JP2611922B2 - パーツフイーダー - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、例えば丸棒形の
鋼材を一定寸法に切断して得た多数のパーツを次の加工
に都合よく整理して供給する場合などに用いられるよう
にしたパーツフイーダーに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来のこの種のパーツフイーダーは、例
えば特開平２−１１７５１４号公報、同第１４４３２０
号公報に示されるように、うずまき型のシュートを備え
たホッパー自体を振動させる振動式であった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】振動式のパーツフイー
ダーには、下記のような欠点がある。 （１）稼働中、機体の振動から発生する騒音が大きい。 （２）稼働中、シュートとパーツとの触れ合いによって
発生する騒音が大きい。 （３）機体の振動から機材の損耗が激しく、耐久性に劣
る。また、エネルギーの消費量が大きい。 （４） シュートとパーツとの摩擦により、うずまき型
のシュートの摩耗が激しく頻繁に交換が必要となり、メ
ンテナンスに費用がかかり、稼働休止を余儀なくされ易
い。また、パーツに無用の摩耗を生ずる。 （５）稼働初期におけるパーツの投入から搬出開始まで
に時間がかかる。

【０００４】そのために、振動がなく、騒音も発生せ
ず、機械の損耗が少なくて、メンテナンスも容易にで
き、かつ、高能率でエネルギーの消費も少なくてフイー
ド処理ができるようにすることが解決すべき課題となっ
ていた。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、略一定の長さと径を具えた多数のパー
ツを投入されるホッパーと、該ホッパーの底部に設けた
搬送ベルト上で長さ方向にパーツを整列させつつ所定位
置に搬送するコンベアとを備え、前記ホッパーは、傾斜
させた側壁の下端に幅をパーツの径に略対応させた細長
い底部を具えるとともに、パーツの投入口とパーツがホ
ッパー内から前記搬送ベルトによって搬出される排出口
との中間を略垂直に仕切って、下端を上記排出口よりも
低い高さに位置させて、ホッパー底部におけるパーツの
堆積量を制御するせき板と、上記排出口に接近してホッ
パーの外側に沿って回転自在に設けられて、周縁に配設
した磁石によって前記搬送ベルト上の不整列のパーツを
吸着して除去する回転円盤型の排除機と、この排除機に
吸着されたパーツに当接して、上記磁石の磁力に抗して
パーツを外すスクレーパーと、スクレーパーが外したパ
ーツを再びホッパーに戻すシュートとを備え、前記コン
ベアは、前記ホッパーの底部を長さ方向に貫通して、か
つ、搬送方向に向けて緩い昇り勾配を有する整列ガイド
フレーム部と、その前方に水平方向に連続する排出ガイ
ドフレーム部とを有し、排出ガイドフレーム部の終端部
に、前記搬送ベルト上に縦に搬送されてくるパーツの前
端をせき止めるストッパーと、このストッパーにせき止
められたパーツを横方向に押して、搬送ベルト並びに排
出ガイドフレーム部から押し出すプッシャーと、このプ
ッシャーに押し出されたパーツを横に転がしてストッカ
ー等に収容させるシュートとを備え、前記搬送ベルト
は、上記両ガイドフレーム部の左右両内側面内に嵌合し
て、長さ方向に沿ってパーツを下面から支承する幅を具
え、かつ、パーツとの支承面に生ずる摩擦によって各パ
ーツを前記整列ガイドフレーム部の昇り勾配に沿わせて
整列させつつ循環する無端環状のベルトからなり、該搬
送ベルトは平ベルトの他、断面円形の左右２条のベルト
で構成するか、または、断面Ｖ字形の溝を具えた１条の
ベルトで構成して、上記平ベルト及び２条のベルトの表
面または断面Ｖ字形の溝を具えた１条のベルトの溝の斜
面を、それぞれ前記パーツの支承面とし、ホッパーの底
部から整列ガイドフレーム部の搬送ベルト上にパーツを
長さ方向に整列させて斜めに上昇させ、ホッパーの排出
口で回転円盤型の排除機で不整列のパーツを排除してホ
ッパーに戻させつつ、整列したパーツのみを排出ガイド
フレーム部上に搬出し、搬出位置の終端でパーツをせき
止めつつ、横からプッシャーに押し出させて、シュート
を介しストッカー等に収容させるようにしたパーツフイ
ーダーを提供するものである。

【０００６】

【作用】本発明は、ホッパーに投入したパーツを、ホッ
パー底部に設けたコンベアの搬送ベルトの駆動により、
整列させつつ所定位置へ搬出するので、振動がなく、音
の静かなパーツの搬送ができる。

【０００７】本発明は、ホッパーの側壁を傾斜させて、
その下端に、幅をパーツの径（幅）に略対応させた細長
い底部を形成し、この底部に、長さ方向に搬送ベルトを
走行させるようにしたので、ホッパー内を下降して搬送
ベルト上に達するまでの間に、各パーツは傾斜した側壁
に誘導されつつ、自然に長さ方向を搬送ベルトの走行方
向に沿わせた整列姿勢をとり、さらに底部では、幅に合
わせた縦列状態を自動的に形成して搬送ベルト上に載る
ようになる。

【０００８】本発明は、上記ホッパー底部で走行する搬
送ベルトが、左右両側を整列ガイドフレーム部の内側面
内に嵌合させて、かつ、緩い昇り勾配に沿って上昇しつ
つ、ホッパーの排出口を通過するので、直接搬送ベルト
上に載ったパーツ以外のパーツはホッパー内に残り、搬
送ベルト上に載ったパーツは、整列状態を保持して排出
位置へ運ばれる。

【０００９】本発明は、ホッパーに、パーツの投入口と
排出口との申間を略垂直に仕切って、下端を排出口より
低い高さに位置させたせき板を設けているので、底部に
おけるパーツの堆積量が制御される。また、排出口に接
近して、ホッパーの外側に沿って回転し、周縁に配設し
た磁石により、整列ガイドフレーム部上の搬送ベルトか
ら不整列のパーツを吸着して除去する回転円盤型の排除
機と、この排除機が吸着したパーツを吸着位置の反対側
で、磁力の吸着に抗して外すようにしたスクレーパー
と、このスクレーパーにより除去されたパーツをホッパ
ー内に戻すようにしたシュートとを備えているので、不
整列のパーツの除去と戻しとが自動的に行われる。ま
た、その作動により、整列精度が向上する。

【００１０】本発明は、ホッパーの底部を長さ方向に貫
通して、かつ、搬送方向に向けて緩い昇り勾配を有する
整列ガイドフレーム部と、その前方に水平方向に連続す
る排出ガイドフレーム部とを備えたコンベアを用いたの
で、ホッパーの底部における搬送ベルト上へのパーツの
移乗がスムーズに行われ、かつ、長さ方向を揃えたパー
ツの整列状態を崩すことなくホッパーの排出口まで誘導
する。

【００１１】さらに整列ガイドフレーム部に連続する水
平方向の排出ガイドフレーム部上では、搬送ベルト上に
縦に搬送されてくるパーツの前端をせき止めるストッパ
ーと、このストッパーにせき止められたパーツを横方向
に押して、搬送ベルト並びに排出ガイドフレーム部から
押し出すプッシャーと、このプッシャーに押し出された
パーツを横に転がしてストッカー等に収容させるシュー
トとの作動により、パーツの系外への排出が整然として
行われるので、次加工に都合よく、パーツを整然と揃え
た状態のもとに堆積させることができる。したがって、
パーツを所定量ずつ次加工位置へ運ぶ場合の他、上記シ
ュートから直接次加工位置へパーツを転送する場合にも
有利な排出を行う。

【００１２】本発明は、ホッパー内からパーツを搬出す
る前記搬送ベルトに、平ベルトの他、断面円形の左右２
条のベルトを用いるか、または、断面Ｖ字形の溝を具え
た１条のベルトを用いて、長さ方向に沿ってパーツを下
面から支承面を、上記平ベルト及び２条のベルトの表面
または１条のベルトの断面Ｖ字形の溝の斜面を、それぞ
れ前記パーツの支承面としているので、搬送ベルトの傾
斜に沿ってパーツがその搬送途中で落下したり、ベルト
から外れるようなことがなく、安定してスムーズな整列
搬送を行う。

【００１３】上記のように、本発明は振動を必要とせ
ず、各パーツが搬送ベルト上に自動的に整列され、直ち
に所定位置へと送られるので、投入初期から排出開始ま
での時間も短縮される。また、振動式のような機材やパ
ーツの損傷と摩耗を生じないので、スムーズで高速な処
理ができる。本発明は以上のようにして前記の課題を解
決したものである。

【００１４】

【実施例】以下に本発明の実施例を図面について説明す
る。図１に示すように、このフイーダーは、上部に、パ
ーツが投入されるホッパー１を備え、下部に、ホッパー
の底部２に設けた搬送ベルト３上にパーツを長さ方向に
整列させつつ所定位置へ搬送するコンベア４を備えてい
る。

【００１５】ホッパー１は、図示右手上部をパーツの投
入口５とし、左手下部に排出口６を設け、中間に、下端
を排出口６よりも低い高さに位置させて略垂直にホッパ
ー内を仕切るせき板７を設けている。

【００１６】またホッパー１は、図２に示すように、下
方に向けて幅が狭くなるように傾斜した側壁８と、幅を
パーツ９の径に対応させて細長く形成した前記底部２と
からなり、側壁８に誘導されつつ下降する各パーツ９が
底部２へ達するまでの間に略長さ方向を底部２に沿わせ
た整列状態を自然に形成するように構成されている。

【００１７】前記コンベア４は、図１に示すように、上
記底部２を長さ方向に貫通し、かつ、搬送方向（図示左
手）へ向けて緩く昇り勾配を有する整列ガイドフレーム
部１０と、その前方に水平方向に連続する排出ガイドフ
レーム部１１とを有し、前記搬送ベルト３を走行させる
原動ローラー１２、従動ローラー１３及び中間ローラー
１４を回転自在に備え、コンベア駆動用のモーター１５
を備えている。

【００１８】前記搬送ベルト３は、それぞれ図３に示す
ように、整列ガイドフレーム部１０、排出ガイドフレー
ム部１１に、パーツ９の径に対応する間隔を有して形成
した内側面１６に嵌合する輻を具え、同図に示すよう
に、長さ方向に沿ってパーツ９を下面から支承する。ま
た、パーツ９が載る支承面１７の摩擦抵抗によって、ベ
ルト上にパーツ９を載せた状態で昇り勾配に各パーツ９
を搬送し得る無端環状に形成されている。

【００１９】上記のように構成した搬送ベルト３は、整
列ガイドフレーム部１０の傾斜に誘導されて上昇しつ
つ、ホッパー底部２において前述のように長さ方向を走
行方向に一致させたパーツ９を受け取り、前述のせき板
７により堆積量を制御されたホッパー１の排出口６の手
前で略水平に堆積した他のパーツ９から分離してベルト
上に直接支承されたパーツ９のみを搬出する。

【００２０】この搬出過程において、図４に示すよう
に、搬送ベルト３上にイレギュラーに載った不整列のパ
ーツ９は、ホッパーの排出口６に接近してホッパー１の
外側に沿って回転自在に設けられ、モーターＭに駆動さ
れる回転円盤型の排除機１８の円周に接近し、該排除機
１８の周縁に配設した磁石１９に吸着されて搬送ベルト
３上から排除される。排除機１８が磁石１９に吸着させ
たパーツ９は、吸着位置の反対側（上方）にホッパー１
に取り付けたスクレーパー２０に当接して、磁力に抗し
て外され、外されたパーツ９はスクレーパー２０に隣接
してホッパー１の上縁に設けたシュート２１に誘導され
て再びホッパー１内へ戻される。

【００２１】図３のａ，ｂ，ｃに示すように、本発明に
用いる搬送ベルト３は、同上ａに示すように、支承面１
７の平らな平ベルト３ａを用いる場合の他、同上ｂに示
すように、断面円形の２条の紐ベルト３ｂを用いて、そ
れぞれの外側面を整列ガイドフレーム部１１の前記内側
面１６に当接させ、間隔を開いた２条の紐ベルト３ｂの
表面で左右からパーツ９の下面を支承させるようにして
もよい。また、同上図ｃに示すように、断面Ｖ字形の溝
２２を具えた平ベルト３ｃを用い、溝２２の両斜面を支
承面１７とし、左右からパーツ９の下面を支承させるよ
うにする場合もある。

【００２２】前記排出ガイドフレーム部１１の終端部
（図１左手）には、上記のようにして搬送ベルト３上に
長さ方向を沿わせて送られてくるパーツ９の前進をせき
止めるストッパー２３が備えられ、その手前側に、図５
に示すように、せき止められたパーツ９を横方向に押し
て搬送ベルト３並びに排出ガイドフレーム部１１から押
し出すロッド２４ａとシリンダー２４ｂとからなるプッ
シャー２４と、プッシャー２４に押し出されたパーツ９
を転がしてストッカー（図示省略）等に収容させるシュ
ート２５とが設けられている。

【００２３】

【発明の効果】以上のように本発明は、ホッパーに投入
したパーツの整列に当り、ホッパー底部に搬送ベルトを
備えたコンベアの作動によってパーツの整列処理を行う
ようにしたので、振動式のパーツフイーダーのような騒
音の発生がなく、静かな運転ができる。

【００２４】また、本発明は、ホッパーに投入された各
パーツを、下方に向けて狭く傾斜した側壁に誘導させて
下降過程において自然に長さ方向の軸線を揃えさせて、
パーツの径に略等しく幅が狭くて細長い底部に達した時
点では、自動的に該底部に沿って縦長に整列させ、同時
に、走行している搬送ベルト上に受け取らせるようにし
たので、所定の整列状態がきわめて具現し易い。そし
て、排出位置へのパーツの移動は、無端に循環する搬送
ベルトの走行によって行われるので、振動式のパーツフ
イーダーに比べて高速にできる。

【００２５】また、本発明によれば、始めにパーツがホ
ッパーに投入されてから排出を開始するまでの時間が短
いので、振動式のパーツフイーダーに比べて高能率の稼
働ができる上に、機体の損耗とか無用な摩耗がないので
長期の使用に耐えることができ、メンテナンスも容易で
ある。

【００２６】さらに本発明は、緩い昇り勾配の整列ガイ
ドフレーム部が貫通するホッパー内にせき板を設けて、
パーツの堆積量を制御させつつ、ホッパーの排出口の外
側に設置した回転円盤型の排除機により、不整列のパー
ツを磁石に吸着させて排除し、スクレーパーとシュート
を介して排除されたパーツをホッパー内に戻させるよう
にしたので、パーツフイーダーの整列精度がきわめて優
れている。

【００２７】さらに本発明は、緩い昇り勾配を有する整
列ガイドフレーム部の前方に水平方向に連続する排出ガ
イドフレーム部を備え、この排出ガイドフレーム部上
で、縦に搬送されてくるパーツの前端をストッパーでせ
き止めて、プッシャーによりパーツを横方向に押して、
押し出されたパーツをシュート上で横に転がして系外へ
排出させるようにしたので、パーツの排出が整然として
行われ、次加工に都合よくパーツを供給することができ
る。また、所定量をストッカーに収容する場合も、整然
と揃えた状態のもとに堆積させることができる。

【００２８】以上のように、本発明によれば、パーツの
投入から排出に到るまで一貫してきわめて優れた機能を
備えたパーツフイーダーを提供し得る。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１は本発明の実施例を示す一部切欠縦断側面
図

【図２】図２は図１のＢ−Ｂ線方向に沿った一部切欠縦
断正面図

【図３】図３は搬送ベルトの態様を使用状態とともに示
す拡大断面図

【図４】図４はパーツの不整列状態を説明する拡大断面
図

【図５】図５はプッシャーの構造を示す図１のＡ−Ａ線
方向の一部切欠縦断正面図である。

【符号の説明】

１ ホッパー ２ 底部 ３ 搬送ベルト ３ａ 平ベルト ３ｂ 紐ベルト ３ｃ 平ベルト ４ コンベア ５ 投入口 ６ 排出口 ７ せき板 ８ 側壁 ９ パーツ １０ 整列ガイドフレーム １１ 排出ガイドフレーム １２ 原動ローラー １３ 従動ローラー １４ 中間ローラー １５ モーター １６ 内側面 １７ 支承面 １８ 排除機 １９ 磁石 ２０ スクレーパー ２１ シュート ２２ 溝 ２３ ストッパー ２４ プッシャー ２４ａ ロッド ２４ｂ シリンダー ２５ シュート Ｍ モーター

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 略一定の長さと径を具えた多数のパーツ
   を投入されるホッパーと、該ホッパーの底部に設けた搬
   送ベルト上で長さ方向にパーツを整列させつつ所定位置
   に搬送するコンベアとを備え、前記ホッパーは、傾斜さ
   せた側壁の下端に幅をパーツの径に略対応させた細長い
   底部を具えるとともに、パーツの投入口とパーツがホッ
   パー内から前記搬送ベルトによって搬出される排出口と
   の中間を略垂直に仕切って、下端を上記排出口よりも低
   い高さに位置させて、ホッパー底部におけるパーツの堆
   積量を制御するせき板と、上記排出口に接近してホッパ
   ーの外側に沿って回転自在に設けられて、周縁に配設し
   た磁石によって前記搬送ベルト上の不整列のパーツを吸
   着して除去する回転円盤型の排除機と、この排除機に吸
   着されたパーツに当接して、上記磁石の磁力に抗してパ
   ーツを外すスクレーパーと、スクレーパーが外したパー
   ツを再びホッパーに戻すシュートとを備え、前記コンベ
   アは、前記ホッパーの底部を長さ方向に貫通して、か
   つ、搬送方向に向けて緩い昇り勾配を有する整列ガイド
   フレーム部と、その前方に水平方向に連続する排出ガイ
   ドフレーム部とを有し、排出ガイドフレーム部の終端部
   に、前記搬送ベルト上に縦に搬送されてくるパーツの前
   端をせき止めるストッパーと、このストッパーにせき止
   められたパーツを横方向に押して、搬送ベルト並びに排
   出ガイドフレーム部から押し出すプッシャーと、このプ
   ッシャーに押し出されたパーツを横に転がしてストッカ
   ー等に収容させるシュートとを備え、前記搬送ベルト
   は、上記両ガイドフレーム部の左右両内側面内に嵌合し
   て、長さ方向に沿ってパーツを下面から支承する幅を具
   え、かつ、パーツとの支承面に生ずる摩擦によって各パ
   ーツを前記整列ガイドフレーム部の昇り勾配に沿わせて
   整列させつつ循環する無端環状のベルトからなり、該搬
   送ベルトは平ベルトの他、断面円形の左右２条のベルト
   で構成するか、または、断面Ｖ字形の溝を具えた１条の
   ベルトで構成して、上記平ベルト及び２条のベルトの表
   面または断面Ｖ字形の溝を具えた１条のベルトの溝の斜
   面を、それぞれ前記パーツの支承面とし、ホッパーの底
   部から整列ガイドフレーム部の搬送ベルト上にパーツを
   長さ方向に整列させて斜めに上昇させ、ホッパーの排出
   口で回転円盤型の排除機で不整列のパーツを排除してホ
   ッパーに戻させつつ、整列したパーツのみを排出ガイド
   フレーム部上に搬出し、搬出位置の終端でパーツをせき
   止めつつ、横からプッシャーに押し出させて、シュート
   を介しストッカー等に収容させるようにしたパーツフイ
   ーダー。