JPH1184658A - 輻射線感応性平版印刷版 - Google Patents
輻射線感応性平版印刷版Info
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- JPH1184658A JPH1184658A JP9248994A JP24899497A JPH1184658A JP H1184658 A JPH1184658 A JP H1184658A JP 9248994 A JP9248994 A JP 9248994A JP 24899497 A JP24899497 A JP 24899497A JP H1184658 A JPH1184658 A JP H1184658A
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Abstract
い、特に赤外線レーザにて記録することによりディジタ
ルデータから直接製版可能な、耐刷性に優れた輻射線感
応性平版印刷版を提供すること。 【解決手段】 官能基XとYとを同一分子内に有する
化合物と下記式(1)で表される化合物との反応生成
物、又は官能基Xを有する化合物及び下記式(1)で
表される化合物の重合反応物、を含有する感光層を有す
る輻射線感応性平版印刷版。{・官能基X:スルホン酸
エステル、ジスルホン基、スルホンイミド基又はアルコ
キシアルキルエステル基から選ばれる基。・官能基Y:
−OH、−NH2 、−COOH、−NH−CO−R3 、
−Si(OR4 )3 [式中R3 、R4はアルキル基又は
アリール基]から選ばれる基。・式(1):(R1 )n
−X−(OR2 )4-n [式中R1 、R2 はアルキル基又
はアリール基、XはSi、Al、Ti又はZr、nは0
〜2の整数]}
Description
原版として用いることができる輻射線感応性平版印刷版
に関する。その中でも、ディジタル信号に基づいて可視
光もしくは赤外線などの各種のレーザを操作することに
より直接製版可能であり、且つ水現像可能あるいは現像
することなしにそのまま印刷機に装着し、印刷すること
ができる輻射線感応性平版印刷版に関し、特に無処理刷
版製造に適した輻射線感応性の平版印刷版に関する。
露光工程の後に、支持体表面の上に設けられた感光層を
画像状に除去するための湿式による現像工程や現像処理
された印刷版を水洗水で水洗したり、界面活性剤を含有
するリンス液、アラビアガム、澱粉誘導体を含む不感脂
化液で処理する後処理工程が含まれる。
アルカリ性であるため環境問題が生じてきている。また
製版作業の合理化が進められており、上記のような複雑
な湿式現像処理を必要とせず、露光後にそのまま印刷に
使用できる印刷版用原版が望まれている。
版用原版については、例えば、US5,258,263
号に、露光領域で硬化または不溶化が促進される感光性
親水層と感光性疎水層とを支持体上に積層した平版印刷
プレートが開示されている。しかし、このプレートは2
層構成のため上層と下層との接着力が問題となり、多く
の印刷物を刷ることができない。
ない平版印刷原版として、シリコーン層と、その下層に
レーザ感熱層を設けた版材がUS5,353,705
号、US5、379、698号に開示されている。これ
らは湿式現像は必要としないが、レーザアブレージョン
によるシリコーン層の除去を完結させるための、こすり
や特殊なローラーによる処理が必要となり、処理が煩雑
になる欠点を持つ。
ムを版材として用い、熱書き込みによって、表面の親水
性を変化させることにより、現像処理を必要としない版
材を形成することが、特開平5−77574号、特開平
4−125189号、US5,187,047号および
特開昭62−195646号等に開示されている。この
システムでは、熱書き込みにより、感材表面のスルホン
基を脱スルホンさせ画像形成しており、現像処理は不要
になるが、書き込み時に有害なガスを発生させる欠点を
有する。
5,316号には酸感受性基を側鎖にもつポリマーと光
酸発生剤を組み合わせた感材が提示されており、無現像
システムが提案されている。この版材は発生する酸がカ
ルボン酸であるために、親水性の程度が低くなり汚れや
すく、版材の耐久性や印刷画像の鮮明さに劣る欠点を持
つ。特開平4−121748号にはスルホン酸エステル
基を側鎖にもつポリマーと酸発生剤と染料とを組み合わ
せた感材が提示されているが、このシステムもアルカリ
の現像液を用いて現像しており、水現像もしくは無現像
システムに関しては全く提案されてはいなかった。
た輻射線感応性の画像形成材料としては、特開平7−1
86562号公報に記載されたものが公知であり、ま
た、本発明者らによる特願平9−26878号や特願平
9−26877号にも記載されている。これら公報およ
び明細書中には、特定のカルボン酸エステル、もしくは
スルホン酸エステル構造からなる加熱もしくは酸の作用
により疎水性から親水性に変化し得る官能基と、トリメ
トキシシリル基からなる加水分解重合性化合物と反応し
得る官能基と、を有する化合物が記載されている。これ
らの化合物を用いると、露光後現像処理なしでも印刷可
能であり、満足できる印刷物を得ることができるが、さ
らに耐刷性を向上させることが望まれていた。
は、水現像可能な、あるいは画像書き込み後、湿式現像
処理やこすり等の特別な処理を必要としない輻射線感応
性平版印刷版を提供することである。特に、赤外線を放
射する固体レーザまたは半導体レーザ等を用いて記録す
ることにより、ディジタルデータから直接製版可能であ
る輻射線感応性平版印刷版を提供することである。ま
た、本発明の他の目的は、耐刷性に優れたポジ型の輻射
線感応性平版印刷版を提供することである。
明により達成される。即ち、第1の本発明は、スルホン
酸エステル、ジスルホン基、スルホンイミド基またはア
ルコキシアルキルエステル基から選ばれる少なくとも1
つの官能基、および、−OH、−NH2 、−COOH、
−NH−CO−R3 、−Si(OR4)3 [式中R3 お
よびR4 はアルキル基またはアリール基を表し、これら
官能基を有する化合物中にR3 およびR4 の双方が存在
する場合には、これらは同じであっても異なっていても
よい。]から選ばれる少なくとも1つの官能基、を同一
分子内に有する化合物と、下記一般式(1)で表される
加水分解重合性化合物との反応生成物を含有する感光層
を有することを特徴とする輻射線感応性平版印刷版であ
る。 ・一般式(1) (R1 )n −X−(OR2 )4-n 式中、R1 およびR2 は同一であっても異なっていても
よく、アルキル基またはアリール基を表し、XはSi、
Al、TiまたはZrを表し、nは0〜2の整数を表
す。
よれば、「上記一般式(1)で表される加水分解重合性
化合物」は、加水分解重合して無機酸化物のマトリック
スを塗布膜中に形成すると共に、「スルホン酸エステ
ル、ジスルホン基、スルホンイミド基またはアルコキシ
アルキルエステル基から選ばれる少なくとも1つの官能
基、および、−OH、−NH2 、−COOH、−NH−
CO−R3 、−Si(OR4 )3 [式中R3 およびR4
はアルキル基またはアリール基を表し、これら官能基を
有する化合物中にR3 およびR4 の双方が存在する場合
には、これらは同じであっても異なっていてもよい。]
から選ばれる少なくとも1つの官能基、を同一分子内に
有する化合物」(以下、「化合物A」という場合があ
る。)の後者の官能基と反応し、有機無機複合体(反応
生成物)を形成し、架橋構造が密となり、全体として膜
強度が向上する。第1の本発明の輻射線感応性平版印刷
版は、所定の加熱手段による熱、あるいは所定の酸発生
手段による酸により、化合物Aが画像様に親水性とな
り、画像形成後現像処理することなく印刷可能であり、
満足できる印刷物を得ることができると共に、耐刷性に
も優れたものとなる。
ル、ジスルホン基、スルホンイミド基またはアルコキシ
アルキルエステル基から選ばれる少なくとも1つの官能
基を有する化合物と、下記一般式(1)で表される加水
分解重合性化合物の加水分解重合反応物と、を含有する
感光層を有することを特徴とする輻射線感応性平版印刷
版である。 ・一般式(1) (R1 )n −X−(OR2 )4-n 式中、R1 およびR2 は同一であっても異なっていても
よく、アルキル基またはアリール基を表し、XはSi、
Al、TiまたはZrを表し、nは0〜2の整数を表
す。
よれば、「上記一般式(1)で表される加水分解重合性
化合物」は、加水分解重合して無機酸化物のマトリック
ス(加水分解重合反応物)を塗布膜中に形成し、「スル
ホン酸エステル、ジスルホン基、スルホンイミド基また
はアルコキシアルキルエステル基から選ばれる少なくと
も1つの官能基を有する化合物」(以下、「化合物B」
という場合がある。)が前記マトリックス中に取り込ま
れ、分散した状態となり、全体として膜強度が向上す
る。第2の本発明の輻射線感応性平版印刷版は、所定の
加熱手段による熱、あるいは所定の酸発生手段による酸
により、「化合物B」が画像様に親水性となり、画像形
成後現像処理することなく印刷可能であり、満足できる
印刷物を得ることができると共に、耐刷性にも優れたも
のとなる。
は、第1の本発明および第2の本発明の双方を指す。)
の輻射線感応性平版印刷版は、そのままで感熱記録が可
能なほか、光熱変換材料(赤外線吸収剤)と組み合わせ
て赤外線レーザー感応性感熱ポジ型無処理平版印刷用原
版として用いることができる。また、紫外光域から可視
光域に感光する酸発生剤と組み合わせて紫外光域−可視
光域感応性感熱ポジ型無処理平版印刷用原版として用い
ることができる。
て説明する。化合物Aとは、スルホン酸エステル、ジス
ルホン基、スルホンイミド基またはアルコキシアルキル
エステル基から選ばれる少なくとも1つの官能基、およ
び、−OH、−NH2 、−COOH、−NH−CO−R
3 、−Si(OR4 )3 [式中R3 およびR4 はアルキ
ル基またはアリール基を表し、これら官能基を有する化
合物中にR3 およびR4 の双方が存在する場合には、こ
れらは同じであっても異なっていてもよい。]から選ば
れる少なくとも1つの官能基、を同一分子内に有する化
合物である。まず、化合物A中のスルホン酸エステル、
ジスルホン基、スルホンイミド基またはアルコキシアル
キルエステル基から選ばれる少なくとも1つの官能基
(以下、「官能基X」という場合がある。)の具体例に
ついて詳細に説明する。
(2)、ジスルホン基は下記一般式(3)、およびスル
ホンイミド基は下記一般式(4)で表すことができる。
(4)で示される官能基をポリマー骨格に連結するのに
必要な多価の非金属原子から成る有機基を表し、R1 は
置換若しくは無置換のアリール基、置換若しくは無置換
アルキル基又は環状イミド基を示し、R2 、R3 は置換
若しくは無置換のアリール基又は置換若しくは無置換ア
ルキル基を示し、R4 は置換若しくは無置換のアリール
基、置換若しくは無置換アルキル基又は−SO2 −R5
を示し、R5 は置換若しくは無置換のアリール基又は置
換若しくは無置換アルキル基を示す。
ール基を表わすとき、アリール基には炭素環式アリール
基と複素環式(ヘテロ)アリール基が含まれる。炭素環
式アリール基としては、フェニル基、ナフチル基、アン
トラセニル基、ピレニル基等の炭素数6から19のもの
が用いられる。また、複素環式アリール基としては、ピ
リジル基、フリル基、その他ベンゼン環が縮環したキノ
リル基、ベンゾフリル基、チオキサントン基、カルバゾ
ール基等の炭素数3〜20、ヘテロ原子数1〜5を含む
ものが用いられる。R1 〜R5 がアルキル基若しくは置
換アルキル基を表わすとき、当該アルキル基としてはメ
チル基、エチル基、イソプロピル基、t−ブチル基、シ
クロヘキシル基等の直鎖状、分岐状若しくは環状の炭素
数1から25までのものが用いられる。
アリール基、置換アルキル基であるとき、置換基として
はメトキシ基、エトキシ基等の炭素数1〜10までのア
ルコキシ基、フッ素原子、塩素原子、臭素原子等のハロ
ゲン原子、トリフルオロメチル基、トリクロロメチル基
のようなハロゲン置換されたアルキル基、メトキシカル
ボニル基、エトキシカルボニル基、t−ブチルオキシカ
ルボニル基、p−クロロフェニルオキシカルボニル基等
の炭素数2から15までのアルコキシカルボニル基若し
くはアリールオキシカルボニル基;水酸基;アセチルオ
キシ基、ベンゾイルオキシ基、p−ジフェニルアミノベ
ンゾイルオキシ基等のアシルオキシ基;t−ブチルオキ
シカルボニルオキシ基等のカルボネート基;t−ブチル
オキシカルボニルメチルオキシ基、2−ピラニルオキシ
基等のエーテル基;アミノ基、ジメチルアミノ基、ジフ
ェニルアミノ基、モルフォリノ基、アセチルアミノ基等
の置換、非置換のアミノ基;メチルチオ基、フェニルチ
オ基等のチオエーテル基;ビニル基、スチリル基等のア
ルケニル基;ニトロ基;シアノ基;ホルミル基、アセチ
ル基、ベンゾイル基等のアシル基;フェニル基、ナフチ
ル基のようなアリール基;ピリジル基のようなヘテロア
リール基等を挙げることができる。またR1〜R5 が置
換アリール基、置換ヘテロアリール基であるとき、置換
基として前述の他にもメチル基、エチル基等のアルキル
基を用いることができる。
ドとしては、琥珀酸イミド、フタル酸イミド、シクロヘ
キサンジカルボン酸イミド、ノルボルネンジカルボン酸
イミド等の炭素原子4〜20までのものを用いることが
できる。
は、ハロゲン、シアノ、ニトロ等の電子吸引性基で置換
されたアリール基、ハロゲン、シアノ、ニトロ等の電子
吸引性基で置換されたアルキル基、2級若しくは3級の
分岐状のアルキル基、環状アルキル基及び環状イミドで
ある。また、上記のうちR2 〜R5 として特に好ましい
ものは、ハロゲン、シアノ、ニトロ等の電子吸引性基で
置換されたアリール基、ハロゲン、シアノ、ニトロ等の
電子吸引性基で置換されたアルキル基、及び2級若しく
は3級の分岐状のアルキル基である。
結基とは、1から60個までの炭素原子、0個から10
個までの窒素原子、0個から50個までの酸素原子、1
個から100個までの水素原子、及び0個から20個ま
での硫黄原子から成り立つものである。より具体的な連
結基としては下記の構造単位が組み合わさって構成され
るものを挙げることができる。
基としてはメチル基、エチル基等の炭素数1から20ま
でのアルキル基、フェニル基、ナフチル基等の炭素数6
から16までのアリール基、水酸基、カルボキシル基、
スルホンアミド基、N−スルホニルアミド基、アセトキ
シ基のような炭素数1から6までのアシルオキシ基、メ
トキシ基、エトキシ基のような炭素数1から6までのア
ルコキシ基、塩素、臭素のようなハロゲン原子、メトキ
シカルボニル基、エトキシカルボニル基、シクロヘキシ
ルオキシカルボニル基のような炭素数2から7までのア
ルコキシカルボニル基、シアノ基、t−ブチルカーボネ
ートのような炭酸エステル基等を用いることができる。
般式(5)で表すことができる。
子または炭素数18個以下のアルキル基を表し、R3 は
炭素数18個以下のアルキル基を表す。また、R1 、R
2 およびR3 の内の2つが結合して間を形成してもよ
い。特に、R2 およびR3 が結合して5または6員環を
形成することが好ましい。
以上の一般式(2)〜(5)で表されるものが挙げられ
るが、特に好ましくは一般式(2)で表されるスルホン
酸エステル基である。
適に使用される、一般式(2)〜(5)で表される官能
基を有するモノマーの具体例を以下に示す。
作用により疎水性から親水性へ変える働きを有するもの
である。特に、官能基Xは、化合物Aの空中水滴接触角
を15°以上低下させるものであることが好ましい。即
ち、化合物Aとしては、空中における水滴の接触角が、
加熱もしくは酸の作用により15°以上低下して、当初
は疎水性であったものが親水性になるようなものである
ことが好ましい。さらに、化合物Aとしては、この空中
水滴接触角が、40°以上低下する化合物であることが
好ましい。また、化合物Aとしては、具体的には空中水
滴接触角が、当初60°以上であったものが、加熱もし
くは酸の作用により20°以下まで低下する化合物であ
ることが好ましい。
COOH、−NH−CO−R3 、−Si(OR4 )
3 [式中R3 およびR4 はアルキル基またはアリール基
を表し、これら官能基を有する化合物中にR3 およびR
4 の双方が存在する場合には、これらは同じであっても
異なっていてもよい。]から選ばれる少なくとも1つの
官能基(以下、「官能基Y」という場合がある。)の具
体例について詳細に説明する。官能基Yが−NH−CO
−R3 および/または−Si(OR4 )3 であるとき、
R3 およびR4 としては、好ましくは、炭素数1〜10
のアルキル基または炭素数6〜20のアリール基であ
り、これらはクロル等のハロゲン、メトキシ基等のアル
コキシ基、メトキシカルボニル基等のアルコキシカルボ
ニル基等により置換されていてもよい。−NH−CO−
R3 の具体例としては、−NH−CO−CH3 、−NH
−CO−C2 H5 等を挙げることができる。また、−S
i(OR4)3 の具体例としては、−Si(OCH3 )
3 、−Si(OC2 H5 )3 等を挙げることができる。
は、好ましくは一般式(2)〜(5)で表される官能基
を有するモノマーの内、少なくともいずれか一つと、前
述の官能基Yを有するモノマーとをラジカル重合するこ
とにより得られる高分子化合物を使用する。このような
化合物Aとして、一般式(2)〜(5)で表される官能
基を有するモノマーの内一種のみと、前述の官能基Bを
有するモノマーの内一種のみと、を用いた共重合体を使
用してもよいが、両モノマーとも、あるいはどちらか一
方のモノマーについて、2種以上を用いた共重合体やこ
れらのモノマーと他のモノマーとの共重合体を使用して
もよい。
リレート、N−メチロールメタクリルアミド、2−イソ
シアネートエチルアクリレート等の架橋反応性を有する
モノマーが好ましい。また、共重合体に用いられる他の
モノマーとして、例えば、アクリル酸エステル類、メタ
クリル酸エステル類、アクリルアミド類、メタクリルア
ミド類、ビニルエステル類、スチレン類、アクリル酸、
メタクリル酸、アクリロニトリル、無水マレイン酸、マ
レイン酸イミド等の公知のモノマーも挙げられる。
メチルアクリレート、エチルアクリレート、(n−又は
i−)プロピルアクリレート、(n−、i−、sec−
又はt−)ブチルアクリレート、アミルアクリレート、
2−エチルヘキシルアクリレート、ドデシルアクリレー
ト、クロロエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチル
アクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、
5−ヒドロキシペンチルアクリレート、シクロヘキシル
アクリレート、アリルアクリレート、トリメチロールプ
ロパンモノアクリレート、ペンタエリスリトールモノア
クリレート、ベンジルアクリレート、メトキシベンジル
アクリレート、クロロベンジルアクリレート、ヒドロキ
シベンジルアクリレート、ヒドロキシフェネチルアクリ
レート、ジヒドロキシフェネチルアクリレート、フルフ
リルアクリレート、テトラヒドロフルフリルアクリレー
ト、フェニルアクリレート、ヒドロキシフェニルアクリ
レート、クロロフェニルアクリレート、スルファモイル
フェニルアクリレート、2−(ヒドロキシフェニルカル
ボニルオキシ)エチルアクリレート等が挙げられる。
は、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、
(n−又はi−)プロピルメタクリレート、(n−、i
−、sec−又はt−)ブチルメタクリレート、アミル
メタクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート、
ドデシルメタクリレート、クロロエチルメタクリレー
ト、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロ
キシプロピルメタクリレート、5−ヒドロキシペンチル
メタクリレート、シクロヘキシルメタクリレート、アリ
ルメタクリレート、トリメチロールプロパンモノメタク
リレート、ペンタエリスリトールモノメタクリレート、
グリシジルメタクリレート、ベンジルメタクリレート、
メトキシベンジルメタクリレート、クロロベンジルメタ
クリレート、ヒドロキシベンジルメタクリレート、ヒド
ロキシフェネチルメタクリレート、ジヒドロキシフェネ
チルメタクリレート、フルフリルメタクリレート、テト
ラヒドロフルフリルメタクリレート、フェニルメタクリ
レート、ヒドロキシフェニルメタクリレート、クロロフ
ェニルメタクリレート、スルファモイルフェニルメタク
リレート、2−(ヒドロキシフェニルカルボニルオキ
シ)エチルメタクリレート等が挙げられる。
リルアミド、N−メチルアクリルアミド、N−エチルア
クリルアミド、N−プロピルアクリルアミド、N−ブチ
ルアクリルアミド、N−ベンジルアクリルアミド、N−
ヒドロキシエチルアクリルアミド、N−フェニルアクリ
ルアミド、N−トリルアクリルアミド、N−(ヒドロキ
シフェニル)アクリルアミド、N−(スルファモイルフ
ェニル)アクリルアミド、N−(フェニルスルホニル)
アクリルアミド、N−(トリルスルホニル)アクリルア
ミド、N,N−ジメチルアクリルアミド、N−メチル−
N−フェニルアクリルアミド、N−ヒドロキシエチル−
N−メチルアクリルアミド等が挙げられる。
タクリルアミド、N−メチルメタクリルアミド、N−エ
チルメタクリルアミド、N−プロピルメタクリルアミ
ド、N−ブチルメタクリルアミド、N−ベンジルメタク
リルアミド、N−ヒドロキシエチルメタクリルアミド、
N−フェニルメタクリルアミド、N−トリルメタクリル
アミド、N−(ヒドロキシフェニル)メタクリルアミ
ド、N−(スルファモイルフェニル)メタクリルアミ
ド、N−(フェニルスルホニル)メタクリルアミド、N
−(トリルスルホニル)メタクリルアミド、N,N−ジ
メチルメタクリルアミド、N−メチル−N−フェニルメ
タクリルアミド、N−ヒドロキシエチル−N−メチルメ
タクリルアミド等が挙げられる。
ルアセテート、ビニルブチレート、ビニルベンゾエート
等が挙げられる。
メチルスチレン、ジメチルスチレン、トリメチルスチレ
ン、エチルスチレン、プロピルスチレン、シクロヘキシ
ルスチレン、クロロメチルスチレン、トリフルオロメチ
ルスチレン、エトキシメチルスチレン、アセトキシメチ
ルスチレン、メトキシスチレン、ジメトキシスチレン、
クロロスチレン、ジクロロスチレン、ブロモスチレン、
ヨードスチレン、フルオロスチレン、カルボキシスチレ
ン等が挙げられる。
用されるのは、炭素数20以下のアクリル酸エステル
類、メタクリル酸エステル類、アクリルアミド類、メタ
クリルアミド類、ビニルエステル類、スチレン類、アク
リル酸、メタクリル酸、及びアクリロニトリルである。
〜(5)で表される官能基を有するモノマーと、官能基
Yを有するモノマーと、の混合割合としては、重量比で
10:90〜99:1とすることが好ましく、30:7
0〜97:3とすることがより好ましい。また、他のモ
ノマーとの共重合体とする場合には、共重合体の合成に
使用される一般式(2)〜(5)で表される官能基を有
するモノマーおよび官能基Yを有するモノマーの合計に
対する他のモノマーの割合は、5〜99重量%であるこ
とが好ましく、さらに好ましくは10〜95重量%であ
る。
Aの具体例を示す。なお、化学式中カッコの右下の数値
は共重合割合を示す。
用いられる加水分解重合性化合物は、下記一般式(1)
で表される化合物である。 ・一般式(1) (R1 )n −X−(OR2 )4-n 式中、R1 およびR2 は同一であっても異なっていても
よく、アルキル基またはアリール基を表し、XはSi、
Al、TiまたはZrを表し、nは0〜2の整数を表
す。R1 またはR2 がアルキル基を表す場合に、炭素数
としては好ましくは1〜4である。また、アルキル基ま
たはアリール基は置換基を有していてもよい。なお、こ
の化合物は低分子化合物であり分子量1000以下であ
ることが好ましい。
含むものとしては、例えば、トリメトキシアルミネー
ト、トリエトキシアルミネート、トリプロポキシアルミ
ネート、テトラエトキシアルミネート等を挙げることが
できる。チタンを含むものとしては、例えば、トリメト
キシチタネート、テトラメトキシチタネート、トリエト
キシチタネート、テトラエトキシチタネート、テトラプ
ロポキシチタネート、クロロトリメトキシチタネート、
クロロトリエトキシチタネート、エチルトリメトキシチ
タネート、メチルトリエトキシチタネート、エチルトリ
エトキシチタネート、ジエチルジエトキシチタネート、
フェニルトリメトキシチタネート、フェニルトリエトキ
シチタネート等を挙げることができる。ジルコニウムを
含むものとしては、例えば、前記チタンを含むものに対
応するジルコネートを挙げることができる。
のとしては、例えば、トリメトキシシラン、トリエトキ
シシラン、トリプロポキシシラン、テトラメトキシシラ
ン、テトラエトキシシラン、テトラプロポキシシラン、
メチルトリメトキシシラン、エチルトリメトキシシラ
ン、プロピルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシ
シラン、エチルトリエトキシシラン、プロピルトリエト
キシシラン、ジメチルジメトキシシラン、ジエチルジエ
トキシシラン、γ−クロロプロピルトリエトキシシラ
ン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−
メルカプトプロピルトリエトキシシラン、γ−アミノプ
ロピルトリエトキシシラン、フェニルトリメトキシシラ
ン、フェニルトリエトキシシラン、フェニルトリプロポ
キシシラン、ジフェニルジメトキシシラン、ジフェニル
ジエトキシシラン等を挙げることができる。これらの内
特に好ましいものとしては、テトラメトキシシラン、テ
トラエトキシシラン、メチルトリメトキシシラン、エチ
ルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、エ
チルトリエトキシシラン、ジメチルジエトキシシラン、
フェニルトリメトキシシラン、フェニルトリエトキシシ
ラン、ジフェニルジメトキシシラン、ジフェニルジエト
キシシラン等を挙げることができる。
しても、2種以上を併用してもよい。また部分的に加水
分解後、脱水縮合していてもよい。なお、生成物の物性
を調整するために、必要に応じてトリアルキルモノアル
コキシシランを添加することができる。加水分解重合性
化合物は、本発明の画像形成材料中で無機相を構成する
化合物であるが、平版印刷用原版の基板に塗布する前の
画像形成材料の溶液の状態における保存安定性を高める
ために、該加水分解重合性化合物が部分加水分解重合し
た無機重合体の活性金属水酸基、例えば、シラノール基
(Si−OH)を保護することが有効である。シラノー
ル基の保護は、t−ブタノール、i−プロピルアルコー
ル等の高級アルコールでシラノール基をエステル化(S
i−OR)することにより達成することができる。具体
的には無機相に前記高級アルコールを添加することによ
り実施することができる。このとき無機相の性質によ
り、例えば、無機相を加熱して脱離した水を留去する等
の手段により無機相を脱水することにより保存安定性を
さらに向上させることができる。該加水分解重合の触媒
となり得る酸または塩基、例えば塩酸、アンモニア等が
無機相中に存在する場合には、これらの濃度を下げると
も一般的に有効である。これらは無機相を酸または塩基
により中和することにより容易に実施することができ
る。
性化合物は輻射線感応性平版印刷版の感光層全固形分に
対し、3〜95重量%の範囲で使用することが好まし
く、より好ましくは10〜80重量%の範囲である。一
方、第2の本発明において、上記加水分解重合性化合物
は輻射線感応性平版印刷版の感光層全固形分に対し、5
〜95重量%の範囲で使用することが好ましく、より好
ましくは20〜80重量%の範囲である。
合物Bについて説明する。化合物Bとは、「スルホン酸
エステル、ジスルホン基、スルホンイミド基またはアル
コキシアルキルエステル基から選ばれる少なくとも1つ
の官能基」、即ち、前記第1の本発明に用いられる化合
物Aにおける官能基X(第2の本発明においても同様に
単に「官能基X」という。)、を有する化合物である。
化合物Bにおけるこの官能基Xは、上記化合物Aにおい
て説明したものと同様のものである。また、官能基X
は、化合物Bを加熱もしくは酸の作用により疎水性から
親水性へ変える働きを有するものであることも化合物A
の場合と同様であり、空中水滴接触角に関する考え方も
同様である。
は、前記一般式(2)〜(5)で表される官能基を有す
るモノマーの内、少なくともいずれか一つをラジカル重
合することにより得られる高分子化合物を使用する。か
かる高分子化合物として、一般式(2)〜(5)で表さ
れる官能基を有するモノマーの内一種のみを用いた単独
重合体を使用してもよいが、2種以上を用いた共重合体
やこれらのモノマーと他のモノマーとの共重合体を使用
してもよい。他のモノマーとしては、前記第1の本発明
に用いられる化合物Aにおいて説明したものと同様であ
る。共重合体の合成に使用される一般式(2)〜(5)
で表される官能基を有するモノマーの割合は、モノマー
全体に対して5〜99重量%であることが好ましく、さ
らに好ましくは10〜95重量%である。
Bの具体例を示す。
印刷版において、画像様に酸を発生させて前記化合物A
もしくは化合物Bを反応させるには、酸発生手段として
酸発生剤を添加することが望ましい。但し、前記化合物
Aもしくは化合物Bはそれ自身熱により酸を発生し、酸
発生剤としての機能を発揮することもあり、かかる場合
には特に他の酸発生剤を併用しなくても画像を形成する
ことができるため、酸発生剤は必須ではない。本発明に
おいては、酸発生剤として、光または熱の作用により酸
を発生させる公知の化合物を選択して用いることができ
る。
ng.,18,387(1974)、T.S.Bal etal,Polymer,21,423(198
0) 等に記載のジアゾニウム塩、米国特許第4,06
9,055号、同4,069,056号、特開平3−1
40,140号等に記載のアンモニウム塩、D.C.Necker
etal,Macromolecules,17,2468(1984)、C.S.Wen etal,T
eh,Proc.Conf.Rad.Curing ASIA,p478 Tokyo,Oct(1988)
、米国特許第4,069,055号、同4,069,
056号等に記載のホスホニウム塩、J.V.Crivello eta
l,Macromolecules,10(6),1307(1977) 、Chem.&Eng.New
s,Nov.28,p31(1988) 、欧州特許第104,143号、
米国特許第339,049号、同第410,201号、
特開平2−150,848号、特開平2−296,51
4号等に記載のヨードニウム塩、J.V.Crivello etal,Po
lymer J.17,73(1985) 、J.V.Crivello etal.J.Org.Che
m.,43,3055(1978)、W.R.Watt etal,J.Polymer Sci.,Pol
ymer Chem.Ed.,22,1789(1984) 、J.V.Crivello etal,Po
lymer Bull.,14,279(1985)、J.V.Crivello etal,Macrom
olecules,14(5),1141(1981) 、J.V.Crivello etal,J.Po
lymer Sci.,Polymer Chem.Ed.,17,2877(1979) 、欧州特
許第370,693号、米国特許3,902,114
号、欧州特許第233,567号、同297,443
号、同297,442号、米国特許第4,933,37
7号、同410,201号、同339,049号、同
4,760,013号、同4,734,444号、同
2,833,827号、獨国特許第2,904,626
号、同3,604,580号、同3,604,581号
等に記載のスルホニウム塩、J.V.Crivello etal,Macrom
olecules,10(6),1307(1977) 、J.V.Crivello etal,J.Po
lymer Sci.,Polymer Chem.Ed., 17,1047(1979)等に記載
のセレノニウム塩、C.S.Wen etal,Teh,Proc.Conf.Rad.C
uring ASIA,p478 Tokyo,Oct(1988) 等に記載のアルソニ
ウム塩等のオニウム塩、
46−4605号、特開昭48−36281号、特開昭
55−32070号、特開昭60−239736号、特
開昭61−169835号、特開昭61−169837
号、特開昭62−58241号、特開昭62−2124
01号、特開昭63−70243号、特開昭63−29
8339号等に記載の有機ハロゲン化合物、K.Meier et
al,J.Rad.Curing,13(4),26(1986)、T.P.Gill etal,Inor
g.Chem.,19,3007(1980) 、D.Astruc,Acc.Chem.Res.,19
(12),377(1896) 、特開平2−161445号等に記載
の有機金属/有機ハロゲン化物、S.Hayase etal,J.Poly
mer Sci.,25,753(1987)、 E.Reichmanis etal,J.Pholyme
r Sci.,Polymer Chem.Ed.,23,1(1985)、 Q.Q.Zhu etal,
J.Photochem.,36,85,39,317(1987)、 B.Amit etal,Tetra
hedron Lett.,(24)2205(1973)、 D.H.R.Barton etal,J.C
hem Soc.,3571(1965)、 P.M.Collins etal,J.Chem.Soc.,
PerkinI,1695(1975)、 M.Rudinstein etal,Tetrahedron
Lett.,(17),1445(1975)、 J.W.Walker etal,J.Am.Chem.S
oc.,110,7170(1988)、 S.C.Busman etal,J.Imaging Tech
nol.,11(4),191(1985)、 H.M.Houlihan etal,Macormolec
ules,21,2001(1988)、 P.M.Collins etal,J.Chem.Soc.,C
hem.Commun.,532(1972)、 S.Hayase etal,Macromolecule
s,18,1799(1985)、 E.Reichmanis etal,J.Electrochem.S
oc.,Solid StateSci.Technol.,130(6)、 F.M.Houlihan e
tal,Macromolcules,21,2001(1988)、 欧州特許第029
0,750号、同046,083号、同156,535
号、同271,851号、同0,388,343号、米
国特許第3,901,710号、同4,181,531
号、特開昭60−198538号、特開昭53−133
022号等に記載のo−ニトロベンジル型保護基を有す
る光酸発生剤、M.TUNOOKA etal,Polymer Preprints Jap
an,35(8)、 G.Berner etal,J.Rad.Curing,13(4)、 W.J.Mi
js etal,Coating Technol.,55(697),45(1983),Akzo、 H.
Adachi etal,PolymerPreprints,Japan,37(3)、欧州特許
第0199,672号、同84515号、同199,6
72号、同044,115号、同0101,122号、
米国特許第4,618,564号、同4,371,60
5号、同4,431,774号、特開昭64−1814
3号、特開平2−245756号、特願平3−1401
09号等に記載のイミノスルフォネート等に代表される
光分解してスルホン酸を発生する化合物、特開昭61−
166544号等に記載のジスルホン化合物、特開昭5
0−36209号(米国特許第3969118号)記載
のo−ナフトキノンジアジド−4−スルホン酸ハライ
ド、特開昭55−62444号(英国特許第20388
01号)記載あるいは特公平1−11935号記載のo
−ナフトキノンジアジド化合物を挙げることができる。
ルシトレート、p−アセトアミノベンゼンスルホン酸シ
クロヘキシルエステル、p−ブロモベンゼンスルホン酸
シクロヘキシルエステル等のスルホン酸アルキルエステ
ル、本発明者らが先に出願した特願平9−26878号
に記載の下記構造式で表されるアルキルスルホン酸エス
テル等を用いることができる。
して酸を発生する化合物の中で、特に有効に用いられる
ものについて以下に説明する。 (1)トリハロメチル基が置換した下記一般式(PAG
1)で表されるオキサゾール誘導体または一般式(PA
G2)で表されるS−トリアジン誘導体。
ル基、アルケニル基、R2 は置換もしくは未置換のアリ
ール基、アルケニル基、アルキル基、−CY3 を示す。
Yは塩素原子または臭素原子を示す。具体的には以下の
化合物を挙げることができるがこれらに限定されるもの
ではない。
るヨードニウム塩、または一般式(PAG4)で表され
るスルホニウム塩、もしくはジアソニウム塩。
もしくは未置換のアリール基を示す。好ましい置換基と
しては、アルキル基、ハロアルキル基、シクロアルキル
基、アリール基、アルコキシ基、ニトロ基、カルボキシ
ル基、アルコキシカルボニル基、ヒドロキシ基、メルカ
プト基およびハロゲン原子が挙げられる。
くは未置換のアルキル基、アリール基を示す。好ましく
は炭素数6〜14のアリール基、炭素数1〜8のアルキ
ル基およびそれらの置換誘導体である。好ましい置換基
としては、アリール基に対しては炭素数1〜8のアルコ
キシ基、炭素数1〜8のアルキル基、ニトロ基、カルボ
キシル基、ヒドロキシ基およびハロゲン原子であり、ア
ルキル基に対しては炭素数1〜8のアルコキシ基、カル
ボキシル基、アルコキシカルボニル基である。
- 、AsF6 - 、PF6 - 、SbF 6 - 、SiF6 2-、
ClO4 - 、CF3 SO3 - 等のパーフルオロアルカン
スルホン酸アニオン、ペンタフルオロベンゼンスルホン
酸アニオン、ナフタレン−1−スルホン酸アニオン等の
結合多核芳香族スルホン酸アニオン、アントラキノンス
ルホン酸アニオン、スルホン酸基含有染料等を挙げるこ
とができるがこれらに限定されるものではない。
Ar1 、Ar2 はそれぞれの単結合または置換基を介し
て結合してもよい。
れるが、これらに限定されるものではない。
れる上記オニウム塩は公知であり、たとえばJ. W. Knap
czyk etal, J. Am. Chem. Soc., 91, 145(1969) 、A.
L. Maycok etal, J. Org. Chem., 35, 2532, (1970)、
B. Goethas etal, Bull. Soc.Chem. Belg., 73, 546,
(1964) 、H. M. Leicester, J. Ame. Chem. Soc., 51,3
587(1929) 、J. V. Crivello etal, J. Polym. Chem. E
d., 18, 2677(1980)、米国特許第2,807,648号
および同4,247,473号、特開昭53−101,
331号等に記載の方法により合成することができる。
ジスルホン誘導体または一般式(PAG6)で表される
イミノスルホネート誘導体。
くは未置換のアリール基を示す。R 6 は置換もしくは未
置換のアルキル基、アリール基を示す。Aは置換もしく
は未置換のアルキレン基、アルケニレン基、アリーレン
基を示す。具体例としては以下に示す化合物が挙げられ
るが、これらに限定されるものではない。
性平版印刷版の感光層全固形分に対して通常0.1〜3
0重量%、より好ましくは1〜15重量%である。1%
より少ないと感度が低くなり、15%より多いと画像強
度が落ちる可能性がある。
版印刷版を赤外線照射により画像を形成する平版印刷用
原版として用いる場合には、輻射線感応性平版印刷版の
感光層中に赤外線吸収剤を添加する。本発明において好
ましく使用される赤外線吸収剤は、波長760nmから
1200nmの赤外線を有効に吸収する染料または顔料
である。より好ましくは、波長760nmから1200
nmに吸収極大を有する染料または顔料である。染料と
しては、市販の染料および文献(例えば「染料便覧」有
機合成化学協会編集、昭和45年刊)に記載されている
公知のものが利用できる。具体的には、アゾ染料、金属
錯塩アゾ染料、ピラゾロンアゾ染料、アントラキノン染
料、フタロシアニン染料、カルボニウム染料、キノンイ
ミン染料、メチン染料、シアニン染料、金属チオレート
錯体などの染料が挙げられる。好ましい染料としては例
えば特開昭58−125246号、特開昭59−843
56号、特開昭59−202829号、特開昭60−7
8787号等に記載されているシアニン染料、特開昭5
8−173696号、特開昭58−181690号、特
開昭58−194595号等に記載されているメチン染
料、特開昭58−112793号、特開昭58−224
793号、特開昭59−48187号、特開昭59−7
3996号、特開昭60−52940号、特開昭60−
63744号等に記載されているナフトキノン染料、特
開昭58−112792号等に記載されているスクワリ
リウム色素、英国特許第434,875号記載のシアニ
ン染料等を挙げることができる。
載の近赤外吸収増感剤も好適に用いられ、また、米国特
許第3,881,924号記載の置換されたアリールベ
ンゾ(チオ)ピリリウム塩、特開昭57−142645
号(米国特許第4,327,169号)記載のトリメチ
ンチアピリリウム塩、特開昭58−181051号、同
58−220143号、同59−41363号、同59
−84248号、同59−84249号、同59−14
6063号、同59−146061号に記載されている
ピリリウム系化合物、特開昭59−216146号記載
のシアニン色素、米国特許第4,283,475号に記
載のペンタメチンチオピリリウム塩等や特公平5−13
514号、同5−19702号公報に開示されているピ
リリウム化合物も好ましく用いられる。また、染料とし
て好ましい別の例として米国特許第4,756,993
号明細書中に式(I)、(II)として記載されている近
赤外吸収染料を挙げることができる。これらの染料のう
ち特に好ましいものとしては、シアニン色素、スクワリ
リウム色素、ピリリウム塩、ニッケルチオレート錯体が
挙げられる。
市販の顔料およびカラーインデックス(C.I.)便
覧、「最新顔料便覧」(日本顔料技術協会編、1977
年刊)、「最新顔料応用技術」(CMC出版、1986
年刊)、「印刷インキ技術」CMC出版、1984年
刊)に記載されている顔料が利用できる。顔料の種類と
しては、黒色顔料、黄色顔料、オレンジ色顔料、褐色顔
料、赤色顔料、紫色顔料、青色顔料、緑色顔料、蛍光顔
料、金属粉顔料、その他、ポリマー結合色素が挙げられ
る。具体的には、不溶性アゾ顔料、アゾレーキ顔料、縮
合アゾ顔料、キレートアゾ顔料、フタロシアニン系顔
料、アントラキノン系顔料、ペリレンおよびペリノン系
顔料、チオインジゴ系顔料、キナクリドン系顔料、ジオ
キサジン系顔料、イソインドリノン系顔料、キノフタロ
ン系顔料、染付けレーキ顔料、アジン顔料、ニトロソ顔
料、ニトロ顔料、天然顔料、蛍光顔料、無機顔料、カー
ボンブラック等が使用できる。これらの顔料のうち好ま
しいものはカーボンブラックである。
く、表面処理をほどこして用いてもよい。表面処理の方
法には樹脂やワックスを表面コートする方法、界面活性
剤を付着させる方法、反応性物質(例えば、シランカッ
プリング剤やエポキシ化合物、ポリイソシアネート等)
を顔料表面に結合させる方法等が考えられる。上記の表
面処理方法は、「金属石鹸の性質と応用」(幸書房)、
「印刷インキ技術」(CMC出版、1984年刊)およ
び「最新顔料応用技術」(CMC出版、1986年刊)
に記載されている。
囲にあることが好ましく、0.05μm〜1μmの範囲
にあることがさらに好ましく、特に0.1μm〜1μm
の範囲にあることが好ましい。顔料の粒径が0.01μ
m未満のときは分散物の感光性組成物の塗布液中での安
定性の点で好ましくなく、また、10μmを越えると塗
布後の画像記録層の均一性の点で好ましくない。顔料を
分散する方法としては、インク製造やトナー製造等に用
いられる公知の分散技術が使用できる。分散機として
は、超音波分散器、サンドミル、アトライター、パール
ミル、スーパーミル、ボールミル、インペラー、デスパ
ーザー、KDミル、コロイドミル、ダイナトロン、3本
ロールミル、加圧ニーダー等が挙げられる。詳細は、
「最新顔料応用技術」(CMC出版、1986年刊)に
記載がある。
性平版印刷版の感光層の組成物全固形分に対し0.01
〜50重量%、好ましくは0.1〜10重量%、染料の
場合特に好ましくは0.5〜10重量%、顔料の場合特
に好ましくは1.0〜10重量%の割合で添加すること
ができる。顔料もしくは染料の添加量が0.01重量%
未満であると感度が低くなり、また50重量%を越える
と印刷時非画像部に汚れが発生しやすい。
が必要に応じて用いられるが、さらに必要に応じてこれ
ら以外に種々の化合物を添加しても良い。例えば、酸発
生剤が可視域にまで感度を持たない場合、可視光域の光
に対して酸発生剤を活性にするために種々の酸発生剤の
増感色素が用いられる。このような増感色素の例として
はUS5238782記載のピラン系色素、US499
7745号記載のシアニン色素、およびスクアリュウム
系色素、US5262276記載のメロシアニン系色
素、特公平8−20732号記載のピリリュウム色素、
その他、ミヒラーズケトン、チオキサントン、ケトクマ
リン色素、9−フェニルアクリジンなどを有効なものと
して用いることができる。またそのほかにもUS498
7230記載のビスベンジリデンケトン色素、9,10
−ジフェニルアントラセンのような多環芳香族化合物な
どを用いることができる。そのほかの成分としては例え
ば、可視光域に大きな吸収を持つ染料を画像の着色剤と
して使用することができる。具体的にはオイルイエロー
#101、オイルイエロー#103、オイルピンク#3
12、オイルグリーンBG、オイルブルーBOS、オイ
ルブルー#603、オイルブラックBY、オイルブラッ
クBS、オイルブラックT−505(以上オリエント化
学工業(株)製)、ビクトリアピュアブルー、クリスタ
ルバイオレット(CI42555)、メチルバイオレッ
ト(CI42535)、エチルバイオレット、ローダミ
ンB(CI145170B)、マラカイトグリーン(C
I42000)、メチレンブルー(CI52015)な
ど、あるいは特開昭62−293247号公報、特願平
7−335145号に記載されている染料を挙げること
ができる。尚、添加量は、輻射線感応性平版印刷版の感
光層全固形分に対し、0.01〜10重量%の割合であ
る。
感光層中には、印刷条件に対する安定性を広げるため、
特開昭62−251740号公報や特開平3−2085
14号公報に記載されているような非イオン界面活性
剤、特開昭59−121044号公報、特開平4−13
149号公報に記載されているような両性界面活性剤を
添加することができる。非イオン界面活性剤の具体例と
しては、ソルビタントリステアレート、ソルビタンモノ
パルミテート、ソルビタントリオレート、ステアリン酸
モノグリセリド、ポリオキシエチレンノニルフェニルエ
ーテル等が挙げられる。両性界面活性剤の具体例として
は、アルキルジ(アミノエチル)グリシン、アルキルポ
リアミノエチルグリシン塩酸塩、2−アルキル−N−カ
ルボキシエチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウ
ムベタインやN−テトラデシル−N,N−ベタイン型
(例えば、商品名アモーゲンK、第一工業(株)製)等
が挙げられる。上記非イオン界面活性剤および両性界面
活性剤の画像形成材料全固形物中に占める割合は、0.
05〜15重量%が好ましく、より好ましくは0.1〜
5重量%である。
光層中には必要に応じ、塗膜の柔軟性等を付与するため
に可塑剤が加えられる。例えば、ポリエチレングリコー
ル、クエン酸トリブチル、フタル酸ジエチル、フタル酸
ジブチル、フタル酸ジヘキシル、フタル酸ジオクチル、
リン酸トリクレジル、リン酸トリブチル、リン酸トリオ
クチル、オレイン酸テトラヒドロフルフリル、アクリル
酸またはメタクリル酸のオリゴマーおよびポリマー等が
用いられる。
は、通常上記各成分を溶媒に溶かして、適当な支持体上
に塗布することにより製造することができる。ここで使
用する溶媒としては、エチレンジクロライド、シクロヘ
キサノン、メチルエチルケトン、メタノール、エタノー
ル、プロパノール、エチレングリコールモノメチルエー
テル、1−メトキシ−2−プロパノール、2−メトキシ
エチルアセテート、1−メトキシ−2−プロピルアセテ
ート、ジメトキシエタン、乳酸メチル、乳酸エチル、
N,N−ジメチルアセトアミド、N,N−ジメチルホル
ムアミド、テトラメチルウレア、N−メチルピロリド
ン、ジメチルスルホキシド、スルホラン、γ−ブチロラ
クトン、トルエン、水等を挙げることができるがこれに
限定されるものではない。これらの溶媒は単独あるいは
混合して使用される。溶媒中の上記成分(添加剤を含む
全固形分)の濃度は、好ましくは1〜50重量%であ
る。また塗布、乾燥後に得られる支持体上の塗布量(固
形分)は、一般的に0.5〜5.0g/m2が好まし
い。塗布する方法としては、種々の方法を用いることが
できるが、例えば、バーコーター塗布、回転塗布、スプ
レー塗布、カーテン塗布、ディップ塗布、エアーナイフ
塗布、ブレード塗布、ロール塗布等を挙げることができ
る。
中には、塗布性を良化するための界面活性剤、例えば特
開昭62−170950号公報に記載されているような
フッ素系界面活性剤を添加することができる。好ましい
添加量は、輻射線感応性平版印刷版の感光層全固形分に
対し、0.01〜1重量%さらに好ましくは0.05〜
0.5重量%である。
刷用原版に使用される支持体(基板)は、寸度的に安定
な板状物であり、これ迄印刷版の支持体として使用され
たものが含まれ、好適に使用することができる。かかる
支持体としては、紙、プラスチックス(例えばポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリスチレンなど)がラミネー
トされた紙、アルミニウム(アルミニウム合金も含
む)、亜鉛、鉄、銅などのような金属の板、二酢酸セル
ロース、三酢酸セルロース、プロピオン酸セルロース、
酪酸セルロース、酪酸酢酸セルロース、硝酸セルロー
ス、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリ
スチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリビ
ニルアセタールなどのようなプラスチックスのフィル
ム、上記のような金属がラミネートもしくは蒸着された
紙もしくはプラスチックフィルムなどが含まれるが、特
にアルミニウム板が好ましい。アルミニウム板には純ア
ルミニウム板及びアルミニウム合金板が含まれる。アル
ミニウム合金としては種々のものが使用でき、例えばけ
い素、銅、マンガン、マグネシウム、クロム、亜鉛、
鉛、ビスマス、ニッケルなどの金属とアルミニウムの合
金が用いられる。これらの組成物は、いくらかの鉄およ
びチタン、あるいはその他無視し得る程度の量の不純物
をも含むものである。
ば、支持体の表面に、親水化処理が施される。また金
属、特にアルミニウムの表面を有する支持体の場合に
は、砂目立て処理、珪酸ソーダ、弗化ジルコニウム酸カ
リウム、燐酸塩等の水溶液への浸漬処理、あるいは陽極
酸化処理などの表面処理がなされていることが好まし
い。また、米国特許第2,714,066号明細書に記
載されているように、砂目立てしたのち珪酸ナトリウム
水溶液に浸漬処理したアルミニウム板、米国特許第3,
181,461号明細書に記載されているようにアルミ
ニウム板を陽極酸化処理を行った後にアルカリ金属珪酸
塩の水溶液に浸漬処理したものも好適に使用される。上
記陽極酸化処理は、例えば、燐酸、クロム酸、硫酸、硼
酸等の無機酸、若しくは蓚酸、スルファミン酸等の有機
酸またはこれらの塩の水溶液又は非水溶液の単独又は二
種以上を組み合わせた電解液中でアルミニウム板を陽極
として電流を流すことにより実施される。
細書に記載されているようなシリケート電着も有効であ
る。これらの親水化処理は、支持体の表面を親水性とす
る為以外に、その上に設けられる感光性組成物との有害
な反応を防ぐ為や、感光層との密着性を向上させる為に
施されるものである。アルミニウム板を砂目立てするに
先立って、必要に応じて表面の圧延油を除去すること及
び清浄なアルミニウム面を表出させるためにその表面の
前処理を施しても良い。前者のためには、トリクレン等
の溶剤、界面活性剤等が用いられている。又後者のため
には水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ・
エッチング剤を用いる方法が広く行われている。
よび電気化学的な方法のいずれの方法も有効である。機
械的方法としては、ボール研磨法、ブラスト研磨法、軽
石のような研磨剤の水分散スラリーをナイロンブラシで
擦りつけるブラシ研磨法などがあり、化学的方法として
は、特開昭54−31187号公報に記載されているよ
うな鉱酸のアルミニウム塩の飽和水溶液に浸漬する方法
が適しており、電気化学的方法としては塩酸、硝酸また
はこれらの組合せのような酸性電解液中で交流電解する
方法が好ましい。このような粗面化方法の内、特に特開
昭55−137993号公報に記載されているような機
械的粗面化と電気化学的粗面化を組合せた粗面化方法
は、感脂性画像の支持体への接着力が強いので好まし
い。上記の如き方法による砂目立ては、アルミニウム板
の表面の中心線平均粗さ(Ra)が0.3〜1.0μm
となるような範囲で施されることが好ましい。このよう
にして砂目立てされたアルミニウム板は必要に応じて水
洗および化学的にエッチングされる。
溶解する塩基あるいは酸の水溶液より選ばれる。この場
合、エッチングされた表面に、エッチング液成分から誘
導されるアルミニウムと異なる被膜が形成されないもの
でなければならない。好ましいエッチング剤を例示すれ
ば、塩基性物質としては水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、リン酸三ナトリウム、リン酸二ナトリウム、リン
酸三カリウム、リン酸二カリウム等;酸性物質としては
硫酸、過硫酸、リン酸、塩酸及びその塩等であるが、ア
ルミニウムよりイオン化傾向の低い金属例えば亜鉛、ク
ロム、コバルト、ニッケル、銅等の塩はエッチング表面
に不必要な被膜が形成されてしまうため好ましくない。
これ等のエッチング剤は、使用濃度、温度の設定におい
て、使用するアルミニウムあるいは合金の溶解速度が浸
漬時間1分あたり0.3〜40g/m2 になる様に行わ
れるのが最も好ましいが、これを上回るあるいは下回る
ものであっても差支えない。
ウム板を浸漬したり、該アルミニウム板にエッチング液
を塗布すること等により行われ、エッチング量が0.5
〜10g/m2 の範囲となるように処理されることが好
ましい。上記エッチング剤としては、そのエッチング速
度が早いという特長から塩基の水溶液を使用することが
望ましい。この場合、スマットが生成するので、通常デ
スマット処理される。デスマット処理に使用される酸
は、硝酸、硫酸、りん酸、クロム酸、ふっ酸、ほうフッ
化水素酸等が用いられる。エッチング処理されたアルミ
ニウム板は、必要により水洗及び陽極酸化される。陽極
酸化は、この分野で従来より行われている方法で行うこ
とができる。具体的には、硫酸、りん酸、クロム酸、蓚
酸、スルファミン酸、ベンゼンスルホン酸等あるいはそ
れらの二種類以上を組み合せた水溶液又は非水溶液中で
アルミニウムに直流または交流の電流を流すと、アルミ
ニウム支持体表面に陽極酸化被膜を形成させることがで
きる。
よって種々変化するので一概には言えないが、一般的に
は電解液の濃度が1〜80重量%、液温5〜70℃、電
流密度0.5〜60アンペア/dm2、電圧1〜100V、
電解時間30秒〜50分の範囲が適当である。これらの
陽極酸化処理の内でも、とくに英国特許第1,412,
768号明細書に記載されている硫酸中で高電流密度で
陽極酸化する方法および米国特許第3,511,661
号明細書に記載されている燐酸を電解浴として陽極酸化
する方法が好ましい。上記のように粗面化され、さらに
陽極酸化されたアルミニウム板は、必要に応じて親水化
処理しても良く、その好ましい例としては米国特許第
2,714,066号及び同第3,181,461号に
開示されているようなアルカリ金属シリケート、例えば
珪酸ナトリウム水溶液または特公昭36−22063号
公報に開示されている弗化ジルコニウム酸カリウムおよ
び米国特許第4,153,461号明細書に開示されて
いるようなポリビニルホスホン酸で処理する方法があ
る。
刷版は、感光層を塗設する前に有機下塗層を設けること
が非画像部の感光層残りを減らす上で好ましい。かかる
有機下塗層に用いられる有機化合物としては例えば、カ
ルボキシメチルセルロース、デキストリン、アラビアガ
ム、2−アミノエチルホスホン酸などのアミノ基を有す
るホスホン酸類、置換基を有してもよいフェニルホスホ
ン酸、ナフチルホスホン酸、アルキルホスホン酸、グリ
セロホスホン酸、メチレンジホスホン酸およびエチレン
ジホスホン酸などの有機ホスホン酸、置換基を有しても
よいフェニルリン酸、ナフチルリン酸、アルキルリン酸
およびグリセロリン酸などの有機リン酸、置換基を有し
てもよいフェニルホスフィン酸、ナフチルホスフィン
酸、アルキルホスフィン酸およびグリセロホスフィン酸
などの有機ホスフィン酸、グリシンやβ−アラニンなど
のアミノ酸類、およびトリエタノールアミンの塩酸塩な
どのヒドロキシル基を有するアミンの塩酸塩などから選
ばれ、これらを単独で用いるほか、二種以上混合して用
いてもよい。
構造単位を有する高分子化合物を用いることができる。
ことが出来る。即ち、水またはメタノール、エタノー
ル、メチルエチルケトンなどの有機溶剤もしくはそれら
の混合溶剤に上記の有機化合物を溶解させた溶液をアル
ミニウム板上に塗布、乾燥して設ける方法と、水または
メタノール、エタノール、メチルエチルケトンなどの有
機溶剤もしくはそれらの混合溶剤に上記の有機化合物を
溶解させた溶液に、アルミニウム板を浸漬して上記有機
化合物を吸着させ、しかる後、水などによって洗浄、乾
燥して有機下塗層を設ける方法である。前者の方法で
は、上記の有機化合物の0.005〜10重量%の濃度
の溶液を種々の方法で塗布できる。例えば、バーコータ
ー塗布、回転塗布、スプレー塗布、カーテン塗布などい
ずれの方法を用いてもよい。また、後者の方法では、溶
液の濃度は0.01〜20重量%、好ましくは0.05
〜5重量%であり、浸漬温度は20〜90℃、好ましく
は25〜50℃であり、浸漬時間は0.1秒〜20分、
好ましくは2秒〜1分である。
チルアミン、水酸化カリウムなどの塩基性物質や、塩
酸、リン酸などの酸性物質によりpHを調節し、pH1
〜12の範囲で使用することもできる。また、感光性平
版印刷用原版の調子再現性改良のために黄色染料を添加
することもできる。有機下塗層の乾燥後の被覆量は、2
〜200mg/m2 が適当であり、好ましくは5〜100
mg/m2 である。上記の被覆量が2mg/m2 より少ない
と十分な耐刷性能が得られない。また、200mg/m2
より大きくても同様である。
応じてバックコートが設けられる。かかるバックコート
としては特開平5−45885号公報記載の有機高分子
化合物および特開平6−35174号公報記載の有機ま
たは無機金属化合物を加水分解および重縮合させて得ら
れる金属酸化物からなる被覆層が好ましく用いられる。
これらの被覆層のうち、Si(OCH3)4 、Si(OC2 H
5)4 、Si(OC3 H7) 4 、Si(OC4 H9)4 などの珪素
のアルコキシ化合物が安価で入手し易く、それから得ら
れる金属酸化物の被覆層が親水性に優れており特に好ま
しい。
平版印刷版を作製することができる。この輻射線感応性
平版印刷版は、例えば、熱記録ヘッド等により直接画像
様に感熱記録を施されたり、あるいは、波長760nm
〜1200nmの赤外線を放射する固体レーザーまたは
半導体レーザーにより画像露光される。本発明において
は、感熱記録後またはレーザー照射後に水現像し、さら
に必要であればガム引きを行ったのち、印刷機に版を装
着し印刷を行う、あるいは、感熱記録後またはレーザー
照射後ただちに印刷機に版を装着し印刷を行っても良い
が、ともに感熱記録後またはレーザー照射後に加熱処理
を行うことが好ましい。加熱処理の条件は、80℃〜1
50℃の範囲内で10秒〜5分間行うことが好ましい。
この加熱処理により、感熱記録時またはレーザー照射
時、記録に必要な熱またはレーザーエネルギーを減少さ
せることができる。
は水現像されるかあるいはそのままオフセット印刷機等
にかけられ、多数枚の印刷に用いられる。
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。実施例1および2、比較例1および2 [支持体の作製]厚さ0.30mmのアルミニウム板
(材質1050)をトリクロロエチレン洗浄して脱脂し
た後、ナイロンブラシと400メッシュのパミストン−
水懸濁液を用いその表面を砂目立てし、よく水で洗浄し
た。この板を45℃の25%水酸化ナトリウム水溶液に
9秒間浸漬してエッチングを行い水洗後、更に2%HN
O3に20秒間浸漬して水洗した。この時の砂目立て表
面のエッチング量は約3g/m2 であった。次にこの板
を7%H2 SO4 を電解液として電流密度15A/dm
2 で2. 4g/m2 の直流陽極酸化皮膜を設けた後、水
洗乾燥した。
トキシシラン4gとメチルエチルケトン10gを反応容
器に入れた後、1.4gの0.05N塩酸を添加し30
分間激しく攪拌し、部分加水分解重合させて均一溶液の
無機成分を得た。この溶液に下記成分を加え溶解し、実
施例1および2用の塗布液A−1およびA−2を得た。
このとき、塗布液A−1では前記(1−1)の化合物
を、塗布液A−2では前記(1−2)の化合物をそれぞ
れ用いて調製した。 ・前記(1−1)または(1−2)の化合物 3 g ・赤外線吸収剤IR125(和光純薬製) 0.15g ・メチルエチルケトン 9 g ・γ−ブチロラクトン 6 g さらに、比較例として、テトラエトキシシランと塩酸を
添加しなかったこと以外は実施例1および2用の塗布液
A−1およびA−2と同様にして比較例1および2用の
塗布液B−1およびB−2を得た。
像形成材料の塗布液A−1、A−2、B−1およびB−
2を上記支持体上に塗布し、80℃で3分間乾燥して平
版印刷用原版[A−1]、[A−2]、[B−1]およ
び[B−2]を得た。乾燥後の塗膜の被覆重量は各々
1.0g/m2 であった。なお、各平版印刷用原版の露
光前後の空中水滴接触角の値を下記表1に示す。この空
中水滴接触角は、協和界面化学(株)製CONTACT
ANGLE METER CA−Zを用いて測定し
た。
−1]、[A−2]、[B−1]および[B−2]を、
波長1064nmの赤外線を発するYAGレーザーで像
様露光した。露光後の平版印刷用原版[A−1]、[A
−2]、[B−1]および[B−2]をそのままハイデ
ルSOR−Mで印刷した。この際、印刷物の非画像部に
汚れが発生しているかどうかを観察した。いずれも初期
においては非画像部に汚れのない良好な印刷物が得られ
た。また、多数枚の印刷を行い、非画像部に汚れが発生
することなく印刷することができた印刷物の枚数を確認
し、これを耐刷枚数とした。得られた結果を下記表1に
示す。
重量比混合液)0.3gを添加し、室温で1時間反応さ
せた。次にこの溶液に ・赤外線吸収剤IR125(和光純薬製) 0.15g ・メチルエチルケトン 9 g ・γ−ブチロラクトン 6 g を添加し、攪拌混合して、均一な実施例3〜8用の塗布
液A−3〜A−8を得た。このとき、塗布液A−3では
前記(1−3)の化合物を、同様に塗布液A−4〜A−
8では前記(1−4)〜(1−8)の化合物をそれぞれ
用いて調製した。さらに、比較例として、テトラエトキ
シシランを添加しなかったこと以外は実施例3および4
用の塗布液A−3およびA−4と同様にして比較例3お
よび4用の塗布液B−3およびB−4を得た。
支持体と同じ支持体に、実施例1と同様の方法でそれぞ
れ塗布して、平版印刷用原版[A−3]〜[A−8]、
[B−3]および[B−4]を得た。乾燥後の塗膜の被
覆重量は各々1.4g/m2であった。なお、各平版印
刷用原版の露光前後の空中水滴接触角の値を下記表2に
示す。この空中水滴接触角の測定装置は、実施例1と同
様である。得られた平版印刷用原版[A−3]〜[A−
8]、[B−3]および[B−4]について、実施例1
と同様の方法で印刷試験を行った。得られた結果を下記
表2に示す。
重量比混合液)0.3gを添加し、室温で1時間反応さ
せた。次にこの溶液に ・酸発生剤:4−[4−{(N,N−ジ(クロロエチル)} −2−クロロ−フェニル]−2,6−ビス−トリクロ ロメチル−S−トリアジン(PAG2−5) 0.15g ・メチルエチルケトン 9 g ・γ−ブチロラクトン 6 g を添加し、攪拌混合して、均一な実施例9および10用
の塗布液A−9〜A−10を得た。このとき、塗布液A
−9では前記(1−9)の化合物を、同様に塗布液A−
10では前記(1−10)の化合物をそれぞれ用いて調
製した。なお、上記酸発生剤PAG2−5は以下の方法
により合成した。
−bis(2−chloroethyl)−3−chl
oro−4−cyanoaniline55.52g
(0.2mol)、トリクロロアセトニトリル173.
28g(1.2mol)、アニソール21.63g
(0.2mol)およびジブロモメタン100mlを三
口フラスコに入れ、攪拌しながら三臭化アルミニウム1
3.34g(0.05mol)を添加した。次に内温を
43〜46℃に保ち、塩酸ガスを注入した。同温度に保
ちながら塩酸ガスの注入を4時間続けた後、トリクロロ
アセトニトリル173.28g(1.2mol)および
三臭化アルミニウム13.34g(0.05mol)を
添加し、塩酸ガスの注入を8時間続けた。その後、塩酸
ガスの注入をやめ、内温43〜46℃で9時間攪拌後、
攪拌をやめ24時間放置した。放置後、減圧にて溶媒を
留去し、反応物を酢酸エチル2リットルを用いて抽出し
た。抽出液を1リットルの水で3回水洗いをした後、減
圧にて濃縮した。次に該濃縮液にエタノール1000m
l、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液500mlを加え、
4時間攪拌した。生じた結晶を濾取し、水250ml、
エタノール500mlを用いてかけ洗いを行った後、乾
燥した(収量71g、収率63%)。
実施例1で得られた支持体と同じ支持体に、実施例1と
同様の方法でそれぞれ塗布して、平版印刷用原版[A−
9]および[A−10]を得た。乾燥後の塗膜の被覆重
量は各々1.0g/m2 であった。なお、各平版印刷用
原版の露光前後の空中水滴接触角の値を下記表3に示
す。この空中水滴接触角の測定装置は、実施例1と同様
である。得られた平版印刷用原版[A−9]および[A
−10]を、メタルハライドランプを光源とするPS版
の露光機を用いて像様に紫外線露光した。露光後の平版
印刷用原版[A−9]および[A−10]を100℃3
分間加熱処理した後、実施例1と同様の方法で多数枚の
印刷および評価を行った。得られた結果を下記表3に示
す。
能な、あるいは画像書き込み後、湿式現像処理やこすり
等の特別な処理を必要としない、輻射線感応性平版印刷
版を提供することができる。特に、本発明によれば、赤
外線を放射する固体レーザまたは半導体レーザ等を用い
て記録することにより、ディジタルデータから直接製版
可能である輻射線感応性平版印刷版を提供することがで
きる。また、本発明によれば、耐刷性に優れたポジ型の
輻射線感応性平版印刷版を提供することができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 スルホン酸エステル、ジスルホン基、ス
ルホンイミド基またはアルコキシアルキルエステル基か
ら選ばれる少なくとも1つの官能基、および、−OH、
−NH2 、−COOH、−NH−CO−R3 、−Si
(OR4 )3 [式中R3 およびR4 はアルキル基または
アリール基を表し、これら官能基を有する化合物中にR
3 およびR4 の双方が存在する場合には、これらは同じ
であっても異なっていてもよい。]から選ばれる少なく
とも1つの官能基、を同一分子内に有する化合物と、下
記一般式(1)で表される加水分解重合性化合物との反
応生成物を含有する感光層を有することを特徴とする輻
射線感応性平版印刷版。 ・一般式(1) (R1 )n −X−(OR2 )4-n 式中、R1 およびR2 は同一であっても異なっていても
よく、アルキル基またはアリール基を表し、XはSi、
Al、TiまたはZrを表し、nは0〜2の整数を表
す。 - 【請求項2】 スルホン酸エステル、ジスルホン基、ス
ルホンイミド基またはアルコキシアルキルエステル基か
ら選ばれる少なくとも1つの官能基を有する化合物と、
下記一般式(1)で表される加水分解重合性化合物の加
水分解重合反応物と、を含有する感光層を有することを
特徴とする輻射線感応性平版印刷版。 ・一般式(1) (R1 )n −X−(OR2 )4-n 式中、R1 およびR2 は同一であっても異なっていても
よく、アルキル基またはアリール基を表し、XはSi、
Al、TiまたはZrを表し、nは0〜2の整数を表
す。
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- 1997-09-12 JP JP24899497A patent/JP3779446B2/ja not_active Expired - Fee Related
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