JPH1186554A - ダイナミック型ram - Google Patents

ダイナミック型ram

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JPH1186554A
JPH1186554A JP9251385A JP25138597A JPH1186554A JP H1186554 A JPH1186554 A JP H1186554A JP 9251385 A JP9251385 A JP 9251385A JP 25138597 A JP25138597 A JP 25138597A JP H1186554 A JPH1186554 A JP H1186554A
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JP
Japan
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voltage
sub
word
line
sense amplifier
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JP9251385A
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English (en)
Inventor
Shizunori Oyu
静憲 大湯
Yoshinobu Nakagome
儀延 中込
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication of JPH1186554A publication Critical patent/JPH1186554A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要なリフレッシュ周期を確保しつつ、高集
積化を実現したダイナミック型RAMを提供する。 【解決手段】 複数のワード線と複数の相補ビット線の
一方との間に設けられ、ゲートが上記ワード線に接続さ
れ、一方のソース,ドレインが対応する上記一方の相補
ビット線に接続されたアドレス選択MOSFET及び上
記アドレス選択MOSFETの他方のソース,ドレイン
が蓄積ノードとされる一方の電極に接続され、他方の電
極が共通化されてプレート電圧が印加されてなる記憶キ
ャパシタからなるダイナミック型メモリセルを備えてな
るダイナミック型RAMにおいて、上記プレート電圧と
上記相補ビット線対のプリチャージ電圧を、上記キャパ
シタの蓄積ノードにハイレベルを書き込んだときにおけ
る規格のリフレッシュ周期を超える時間経過によって変
化した残り電圧分と、上記蓄積ノードにロウレベルを書
き込んだときにおける上記と同じ時間経過により変化し
た残り電圧分とがほぼ等しくなるよう上記ハイレベルと
ロウレベルの中間電位に対して低電位側に偏倚させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ダイナミック型
RAM(ランダム・アクセス・メモリ)に関し、例えば
約256Mビット以上のような大記憶容量化を図ったも
のに利用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】64Mビットや256Mビットのような
大記憶容量化に図ったダイナミック型RAMに関して
は、日経マグロウヒル社1995年7月31日発行「日
経エレクトロニクス」No.641、pp.99-214 がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ダイナミック型RAM
では、記憶容量に対応してリフレッシュ周期が規格化さ
れている。例えば4Mビットでは16msec(ミリ
秒)、16Mビットでは32msec、64Mビットで
は64msec、256Mビットでは128msec、
1Gビットでは256msecとなっている。このよう
に記憶容量の増大により、言い換えるならば、X系のア
ドレスの2倍づつ増加することに対応して、リフレッシ
ュ周期も2倍づつ増加する。上記64Mビットまでは、
メモリセルのリフレッシュ周期の実力は、上記のような
リフレッシュ周期の規格を上回っており格別問題になる
ことはなかった。
【0004】しかしながら、上記256Mビットに対応
して上記128msecを実現しなければならないが、
微細素子でのアドレス選択MOSFETのオン/オフ動
作を確保する必要から基板濃度を高くしなければならな
いことが予測される。このように基板濃度を高くする
と、キャパシタの蓄積ノードが接続されたMOSFET
のソース,ドレイン拡散層と上記基板との間での電界強
度が大きくなりそれに対応して接合リーク電流が増大す
ることとなり、上記リフレッシュ周期を満足出来なくな
る可能性が高くなるこが判明した。上記64Mビット以
下の記憶容量を持つものでも、高集積化のために上記2
56Mビットと同等の素子の微細化を図ったダイナミッ
ク型RAMにおいても同様な問題が生じる。
【0005】この発明の目的は、必要なリフレッシュ周
期を確保しつつ、高集積化を実現したダイナミック型R
AMを提供することにある。この発明の前記ならびにそ
のほかの目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添
付図面から明らかになるであろう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、複数のワード線と複数の相
補ビット線の一方との間に設けられ、ゲートが上記ワー
ド線に接続され、一方のソース,ドレインが対応する上
記一方の相補ビット線に接続されたアドレス選択MOS
FET及び上記アドレス選択MOSFETの他方のソー
ス,ドレインが蓄積ノードとされる一方の電極に接続さ
れ、他方の電極が共通化されてプレート電圧が印加され
てなる記憶キャパシタからなるダイナミック型メモリセ
ルを備えてなるダイナミック型RAMにおいて、上記プ
レート電圧と上記相補ビット線対のプリチャージ電圧
を、上記キャパシタの蓄積ノードにハイレベルを書き込
んだときにおける規格のリフレッシュ周期を超えた時間
経過によって変化した残り電圧分と、上記蓄積ノードに
ロウレベルを書き込んだときにおける上記と同じ時間経
過により変化した残り電圧分とがほぼ等しくなるよう上
記ハイレベルとロウレベルの中間電位に対して低電位側
に偏倚させる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1には、この発明が適用された
ダイナミック型RAMの一実施例の概略レイアウト図が
示されている。同図においては、ダイナミック型RAM
を構成する各回路ブロックのうち、この発明に関連する
部分が判るように示されており、それが公知の半導体集
積回路の製造技術により、単結晶シリコンのような1個
の半導体基板上において形成される。
【0008】この実施例では、特に制限されないが、メ
モリアレイは、全体として4個に分けられる。半導体チ
ップの長手方向に対して左右に2個ずつのメモリアレイ
が分けられて、中央部分14にアドレス入力回路、デー
タ入出力回路及びボンディングパッド列からなる入出力
インターフェイス回路等が設けられる。これら中央部分
14の両側のメモリアレイに接する部分には、カラムデ
コーダ領域13が配置される。
【0009】上述のように半導体チップの長手方向に対
して左右に2個、上下に2個ずつに分けられた4個から
なる各メモリアレイにおいて、長手方向に対して上下中
央部にメインロウデコーダ領域11が設けられる。この
メインロウデコーダの上下には、メインワードドライバ
領域12が形成されて、上記上下に分けられたメモリア
レイのメインワード線をそれぞれが駆動するようにされ
る。上記半導体チップの長手方向を2分する中央部分に
は内部電圧発生回路9が設けられる。この内部電圧発生
回路9は、内部動作電圧、記憶キャパシタに供給される
プレート電圧、相補ビット線対のプリチャージ電圧及び
基板電圧発生回路等含むものである。
【0010】上記メモリセルアレイ(サブアレイ)15
は、その拡大図に示すように、メモリセルアレイ15を
挟んでセンスアンプ領域16、サブワードドライバ領域
17に囲まれて形成されるものである。上記センスアン
プアンプ領域と、上記サブワードドライバ領域の交差部
は、交差領域(クロスエリア)18とされる。上記セン
スアンプ領域16に設けられるセンスアンプは、シェア
ードセンス方式により構成され、メモリセルアレイの両
端に配置されるセンスアンプを除いて、センスアンプを
中心にして左右に相補ビット線が設けられ、左右いずれ
かのメモリセルアレイの相補ビット線に選択的に接続さ
れる。
【0011】上述のように半導体チップの長手方向に対
して左右に4個ずつに分けられたメモリアレイは、2個
ずつ組となって配置される。このように2個ずつ組とな
って配置された2つのメモリアレイは、その中央部分に
メインロウデコーダ領域11とメインワードドライバ1
2が配置される。このメインロウデコーダ領域11は、
それを中心にして上下に振り分けられた2個のメモリア
レイに対応して共通に設けられる。メインワードドライ
バ11は、上記1つのメモリアレイを貫通するように延
長されるメインワード線の選択信号を形成する。また、
上記メインワードドライバ11にサブワード選択用のド
ライバも設けれら、後述するように上記メインワード線
と平行に延長されてサブワード選択線の選択信号を形成
する。
【0012】拡大図として示された1つのメモリセルア
レイ(サブアレイ)15は、図示しないがサブワード線
が256本と、それと直交する相補ビット線(又はデー
タ線)が256対とされる。上記1つのメモリアレイに
おいて、上記メモリセルアレイ(サブアレイ)15がワ
ードビット線方向に16個設けられるから、全体として
の上記サブワード線は約4K分設けられ、ワード線方向
に8個設けられるから、相補ビット線は全体として約2
K分設けられる。このようなメモリアレイが全体で8個
設けられるから、全体では8×2K×4K=64Mビッ
トのような大記憶容量を持つようにされる。
【0013】上記1つのメモリアレイは、メインワード
線方向に対して8個に分割される。かかる分割されたメ
モリセルアレイ15毎にサブワードドライバ(サブワー
ド線駆動回路)17が設けられる。サブワードドライバ
17は、メインワード線に対して1/8の長さに分割さ
れ、それと平行に延長されるサブワード線の選択信号を
形成する。この実施例では、メインワード線の数を減ら
すために、言い換えるならば、メインワード線の配線ピ
ッチを緩やかにするために、特に制限されないが、1つ
のメインワード線に対して、相補ビット線方向に4本か
らなるサブワード線を配置させる。このようにメインワ
ード線方向には8本に分割され、及び相補ビット線方向
に対して4本ずつが割り当てられたサブワード線の中か
ら1本のサブワード線を選択するために、サブワード選
択ドライバが配置される。このサブワード選択ドライバ
は、上記サブワードドライバの配列方向に延長される4
本のサブワード選択線の中から1つを選択する選択信号
を形成する。
【0014】上記1つのメモリアレイに着目すると、1
つのメインワード線に割り当てられる8個のメモリセル
アレイのうち選択すべきメモリセルが含まれる1つのメ
モリセルアレイに対応したサブワードドライバにおい
て、1本のサブワード選択線が選択される結果、1本の
メインワード線に属する8×4=32本のサブワード線
の中から1つのサブワード線が選択される。上記のよう
にメインワード線方向に2K(2048)のメモリセル
が設けられるので、1つのサブワード線には、2048
/8=256個のメモリセルが接続されることとなる。
なお、特に制限されないが、リフレッシュ動作(例えば
セルフリフレッシュモード)においては、1本のメイン
ワード線に対応する8本のサブワード線が選択状態とさ
れる。
【0015】上記のように1つのメモリアレイは、相補
ビット線方向に対して4Kビットの記憶容量を持つ。し
かしながら、1つの相補ビット線に対して4Kものメモ
リセルを接続すると、相補ビット線の寄生容量が増大
し、微細な情報記憶用キャパシタとの容量比により読み
出される信号レベルが得られなくなってしまうために、
相補ビット線方向に対しても16分割される。つまり、
太い黒線で示されたセンスアンプ16により 相補ビッ
ト線が16分割に分割される。特に制限されないが、セ
ンスアンプ16は、シェアードセンス方式により構成さ
れ、メモリアレイの両端に配置されるセンスアンプ16
を除いて、センスアンプ16を中心にして左右に相補ビ
ット線が設けられ、左右いずれかの相補ビット線に選択
的に接続される。
【0016】図2には、この発明に係るダイナミック型
RAMを説明するための概略レイアウト図が示されてい
る。同図には、メモリチップ全体の概略レイアウトと、
8分割された1つのメモリアレイのレイアウトが示され
ている。同図は、図1の実施例を別の観点から図示した
ものである。つまり、図1と同様にメモリチップは、長
手方向(ワード線方向)対して左右と上下にそれぞれ2
個ずつのメモリアレイ(Array)が4分割され、その長方
向における中央部分には複数らなるボンディングパッド
及び周辺回路(Bonding Pad & peripheral Circuit) が
設けられる。
【0017】上記2個ずつのメモリアレイは、それぞれ
が約8Mビットの記憶容量を持つようにされるものであ
り、そのうちの一方が拡大して示されているように、ワ
ード線方向に8分割され、ビット線方向に16分割され
たサブアレイが設けられる。上記サブアレイのビット線
方向の両側には、上記ビット線方向に対してセンスアン
プ(Sence Amplifier)が配置される。上記サブアレイの
ワード線方向の両側には、サブワードドライバ(Sub-Wo
rd Driver)が配置される。
【0018】上記1つのアレイには、全体で4096本
のワード線と2048対の相補ビット線が設けられる。
これにより、全体で約8Mビットの記憶容量を持つよう
にされる。上記のように4096本のワード線が16個
のサブアレイに分割して配置されるので、1つのサブア
レイには256本のワード線(サブワード線)が設けら
れる。また、上記のように2048対の相補ビット線が
8個のサブアレイに分割して配置されるので、1つのサ
ブアレイには256対の相補ビット線が設けられる。
【0019】上記2つのアレイの中央部には、メインロ
ウデコーダが設けられる。つまり、同図に示されたアレ
イの左側には、その右側に設けられるアレイと共通に設
けられる前記メインロウデコーダに対応して、アレイコ
ントロール(Array control)回路及びメインワードドラ
イバ(Main Word driver)が設けられる。上記アレイコン
トロール回路には、第1のサブワード選択線を駆動する
ドライバが設けられる。上記アレイには、上記8分割さ
れたサブアレイを貫通するように延長されるメインワー
ド線が配置される。上記メインワードドライバは、上記
メインワード線を駆動する。上記メインワード線と同様
に第1のサブワード選択線も上記8分割されたサブアレ
イを貫通するように延長される。上記アレイの上部に
は、Yデコーダ(YDecoder) 及びY選択線ドライバ(YS
driver) が設けられる。
【0020】図3には、この発明に係るダイナミック型
RAMにおけるサブアレイとその周辺回路の一実施例の
概略レイアウト図が示されている。同図には、図2に示
されたメモリアレイの中の斜線を付した位置に配置され
た4つのサブアレイSBARYが代表として例示的に示
されている。同図においては、サブアレイSBARYが
形成される領域には斜線を付すことによって、その周辺
に設けられサブワードドライバ領域、センスアンプ領域
及びクロスエリアとを区別するものである。
【0021】サブアレイSBARYは、次のような4種
類に分けられる。つまり、ワード線の延長方向を水平方
向とすると、右下に配置される第1のサブアレイSBA
RYは、サブワード線SWLが256本配置され、相補
ビット線対は256対から構成される。それ故、上記2
56本のサブワード線SWLに対応した256個のサブ
ワードドライバSWDは、かかるサブアレイの左右に1
28個ずつに分割して配置される。上記256対の相補
ビット線BLに対応して設けられる256個のセンスア
ンプSAは、前記のようなシェアードセンスアンプ方式
とされ、かかるサブアレイの上下に128個ずつに分割
して配置される。
【0022】上記のように右上配置される第2のサブア
レイSBARYは、正規のサブワード線SWLが256
本に加えて、8本の予備ワード線が設けられる。それ
故、上記256+8本のサブワード線SWLに対応した
264個のサブワードドライバSWDは、かかるサブア
レイの左右に132個ずつに分割して配置される。上記
のように右下のサブアレイが256対の相補ビット線B
Lからなり、上記同様に128個のセンスアンプが上下
に配置される。上記右側の上下に配置されるサブアレイ
SBARYに形成される128対の相補ビット線は、そ
れに挟まれたセンスアンプSAに対してシェアードスイ
ッチMOSFETを介して共通に接続される。
【0023】上記のように左下配置される第3のサブア
レイSBARYは、右隣接のサブアレイSBARYと同
様にサブワード線SWLが256本により構成される。
上記同様に128個のサブワードドライバが分割して配
置される。上記下側左右に配置されたサブアレイSBA
RYの128本のサブワード線SWLは、それに挟まれ
た領域に形成された128個のサブワードドライバSW
Dに対して共通に接続される。上記のように左下配置さ
れるサブアレイSBARYは、256対からなる正規の
相補ビット線BLに加えて、4対の予備ビット線4RE
Dが設けられる。それ故、上記260対からなる相補ビ
ット線BLに対応した260個のセンスアンプSAは、
かかるサブアレイの上下に130個ずつに分割して配置
される。
【0024】上記のように左上配置される第4のサブア
レイSBARYは、右隣接のサブアレイSBARYと同
様に正規のサブワード線SWLが256本に予備サブワ
ード線Rが8本設けられ、下隣接のサブアレイと同様に
正規の相補ビット線対の256対にに加えて、予備のビ
ット線が4対設けられるので、サブワードドライバは、
左右に132個ずつ分割して配置され、センスアンプS
Aは130ずつが上下に分割して配置される。
【0025】メインワード線MWLは、その1つが代表
として例示的に示されているように延長される。また、
カラム選択線YSは、その1つが代表とて例示的に示さ
れるように同図の縦方向に延長される。上記メインワー
ド線MWLと平行にサブワード線SWLが配置され、上
記カラム選択線YSと平行に相補ビット線BL(図示ぜ
す)が配置されるものである。この実施例では、特に制
限されないが、上記4つのサブアレイを基本単位とし
て、図2のように8Mビット分のメモリアレイでは、ビ
ット線方向には8組のサブアレイが形成され、ワード線
方向には4組のサブアレイが構成される。1組のサブア
レイが4個で構成されるから、上記8Mビットのメモリ
アレイでは、8×4×4=128個のサブアレイが設け
られる。上記8Mビットのメモリアレイがチップ全体で
は8個設けられるから、メモリチップ全体では128×
8=1024個ものサブアレイが形成されるものであ
る。
【0026】上記4個からなるサブアレイに対して、8
本のサブワード選択線FX0B〜FX7Bが、メインワ
ード線MWLと同様に4組(8個)のサブアレイを貫通
するように延長される。そして、サブワード選択線FX
0B〜FX3Bからなる4本と、FX4B〜FX7Bか
らなる4本とが上下のサブアレイ上に分けて延長させる
ようにする。このように2つのサブアレイに対して1組
のサブワード選択線FX0B〜FX7Bを割り当て、か
つ、それらをサブアレイ上を延長させるようにする理由
は、メモリチップサイズの小型化を図るためである。
【0027】各サブアレイに対して上記8本のサブワー
ド選択線FX0B〜FX7Bを割り当て、しかもそれを
センスアンプエリア上に配線チャンネルに形成した場
合、図2のメモリアレイのように16個ものサブアレイ
が上下のメモリアレイにおいて合計32個も配置される
ために、8×32=256本分もの配線チャンネルが必
要になるものである。これに対して、上記の実施例で
は、配線そのものが、2つのサブアレイに対して上記8
本のサブワード選択線FX0B〜FX7Bを割り当て、
しかも、それをサブアレイ上を通過するように配置させ
ることにより、格別な配線チャンネルを設けることなく
形成することができる。
【0028】そもそも、サブアレイ上には、8本のサブ
ワード線に対して1本のメインワード線が設けられるも
のであり、その8本の中の1本のサブワード線を選択す
るためにサブワード選択線が必要になるものである。メ
モリセルのピッチに合わせて形成されるサブワード線の
8本分に1本の割り合いでメインワード線が形成される
ものであるために、メインワード線の配線ピッチは緩や
かになっている。したがって、メインワード線と同じ配
線層を利用して、上記サブワード選択線をメインワード
線の間に形成することは比較的容易にできるものであ
る。
【0029】この実施例のサブワードドライバは、後述
するように上記サブワード選択線FX0B等を通して供
給される選択信号と、それを反転させた選択信号とを用
いて1つのサブワード線SWLを選択する構成を採る。
そして、サブワードドライバは、それを中心として左右
に配置されるサブアレイのサブワード線SWLを同時に
選択するような構成を採るものである。そのため、上記
のように2つのサブアレイに対しては、128×2=2
56個ものサブワードドライバに対して、上記4本のサ
ブワード選択線を割り振って供給する。つまり、サブワ
ード選択線FX0Bに着目すると、256÷4=64個
ものサブワードドライバに選択信号を供給する必要があ
る。
【0030】上記メインワード線MWLと平行に延長さ
れるものを第1のサブワード選択線FX0Bとすると、
左上部のクロスエリアに設けられ,上記第1のサブワー
ド選択線FX0Bからの選択信号を受けるサブワード選
択線駆動回路FXDを介して、上記上下に配列される6
4個のサブワードドライバに選択信号を供給する第2の
サブワード線FX0が設けられる。上記第1のサブワー
ド選択線FX0Bは上記メインワード線MWL及びサブ
ワード線SWLと平行に延長されるのに対して上記第2
のサブワード選択線は、それと直交するカラム選択線Y
S及び相補ビット線BLと平行に延長される。上記8本
の第1のサブワード選択線FX0B〜FX7Bに対し
て、上記第2のサブワード選択線FX0〜FX7は、偶
数FX0,2,4,6と、奇数FX1,3,5,7とに
分割されてサブアレイSBARYの左右に設けられたサ
ブワードドライバSWDに振り分けられて配置される。
【0031】上記サブワード選択線駆動回路FXDは、
同図において■で示したように、1つのクロスエリアの
上下に2個ずつ分配して配置される。つまり、上記のよ
うに左上部のクロスエリアでは、下側に配置されたサブ
ワード選択線駆動回路が上記第1のサブワード選択線F
X0Bに対応され、左中間部のクロスエリアに設けられ
た2つのサブワード選択線駆動回路FXDが、第1のサ
ブワード選択線FX2Bと、FX4Bに対応され、左下
部のクロスエリアに設けられた上側に配置されたサブワ
ード選択線駆動回路が上記第1のサブワード選択線FX
6Bに対応される。
【0032】中央上部のクロスエリアでは、下側に配置
されたサブワード選択線駆動回路が上記第1のサブワー
ド選択線FX1Bに対応され、中央中間部のクロスエリ
アに設けられた2つのサブワード選択線駆動回路FXD
が、第1のサブワード選択線FX3Bと、FX5Bに対
応され、中央下部のクロスエリアに設けられた上側に配
置されたサブワード選択線駆動回路が上記第1のサブワ
ード選択線FX7Bに対応される。そして、右上部のク
ロスエリアでは、下側に配置されたサブワード選択線駆
動回路が上記第1のサブワード選択線FX0Bに対応さ
れ、右中間部のクロスエリアに設けられた2つのサブワ
ード選択線駆動回路FXDが、第1のサブワード選択線
FX2Bと、FX4Bに対応され、右下部のクロスエリ
アに設けられた上側に配置されたサブワード選択線駆動
回路が上記第1のサブワード選択線FX6Bに対応され
る。このようにメモリアレイの端部に設けられたサブワ
ードドライバは、その右側にはサブアレイが存在しない
から、左側だけのサブワード線SWLを駆動する。
【0033】この実施例のようにサブアレイ上のメイン
ワード線のピッチの間にサブワード選択線を配置する構
成では、格別な配線チャンネルが不要にできるから、1
つのサブアレイに8本のサブワード選択線を配置するよ
うにしてもメモリチップがお大きくなることはない。し
かしながら、上記のようなサブワード選択線駆動回路F
XDを形成するために領域が増大し、高集積化を妨げる
こととなる。つまり、上記クロスエリアには、同図にお
いて点線で示したようなメイン入出力線MIOやサブ入
出力線LIOに対応して設けられるスイッチ回路IOS
Wや、センスアンプを駆動するパワーMOSFET、シ
ェアードスイッチMOSFETを駆動するための駆動回
路、プリチャージMOSFETを駆動する駆動回路等の
周辺回路が形成されるために面積的な余裕が無いからで
ある。
【0034】サブワードドライバにおいては、上記第2
のサブワード選択線FX0〜6等には、それと平行に第
1サブワード選択線FX0B〜6Bに対応した選択信号
を通す配線が設けられるものであるが、その負荷が後述
するように小さいので、上記第2のサブワード選択線F
X0〜6のように格別なドライバFXDを設けることな
く、上記第1サブワード選択線FX0B〜6Bと直接接
続される配線によって構成される。ただし、その配線層
は上記第2のサブワード選択線FX0〜6と同じものが
用いられる。
【0035】上記クロスエリアのうち、偶数に対応した
第2のサブワード選択線FX0〜FX6の延長方向Aに
配置されたものには、○にPで示したようにセンスアン
プに対して定電圧化された内部電圧VDLを供給するN
チャンネル型のパワーMOSFETと、○にOで示した
ようにセンスアンプに対して後述するようなオーバード
ライブ用のクランプ電圧VDDCLPを供給するPチャ
ンネル型のパワーMOSFET、及び○にNで示したよ
うにセンスアンプに対して回路の接地電位VSSを供給
するためのNチャンネル型のパワーMOSFETが設け
られる。
【0036】上記クロスエリアのうち、奇数に対応した
第2のサブワード選択線FX0〜FX6の延長方向Bに
配置されたものには、○にBで示したようにビット線の
プリチャージ及びイコライズ用MOSFETをオフ状態
にさせるNチャンネル型の駆動MOSFETと、○にN
で示したようにセンスアンプに対して回路の接地電位V
SSを供給するためのNチャンネル型のパワーMOSF
ETが設けられる。このNチャンネル型のパワーMOS
FETは、センスアンプ列の両側からセンスアンプを構
成するNチャンネル型MOSFETの増幅MOSFET
のソースに接地電位を供給するもきである。つまり、セ
ンスアンプエリアに設けられる128個又は130個の
センスアンプに対しては、上記A側のクロスエリアに設
けられたNチャンネル型のパワーMOSFETと、上記
B側のクロスエリアに設けられたNチャンネル型のパワ
ーMOSFETの両方により接地電位が供給される。
【0037】上記のようにサブワード線駆動回路SWD
は、それを中心にして両側のサブアレイのサブワード線
を選択する。これに対して、上記選択された2つのサブ
アレイのサブワード線に対応して2つのセンスアンプが
活性化される。つまり、サブワード線を選択状態にする
と、アドレス選択MOSFETがオン状態となり、記憶
キャパシタの電荷がビット線電荷と合成されてしまうの
で、センスアンプを活性化させてもとの電荷の状態に戻
すという再書き込み動作を行う必要があるからである。
このため、上記端部のサブアレイに対応したものを除い
て、上記P、O及びNで示されたパワーMOSFET
は、それを挟んで両側のセンスアンプを活性化させるた
めに用いられる。
【0038】これに対して、アレイの端に設けられたサ
ブアレイの右側に設けられたサブワード線駆動回路SW
Dでは、上記サブアレイのサブワード線しか選択しない
から、上記上記P、O及びNで示されたパワーMOSF
ETは、上記サブアレイに対応したセンスアンプのみを
活性化するものである。
【0039】上記センスアンプは、シェアードセンス方
式とされ、それを挟んで両側に配置されるサブアレイの
うち、上記サブワード線が非選択された側の相補ビット
線に対応したシェアードスイッチMOSFETがオフ状
態にされて切り離されることにより、上記選択されたサ
ブワード線に対応した相補ビット線の読み出し信号を増
幅し、メモリセルの記憶キャパシタをもとの電荷状態に
戻すというリライト動作を行う。
【0040】図4には、この発明に係るダイナミック型
RAMにおけるサブアレイとその周辺回路を形成するウ
ェル領域の一実施例の概略レイアウト図が示されてい
る。同図には、図2に示されたメモリアレイの中の点線
で囲まれたように、上記斜線を付した位置に配置された
4つのサブアレイSBARYを含む8個が代表として例
示的に示されている。
【0041】同図において、白地の部分はP型基板(P
SUB)を表している。このP型基板PSUBには、回
路の接地電位VSSが与えられる。上記P型基板PSU
Bには、斜線で示したように2種類のN型ウェル領域N
WELL(VDL)とNWELL(VDDCLP)とが
形成される。つまり、センスアンプSAを構成するPチ
ャンネル型の増幅MOSFETが形成されるN型ウェル
領域と、前記A列のクロスエリアに配置される前記パワ
ースイッチMOSFETが形成されるN型ウェル領域
は、昇圧電圧VPPを利用して形成されたクランプ電圧
VDDCLPが供給される。
【0042】前記B列のクロスエリアには、サブ入出力
線LIOに対応して設けられるスイッチ回路IOSWを
構成するPチャンネル型MOSFETや、メイン入出力
線に設けられるプリチャージ用とイコライズ用のPチャ
ンネル型MOSFETが形成されるN型ウェル領域が形
成され、降圧して形成された内部電圧VDLが供給され
る。
【0043】サブアレイと、サブワード線駆動回路SW
Dが形成される全体には、深い深さに形成されされたN
型ウェル領域DWELLが形成される。この深い深さの
N型ウェル領域には、ワード線の選択レベルに対応され
た昇圧電圧VPPが供給される。この深い深さのN型ウ
ェル領域DWELLには、上記サブワード線駆動回路S
WDを構成するPチャンネル型MOSFETが形成され
るN型ウェル領域NWWLLが形成され、上記深い深さ
のN型ウェル領域DWELLと同様に昇圧電圧VPPが
印加される。
【0044】上記深い深さのN型ウェル領域DWELL
には、メモリセルを構成するNチャンネル型のアドレス
選択MOSFET及びサブワード駆動回路SWDのNチ
ャンネル型MOSFETを形成するためのP型ウェル領
域PWELLが形成される。これらのP型ウェル領域P
WELLには、負の電圧にされた基板バックバイアス電
圧VBBが供給される。
【0045】図2で示された8分割された1つのアレイ
でみると、上記深い深さのN型ウェル領域DWELL
は、ワード線方向に対応して並べられた8個のサブアレ
イを1つの単位として、全体で16個がビット線方向に
並べられて形成される。そして、アレイ上を延長される
メインワード線の両端に配置されたサブワードドライバ
(Sub-Word Driver)に対応されたクロスエリアが前記A
列とされ、前記同様にB列のように交互に配置される。
それ故、端部を除いて、上記A列とそれの両側に配置さ
れる2つのセンスアンプ(Sence Amplifier)のPチャン
ネル型MOSFETを形成するためのN型ウェル領域N
WELL(VDDCLP)が共通化して設けられる。
【0046】図5には、この発明に係るダイナミック型
RAMのセンスアンプ部と、その周辺回路の一実施例の
要部回路図が示されている。同図においては、2つのサ
ブアレイに挟まれて配置されたセンスアンプとそれに関
連した回路が例示的に示されている。また、各素子が形
成されるウェル領域が点線で示され、それに与えられる
バイアス電圧も併せて示されている。
【0047】ダイナミック型メモリセルは、上記1つの
サブアレイに設けられたサブワード線SWLと、相補ビ
ット線BL,/BLのうちの一方BLとの間に設けられ
た1つが代表として例示的に示されている。ダイナミッ
ク型メモリセルは、アドレス選択MOSFETQmと記
憶キャパシタCsから構成される。アドレス選択MOS
FETQmのゲートは、サブワード線SWLに接続さ
れ、このMOSFETQmのドレインがビット線BLに
接続され、ソースに記憶キャパシタCsが接続される。
記憶キャパシタCsの他方の電極は共通化されてプレー
ト電圧VPLが与えられる。この実施例では、後述する
ようなリフレッシュ周期を長くするためにプレート電圧
VPLがビット線のハイレベル/ロウレベルの中間レベ
ルではなく、ロウレベル側に偏倚したレベルにされる。
上記サブワード線SWLの選択レベルは、上記ビット線
のハイレベル(VDL)に対して上記アドレス選択MO
SFETQmのしきい値電圧分だけ高くされた高電圧V
PPとされる。
【0048】センスアンプを内部降圧電圧VDLで動作
させるようにした場合、センスアンプにより増幅されて
ビット線に与えられるハイレベルは、上記内部電圧VD
Lに対応したレベルにされる。したがって、上記ワード
線の選択レベルに対応した高電圧VPPはVDL+Vth
にされる。センスアンプの左側に設けられたサブアレイ
の一対の相補ビット線BLと/BLは、同図に示すよう
に平行に配置され、ビット線の容量バランス等をとるた
めに必要に応じて適宜に交差させられる。かかる相補ビ
ット線BLと/BLは、シェアードスイッチMOSFE
TQ1とQ2によりセンスアンプの単位回路の入出力ノ
ードと接続される。
【0049】センスアンプの単位回路は、ゲートとドレ
インとが交差接続されてラッチ形態にされたNチャンネ
ル型の増幅MOSFETQ5,Q6及びPチャンネル型
の増幅MOSFETMOSFETQ7,Q8から構成さ
れる。Nチャンネル型MOSFETQ5とQ6のソース
は、共通ソース線CSNに接続される。Pチャンネル型
MOSFETQ7とQ8のソースは、共通ソース線CS
Pに接続される。上記共通ソース線CSNとCSPに
は、それぞれパワースイッチMOSFETが設けられ
る。特に制限されないが、Nチャンネル型の増幅MOS
FETQ5とQ6のソースが接続された共通ソース線C
SNには、上記AとB側のクロスエリアに設けられたN
チャンネル型のパワースイッチMOSFETQ12とQ
13により接地電位に対応した動作電圧が与えられる。
【0050】特に制限されないが、上記Pチャンネル型
の増幅MOSFETQ7とQ8のソースが接続された共
通ソース線CSPには、上記A側のクロスエリアに設け
られたオーバードライブ用のPチャンネル型のパワーM
OSFETQ15と、上記内部電圧VDLを供給するN
チャンネル型のパワーMOSFETQ16が設けられ
る。上記プレート電圧VPLに対応して後述するプリチ
ャージ電圧VPCもロウレベル側に偏倚したレベルとさ
れ、ハイレベルへの立ち上がりが遅くなってしまうのを
補償するために上記オーバードライブ回路が設けられ
る。上記オーバードライブ用の電圧は、昇圧電圧VPP
がゲートに供給されたNチャンネル型MOSFETQ1
4により形成されたクランプ電圧VDDCLPが用いら
れる。このMOSFETQ14のドレインには、外部端
子から供給された電源電圧VDDが供給され、上記MO
SFETQ14をソースフォロワ出力回路として動作さ
せ、上記昇圧電圧VPPを基準にしてMOSFETQ1
4のしきい値電圧分だけ低下したクランプ電圧VDDC
LPを形成する。
【0051】上記昇圧電圧VPPは、チャージポンプ回
路の動作を基準電圧を用いて制御して3.8Vのような
安定化された高電圧とされる。そして、上記MOSFE
TQ14のしきい値電圧は、メモリセルのアドレス選択
MOSFETQmに比べて低い低しきい値電圧に形成さ
れており、上記クランプ電圧VDDCLPを約2.9V
のような安定化された定電圧にする。MOSFETQ2
6は、リーク電流経路を形成するMOSFETであり、
約1μA程度の微小な電流しか流さない。これにより、
長期間にわたってスタンバイ状態(非動作状態)にされ
た時や、電源電圧VDDのバンプにより上記VDDCL
Pが過上昇するのを防止し、かかる過上昇時の電圧VD
DCLPが与えられる増幅MOSFETQ7,Q8のバ
ックバイアス効果による動作遅延を防止する。
【0052】この実施例では、上記のようなクランプ電
圧VDDCLPによりセンスアンプのオーバードライブ
電圧を形成するものであることに着目し、その電圧を供
給するPチャンネル型のパワーMOSFETQ15と、
センスアンプのPチャンネル型の増幅MOSFETQ
7,Q8とを同図で点線で示したような同じN型ウェル
領域NWELLに形成するとともに、そのバイアス電圧
として上記クランプ電圧VDDCLPを供給するもので
ある。そして、センスアンプのPチャンネル型の増幅M
OSFETQ7とQ8の共通ソース線CSPに本来の動
作電圧VDLを与えるパワーMOSFETQ16は、N
チャンネル型として上記オーバードライブ用のMOSF
ETQ14と電気的に分離して形成する。
【0053】上記Nチャンネル型のパワーMOSFET
Q15のゲートに供給されるセンスアンプ活性化信号S
AP2は、上記Pチャンネル型MOSFETQ15のゲ
ートに供給されるオーバードライブ用の活性化信号/S
AP1と逆相の信号とされ、特に制限されないが、その
ハイレベルが電源電圧VDDに対応された信号とされ
る。つまり、前記のようにVDDCLPは、約+2.9
V程度であり、電源電圧VDDの許容最小電圧VDDmi
n も、約2.9V程度であるので、上記Pチャンネル型
MOSFETQ15をオフ状態にさせることができると
ともに、上記Nチャンネル型MOSFETQ16を低し
きい値電圧のものを用いることにより、ソース側から内
部電圧VDLに対応した電圧を出力させることができ
る。
【0054】上記センスアンプの単位回路の入出力ノー
ドには、相補ビット線を短絡させるイコライズMOSF
ETQ11と、相補ビット線BL,/BLに後述するよ
うなプリチャージ電圧VPCを供給するスイッチMOS
FETQ9とQ10からなるプリチャージ回路が設けら
れる。上記プリチャージ電圧VPCは、後述するように
リフレッシュ周期を長くするために、相補ビット線B
L,/BLのハイレベルとロウレベルの中点電圧ではな
く、ロウレベル側に偏倚したものとされる。これらのM
OSFETQ9〜Q11のゲートは、共通にプリチャー
ジ信号BLEQが供給される。このプリチャージ信号B
LEQを形成するドライバ回路は、上記B側のクロスエ
リアにNチャンネル型MOSFETQ18を設けて、そ
の立ち下がりを高速にする。つまり、メモリアクセスの
開始によりワード線を選択タイミングを早くするため
に、各クロスエリアに設けられたNチャンネル型MOS
FETQ18をオン状態にして上記プリチャージ回路を
構成するMOSFETQ9〜Q11を高速にオフ状態に
切り替えるようにするものである。
【0055】これに対して、プリチャージ動作を開始さ
せる信号を形成するPチャンネル型MOSFETQ17
は、上記のようにクロスエリアに設けられるのではな
く、Yデコーダ&YSドライバ部に設けるようにする。
つまり、メモリアクセスの終了によりプリチャージ動作
が開始されるものであるが、その動作には時間的な余裕
が有るので、信号BLEQの立ち上がを高速にすること
が必要ないからである。この結果、A側クロスエリアに
設けられるPチャンネル型MOSFETは、上記オーバ
ードライブ用のパワーMOSFETQ15のみとなり、
B側のクロスエリアに設けられるPチャンネル型MOS
FETは、次に説明する入出力線のスイッチ回路IOS
Wを構成するMOSFETQ24,Q25及び共通入力
線MIOを内部電圧VDLにプリチャージさせるプリチ
ャージ回路を構成するMOSFETにできる。そして、
これらのN型ウェル領域には、上記上記VDDCLPと
VDLのようなバイアス電圧が与えられるから1種類の
N型ウェル領域となり、寄生サイリスタ素子が形成され
ない。
【0056】センスアンプの単位回路は、シェアードス
イッチMOSFETQ3とQ4を介して右側のサブアレ
イの同様な相補ビット線BL,/BLに接続される。ス
イッチMOSFETQ12とQ13は、カラムスイッチ
回路を構成するものであり、選択信号YSを受けて、上
記センスアンプの単位回路の入出力ノードをサブ共通入
出力線LIOに接続させる。例えば、左側のサブアレイ
のサブワード線SWLが選択されたときには、センスア
ンプの右側シェアードスイッチMOSFETQ3とQ4
とがオフ状態にされる。これにより、センスアンプの入
出力ノードは、上記左側の相補ビット線BL,/BLに
接続されて、選択されたサブワード線SWLに接続され
たメモリセルの微小信号を増幅し、上記カラムスイッチ
回路を通してサブ共通入出力線LIOに伝える。上記サ
ブ共通入出力線は、B側のクロスエリアに設けられたN
チャンネル型MOSFETQ19と20及び上記Pチャ
ンネル型MOSFETQ24とQ25からなるスイッチ
回路IOSWを介してメインアンプの入端子に接続され
る入出力線MIOに接続される。
【0057】サブワード線駆動回路SWDは、そのうち
の1つが代表として例示的に示されているように、上記
深い深さのN型ウェル領域DWELL(VPP)に形成
されたPチャンネル型MOSFETQ21と、かかるD
WELL内に形成されるP型ウェル領域PWELL(V
BB)に形成されたNチャンネル型MOSFETQ22
及びQ23とを用いて構成される。インバータ回路N1
は、特に制限されないが、前記図3に示したようなサブ
ワード選択線駆動回路FXDを構成するものであり、前
記のようにクロスエリアに設けられるものである。サブ
アレイのアドレス選択MOSFETQmも、上記DWE
LL内に形成されるP型ウェル領域PWELL(VB
B)に形成されるものである。
【0058】図6には、この発明に係るダイナミック型
RAMの周辺回路部分の一実施例の概略ブロック図が示
されている。タイミング制御回路TGは、外部端子から
供給されるロウアドレスストローブ信号/RAS、カラ
ムアドレスストローブ信号/CAS、ライトイネーブル
信号/WE及びアウトプットイネーブル信号/OEを受
けて、動作モードの判定、それに対応して内部回路の動
作に必要な各種のタイミング信号を形成する。この明細
書及び図面では、/はロウレベルがアクティブレベルで
あることを意味するのに用いている。
【0059】信号R1とR3は、ロウ系の内部タイミン
グ信号であり、ロウ系の選択動作のために使用される。
タイミング信号φXLは、ロウ系アドレスを取り込んで
保持させる信号であり、ロウアドレスバッファRABに
供給される。すなわち、ロウアドレスバッファRAB
は、上記タイミング信号φXLによりアドレス端子A0
〜Aiから入力されたアドレスを取り込んでラッチ回路
に保持させる。タイミング信号φYLは、カラムウ系ア
ドレスを取り込んで保持させる信号であり、カラムアド
レスバッファCABに供給される。すなわち、カラムア
ドレスバッファRABは、上記タイミング信号φYLに
よりアドレス端子A0〜Aiから入力されたアドレスを
取り込んでラッチ回路に保持させる。
【0060】信号φREFは、リフレッシュモードのと
きに発生される信号であり、ロウアドレスバッファの入
力部に設けられたマルチプレクサAMXに供給されて、
リフレッシュモードのときにリフレッシュアドレスカウ
ンタ回路RFCにより形成されたリフレッシュ用アドレ
ス信号に切り替えるよう制御する。リフレッシュアドレ
スカウンタ回路RFCは、タイミング制御回路TGによ
り形成されたリフレッシュ用の歩進パルスφRCを計数
してリフレッシュアドレス信号を生成する。この実施例
では後述するようなオートリフレッシュとセルフリフレ
ッシュを持つようにされる。タイミング信号φXは、ワ
ード線選択タイミング信号であり、デコーダXIBに供
給されて、下位2ビットのアドレス信号の解読された信
号に基づいて4通りのワード線選択タイミング信号Xi
Bが形成される。タイミング信号φYはカラム選択タイ
ミング信号であり、カラム系プリデコーダYPDに供給
されてカラム選択信号AYix、AYjx、AYkxが出力さ
れる。
【0061】タイミング信号φWは、書き込み動作を指
示する制御信号であり、タイミング信号φRは読み出し
動作を指示する制御信号である。これらのタイミング信
号φWとφRは、入出力回路I/Oに供給されて、書き
込み動作のときには入出力回路I/Oに含まれる入力バ
ッファを活性化し、出力バッファを出力ハイインピーダ
ンス状態にさせる。これに対して、読み出し動作のとき
には、上記出力バッファを活性化し、入力バッファを出
力ハイインピーダンス状態にする。タイミング信号φM
Sは、特に制限されないが、メモリアレイ選択動作を指
示する信号であり、ロウアドレスバッファRABに供給
され、このタイミングに同期して選択信号MSiが出力
される。タイミング信号φSAは、センスアンプの動作
を指示する信号である。このタイミング信号φSAに基
づいて、センスアンプの活性化パルスが形成される。
【0062】この実施例では、ロウ系の冗長回路X−R
EDが代表として例示的に示されている。すなわち、上
記回路X−REDは、不良アドレスを記憶させる記憶回
路と、アドレス比較回路とを含んでいる。記憶された不
良アドレスとロウアドレスバッファRABから出力され
る内部アドレス信号BXiとを比較し、不一致のときに
は信号XEをハイレベルにし、信号XEBをロウレベル
にして、正規回路の動作を有効にする。上記入力された
内部アドレス信号BXiと記憶された不良アドレスとが
一致すると、信号XEをロウレベルにして正規回路の不
良メインワード線の選択動作を禁止させるとともに、信
号XEBをハイレベルにして、1つの予備メインワード
線を選択する選択信号XRiBを出力させる。
【0063】内部電圧発生回路VGは、外部端子から供
給された3.3Vのような電源電圧VDDと0Vの接地
電位VSSとを受け、上記昇圧電圧VPP(+3.8
V)、内部電圧VDL(+2.2V)、プレート電圧
(プリチャージ電圧VPC)VPL(0.7V〜0.5
V)及び基板電圧VBB(−1.0V)を形成する複数
の回路から構成される。特に制限されないが、上記昇圧
電圧VPPと基板電圧VBBとは、チャージポンプ回路
と、その制御回路とを用いて上記電圧VPP及びVBB
を安定的に形成する。上記内部電圧VDL、VPL及び
VPCは、所定の基準電圧を用いた内部降圧電源回路に
より形成されるものである。
【0064】図7には、この発明に係るダイナミック型
RAMの他の一実施例の概略レイアウト図が示されてい
る。この実施例のダイナミック型RAMにおいては、特
に制限されないが、約256Mビットのような記憶容量
を持つようにされる。特に制限されないが、半導体チッ
プの長手方向に対して4つのメモリセルアレイが並ぶよ
うに配置される。これらの4つのメモリアレイ列は、そ
れぞれが1つのメモリバンクに対応されており、半導体
チップ全体で4つのメモリバンクを持つようにされる。
上記各メモリバンクが4つのメモリセルアレイを持つの
で、チップ全体では16個のメモリセルアレイが構成さ
れる。2個のメモリバンクの間の中央部分は間接回路領
域とされて、縦に並ぶ□で示されたボンディンバッドが
代表として例示的に示されている。上記間接回路領域に
は、上記ボンディングパッドに対応してアドレスバッフ
ァ回路や、データ入力バッファ、データ出力バッファ、
クロック発生回路等が適宜に形成される。
【0065】上述のように半導体チップの長手方向に対
して左右に2個ずつ合計4個と、上下方向に4個ずつに
分けられた合計16個からなる各メモリアレイにおい
て、長手方向に対して上下中央部で2に分けられ、2個
づつに分けられた中央部分においてメインワード線選択
回路MWDが設けられる。このメインワード選択回路M
WDの各メモリセルアレイに隣接した上下には、図示し
ないが前記のようなメインワードドライバが形成され
て、上記上下に分けられたメモリアレイを貫通するよう
に延長されるメインワード線をそれぞれが駆動するよう
にされる。上記メモリバンクを構成する2つのメモリア
レイの間には、前記同様なY選択回路YDが設けられ
る。
【0066】上記メモリセルアレイは、上記長手方向と
それに対して直角方向とに複数のメモリマットが配列さ
れる。つまり、1つのメモリセルは、長手方向に8分割
されて8個のメモリマットが設けられ、上記直角方向に
16分割されて16個のメモリマットが設けられる。言
い換えるならば、ワード線が8分割され、ビット線が1
6分割させられる。これにより、1つのメモリマットに
設けられるメモリセルの数が上記8分割と16分割さ
れ、メモリアクセスの高速化を図るようにされる。上記
メモリマットは、後述するようにそれを挟んで同図では
センスアンプ領域が左右に配置され、サブワードドライ
バ領域SWDが上下に配置されるものである。上記セン
スアンプ領域に設けられるセンスアンプSAは、シェア
ードセンス方式により構成され、メモリセルアレイの両
端に配置されるセンスアンプSAを除いて、センスアン
プSAを中心にして左右に相補ビット線が設けられ、左
右いずれかのメモリマットの相補ビット線に選択的に接
続される。
【0067】太い線で示された上記センスアンプSAと
サブワードドライバSWDに囲まれた1つのメモリマッ
トは、図示しないがサブワード線が256本とされ、そ
れと直交する相補ビット線(又はデータ線)が512対
とされる。つまり、1つのメモリマットで比較すると、
前記図1の実施例に比べて相補ビット線対が2倍多く設
けられる。上記1つのメモリアレイにおいて、上記メモ
リマットがビット線方向に16個設けられるから、全体
としての上記サブワード線は約8K分設けられ、チップ
全体では16K分設けられる。また、上記1つのメモリ
アレイにおいて、上記メモリマットがワード線方向に8
個設けられるから、相補ビット線は全体として約4K分
設けられる。このようなメモリアレイが全体で4個設け
られるから、全体では16K分の相補データ線が設けら
れ、全体としての記憶容量は、16K×16K=256
Mビットのような大記憶容量を持つようにされる。
【0068】なお、各メモリマットには、前記図3で説
明したような冗長ワード線や冗長相補ビット線対も適宜
に設けられるものである。そして、各サブワードドライ
バやセンスアンプの構成は、前記説明したと同様である
のでその説明を省略する。
【0069】図8には、この発明に係る上記ダイナミッ
ク型メモリセルの一実施例の素子構造断面図が示されて
いる。この実施例では、上記のようなメモリセル部の素
子構造が代表として例示的に示されている。メモリセル
の記憶キャパシタは、2層目のポリシリコン層を蓄積ノ
ードSNとして用い、アドレス選択用MOSFETの一
方のソース,ドレインSDと接続される。上記2層目ポ
リシリコン層からなる蓄積ノードSNは王冠構造とさ
れ、誘電体として作用する薄いゲート絶縁膜を介して3
層目ポリシリコン層からなるプレート電極PLが形成さ
れ、そこにはプレート電圧VPLが印加される。上記キ
ャパシタの誘電体としての絶縁膜は、特に制限されない
が、SiN又はTaOにより構成される。
【0070】アドレス選択用MOSFETのゲート電極
は、サブワード線SWLと一体的に構成され、1層目ポ
リシリコン層とその上部に形成されたタングステンシリ
サイド(WSi)とにより形成される。上記アドレス選
択用MOSFETの他方のソース,ドレインは、ポリシ
リコン層とその上部設けられた上記同様なタングステン
シリサイドから構成されたビット線BLに接続される。
上記メモリセルの上部には、第2層目のメタル層M2か
らなるメインワード線MWB、サブワード選択線FXB
が形成され、その上部には第3層目からなるメタル層M
3からなるY選択線YSや、サブワード選択線FXが形
成される。
【0071】同図では省略されているが、メモリセル部
の周辺部には、サブワードドライバSWD等を構成する
ようなNチャンネル型MOSFETやPチャンネル型M
OSFETが形成される。これらの周辺回路を構成する
ために、図示しないが1層目メタル層が形成されてい
る。例えば、上記CMOSインバータ回路を構成するた
めにNチャンネル型MOSFETとPチャンネル型MO
SFETとのゲートを接続する配線は、上記1層目のメ
タル層M1が用いられる。上記CMOSインバータ回路
回路の入力端子と2層目メタル層M2からなるメインワ
ード線MWBとの接続には、スルーホールを介してダミ
ーとしての第1層目メタル層M1に落とし、この第1層
目の配線層M1とコンタクトを介してゲート電極に接続
される。3層目のメタル層M3で形成されたY選択線Y
Sをカラム選択スイッチMOSFETのゲートに接続さ
せる場合、あるいは上記メタル層M3で形成されたサブ
ワード線選択線FXとサブワードドライバのPチャンネ
ル型MOSFETのソース,ドレインとの接続には、ス
ルーホールを介して上記ダミーとしてのメタル層M2、
メタル層M1に落とし上記カラムスイッチMOSFET
のゲートや、Pチャンネル型MOSFETのソース,ド
レインと接続される。
【0072】この実施例のような素子構造を採るとき、
前記のようにメインワード線を構成する第2層目のメタ
ル層M2に対して、それと平行に延長される第2層目の
メタル層M2の部分又は上記メインワード線のメタル層
M2と交差する第3層目のメタル層M3の部分からなる
サブワード選択線との間の絶縁膜に欠陥が生じることに
より、無視できないリーク電流が流れてしまう。このよ
うなリーク電流それ自体は、メモリセルの読み出し/書
き込み動作には影響を及ぼさないなら実際上は問題ない
が、非選択状態での電流不良という問題を引き起こして
しまう。上記の実施例のようにメインワード線MWBと
サブワード選択線FXBとが同じ電位で非選択状態とす
るなら上記リーク電流が生じない。
【0073】上記メインワード線MWBとサブワード選
択線FXBとの間のリーク電流の発生よりメモリセルの
読み出し/書き込み動作に不良が生じる場合には、予備
のメインワード線に置き換えられる。しかしながら、不
良のメインワード線MWBはそのまま残り、上記メイン
ワード線MWBに対してリーク電流が流れ続ける結果と
なる。上記のようなリーク電流の発生は、かかるメイン
ワード線MWBが予備のメインワード線に置き換えられ
る結果、メモリの読み出し、書き込み動作そのものには
何ら影響を与えない。しかし、上記リーク電流の発生
は、直流電流を増加させてしまい、製品としての性能の
悪化につながり、最悪の場合には直流不良にされるので
上記欠陥救済回路が生かされなくなるが、上記実施例の
場合にはそれを回避することができる。
【0074】図9には、上記図6の実施例回路の動作の
一例を説明するためのタイミング図が示されている。図
示しないロウアドレスストローブ信号/RASの立ち下
がりに同期してアドレス信号の取り込みが行われる。上
記ロウ系の選択動作により非選択側のシェアード選択信
号SHRが電源電圧VCCのようなハイレベルから回路
の接地電位のようなロウレベルに変化する。そして、ワ
ード線WLが回路の接地電位VSSのようなロウレベル
から昇圧電圧VPPのようなハイレベルに立ち上がる。
このワード線の立ち上がりにより、ビット線BLと/B
Lの一方には選択されたメモリセルの情報電荷に対応し
た微小電圧に変化させられる。
【0075】図示しないタイミング信号SANのハイレ
ベルにより、Nチャンネル型MOSFETQ21とQ1
3がオン状態となり、共通ソース線CSNは回路の接地
電位に向けて高速に変化する。一方、上記タイミング信
号SAP1のハイレベルへの変化によりNチャンネル型
MOSFETQ16をオン状態にして共通ソース線CS
Pの電位に電源電圧VDLを開始する。このとき、図6
の実施例のようにオーバードライブ用のMOSFETQ
15をタイミング信号/SAP1により一時的にオン状
態にして、より高い電源電圧VDDに向けて共通ソース
線CSPを立ち上げることにより、ビット線のハイレベ
ルとロウレベルの中点電位に対して低い電位にされたビ
ット線BL,/BLのうちセンスアンプの増幅出力のハ
イレベルへの立ち上がりを速くし、上記プリチャージ電
圧VPCやプリチャージ電圧VPLを低くした分を補う
ように増幅動作を行わせる。
【0076】上記のようなセンスアンプSAの増幅動作
によって、センスアンプの入出力ノードBL−SAと/
BL−SAの電圧差が拡大して回路の接地電位VSSと
内部電圧VDLに向かって変化し、上記シェアードスイ
ッチMOSFETQ1とQ2を介して相補ビット線B
L,/BLを上記電圧VDLのようなハイレベルとVS
Sのようなロウレベルにする。
【0077】カラム選択信号YSのハイレベルにより、
上記入出力ノードBL−SAと/BL−SAと入出力線
IOが接続されると、一時的にロウレベル入出力ノード
BL−SAと/BL−SAのロウレベルが持ち上がる。
入出力線IOTとIOBに上記センスアンプの増幅信号
に対応したレベル差が現れる。かかる入出力線IOTと
IOBの読み出し信号は、メインアンプMAの増幅動作
により、データコモンバスにはVCCとVSSのような
ハイレベルとロウレベルの読み出し信号が出力されて、
図示しない出力回路に伝えられる。
【0078】図示しないが、書き込み動作においては、
上記読み出し動作と同様にタイミング信号SAEのハイ
レベルにより、センスアンプSAの増幅動作が開始され
る。カラム選択信号YSのハイレベルにより、上記入出
力ノードBL−SAと/BL−SAと入出力線IOが接
続され、上記VDLとVSSに対応した書き込み信号が
伝えられる。上記メモリセルの記憶情報を反転させるよ
うな書き込み信号が伝えられたなら、上記入出力ノード
BL−SAと/BL−SAのレベルが逆転させられて、
センスアンプはそれを増幅して内部電圧VDLとVSS
を形成し、ビット線を通して選択されたメモリセルに伝
えるものである。
【0079】図10には、この発明を説明するためのメ
モリセルの情報電位分布図が示されている。同図におい
て、縦軸にはメモリセルの数を示し、横軸にはメモリセ
ルの蓄積ノードの電圧を表している。時刻t=0sは書
き込み状態を表している。書き込み動作により、内部電
圧VDL(又はVDD)を中心として一定のバラツキ幅
を持ってハイレベルHが書き込まれ、回路の接地電位V
SSを中心として一定のバラツキ幅を持ってロウレベル
Lが書き込まれる。
【0080】時刻t=0.01s(10ミリ秒)、0.
1s(100ミリ秒)、1s(1秒)それぞれ経過後で
のメモリセルの蓄積ノードの分布状態を表している。ハ
イレベルH側をみると、キャパシタの蓄積ノードが接続
されたMOSFETのソース,ドレイン拡散層と基板と
の間の接合リーク電流及び絶縁膜でのリーク電流により
時間の経過とともに全体として保持電位は低下し、特性
の悪いものではVDL/2により低くなる。
【0081】ロウレベルL側をみると、上記キャパシタ
の誘電体である絶縁膜を通したリーク電流は保持電圧を
プレート電圧VPL側に上げるように作用するが、上記
ソース,ドレイン拡散層側のリーク電流は基板電圧VB
Bに下げるように作用する。つまり、上記2種類のリー
ク電流がバランスしたものはVSSのまま変化せず、接
合リーク電流が大きいものは逆に負電圧側に変化し、上
記絶縁膜リーク電流が大きいものは上記プレート電圧V
PL側に変化する。つまり、ハイレベルHのように全体
としてVPL側に変化するのではなく、ものと状態を中
心としてハイレベルとロウレベルの両方に広がるように
変化する。ただし、絶縁膜のリーク電流それ自体が小さ
いこと、及び上記PN接合に係る印加電圧がVBBのよ
うに小さいことから接合リーク電流も小さくて全体とし
ての変化も小さい。
【0082】本願発明では、センス基準電圧ともなる相
補ビット線対のプリチャージ電圧VPC及びプレート電
圧VPLを内部電圧VDL(電源電圧VDDでセンスア
ンプを動作させるものではVDD)と回路の接地電位V
SSとの中点電圧VDL/2により低く、約VDL/4
のようにロウレベル側に偏倚した電圧に設定されてい
る。したがって、従来のようにVDL/2にプリチャー
ジ電圧を設定した場合には、保持電位がそれよりも低く
なって誤動作を行うようなメモリセルでも、ハイレベル
Hの読み出しに可能な電圧差を確保することができる。
【0083】この発明では、ダイナミック型メモリセル
におけるハイレベルH側の保持電圧のうち最も特性の悪
いメモリセルの保持電圧と、ロウレベルL側の保持電圧
の分布のうちハイレベル側に最も悪いメモリセルの保持
電圧のほぼ中間電位に上記プレート電圧VPLとプリチ
ャージ電圧VPCを設定することによりセンスアンプの
動作に必要なメモリセルの保持電圧を確保することがで
きる。これにより、図7の実施例のように256Mビッ
トのような大記憶容量化を実現できる。また、図1の実
施例のような64Mビットのような記憶容量を持つもの
では、実際のリフレッシュ周期を長く設定して、バッテ
リーバックアップ等のスタンバイ時の低消費電力化を図
るようにするものであってもよい。
【0084】上記の実施例から得られる作用効果は、下
記の通りである。すなわち、 (1) 複数のワード線と複数の相補ビット線の一方と
の間に設けられ、ゲートが上記ワード線に接続され、一
方のソース,ドレインが対応する上記一方の相補ビット
線に接続されたアドレス選択MOSFET及び上記アド
レス選択MOSFETの他方のソース,ドレインが蓄積
ノードとされる一方の電極に接続され、他方の電極が共
通化されてプレート電圧が印加されてなる記憶キャパシ
タからなるダイナミック型メモリセルを備えてなるダイ
ナミック型RAMにおいて、上記プレート電圧と上記相
補ビット線対のプリチャージ電圧を、上記キャパシタの
蓄積ノードにハイレベルを書き込んだときにおける規格
のリフレッシュ周期に対応した時間経過によって変化し
た残り電圧分と、上記蓄積ノードにロウレベルを書き込
んだときにおける上記規格のリフレッシュ周期に対応し
た時間経過により変化した残り電圧分とがほぼ等しくな
るよう上記ハイレベルとロウレベルの中間電位に対して
低電位側に偏倚させることにより、メモリセルの情報保
持時間を長くすることができるという効果が得られる。
【0085】(2) センスアンプのPチャンネル型M
OSFETのソースを第1共通ソース線に共通に接続し
て、上記センスアンプのNチャンネル型MOSFETの
ソースを第2共通ソース線に共通接続し、外部端子から
供給された電源電圧をドレインに供給し、ゲートに昇圧
電圧が印加されて、ソースから上記内部降圧電圧より高
くされたオーバードライブ用電圧を出力させるNチャン
ネル型の電圧クランプMOSFET及び上記電圧クラン
プMOSFETのソースにソースが接続され、ゲートに
増幅動作開始時に一定期間だけ発生されられるオーバー
ドライブ用センスアンプ活性化信号が印加されてドレイ
ンから上記第1共通ソース線に供給する動作電圧を出力
させるPチャンネル型の第1パワーMOSFETを設
け、ゲートにセンスアンプ活性化信号が供給され、ドレ
インに上記書き込みハイレベルに対応した電圧が供給さ
れ、ソースから上記第1共通ソース線に供給する動作電
圧を出力させるNチャンネル型の第2パワーMOSFE
Tを設け、ゲートにセンスアンプ活性化信号が供給さ
れ、ソースに回路の接地電位が供給され、ドレインから
上記第2共通ソース線に供給する接地電位を出力させる
Nチャンネル型の第3パワーMOSFETを設けること
により、相補ビット線対のプリチャージ電圧をロウレベ
ル側に偏倚させたことによるセンスアンプの動作速度の
遅れを補償することができるという効果が得られる。
【0086】(3) 上記ダイナミック型RAMとし
て、約256Mビット以上の記憶容量を持つものに適用
することにより、現有の半導体技術によってリフレッシ
ュ周期規格を達成することができるという効果が得られ
る。
【0087】以上本発明者よりなされた発明を実施例に
基づき具体的に説明したが、本願発明は前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種
々変更可能であることはいうまでもない。ビット線のハ
イレベルは電源電圧VDDにより設定するものであって
もよい。この場合には、昇圧回路によりワード線の選択
レベルを設定すればよいし、前記のようなセンスアンプ
にオーバードライブ機能を設ける場合には、上記昇圧電
圧を用いてオーバードライブすればよい。この発明が適
用されるダイナミック型RAMを構成するサブアレイの
構成、または半導体チップに搭載される複数のメモリア
レイの配置は、その記憶容量等に応じて種々の実施形態
を採ることができる。また、サブワードドライバの構成
は、種々の実施形態を採ることができる。入出力インタ
ーフェイスの部分は、クロック信号に同期して動作を行
うようにされたシンクロナスダイナミック型RAMとし
てもよい。この発明は、前記ダイナミック型メモリセル
を用いた各種ダイナミック型RAMに広く利用すること
ができるものである。
【0088】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、複数のワード線と複数の相
補ビット線の一方との間に設けられ、ゲートが上記ワー
ド線に接続され、一方のソース,ドレインが対応する上
記一方の相補ビット線に接続されたアドレス選択MOS
FET及び上記アドレス選択MOSFETの他方のソー
ス,ドレインが蓄積ノードとされる一方の電極に接続さ
れ、他方の電極が共通化されてプレート電圧が印加され
てなる記憶キャパシタからなるダイナミック型メモリセ
ルを備えてなるダイナミック型RAMにおいて、上記プ
レート電圧と上記相補ビット線対のプリチャージ電圧
を、上記キャパシタの蓄積ノードにハイレベルを書き込
んだときにおける規格のリフレッシュ周期に対応した時
間経過によって変化した残り電圧分と、上記蓄積ノード
にロウレベルを書き込んだときにおける上記規格のリフ
レッシュ周期に対応した時間経過により変化した残り電
圧分とがほぼ等しくなるよう上記ハイレベルとロウレベ
ルの中間電位に対して低電位側に偏倚させることによ
り、メモリセルの情報保持時間を長くすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るダイナミック型RAMの一実施
例を示すレイアウト図である。
【図2】図1のダイナミック型RAMを説明するための
概略レイアウト図である。
【図3】図1のダイナミック型RAMにおけるサブアレ
イとその周辺回路の一実施例を示す概略レイアウト図で
ある。
【図4】図1のダイナミック型RAMにおけるサブアレ
イとその周辺回路を形成するウェル領域の一実施例を示
す概略レイアウト図である。
【図5】図1のダイナミック型RAMのセンスアンプ部
とその周辺回路の一実施例を示す要部回路図である。
【図6】図1のダイナミック型RAMの周辺回路部分の
一実施例を示す概略ブロック図である。
【図7】この発明に係るダイナミック型RAMの他の一
実施例を示すレイアウト図である。
【図8】この発明に係るダイナミック型RAMのメモリ
セルの一実施例を示す素子構造断面図である。
【図9】この発明に係るダイナミック型RAMの動作の
一例を説明するための波形図である。
【図10】この発明を説明するためのメモリセルの情報
電位分布図である。
【符号の説明】
10…メモリチップ、11…メインロウデコーダ領域、
12…メインワードドライバ領域、13…カラムデコー
ダ領域、14…周辺回路、ポンディングパッド領域、1
5…メセリセルアレイ(サブアレイ)、16…センスア
ンプ領域、17…サブワードドライバ領域、18…交差
領域(クロスエリア)、19…内部電圧発生回路、SA
…センスアンプ、SWD…サブワードドライバ、MWD
…メインワードドライバ、ACTRL…メモリアレイ制
御回路、MWL0〜MWLn…メインワード線、SW
L,SWL0…サブワード線、YS…カラム選択線、S
BARY…サブアレイ、TG…タイミング制御回路、I
/O…入出力回路、RAB…ロウアドレスバッファ、C
AB…カラムアドレスバッファ、AMX…マルチプレク
サ、RFC…リフレッシュアドレスカウンタ回路、XP
D,YPD…プリテコーダ回路、X−DEC…ロウ系冗
長回路、XIB…デコーダ回路、Q1〜Q25…MOS
FET、CSP,CSN…共通ソース線、YS…カラム
選択信号、LIO…サブ共通入出力線、MIO…共通入
出力線、M1〜M3…メタル層、SN…ストレージノー
ド、PL…プレート電極、BL…ビット線、SD…ソー
ス,ドレイン、FG…1層目ポリシリコン層。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のワード線と複数の相補ビット線対
    と、 上記ワード線と上記相補ビット線の一方との間に設けら
    れ、ゲートが上記ワード線に接続され、一方のソース,
    ドレインが対応する上記一方の相補ビット線に接続され
    たアドレス選択MOSFET及び上記アドレス選択MO
    SFETの他方のソース,ドレインが蓄積ノードとされ
    る一方の電極に接続され、他方の電極が共通化されてプ
    レート電圧が印加されてなる記憶キャパシタからなるダ
    イナミック型メモリセルと、 交差接続されたゲートとドレインが上記複数の相補ビッ
    ト線対にそれぞれ接続され、ハイレベル側の増幅部を構
    成する複数対のPチャンネル型MOSFET及び上記交
    差接続されたゲートとドレインが上記複数の相補ビット
    線対にそれぞれ接続され、ロウレベル側の増幅部を構成
    する複数対のNチャンネル型MOSFETとからなるセ
    ンスアンプと、 上記相補ビット線対にプリチャージ電圧を供給するプリ
    チャージ回路とを備えてなり、 上記プレート電圧及びプリチャージ電圧は、上記記憶キ
    ャパシタの蓄積ノードにハイレベルを書き込んだときに
    おける規格のリフレッシュ周期を超えた時間経過によっ
    て変化した残り電圧分と、上記蓄積ノードにロウレベル
    を書き込んだときにおける上記規格のリフレッシュ周期
    を超えた上記同じ時間経過により変化した残り電圧分と
    がほぼ等しくなるよう上記ハイレベルとロウレベルの中
    間電位に対して低電位側に偏倚させてなることを特徴と
    するダイナミック型RAM。
  2. 【請求項2】 上記センスアンプのPチャンネル型MO
    SFETのソースは、第1共通ソース線に共通に接続さ
    れ、 上記センスアンプのNチャンネル型MOSFETのソー
    スは、第2共通ソース線に共通接続され、 外部端子から供給された電源電圧がドレインに供給さ
    れ、ゲートに上記昇圧電圧が印加されて、ソースから上
    記ハイレベルに対応した内部降圧電圧より高くされたオ
    ーバードライブ用電圧を出力させるNチャンネル型の電
    圧クランプMOSFETと、 上記電圧クランプMOSFETのソースにソースが接続
    され、ゲートに増幅動作開始時に一定期間だけ発生され
    られるオーバードライブ用センスアンプ活性化信号が印
    加されてドレインから上記第1共通ソース線に供給する
    動作電圧を出力させるPチャンネル型の第1パワーMO
    SFETと、 ゲートにセンスアンプ活性化信号が供給され、ドレイン
    に上記書き込みハイレベルに対応した内部降圧電圧が供
    給され、ソースから上記第1共通ソース線に供給する動
    作電圧を出力させるNチャンネル型の第2パワーMOS
    FETと、 ゲートにセンスアンプ活性化信号が供給され、ソースに
    回路の接地電位が供給され、ドレインから上記第2共通
    ソース線に供給する接地電位を出力させるNチャンネル
    型の第3パワーMOSFETとを更に備えてなることを
    特徴とする請求項1のダイナミック型RAM。
  3. 【請求項3】 上記ダイナミック型RAMは、約256
    Mビット以上の記憶容量を持つものであることを特徴と
    する請求項1のダイナミック型RAM。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6418073B1 (en) 1999-05-14 2002-07-09 Nec Corporation Semiconductor memory device
US6842388B2 (en) 2001-11-20 2005-01-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor memory device with bit line precharge voltage generating circuit
US7573771B2 (en) 2005-09-29 2009-08-11 Hynix Semiconductor, Inc. High voltage generator and semiconductor memory device

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