JPH1189366A - 熊 手 - Google Patents

熊 手

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JPH1189366A
JPH1189366A JP29311897A JP29311897A JPH1189366A JP H1189366 A JPH1189366 A JP H1189366A JP 29311897 A JP29311897 A JP 29311897A JP 29311897 A JP29311897 A JP 29311897A JP H1189366 A JPH1189366 A JP H1189366A
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JP
Japan
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blades
row
sand
blade
rake
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JP29311897A
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Tomoyasu Shinnai
友靖 新内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 砂の掻き混ぜが容易でかつ掻き混ぜ効果の大
きい熊手を提供する。 【解決手段】 熊手の台形状基枠1の前列と後列に、各
々軸3を介して刃2を複数個取り付ける。刃2は、両裾
が後方に折れ曲がった実質的に山形で、かつ下端が尖っ
た移植こて様の形をしており、砂掻き混ぜの際の抵抗を
少なくしている。また山形の中央の頂線下部には、緩や
かな局率をもった反りを持たせ、砂を上方にすくい上げ
る。柄5は、取付枠4を介して基枠1に、刃2の中央頂
線が引き手側を向くように取り付ける。これらの刃は、
前列の刃2と後列の刃2が千鳥状になるように配列され
ている。これにより、前列の山形刃2で左右に分かれた
砂が、後列の刃の山形の中央頂線に当たり、再度分割さ
れて効率よく混ざる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熊手、特に砂場な
どの掻き混ぜ用に適した熊手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】熊手は古くからあり、種々のものが提案
されているが、柄の前端に棒状の掻き取り部材が一列配
置されているのが基本である(実用新案登録第3012
604号)。また使用目的に応じて、多機能化した付属
部品を備えたもの(実用新案登録第3035703
号)、また本願と類似の砂場の一種であるバンカー掻き
具(実公昭59−11019号)や、整地レーキ板(実
用新案登録第3019721号)等も知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、O−157をは
じめ、ペットの糞などによる細菌の汚染から、児童や園
児を守るため、遊園地や幼稚園、保育所などの砂場の砂
として、抗菌処理された砂を使用したり、あるいは抗菌
剤を混合する方法が取られている。前者は高価であり、
後者は砂の掻き混ぜに多大の労力を要していた。
【0004】従来の単なる棒状掻き取り部材を備えた普
通の熊手は、掃除など塵芥のかき集めには有効でも、前
述のような砂の掻き混ぜ効果は十分ではなかった。ま
た、バンカー掻き具や整地レーキ板は、板状の刃を設
け、掻き混ぜ効果の向上をねらっているが、単純な板状
刃では逆に砂の抵抗が大きくなり、多大の力を要する欠
点があった。
【0005】本発明は、上記のごとき課題を解消したも
ので、砂の掻き混ぜが容易でかつ掻き混ぜ効果の大きい
熊手を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記のごとき目的を達成
した本発明の熊手は、両裾が後方に折れ、下端が尖った
実質的に山形の複数の刃を、刃の中央の頂線が柄側にな
るように2列設け、各列の刃が千鳥配列されていること
を特徴としている。
【0007】またこの刃の中央頂線は、下部において柄
側に反りを有することが、砂の掻き上げ効果の観点から
望ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、図面にしたがって本発明の
実施の形態を詳述する。図1において、台形基枠1の前
列と後列には、各々軸3を介して刃2を複数個並列に取
り付けてある。刃2は、図2(イ)に示すように、両裾
2a、2bが後方に折れ曲がった実質的に山形で、かつ
下端が尖った移植こて様の形をしている。山形が局率を
もつ半円形状に反ってもよい。こうすることで、砂掻き
混ぜの際の抵抗を少なくしている。また同図(ロ)に示
すように、側面からみた場合、刃の山形中央の頂線下部
は、1cで示すように、後述する柄5側に緩やかな局率
をもった反りを有するのが望ましい。この反りにより砂
を上方にすくい上げる効果がある。柄5は、図1に示す
ように、取付枠4を介して基枠1に、刃2の中央の頂線
が引き手側を向くように取り付けられている。またこれ
らの刃2は、同図に示すように、前列の刃2と後列の刃
2が千鳥状になるように配列されている。これにより、
前列の山形刃2で左右に分かれた砂が、後列の刃2の山
形の中央頂線に当たり、再度分割されて効率よく混ざ
る。図1では、前列の刃数が後列の刃数より少なく構成
されているが、逆に前列を多くしてもよい。
【0009】前記の熊手を用いて、例えば保育園の砂場
の抗菌処理を行う際には、抗菌力の強い塩、望ましくは
岩塩等を適量砂場に入れ、この熊手を柄側に引くように
するだけで、砂と抗菌剤は、1列目の山形で左右に分か
れ、分かれたものが2列目の山形刃の中央頂線で再度分
かれ、効率よく混ざる。刃数は多くても、刃の山形形状
により抵抗が少なく、作業性は損なわれない。また刃の
中央頂線下部の反りにより、砂と抗菌剤がすくわれて反
転し、掻き混ぜ効果をいっそうよくする。
【0010】
【発明の効果】本発明の熊手は、下記の利点を有し、砂
場の掻き混ぜをはじめ、草取り、中耕など多方面に使用
できる。 (1)刃が移植こて様に下端の尖った実質的に山形に構
成されているので、掻き混ぜ抵抗が少なく、作業性がよ
い。 (2)また、前後列2列に刃を千鳥状に配置しているの
で、砂が効率よく混ざる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熊手を示す斜視図である。
【図2】図1に用いる刃の形状を示すもので、(イ)は
正面図、(ロ)は側面図である。
【符号の説明】
1……基枠 2……刃 2a……右裾 2b……左裾 2c……頂線 3……軸 4……取付枠 5……柄
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年11月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】前述のごとき目的を達成
した本発明の熊手は、柄に取付枠を介して基枠を取り付
け、該基枠の前列と後列に各々軸を介して、両裾が後方
に折れ、下端が尖った実質的に山形の複数の刃を、刃の
中央の頂線が柄側になるように2列設け、各列の刃が千
鳥配列されていることを特徴としている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【発明の実施の形態】次に、図面にしたがって本発明の
実施の形態を詳述する。図1において、台形基枠1の前
列と後列には、各々軸3を介して刃2を複数個並列に取
り付けてある。刃2は、図2(イ)に示すように、両裾
2a、2bが後方に折れ曲がった実質的に山形で、かつ
下端が尖った移植こて様の形をしている。山形が率を
もつ半円形状に反ってもよい。こうすることで、砂掻き
混ぜの際の抵抗を少なくしている。また同図(ロ)に示
すように、側面からみた場合、刃の山形中央の頂線2C
下部は、で示すように、後述する柄5側に穏やかな
率をもった反りを有するのが望ましい。この反りにより
砂を上方にすくい上げる効果がある。柄5は、図1に示
すように、取付枠4を介して基枠1に、刃2の中央の頂
線が引き手側を向くように取り付けられている。またこ
れらの刃2は、同図に示すように、前列の刃2と後列の
刃2が千鳥状になるように配列されている。これによ
り、前列の山形刃2で左右に分かれた砂が、後列の刃2
の山形の中央頂線に当たり、再度分割されて効率よく混
ざる。図1では、前列の刃数が後列の刃数より少なく構
成されているが、逆に前列を多くしてもよい。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【発明の効果】本発明の熊手は、下記の利点を有し、砂
場の掻き混ぜをはじめ、草取り、中耕など多方面に使用
できる。 (1)柄に取付枠を介して取り付けた基枠の前列と後列
に、各々軸を介して刃が設けられると共に、刃が移植こ
て様に下端の尖った実質的に山形に構成されているの
、刃数が多くても、掻き混ぜ抵抗が少なく、作業性が
良い。 (2)また、前後列2列に刃を千鳥状に配置し、しかも
該刃の中央の頂線が柄側になるように、換言すれば引き
手側を向く方向に設けているので、1列目の刃で分かれ
た砂が2列目の刃で再度分かれることとなり、この場
合、刃の中央頂線下部の反りにより、砂がすくわれて反
転し、砂が効率よく混ざる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両袖が後方に折れ、下端が尖った実質的
    に山形の複数の刃を、刃の中央の頂線が柄側になるよう
    に2列設け、各列の刃が千鳥配列されていることを特徴
    とする熊手。
  2. 【請求項2】 刃の中央の頂線が、下部において柄側に
    反りを有することを特徴とする請求項1記載の熊手。
JP29311897A 1997-09-17 1997-09-17 熊 手 Expired - Lifetime JP2893397B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JPH1189366A true JPH1189366A (ja) 1999-04-06
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101676349B1 (ko) * 2015-08-11 2016-11-15 충남대학교산학협력단 축사 가축분뇨 제거용 다단형 갈고리장치
JP2017063777A (ja) * 2015-10-01 2017-04-06 昌克 山岡 苗植え付け用の移植コテ

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