JPH08322360A - 草刈機 - Google Patents

草刈機

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JPH08322360A
JPH08322360A JP13690895A JP13690895A JPH08322360A JP H08322360 A JPH08322360 A JP H08322360A JP 13690895 A JP13690895 A JP 13690895A JP 13690895 A JP13690895 A JP 13690895A JP H08322360 A JPH08322360 A JP H08322360A
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slope
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 車輪3,4を備えた車体フレーム2に第1ハ
ウジング11を取付け、第1ハウジング11に第2ハウ
ジング12をヒンジ連結し、第2ハウジング12に補助
輪25を取付け、第1ハウジング11内の平面刃21で
畦の上面を刈り、第2ハウジング12内の斜面刃22で
畦の斜面を刈る形式の草刈機1において、補助輪25に
トーインを付けたことを特徴とする草刈機。 【効果】 第2ハウジングのオーバーハング荷重のため
に草刈機が畦の斜面側に進もうとするのを防止して、直
進走行性を向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は二面刈り草刈機の改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】稲作の労働軽減の一策として、畦の草刈
を人力から機械力に置き換える試みがなされ、例えば
特開平6−276825号公報「草刈機及び角度調整装
置及び揺動制御装置」や本出願人が先に提案した実開
平5−9228号公報「草刈機」がある。はその公報
の図1及び図3によれば、フレームFにカッター基台2
を取付け、このカッター基台2に可変カッター基台3を
ヒンジ連結した草刈機であって、カッター基台2に畦の
上面を刈る回転刃43を収納し、可変カッター基台3に
畦の斜面を刈る回転刃43aを収納した構成である。な
お、可変カッター基台3にはガイド車輪31を備えてい
る。
【0003】はその公報の図2によれば、支持フレー
ム7に固定側ハウジング21を取付け、この固定側ハウ
ジング21にスイングハウジング25をヒンジ連結した
草刈機であって、固定側ハウジング21に畦の上面を刈
る主回転刃31を収納し、スイングハウジング25に畦
の斜面を刈る副回転刃35を収納した構成である。な
お、スイングハウジング25には尾輪61を備えてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】回転刃は畦の草を確実
に刈るために、常に畦の上面又は斜面に沿う(畦の上面
又は斜面から浮上がらない)ことが求められる。上記
はその公報の図5に示される通り、カッター基台2から
可変カッター基台3をオーバーハングしたものである。
上記も同様である。即ち、従来の二面刈り草刈機は重
心が畦の斜面側に偏るので、回転刃が畦の斜面から浮上
がることはないが、畦の斜面側に曲ろうとする性質があ
り、直進走行するためには作業者が草刈機を斜面と反対
側に傾けながら走行させる必要があり、作業者の負担が
少なくない。本発明の目的は、畦の草を確実に刈ること
ができる草刈機を提供すること、及び草刈機の直進走行
性を向上することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、車輪を備えた車体フレームに第1ハウジン
グを取付け、第1ハウジングに第2ハウジングをヒンジ
連結し、第2ハウジングに補助輪を取付け、第1ハウジ
ング内の平面刃で畦の上面を刈り、第2ハウジング内の
斜面刃で畦の斜面を刈る形式の草刈機において、前記補
助輪にトーインを付けたことを特徴とする(請求項1に
対応)。
【0006】また、前記補助輪のトーインの角度を1°
〜4°の範囲に設定した(請求項2に対応)。
【0007】更に、前記補助輪を、角度調整機構にてト
ーインの角度を調整可能に取付けることが好ましい(請
求項3に対応)。
【0008】又は、車輪を備えた車体フレームに第1ハ
ウジングを取付け、第1ハウジングに第2ハウジングを
ヒンジ連結し、第2ハウジングに補助輪を取付け、第1
ハウジング内の平面刃で畦の上面を刈り、第2ハウジン
グ内の斜面刃で畦の斜面を刈る形式の草刈機において、
前記補助輪に負キャンバを付けたことを特徴とする(請
求項4に対応)。
【0009】また、前記補助輪の負キャンバの角度を1
°〜4°の範囲に設定した(請求項5に対応)。
【0010】更に、前記補助輪を、角度調整機構にて負
キャンバの角度を調整可能に取付けることが好ましい
(請求項6に対応)。
【0011】又は、車輪を備えた車体フレームに第1ハ
ウジングを取付け、第1ハウジングに第2ハウジングを
ヒンジ連結し、第2ハウジングに補助輪を取付け、第1
ハウジング内の平面刃で畦の上面を刈り、第2ハウジン
グ内の斜面刃で畦の斜面を刈る形式の草刈機において、
前記補助輪にトーインを付け且つ負キャンバを付けたこ
とを特徴とする(請求項7に対応)。
【0012】また、前記補助輪のトーインの角度を1°
〜4°の範囲に設定し、且つ、負キャンバの角度を1°
〜4°の範囲に設定した(請求項8に対応)。
【0013】更に、前記補助輪を、角度調整機構にてト
ーインの角度及び負キャンバの角度を調整可能に取付け
ることが好ましい(請求項9に対応)。
【0014】
【作用】補助輪にトーインを付けたことで、補助輪は第
2ハウジングのオーバーハング荷重のために草刈機が畦
の斜面側に進もうとするのを防止する。このため、草刈
機は直進走行が容易である(請求項1に対応)。
【0015】補助輪のトーインの角度が1°より小さい
と第2ハウジングのオーバーハング荷重の影響が残り、
4°より大きいと補助輪傾斜の影響が大き過ぎて走行抵
抗が大きくなる。草刈機は、補助輪のトーインの角度が
1°〜4°の範囲でもっとも直進走行性が良い(請求項
2に対応)。
【0016】畦の状態や斜面の傾斜角などに合せて、補
助輪のトーインの角度を作業者が自由に設定することが
できる(請求項3に対応)。
【0017】補助輪に負キャンバを付けたことで、補助
輪は第2ハウジングのオーバーハング荷重のために草刈
機が畦の斜面側に進もうとするのを防止する。このた
め、草刈機は直進走行が容易である(請求項4に対
応)。
【0018】補助輪の負キャンバの角度が1°より小さ
いと第2ハウジングのオーバーハング荷重の影響が残
り、4°より大きいと補助輪傾斜の影響が大き過ぎて草
刈機が畦の反対側の斜面に進もうとする。草刈機は、補
助輪の負キャンバの角度が1°〜4°の範囲でもっとも
直進走行性が良い(請求項5に対応)。
【0019】畦の状態や斜面の傾斜角などに合せて、補
助輪の負キャンバの角度を作業者が自由に設定すること
ができる(請求項6に対応)。
【0020】補助輪にトーインと負キャンバとを付けた
ことで、補助輪は第2ハウジングのオーバーハング荷重
のために草刈機が畦の斜面側に進もうとするのを防止す
る。このため、草刈機は直進走行が容易である(請求項
7に対応)。
【0021】補助輪のトーインの角度が1°より小さい
と第2ハウジングのオーバーハング荷重の影響が残り、
4°より大きいと補助輪傾斜の影響が大き過ぎて走行抵
抗が大きくなる。また、補助輪の負キャンバの角度が1
°より小さいと第2ハウジングのオーバーハング荷重の
影響が残り、4°より大きいと補助輪傾斜の影響が大き
過ぎて草刈機が畦の反対側の斜面に進もうとする。草刈
機は、補助輪のトーインの角度が1°〜4°の範囲で、
且つ負キャンバの角度が1°〜4°の範囲でもっとも直
進走行性が良い(請求項8に対応)。
【0022】畦の状態や斜面の傾斜角などに合せて、補
助輪のトーインの角度及び負キャンバの角度を作業者が
自由に設定することができる(請求項9に対応)。
【0023】
【実施例】本発明の実施例を添付図に基づいて以下に説
明する。なお、「前」、「後」、「左」、「右」、
「上」、「下」は草刈機の作業者から見た方向に従う。
また、図面は符号の向きに見るものとする。先ず、図1
〜図4に基づき第1実施例を説明する。図1は本発明に
係る草刈機(第1実施例)の平面図であり、草刈機1
は、パイプ状の車体フレーム2の前部に前輪3、後部に
後輪4を備え、前記車体フレーム2に、より大径の揺動
管5を嵌合し、この揺動管5にエンジン7を載置すると
ともにカッタハウジング10を吊り下げ、カッタハウジ
ング10内部に平面刃21と斜面刃22とを前後及び左
右に離間して配置した二面刈り草刈機の構成である。
【0024】カッタハウジング10は、車体フレーム2
に取付けられた固定側ハウジングとしての第1ハウジン
グ11と揺動側ハウジングとしての第2ハウジング12
とをヒンジ13にて連結したものであり、第1ハウジン
グ11は平面刃21を収納し、第2ハウジング12は斜
面刃22を収納する。14はヒンジ13を通る揺動軸線
である。すなわち、草刈機1は後輪4の輪幅中心を通る
車体フレーム2の走行方向軸心Aから一方(この実施例
では左側)に平面刃21及び斜面刃22をオフセット
し、同方向に前輪3もオフセットし、他方(この実施例
では右側)にエンジン7をオフセットしたものである。
平面刃21は走行方向軸心Aからわずかにオフセットし
ている。
【0025】この場合、前輪3は草刈機1を走行する際
の操縦の目安となるガイド車輪であって細幅タイヤであ
り、後輪4は草刈機1を自走するための走行車輪であっ
て広幅タイヤである。更に、草刈機1は後輪4側を前輪
3側よりも重く設定され、例えば、草刈機1の重量配分
は、前輪3で受ける重量と後輪4で受ける重量との比率
を約1:4に設定される。
【0026】前輪3は、車体フレーム2の前部から延出
した前輪用アーム23に取付けられる。また、第2ハウ
ジング12の左側前部から補助輪用アーム24が延出さ
れ、補助輪用アーム24の前部に第2ハウジング12の
高さを規定するための補助輪25が取付けられる。
【0027】ところで、補助輪25にはトーインを付け
ている(補助輪25の前部が走行方向軸線Aに接近する
方向に傾斜している)。実験の結果、補助輪25のトー
インの角度(走行方向軸線Aに対する傾斜角)θ1は、
1°より小さいと第2ハウジング12のオーバーハング
荷重の影響が残り、4°より大きいと補助輪25の傾斜
の影響が大き過ぎて走行抵抗が大きくなることが判明し
た。このため、補助輪25のトーインの角度θ1は実用
的である1°〜4°の範囲に設定され、好ましくは2°
〜3°の範囲に設定される。
【0028】エンジン7は出力軸7aが下向きであり、
ベルト伝動機構30を介して前記平面刃21及び斜面刃
22を回動するものである。ベルト伝動機構30は上下
2段に張られた第1ベルト31、第2ベルト32及びプ
ーリ類からなり、第1ベルト31で平面刃21を駆動
し、第2ベルト32で斜面刃22を駆動するものであ
る。すなわち、第1ベルト31は、エンジン7の出力軸
7aに取付けられた第1プーリ33と、平面刃軸21a
を駆動するための第2プーリ34とに巻回されている。
【0029】42は第1ハウジング11に係止された揺
動レバーであり、この揺動レバー42の一端にテンショ
ナーロール43、他端にブレーキシュー44を形成し、
作業者が図示せぬ操作レバー及びワイヤで揺動レバー4
2を図反時計方向へ揺動すれば、第1ベルト31は緊張
して、第1プーリ33の動力を第2プーリ34に伝達
し、平面刃軸21aを駆動する構成となっている。逆
に、揺動レバー42を図時計方向へ揺動すれば、第1ベ
ルト31は弛み、動力の伝達が弱まり、ブレーキシュー
42で第1ベルト31を制動することができる。以上の
要領で、エンジン運転中並びに走行中に、任意に平面刃
21の運転/停止をなせる。
【0030】第2ベルト32は、第2プーリ34の下方
に一体形成されたアイドラープーリ35(以下「第3プ
ーリ35」と言う)、斜面刃軸22aを駆動するための
第4プーリ36、揺動軸線14の近傍に概ね前後1列に
配列された3つのアイドラープーリ37〜39(以下
「第5・第6・第7プーリ37〜39」と言う)、第5
プーリ37の下方に一体形成されたアイドラープーリ4
1(以下「第8プーリ41」と言う)に巻回されてい
る。配置的には、後側の第5プーリ37(第8プーリ4
1を含む)を第1ハウジング11に軸支し、前側の傾斜
した第6プーリ38及び中央の第7プーリ39を第2ハ
ウジング12に軸支している。従って、第2ベルト32
は第3プーリ35・第5プーリ37・第6プーリ38・
第4プーリ36・第7プーリ39・第8プーリ41・第
3プーリ35のループで巻回される。
【0031】図2は本発明に係る草刈機(第1実施例)
の側面図(要部)であり、車体フレーム2に揺動管5が
取付けられ、この揺動管5にマウントプレート6を介し
てエンジン7がマウントされ、一方、揺動管5にハンガ
ブラケット8,8を介して第1ハウジング11が吊り下
げられていることを示す。エンジン7は上記2つの刈刃
(平面刃21及び斜面刃22)の他に、ユニバーサル軸
26を介して無段変速機27を駆動し、この無段変速機
27でチェーン28を介して後輪4を駆動するものであ
る。
【0032】前輪用アーム23はピン51で車体フレー
ム2側に取付けられているとともに、差込みピン52を
差し替えることにより上下方向の取付け角を変更できる
機構となっている。53…(…は複数を示す。以下同
じ。)はピン孔であり、54はプレートである。同様
に、補助輪用アーム24はピン55で第2ハウジング1
2側に取付けられているとともに、差込みピン56を差
し替えることにより上下方向の取付け角を変更できる機
構となっている。57はブラケットであり第2ハウジン
グ12に固着される。また、ハンドル61は車体フレー
ム2の後部にピン62で揺動可能に取付けられ、差込み
ピン63を差し替えることにより取付け角を変更できる
機構となっている。64…はピン孔であり、65はサポ
ートである。
【0033】なお、上記揺動管5を廃止し、車体フレー
ム2にブラケットを介して第1ハウジング11を直接的
に取付けてもよいが、本実施例では第1ハウジング11
もある程度揺動可能にした。また、カッタハウジング1
0は車体フレーム2に取付けられる構成であればよく、
吊り下げる構成に限らず、例えば載置するものでもよ
い。
【0034】図3は本発明に係る草刈機(第1実施例)
の正面図であり、第1ハウジング11にヒンジ13を介
して第2ハウジング12が揺動自在に連結されているこ
とを示す。なお、67は前輪3を跨ぐパイプ状の前輪ガ
ード部材である。
【0035】以上に述べた草刈機の作用を図3及び図4
に基づき説明する。図4(a),(b)は本発明に係る
草刈機(第1実施例)の揺動姿勢で走行する状態を示す
図であり、(a)は正面図、(b)は平面図である。図
3に示す姿勢の草刈機1は、斜面刃22が平面刃21と
平行(面一)であるところの非揺動姿勢をしており、農
道走行及び広い平坦面の草刈に適している。この際、図
示しないチェーン等を使用して第2ハウジング12を持
上げることにより、補助輪25を地面から浮せることも
できる。図4(a)に示す姿勢の草刈機1は、畦70の
上面71に平面刃21が平行とされ、斜面72に倣って
第2ハウジング12並びに斜面刃22が傾斜した姿勢で
あり、この姿勢で、平面刃21で畦70の上面71の草
を刈り、斜面刃22で斜面72の草を刈る。
【0036】ところで、図4(a)に示すように草刈機
1は、第2ハウジング12のオーバーハング荷重の影響
で重心が斜面72側に偏っている。このため、前輪3は
図4(b)に示す進行方向左(斜面72側)にカーブし
た進行線Lの軌跡で走行しようとする。補助輪25が傾
斜していない場合には、作業者が草刈機1を斜面72と
反対側に傾けながら走行させる必要がある。
【0037】一般に、車輪(補助輪25を含む)はトー
インが付いていると、傾斜した方向に走行しようとす
る。従って、図4(b)に示すように補助輪25にトー
インが付いていると、補助輪25は斜面72を登る方向
に走行しようとする(この図に示す進行方向右にカーブ
した進行線Rの軌跡)。このため、前輪3が図4(b)
に示す直線状の進行線Sの軌跡で走行するので、草刈機
1は畦70の上面71をほぼまっすぐに走行することに
なり、直進走行性が良い。
【0038】次に、図5及び図6に基づき第2実施例を
説明する。この第2実施例は、補助輪25にトーインの
代りに負キャンバを付けたことを特徴とし、以下、詳述
する。なお、上記第1実施例と同じ構成については同一
符号を付し、その説明を省略する。図5は本発明に係る
草刈機(第2実施例)の正面図であり、補助輪25には
負キャンバを付けている(走行方向軸線Aを車体縦軸と
した場合に、補助輪25の上部が車体縦軸に接近する方
向に傾斜している)。
【0039】実験の結果、補助輪25の負キャンバの角
度(上記車体縦軸に対する傾斜角)θ2は、1°より小
さいと第2ハウジング12のオーバーハング荷重の影響
が残り、4°より大きいと補助輪25の傾斜の影響が大
き過ぎて草刈機1が畦の斜面と反対側に進もうとするこ
とが判明した。このため、補助輪25の負キャンバの角
度θ2は実用的である1°〜4°の範囲に設定され、好
ましくは2°〜3°の範囲に設定される。
【0040】次に、以上に述べた草刈機1(第2実施
例)の作用を図6に基づき説明する。図6(a),
(b)は本発明に係る草刈機(第2実施例)の揺動姿勢
で走行する状態を示す図であり、(a)は正面図、
(b)は平面図である。上記図4に示す第1実施例でも
説明したが、図6(a)に示すように草刈機1は、第2
ハウジング12のオーバーハング荷重の影響で重心が斜
面72側に偏っている。このため、前輪3は図6(b)
に示す進行方向左(斜面72側)にカーブした進行線L
の軌跡で走行しようとする。
【0041】一般に、車輪(補助輪25を含む)はキャ
ンバが付いていると、傾斜した方向に走行しようとす
る。従って、図6(a),(b)に示すように補助輪2
5に負キャンバが付いていると、補助輪25は斜面72
を登る方向に走行しようとする(この図に示す進行方向
右にカーブした進行線Rの軌跡)。このため、前輪3が
図6(b)に示す直線状の進行線Sの軌跡で走行するの
で、草刈機1は畦70の上面71をほぼまっすぐに走行
することになり、直進走行性が良い。
【0042】次に、図7〜図9に基づき第3実施例を説
明する。この第3実施例は、補助輪25にトーイン及び
負キャンバを付けたことを特徴とし、以下、詳述する。
なお、上記第1実施例及び第2実施例と同じ構成につい
ては同一符号を付し、その説明を省略する。図7は本発
明に係る草刈機(第3実施例)の平面図であり、補助輪
25にトーインを付けていることを示す。補助輪25の
トーインの角度θ1は、実用的である1°〜4°の範囲
に設定され、好ましくは2°〜3°の範囲に設定され
る。
【0043】図8は本発明に係る草刈機(第3実施例)
の正面図であり、補助輪25に負キャンバを付けている
ことを示す。補助輪25の負キャンバの角度θ2は、実
用的である1°〜4°の範囲に設定され、好ましくは2
°〜3°の範囲に設定される。
【0044】次に、以上に述べた草刈機1(第3実施
例)の作用を図9に基づき説明する。図9(a),
(b)は本発明に係る草刈機(第3実施例)の揺動姿勢
で走行する状態を示す図であり、(a)は正面図、
(b)は平面図である。上記図4に示す第1実施例でも
説明したが、図9(a)に示すように草刈機1は、第2
ハウジング12のオーバーハング荷重の影響で重心が斜
面72側に偏っている。このため、前輪3は図9(b)
に示す進行方向左(斜面72側)にカーブした進行線L
の軌跡で走行しようとする。
【0045】一般に、車輪(補助輪25を含む)はトー
インやキャンバが付いていると、傾斜した方向に走行し
ようとする。従って、図9(a),(b)に示すように
補助輪25にトーイン及び負キャンバが付いていると、
補助輪25は斜面72を登る方向に走行しようとする
(この図に示す進行方向右にカーブした進行線Rの軌
跡)。このため、前輪3が図9(b)に示す直線状の進
行線Sの軌跡で走行するので、草刈機1は畦70の上面
71をほぼまっすぐに走行することになり、直進走行性
が良い。
【0046】次に、第3実施例の補助輪25の取付構造
の変形例を図10〜図12に基づき説明する。図10は
本発明に係る角度調整機構の平面図であり、角度調整機
構80はトーイン角度調整機構81とキャンバ角度調整
機構85とからなる。トーイン角度調整機構81は補助
輪用アーム24の先端部24aに設けられるものであ
り、補助輪25を回転自在に取付けられた軸25aと、
この軸25aの心上に固着された第1係止部材82と、
この第1係止部材82と噛み合うために補助輪用アーム
24の先端部24aに固着された第2係止部材83とか
らなる。一方、キャンバ角度調整機構85は、補助輪用
アーム24の基端部24bを図示しない第2ハウジング
12に取付けるものであり、上記図1及び図2で示す第
1実施例のピン55(補助輪用アーム24を取付けるピ
ン)を利用した構成であって、詳細は図12で説明す
る。
【0047】図11(a),(b)は本発明に係るトー
イン角度調整機構の第1・第2係止部材の側面図であ
り、円筒材からなる第1・第2係止部材82,83は相
互に対抗する面が勾配面であり、この勾配面に放射状に
刻設された歯82a…,83a…を有する。そして、第
1・第2係止部材82,83は歯82a…と歯83a…
が噛み合うことで互いに係止されている。また、第1・
第2係止部材82,83は、勾配面の合せ角度を変える
ことで、補助輪用アーム24に対する補助輪25の取付
角が変わるものであり、例えば(a)の場合に0゜、
(b)の場合にα°となる。なお、82b,83bは軸
25aの端部(図10参照)を挿通するための貫通孔で
ある。
【0048】図12は図10の12−12線拡大断面図
であり、キャンバ角度調整機構85は、想像線で示す第
2ハウジング12に固着されたブラケット57と、この
ブラケット57に取付けられたピン55と、このピン5
5に回動可能に支持された半割状の連結部材88と、こ
の連結部材88に挿通されたブッシュ89とからなる。
ブッシュ89はゴム材等の弾性材からなる筒体であり、
補助輪用アーム24の基端部24bを挿通する。半割状
の連結部材88はボルト締めすることで、ブッシュ89
を介して基端部24bを締付け、摩擦力で回動不能に取
付ける。なお、基端部24bの外周面には突起24cを
備えることで、連結部材88との係止状態を確実にす
る。
【0049】次に、角度調整機構80の調整手順を説明
する。補助輪25のトーインの角度を調整するには図1
0に示すように、先ず、ナット84を緩めて軸25aを
軸方向に移動させ、第1係止部材82と第2係止部材8
3との係止状態を解除する。次に、第2係止部材83を
所望角度回して第1係止部材82と第2係止部材83と
の合せ角度を変える。その後、ナット84を締付けるこ
とで、補助輪用アーム24に対する補助輪25の取付角
を設定する。これにより、補助輪25のトーインの角度
調整作業が完了する。
【0050】補助輪25のキャンバの角度を調整するに
は図12に示すように、先ず、ボルト締めされた半割状
の連結部材88を緩めて、補助輪用アーム24の基端部
24bを回動可能にする。次に、補助輪用アーム24を
所望角度回して、再び半割状の連結部材88をボルト締
めすることで基端部24bを締付け、摩擦力で連結部材
88に回動不能に取付ける。これで、補助輪25のトー
インの角度調整作業は完了する。
【0051】なお、上記第1・第2・第3実施例におい
て、補助輪25を第2ハウジング12の前部と後部のど
ちらに配置してもよい。また、トーイン角度調整機構8
1とキャンバ角度調整機構85とは、いずれか一方を設
けたものでもよく、例えば、上記第1実施例の構成では
トーイン角度調整機構81を設け、上記第2実施例の構
成ではキャンバ角度調整機構85を設けることで、それ
ぞれの角度を自由に調整できる。
【0052】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1の草刈機は、車輪を備えた車体フレーム
に第1ハウジングを取付け、第1ハウジングに対して揺
動可能な第2ハウジングに補助輪を取付けたものであっ
て、補助輪にトーインを付けたことにより、畦の草を確
実に刈れるとともに、第2ハウジングのオーバーハング
荷重のために草刈機が畦の斜面側に進もうとするのを防
止して、直進走行性を向上することができる。
【0053】請求項2の草刈機は、補助輪のトーインの
角度を1°〜4°の範囲に設定したので、第2ハウジン
グのオーバーハング荷重の影響が除かれ、且つ、補助輪
傾斜の影響が大き過ぎて走行抵抗が大きくなることがな
く、直進走行性が向上し、操縦し易い。
【0054】請求項3の草刈機は、補助輪のトーインの
角度を角度調整機構にて調整可能としたので、畦の状態
や斜面の傾斜角などに合せてトーインの角度を作業者が
自由に設定することができる。このため、草刈機の直進
走行性及び操縦性を常に最適とすることができる。
【0055】請求項4の草刈機は、車輪を備えた車体フ
レームに第1ハウジングを取付け、第1ハウジングに対
して揺動可能な第2ハウジングに補助輪を取付けたもの
であって、補助輪に負キャンバを付けたことにより、畦
の草を確実に刈れるとともに、第2ハウジングのオーバ
ーハング荷重のために草刈機が畦の斜面側に進もうとす
るのを防止して、直進走行性を向上することができる。
【0056】請求項5の草刈機は、補助輪の負キャンバ
の角度を1°〜4°の範囲に設定したので、第2ハウジ
ングのオーバーハング荷重の影響が除かれ、且つ、補助
輪傾斜の影響が大き過ぎて草刈機が畦の反対側の斜面に
進もうとすることがなく、直進走行性が向上し、操縦し
易い。
【0057】請求項6の草刈機は、補助輪の負キャンバ
の角度を角度調整機構にて調整可能としたので、畦の状
態や斜面の傾斜角などに合せてトーインの角度を作業者
が自由に設定することができる。このため、草刈機の直
進走行性及び操縦性を常に最適とすることができる。
【0058】請求項7の草刈機は、車輪を備えた車体フ
レームに第1ハウジングを取付け、第1ハウジングに対
して揺動可能な第2ハウジングに補助輪を取付けたもの
であって、補助輪にトーインを付け且つ負キャンバを付
けたことにより、畦の草を確実に刈れるとともに、第2
ハウジングのオーバーハング荷重のために草刈機が畦の
斜面側に進もうとするのを防止して、直進走行性を向上
することができる。
【0059】請求項8の草刈機は、補助輪のトーインの
角度を1°〜4°の範囲に設定し、且つ、補助輪の負キ
ャンバの角度を1°〜4°の範囲に設定したので、オー
バーハング荷重の影響が除かれる。また、補助輪のトー
インの角度の影響が大き過ぎて走行抵抗が大きくなるこ
とがなく、更に、補助輪の負キャンバの角度の影響が大
き過ぎて草刈機が畦の反対側の斜面に進もうとすること
がないので、直進走行性が向上し、操縦し易い。
【0060】請求項9の草刈機は、トーインの角度及び
負キャンバの角度を調整可能に取付けたので、畦の状態
や斜面の傾斜角などに合せてトーインの角度を作業者が
自由に設定することができる。このため、草刈機の直進
走行性及び操縦性を常に最適とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る草刈機(第1実施例)の平面図
【図2】本発明に係る草刈機(第1実施例)の側面図
(要部)
【図3】本発明に係る草刈機(第1実施例)の正面図
【図4】本発明に係る草刈機(第1実施例)の揺動姿勢
で走行する状態を示す図
【図5】本発明に係る草刈機(第2実施例)の正面図
【図6】本発明に係る草刈機(第2実施例)の揺動姿勢
で走行する状態を示す図
【図7】本発明に係る草刈機(第3実施例)の平面図
【図8】本発明に係る草刈機(第3実施例)の正面図
【図9】本発明に係る草刈機(第3実施例)の揺動姿勢
で走行する状態を示す図
【図10】本発明に係る角度調整機構の平面図
【図11】本発明に係るトーイン角度調整機構の第1・
第2係止部材の側面図
【図12】図10の12−12線拡大断面図
【符号の説明】
1…草刈機、2…車体フレーム、3…前輪、4…後輪、
7…エンジン、10…カッタハウジング、11…第1ハ
ウジング、12…第2ハウジング、13…ヒンジ、21
…平面刃、22…斜面刃、24…補助輪用アーム、25
…補助輪、80…角度調整機構、81…トーイン角度調
整機構、82…キャンバ角度調整機構、A…走行方向軸
心。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪を備えた車体フレームに第1ハウジ
    ングを取付け、第1ハウジングに第2ハウジングをヒン
    ジ連結し、第2ハウジングに補助輪を取付け、第1ハウ
    ジング内の平面刃で畦の上面を刈り、第2ハウジング内
    の斜面刃で畦の斜面を刈る形式の草刈機において、前記
    補助輪にトーインを付けたことを特徴とする草刈機。
  2. 【請求項2】 前記補助輪のトーインの角度は、1°〜
    4°の範囲に設定されていることを特徴とする請求項1
    記載の草刈機。
  3. 【請求項3】 前記補助輪は、角度調整機構にてトーイ
    ンの角度を調整可能に取付けられていることを特徴とす
    る請求項1又は請求項2記載の草刈機。
  4. 【請求項4】 車輪を備えた車体フレームに第1ハウジ
    ングを取付け、第1ハウジングに第2ハウジングをヒン
    ジ連結し、第2ハウジングに補助輪を取付け、第1ハウ
    ジング内の平面刃で畦の上面を刈り、第2ハウジング内
    の斜面刃で畦の斜面を刈る形式の草刈機において、前記
    補助輪に負キャンバを付けたことを特徴とする草刈機。
  5. 【請求項5】 前記補助輪の負キャンバの角度は、1°
    〜4°の範囲に設定されていることを特徴とする請求項
    4記載の草刈機。
  6. 【請求項6】 前記補助輪は、角度調整機構にて負キャ
    ンバの角度を調整可能に取付けられていることを特徴と
    する請求項4又は請求項5記載の草刈機。
  7. 【請求項7】 車輪を備えた車体フレームに第1ハウジ
    ングを取付け、第1ハウジングに第2ハウジングをヒン
    ジ連結し、第2ハウジングに補助輪を取付け、第1ハウ
    ジング内の平面刃で畦の上面を刈り、第2ハウジング内
    の斜面刃で畦の斜面を刈る形式の草刈機において、前記
    補助輪にトーインを付け且つ負キャンバを付けたことを
    特徴とする草刈機。
  8. 【請求項8】 前記補助輪は、トーインの角度が1°〜
    4°の範囲に設定され、且つ、負キャンバの角度が1°
    〜4°の範囲に設定されていることを特徴とする請求項
    7記載の草刈機。
  9. 【請求項9】 前記補助輪は、角度調整機構にてトーイ
    ンの角度及び負キャンバの角度を調整可能に取付けられ
    ていることを特徴とする請求項7又は請求項8記載の草
    刈機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006518461A (ja) * 2003-01-27 2006-08-10 ハリデイ、ドナルド・アール 路面摩擦試験機および路面摩擦試験方法
JP2009082113A (ja) * 2007-10-03 2009-04-23 Atex Co Ltd 草刈機の走行装置
JP2012115200A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Orec Co Ltd 歩行型草刈機
JP2016211353A (ja) * 2015-05-07 2016-12-15 ニチレキ株式会社 舗装用材料押圧貼着装置

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