JPH09278396A - 荷役装置 - Google Patents
荷役装置Info
- Publication number
- JPH09278396A JPH09278396A JP8340696A JP8340696A JPH09278396A JP H09278396 A JPH09278396 A JP H09278396A JP 8340696 A JP8340696 A JP 8340696A JP 8340696 A JP8340696 A JP 8340696A JP H09278396 A JPH09278396 A JP H09278396A
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- JP
- Japan
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- fork
- carriage
- elastic body
- lift chain
- lift
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 リーチ式フォークリフト等の荷役車両に適用
される荷役装置に於て、前方視界を大幅に向上させる。 【解決手段】 キャリッジ2、リフトチェーン3、フォ
ーク4、方向変換手段5、弾性体6、ストッパ7とで構
成し、とりわけ、リフトチェーン3の上昇運動をフォー
ク4の後傾運動に変換する方向変換手段5と、無負荷時
にはフォーク4を水平又は僅少前傾状態に保つ弾性体6
と、負荷時にはフォーク4の後傾運動を規制するストッ
パ7とを設け、キャリッジ2を上昇させる力を利用して
フォーク4をティルトさせる様にする。
される荷役装置に於て、前方視界を大幅に向上させる。 【解決手段】 キャリッジ2、リフトチェーン3、フォ
ーク4、方向変換手段5、弾性体6、ストッパ7とで構
成し、とりわけ、リフトチェーン3の上昇運動をフォー
ク4の後傾運動に変換する方向変換手段5と、無負荷時
にはフォーク4を水平又は僅少前傾状態に保つ弾性体6
と、負荷時にはフォーク4の後傾運動を規制するストッ
パ7とを設け、キャリッジ2を上昇させる力を利用して
フォーク4をティルトさせる様にする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばリーチ式フ
ォークリフト等の荷役車両に適用される荷役装置の改良
に関する。
ォークリフト等の荷役車両に適用される荷役装置の改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の荷役装置としては、例え
ば図3に示したものが知られている。当該荷役装置50
は、基本的には、昇降可能なキャリッジ51と、これを
昇降させるリフトチェーン52と、これに前後傾動(テ
ィルト)可能に設けられたフォーク53と、キャリッジ
51に設けられてフォーク53を前後傾動させるティル
トシリンダ54と、これに接続されてリフトチェーン5
2に並設されたティルト配管55と、から構成されてい
る。
ば図3に示したものが知られている。当該荷役装置50
は、基本的には、昇降可能なキャリッジ51と、これを
昇降させるリフトチェーン52と、これに前後傾動(テ
ィルト)可能に設けられたフォーク53と、キャリッジ
51に設けられてフォーク53を前後傾動させるティル
トシリンダ54と、これに接続されてリフトチェーン5
2に並設されたティルト配管55と、から構成されてい
る。
【0003】ところが、この様なものは、ティルトシリ
ンダとティルト配管が存する事に依りオペレータの前方
視界が非常に悪い難点があった。
ンダとティルト配管が存する事に依りオペレータの前方
視界が非常に悪い難点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、叙上の問題
点に鑑み、これを解消する為に創案されたもので、その
目的とする処は、前方視界を大幅に向上させる様にした
荷役装置を提供するにある。
点に鑑み、これを解消する為に創案されたもので、その
目的とする処は、前方視界を大幅に向上させる様にした
荷役装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の荷役装置は、基
本的には、昇降可能なキャリッジと、キャリッジを昇降
させるリフトチェーンと、キャリッジに前後傾動可能に
設けられたフォークと、リフトチェーンの上昇運動をフ
ォークの後傾運動に変換する方向変換手段と、キャリッ
ジに設けられて無負荷時にはフォークを水平又は僅少前
傾状態に保つ弾性体と、キャリッジに設けられて負荷時
にはフォークの後傾運動を規制するストッパと、から構
成した事に特徴が存する。
本的には、昇降可能なキャリッジと、キャリッジを昇降
させるリフトチェーンと、キャリッジに前後傾動可能に
設けられたフォークと、リフトチェーンの上昇運動をフ
ォークの後傾運動に変換する方向変換手段と、キャリッ
ジに設けられて無負荷時にはフォークを水平又は僅少前
傾状態に保つ弾性体と、キャリッジに設けられて負荷時
にはフォークの後傾運動を規制するストッパと、から構
成した事に特徴が存する。
【0006】フォークに荷物が載荷されていない無負荷
時には、キャリッジやフォーク等の自重がリフトチェー
ンと弾性体とに依り担持されると共に、リフトチェーン
の張力と弾性体の弾力とが方向変換手段を介してバラン
スされ、フォークが水平又は僅少前傾状態に保たれる。
フォークに荷物が載荷される負荷時には、荷物が載置さ
れたパレットにフォークが挿入されてリフトチェーンが
上昇される。リフトチェーンが上昇されると、弾性体の
弾力に抗して方向変換手段に依りフォークが後傾される
と共に、ストッパに依りフォークの後傾運動が規制され
てフォークが所定の後傾状態に保たれた後、荷物を掬い
込んだフォークがキャリッジと一緒に上昇される。ティ
ルトシリンダやティルト配管が省略されるので、オペレ
ータの前方視界が大幅に良好になる。
時には、キャリッジやフォーク等の自重がリフトチェー
ンと弾性体とに依り担持されると共に、リフトチェーン
の張力と弾性体の弾力とが方向変換手段を介してバラン
スされ、フォークが水平又は僅少前傾状態に保たれる。
フォークに荷物が載荷される負荷時には、荷物が載置さ
れたパレットにフォークが挿入されてリフトチェーンが
上昇される。リフトチェーンが上昇されると、弾性体の
弾力に抗して方向変換手段に依りフォークが後傾される
と共に、ストッパに依りフォークの後傾運動が規制され
てフォークが所定の後傾状態に保たれた後、荷物を掬い
込んだフォークがキャリッジと一緒に上昇される。ティ
ルトシリンダやティルト配管が省略されるので、オペレ
ータの前方視界が大幅に良好になる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。図1は、本発明の荷役装置の無
負荷時の状態を示す概要図。図2は、負荷時の状態を示
す図1と同様図である。
面に基づいて説明する。図1は、本発明の荷役装置の無
負荷時の状態を示す概要図。図2は、負荷時の状態を示
す図1と同様図である。
【0008】荷役装置1は、キャリッジ2、リフトチェ
ーン3、フォーク4、方向変換手段5、弾性体6、スト
ッパ7とからその主要部が構成されて居り、この例で
は、リーチ式フォークリフトに適用している。
ーン3、フォーク4、方向変換手段5、弾性体6、スト
ッパ7とからその主要部が構成されて居り、この例で
は、リーチ式フォークリフトに適用している。
【0009】リーチ式フォークリフトは、図略している
が、車体と、これの前側に前後動可能に設けられたアウ
タマストと、これを前後動させるリーチシリンダと、ア
ウタマストに昇降可能に設けられたインナマストと、こ
れを昇降させる左右のリヤリフトシリンダと、インナマ
ストの中央に設けられたフロントリフトシリンダと、こ
れの可動側に横軸廻りに回転可能に設けられたシーブと
を備え、所謂フルフリーマスト装置が装備されている。
が、車体と、これの前側に前後動可能に設けられたアウ
タマストと、これを前後動させるリーチシリンダと、ア
ウタマストに昇降可能に設けられたインナマストと、こ
れを昇降させる左右のリヤリフトシリンダと、インナマ
ストの中央に設けられたフロントリフトシリンダと、こ
れの可動側に横軸廻りに回転可能に設けられたシーブと
を備え、所謂フルフリーマスト装置が装備されている。
【0010】キャリッジ2は、昇降可能なもので、この
例では、インナマストに昇降可能に設けられた左右のリ
フトブラケット8と、これらの前側下部どうしを連結す
る連結材9と、各リフトブラケット8の前側上部に設け
られた左右の支板10と、これらの間に設けられたシャ
フト11とを備えている。リフトブラケット8とインナ
マストとの間には、キャリッジ2の昇降を円滑にさせる
エンドローラ12とサイドローラ(図示せず)が配設さ
れている。
例では、インナマストに昇降可能に設けられた左右のリ
フトブラケット8と、これらの前側下部どうしを連結す
る連結材9と、各リフトブラケット8の前側上部に設け
られた左右の支板10と、これらの間に設けられたシャ
フト11とを備えている。リフトブラケット8とインナ
マストとの間には、キャリッジ2の昇降を円滑にさせる
エンドローラ12とサイドローラ(図示せず)が配設さ
れている。
【0011】リフトチェーン3は、キャリッジ2を昇降
させるもので、この例では、図略しているが、中程がシ
ーブに掛渡されて基端がフロントリフトシリンダの固定
側又はインナマストに止結されている。
させるもので、この例では、図略しているが、中程がシ
ーブに掛渡されて基端がフロントリフトシリンダの固定
側又はインナマストに止結されている。
【0012】フォーク4は、キャリッジ2に前後傾動可
能に設けられたもので、この例では、左右に一対あっ
て、フォークサポート13を備えている。フォークサポ
ート13は、上部がシャフト11に回動可能に設けられ
た左右の側板14と、これらの下部どうしを連結する横
材15とから成っている。各フォーク4は、垂直片の上
部がシャフト11に回動及び横動可能に嵌挿されて垂直
片の下部が横材15に当合され、間隔が調節できる様に
なっている。
能に設けられたもので、この例では、左右に一対あっ
て、フォークサポート13を備えている。フォークサポ
ート13は、上部がシャフト11に回動可能に設けられ
た左右の側板14と、これらの下部どうしを連結する横
材15とから成っている。各フォーク4は、垂直片の上
部がシャフト11に回動及び横動可能に嵌挿されて垂直
片の下部が横材15に当合され、間隔が調節できる様に
なっている。
【0013】方向変換手段5は、リフトチェーン3の上
昇運動をフォーク4の後傾運動に変換するもので、この
例では、リフトチェーン3とフォークサポート13との
間に設けられて居り、中程がリフトブラケット8に横軸
16廻りに回動可能に設けられて後方に延びる長片と上
方に延びる短片とを備えて長片にリフトチェーン3の先
端が止結されたL型アーム17と、これの短片と横材1
5との間に夫々横軸18に依り枢結されたリンク19と
から成っている。方向変換手段5は、倍力手段を兼ねて
居り、L型アーム17の長片と短片との比率を適宜変え
る事に依り倍力度合を変える事ができる。
昇運動をフォーク4の後傾運動に変換するもので、この
例では、リフトチェーン3とフォークサポート13との
間に設けられて居り、中程がリフトブラケット8に横軸
16廻りに回動可能に設けられて後方に延びる長片と上
方に延びる短片とを備えて長片にリフトチェーン3の先
端が止結されたL型アーム17と、これの短片と横材1
5との間に夫々横軸18に依り枢結されたリンク19と
から成っている。方向変換手段5は、倍力手段を兼ねて
居り、L型アーム17の長片と短片との比率を適宜変え
る事に依り倍力度合を変える事ができる。
【0014】弾性体6は、キャリッジ2に設けられて無
負荷時にはフォーク4を水平又は僅少前傾状態に保つも
ので、この例では、キャリッジ2とフォークサポート1
3との間に設けられて居り、リフトブラケット8に前後
方向に調節移動可能に設けられたアジャストボルト20
と、これと横材15との間に介設された引張型のスプリ
ング21とから成っている。
負荷時にはフォーク4を水平又は僅少前傾状態に保つも
ので、この例では、キャリッジ2とフォークサポート1
3との間に設けられて居り、リフトブラケット8に前後
方向に調節移動可能に設けられたアジャストボルト20
と、これと横材15との間に介設された引張型のスプリ
ング21とから成っている。
【0015】ストッパ7は、キャリッジ2に設けられて
負荷時にはフォーク4の後傾運動を規制するもので、こ
の例では、キャリッジ2と方向変換手段5との間に設け
られて居り、リフトブラケット8に設けられてL型アー
ム17の長片の上方に離間してこれの反時計方向の回動
を規制するものにしてある。フォーク4の後傾角度は、
略3.5°にしてある。
負荷時にはフォーク4の後傾運動を規制するもので、こ
の例では、キャリッジ2と方向変換手段5との間に設け
られて居り、リフトブラケット8に設けられてL型アー
ム17の長片の上方に離間してこれの反時計方向の回動
を規制するものにしてある。フォーク4の後傾角度は、
略3.5°にしてある。
【0016】次に、この様な構成に基づいてその作用を
述解する。フォーク4に荷物Wが載荷されていない無負
荷時には、図1に示す如く、キャリッジ2やフォーク4
等の自重がリフトチェーン3と弾性体6とに依り担持さ
れると共に、リフトチェーン3の張力と弾性体6の弾力
とが方向変換手段5を介してバランスされ、フォーク4
が水平又は僅少前傾状態に保たれる。
述解する。フォーク4に荷物Wが載荷されていない無負
荷時には、図1に示す如く、キャリッジ2やフォーク4
等の自重がリフトチェーン3と弾性体6とに依り担持さ
れると共に、リフトチェーン3の張力と弾性体6の弾力
とが方向変換手段5を介してバランスされ、フォーク4
が水平又は僅少前傾状態に保たれる。
【0017】フォーク4に荷物Wが載荷される負荷時に
は、荷物Wが載置されたパレットPにフォーク4が挿入
されてフロントリフトシリンダが伸長される。そうする
と、シーブを介してリフトチェーン3の先端が上昇され
る。リフトチェーン3の先端が上昇されると、図2に示
す如く、方向変換手段5のL型アーム17が横軸16廻
りに反時計方向に回動されてリンク19が前動され、フ
ォークサポート13が弾性体6の弾力に抗してシャフト
11廻りに時計方向に回動され、左右のフォーク4がシ
ャフト11廻りに時計方向に回動されて後傾され、方向
変換手段5のL型アーム17の長片がストッパ7に当合
されてフォーク4の後傾運動が規制され、フォーク4が
所定の後傾状態に保たれる。その後、引続きリフトチェ
ーン3の先端が上昇されると、荷物Wを掬い込んだフォ
ーク4が所定の後傾状態を保ったままキャリッジ2と一
緒に上昇される。
は、荷物Wが載置されたパレットPにフォーク4が挿入
されてフロントリフトシリンダが伸長される。そうする
と、シーブを介してリフトチェーン3の先端が上昇され
る。リフトチェーン3の先端が上昇されると、図2に示
す如く、方向変換手段5のL型アーム17が横軸16廻
りに反時計方向に回動されてリンク19が前動され、フ
ォークサポート13が弾性体6の弾力に抗してシャフト
11廻りに時計方向に回動され、左右のフォーク4がシ
ャフト11廻りに時計方向に回動されて後傾され、方向
変換手段5のL型アーム17の長片がストッパ7に当合
されてフォーク4の後傾運動が規制され、フォーク4が
所定の後傾状態に保たれる。その後、引続きリフトチェ
ーン3の先端が上昇されると、荷物Wを掬い込んだフォ
ーク4が所定の後傾状態を保ったままキャリッジ2と一
緒に上昇される。
【0018】キャリッジ2を上昇させる力を利用してフ
ォーク4をティルトさせる様にしたので、ティルトシリ
ンダ54及びティルト配管55が省略でき、前方視界が
大幅に向上される。キャリッジ2を上昇させる力を利用
してフォーク4をティルトさせる様にしたので、リフト
操作だけでティルト動作も行なう事ができ、操作性が大
幅に向上される。弾性体6のアジャストボルト20を螺
動させると、スプリング21の弾力が可変されて無負荷
時のフォーク4を水平又は僅少前傾状態に保つ事ができ
る。荷役装置1は、フォーク4を任意に前傾する事がで
きないが、リーチ式フォークリフトの場合、荷降ろし前
にフォーク4を前傾する事が殆ど行なわれていないの
で、支障がない。
ォーク4をティルトさせる様にしたので、ティルトシリ
ンダ54及びティルト配管55が省略でき、前方視界が
大幅に向上される。キャリッジ2を上昇させる力を利用
してフォーク4をティルトさせる様にしたので、リフト
操作だけでティルト動作も行なう事ができ、操作性が大
幅に向上される。弾性体6のアジャストボルト20を螺
動させると、スプリング21の弾力が可変されて無負荷
時のフォーク4を水平又は僅少前傾状態に保つ事ができ
る。荷役装置1は、フォーク4を任意に前傾する事がで
きないが、リーチ式フォークリフトの場合、荷降ろし前
にフォーク4を前傾する事が殆ど行なわれていないの
で、支障がない。
【0019】尚、フォーク4は、先の例では、フォーク
サポート13を備えていたが、これに限らず、例えばこ
れを省略しても良い。方向変換手段5は、先の例では、
L型アーム17とリンク19とを用いたが、これに限ら
ず、カム等を用いても良い。弾性体6は、先の例では、
引張型のスプリング21を用いたが、これに限らず、例
えば圧縮型のスプリングを用いても良い。ストッパ7
は、先の例では、キャリッジ2と方向変換手段5との間
に設けたが、これに限らず、例えばキャリッジ2とフォ
ークサポート13との間に設けても良い。ストッパ7
は、先の例では、規制位置が調節できなかったが、これ
に限らず、例えばアジャストボルト等を用いて規制位置
を調節できる様にしても良い。この様にすれば、フォー
ク4の後傾角度を調節する事ができる。
サポート13を備えていたが、これに限らず、例えばこ
れを省略しても良い。方向変換手段5は、先の例では、
L型アーム17とリンク19とを用いたが、これに限ら
ず、カム等を用いても良い。弾性体6は、先の例では、
引張型のスプリング21を用いたが、これに限らず、例
えば圧縮型のスプリングを用いても良い。ストッパ7
は、先の例では、キャリッジ2と方向変換手段5との間
に設けたが、これに限らず、例えばキャリッジ2とフォ
ークサポート13との間に設けても良い。ストッパ7
は、先の例では、規制位置が調節できなかったが、これ
に限らず、例えばアジャストボルト等を用いて規制位置
を調節できる様にしても良い。この様にすれば、フォー
ク4の後傾角度を調節する事ができる。
【0020】
【発明の効果】以上、既述した如く、本発明に依れば、
次の様な優れた効果を奏する事ができる。 (1) キャリッジ、リフトチェーン、フォーク、方向
変換手段、弾性体、ストッパとで構成し、とりわけ、リ
フトチェーンの上昇運動をフォークの後傾運動に変換す
る方向変換手段と、無負荷時にはフォークを水平又は僅
少前傾状態に保つ弾性体と、負荷時にはフォークの後傾
運動を規制するストッパとを設け、キャリッジを上昇さ
せる力を利用してフォークをティルトさせる様にしたの
で、ティルトシリンダ及びティルト配管が省略でき、前
方視界が大幅に向上される。 (2) リフトチェーンの上昇運動をフォークの後傾運
動に変換する方向変換手段と、無負荷時にはフォークを
水平又は僅少前傾状態に保つ弾性体と、負荷時にはフォ
ークの後傾運動を規制するストッパとを設け、キャリッ
ジを上昇させる力を利用してフォークをティルトさせる
様にしたので、リフト操作だけでティルト動作も行なう
事ができ、操作性が大幅に向上される。
次の様な優れた効果を奏する事ができる。 (1) キャリッジ、リフトチェーン、フォーク、方向
変換手段、弾性体、ストッパとで構成し、とりわけ、リ
フトチェーンの上昇運動をフォークの後傾運動に変換す
る方向変換手段と、無負荷時にはフォークを水平又は僅
少前傾状態に保つ弾性体と、負荷時にはフォークの後傾
運動を規制するストッパとを設け、キャリッジを上昇さ
せる力を利用してフォークをティルトさせる様にしたの
で、ティルトシリンダ及びティルト配管が省略でき、前
方視界が大幅に向上される。 (2) リフトチェーンの上昇運動をフォークの後傾運
動に変換する方向変換手段と、無負荷時にはフォークを
水平又は僅少前傾状態に保つ弾性体と、負荷時にはフォ
ークの後傾運動を規制するストッパとを設け、キャリッ
ジを上昇させる力を利用してフォークをティルトさせる
様にしたので、リフト操作だけでティルト動作も行なう
事ができ、操作性が大幅に向上される。
【図1】本発明の荷役装置の無負荷時の状態を示す概要
図。
図。
【図2】負荷時の状態を示す図1と同様図。
【図3】従来の荷役装置を示す概要図。
1,50…荷役装置、2,51…キャリッジ、3,52
…リフトチェーン、4,53…フォーク、5…方向変換
手段、6…弾性体、7…ストッパ、8…リフトブラケッ
ト、9…連結材、10…支板、11…シャフト、12…
エンドローラ、13…フォークサポート、14…側板、
15…横材、16,18…横軸、17…L型アーム、1
9…リンク、20…アジャストボルト、21…スプリン
グ、54…ティルトシリンダ、55…ティルト配管、W
…荷物、P…パレット。
…リフトチェーン、4,53…フォーク、5…方向変換
手段、6…弾性体、7…ストッパ、8…リフトブラケッ
ト、9…連結材、10…支板、11…シャフト、12…
エンドローラ、13…フォークサポート、14…側板、
15…横材、16,18…横軸、17…L型アーム、1
9…リンク、20…アジャストボルト、21…スプリン
グ、54…ティルトシリンダ、55…ティルト配管、W
…荷物、P…パレット。
Claims (1)
- 【請求項1】 昇降可能なキャリッジと、キャリッジを
昇降させるリフトチェーンと、キャリッジに前後傾動可
能に設けられたフォークと、リフトチェーンの上昇運動
をフォークの後傾運動に変換する方向変換手段と、キャ
リッジに設けられて無負荷時にはフォークを水平又は僅
少前傾状態に保つ弾性体と、キャリッジに設けられて負
荷時にはフォークの後傾運動を規制するストッパと、か
ら構成した事を特徴とする荷役装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8340696A JPH09278396A (ja) | 1996-04-05 | 1996-04-05 | 荷役装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8340696A JPH09278396A (ja) | 1996-04-05 | 1996-04-05 | 荷役装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09278396A true JPH09278396A (ja) | 1997-10-28 |
Family
ID=13801557
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8340696A Withdrawn JPH09278396A (ja) | 1996-04-05 | 1996-04-05 | 荷役装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09278396A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106395692A (zh) * | 2016-06-28 | 2017-02-15 | 徐工集团工程机械股份有限公司科技分公司 | 一种工程机械用货叉总成 |
CN106395691A (zh) * | 2016-06-28 | 2017-02-15 | 徐工集团工程机械股份有限公司科技分公司 | 一种工程机械用货叉托架总成 |
CN110526174A (zh) * | 2019-09-30 | 2019-12-03 | 杭叉集团股份有限公司 | 一种叉车用货叉机构 |
CN110562885A (zh) * | 2019-09-30 | 2019-12-13 | 杭叉集团股份有限公司 | 一种可调间距货叉用翻转机构 |
CN114953079A (zh) * | 2022-06-30 | 2022-08-30 | 扬州工业职业技术学院 | 一种木材加工用的高效修枝去皮装置 |
-
1996
- 1996-04-05 JP JP8340696A patent/JPH09278396A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106395692A (zh) * | 2016-06-28 | 2017-02-15 | 徐工集团工程机械股份有限公司科技分公司 | 一种工程机械用货叉总成 |
CN106395691A (zh) * | 2016-06-28 | 2017-02-15 | 徐工集团工程机械股份有限公司科技分公司 | 一种工程机械用货叉托架总成 |
CN110526174A (zh) * | 2019-09-30 | 2019-12-03 | 杭叉集团股份有限公司 | 一种叉车用货叉机构 |
CN110562885A (zh) * | 2019-09-30 | 2019-12-13 | 杭叉集团股份有限公司 | 一种可调间距货叉用翻转机构 |
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