JPH1179693A - フォークリフトのティルトストッパ装置 - Google Patents

フォークリフトのティルトストッパ装置

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Publication number
JPH1179693A
JPH1179693A JP24856097A JP24856097A JPH1179693A JP H1179693 A JPH1179693 A JP H1179693A JP 24856097 A JP24856097 A JP 24856097A JP 24856097 A JP24856097 A JP 24856097A JP H1179693 A JPH1179693 A JP H1179693A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mast
stopper
tilt
guide plate
end part
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24856097A
Other languages
English (en)
Inventor
Akinori Shindo
明紀 神藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP24856097A priority Critical patent/JPH1179693A/ja
Publication of JPH1179693A publication Critical patent/JPH1179693A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、簡易な構造且つ小型でありなが
らマストの倒れ過ぎを防止することができるフォークリ
フトのティルトストッパ装置を提供することを課題とす
る。 【解決手段】 ティルトシリンダ25が損傷してマスト
22がティルト軸28を中心として前方あるいは後方へ
傾くと、マスト22の外側部に回転自在に設けられたス
トッパ33の他端部がガイドプレート31の長孔32に
沿って上方あるいは下方へ移動し、長孔32の上端部あ
るいは下端部に係合したところでマスト22の傾動が停
止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フォークリフト
のティルトストッパ装置に係り、特にマストの倒れ過ぎ
を防止する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に示されるように、フォークリフト
の機台フレーム1の前部にはマスト2がティルト軸3を
中心として前後方向に傾動自在に設けられており、この
マスト2に沿ってフォーク4が昇降自在に取り付けられ
ている。図6及び7に示されるように、マスト2下端部
のタイビーム5と機台フレーム1のクロスプレート6と
の間にティルトシリンダ7が設けられている。また、タ
イビーム5にフック8の一端が連結されると共にフック
8の他端がクロスプレート6の開口部9を貫通し、開口
部9から抜けないようにこの他端にピン10が通されて
いる。
【0003】オペレータの操作に応じてティルトシリン
ダ7のプランジャ11を縮めるとマスト2は前傾し、プ
ランジャ11を伸ばすとマスト2は後傾する。ここで、
何らかの原因でティルトシリンダ7が損傷した場合に
は、マスト2がオペレータの意思に反してティルト軸3
を中心として前方あるいは後方へ大きく傾く惧れがある
が、マスト2が後方すなわち運転席に座っているオペレ
ータの方へ傾くと、マスト2の下端部と共にフック8が
前方へ移動し、フック8の他端に設けられたピン10が
クロスプレート6に当接したところでマスト2のそれ以
上の後傾が防止される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようにしてティル
トシリンダ7の損傷時におけるマスト2の後方への倒れ
過ぎが防止されるが、ティルトシリンダ7に並行してフ
ック8をタイビーム5とクロスプレート6との間に設け
るために、大型のフック8が必要となり、製造コストが
嵩むと共に、機台の下部にこのような大型のフック8を
移動自在に取り付けるので、油圧配管その他の部材を機
台にコンパクトに収めることが困難で機台が大型化する
という問題点があった。この発明はこのような問題点を
解消するためになされたもので、簡易な構造且つ小型で
ありながらマストの倒れ過ぎを防止することができるフ
ォークリフトのティルトストッパ装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係るフォーク
リフトのティルトストッパ装置は、ティルト軸を中心と
して前後傾するフォークリフトのマストの倒れ過ぎを防
止する装置であって、マストに対向する機台フレームの
前部に固着されると共に長孔が形成されたガイドプレー
トと、一端部がマストに回転自在に連結されると共に他
端部が前記長孔に沿って移動自在にガイドプレートに取
り付けられたストッパとを備え、ストッパの他端部が長
孔の端部に係合することによりマストの過度の傾動が抑
止されるものである。長孔がほぼ鉛直方向を向くように
ストッパを配置して、ストッパの他端部が長孔の上端部
及び下端部に係合することによりそれぞれマストの過度
の前傾及び後傾を抑止することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。図1及び図2にこの発明の
実施の形態に係るフォークリフトのティルトストッパ装
置を備えたフォークリフトの要部を示す。フォークリフ
トの機台フレーム21の前部に左右一対のマスト22が
配置され、これらマスト22に沿ってフォーク23が昇
降自在に取り付けられている。機台フレーム21のクロ
スプレート24にティルトシリンダ25が設けられ、こ
のティルトシリンダ25のプランジャ26の先端部が一
対のマスト22の下端部を互いに連結するタイビーム2
7に取り付けられている。ティルトシリンダ25のプラ
ンジャ26を伸縮させることにより、マスト22はティ
ルト軸28を中心として前後方向に傾動する。ティルト
軸28の両端は機台フレーム21のフロントプロテクタ
29に支持されている。また、各マスト22の下端外側
部に図示しないフロントアクスルが固定され、フロント
アクスルに前輪30が装着されている。
【0007】図1に示されるように、マスト22に対向
する機台フレーム21の前部にガイドプレート31が固
着されている。このガイドプレート31には、ほぼ鉛直
方向を向いた長孔32が形成されている。また、マスト
22の外側部にはストッパ33の一端部が回転自在に連
結され、ストッパ33の他端部が長孔32に沿って移動
自在にガイドプレート31に取り付けられている。具体
的には、図3に示されるように、マスト22の外側部に
ピン34を突設すると共にストッパ33の一端部にピン
34の直径よりわずかに大きな直径を有する開口部35
を形成し、ピン34を開口部35に通してピン34の先
端部に外れ止めクリップ36を装着する。また、一端の
外れ止め用のフランジ37が形成されたピン38をガイ
ドプレート31の長孔32に通すと共にストッパ33の
他端部にピン38の直径よりわずかに大きな直径を有す
る開口部39を形成し、ピン38を開口部39に通して
ピン38の他端部に外れ止めクリップ40を装着する。
なお、ピン38の直径は長孔32の幅よりわずかに小さ
く設定されており、ピン38は長孔32に沿って自由に
移動できるようになっている。
【0008】次に、この実施の形態に係るフォークリフ
トのティルトストッパ装置の動作について説明する。通
常時においては、オペレータの操作に応じてティルトシ
リンダ25のプランジャ26を縮めるとマスト22はテ
ィルト軸28を中心として前傾し、プランジャ26を伸
ばすとマスト22は後傾する。このとき、ストッパ33
の一端部がマスト22の外側部に回転自在に連結されて
いるため、マスト22の前後傾に伴って、ストッパ33
の他端部がガイドプレート31の長孔32に沿って移動
する。
【0009】ここで、何らかの原因でティルトシリンダ
25が損傷してマスト22の下端部の規制が効かなくな
った場合には、マスト22はそのときの状況に応じてテ
ィルト軸28を中心として前方あるいは後方へ傾くこと
となる。しかしながら、マスト22が後方へ傾くと、ス
トッパ33の他端部に設けられたピン38がガイドプレ
ート31の長孔32に沿って下方へ移動し、図1に示さ
れるように長孔32の下端部に係合したところでマスト
22の後傾が停止される。このため、マスト22の過度
の後傾が抑止される。一方、マスト22が前方へ傾いた
場合には、ストッパ33の他端部に設けられたピン38
がガイドプレート31の長孔32に沿って上方へ移動
し、図4に示されるように長孔32の上端部に係合した
ところでマスト22の前傾が停止される。このため、マ
スト22の過度の前傾が抑止される。
【0010】このように、ガイドプレート31及びスト
ッパ33等を設けただけの簡単な構造で、ティルトシリ
ンダ25の損傷時のマスト22の倒れ過ぎを防止するこ
とができる。なお、ガイドプレート31及びストッパ3
3等からなるティルトストッパ装置は、一対のマスト2
2の双方にそれぞれ設けることが好ましいが、一つのテ
ィルトストッパ装置が倒れようとするマスト22を十分
に支持し得る強度を有している場合には、いずれか一方
のマスト22にのみティルトストッパ装置を設ければよ
い。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、長孔を有するガイドプレートをマストに対向する機
台フレームの前部に固着すると共に、ストッパの一端部
をマストに回転自在に連結し且つ他端部をガイドプレー
トの長孔に沿って移動自在に設けるだけの簡易な構造に
より、小型でありながらマストの倒れ過ぎを防止するこ
とが可能となる。また、簡易で小型の構造により、低コ
ストで製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るティルトストッパ
装置を備えたフォークリフトの要部であって、マストが
後傾した状態を示す側面図である。
【図2】実施の形態に係るティルトストッパ装置を備え
たフォークリフトの要部を示す平面図である。
【図3】実施の形態に係るティルトストッパ装置を示す
拡大平面図である。
【図4】実施の形態に係るティルトストッパ装置を備え
たフォークリフトの要部であって、マストが前傾した状
態を示す側面図である。
【図5】従来のフォークリフトを示す側面図である。
【図6】従来のフォークリフトに用いられたティルトス
トッパ装置を示す平面図である。
【図7】従来のフォークリフトに用いられたティルトス
トッパ装置を示す側面図である。
【符号の説明】
21 機台フレーム 22 マスト 25 ティルトシリンダ 26 プランジャ 28 ティルト軸 31 ガイドプレート 32 長孔 33 ストッパ 34,38 ピン 35,39 開口部 36,40 外れ止めクリップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ティルト軸を中心として前後傾するフォ
    ークリフトのマストの倒れ過ぎを防止する装置であっ
    て、 マストに対向する機台フレームの前部に固着されると共
    に長孔が形成されたガイドプレートと、 一端部がマストに回転自在に連結されると共に他端部が
    前記長孔に沿って移動自在に前記ガイドプレートに取り
    付けられたストッパと を備え、前記ストッパの他端部が前記長孔の端部に係合
    することによりマストの過度の傾動が抑止されることを
    特徴とするフォークリフトのティルトストッパ装置。
  2. 【請求項2】 前記ストッパは前記長孔がほぼ鉛直方向
    を向くように配置され、前記ストッパの他端部が前記長
    孔の上端部及び下端部に係合することによりそれぞれマ
    ストの過度の前傾及び後傾が抑止される請求項1に記載
    のティルトストッパ装置。
JP24856097A 1997-09-12 1997-09-12 フォークリフトのティルトストッパ装置 Pending JPH1179693A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24856097A JPH1179693A (ja) 1997-09-12 1997-09-12 フォークリフトのティルトストッパ装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP24856097A JPH1179693A (ja) 1997-09-12 1997-09-12 フォークリフトのティルトストッパ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1179693A true JPH1179693A (ja) 1999-03-23

Family

ID=17179978

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24856097A Pending JPH1179693A (ja) 1997-09-12 1997-09-12 フォークリフトのティルトストッパ装置

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JP (1) JPH1179693A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104179988A (zh) * 2014-07-27 2014-12-03 成都国光电子仪表有限责任公司 多档流量调节阀

Cited By (1)

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