JPH1179346A - マグネットコンベア - Google Patents

マグネットコンベア

Info

Publication number
JPH1179346A
JPH1179346A JP27636297A JP27636297A JPH1179346A JP H1179346 A JPH1179346 A JP H1179346A JP 27636297 A JP27636297 A JP 27636297A JP 27636297 A JP27636297 A JP 27636297A JP H1179346 A JPH1179346 A JP H1179346A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyor
magnet
top plate
plate
chain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27636297A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigekazu Nakamura
繁一 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAKAMURA GIKEN KK
Original Assignee
NAKAMURA GIKEN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NAKAMURA GIKEN KK filed Critical NAKAMURA GIKEN KK
Priority to JP27636297A priority Critical patent/JPH1179346A/ja
Publication of JPH1179346A publication Critical patent/JPH1179346A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Non-Mechanical Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の回動するコンベアの帯に搬送物をのせ
て搬送するコンベアシステムにかわり、静止したコンベ
ア表板上を搬送物が滑走して簡単に曲がりながら移動す
ることができるコンベアシステムを提供する。 【解決手段】Z字形に形成された超高分子ポリエチレン
のコンベア本体1の内部に複線のマグネット走行溝17
a、17bを設け、マグネツト駆動チエーン5に一定間
隔にて装着されたマグネット7を、該溝17a、17b
に沿ってエンドレスに巡回させたコンベア本体1に、上
面全体にステンレスのコンベア表板4をかぶせ、三次元
の回路にそって動くマグネット内部移動方式のコンパク
トなコンベア構造とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレス機械等の工
作機械又は組立ライン等の製品又は廃材等の搬送用コン
ベアの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から工作機械の製品又は廃材の運搬
等に使用する場合には、一般に、ばらの物は、製造機・
装置等からコンベアへ、又はコンベアからコンベアへの
搬送では水平での乗継ぎができないため、コンベア同士
落差をつけて運ぶことが必要であった。 また、コーナ
ーにて方向を変えるときには、コーナ用コンベアを別に
設置するとか、コーナローラにてカーブさせるとかして
対処した。また、直角に方向を変えるときには、上述し
たように、直交した別のコンベアを下部に設置しこれに
搬送物を落下させ、使用するのが普通であった。また、
コンベアの汚れを防止する為に、コンベア表面に磁気を
帯びることを嫌らうため、コンベアに直接磁気を装着せ
ず、磁気はコンベアと離して、固定形式として使用する
ことが多く採用されていた。
【0003】特に工作機械を使用して、製品を製作する
場合、廃材となるチップの取り出しには、工作機械の下
面部分より取り出されるのが一般的で、例えば、プレス
機械の場合は機械自体の強度を保つ関係から、フレーム
の横腹に穴をあけて、搬出コンベアを直接挿入設置する
ことが困難であり、プレス機械を操作する人の前から搬
出する必要があった。従って、廃材小箱を作業員の足元
に置き、廃材がたまった時点に、人手で小箱を取り出し
処理をしていた。
【0004】エンドレス回動形式のコンベアの最大の欠
点は、方向を変える場合、コンベア端部で廃材を下部の
コンベアに落として方向を変えるのが通常行われ、運ば
れる廃材の一部が、運搬途中にコンベアの端面部からこ
ぼれたり、これが下に落下せずコンベアの内面構造部分
等に溜まりコンベアローラの運転を停止させたり、時に
はコンベアの帯を切断させたりすることもあった。ま
た、工作機械の排出廃材は殆どが機械油等の付着によ
り、コンベアに乗せて搬送している時に、コンベア表面
に油等の吸着力により廃材が持着するという大きな欠点
があった。
【0005】急斜面や垂直型のコンベア等には、コンベ
ア表面上にストッパ用のガイド板を進行方向に直角に等
間隔に設けて、製品や廃材の搬送を行ったり、また、垂
直軸に螺旋状に磁石を埋込み、該軸を回転させながら垂
直搬送等が行われていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そのため、従来のコン
ベアを使用して廃材等を搬出する方法では、工作機械の
設置間隔が狭いため、従来通りの回動形式コンベアを使
用した場合にはコンベアを二重に設置したり、設置に大
きく幅をとったり、要求される狭い寸法では設置できな
い。本発明は現在使われている殆どの工作機械にも使用
でき、しかも、設置されている機械にいちいち合わせて
コンベアの長さを決定している現在の方法を改め、どん
な工作機械等にも同じ形態のコンパクトな状態にてコン
ベアを使用でき、しかも誰でも簡単に設置できるコンベ
アの提供を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、コンベア本体1の全体の形をZ型形式に
て三次元曲線状に構成し、機械の側面に沿わせる形に構
成して、搬送物8、即ち、廃材等の排出を高い上方向か
ら行わしめるように、排出口を頭を持ち上げた蛇のカマ
首のような形に形成し、搬送物8、即ち、廃材等が三次
元の曲路にそって動く形に形成した。
【0008】また、プレス機械の抜きかす等の廃材を上
から斜めに傾斜したコンベア表板4より落下させること
により、確実に効率的に廃材収納車31に落とすことを
可能とした。同時に、かかる表板4を斜めにした方法を
講じたことにより、コンベア本体1自体の体積も小型化
でき、設置上効果的な形に形成できた。
【0009】また、例えば、プレス機械の抜きかす等の
廃材排出口の真下に廃材受け筒10を前方より突込み、
確実に搬送物8 即ち、廃材をキャッチできるように、
コンベア本体1は3点の設置ボルト3a、3b、3cに
て支持される方法を講ずることにより、プレス機械の設
置状況に惑わされず、受け口を突込むだけで、誰でも簡
単に、確実にコンベアの設置を可能とした。
【0010】また、本発明のコンベア移動方式は、従来
の方式と異なり、固定化されたコンベア表板4の下面部
にエンドレスに移動するチエーン5を設置し、該チエー
ン5にマグネット7を一定間隔に装着し、該マグネット
7をチエーン5によりエンドレスに移動させることによ
つて、コンベア表板4を介してマグネット7の吸引力に
て吸着した搬送物8を、チエーン5の動きと協調してコ
ンベア表板4上を移動搬送させる手段を講じた。従っ
て、表面を移動して動いているのは搬送物8だけであ
り、コンベア本体1とコンベア表板4は静止した状態と
なる。
【0011】また、搬送物8、即ち、廃材についた機械
油等の吸着力による弊害の防止に対しては、固定したコ
ンベア表板4の表面に、移動搬送物8の搬送面のみに油
切り穴12を無数設けることにより、搬送物8が移動す
るたびに油切り穴12によって機械油が削り取られる手
段を講じた。
【0012】
【発明の実施の形態】
【0013】
【作用】上述のように構成されたマグネット7の往復送
行形式コンベアの場合には、一般には往復するマグネッ
ト駆動チエーン5の相互間隔が狭いと、マグネット7同
士が互いに接近した際に、強力な誘導電磁石がその周り
に突然発生し、搬送物8を搬送ラインから外し、停滞さ
せる現象が発生する。特に、コンベア表板4をステンレ
ス材以外の材料を使用した場合には顕著に発生する。そ
こで、本発明はかかる現象の発生を防止するため、コン
ベア本体1自体を超高分子ポリエチレン材にて構成し、
コンベア表板4にステンレス材を使用して誘導電磁石の
発生を防止すると共に、更に、マグネット7の復路時に
発生する磁力線を完全に密封する手段を講じたため、本
発明は誘導電磁石の発生のない、安定した搬送効果を得
られた。
【0014】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1において、体型をZ字形、またはこれに類似するS字
形、L字形、仮名文字の「し」字形とし、三次元の曲路
にそって動くように形成された超高分子ポリエチレンの
コンベア本体1の内部に複線のマグネット走行溝17
a、17bを設け、マグネット駆動チエーン5に一定間
隔にて装着されたマグネット7を、溝17a、17bに
沿ってエンドレスに巡回させたコンベア本体1に、全上
面にステンレスのコンベア表板4をかぶせ固定する。
尚、コンベア本体1は、曲線部、直線部等に、各々分割
して製作され、これをベースフレーム2と本体固定板2
9等で組み合わせ、ボルト・ナット・かすがい等(番号
なし)を用いて一体に組立てたものである。
【0015】コンベア本体1は最終的にはベースフレー
ム2上に固着され、ベースフレーム2は設置高さの調節
可能な3a、3b、3cの3本の設置ボルトにて3点支
持設置方式にて設置される。尚、Z字形の後端部、即
ち、受け筒10の設置部分には設置ボルト3は無く、コ
ンベア本体1の後端部分は宙に浮いた状態にして機械の
下部に挿入の便利なるように形成される。
【0016】コンベア表板4のZ字形の先端部には搬送
物8を振り落とすため、落とし板9を固着し、上方より
搬送物8を廃材収納車31に確実に落下収納できるよ
う、コンベア本体1と共にコンベア表板4の表面を斜め
に傾斜して構成する。尚、傾斜角度は30度から75度
の範囲が最も効果的である。
【0017】搬送物8を受け止める受け筒10には、落
下した搬送物8がコンベア表板4の下面に配置された反
転したマグネット7にて吸引された後、水平方向に搬送
移動する際に、受け筒10から出やすいように切欠部1
1が設けてある。
【0018】図2に示される実施例は、図1のA−A断
面矢視図を示している。即ち、コンベア本体1に部品等
が組込まれた状態が詳細に示されている。コンベア本体
1には、往路と復路のマグネット送行溝17aと17b
が設けられ、その各溝の中央下面部にはマグネット駆動
チエーン5が円滑に走行可能なようにチエーン走行溝上
部18aと18b、チエーン走行溝下部19aと19b
が設けられ、その上下溝間をチエーンローラ20が軽く
回転滑走できるようローラ挿入溝(番号なし)が設けて
ある。尚、往路の溝17aと復路の溝17bは80ミリ
以上の間隔に保つことが必要である。
【0019】マグネット走行溝17a、17bにはマグ
ネット7が一定間隔にて挿入され、マグネット7はマグ
ネット取付板6上に各々張り付けられ、マグネット取付
板6には進行方向側にピン挿入穴6aを設けて、チエー
ン5のチエーン連結ピン21をマグネット駆動ピン22
と入れ替え、先端をピン挿入穴6aに挿入して、マグネ
ット7を所定の位置に回転自在に取り付けてある。
【0020】コンベア本体1の上面にはステンレス製の
コンベア表板4がビス(番号なし)にて固定され、往路
のマグネット7の走行側には無数の油切り穴12が設け
られて、該穴の真下に位置するマグネット7から放出す
る磁力により搬送物8をコンベア表板4に持着させなが
ら、マグネット7の移動と共に搬送物8もコンベア表板
4上面をスライドして移動する。該搬送物8はスライド
移動時に、搬送物8に付着した油はコンベア表板4に設
けられた無数の油切り穴12により削り落とされ、コン
ベア表板4に吸着して停止する事故を未然に防止してい
る。
【0021】上述マグネット表板4の油切り穴12は、
往路側のマグネット走行溝17aの上部のみにしか設け
られておらず、復路側のマグネット走行溝17bの上部
分は油切り穴12はなく、コンベア表板4にて密閉され
た状態に構成されている。従って、かかる構造を採用す
ることにより、復路時のマグネット7からの磁力漏れを
防止でき、往路と復路のマグネット7同士が干渉して発
生する誘導電磁石の弊害による搬送物8の停止事故を防
止することができる。
【0022】図3は、コンベア本体1のマグネット走行
溝17a、17bの中をエンドレスに回動するマグネッ
ト駆動チエーン5及びマグネット7の全体的な内部構造
を示す。チエーン5はチエーンスプロケット14にてエ
ンドレス回転駆動され、スプロケット14を支持するブ
ラッケット15とギヤードモータ13のスプリング28
の圧縮力により、チエーン5を張り方向に引張り張力を
調整する。スライドセットピース16はブラッケット1
5をスライド調整可能状態にて支持し、固着されてい
る。ギャードモータ13はコンベア本体1の先端部裏面
に設置され、チエーンスプロケット14を介してマグネ
ット駆動チエーン5を回動する。
【0023】図4は、本発明のコンベアの駆動装置を装
備した裏面の構造を示しており、マグネット駆動チエー
ン5を駆動するギヤードモータ13、ベースフレーム2
の裏面の構造、コンベア本体1の裏側を支える本体固定
板29の構造等を詳細に示している。尚、本体固定板2
9とベースフレーム2とは一体とはならず別個の構成と
なっている。
【0024】ギャードモータ13のベーススライド部2
3は、本体固定板29を介しコンベア本体1に固定され
たモータ取付板24と、左右に水平移動が可能なよう
に、両側からガイド板25を介し設置されている。該ス
ライド部の微調整は、スライドガイド板25の側面に設
けられた隙間調節ネジ26にて行われる。
【0025】マグネット駆動チエーン5の張力は、ギャ
ードモータ13の内側に設けられたスプリング28の圧
縮力の調整により行われ、スプリング28の圧縮力の強
さはスプリング調節ボルト27の微調整によって調整さ
れる。
【0026】図5は、本発明のコンベアを実際にプレス
機械30に設置した状態を示しており、搬送物8、即
ち、プレス機械30から落下した廃材が機械の前面に取
り出され、機械の前を曲がりながら搬送され、次に機械
側面部に沿って持ち上げられ、持ち上げられた角度にて
搬送物8を廃材収納車31に落とす状態を示している。
【0027】また、機械から廃材が放出される口、即
ち、受け筒10の上面に、またコンベア本体1の上部先
端部の落とし板9により搬送物8が落下する口に、オプ
ションとして別にガイド部品(図示なし)を装着するこ
とも可能なことは勿論である。
【0028】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0029】搬送物の排出落下をコンベア表板を斜めに
形成することにより行わしめているため、本発明の本体
の全体構造を非常にコンパクトに形成することができ
た。このため、狭い場所にても搬送物の排出が効果的に
できるようになり、工作機械の操業自動化に、また、工
場内の整理整頓に多大の貢献をすることができた。
【0030】工作機械の種類によっては形態がほぼ類似
しているため、例えばプレス機械に使用する場合には、
本発明のコンベアを使用してもプレス機械の多数の機種
に合い、コンベアの型を変更する必要はなく、型を一定
に保てる。即ち、従来のごとく、機種ごとにコンベアを
合わして造る必要はない。例えば、プレス機械の場合に
は、20トンから120トンプレス機種の範囲は同一コ
ンベアにて賄うことができる。
【0031】本発明は、コンベア本体の設置が3点支持
設置方式のため、設置が簡単で、設置場所が水平でなく
ても、容易に設定できる。これに対して、従来の方式で
あると、コンベア自体がエンドレス回動形態のため、4
点支持設置方式が一般的であるためコンベアの安定設置
が難しい。
【0032】コンベア表板をステンレスにて、コンベア
本体を超高分子ポリエチレンにて形成することにより、
互いにすれ違うチエーンに装着された磁石間で発生する
誘導電磁石の発生を防止することができ、このため、搬
送物は途中で停止することなく、確実に、チエーンのマ
グネットの動きに同調して搬送される。また、コンベア
の表面上を搬送物のみが動き移動するため、コンベアが
非常にスマートに見える。
【0033】コンベアの搬送量は、ギャードモータの回
転数を変えることにより自由に調整することができる。
【0034】コンベア表板にあけた無数の固定した油切
り穴による働きにより、搬送物に付着した油を搬送物の
搬送動作より削りとることによって、油による吸着現象
を防止することができた。また、油切り穴を無数に設け
ることにより、オイルの密着時に発生する空気を抜き取
る別の効果も得ることができた。
【0035】固定したコンベア表板の上面を滑りながら
送行する搬送システムのため、搬送方向の曲がりくねり
にもマグネット駆動チエーンの送行方向を曲げるだけで
簡単に対処でき、同時にコンベアのコンパクト一体化も
実現でき、従来のコンベアシステムにない大きな効果を
得ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマグネットコンベアの全体構造を示す
斜視図である。
【図2】本発明のコンベア本体の内部構造を示すA−A
矢視断面図である。
【図3】本発明のマグネットコンベアの全体の内部構造
を示す斜視図である。
【図4】本発明のコンベアの駆動装置を装備した裏面の
構造を示す斜視図である。
【図5】本発明の一実施例を示す斜視説明図である。
【符号の説明】
1・・・・・・コンベア本体 2・・・・・・ベースフレーム 3a、3b、3c・・・・・・設置ボルト 4・・・・・・コンベア表板 5・・・・・・マグネット駆動チエーン 6・・・・・・マグネット取付板 6a・・・・・ピン挿入穴 7・・・・・・マグネット 8・・・・・・搬送物 9・・・・・・落とし板 10・・・・・受け筒 11・・・・・切欠部 12・・・・・油切り穴 13・・・・・ギャードモータ 14・・・・・チエーンスプロケット 15・・・・・ブラッケット 16・・・・・スライドセットピース 17a、17b・・・・・マグネット走行溝 18a、18b・・・・・チエーン走行溝上部 19a、19b・・・・・チエーン走行溝下部 20・・・・・チエーンローラ 21・・・・・チエーン連結ピン 22・・・・・マグネット駆動ピン 23・・・・・モータベーススライド部 24・・・・・モータ取付板 25・・・・・ガイド板 26・・・・・隙間調節ネジ 27・・・・・スプリング調節ボルト 28・・・・・スプリング 29・・・・・本体固定板 30・・・・・プレス機械 31・・・・・廃材収納車

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】三次元の曲路にそって動くように形成され
    た超高分子ポリエチレンのZ字形コンベア本体(1)の
    内部に、複線のマグネット走行溝(17a、17b)を
    設け、マグネツト駆動チエーン(5)に、一定間隔にて
    装着されたマグネット(7)を、該溝(17a、17
    b)に沿って組込み、マグネット(7)をエンドレスに
    巡回させたコンベア本体(1)の上面全体に、ステンレ
    スのコンベア表板(4)をかぶせて固着形成したマグネ
    ットコンベアの構造。
  2. 【請求項2】コンベア本体(1)と組合わされたコンベ
    ア表板(4)のZ字形の先端部の表面を斜めに傾斜して
    構成し、落とし板(9)にて搬送物(8)を確実に滑ら
    せ落下させる構造とした請求項1記載のマグネットコン
    ベアの構造。
  3. 【請求項3】コンベア本体(1)のZ字形の後端部を機
    械内部に容易に挿入できるよう無足の宙に突出した形に
    形成し、その後端部のコンベア表板(4)上に切欠部
    (11)を有する受け筒(10)を設置し、搬送物
    (8)の排出を確実に受け止める構造とした請求項1、
    請求項2記載のマグネットコンベアの構造。
  4. 【請求項4】マグネット走行溝(17a)の上面部分に
    装着したコンベア表板(4)に無数の油切り穴(12)
    を設けて、コンベア表板(4)の表面上を走行する搬送
    物(8)に付着した油を削り取る構造。並びに、マグネ
    ット走行溝(17b)の上面部分を無穴のコンベア表板
    (4)にて覆い、該走行溝(17b)を密封した構造と
    した請求項1、請求項2、請求項3記載のマグネットコ
    ンベアの構造。
  5. 【請求項5】高さの調節可能な3本の設置ボルト(3
    a、3b、3c)を用いて、3点支持設置方式にて設置
    されたベースフレーム(2)上に、コンベア本体(1)
    が固着された構造とした請求項1、請求項2、請求項
    3、請求項4記載のマグネットコンベアの構造。
  6. 【請求項6】チエーン(5)を駆動するギャードモータ
    (13)の回転数を、電気的にまたは機械的に制御する
    ことにより、搬送量を制御する構造とした請求項1、請
    求項2、請求項3、請求項4、請求項5記載のマグネッ
    トコンベアの構造。
JP27636297A 1997-09-02 1997-09-02 マグネットコンベア Pending JPH1179346A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27636297A JPH1179346A (ja) 1997-09-02 1997-09-02 マグネットコンベア

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27636297A JPH1179346A (ja) 1997-09-02 1997-09-02 マグネットコンベア

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1179346A true JPH1179346A (ja) 1999-03-23

Family

ID=17568378

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27636297A Pending JPH1179346A (ja) 1997-09-02 1997-09-02 マグネットコンベア

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1179346A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005030619A1 (ja) * 2003-09-29 2005-04-07 Kabushiki Kaisha Shimonishi Seisakusho 異形部材の整列前処理装置
JP2005289577A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Shimonishi Seisakusho:Kk マグネットコンベア
JP2018034163A (ja) * 2016-08-29 2018-03-08 マツダ株式会社 酸化スケールの回収方法および回収装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005030619A1 (ja) * 2003-09-29 2005-04-07 Kabushiki Kaisha Shimonishi Seisakusho 異形部材の整列前処理装置
JP2005289577A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Shimonishi Seisakusho:Kk マグネットコンベア
JP2018034163A (ja) * 2016-08-29 2018-03-08 マツダ株式会社 酸化スケールの回収方法および回収装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR930009154B1 (ko) 자체구동 운반대를 갖춘 물품분류장치
KR880002389B1 (ko) 칩 반송용 컨베이어
JP2003040424A (ja) 物品搬送装置
US3754635A (en) Can handling apparatus
JPH1179346A (ja) マグネットコンベア
JP2611922B2 (ja) パーツフイーダー
JP2006306567A (ja) マグネットコンベア
JP2657758B2 (ja) 物品処理装置
JPH11244968A (ja) プレス材搬送装置
KR20020084359A (ko) 리크레이머 밸트의 운송물 편적 교정장치
JP3570243B2 (ja) 搬送装置
JP2008265986A (ja) 物品の仕分装置
KR100623357B1 (ko) 벨트 컨베이어 미세분진 제거장치
JP3139724B2 (ja) 搬送振分装置
CN220474606U (zh) 一种芯片板的送料装置
JP2822318B2 (ja) 仕分装置
JP2000326176A (ja) マグネットコンベア装置
JP2007137590A (ja) カーブコンベア装置
JPH083383Y2 (ja) 物品の搬送装置
JPH0585620A (ja) 物品の磁気式搬送装置
KR20180062754A (ko) 기판 정렬 투입장치
JP3339312B2 (ja) 仕分け装置
JP2001019162A (ja) 磁性体搬送コンベア
JP2001080742A (ja) 製品搬出集積システム
GB2064405A (en) Supplying and Removing Metal Sheets from Cutting and/or Stamping Machines

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061128

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070710