JPH1179667A - 簡易揚重搬送機械 - Google Patents
簡易揚重搬送機械Info
- Publication number
- JPH1179667A JPH1179667A JP23815397A JP23815397A JPH1179667A JP H1179667 A JPH1179667 A JP H1179667A JP 23815397 A JP23815397 A JP 23815397A JP 23815397 A JP23815397 A JP 23815397A JP H1179667 A JPH1179667 A JP H1179667A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boom
- booms
- lifted
- truck
- floor
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- Jib Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 資材のトラック搬入地点から任意の荷下し階
まで、1回の玉掛け・玉外し作業で資材を揚重・搬送で
きるようにした簡易揚重搬送機械を提供する。 【解決手段】 揺動自在に連結された3本の複数段構造
のブームが、車両又は台車に搭載される。又は、揺動自
在に連結された3本の複数段構造のブームが、建築躯体
の上部に固定された台車又は台に取り付けられ、各ブー
ムは伸縮自在に形成され、最先端のブームの連結部には
回転体が設けられ、最先端のブームのフックで資材を吊
持して揚重すると共に、最先端ブームの旋回・伸縮によ
り資材を建築躯体の所要階に搬入する。更に、車載型簡
易揚重搬送機械であって、最先端のブームの連結部に旋
回装置を2台設け、一方の旋回装置にはスライド可能な
荷取り台を取り付ける。
まで、1回の玉掛け・玉外し作業で資材を揚重・搬送で
きるようにした簡易揚重搬送機械を提供する。 【解決手段】 揺動自在に連結された3本の複数段構造
のブームが、車両又は台車に搭載される。又は、揺動自
在に連結された3本の複数段構造のブームが、建築躯体
の上部に固定された台車又は台に取り付けられ、各ブー
ムは伸縮自在に形成され、最先端のブームの連結部には
回転体が設けられ、最先端のブームのフックで資材を吊
持して揚重すると共に、最先端ブームの旋回・伸縮によ
り資材を建築躯体の所要階に搬入する。更に、車載型簡
易揚重搬送機械であって、最先端のブームの連結部に旋
回装置を2台設け、一方の旋回装置にはスライド可能な
荷取り台を取り付ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築躯体の所要階
に資材を簡単に搬入できるようにした簡易揚重搬送機械
に関する。
に資材を簡単に搬入できるようにした簡易揚重搬送機械
に関する。
【0002】
【従来の技術】建築躯体工事や仕上げ工事等に使用され
る揚重・搬送機械や装置としては、現在ラフター等工事
に必要な時にすぐ設置でき、不要になればすぐ撤去でき
る移動式クレーンや、設置・撤去には時間は掛かるが使
用料金が長期使用時割安となる小型タワークレーンや、
その他小型リフト、昇降足場等が代表的なものである。
又、最近ではコスト削減のために本設エレベータを早期
に設置し、これを仮設エレベータとして使用するケース
も増えつつある。
る揚重・搬送機械や装置としては、現在ラフター等工事
に必要な時にすぐ設置でき、不要になればすぐ撤去でき
る移動式クレーンや、設置・撤去には時間は掛かるが使
用料金が長期使用時割安となる小型タワークレーンや、
その他小型リフト、昇降足場等が代表的なものである。
又、最近ではコスト削減のために本設エレベータを早期
に設置し、これを仮設エレベータとして使用するケース
も増えつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の揚重・搬送機械
や装置での一般的な手順は、次のようになっている。 搬入トラックから資材を荷下しする。 荷下し箇所から資材を水平移動する。 揚重・搬送機械や装置に資材を積み込む。 揚重した資材を所要階で荷下ろして水平移動する。 このような従来の揚重・搬送作業では、積み下ろし回数
が多く、荷下し後の水平移動も必要であり、作業に多く
の時間と人手が掛かる問題があった。
や装置での一般的な手順は、次のようになっている。 搬入トラックから資材を荷下しする。 荷下し箇所から資材を水平移動する。 揚重・搬送機械や装置に資材を積み込む。 揚重した資材を所要階で荷下ろして水平移動する。 このような従来の揚重・搬送作業では、積み下ろし回数
が多く、荷下し後の水平移動も必要であり、作業に多く
の時間と人手が掛かる問題があった。
【0004】本発明は、このような従来の問題を解決す
るためになされ、資材のトラック搬入地点から任意の荷
下し階まで、1回の玉掛け・玉外し作業で資材を揚重・
搬送できるようにした簡易揚重搬送機械を提供すること
を目的とする。
るためになされ、資材のトラック搬入地点から任意の荷
下し階まで、1回の玉掛け・玉外し作業で資材を揚重・
搬送できるようにした簡易揚重搬送機械を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の具体的手段として、本発明は、揺動自在に連結された
3本の複数段構造のブームが、車両又は台車に搭載され
た簡易揚重搬送機械を要旨とする。又、揺動自在に連結
された3本の複数段構造のブームが、建築躯体の上部に
固定された台車又は台に取り付けられ、各ブームは伸縮
自在に形成され、最先端のブームの連結部には回転体が
設けられ、最先端のブームのフックで資材を吊持して揚
重すると共に、最先端ブームの旋回・伸縮により資材を
建築躯体の所要階に搬入できるようにした簡易揚重搬送
機械を要旨とする。更に、揺動自在に連結された3本の
複数段構造のブームを有し、各ブームは伸縮自在に形成
され、最先端のブームの連結部に旋回装置を2台設け、
一方の旋回装置にはスライド可能な荷取り台を、他方の
旋回装置には前記最先端のブームを取り付け、この最先
端のブームのフックで資材を吊持して揚重すると共に、
資材を前記荷取り台に載置して建築躯体の所要階に搬入
できるようにした簡易揚重搬送機械を要旨とする。
の具体的手段として、本発明は、揺動自在に連結された
3本の複数段構造のブームが、車両又は台車に搭載され
た簡易揚重搬送機械を要旨とする。又、揺動自在に連結
された3本の複数段構造のブームが、建築躯体の上部に
固定された台車又は台に取り付けられ、各ブームは伸縮
自在に形成され、最先端のブームの連結部には回転体が
設けられ、最先端のブームのフックで資材を吊持して揚
重すると共に、最先端ブームの旋回・伸縮により資材を
建築躯体の所要階に搬入できるようにした簡易揚重搬送
機械を要旨とする。更に、揺動自在に連結された3本の
複数段構造のブームを有し、各ブームは伸縮自在に形成
され、最先端のブームの連結部に旋回装置を2台設け、
一方の旋回装置にはスライド可能な荷取り台を、他方の
旋回装置には前記最先端のブームを取り付け、この最先
端のブームのフックで資材を吊持して揚重すると共に、
資材を前記荷取り台に載置して建築躯体の所要階に搬入
できるようにした簡易揚重搬送機械を要旨とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳説する。図1は、車載型簡易揚重搬送
機械の一例を示すもので、車両本体1に搭載されたクレ
ーン基部2に3本の複数段構造のブーム3、4、5がシ
リンダ6、7、8を介して揺動自在に連結され、各ブー
ムは3〜5段階にて伸縮自在に形成されている。
図面に基づいて詳説する。図1は、車載型簡易揚重搬送
機械の一例を示すもので、車両本体1に搭載されたクレ
ーン基部2に3本の複数段構造のブーム3、4、5がシ
リンダ6、7、8を介して揺動自在に連結され、各ブー
ムは3〜5段階にて伸縮自在に形成されている。
【0007】このクレーン車Kは、走行時には図2に示
すように各ブーム3、4、5を最小限縮めると共に、折
り曲げ状態にて車両本体1に格納保持し、荷台Nには資
材(図略)等を積載できるようにしてある。
すように各ブーム3、4、5を最小限縮めると共に、折
り曲げ状態にて車両本体1に格納保持し、荷台Nには資
材(図略)等を積載できるようにしてある。
【0008】資材を搬入するクレーン車Kは、図1のよ
うに建築躯体Bの近傍に止め、アウトリガーRを突出し
て車体1を安定良く保持し、荷台N上の資材を自己のブ
ームで吊り上げて揚重し、所要階に搬入することができ
る。
うに建築躯体Bの近傍に止め、アウトリガーRを突出し
て車体1を安定良く保持し、荷台N上の資材を自己のブ
ームで吊り上げて揚重し、所要階に搬入することができ
る。
【0009】即ち、第3のブーム5の先端部に取り付け
られたフック5aで、荷台N上の資材を玉掛けにより吊
り上げ、第1のブーム3及び第2のブーム4の揺動及び
伸縮作用によって所定の高さまで揚重し、且つ第3のブ
ーム5を水平方向に伸長させることで、資材を所要階
(図示では9階)に搬入し荷下しすることができる。
尚、前記クレーン基部2は、下端部において垂直軸回り
に旋回できるようにしてある。
られたフック5aで、荷台N上の資材を玉掛けにより吊
り上げ、第1のブーム3及び第2のブーム4の揺動及び
伸縮作用によって所定の高さまで揚重し、且つ第3のブ
ーム5を水平方向に伸長させることで、資材を所要階
(図示では9階)に搬入し荷下しすることができる。
尚、前記クレーン基部2は、下端部において垂直軸回り
に旋回できるようにしてある。
【0010】図3は、移動式簡易揚重搬送機械を示すも
ので、台車本体11上に搭載されたクレーン基部12に
3本の複数段構造のブーム13、14、15がシリンダ
16、17、18を介して揺動自在に連結され、各ブー
ムは3〜5段階にて伸縮自在に形成されている。
ので、台車本体11上に搭載されたクレーン基部12に
3本の複数段構造のブーム13、14、15がシリンダ
16、17、18を介して揺動自在に連結され、各ブー
ムは3〜5段階にて伸縮自在に形成されている。
【0011】前記第2のブーム14と第3のブーム15
との間には、2台の旋回装置19、20が設けられてお
り、上部の旋回装置19には第3のブーム15が、下部
の旋回装置20には荷取り台21がそれぞれ取り付けら
れている。従って、第3のブーム15及び荷取り台21
は、第2のブーム14に対してそれぞれ別個に垂直軸回
りに旋回でき、且つ荷取り台21はシリンダ22により
水平方向にスライド可能になっている。
との間には、2台の旋回装置19、20が設けられてお
り、上部の旋回装置19には第3のブーム15が、下部
の旋回装置20には荷取り台21がそれぞれ取り付けら
れている。従って、第3のブーム15及び荷取り台21
は、第2のブーム14に対してそれぞれ別個に垂直軸回
りに旋回でき、且つ荷取り台21はシリンダ22により
水平方向にスライド可能になっている。
【0012】このように構成されたクレーン台車Dは、
建築躯体Bの近傍に止めると共に、アウトリガーR′を
突出させて安定良く保持し、資材を搬入してきたトラッ
ク(図略)の荷台から資材を吊り上げて揚重し、所要階
に搬入することができる。
建築躯体Bの近傍に止めると共に、アウトリガーR′を
突出させて安定良く保持し、資材を搬入してきたトラッ
ク(図略)の荷台から資材を吊り上げて揚重し、所要階
に搬入することができる。
【0013】搬入トラックはクレーン台車Dの近傍に止
め、先ず第3のブーム15の先端部に取り付けられたフ
ック15aで、そのトラックの荷台上の資材を玉掛けに
より吊り上げ、第1のブーム13及び第2のブーム14
の揺動及び伸縮作用によって所定の高さまで揚重する。
め、先ず第3のブーム15の先端部に取り付けられたフ
ック15aで、そのトラックの荷台上の資材を玉掛けに
より吊り上げ、第1のブーム13及び第2のブーム14
の揺動及び伸縮作用によって所定の高さまで揚重する。
【0014】次に、第3のブーム15を旋回させて前記
荷取り台21に位置付けると共に、資材Wを荷取り台2
1上に下ろしてフック15aを外し、この荷取り台21
をスライドさせることにより資材Wを所要階(図示では
10階)に搬入する。この場合、荷取り台21を備えて
いるので、所要階への資材Wの搬入を安全に行うことが
でき、従来のように荷下し階の端部に荷取り台を設置す
る必要がなくなる。
荷取り台21に位置付けると共に、資材Wを荷取り台2
1上に下ろしてフック15aを外し、この荷取り台21
をスライドさせることにより資材Wを所要階(図示では
10階)に搬入する。この場合、荷取り台21を備えて
いるので、所要階への資材Wの搬入を安全に行うことが
でき、従来のように荷下し階の端部に荷取り台を設置す
る必要がなくなる。
【0015】資材搬入終了後は、各ブームを縮めて台車
本体11上に格納保持し、アウトリガーR′を引っ込め
てキャタピラPを自走させることで、クレーン台車Dを
移動することができる。
本体11上に格納保持し、アウトリガーR′を引っ込め
てキャタピラPを自走させることで、クレーン台車Dを
移動することができる。
【0016】図4(イ)は、固定式簡易揚重搬送機械の
一例を示すもので、建築躯体B′の上部に設置して使用
するものである。この場合、台車本体31又は図4
(ロ)のようにアンカーA上に搭載されたクレーン基部
32に3本の複数段構造のブーム33、34、35がシ
リンダ36、ラック&ピニオン37、38を介して揺動
自在に連結され、各ブームは2〜3段階にて伸縮自在に
形成されている。更に、第2のブーム34と第3のブー
ム35との間には、図4(ハ)のようにロータリーアク
チュエータ等からなる油圧回転体39が取り付けられて
いる。
一例を示すもので、建築躯体B′の上部に設置して使用
するものである。この場合、台車本体31又は図4
(ロ)のようにアンカーA上に搭載されたクレーン基部
32に3本の複数段構造のブーム33、34、35がシ
リンダ36、ラック&ピニオン37、38を介して揺動
自在に連結され、各ブームは2〜3段階にて伸縮自在に
形成されている。更に、第2のブーム34と第3のブー
ム35との間には、図4(ハ)のようにロータリーアク
チュエータ等からなる油圧回転体39が取り付けられて
いる。
【0017】このように構成された固定クレーンCは、
第2のブーム34及び第3のブーム35を下向きにし
て、資材を搬入してきたトラック(図略)の荷台から資
材を吊り上げて揚重し、所要階に搬入することができ
る。
第2のブーム34及び第3のブーム35を下向きにし
て、資材を搬入してきたトラック(図略)の荷台から資
材を吊り上げて揚重し、所要階に搬入することができ
る。
【0018】この際、各ブームを揺動及び伸縮させて第
3のブーム35の先端部に取り付けられたフック35a
を、トラック荷台上の資材に位置付け、玉掛けを介して
資材を吊持すると共に、各ブームを適宜揺動・伸縮させ
て資材Wを吊り上げて揚重する。この後、前記第3のブ
ーム35を水平に位置付けし、前記油圧回転体39を介
して第3のブーム35を水平面内で回転させ、この第3
のブーム35を伸長させて資材Wを所要階(図例では3
階)に搬入する。第2のブーム34の伸縮により資材を
搬入する階を変えることができる。各ブームの揺動・伸
縮の組み合わせは自由自在である。このタイプの固定ク
レーンCは、中小規模ビル建築用の簡易揚重搬送機械と
して活用するのに適している。
3のブーム35の先端部に取り付けられたフック35a
を、トラック荷台上の資材に位置付け、玉掛けを介して
資材を吊持すると共に、各ブームを適宜揺動・伸縮させ
て資材Wを吊り上げて揚重する。この後、前記第3のブ
ーム35を水平に位置付けし、前記油圧回転体39を介
して第3のブーム35を水平面内で回転させ、この第3
のブーム35を伸長させて資材Wを所要階(図例では3
階)に搬入する。第2のブーム34の伸縮により資材を
搬入する階を変えることができる。各ブームの揺動・伸
縮の組み合わせは自由自在である。このタイプの固定ク
レーンCは、中小規模ビル建築用の簡易揚重搬送機械と
して活用するのに適している。
【0019】図5は、荷取り台付き車載型簡易揚重搬送
機械(クレーン車K′)の一例を示すもので、基本的構
成は前記クレーン車Kと同じであり、車両本体41上に
搭載されたクレーン基部42に3本の複数段構造のブー
ム43、44、45がシリンダ46、47、48を介し
て揺動自在に連結され、各ブームは3〜5段階にて伸縮
自在に形成されている。
機械(クレーン車K′)の一例を示すもので、基本的構
成は前記クレーン車Kと同じであり、車両本体41上に
搭載されたクレーン基部42に3本の複数段構造のブー
ム43、44、45がシリンダ46、47、48を介し
て揺動自在に連結され、各ブームは3〜5段階にて伸縮
自在に形成されている。
【0020】前記第2のブーム44と第3のブーム45
との間には、2台の旋回装置49、50が設けられてお
り、上部の旋回装置49には第3のブーム45が、下部
の旋回装置50には荷取り台51がそれぞれ取り付けら
れている点で、クレーン車Kとは相違している。又、荷
取り台51は、シリンダ52により水平方向にスライド
可能で、しかも前記クレーン車Dとは異なって上下に揺
動可能に形成されている。
との間には、2台の旋回装置49、50が設けられてお
り、上部の旋回装置49には第3のブーム45が、下部
の旋回装置50には荷取り台51がそれぞれ取り付けら
れている点で、クレーン車Kとは相違している。又、荷
取り台51は、シリンダ52により水平方向にスライド
可能で、しかも前記クレーン車Dとは異なって上下に揺
動可能に形成されている。
【0021】この荷取り台付きのクレーン車K′は、い
わば前記クレーン車Kとクレーン台車Dとを組み合わせ
たような使用方法で、資材を所要階に搬入することがで
きる。つまり、自車の荷台上の資材を自己のブームで吊
り上げて揚重し、荷取り台51上に下ろすと共に、この
荷取り台51をスライドさせて資材Wを所要階(図示で
は10階)に搬入するのである。
わば前記クレーン車Kとクレーン台車Dとを組み合わせ
たような使用方法で、資材を所要階に搬入することがで
きる。つまり、自車の荷台上の資材を自己のブームで吊
り上げて揚重し、荷取り台51上に下ろすと共に、この
荷取り台51をスライドさせて資材Wを所要階(図示で
は10階)に搬入するのである。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
資材のトラック搬入地点から任意の荷下し階まで、1回
の玉掛け・玉外し作業で資材を揚重・搬送できるように
したので、積み下ろし作業に時間と人手が掛からず、水
平移動も不要であり、作業の簡略化及び効率化が図れる
と共に、物流コストの削減が可能になる等の優れた効果
を奏する。又、少量多品種資材の揚重・搬送に対して柔
軟に対処することができ、長尺資材に対しても充分適用
が可能である等の効果も奏する。
資材のトラック搬入地点から任意の荷下し階まで、1回
の玉掛け・玉外し作業で資材を揚重・搬送できるように
したので、積み下ろし作業に時間と人手が掛からず、水
平移動も不要であり、作業の簡略化及び効率化が図れる
と共に、物流コストの削減が可能になる等の優れた効果
を奏する。又、少量多品種資材の揚重・搬送に対して柔
軟に対処することができ、長尺資材に対しても充分適用
が可能である等の効果も奏する。
【図1】本発明に係る車載型簡易揚重搬送機械の一例を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図2】同、搭載車両の走行時での状態を示すもので、
(イ)は側面図、(ロ)は平面図である。
(イ)は側面図、(ロ)は平面図である。
【図3】本発明に係る移動式簡易揚重搬送機械の一例を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図4】(イ)は本発明に係る固定式簡易揚重搬送機械
の一例を示す説明図、(ロ)はアンカーを介して固定す
る場合の部分図、(ハ)は(イ)のY矢視図である。
の一例を示す説明図、(ロ)はアンカーを介して固定す
る場合の部分図、(ハ)は(イ)のY矢視図である。
【図5】本発明に係る荷取り台付き車載型簡易揚重搬送
機械を示す説明図である。
機械を示す説明図である。
1…車両本体 2…クレーン基部 3…第1のブーム 4…第2のブーム 5…第3のブーム 6、7、8…シリンダ 11…台車本体 12…クレーン基部 13、14、15…ブーム 16、17、18…シリンダ 19、20…旋回装置 21…荷取り台 22…シリンダ 31…台車本体 32…クレーン基部 33、34、35…ブーム 36…シリンダ 37、38…ラック&ピニオン 39…油圧回転体 41…車両本体 42…クレーン基部 43、44、45…ブーム 46、47、48…シリンダ 49、50…旋回装置 51…荷取り台 52…シリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 正志 栃木県下都賀郡壬生町駅東町25−6
Claims (3)
- 【請求項1】揺動自在に連結された3本の複数段構造の
ブームが、車両又は台車に搭載された簡易揚重搬送機
械。 - 【請求項2】揺動自在に連結された3本の複数段構造の
ブームが、建築躯体の上部に固定された台車又は台に取
り付けられ、各ブームは伸縮自在に形成され、最先端の
ブームの連結部には回転体が設けられ、最先端のブーム
のフックで資材を吊持して揚重すると共に、最先端ブー
ムの旋回・伸縮により資材を建築躯体の所要階に搬入で
きるようにした簡易揚重搬送機械。 - 【請求項3】揺動自在に連結された3本の複数段構造の
ブームを有し、各ブームは伸縮自在に形成され、最先端
のブームの連結部に旋回装置を2台設け、一方の旋回装
置にはスライド可能な荷取り台を、他方の旋回装置には
前記最先端のブームを取り付け、この最先端のブームの
フックで資材を吊持して揚重すると共に、資材を前記荷
取り台に載置して建築躯体の所要階に搬入できるように
した簡易揚重搬送機械。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23815397A JPH1179667A (ja) | 1997-09-03 | 1997-09-03 | 簡易揚重搬送機械 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23815397A JPH1179667A (ja) | 1997-09-03 | 1997-09-03 | 簡易揚重搬送機械 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1179667A true JPH1179667A (ja) | 1999-03-23 |
Family
ID=17025993
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23815397A Withdrawn JPH1179667A (ja) | 1997-09-03 | 1997-09-03 | 簡易揚重搬送機械 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1179667A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114776041A (zh) * | 2022-04-28 | 2022-07-22 | 中国一冶集团有限公司 | 复合墙体板材安装装置 |
-
1997
- 1997-09-03 JP JP23815397A patent/JPH1179667A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114776041A (zh) * | 2022-04-28 | 2022-07-22 | 中国一冶集团有限公司 | 复合墙体板材安装装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041207 |