JPH1180125A - アゾリルヘプテン誘導体、その製造方法および農薬・医薬としての利用 - Google Patents

アゾリルヘプテン誘導体、その製造方法および農薬・医薬としての利用

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JPH1180125A
JPH1180125A JP25273697A JP25273697A JPH1180125A JP H1180125 A JPH1180125 A JP H1180125A JP 25273697 A JP25273697 A JP 25273697A JP 25273697 A JP25273697 A JP 25273697A JP H1180125 A JPH1180125 A JP H1180125A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アゾリルヘプテン誘導体、その製造方法およ
び農薬・医薬を提供する。 【解決手段】 化1の式(1・2 )のアゾリルヘプテン誘
導体は、新規化合物であって、農業用殺菌剤のような農
薬の有効成分及び、抗真菌剤あるいは抗アロマタ−ゼ剤
のような医薬の有効成分として利用できる。(式中、X
は、ハロゲン原子、C1〜C5アルキル基、ハロアルキル
基、フェニル基、シアノ基またはニトロ基を示す。n
は、0 〜5 の整数を示す。nが2 以上の時には、X は、
同一であっても相異なっていてもよい。A は、CHまたは
N を表す。Yは、カルボニル基もしくは、ヒドロキシメ
チレン基を表す。) 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、農薬・医薬の有効成分
として利用できる、新規なアゾリルヘプテン誘導体に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、環境汚染や薬剤耐性を回避する観
点から、新規な殺菌性化合物に対する要望が高まってい
る。他方、化3の式(1・2)のアゾリルヘプテン誘導
体について報告する文献は知られていない。従って、そ
の有用性についても検討されていなかった。(式中、X
は、ハロゲン原子、C1〜C5アルキル基、ハロアルキル
基、フェニル基、シアノ基またはニトロ基を示す。n
は、0 〜5 の整数を示す。nが2 以上の時には、X は、
同一であっても相異なっていてもよい。A は、CHまた
は、N を示す。Yは、カルボニル基もしくは、ヒドロキ
シメチレン基を表す。)
【化3】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者ら
は、上記式(1・2)のアゾリルヘプテン誘導体、その
製造方法、農薬・医薬としての利用方法を提供すること
を課題とした。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記式
(1・2)のアゾリルヘプテン誘導体またはその塩を合
成し、この化合物が、農薬や医薬の有効成分として有用
であることを見いだし本発明を完成するに至った。
【0005】本発明は次の構成上の特徴を有する。第一
の発明は、化4の式(1・2)のアゾリルヘプテン誘導
体に関する。(式中、X は、ハロゲン原子、C1〜C5アル
キル基、ハロアルキル基、フェニル基、シアノ基または
ニトロ基を示す。nは、0 〜5 の整数を示す。nが2 以
上の時には、X は、同一であっても相異なっていてもよ
い。A は、CHまたは、N を示す。Yは、カルボニル基も
しくは、ヒドロキシメチレン基を表す。)
【化4】
【0006】第2の発明は、上記式(1・2)のアゾリ
ルヘプテン誘導体を有効成分として含有する農園芸用殺
菌剤に関する。
【0007】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
アゾリルヘプテン誘導体(1・2)において、X はハロ
ゲン、C1〜C5アルキル、C1〜C4ハロアルキル、フェニ
ル、シアノまたはニトロを示し、塩素、フルオロ、臭
素、フェニル、メチル、1,1−ジメチルエチル、トリ
フルオロメチルを例示することができる。なお、X の定
義中、ハロアルキルとは、アルキルの1 個以上の水素が
ハロゲンで置換していることを示す。n は 0〜 5の整数
を示す。好ましいn は、 0〜 2の整数である。n が2 以
上の時には、X は同一でも相異なっていてもよい。
【0008】上記式(1・2)のアゾリルヘプテン誘導
体の具体例として、表1の第1表に示すものをあげるこ
とができる。
【表1】
【0009】上記の第1表及び、実施例における化合物
番号の記載方法は、例えば、化合物(1・2-1 )は、式
(1・2)のアゾリルヘプテン誘導体に含まれる具体的
化合物の1種類を示す。同じように、実施例の製造例3
における原料化合物、(ハロアセチル)ヘキセンカルボ
ン酸エステル誘導体(5−1)は、式(5)の(ハロア
セチル)ヘキセンカルボン酸エステル誘導体に含まれる
具体的化合物の1種類を示す。すなわち、各々の化学式
の化合物の個々の具体的化合物を示す場合には、化学式
の番号を幹番号にして、化合物(幹番号−枝番号)のよ
うに記載して、それら個々の具体的化合物を区別するよ
うに記載している。
【0010】アゾリルヘプテン誘導体(1・2)は、次
のようにして製造することができる。すなわち、化5の
反応式中、式(3)のアセチルヘキセンカルボン酸エス
テル誘導体(例えば、特願平8-110049記載の方法で調製
できる)を、シリルエーテル化して、式(4)の(トリ
アルキルシリルオキシエテニル)ヘキセンカルボン酸エ
ステル誘導体を得る。以下、この工程をシリルエーテル
化反応と記載する。次に、化合物(4)のハロゲン化を
行い、式(5)の(ハロアセチル)ヘキセンカルボン酸
エステル誘導体を得る(以下、この工程をハロゲン化反
応と記載する)。続いて、化合物(5)のアゾリル化を
行い、式(6)の(アゾリルアセチル)ヘキセンカルボ
ン酸エステル誘導体を得る。以下、この工程をアゾリル
化反応と記載する。(式中、X は、ハロゲン原子、C1〜
C5アルキル基、ハロアルキル基、フェニル基、シアノ基
またはニトロ基を示す。nは、0 〜5 の整数を示す。n
が2 以上の時には、X は、同一であっても相異なってい
てもよい。A は、CHまたは、N を示す。R は、C1〜C6ア
ルキル基を示す。Z はハロゲン原子を示す。Q は、C1〜
C4アルキル基を示す。Q は、同一であっても相異なって
いてもよい。Z1は、ハロゲン原子を示す。)
【化5】
【0011】続いて、化6の反応式中、化合物(6)を
加水分解・脱炭酸して、式(1)のアゾリルヘプタノン
誘導体を得る[アゾリルヘプテン誘導体(1・2)にお
いて、Yがカルボニル基の化合物に同じ]。以下、この
工程を加水分解・脱炭酸反応と記載する。また、この化
合物(1)のカルボニル基を還元して、式(2)のアゾ
リルヘプタノール誘導体を得る[アゾリルヘプテン誘導
体(1・2)において、Yがヒドロキシメチレン基の化
合物に同じ]。以下、この工程を還元反応と記載する。
(式中、X は、ハロゲン原子、C1〜C5アルキル基、ハロ
アルキル基、フェニル基、シアノ基またはニトロ基を示
す。nは、0 〜5 の整数を示す。nが2 以上の時には、
X は、同一であっても相異なっていてもよい。A は、CH
または、N を示す。R は、C1〜C6アルキル基を示す。Z
はハロゲン原子を示す。)
【化6】
【0012】本明細書に記載の反応には、「シリルエー
テル化反応」、「ハロゲン化反応」、「アゾリル化反
応」、「加水分解・脱炭酸反応」および「還元反応」が
ある。これらの反応で使用が好ましい時に用いられる溶
媒として下記のものを例示し得る。水。酢酸、プロピオ
ン酸などの低級脂肪酸類。ベンゼン、トルエン、キシレ
ン、ヘキサン等の炭化水素類。塩化メチレン、クロロホ
ルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素類。メタノー
ル、エタノール、イソプロパノール、t−ブタノール等
の低級アルコール類。ジエチルエーテル、ジイソプロピ
ルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエー
テル類。N−メチルホルムアミド、N,N−ジメチルホ
ルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチ
ルピロリドンなどのアミド類アセトニトリル、プロピオ
ニトリルなどのニトリル類アセトン、メチルエチルケト
ン、シクロヘキサノンなどのケトン類ジメチルスルホキ
シド、テトラメチレンスルホンなどの含硫黄化合物。
【0013】本発明の製造法では、上述の希釈剤に加え
て塩基または酸の共存下に反応を行なうこともある。塩
基としては下記のものを例示し得る。炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム等のアルカリ金属の炭酸塩。水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属の水酸化物。ナ
トリウムメトキド、ナトリウムエトキシド、カリウムt
−ブトキシドなどのアルカリ金属のアルコキシド。水素
化ナトリウム、水素化カリウム、水素化リチウムなどの
アルカリ金属水素化合物。n−ブチルリチウム等のアル
カリ金属の有機金属化合物。ナトリウム、カリウム、リ
チウムなどのアルカリ金属類。リチウムジイソプロピル
アミド等のアルカリ金属アミド類。トリエチルアミン、
ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、N,N−ジメ
チルアニリン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]
ウンデク−7−エン(以下において、略称のDBUを使
用する)等の有機アミン類。酸としては、塩酸、臭化水
素酸、ヨウ化水素酸、硫酸等の無機酸ならびにギ酸、酢
酸、酪酸、p−トルエンスルホン酸等の有機酸を例示し
得る。ハロゲン化試薬としては、塩素、臭素、沃素、N
−クロロスクシンイミド、N−ブロモスクシンイミド、
スルフリルクロリドを例示できる。還元剤として、水素
化シアノ化ホウ素ナトリウム、水素化ホウ素ナトリウ
ム、水素化アルミニウムリチウム等の金属水素化物及
び、水素ガスとパラジウム/炭素、ラネーニッケルを例
示することができる。
【0014】次に本明細書に記載の個々の反応について
説明する。 「シリルエーテル化反応」アセチルヘキセンカルボン酸
エステル誘導体(3)のアセチル基を上記の希釈溶媒液
中、強塩基性化合物(例えば、リチウムジイソプロピル
アミドのようなアルカリ金属アミド)を用いてエノール
エーテルの金属塩とし、続いて、トリアルキルシリルハ
ライドとの置換反応により、(トリアルキルシリルオキ
シエテニル)ヘキセンカルボン酸エステル誘導体(4)
を得る。化合物(3)のカルボン酸エステル部分のR
は、C1〜C6アルキル基の内、好ましくは、C1〜C4アルキ
ル基を示し、より好ましくは、メチル基を示す。この反
応で使用するトリアルキルシリルハライド[Q3SiZ1]に
おいて、Q3におけるQ (C1〜C4アルキル基)は、同一で
も相異なっていてもよい。Z1は、塩素原子、臭素原子が
好ましい。トリアルキルシリルハライドの好ましい化合
物として、トリメチルシリルクロリドを例示することが
できる。反応温度と反応時間に関しては、−80から4
0℃、好ましくは−70から室温を反応温度にして、1
時間から1日間程反応させることにより目的物を得るこ
とが出来る。
【0015】「ハロゲン化反応」(トリアルキルシリル
オキシエテニル)ヘキセンカルボン酸エステル誘導体
(4)のトリアルキルシリルオキシエテニル基を、上記
の希釈溶媒液中、ハロゲン化試薬と反応させて、(ハロ
アセチル)ヘキセンカルボン酸エステル誘導体(5)を
得る。反応温度と反応時間に関しては、−20から40
℃、好ましくは室温を反応温度にして、1時間から1日
間程反応させることにより目的物をえることが出来る。 「アゾリル化反応」(ハロアセチル)ヘキセンカルボン
酸エステル誘導体(5)のハロアセチル基のハロゲン原
子と、上記の希釈溶媒液中、1H−1,2,4−トリア
ゾールもしくは、1H−イミダゾールとを塩基の存在下
(好ましくは、アゾールをナトリウム塩として使用)、
置換反応を行い、(アゾリルアセチル)ヘキセンカルボ
ン酸エステル誘導体(6)を得る。反応温度と反応時間
に関しては、室温から還流点、好ましくは60℃から還
流点を反応温度にして、30分から10時間程反応させ
ることにより目的物を得ることが出来る。
【0016】「加水分解・脱炭酸反応」(アゾリルアセ
チル)ヘキセンカルボン酸エステル誘導体(6)のエス
テル基の加水分解・脱炭酸反応は、上記に希釈溶媒中
で、塩基性、酸性のいずれの条件でも行うことが出来
る。反応生成物として、アゾリルヘプタノン誘導体
(1)を得る。酸性条件で行う時には、水の他に、溶媒
として酢酸を併用することが望ましく、触媒としては、
塩酸や臭化水素酸等の無機酸を使用する。この時の反応
温度は、50℃〜還流点、好ましくは80℃〜還流点で
ある。塩基性条件で行う時には、水の他に、低級アルコ
ールや芳香族炭化水素を併用することが望ましい。塩基
としてアルカリ金属塩基、好ましくは、水酸化ナトリウ
ムや水酸化カリウムを使用する。この時の反応温度は、
50℃〜還流点、好ましくは80℃〜還流点である。酸性あ
るいは塩基性条件下での反応時間は、2 〜24時間の範囲
であって、攪拌下に反応を行うことがより好ましい。
【0017】「還元反応」アゾリルヘプタノン誘導体
(1)の還元反応は、上記の無水系の希釈溶媒中、金属
水素化物を用いて行い、アゾリルヘプタノール誘導体
(2)を得る。反応温度と反応時間に関しては、0℃か
ら還流点、好ましくは室温から還流点を反応温度にし
て、1時間から1日間程反応させることにより目的物を
得ることが出来る。本明細書に記載の「シリルエーテル
化反応」、「ハロゲン化反応」、「アゾリル化反応」、
「加水分解・脱炭酸反応」および、「還元反応」の生成
物を単離する場合には、通常用いられる化学操作、例え
ば、カラムクロマトグラフィー、再結晶、蒸留、その他
の方法を単独で、あるいは、これらの方法を適宣組み合
わせて使用することができる。
【0018】アゾリルヘプテン誘導体(1・2)は、
1,2,4−トリアゾリル基もしくは、イミダゾリル基
を有するので、無機酸、有機酸の酸付加塩や、金属錯体
を形成する。したがって、アゾリルヘプテン誘導体(1
・2)は、酸付加塩や金属錯体の一部として、農薬や医
薬の有効成分として使用することもできる。また、アゾ
リルヘプテン誘導体(1・2)には、少なくとも1個の
不斉炭素が存在する。したがって、これらの光学異性体
の1種類を農薬や医薬の有効成分として使用することも
できる。
【0019】本発明化合物を農薬の有効成分として使用
する場合には、そのまま使用することもできるが、通常
は製剤補助剤とともに、粉剤、水和剤、粒剤、乳剤など
の種々の形態に製剤して使用する。このとき製剤中に、
1種または2種以上の本発明化合物が0.1〜95重量
%、好ましくは0.5〜90重量%、より好ましくは2
〜70重量%含まれるように製剤する。製剤補助剤とし
て使用する担体、希釈剤、界面活性剤を例示すれば、固
体担体として、タルク、カオリン、ベントナイト、珪藻
土、ホワイトカーボン、クレーなど。液体希釈剤とし
て、水、キシレン、トルエン、クロロベンゼン、シクロ
ヘキサン、シクロヘキサノン、ジメチルスルホキシド、
ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドンアルコー
ルなど。界面活性剤はその効果により使いわけるのがよ
く、乳化剤として、ポリオキシエチレンアルキルアリー
ルエーテル、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレ
ートなど。分散剤として、リグニンスルホン酸塩、ジブ
チルナフタリンスルホン酸塩など、湿潤剤として、アル
キルスルホン酸塩、アルキルフェニルスルホン酸塩な
ど、をあげることができる。
【0020】上記製剤には、そのまま使用するものと水
等の希釈剤で所定濃度に希釈して使用するものとがあ
る。希釈して使用する時の本発明化合物の濃度は0.0
01〜1.0%の範囲が望ましい。また、本発明化合物
の使用量は畑、田、果樹園、温室などの農園芸用地1ha
あたり、20〜5000g 、より好ましくは50〜10
00g である。これらの使用濃度および使用量は剤形、
使用時期、使用方法、使用場所、対象作物等によっても
異なるため、上記の範囲にこだわることなく増減するこ
とは勿論可能である。さらに、本発明化合物は他の有効
成分、例えば、殺菌剤、殺虫剤、殺ダニ剤、除草剤と組
み合わせて使用することもできる。
【0021】次に、本発明化合物を医薬の有効成分とし
て使用する場合について記載する。この場合にも、その
まま使用することもできるが、通常は、製剤補助剤とと
もに、錠剤、丸剤、粉剤、エリキシル剤、乳剤、液剤、
シロップ剤、懸濁剤、噴霧剤、軟膏、ゼラチン軟カプセ
ル、ゼラチン硬カプセル、座薬、滅菌注射用液および滅
菌包装粉剤などの種々の形態に製剤して使用する。
【0022】適当な担体または希釈剤としては、例え
ば、乳糖、デキストロース、シュクロース、ソルビトー
ル、マンニトール、デンプン、リン酸カルシウム、ケイ
酸カルシウム、微結晶セルロース、ポリビニルピロリド
ン、セルロース、ポリオキシエチレンソルビタンモノオ
レート、ゼラチン、シロップ、メチルセルロース、オキ
シ安息香酸メチル、オキシ安息香酸プロピル、タルク、
ステアリン酸マグネシウムおよび水を挙げることができ
る。また、製剤には滑沢剤、湿潤剤、乳化剤、懸濁剤、
防腐剤、甘味料またはフレーバー等を添加してもよい。
【0023】医薬品として使用の際には、経口投与の場
合は、本化合物を担体および希釈剤と混合して粉剤また
は散剤としたり、錠剤に打錠したり、ゼラチンカプセル
に充填したりすることができる。あるいは、これらの混
合物をブドウ糖水溶液、等張性食塩水または滅菌水等の
液体に溶解し、静脈投与または注射してもよい。本発明
化合物を、抗真菌剤や抗アロマターゼ剤として使用する
場合は、剤形中に本化合物を0.01〜500mg、より
好ましくは0.1〜300mgの量で含有させて使用する
ことができるので、投与単位剤形に製剤化することが好
ましい。本化合物は広範な用量域で有効である。例えば
1日当たり投与量は通常0.005〜100mg/kgの範
囲内である。ヒト成人に対する治療時には約0.1〜4
0mg/kgを1回で、または分割投与するとよい。しかし
ながら、実際の投与量は個々の患者の年齢、症状の重篤
度、並びに投与経路等に照らして医師が決定するので、
上記の用量域範囲を越えることもあるが、この場合も本
発明の範囲内に含まれる。
【0024】
【実施例】以下、製造例、参考製造例、製剤例、試験例
を示し、本発明を具体的に説明する。なお、本発明はそ
の要旨を越えない限り以下の製造例、製剤例および試験
例に限定されるものではない。 製造例1 3−(4−クロロベンジル)−6−メチル−
1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−
5−ヘプテン−2−オン(1・2-1 )の合成 反応フラスコに、製造例3で合成した、(アゾリルアセ
チル)ヘキセンカルボン酸エステル誘導体(6−1)58
0mg(1.54mM) を入れ、この中に25%水酸化ナトリウム
水溶液5ml とイソプロパノール5ml を加えて80℃下で
2時間加熱撹拌した。冷却後、反応液を氷水に注ぎ反応
を終了した。減圧下で、イソプロパノールを留去し、残
分を酢酸エチルで抽出。酢酸エチル層を飽和食塩水、水
で順次洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下
で、酢酸エチルを留去し、粗生成物を得た。シリカゲル
カラムクロマト(和光ゲルC−200を使用、展開液ヘ
キサン:酢酸エチル=11)に付して精製し、3−(4
−クロロベンジル)−6−メチル−1−(1H−1,
2,4−トリアゾール−1−イル)−5−ヘプテン−2
−オン(1・2-1 )を得た。 無色粘稠油状物、収量 380mg(収率76%) NMR(CDCl3)δ 1.55 (bs,3H),1.70 (bs,3H), 2.03〜2.40 (m,3H),2.70
〜2.90 (m,2H),4.45 (d,1H,J=18Hz),4.83 (d,1H,J=18H
z),5.00 (t,1H,J=6Hz), 6.90 (d,2H,J=8Hz),7.20 (d,2
H,J=8Hz), 7.83 (s,2H)
【0025】製造例2 3−(4−クロロベンジル)−
6−メチル−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−
1−イル)−5−ヘプテン−2−オール(1・2-2 )の合
成 25mlの反応フラスコに、製造例1で合成した、アゾリル
ヘプタノン誘導体(1・2-1 )115mg(0.36mM) と無水メタ
ノール5ml を入れ、氷水下で水素化ホウ素ナトリウム7m
g(0.18mM) を5分間で加え、室温下で1時間撹拌した。
反応液を氷水に注ぎ酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル
層を飽和食塩水、水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウム
で乾燥した。減圧下で溶媒を留去し、残分をシリカゲル
カラムクロマト(和光ゲルC−200、展開液:酢酸エ
チル/n−ヘキサン=1/1)にて精製し、3−(4−
クロロベンジル)−6−メチル−1−(1H−1,2,
4−トリアゾール−1−イル)−5−ヘプテン−2−オ
ール(1・2-2 )を得た。NMRスペクトルから、アゾリ
ルヘプタノール誘導体(1・2-2 )は2種のジアステロマ
ー混合物と確認した。 無色粘稠油状物、収量100mg (収率86% ) NMR(CDCl3)δ 1.53,1.60,1.70 (3bs,3H×2), 2.25〜2.50(m,2H),3.67
〜4.58(m,5H),4.83〜5.33 (m,1H), 7.00〜7.17 (bs,4
H),7.60(s,2/3H),7.66 (s,1/3H),7.90 (s,1H)
【0026】製造例3 2−(4−クロロベンジル)−
5−メチル−2−(1H−1,2,4−トリアゾールー
1−イル)メチルカルボニル−4−ヘキセンカルボン酸
メチルエステル(6−1)の合成 100ml のフラスコに、製造例4で合成した、(ハロアセ
チル)ヘキセンカルボン酸エステル誘導体(5−1)5.
05g(13.0mM) を入れ、無水ジメチルホルムアミド40mlを
加えた。油浴温度80℃でトリアゾール・ナトリウム1.
42g(15.6mM) を少量づつ5分間で加えた。添加後、同温
度下で60分間撹拌した。反応液は暗褐色を呈した。反
応液に氷水を加えて反応を終了した。酢酸エチルで抽出
し、酢酸エチル層を食塩水、水で順次洗浄し、無水硫酸
ナトリウムで乾燥した。酢酸エチルを減圧下で留去し、
残油状物を得た。この油状物を、シリカゲルカラムクロ
マト(和光純薬製シリカゲルC−200、展開液:ヘキ
サン/酢酸エチル=1/1)に付して精製し、2−(4
−クロロベンジル)−5−メチル−2−(1H−1,
2,4−トリアゾールー1−イル)メチルカルボニル−
4−ヘキセンカルボン酸メチルエステル(6−1)を得
た。 無色油状物、収量 3.1g(収率63%) NMR(CDCl3)δ 1.57(bs,3H),1.70(bs,3H),2.60(bd,2H,J=8Hz),3.02(d,1
H,J=14Hz),3.28(d,1H,J=14Hz),3.68(s,3H),4.93(bt,1H,
J=7Hz),5.00(s,2H),6.90(d,2H,J=8Hz),7.17(d,2H,J=8H
z),7.85(s,1H),7.95(s,1H)
【0027】製造例4 2−ブロモアセチル−2−(4
−クロロベンジル)−5−メチル−4−ヘキセンカルボ
ン酸メチルエステル(5−1)の合成 100ml のフラスコに、製造例5で合成した、(トリアル
キルシリルオキシエテニル)ヘキセンカルボン酸エステ
ル誘導体(4−1)5g(13.0mM)を入れ、無水テトラヒド
ロフラン40mlを加えた。室温下で、撹拌しながらN−ブ
ロムこはく酸イミド2.32g(13.0mM) を5分間を要して少
量づつ加えた。若干の発熱があった。そのまま室温下で
2時間撹拌した。溶媒テトラヒドロフランを減圧下で留
去し、残分を酢酸エチルに溶かし、食塩水、水で順次洗
浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。酢酸エチルを減
圧下で留去し、2−ブロモアセチル−2−(4−クロロ
ベンジル)−5−メチル−4−ヘキセンカルボン酸メチ
ルエステル(5−1)を得た。 無色油状物、収量5.05g(収率100%) NMR(CDCl3)δ 1.57(bs,3H),1.70(bs,3H),2.53(bd,2H,J=8Hz),2.98(d,1
H,J=14Hz),3.28(d,1H,J=14Hz),3.63(s,3H),3.90(s,2H),
4.90(t,1H,J=6Hz),6.90(d,2H,J=8Hz),7.17(d,2H,J=8Hz)
【0028】製造例5 2−(4−クロロベンジル)−
5−メチル−2−(1−トリメチルシリルオキシエテニ
ル)−4−ヘキセンカルボン酸メチルエステル(4−
1)の合成 窒素気流下にて、100ml の4口フラスコにリチウムジイ
ソプロピルアミド・モノテトラヒドロフランのシクロヘ
キサン溶液8.4ml(12.5mM) を入れ、−70℃下で冷却撹
拌した。この中に、参考製造例1で合成した、アセチル
ヘキセンカルボン酸エステル誘導体(3−1)3.52g(1
1.4mM) を無水テトラヒドロフラン10mlに溶かした溶液
を15分間で加え、−70℃下で2時間撹拌した。この
反応溶液の中にトリメチルシリルクロライド 2.1g(19.3
mM) を15分間で加えた。−70℃下で1時間撹拌した
後、1時間を要して室温下まで反応温度を上げ、さらに
室温下で1時間撹拌し反応を終了した。反応液に60mlの
無水ヘキサンを加えて、塩化リチウムを析出させ、濾別
後、濾液を減圧下で濃縮し、粘ちょう性の2−(4−ク
ロロベンジル)−5−メチル−2−(1−トリメチルシ
リルオキシエテニル)−4−ヘキセンカルボン酸メチル
エステル(4−1)を得た。 無色油状物、収量 4.4g(収率100%) NMR(CDCl3)δ 0.20(s,9H,3Me),1.52(bs,3H,Me),1.72(bs,3H,Me),2.37
(bd,2H,J=7Hz),2.98(s,2H),3.60(s,3H,CO2Me),4.00(d,1
H,J=2.0Hz),4.13(d,1H,J=2.0Hz),5.08(bt,1H,J=8.0H),
6.92(d,2H,J=8Hz),7.17(d,2H,J=8Hz)
【0029】参考製造例1 2−アセチル−2−(4−
クロロベンジル)−5−メチル−4−ヘキセンカルボン
酸メチルエステル(3−1)の合成 窒素気流下にて、300ml の4口フラスコに28%ソジウ
ムメチラート−メタノール液 33.2g(172.2mM)を入れ、
室温下でこの中にアセト酢酸メチルエステル 20g(172.2
mM)を15分間で加えた。60℃で1時間加熱撹拌した
後室温下に戻し、次にプレニルクロライド18g(172.2mM)
を15分間で加えた。60℃にて、90分間加熱撹拌し
た後、再び室温下に戻し、28%ソジウムメチラート−
メタノール液 33.2g(172.2mM) を加えた。60℃にて1
時間加熱撹拌した後、反応容器を室温下に戻し、続い
て、4−クロロベンジルクロライド27.7g(172.2mM)を3
0分間で加えた。60℃にて、2時間加熱撹拌し反応を
終了した。反応液からメタノールを減圧下で留去し、得
られた残分に水を加えて酢酸エチルで抽出した。酢酸エ
チル層を飽和食塩水、水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥した。溶媒を減圧下で留去し、得られた残分
を真空蒸留にて精製し、無色油状物の2−アセチル−2
−(4−クロロベンジル)−5−メチル−4−ヘキセン
カルボン酸メチルエステル(3−1)を得た。 沸点 124〜135℃/ 0.5mmHg 収量 37.8g(収率71%) NMR(CDCl3)δ 1.58(bs,3H,Me),1.68(bs,3H,Me),2.05(s,3H,COMe),2.47
(bd,2H,J=7Hz),2.93(d,1H,J=14Hz),3.18(d,1H,J=14Hz),
3.68(s,3H,CO2Me),4.90(bt,1H),6.80(d,2H,J=8Hz),7.17
(d,2H,J=8Hz)
【0030】 製剤例1:粉剤 重量部 化合物(1・2−1) 3 クレ− 40 タルク 57 を粉砕混合し、散粉として使用する。
【0031】 製剤例2:水和剤 重量部 化合物(1・2−1) 50 リグニンスルホン酸塩 5 アルキルスルホン酸塩 3 珪藻土 42 を粉砕混合して水和剤とし、水で希釈して使用する。
【0032】 製剤例3:粒剤 重量部 化合物(1・2−2) 5 ベントナイト 43 クレ− 45 リグニンスルホン酸塩 7 を均一に混合し更に水を加えて練り合わせ、押し出し式
造粒機で粒状に加工乾燥して粒剤とする。
【0033】 製剤例4:乳剤 重量部 化合物(1・2−2) 20 ポリオキシエチレンアルキルアリルエ−テル 10 ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレ−ト 3 キシレン 67 を均一に混合溶解して乳剤とする。
【0034】試験例1 コムギうどんこ病防除効果試験 角型プラスチックポット(6.4 cm x 6.4 cm) を用いて栽
培した第2葉期の幼苗コムギ(品種:農林64号)に、製
剤例2のような水和剤形態のものを、水で所定濃度(10
00 mg/l)に希釈懸濁し、100 l / 10 aの割合で散布し
た。散布葉を風乾した後、コムギうどんこ病菌の胞子を
ふりかけて接種し、その後は温室内で管理した。接種
後、7 日目にコムギうどんこ病のり病度を調査して、防
除価を式1により算出し、結果を表2の第2表に記載し
た。
【0035】 (調査基準) り病度 発病面積率 0 無発病のもの 0.5 発病面積率1%未満のもの 1 発病面積率1%以上5%未満のもの 2 発病面積率5%以上10%未満のもの 3 発病面積率10%以上30%未満のもの 4 発病面積率30%以上50%未満のもの 5 発病面積率50%以上のもの
【0036】
【式1】防除価(%)=(1−散布区のり病度÷無散布
区のり病度)×100
【0037】
【表2】
【0038】
【発明の効果】本発明による式(1・2 )のアゾリルヘプ
テン誘導体は、新規化合物であって、農業用殺菌剤のよ
うな農薬の有効成分及び、抗真菌剤あるいは抗アロマタ
−ゼ剤のような医薬の有効成分として利用できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 31/415 AED A61K 31/415 AED C07D 249/08 514 C07D 249/08 514

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化1の式(1・2)のアゾリルヘプテン
    誘導体。(式中、X は、ハロゲン原子、C1〜C5アルキル
    基、ハロアルキル基、フェニル基、シアノ基またはニト
    ロ基を示す。nは、0 〜5 の整数を示す。nが2 以上の
    時には、X は、同一であっても相異なっていてもよい。
    A は、CHまたはN を表す。Yは、カルボニル基もしく
    は、ヒドロキシメチレン基を表す。) 【化1】
  2. 【請求項2】 化2の式(1・2)のアゾリルヘプテン
    誘導体を有効成分として含有する農園芸用殺菌剤。(式
    中、X は、ハロゲン原子、C1〜C5アルキル基、ハロアル
    キル基、フェニル基、シアノ基またはニトロ基を示す。
    nは、0 〜5 の整数を示す。nが2 以上の時には、X
    は、同一であっても相異なっていてもよい。A は、CHま
    たは、N を示す。Yは、カルボニル基もしくは、ヒドロ
    キシメチレン基を表す。) 【化2】
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