JPH1188201A - 空中線整合装置 - Google Patents

空中線整合装置

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JPH1188201A
JPH1188201A JP24154097A JP24154097A JPH1188201A JP H1188201 A JPH1188201 A JP H1188201A JP 24154097 A JP24154097 A JP 24154097A JP 24154097 A JP24154097 A JP 24154097A JP H1188201 A JPH1188201 A JP H1188201A
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JP
Japan
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matching
value
antenna
impedance
circuit
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JP24154097A
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Kouji Kawaguchi
恒地 川口
Teruji Ide
輝二 井手
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Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 短時間で整合がとれ、且つ整合処理部の負荷
も軽減できる空中線整合装置を提供する。 【解決手段】 インピーダンスの絶対値及び位相に対応
して整合良好となる整合素子の適正値を予めメモリ12
に記憶し、未知のアンテナ4に対し微弱な電力を供給し
てインピーダンスの絶対値及び位相を検出回路2で検出
し、検出したインピーダンスの絶対値及び位相にメモリ
12に記憶された整合素子の適正値をMPU13で対応
付けて、整合回路3に与えて整合素子を設定する空中線
整合装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インピーダンスが
未知であるアンテナと無線機間の整合をとる空中線整合
装置に係り、特に短時間で整合がとれ、且つ整合制御を
行う処理部の負荷も軽減できる空中線整合装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の空中線整合装置について図4を使
って説明する。図4は、従来の空中線整合装置の構成ブ
ロック図である。従来の空中線整合装置は、図4に示す
ように、増幅器1と、検出回路2と、整合回路3′と、
アンテナ4と、整合処理部10′とから構成されてい
る。
【0003】次に、従来の空中線整合装置の各部につい
て説明する。増幅器1は、無線機(図示せず)から供給
される電力を増幅するもので、整合時にはアンテナ4に
供給される電力が微弱な電力(例えば、25W程度)に
なるように調整するものである。アンテナ4は、インピ
ーダンスが未知であるアンテナである。
【0004】検出回路2は、増幅器1とアンテナ4との
間で、進行波の電圧(以下、Pfという)と、反射波の
電圧(以下、Prという)と、アンテナのインピーダン
スの絶対値(以下、Rという)と、位相(以下、φとい
う)とを検出し、アナログ値(連続値)で出力する回路
である。
【0005】整合回路3′は、整合素子である可変コン
デンサと可変コイルで構成される回路で、後述する整合
処理部10′からの変更指示で整合素子(可変コンデン
サと可変コイル)の値を少しずつ変化させて、アンテナ
4における整合をとるものである。
【0006】整合処理部10′は、検出回路2からの検
出結果に基づいて、アンテナ4のインピーダンス整合が
とれるように整合回路3′の整合素子の値を制御するも
のである。具体的に整合処理部10′は、検出回路2か
ら出力されるPf及びPrの検出電圧を入力し、整合判
定計算を行い、計算結果から整合がとれているかを判断
し、整合がとれていない場合に、検出回路2からのRと
φとがある基準値(例えばR=:50Ω、φ=:0度)
より大きいか小さいかを、“1”、“0”で判定し、判
定結果に応じて整合回路3への変更指示を出力する整合
制御処理を行うものである。
【0007】整合処理部10′の整合制御処理の具体的
な流れについて、図5を使って説明する。図5は、従来
の整合処理部10′の整合制御処理の流れを示すフロー
チャート図である。尚、図5に於いて、整合素子Aがコ
イルを示し、整合素子Bがコンデンサを示している。
【0008】従来の整合処理部10′における整合制御
処理は、検出回路2からのPf及びPrの検出電圧から
整合がとれている(OK)か判断し(100)、整合が
とれている場合(Yes)は、整合良好として整合制御
処理を終了する。
【0009】そして、整合がとれていない場合(No)
は、第1の整合素子(整合素子A)を変化させ(10
2)、インピーダンスRの基準値に対する大小が逆転し
たか判断し(104)、逆転してなければ(No)、処
理102を繰り返し、逆転したなら(Yes)、処理1
00と同様に整合がとれている(OK)か判断し(11
0)、整合がとれている場合(Yes)は、整合良好と
して整合制御処理を終了する。
【0010】そして、整合がとれていない場合(No)
は、第2の整合素子(整合素子B)を変化させ(11
2)、位相φの基準値に対する大小が逆転したか判断し
(114)、逆転してなければ(No)、処理112を
繰り返し、逆転したなら(Yes)、処理100と同様
に整合がとれている(OK)か判断し(120)、整合
がとれている場合(Yes)は、整合良好として整合制
御処理を終了し、整合がとれていない場合(No)は、
処理102に戻る。
【0011】次に、従来の空中線整合装置の動作につい
て、図4を使って説明する。従来の空中線整合装置で
は、増幅器1、検出回路2及び整合回路3′を介して未
知のアンテナ4に対して微弱電力(例えば、25W程
度)が供給されると、検出回路2で進行波電圧(Pf)
と反射波(Pr)とインピーダンスの絶対値(R)と位
相(φ)が検出され整合処理部10′に出力される。
【0012】そして、整合処理部10′でPfとPrと
から整合がとれているか判断され、整合がとれていない
場合に、まず整合素子A(コイル)の変更指示が整合回
路3′に出力されて、整合回路3′で整合素子Aの値が
変更される。
【0013】この時、整合処理部10′で検出回路2か
らのRの値が予め設定された基準値に対して大小どちら
であるかが判定され、大小が逆転するまで整合素子Aの
値が変更される。
【0014】そして、Rの大小が逆転したら、再度整合
処理部10′でPfとPrとから整合がとれているか判
断され、整合がとれていない場合に、整合素子B(コン
デンサ)の変更指示が整合回路3′に出力されて、整合
回路3′で整合素子Bの値が変更される。
【0015】そして同様に、整合処理部10′で検出回
路2からのφの値が予め設定された基準値に対して大小
どちらであるかが判定され、大小が逆転するまで整合素
子Bの値が変更される。
【0016】そして、φの大小が逆転したら、再度整合
処理部10′でPfとPrとから整合がとれているか判
断され、整合がとれていない場合に、整合素子Aの変更
から繰り返され、整合がとれるまで整合素子A,Bの変
更が行われる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の空中線整合装置では、整合素子の値を少しずつ変化
させて、整合がとれたか判断していくので、整合がとれ
るまでに時間がかかるという問題点があった。
【0018】また、Pf、Pr、R、φの検出及び判定
回数が多くなり、整合処理部10′の負荷が重いという
問題点があった。
【0019】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、短時間で整合がとれ、且つ整合処理部の負荷も軽減
できる空中線整合装置を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための請求項1記載の発明は、空中線整合装置に
おいて、インピーダンスが未知であるアンテナと、前記
アンテナに特定の微弱信号が供給される時の前記アンテ
ナのインピーダンスの絶対値及び位相を検出する検出回
路と、前記アンテナにおける整合を図る整合素子を備え
る整合回路と、前記整合回路の整合素子の値を調整し
て、整合の制御を行う整合処理部とを有する空中線整合
装置において、前記整合処理部が、前記検出回路で検出
されたインピーダンスの絶対値及び位相に対して、予め
記憶されている整合が良好となる整合素子の適正値を取
得し、前記整合素子の適正値を変更指示として出力する
整合処理部であり、前記整合回路が、複数の整合素子と
当該整合素子に対応するスイッチとから構成され、前記
整合処理部からの変更指示に従って前記スイッチのオン
オフを行って前記整合回路における全体の整合素子の値
を変更する整合回路であることを特徴としており、1回
のインピーダンスの絶対値及び位相の検出で整合をとる
ことができる。
【0021】上記従来例の問題点を解決するための請求
項2記載の発明は、請求項1記載の空中線整合装置にお
いて、整合処理部が、検出回路で検出されたインピーダ
ンスの絶対値及び位相をデジタル値に変換するA/D変
換部と、インピーダンスの絶対値及び位相に対して整合
が良好となる整合素子の適正値を組で予め記憶している
記憶部と、前記A/D変換部で変換されたインピーダン
スの絶対値及び位相のデジタル値を読み込み、前記記憶
部から前記インピーダンスの絶対値及び位相のデジタル
値に対応付けられた整合が良好となる整合素子の適正値
を読み込み、前記整合素子の適正値を変更指示として整
合回路に出力する制御部とを有する整合処理部であるこ
とを特徴としており、制御部において入力したインピー
ダンスの絶対値及び位相に対応する整合素子の大きさを
記憶部で参照するだけの簡単な処理で、整合をとること
ができる。
【0022】
【発明の実施の形態】請求項に係る発明について、その
実施の形態を図面を参照しながら説明する。本発明に係
る空中線整合装置は、インピーダンスの絶対値及び位相
に対応して整合良好となる整合素子の適正値を予め記憶
し、未知のアンテナに対し特定の微弱信号を供給してイ
ンピーダンスの絶対値及び位相を検出し、検出したイン
ピーダンスの絶対値及び位相に対応付けて記憶された整
合素子の適正値を整合回路に与えて整合素子を設定する
ものなので、短時間で整合がとれ、且つ整合処理部の負
荷を軽減できるものである。
【0023】まず、本発明に係る空中線整合装置の構成
について図1を使って説明する。図1は、本発明に係る
空中線整合装置の構成ブロック図である。尚、図4と同
様の構成をとる部分については同一の符号を付して説明
する。
【0024】本発明の空中線整合装置(本装置)は、従
来と基本的に同様で、図1に示すように、増幅器1と、
検出回路2と、整合回路3と、アンテナ4と、整合処理
部10とから構成されている。但し、整合回路3におけ
る回路構成と、整合処理部10における内部構成及び整
合制御方法が従来とは異なっている。
【0025】次に、本装置の各部について具体的に説明
するが、増幅器1と検出回路2とアンテナ4は従来と全
く同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0026】整合回路3は、従来と基本的には同様で、
整合処理部10からの変更指示で整合素子(コンデンサ
とコイル)の値を変化させるものであるが、本発明の特
徴部分として、コンデンサ及びコイルが可変コンデンサ
及び可変コイルではなく、また整合処理部10からの変
更指示が整合素子A及び整合素子Bの設定値を示すデジ
タル値であるため、そのデジタル値に従って、各整合素
子の大きさをデジタル的に変化させるようになってい
る。
【0027】ここで、本発明の整合回路3の内部構成に
ついて、図2を使って説明する。図2は、本発明の整合
回路3の具体的な内部構成例を示すブロック図である。
本発明の整合回路3の内部は、コイル部分として(a)
に示すように、変化させるコイルのインダクタンスの最
小単位のコイル(L)31と、スイッチ(SW)30と
を各々並列に接続した構成である。
【0028】また、コンデンサ部分として(b)に示す
ように、変化させるコンデンサのキャパシタンスの最小
単位のコンデンサ(C)33と、スイッチ(SW)32
とを直列に接続した構成を並列に接続したものである。
【0029】そして、整合処理部10からの変更指示に
より、所要の数のスイッチを閉じ(オン)、残りのスイ
ッチを開く(オフ)ことによって、コイルのインダクタ
ンス及びコンデンサのキャパシタンスをデジタルに変化
させるようになっている。
【0030】本発明の整合処理部10は、従来と同様に
検出回路2からの検出結果に従って、アンテナ4のイン
ピーダンス整合がとれるように整合回路3の整合素子の
値を制御するものであるが、内部の構成及び制御方法が
異なっている。
【0031】本発明の空中線整合装置の整合処理部10
は、図1に示すように、A/D変換部11と、メモリ1
2と、MPU13とから構成されている。A/D変換部
11は、検出回路2から出力される検出結果のアナログ
信号をデジタル信号に変換するA/Dコンバータであ
る。
【0032】メモリ12は、検出回路2から検出される
インピーダンスの絶対値R及び位相φと、それに対して
整合が良好となる整合素子A及び整合素子Bの適正値と
の関係を、考え得る全ての値についてテーブル値として
予め記憶している記憶部である。
【0033】MPU13は、A/D変換部11からのイ
ンピーダンスの絶対値及び位相のデジタル値を入力し、
メモリ12を参照して、入力したインピーダンスの絶対
値及び位相の値に対応する整合素子の適正値を読み込
み、読み込んだ適正値を変更指示として整合回路3に出
力するものである。尚、このMPU13が請求項2の制
御部に相当する。
【0034】ここで、MPU13における整合制御処理
の具体的な流れについて、図3を使って説明する。図3
は、本発明の整合処理部10のMPU13における整合
制御処理の流れを示すフローチャート図である。本発明
の整合処理部10のMPU13における整合制御処理
は、A/D変換部11からインピーダンスの絶対値Rと
位相φの値を読み込み(200)、読み込んだR、φに
対応する整合素子A,Bの適正値をメモリ12を参照し
て読み込み(202)、整合回路3に読み込んだ整合素
子A,Bの適正値を変更指示として出力し(204)、
整合制御処理を終了する。
【0035】次に、本発明の空中線整合装置の動作につ
いて、図1を使って説明する。本発明の空中線整合装置
では、予めインピーダンスR及び位相φと、それに対し
て整合がとれる整合素子A及び整合素子Bの適正値との
関係を整合処理部10のメモリ12に記憶している。
【0036】そして、増幅器1、検出回路2及び整合回
路3を介して未知のアンテナ4に対して微弱電力(例え
ば、25W程度)が供給されると、検出回路2でインピ
ーダンス(R)と位相(φ)が検出され、整合処理部1
0のA/D変換部11でデジタル値に変換され、MPU
13によって読み込まれる。
【0037】そして、MPU13で、読み込まれたイン
ピーダンス(R)と位相(φ)に対して、整合が良好と
なる整合素子の適正値がメモリ12で対応付けられて読
み込まれ、整合回路3に整合素子の適正値が変更指示と
して出力され、整合回路3で変更指示に従ってスイッチ
30及びスイッチ32の開/閉(オンオフ)が切り替え
られて、整合回路3における全体の整合素子の値が指示
された整合素子の値に変更され、その結果整合がとれる
ことになる。
【0038】尚、更に整合精度を上げるために、整合素
子A,Bの適正値を設定後に、従来と同様の整合判定を
行い、整合がとれていない場合は、再度適正値を設定し
直すようにしても良い。また、整合判定の判定条件とし
て、検出結果がある決められた範囲内(例えば、R=5
0±2Ω、φ=:0±3度以内)であれば整合OKとし
て処理をストップするようにしても良い。
【0039】また、本発明の応用として、図3に示した
本発明のロジックと従来の方法とを組み合わせても良
い。具体的には、従来の方法である程度整合を取ってか
ら、その後本発明のロジックを使ってメモリ12のテー
ブルを参照し、一気に整合させる方法もある。
【0040】本発明の空中線整合装置によれば、インピ
ーダンスの絶対値及び位相の値に対して整合が良好とな
る整合素子の適正値を予めメモリ12に記憶し、アンテ
ナ4に特定の微弱信号を供給した時に整合回路3で検出
されたインピーダンスの絶対値及び位相に対して、メモ
リ12を参照して整合が良好となる整合素子の適正値を
対応付け、対応付けられた整合素子の適正値になるよう
に整合回路3の整合素子を設定するものであるので、1
回のインピーダンスの絶対値及び位相の検出で、整合が
良好になり、その結果短時間で、整合をとることができ
る効果がある。
【0041】また、MPU13における整合制御処理
が、A/D変換部11から読み込んだインピーダンスの
絶対値及び位相の値に対して、メモリ12を参照して対
応する整合素子の適正値を読み込んで整合回路3に出力
する単純な処理であるので、MPU13の負荷を軽減で
きる効果がある。
【0042】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、整合処理
部が、検出回路で検出されたインピーダンスの絶対値及
び位相に対して、予め記憶されている整合が良好となる
整合素子の適正値を取得して変更指示として整合回路に
出力し、整合回路が、整合処理部からの変更指示に従っ
て複数の整合素子に対応するスイッチのオンオフを行っ
て整合回路における全体の整合素子の値を変更する空中
線整合装置としているので、1回のインピーダンスの絶
対値及び位相の検出で整合をとることができ、短時間で
整合をとることができる効果がある。
【0043】請求項2記載の発明によれば、整合処理部
の記憶部が、インピーダンスの絶対値及び位相に対して
整合が良好となる整合素子の適正値を予め記憶してお
り、A/D変換部が検出回路からのインピーダンスの絶
対値及び位相をデジタル値に変換し、制御部がA/D変
換部で変換されたインピーダンスの絶対値及び位相のデ
ジタル値を読み込み、記憶部から読み込んだインピーダ
ンスの絶対値及び位相のデジタル値に対応付けられた整
合が良好となる整合素子の適正値を読み込んで、変更指
示として整合回路に出力する請求項1記載の空中線整合
装置としているので、制御部における記憶部を参照する
だけの簡単な処理で、整合をとることができ、制御部の
負荷を軽減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空中線整合装置の構成ブロック図
である。
【図2】本発明の整合回路の具体的な内部構成例を示す
ブロック図である。
【図3】本発明の整合処理部のMPUにおける整合制御
処理の流れを示すフローチャート図である。
【図4】従来の空中線整合装置の構成ブロック図であ
る。
【図5】従来の整合処理部の整合制御処理の流れを示す
フローチャート図である。
【符号の説明】
1…増幅器、 2…検出回路、 3,3′…整合回路、
4…アンテナ、10,10′…整合処理部、 11…
A/D変換部、 13… MPU、 12…メモリ、
30…スイッチ、 31…コイル、 32…スイッチ、
33…コンデンサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インピーダンスが未知であるアンテナ
    と、前記アンテナに特定の微弱信号が供給される時の前
    記アンテナのインピーダンスの絶対値及び位相を検出す
    る検出回路と、前記アンテナにおける整合を図る整合素
    子を備える整合回路と、前記整合回路の整合素子の値を
    調整して、整合の制御を行う整合処理部とを有する空中
    線整合装置において、 前記整合処理部が、前記検出回路で検出されたインピー
    ダンスの絶対値及び位相に対して、予め記憶されている
    整合が良好となる整合素子の適正値を取得し、前記整合
    素子の適正値を変更指示として出力する整合処理部であ
    り、 前記整合回路が、複数の整合素子と当該整合素子に対応
    するスイッチとから構成され、前記整合処理部からの変
    更指示に従って前記スイッチのオンオフを行って前記整
    合回路における全体の整合素子の値を変更する整合回路
    であることを特徴とする空中線整合装置。
  2. 【請求項2】 整合処理部が、 検出回路で検出されたインピーダンスの絶対値及び位相
    をデジタル値に変換するA/D変換部と、 インピーダンスの絶対値及び位相に対して整合が良好と
    なる整合素子の適正値を組で予め記憶している記憶部
    と、 前記A/D変換部で変換されたインピーダンスの絶対値
    及び位相のデジタル値を読み込み、前記記憶部から前記
    インピーダンスの絶対値及び位相のデジタル値に対応付
    けられた整合が良好となる整合素子の適正値を読み込
    み、前記整合素子の適正値を変更指示として整合回路に
    出力する制御部とを有する整合処理部であることを特徴
    とする請求項1記載の空中線整合装置。
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