JPH1180458A - 化粧紙用シート状物 - Google Patents
化粧紙用シート状物Info
- Publication number
- JPH1180458A JPH1180458A JP25420897A JP25420897A JPH1180458A JP H1180458 A JPH1180458 A JP H1180458A JP 25420897 A JP25420897 A JP 25420897A JP 25420897 A JP25420897 A JP 25420897A JP H1180458 A JPH1180458 A JP H1180458A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- copolymer
- propylene
- olefin
- intrinsic viscosity
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】柔軟性と難白化性に優れた化粧紙用シート状物
を提供する。 【解決手段】α−オレフィン−プロピレンコポリマー
(I)(以下、コポリマ−(I)という)とα−オレフィン
−プロピレンコポリマー(II)(以下、コポリマ−(II)
という)とからなるα−オレフィン−プロピレン系組成
物であって、該コポリマー(II)の極限粘度が1.5〜
3.0dl/gで、該コポリマー(II)と該コポリマー
(I)の極限粘度比が0.7〜1.2であり、かつ、該
コポリマー(II)と該コポリマー(I)の極限粘度比
と、該コポリマー(II)と該コポリマー(I)の重量比
との積が1.0〜4.5の範囲になるように、該コポリ
マー(I)と該コポリマ−(II)とをブレンドしてなる
α−オレフィン−プロピレン系組成物を溶融混練して化
粧紙用シート状物とする。
を提供する。 【解決手段】α−オレフィン−プロピレンコポリマー
(I)(以下、コポリマ−(I)という)とα−オレフィン
−プロピレンコポリマー(II)(以下、コポリマ−(II)
という)とからなるα−オレフィン−プロピレン系組成
物であって、該コポリマー(II)の極限粘度が1.5〜
3.0dl/gで、該コポリマー(II)と該コポリマー
(I)の極限粘度比が0.7〜1.2であり、かつ、該
コポリマー(II)と該コポリマー(I)の極限粘度比
と、該コポリマー(II)と該コポリマー(I)の重量比
との積が1.0〜4.5の範囲になるように、該コポリ
マー(I)と該コポリマ−(II)とをブレンドしてなる
α−オレフィン−プロピレン系組成物を溶融混練して化
粧紙用シート状物とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はα−オレフィン−プ
ロピレン系組成物を用いた化粧紙用シート状物に関す
る。さらに詳しくは、高い強度を有しながら、折り曲げ
時に白化しにくい性質を有する化粧紙用シート状物に関
する。ここでシ−ト状物とは、フィルムおよびシ−トを
含む総称である。
ロピレン系組成物を用いた化粧紙用シート状物に関す
る。さらに詳しくは、高い強度を有しながら、折り曲げ
時に白化しにくい性質を有する化粧紙用シート状物に関
する。ここでシ−ト状物とは、フィルムおよびシ−トを
含む総称である。
【0002】
【従来の技術】プロピレンのホモポリマーは比較的に安
価で、種々の優れた特性を有することから、今日では多
岐の分野にわたり使用されている。しかしながら、一般
にプロピレンのホモポリマーは高い剛性を有する反面、
柔軟性に劣っている。プロピレンのホモポリマーの柔軟
性を改善させたものとして、まず最初にポリプロピレン
成分を生成し、次いでエチレン−プロピレンランダムコ
ポリマー成分を生成させて導入したエチレン−プロピレ
ンブロックコポリマーが自動車、家電分野等を始として
各産業分野に広く使用されている。
価で、種々の優れた特性を有することから、今日では多
岐の分野にわたり使用されている。しかしながら、一般
にプロピレンのホモポリマーは高い剛性を有する反面、
柔軟性に劣っている。プロピレンのホモポリマーの柔軟
性を改善させたものとして、まず最初にポリプロピレン
成分を生成し、次いでエチレン−プロピレンランダムコ
ポリマー成分を生成させて導入したエチレン−プロピレ
ンブロックコポリマーが自動車、家電分野等を始として
各産業分野に広く使用されている。
【0003】これら従来から使用されているエチレン−
プロピレンブロックコポリマ−は、その柔軟性がプロピ
レンのホモポリマーより改善されるが、その反面、化粧
紙用シートとしては、プロピレンのホモポリマーに比較
して折り曲げ時に白化現象を生じるため、化粧紙用シー
トとしては該α−オレフィン−プロピレンブロックコポ
リマ−は使用されておらず、塩化ビニル系樹脂が広く用
いられてきた。
プロピレンブロックコポリマ−は、その柔軟性がプロピ
レンのホモポリマーより改善されるが、その反面、化粧
紙用シートとしては、プロピレンのホモポリマーに比較
して折り曲げ時に白化現象を生じるため、化粧紙用シー
トとしては該α−オレフィン−プロピレンブロックコポ
リマ−は使用されておらず、塩化ビニル系樹脂が広く用
いられてきた。
【0004】しかしながら、現在主に使用されているポ
リ塩化ビニル樹脂は、環境問題の高まりから、使用が制
限される方向にある。その中で、ポリ塩化ビニル樹脂の
柔軟性を持ちながら難白化性を維持した代替樹脂の出現
が待たれているのが現状である。
リ塩化ビニル樹脂は、環境問題の高まりから、使用が制
限される方向にある。その中で、ポリ塩化ビニル樹脂の
柔軟性を持ちながら難白化性を維持した代替樹脂の出現
が待たれているのが現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、化粧紙
に求められる燃焼時に発生する有害で腐食性の塩素ガス
を伴わず、柔軟性に優れ、かつ、折り曲げ時の白化現象
が無い化粧紙用シート状物について鋭意研究した。その
結果、α−オレフィン−プロピレンコポリマー(I)お
よびα−オレフィン−プロピレンコポリマー(II)から
なるα−オレフィン−プロピレン系組成物であって、該
コポリマー(II)の極限粘度[η]IIが1.5〜3.0
dl/g、コポリマー(II)とコポリマー(I)の極限
粘度比[η]II/[η]Iが0.7〜1.2で、かつ、コポ
リマー(II)とコポリマー(I)の極限粘度比[η]II
/[η]I、コポリマー(II)とコポリマー(I)の重量
比WI/WIIとの積([η]II/[η]I)X(WI/WII)
が1.0〜4.5の範囲にあるα−オレフィン−プロピ
レンコポリマー(I)及びコポリマ−(II)とからなる
α−オレフィン−プロピレン系組成物を溶融混練して得
られる化粧紙用シート状物が燃焼時に発生する腐食性の
塩素ガスを伴わず、柔軟性に優れ、かつ、折り曲げ白化
現象のない化粧紙用シ−ト状物であることを見い出し、
この知見に基づいて、本発明を完成した。以上の記述か
ら明かなように、本発明の目的は、柔軟性と難白化性に
優れた化粧紙用シート状物を提供することである。
に求められる燃焼時に発生する有害で腐食性の塩素ガス
を伴わず、柔軟性に優れ、かつ、折り曲げ時の白化現象
が無い化粧紙用シート状物について鋭意研究した。その
結果、α−オレフィン−プロピレンコポリマー(I)お
よびα−オレフィン−プロピレンコポリマー(II)から
なるα−オレフィン−プロピレン系組成物であって、該
コポリマー(II)の極限粘度[η]IIが1.5〜3.0
dl/g、コポリマー(II)とコポリマー(I)の極限
粘度比[η]II/[η]Iが0.7〜1.2で、かつ、コポ
リマー(II)とコポリマー(I)の極限粘度比[η]II
/[η]I、コポリマー(II)とコポリマー(I)の重量
比WI/WIIとの積([η]II/[η]I)X(WI/WII)
が1.0〜4.5の範囲にあるα−オレフィン−プロピ
レンコポリマー(I)及びコポリマ−(II)とからなる
α−オレフィン−プロピレン系組成物を溶融混練して得
られる化粧紙用シート状物が燃焼時に発生する腐食性の
塩素ガスを伴わず、柔軟性に優れ、かつ、折り曲げ白化
現象のない化粧紙用シ−ト状物であることを見い出し、
この知見に基づいて、本発明を完成した。以上の記述か
ら明かなように、本発明の目的は、柔軟性と難白化性に
優れた化粧紙用シート状物を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は以下のように構
成される。 (1)α−オレフィン−プロピレンコポリマー(I)
(以下、コポリマ−(I)という)とα−オレフィン−プ
ロピレンコポリマー(II)(以下、コポリマ−(II)とい
う)とからなるα−オレフィン−プロピレン系組成物で
あって、該コポリマー(II)の極限粘度[η]IIが1.
5〜3.0dl/gで、該コポリマー(II)と該コポリ
マー(I)の極限粘度比[η]II/[η]Iが0.7〜1.2
であり、かつ、該コポリマー(II)と該コポリマー
(I)の極限粘度比[η]II/[η]Iと、該コポリマー
(II)と該コポリマー(I)の重量比WI/WIIとの積
([η]II/[η]I)X(WI/WII)が1.0〜4.5
の範囲になるように、該コポリマー(I)と該コポリマ
−(II)とをブレンドしてなるα−オレフィン−プロピ
レン系組成物を溶融混練して得られる化粧紙用シート状
物。 (2)コポリマー(I)が90〜99重量%のプロピレ
ンを含有するα−オレフィン−プロピレンコポリマ−で
ある前記第1項記載の化粧紙用シート状物。 (3)コポリマー(II)が40〜85重量%のプロピレ
ンを含有するα−オレフィン−プロピレンコポリマ−で
ある前記第1項記載の化粧紙用シート状物。 (4)α−オレフィン−プロピレン系組成物が、10〜
50重量%のコポリマー(II)を含有する組成物である
前記第1項記載の化粧紙用シート状物。
成される。 (1)α−オレフィン−プロピレンコポリマー(I)
(以下、コポリマ−(I)という)とα−オレフィン−プ
ロピレンコポリマー(II)(以下、コポリマ−(II)とい
う)とからなるα−オレフィン−プロピレン系組成物で
あって、該コポリマー(II)の極限粘度[η]IIが1.
5〜3.0dl/gで、該コポリマー(II)と該コポリ
マー(I)の極限粘度比[η]II/[η]Iが0.7〜1.2
であり、かつ、該コポリマー(II)と該コポリマー
(I)の極限粘度比[η]II/[η]Iと、該コポリマー
(II)と該コポリマー(I)の重量比WI/WIIとの積
([η]II/[η]I)X(WI/WII)が1.0〜4.5
の範囲になるように、該コポリマー(I)と該コポリマ
−(II)とをブレンドしてなるα−オレフィン−プロピ
レン系組成物を溶融混練して得られる化粧紙用シート状
物。 (2)コポリマー(I)が90〜99重量%のプロピレ
ンを含有するα−オレフィン−プロピレンコポリマ−で
ある前記第1項記載の化粧紙用シート状物。 (3)コポリマー(II)が40〜85重量%のプロピレ
ンを含有するα−オレフィン−プロピレンコポリマ−で
ある前記第1項記載の化粧紙用シート状物。 (4)α−オレフィン−プロピレン系組成物が、10〜
50重量%のコポリマー(II)を含有する組成物である
前記第1項記載の化粧紙用シート状物。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明で用いるコポリマー(I)
は、好ましくは90〜99重量%、より好ましくは95
〜98重量%のプロピレン重合単位を含有するα−オレ
フィン−プロピレン系ランダムコポリマーである。該コ
ポリマー(I)のプロピレン重合単位は、シ−ト状物の
難白化性に影響し、該重合単位が大きいほど難白化性が
向上するが、大きすぎると化粧紙用シート状物としては
柔らかくなりすぎる。
は、好ましくは90〜99重量%、より好ましくは95
〜98重量%のプロピレン重合単位を含有するα−オレ
フィン−プロピレン系ランダムコポリマーである。該コ
ポリマー(I)のプロピレン重合単位は、シ−ト状物の
難白化性に影響し、該重合単位が大きいほど難白化性が
向上するが、大きすぎると化粧紙用シート状物としては
柔らかくなりすぎる。
【0008】一方、本発明で用いるコポリマー(II)
は、好ましくは40〜85重量%、より好ましくは50
〜75重量%のプロピレン重合単位を含有するα−オレ
フィン−プロピレン系ランダムコポリマーである。該コ
ポリマー(II)のプロピレン重合単位は、シ−ト状物の
柔軟性に影響し、該重合単位が大きいほど柔軟性が向上
するが、得られるシ−ト状物の透明性、光沢などが低下
する。
は、好ましくは40〜85重量%、より好ましくは50
〜75重量%のプロピレン重合単位を含有するα−オレ
フィン−プロピレン系ランダムコポリマーである。該コ
ポリマー(II)のプロピレン重合単位は、シ−ト状物の
柔軟性に影響し、該重合単位が大きいほど柔軟性が向上
するが、得られるシ−ト状物の透明性、光沢などが低下
する。
【0009】また、該コポリマー(II)は、135℃の
テトラリン中で測定した極限粘度[η]IIが1.5〜
3.0dl/gの範囲にあり、かつ、同一条件で測定し
たコポリマ−(I)の極限粘度[η]Iとの間の極限粘度比
[η]II/[η]Iが0.7〜1.2、好ましくは0.
8〜1.2の範囲になるコポリマ−(II)であることが必
要である。
テトラリン中で測定した極限粘度[η]IIが1.5〜
3.0dl/gの範囲にあり、かつ、同一条件で測定し
たコポリマ−(I)の極限粘度[η]Iとの間の極限粘度比
[η]II/[η]Iが0.7〜1.2、好ましくは0.
8〜1.2の範囲になるコポリマ−(II)であることが必
要である。
【0010】該コポリマー(II)の極限粘度[η]II
は、得られるシ−ト状物の剛性などの機械的特性に影響
し、コポリマー(II)とコポリマー(I)の極限粘度比
[η]II/[η]Iは、コポリマー(II)のコポリマー
(I)への分散性に影響する。コポリマー(II)の極限
粘度[η]IIが大きいほど機械的特性が向上するが、コ
ポリマー(I)との極限粘度比[η]II/[η]I が大
きすぎても、小さすぎても低温での耐衝撃性が不足する
とともに難白化性が低下し、また、大きすぎると成形収
縮率の改善効果が低下し、目的とする特性を達成するこ
とができない。
は、得られるシ−ト状物の剛性などの機械的特性に影響
し、コポリマー(II)とコポリマー(I)の極限粘度比
[η]II/[η]Iは、コポリマー(II)のコポリマー
(I)への分散性に影響する。コポリマー(II)の極限
粘度[η]IIが大きいほど機械的特性が向上するが、コ
ポリマー(I)との極限粘度比[η]II/[η]I が大
きすぎても、小さすぎても低温での耐衝撃性が不足する
とともに難白化性が低下し、また、大きすぎると成形収
縮率の改善効果が低下し、目的とする特性を達成するこ
とができない。
【0011】本発明に用いるα−オレフィン−プロピレ
ン系体組成物において、該コポリマー(I)と該コポリ
マー(II)との重量比WI/WIIは、前記した両成分の
極限粘度比[η]II/[η]Iとの積として、([η]I
I/[η]I)X(WI/WII)が1.0〜3.0の範囲にある
ことが必要である。
ン系体組成物において、該コポリマー(I)と該コポリ
マー(II)との重量比WI/WIIは、前記した両成分の
極限粘度比[η]II/[η]Iとの積として、([η]I
I/[η]I)X(WI/WII)が1.0〜3.0の範囲にある
ことが必要である。
【0012】成分重量比と極限粘度比との積は、その値
が小さくなると難白化性は改善されるが、耐熱性や剛性
の低下が大きくなり、一方、大きくなると目的とする難
白化性の改善効果が得られない。
が小さくなると難白化性は改善されるが、耐熱性や剛性
の低下が大きくなり、一方、大きくなると目的とする難
白化性の改善効果が得られない。
【0013】α−オレフィン−プロピレン系組成物中の
コポリマー(I)とコポリマ−(II)との具体的な組成
は、組成物の重量基準で好ましくはコポリマー(II)が
15〜60重量%、より好ましくは25〜50重量%である。
コポリマー(I)とコポリマ−(II)との具体的な組成
は、組成物の重量基準で好ましくはコポリマー(II)が
15〜60重量%、より好ましくは25〜50重量%である。
【0014】本発明のコポリマー(I)およびコポリマ
−(II)を構成するコモノマ−であるα−オレフィンと
しては、エチレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘ
キセン、1−オクテン、1−デセン、4−メチル−1−
ペンテン、3−メチル−1ペンテンをあげることがで
き、これらは単独でも2種以上混合して用いることもで
きる。これらのなかでエチレンと1−ブテンをそれぞれ
単独で、もしくは混合してα−オレフィンとして使用す
ることが好ましい。エチレンをα−オレフィンとして使
用することがコストの面からはより好ましい。
−(II)を構成するコモノマ−であるα−オレフィンと
しては、エチレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘ
キセン、1−オクテン、1−デセン、4−メチル−1−
ペンテン、3−メチル−1ペンテンをあげることがで
き、これらは単独でも2種以上混合して用いることもで
きる。これらのなかでエチレンと1−ブテンをそれぞれ
単独で、もしくは混合してα−オレフィンとして使用す
ることが好ましい。エチレンをα−オレフィンとして使
用することがコストの面からはより好ましい。
【0015】本発明で用いる該コポリマ−(I)および該
コポリマ−(II)は例えば次の方法で製造することができ
る。すなわち、立体規則性触媒を用いて、不活性溶媒を
媒体とする溶液重合法、プロピレンモノマ−を媒体とす
る塊状重合法もしくは実質的に液状の媒体の存在しない
気相重合法等でα−オレフィンとプロピレンとを共重合
させることによって製造することができる。該立体規則
性触媒としては、通常、プロピレンの立体規則性重合に
用いられる触媒を用いればよく、特に制限はないが、具
体的にはチタン、バナジウム等の塩化物もしくはこれら
遷移金属化合物を数々の担体、例えばマグネシウム、ア
ルミニウム、マンガン等の塩化物に担持したものを固体
触媒成分とし、該固体触媒成分にアルミニウム、亜鉛、
マグネシウム等の有機金属化合物を組み合わせた触媒を
挙げることができ、エ−テル、アミン、アミド、リン酸
エステル等の良く知られている立体規則性向上剤を加え
ることもできる。共重合反応の温度および圧力について
は上記の各種重合法、用いる立体規則性触媒およびα−
オレフィン/プロピレンの反応比によって、その適当な
範囲は決定されるが、通常、温度は0〜100℃、圧力
は常圧〜50Mpa、極限粘度を調整するための水素等
の分子量調整剤を添加して共重合反応することによって
製造することができる。極限粘度すなわち共重合体の分
子量の調節は添加する水素等の分子量調整剤の添加量を
調整することによって行われる。
コポリマ−(II)は例えば次の方法で製造することができ
る。すなわち、立体規則性触媒を用いて、不活性溶媒を
媒体とする溶液重合法、プロピレンモノマ−を媒体とす
る塊状重合法もしくは実質的に液状の媒体の存在しない
気相重合法等でα−オレフィンとプロピレンとを共重合
させることによって製造することができる。該立体規則
性触媒としては、通常、プロピレンの立体規則性重合に
用いられる触媒を用いればよく、特に制限はないが、具
体的にはチタン、バナジウム等の塩化物もしくはこれら
遷移金属化合物を数々の担体、例えばマグネシウム、ア
ルミニウム、マンガン等の塩化物に担持したものを固体
触媒成分とし、該固体触媒成分にアルミニウム、亜鉛、
マグネシウム等の有機金属化合物を組み合わせた触媒を
挙げることができ、エ−テル、アミン、アミド、リン酸
エステル等の良く知られている立体規則性向上剤を加え
ることもできる。共重合反応の温度および圧力について
は上記の各種重合法、用いる立体規則性触媒およびα−
オレフィン/プロピレンの反応比によって、その適当な
範囲は決定されるが、通常、温度は0〜100℃、圧力
は常圧〜50Mpa、極限粘度を調整するための水素等
の分子量調整剤を添加して共重合反応することによって
製造することができる。極限粘度すなわち共重合体の分
子量の調節は添加する水素等の分子量調整剤の添加量を
調整することによって行われる。
【0016】本発明の化粧紙用シート状物を製造するの
に用いられるα−オレフィン−ピロピレン系組成物に
は、必要に応じて従来のポリオレフィンに用いられてい
る公知の酸化防止剤、中和剤、帯電防止剤、耐候剤、分
散剤、スリップ剤、着色剤、合成ゴム、無機充填剤(タ
ルク、炭酸カルシウム、シリカ、マイカ等)等の各種添
加剤を添加することができる。
に用いられるα−オレフィン−ピロピレン系組成物に
は、必要に応じて従来のポリオレフィンに用いられてい
る公知の酸化防止剤、中和剤、帯電防止剤、耐候剤、分
散剤、スリップ剤、着色剤、合成ゴム、無機充填剤(タ
ルク、炭酸カルシウム、シリカ、マイカ等)等の各種添
加剤を添加することができる。
【0017】本発明に用いるα−オレフィン−プロピレ
ン系組成物は、上記の諸特性を満足すればいかなる方法
で溶融、混練してもよく、別々に製造されたコポリマー
(I)とコポリマー(II)をヘンシルミキサー(商品
名)、タンブラーミキサ−などの混合装置を用いて混合
し、押出機で溶融混練、成形することにより製造するこ
とができる。
ン系組成物は、上記の諸特性を満足すればいかなる方法
で溶融、混練してもよく、別々に製造されたコポリマー
(I)とコポリマー(II)をヘンシルミキサー(商品
名)、タンブラーミキサ−などの混合装置を用いて混合
し、押出機で溶融混練、成形することにより製造するこ
とができる。
【0018】本発明の化粧紙用シート状物の製造に用い
るα−オレフィン−プロピレン系組成物は、コポリマ−
(I)と、極限粘度[η]IIが1.5〜3.0dl/gの
コポリマ−(II)とを別々に製造したのち、該コポリマ
−(II)とコポリマ−(I)の極限粘度比[η]II/[η]Iが
0.7〜1.2になり、かつ、コポリマ−(II)とコポ
リマ−(I)の極限粘度比[η]II/[η]Iとコポリマ
−(II)とコポリマ−(I)との重量比WI/WIIとの積
([η]II/[η]I)X(WI/WII)が1.0〜4.5
の範囲になるように該コポリマ−(I)及び該コポリマ
−(II)の各所定量をブレンドすることによって調製す
ることができる。
るα−オレフィン−プロピレン系組成物は、コポリマ−
(I)と、極限粘度[η]IIが1.5〜3.0dl/gの
コポリマ−(II)とを別々に製造したのち、該コポリマ
−(II)とコポリマ−(I)の極限粘度比[η]II/[η]Iが
0.7〜1.2になり、かつ、コポリマ−(II)とコポ
リマ−(I)の極限粘度比[η]II/[η]Iとコポリマ
−(II)とコポリマ−(I)との重量比WI/WIIとの積
([η]II/[η]I)X(WI/WII)が1.0〜4.5
の範囲になるように該コポリマ−(I)及び該コポリマ
−(II)の各所定量をブレンドすることによって調製す
ることができる。
【0019】本発明の化粧紙用シート状物の製造方法と
しては、α−オレフィン−ポリプロピレン系組成物を用
いて公知、公用の成形方法(押出成法、カレンダー成形
法、圧縮成形法、注型成形法等)により製造する方法が
例示できる。
しては、α−オレフィン−ポリプロピレン系組成物を用
いて公知、公用の成形方法(押出成法、カレンダー成形
法、圧縮成形法、注型成形法等)により製造する方法が
例示できる。
【0020】該公知公用の成形方法の中でも生産性の点
から、押出成形法とカレンダー成形法が好ましい。具体
的には、押出機、Tダイ、冷却ロール、ガイドロール、
引取りロール、トリミングカッター、定尺切断カッタ
ー、巻き取り機等からなる装置(Tダイシート成型機)
を用いたTダイ法およびバンバリミキサー、ミキシング
ロール、ウォーミングロール、押出機、カレンダーロー
ル、冷却ロール、トリミングカッター、マスキング、定
尺切断カッター、巻き取り機とからなる装置(カレンダ
ー成形機)を用いたカレンダー成形法が好ましい。
から、押出成形法とカレンダー成形法が好ましい。具体
的には、押出機、Tダイ、冷却ロール、ガイドロール、
引取りロール、トリミングカッター、定尺切断カッタ
ー、巻き取り機等からなる装置(Tダイシート成型機)
を用いたTダイ法およびバンバリミキサー、ミキシング
ロール、ウォーミングロール、押出機、カレンダーロー
ル、冷却ロール、トリミングカッター、マスキング、定
尺切断カッター、巻き取り機とからなる装置(カレンダ
ー成形機)を用いたカレンダー成形法が好ましい。
【0021】化粧紙用シート状物を成形する速度は、生
産性の点から、0.1〜100m/分である。 該速度
が0.1m/分以上であれば、時間当たりの化粧紙用シ
ート状物の生産量が多く、厚みが均一な化粧紙用シート
状物が得られ不良率が少なく、100m/分以下であれ
ば化粧紙用シート状物が十分に冷却でき、ロール状の化
粧紙用シート状物を解く時に起きる線状の模様ができ
ず、良好な外観のシート状物が得られる。
産性の点から、0.1〜100m/分である。 該速度
が0.1m/分以上であれば、時間当たりの化粧紙用シ
ート状物の生産量が多く、厚みが均一な化粧紙用シート
状物が得られ不良率が少なく、100m/分以下であれ
ば化粧紙用シート状物が十分に冷却でき、ロール状の化
粧紙用シート状物を解く時に起きる線状の模様ができ
ず、良好な外観のシート状物が得られる。
【0022】本発明の化粧紙用シート状物は長手方向の
引張降伏点強度が15MPa以上、28MPa以下であること
が好ましく、より好ましくは引張降伏点強度が18MPa
以上、25MPa以下である。 この範囲内で、良好な強
度を持ち、かつ難白化性に優れた化粧紙用シート状物が
得られる。
引張降伏点強度が15MPa以上、28MPa以下であること
が好ましく、より好ましくは引張降伏点強度が18MPa
以上、25MPa以下である。 この範囲内で、良好な強
度を持ち、かつ難白化性に優れた化粧紙用シート状物が
得られる。
【0023】本発明の化粧紙シートの厚みは、好ましく
は0.020mm以上、1.00mm以下であり、更に好まし
くは0.050mm以上、0.600mm以下であり、特に好
ましくは0.100mm以上、0.300mm以下である。
は0.020mm以上、1.00mm以下であり、更に好まし
くは0.050mm以上、0.600mm以下であり、特に好
ましくは0.100mm以上、0.300mm以下である。
【0024】
【実施例】以下,本発明を実施例および比較例によりさ
らに詳細に説明する。実施例および比較例において用い
た測定方法は下記の通りである。 1)極限粘度(単位 dl/g):溶媒としてテトラリン
(テトラクロロナフタレン)を用い135℃の温度条件
下、自動粘度測定装置(AVS2型、三井東圧(株)製)を
使用して測定した。 2)プロピレン単位含有率(単位 重量%):赤外線吸
収スペクトル法により測定した。 3)引張降伏点強度:23℃で2日間以上放置後、AS
TM D 882に準拠。 4)難白化性:幅10mm、長さ100mmの長さの試験片
を23℃で2日間以上放置後、試験片の両端をそろえて
折り曲げたとき、折り曲げ部に白化が起こらなければ
○、白化が観察されたときは×として評価した。
らに詳細に説明する。実施例および比較例において用い
た測定方法は下記の通りである。 1)極限粘度(単位 dl/g):溶媒としてテトラリン
(テトラクロロナフタレン)を用い135℃の温度条件
下、自動粘度測定装置(AVS2型、三井東圧(株)製)を
使用して測定した。 2)プロピレン単位含有率(単位 重量%):赤外線吸
収スペクトル法により測定した。 3)引張降伏点強度:23℃で2日間以上放置後、AS
TM D 882に準拠。 4)難白化性:幅10mm、長さ100mmの長さの試験片
を23℃で2日間以上放置後、試験片の両端をそろえて
折り曲げたとき、折り曲げ部に白化が起こらなければ
○、白化が観察されたときは×として評価した。
【0025】5)コポリマ−(I)およびコポリマ−(I
I)の製造 撹拌羽根を有する横型重合器(L/D=6、内容積10
0リットル)に予備活性化処理をした平均粒径115μ
mのチタン含有固体触媒成分を0.5g/hr、トリエ
チルアルミニウムおよびジイソプロピルジメトキシシラ
ンをAl/Siモル比で6となるように連続的に供給し
た。後述の表1および表2に記載した反応温度、反応圧
力を維持しながら、プロピレン、α−オレフィンモノマ
−の混合ガスを後述の表1および表2に示すモル比で連
続的に供給し、さらに得られるプロピレン−α−オレフ
ィン共重合体の分子量を調整するために水素ガスを後述
の表1および表2に示すモル比で連続的に供給し、得ら
れる共重合体の極限粘度を所定の粘度になるように制御
して所定のコポリマ−(I)およびコポリマ−(II)を
得る。このとき得られたコポリマ−(I)もしくはコポリ
マ−(II)は、重合器内のポリマ−保有レベルが反応容
積の50%となるように重合器から連続的に抜き出し
た。抜き出された共重合体から残存モノマ−を除去し、
目的の各コポリマ−を得た。
I)の製造 撹拌羽根を有する横型重合器(L/D=6、内容積10
0リットル)に予備活性化処理をした平均粒径115μ
mのチタン含有固体触媒成分を0.5g/hr、トリエ
チルアルミニウムおよびジイソプロピルジメトキシシラ
ンをAl/Siモル比で6となるように連続的に供給し
た。後述の表1および表2に記載した反応温度、反応圧
力を維持しながら、プロピレン、α−オレフィンモノマ
−の混合ガスを後述の表1および表2に示すモル比で連
続的に供給し、さらに得られるプロピレン−α−オレフ
ィン共重合体の分子量を調整するために水素ガスを後述
の表1および表2に示すモル比で連続的に供給し、得ら
れる共重合体の極限粘度を所定の粘度になるように制御
して所定のコポリマ−(I)およびコポリマ−(II)を
得る。このとき得られたコポリマ−(I)もしくはコポリ
マ−(II)は、重合器内のポリマ−保有レベルが反応容
積の50%となるように重合器から連続的に抜き出し
た。抜き出された共重合体から残存モノマ−を除去し、
目的の各コポリマ−を得た。
【0026】実施例1〜7、比較例1〜8 上記5)で製造した後述の表1および表2に記載の特性
を有するコポリマ−(I)とコポリマ−(II)とからなるα
−オレフィン−プロピレン系組成物100重量部に対し
て、リン系熱安定剤0.1重量部、ステアリン酸カルシ
ウム0.1重量部を加え高速撹拌式混合機(ヘンシェル
ミキサー)を用いて、室温下に5分混合し、混合物をス
クリュー口径40mmの押出造粒機を用いてシリンダー設定
温度230℃で溶融混練し、ペレタイズしてペレットを
得た。得られたペレットを押出温度230℃、成形速度
5m/min、冷却ロール60℃の条件でTダイ法(T
ダイ、エアナイフ)により、厚みが0.15mmの化粧紙
用シート状物を成形した。得られたシート状物から、難
白化性と引張降伏点強度を測定するための所定の試験片
を調製し、難白化性および引張降伏点強度を測定した。
その測定結果を、後述の表1および表2にそれぞれ示い
た。
を有するコポリマ−(I)とコポリマ−(II)とからなるα
−オレフィン−プロピレン系組成物100重量部に対し
て、リン系熱安定剤0.1重量部、ステアリン酸カルシ
ウム0.1重量部を加え高速撹拌式混合機(ヘンシェル
ミキサー)を用いて、室温下に5分混合し、混合物をス
クリュー口径40mmの押出造粒機を用いてシリンダー設定
温度230℃で溶融混練し、ペレタイズしてペレットを
得た。得られたペレットを押出温度230℃、成形速度
5m/min、冷却ロール60℃の条件でTダイ法(T
ダイ、エアナイフ)により、厚みが0.15mmの化粧紙
用シート状物を成形した。得られたシート状物から、難
白化性と引張降伏点強度を測定するための所定の試験片
を調製し、難白化性および引張降伏点強度を測定した。
その測定結果を、後述の表1および表2にそれぞれ示い
た。
【0027】
【発明の効果】本発明の化粧紙用シート状物は、強度特
性に優れ、折り曲げ時の白化も少なく好適に使用するこ
とができる化粧紙用シート状物である。
性に優れ、折り曲げ時の白化も少なく好適に使用するこ
とができる化粧紙用シート状物である。
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
Claims (4)
- 【請求項1】α−オレフィン−プロピレンコポリマー
(I)(以下、コポリマ−(I)という)とα−オレフィン
−プロピレンコポリマー(II)(以下、コポリマ−(II)
という)とからなるα−オレフィン−プロピレン系組成
物であって、該コポリマー(II)の極限粘度[η]IIが
1.5〜3.0dl/gで、該コポリマー(II)と該コ
ポリマー(I)の極限粘度比[η]II/[η]Iが0.7〜
1.2であり、かつ、該コポリマー(II)と該コポリマ
ー(I)の極限粘度比[η]II/[η]Iと、該コポリマ
ー(II)と該コポリマー(I)の重量比WI/WIIとの積
([η]II/[η]I)X(WI/WII)が1.0〜4.5
の範囲になるように、該コポリマー(I)と該コポリマ
−(II)とをブレンドしてなるα−オレフィン−プロピ
レン系組成物を溶融混練して得られる化粧紙用シート状
物。 - 【請求項2】コポリマー(I)が90〜99重量%のプ
ロピレンを含有するα−オレフィン−プロピレンコポリ
マ−である請求項1記載の化粧紙用シート状物。 - 【請求項3】コポリマー(II)が40〜85重量%のプ
ロピレンを含有するα−オレフィン−プロピレンコポリ
マ−である請求項1記載の化粧紙用シート状物。 - 【請求項4】 α−オレフィン−プロピレン系組成物
が、10〜50重量%のコポリマー(II)を含有する組
成物である請求項1記載の化粧紙用シート状物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25420897A JPH1180458A (ja) | 1997-09-03 | 1997-09-03 | 化粧紙用シート状物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25420897A JPH1180458A (ja) | 1997-09-03 | 1997-09-03 | 化粧紙用シート状物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1180458A true JPH1180458A (ja) | 1999-03-26 |
Family
ID=17261765
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25420897A Pending JPH1180458A (ja) | 1997-09-03 | 1997-09-03 | 化粧紙用シート状物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1180458A (ja) |
-
1997
- 1997-09-03 JP JP25420897A patent/JPH1180458A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1899415B1 (en) | Propylene polymers having broad molecular weight distribution | |
US5455303A (en) | Linear low density polyethylene based compositions with improved optics | |
EP1812629B2 (en) | Drawn tapes, fibre and filaments comprising a multimodal polyethylene resin | |
WO2006018245A1 (en) | Polymer composition | |
PT690891E (pt) | Composicoes polimericas com base em lldpe altamente processaveis | |
EP2864374B1 (en) | Film composition | |
JP4595316B2 (ja) | プロピレン系重合体、その重合体を含むポリプロピレン系樹脂組成物、および、その組成物からなる射出成形体 | |
JP2006199872A (ja) | 未架橋ポリエチレン発泡成形体 | |
JPS5825693B2 (ja) | トウメイセイ オヨビ タイシヨウゲキセイノリヨウコウナ ポリプロピレンソセイブツ | |
JPH0112780B2 (ja) | ||
JP6948977B2 (ja) | プロピレン樹脂組成物及び射出成形体 | |
JP4065612B2 (ja) | ポリプロピレン系フィルム | |
JPH0144209B2 (ja) | ||
JP2005506429A (ja) | ポリプロピレンベース組成物の発泡ビーズへの使用 | |
JPH1180458A (ja) | 化粧紙用シート状物 | |
JP2814337B2 (ja) | 高溶融張力を有するポリプロピレン、その製造方法および成形品 | |
JPH0148939B2 (ja) | ||
JP3338186B2 (ja) | 透明性の改良されたエチレン系樹脂組成物 | |
JP2859356B2 (ja) | 多孔性フイルム | |
JPH11152379A (ja) | ブロー成形用樹脂組成物 | |
JPH10306119A (ja) | カレンダー成型用ポリプロピレン系樹脂 | |
JP2859346B2 (ja) | 多孔性フイルム | |
JPH0672197B2 (ja) | ポリオレフイン樹脂組成物 | |
JP3420398B2 (ja) | ポリプロピレン系多孔質フィルム | |
JP2001114838A (ja) | エチレン−α−オレフィン共重合体 |