亘る支軸49aを備えると共に、両端部位置
の金属製のローラ部49bを支軸49aに遊転支承し、
中間部に大径部49cと小径部49dとを交互に配置し
た芝起立部を支軸49aに遊転支承して構成され、後部
接地ローラ50は支軸50a周りで遊転支承される全幅
に亘って等しい直径のローラを備えて構成されている。
【0032】又、左右の側壁部材45a,45aの前端
部を横外方に折り曲げて支持部としての縦壁状のフラン
ジ64を形成してあり、この左右のフランジ64の後面
に対して支持部材65をボルト66で連結固定してあ
る。この支持部材65は上下方向にネジ軸67が螺合状
態で貫通し、上端に回動操作用のノブ67aを備え、下
端に支持片68を備え、この左右の支持片68,68に
対して前部接地ローラ49の支軸49aが支承されてい
る。
【0033】図8及び図9に示すように、左右の側壁部
材45a,45aの後端位置の外面側に対して縦方向に
多数の貫通孔69aが形成されたプレート69を、選択
した貫通孔69aを挿通するボルト70を介して該側壁
部材45aに連結してあり、この左右のプレート69,
69に対して前記後部接地ローラ50の支軸50aが支
承されている。尚、このプレート69はボルト70が挿
通する貫通孔69aの選択によって後部接地ローラ50
の下方への突出量が変更され芝の刈り高さを調節できる
ものとなっている。
【0034】図9,図11に示すように、受け刃48
は、正面視で横長の略上向きコ字状を呈するブラケット
板71にボルト止めされ、そのブラケット板71左右の
取付部71aを左右の側壁部材45a,45aにボルト
止めしてある。ところが、側壁部材45aは薄い鉄板で
構成されており、左右の平行度の精度は必ずしも良くな
い。そこで、シム72を介して取付部71aと側壁部材
45aとをボルト止めすることにより、受け刃48を反
り返りなく良好な状態で取付けてある。
【図面の簡単な説明】
【図1】芝刈機の全体側面図
【図2】放出姿勢の集草容器の側面図
【図3】芝刈機の正面図
【図4】リールモアを上昇させた状態の正面図
【図5】芝刈機の概略平面図
【図6】第1アームの昇降構造の側面図
【図7】第2アームの昇降構造の側面図
【図8】リールモアの側面図
【図9】リールモアの縦断側面図
【図10】リールモアの平面図
【図11】受け刃と側壁部材との取付け構造を示す要部
の断面図
【符号の説明】
6 リールモア 33 アーム 49 接地輪 Y 前後軸心 Z 縦軸心 P 交点 Q 接地点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 戸越 義和 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 北村 純一 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 藤原 孝次 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 橘 松雄 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後軸心回りでローリング自在であり、
    かつ、地面上を転がり移動するための接地輪を有したリ
    ールモアを、縦軸心回りでヨーイング自在に走行機体か
    ら延出されたアームに支持し、側面視における前記縦軸
    心に後倒れした傾斜角を与えるともに、該縦軸心と地面
    との交点が、前記接地輪の接地点よりも進行方向で前方
    に寄る状態に前記縦軸心を設定してある草刈り装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012090610A (ja) * 2010-10-29 2012-05-17 Sasaki Corporation 草刈り作業機

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JP2012090610A (ja) * 2010-10-29 2012-05-17 Sasaki Corporation 草刈り作業機

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