JPH1179429A - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JPH1179429A
JPH1179429A JP28638597A JP28638597A JPH1179429A JP H1179429 A JPH1179429 A JP H1179429A JP 28638597 A JP28638597 A JP 28638597A JP 28638597 A JP28638597 A JP 28638597A JP H1179429 A JPH1179429 A JP H1179429A
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JP
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sheet
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storage part
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JP28638597A
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Masataka Shimooosako
正孝 下大迫
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第一の用紙収納部への用紙の補給を確実に行
い得るようにする。 【解決手段】 第一の用紙収納部4に収納された用紙S
が無くなったときに第二の用紙収納部5の用紙Sを移送
駆動部13により一括して第一の用紙収納部4に移送す
るようにした給紙装置において、第一の用紙収納部4の
底板6に用紙検知用開口部35を形成し、この用紙検知
用開口部35に対向して第一の用紙収納部4の底板6上
の用紙Sの有無を検知する反射型の光センサ36を設け
た。これにより、第一の用紙収納部4の底板6の上に用
紙Sが一枚でも有る限り、用紙Sに湾曲癖が有る無しに
拘らず底板6の上の用紙Sを光センサ36によって確実
に検知検知するようにし、第一の用紙収納部4に用紙S
が残っているにも拘らず用紙Sを補給することによる不
具合を解消し、第二の用紙収納部5から第一の用紙収納
部4に用紙Sを確実に補給するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印字装置、複写機
等に用紙を給紙する給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、業務用の複写機等は用紙を大量
に消費するため、大容量の給紙装置を備えた機種があ
る。このような給紙装置としては、第一の用紙収納部と
第二の用紙収納部とを用紙の給送方向に沿って配置した
ものがあり、例えば、特開平6-340342号公報等に記載さ
れている。
【0003】このような給紙装置は、タンデムトレイ方
式等と呼称されており、通常は第一の用紙収納部に収納
された用紙を給紙部により一枚ずつ分離給送する。この
第一の用紙収納部の用紙の有無を検知器により常時監視
しておき、用紙が無くなった状態が検知されると第一の
用紙収納部の底板を最下降位置まで下降させ、移送駆動
部により第二の用紙収納部から第一の用紙収納部に用紙
の束を横滑り状態で一度に送り込んで補充する。このた
め、上述のような給紙装置は、極めて多量の用紙を連続
的に給送することができ、用紙を補給するユーザの作業
の頻度を少なくすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のような方式の給
紙装置においては、第一の用紙収納部の用紙の有無を検
知するために、用紙を積載する底板に用紙の荷重により
変位するアクチュエータを有する用紙検知器を用いてい
る。しかし、底板上の用紙の枚数が少なくなると、用紙
のセット状態によってアクチュエータが敏感に作動しな
いことがある。とくに、用紙の表面が上方に膨出するよ
うな状態で湾曲しているような場合には、その上に積載
される用紙の枚数が少ない程アクチュエータから浮いて
しまう。このような状態では、底板の上に用紙が残って
いるにも拘らず用紙が無くなったものと判断されてしま
う。
【0005】このように用紙が無くなったものと判断さ
れ、第二の用紙収納部から第一の用紙収納部に多数枚の
用紙を補給すると、第二の紙葉収納部から移送された用
紙が第一の用紙収納部に残存する用紙に引っ掛かるよう
な異常が発生する。
【0006】さらに、第一の用紙収納部の底板には、そ
の上面に積載された用紙の有無を検知するための開口部
を形成しているが、第二の用紙収納部から第一の用紙収
納部に補給される用紙が開口部の給紙方向側のエッジに
引っ掛かる問題がある。また、第一の用紙収納部の底板
に、サイドフェンスに対して昇降自在であってサイドフ
ェンスの紙幅方向における移動を許容するような嵌合す
る逃げ孔を形成した場合には、その逃げ孔の給紙方向側
のエッジに給紙される用紙が引っ掛かる。これは、補給
の単位が一枚の用紙ではなく積載された用紙の束で行わ
れるためである。すなわち、一枚の用紙ならば底板の開
口部や逃げ孔のエッジから受ける抵抗は少ないが、用紙
を束で補給すると用紙の重量が大きくなり、それに比例
して用紙が開口部や逃げ孔のエッジから受ける抵抗が大
きくなるからである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
多数枚の用紙をそれぞれ積載する第一の用紙収納部と第
二の用紙収納部とを並設し、前記第一の用紙収納部に積
載された用紙を給紙部により一枚ずつ給紙し、前記第一
の用紙収納部に収納された用紙が無くなったときに前記
第二の用紙収納部の用紙を移送駆動部により一括して前
記第一の用紙収納部に移送するようにした給紙装置にお
いて、前記第一の用紙収納部の底板に用紙検知用開口部
を形成し、この用紙検知用開口部に対向して前記第一の
用紙収納部の前記底板上の用紙の有無を検知する反射型
の光センサを設けた。したがって、第一の用紙収納部の
底板の上に用紙が一枚でも有るかぎり、用紙に湾曲癖が
有る無しに拘らず底板の上の用紙が光センサによって確
実に検知される。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、用紙検知用開口部は、給紙方向に向かうに
従い開口幅が次第に狭くなる形状に定められている。し
たがって、用紙検知用開口部の給紙方向側の端部には、
用紙の先端縁に抵抗を与えるエッジが形成されなくな
る。また、用紙検知用開口部の開口幅が給紙方向に向か
うに従い次第に狭くなるので、第二の用紙収納部から第
一の用紙収納部の底板上に用紙を補給する際に、最下層
の用紙の先端縁がその上に積載された用紙の重みで底板
の表面から用紙検知用開口部の内部に湾曲して突出した
としても、その用紙の先端縁は用紙検知用開口部の給紙
方向側の端部に向かうに従い用紙検知用開口部から脱出
することになる。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、第一の用紙収納部の底板は、用紙の
側縁の位置を定めるサイドフェンスを突出さるための逃
げ孔を有し、この逃げ孔は給紙方向に向かうに従い開口
幅が次第に狭くなる形状に定められている。したがっ
て、逃げ孔の給紙方向側の端部には、用紙の先端縁に抵
抗を与えるエッジが形成されなくなる。また、逃げ孔の
開口幅が給紙方向に向かうに従い次第に狭くなるので、
第二の用紙収納部から第一の用紙収納部の底板上に用紙
を補給する際に、最下層の用紙の先端縁がその上に積載
された用紙の重みで底板の表面から逃げ孔の内部に湾曲
して突出したとしても、その用紙の先端縁は逃げ孔の給
紙方向側の端部に向かうに従い逃げ孔から脱出すること
になる。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明において、第二の用紙収納部は、その底板に積載され
る用紙との接触により変位するアクチュエータを有して
用紙の有無を検知する用紙検知器を備える。したがっ
て、第二の用紙収納部における用紙の有無の検知は用紙
の束の単位で求めればよいため、アクチュエータを大き
く変位させて用紙の有無を確実に検知することが可能と
なる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図面に基
づいて説明する。図1において、1は複写機の複写機本
体で、この複写機本体1の両内側面に設けられたガイド
レール2には、上面が開口されたトレイボックス3が前
後方向に引出自在に支持されている。このトレイボック
ス3に第一の用紙収納部4及び第二の用紙収納部5が設
けられている。第一の用紙収納部4は、昇降自在に支持
された底板6と、この底板6の上面に積載される用紙S
の両側縁を案内するサイドフェンス7とを有する。第二
の用紙収納部5は、トレイボックス3内に固定的に支持
された底板8と、この底板8の上面に積載される用紙S
の両側縁を案内するサイドフェンス9と、底板8上の用
紙Sの後縁を支えるバックフェンス10とを有する。図
2に示すように、底板8は左右で二分割され、その分割
された間をバックフェンス10が第一の用紙収納部4に
向けて移動し得るように構成されている。
【0012】さらに、図1に示すように、トレイボック
ス3には、第一の用紙収納部4の底板6に積載された用
紙Sを最上層のものから順に一枚ずつ分離して給紙する
給紙部11と、底板6を昇降させる昇降駆動部12と、
第二の用紙収納部5の底板8に積載された用紙Sを第一
の用紙収納部4側に移動させて底板6上に補給する移送
駆動部13とが設けられている。
【0013】図1及び図4に示すように、昇降駆動部1
2は、底板6の両側から突出する複数のワイヤ掛け14
と、これらのワイヤ掛け14の真上となる定位置に回転
自在に支持されたプーリ15と、底板6の下方に設けら
れた駆動軸16の両端に固定された駆動プーリ17と、
これらの駆動プーリ17のそれぞれに一端が止着されて
巻回された複数本のワイヤ18と、昇降モータ19の回
転を駆動軸16に伝達するギヤ20,21とを有する。
駆動プーリ17から引き出されたワイヤ18はプーリ1
5に巻回され、その先端はワイヤ掛け14に止着されて
いる。そして、図4に示すように、ワイヤ掛け14の一
つには舌片22が一体に形成され、この舌片22に光軸
が遮られたときに底板6の最下降位置(ホームポジショ
ン)を検出する透過型の光センサによる最下降位置検知
センサ23が固定的に設けられている。
【0014】図1及び図3に示すように、移送駆動部1
3は、バックフェンス10の下端に結合されるとともに
トレイボックス3に固定されたガイドシャフト24に摺
動自在に支持された可動体25と、ガイドシャフト24
と平行に支持されて一部が可動体25に固定されたエン
ドレスのベルト26と、これらのベルト26が巻回され
た一対のプーリ27,28と、移送モータ29の回転を
プーリ28と一体に回転する回転軸30に伝達するギヤ
31,32とを有する。図3に示すように、可動体25
の一側には舌片33が一体に形成され、この舌片33に
光軸が遮られたときに可動体25の復帰位置(ホームポ
ジション)を検出する透過型の光センサによる復帰位置
検知センサ34が固定的に設けられている。
【0015】図1に示すように、第一の用紙収納部4の
底板6には用紙検知用開口部35が形成され、トレイボ
ックス3の底面には用紙検知用開口部35の下方に配置
されて底板6上の用紙Sの有無を検出する反射型の光セ
ンサ36が設けられている。また、第二の用紙収納部5
の底板8にも用紙検知用開口部37が形成され、この用
紙検知用開口部37に位置するアクチュエータ38を有
する用紙検知器39が底板8の下面に設けられている。
【0016】図2及び図3に示すように、第一の用紙収
納部4の底板6に形成された用紙検知用開口部35は、
用紙Sの給紙方向に向かうに従い次第に開口幅が狭くな
る形状に定められている。また、底板6の両側には、サ
イドフェンス7を突出させるための逃げ孔40が形成さ
れているが、これらの逃げ孔40も用紙Sの給紙方向に
向かうに従い次第に開口幅が狭くなる形状に定められて
いる。
【0017】このような構成において、駆動軸16及び
駆動プーリ17は昇降モータ19の回転を受けて回転す
るが、昇降モータ19を正転させたときは駆動軸16と
駆動プーリ17とはワイヤ18を巻き取る方向に回転
し、最上層の用紙Sが給紙レベルセンサ(図示せず)に
より一定の高さに達した状態として検知されるまで底板
6を上昇させる。そして、給紙部11を駆動することに
より最上層の用紙Sが一枚ずつ分離されて給紙されるこ
のようにして給紙を行うが、この間光センサ36の発光
素子から発光された光は用紙検知用開口部35を通って
用紙Sにより反射され、その反射光を光センサ36の受
光素子で受光することにより、底板6の上に用紙Sが存
在することが認識される。底板6上の用紙Sが無くなっ
たことを認識した場合には、最下降位置検知センサ23
が舌片22を検知するまで昇降モータ19が逆転駆動さ
れ、これにより、底板6が最下降位置まで下降する。そ
の状態を最下降位置検知センサ23の検知信号により認
識すると、移送モータ29が正転方向に駆動されるた
め、可動体25がバックフェンス10とともに第一の用
紙収納部4側に移動し、底板8上の用紙Sをバックフェ
ンス10で押圧し第一の用紙収納部4の底板6の上に補
給する。
【0018】このように、第一の用紙収納部4の用紙S
が無くなったときに第二の用紙収納部5から用紙Sを補
給するが、第一の用紙収納部4の底板6の上に用紙Sが
一枚でも有るかぎり、用紙Sに湾曲癖が有る無しに拘ら
ず底板6の上の用紙Sを反射型の光センサ36によって
確実に検知することができるので、底板6上の用紙Sが
無くなった状態を認識してから第二の用紙収納部5から
第一の用紙収納部4に用紙Sの束を一括補給することが
できる。これにより、用紙Sを確実に補給することがで
きる。
【0019】この用紙Sの補給時に、用紙Sの束は用紙
検知用開口部35が形成された底板6の上を給紙位置ま
で滑って押し出されるが、用紙検知用開口部35は、給
紙方向に向かうに従い開口幅が次第に狭くなる形状に定
められているため、用紙検知用開口部35の給紙方向側
の端部には、用紙Sの先端縁に抵抗を与えるエッジが形
成されることはない。また、用紙検知用開口部35の開
口幅が給紙方向に向かうに従い次第に狭くなるので、第
二の用紙収納部5から第一の用紙収納部4の底板6上に
用紙Sを補給する際に、最下層の用紙Sの先端縁がその
上に積載された用紙Sの重みで底板6の表面から用紙検
知用開口部35の内部に湾曲して突出したとしても、そ
の用紙Sの先端縁は用紙検知用開口部35の給紙方向側
の端部に向かうに従い用紙検知用開口部35から脱出す
ることになる。したがって、第二の用紙収納部5から第
一の用紙収納部4に用紙Sの束を確実に補給することが
できる。
【0020】図2に示すように、本実施の形態では、サ
イドフェンス7は用紙Sのサイズに応じて幅方向に移動
するようには構成されていないが、サイドフェンス7を
用紙Sのサイズに合わせて用紙Sの幅方向に移動させる
ために、逃げ孔40の開口幅を広げた場合には、従来で
あればその逃げ孔40の給紙方向側の端縁に用紙Sの幅
方向に沿う長いエッジが形成されるが、本実施の形態の
ように、逃げ孔40の開口幅を給紙方向に向かうに従い
次第に狭くしたので、逃げ孔40の給紙方向側の端部に
は用紙Sの先端に抵抗を与えるエッジが形成されること
はない。また、最下層の用紙Sの先端縁がその上に積載
された用紙Sの重みで底板6の表面から逃げ孔40の内
部に湾曲して突出したとしても、その用紙Sの先端縁は
逃げ孔40の給紙方向側の端部に向かうに従い逃げ孔4
0から脱出することになる。
【0021】上述のように、第一の用紙収納部4では、
一枚の用紙Sでも検知できるように光センサ36を用い
て検知精度を高めているが、第二の用紙収納部5におけ
る用紙Sの有無の検知は用紙Sの束の単位で求めればよ
いため、アクチュエータ38を大きく変位させて用紙検
知器39により用紙Sの有無を確実に検知することがで
きる。これにより、マイクロスイッチ等の安価なメカニ
カルスイッチを用いることができる。
【0022】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、第一の用
紙収納部に収納された用紙が無くなったときに第二の用
紙収納部の用紙を移送駆動部により一括して第一の用紙
収納部に移送するようにした給紙装置において、第一の
用紙収納部の底板に用紙検知用開口部を形成し、この用
紙検知用開口部に対向して第一の用紙収納部の底板上の
用紙の有無を検知する反射型の光センサを設けたので、
第一の用紙収納部の底板の上に用紙が一枚でも有るかぎ
り、用紙に湾曲癖が有る無しに拘らず底板の上の用紙を
光センサによって確実に検知することができる。したが
って、第一の用紙収納部に用紙が残っているにも拘らず
用紙を補給することによる不具合を解消し、用紙を確実
に補給することができる。
【0023】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明において、用紙検知用開口部は、給紙方向に向
かうに従い開口幅が次第に狭くなる形状に定められてい
るので、用紙検知用開口部の給紙方向側の端部には、用
紙の先端縁に抵抗を与えるエッジが形成されなくなる。
また、用紙検知用開口部の開口幅が給紙方向に向かうに
従い次第に狭くなるので、第二の用紙収納部から第一の
用紙収納部の底板上に用紙を補給する際に、最下層の用
紙の先端縁がその上に積載された用紙の重みで底板の表
面から用紙検知用開口部の内部に湾曲して突出したとし
ても、その用紙の先端縁を用紙検知用開口部の給紙方向
側の端部に向かうに従い用紙検知用開口部から脱出させ
ることができる。これにより、用紙を確実に補給するこ
とができる。
【0024】請求項3記載の発明によれば、請求項1又
は2記載の発明において、第一の用紙収納部の底板は、
用紙の側縁の位置を定めるサイドフェンスを突出さるた
めの逃げ孔を有し、この逃げ孔は給紙方向に向かうに従
い開口幅が次第に狭くなる形状に定められているので、
逃げ孔の給紙方向側の端部には、用紙の先端縁に抵抗を
与えるエッジが形成されなくなる。また、逃げ孔の開口
幅が給紙方向に向かうに従い次第に狭くなるので、第二
の用紙収納部から第一の用紙収納部の底板上に用紙を補
給する際に、最下層の用紙の先端縁がその上に積載され
た用紙の重みで底板の表面から逃げ孔の内部に湾曲して
突出したとしても、その用紙の先端縁を逃げ孔の給紙方
向側の端部に向かうに従い逃げ孔から脱出させることが
できる。これにより、用紙を確実に補給することができ
る。
【0025】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明において、第二の用紙収納部は、その底板に積載され
る用紙との接触により変位するアクチュエータを有して
用紙の有無を検知する用紙検知器を備える。したがっ
て、第二の用紙収納部における用紙の有無の検知は用紙
の束の単位で求めればよいため、アクチュエータを大き
く変位させて用紙の有無を確実に検知することができ
る。これにより、マイクロスイッチ等の安価なメカニカ
ルスイッチを用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態における縦断正面図であ
る。
【図2】第一の用紙収納部と第二の用紙収納部とを示す
斜視図である。
【図3】移送駆動部の構造を示す斜視図である。
【図4】第一の用紙収納部の底板を昇降させる昇降駆動
部と第二の用紙収納部とを示す斜視図である。
【符号の説明】
4 第一の用紙収納部 5 第二の用紙収納部 6 底板 7 サイドフェンス 8 底板 11 給紙部 13 移送駆動部 35 用紙検知用開口部 36 光センサ 38 アクチュエータ 39 用紙検知器 40 逃げ孔 S 用紙

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数枚の用紙をそれぞれ積載する第一の
    用紙収納部と第二の用紙収納部とを並設し、前記第一の
    用紙収納部に積載された用紙を給紙部により一枚ずつ給
    紙し、前記第一の用紙収納部に収納された用紙が無くな
    ったときに前記第二の用紙収納部の用紙を移送駆動部に
    より一括して前記第一の用紙収納部に移送するようにし
    た給送装置において、前記第一の用紙収納部の底板に用
    紙検知用開口部を形成し、この用紙検知用開口部に対向
    して前記第一の用紙収納部の前記底板上の用紙の有無を
    検知する反射型の光センサを設けたことを特徴とする給
    紙装置。
  2. 【請求項2】 用紙検知用開口部は、給紙方向に向かう
    に従い開口幅が次第に狭くなる形状に定められているこ
    とを特徴とする請求項1記載の給紙装置。
  3. 【請求項3】 第一の用紙収納部の底板は、用紙の側縁
    の位置を定めるサイドフェンスを突出さるための逃げ孔
    を有し、この逃げ孔は給紙方向に向かうに従い開口幅が
    次第に狭くなる形状に定められていることを特徴とする
    請求項1又は2記載の給紙装置。
  4. 【請求項4】 第二の用紙収納部は、その底板に積載さ
    れる用紙との接触により変位するアクチュエータを有し
    て用紙の有無を検知する用紙検知器を備えることを特徴
    とする請求項1記載の給紙装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002274668A (ja) * 2001-03-21 2002-09-25 Ricoh Co Ltd 用紙供給装置および画像形成装置
JP2007076843A (ja) * 2005-09-15 2007-03-29 Toshiba Corp トレイ装置

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