JPH0710254A - パーツフイーダー - Google Patents
パーツフイーダーInfo
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- JPH0710254A JPH0710254A JP19155693A JP19155693A JPH0710254A JP H0710254 A JPH0710254 A JP H0710254A JP 19155693 A JP19155693 A JP 19155693A JP 19155693 A JP19155693 A JP 19155693A JP H0710254 A JPH0710254 A JP H0710254A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parts
- hopper
- guide frame
- conveyor belt
- frame portion
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 振動がなく、騒音も発生しない静かな稼動が
でき、機械とパーツの摩擦を少なくして損耗を防止し、
メンテナンスが容易で、エネルギー消費が少なく、高性
能を有するパーツフイーダーを得る。 【構成】 傾斜した側壁の下部にパーツの径と対応する
幅の狭い細長の底部２を形成して、該底部でパーツ９を
自動的に整列させるようにしたホッパー１と、ホッパー
底部を貫通する整列ガイドフレーム部１０に支持されて
走行する搬送ベルト３上に整列したパーツを受け取らせ
て、搬出方向に緩い角度で上昇させつつ、堆積した他の
パーツから分離してベルト上のパーツのみをホッパー内
から搬出するようにしたコンベア４を備えている。
でき、機械とパーツの摩擦を少なくして損耗を防止し、
メンテナンスが容易で、エネルギー消費が少なく、高性
能を有するパーツフイーダーを得る。 【構成】 傾斜した側壁の下部にパーツの径と対応する
幅の狭い細長の底部２を形成して、該底部でパーツ９を
自動的に整列させるようにしたホッパー１と、ホッパー
底部を貫通する整列ガイドフレーム部１０に支持されて
走行する搬送ベルト３上に整列したパーツを受け取らせ
て、搬出方向に緩い角度で上昇させつつ、堆積した他の
パーツから分離してベルト上のパーツのみをホッパー内
から搬出するようにしたコンベア４を備えている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば丸棒形の鋼材
を一定寸法で切断して得た多数のパーツを次加工に都合
よく整理して供給する場合などに用いられるようにした
パーツフイーダーに関する。
を一定寸法で切断して得た多数のパーツを次加工に都合
よく整理して供給する場合などに用いられるようにした
パーツフイーダーに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種のパーツフイーダーは、例
えば特開平２−１１７５１４号公報、同第１４４３２０
号公報に示されるように、うずまき型のシュートを備え
たホッパー自体を振動させる振動式であった。
えば特開平２−１１７５１４号公報、同第１４４３２０
号公報に示されるように、うずまき型のシュートを備え
たホッパー自体を振動させる振動式であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】振動式のパーツフイー
ダーには下記のような欠点がある。 （１） 稼動中、機体の振動から発生する騒音が大き
い。 （２） 稼動中、シュートとパーツとの触れ合いによっ
て発生する騒音が大きい。 （３） 機体の振動から機材の損耗が激しく、耐久性に
劣る。又、エネルギー消費量が大きい。 （４） シュートとパーツの摩擦により、うずまき型の
シュートの摩耗が激しく、交換が必要となり、メンテナ
ンスに費用がかかり、稼動休止を余儀なくされ易い。
又、パーツに無用の摩耗を生ずる。 （５） 稼動初期におけるパーツの投入から搬出開始ま
でに時間がかかる。
ダーには下記のような欠点がある。 （１） 稼動中、機体の振動から発生する騒音が大き
い。 （２） 稼動中、シュートとパーツとの触れ合いによっ
て発生する騒音が大きい。 （３） 機体の振動から機材の損耗が激しく、耐久性に
劣る。又、エネルギー消費量が大きい。 （４） シュートとパーツの摩擦により、うずまき型の
シュートの摩耗が激しく、交換が必要となり、メンテナ
ンスに費用がかかり、稼動休止を余儀なくされ易い。
又、パーツに無用の摩耗を生ずる。 （５） 稼動初期におけるパーツの投入から搬出開始ま
でに時間がかかる。
【０００４】そのために、振動が無く、騒音も発生せ
ず、機械の損耗が少なくて、メンテナンスも容易にで
き、且つ、高能率でエネルギーの消費も少なくて処理で
きるようにすることが解決すべき課題となっていた。
ず、機械の損耗が少なくて、メンテナンスも容易にで
き、且つ、高能率でエネルギーの消費も少なくて処理で
きるようにすることが解決すべき課題となっていた。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、略一定の長さと径を具えた多数のパー
ツを投入されるホッパーと、該ホッパーの底部に設けた
搬送ベルト上で長さ方向にパーツを整列させつつ所定位
置へ搬送するコンベアとを備え、前記ホッパーは、傾斜
させた側壁の下端に幅をパーツの径に略対応させて細長
い底部を具え、前記コンベアは、この底部を長さ方向に
貫通し、且つ、搬送方向に向けて渚状に緩く昇り勾配を
有する整列ガイドフレーム部と、その前方に水平に連続
する排出ガイドフレーム部とを有し、前記搬送ベルトは
上記両ガイドフレーム部の左右内側面内に嵌合して長さ
方向に沿ってパーツを下面から支承する幅を具え、且
つ、パーツとの支承面に生ずる摩擦によって昇り勾配に
沿って各パーツを整列させつつ循環する無端環状のベル
トであることを特徴とするパーツフイーダーを提供する
ものである。
解決するために、略一定の長さと径を具えた多数のパー
ツを投入されるホッパーと、該ホッパーの底部に設けた
搬送ベルト上で長さ方向にパーツを整列させつつ所定位
置へ搬送するコンベアとを備え、前記ホッパーは、傾斜
させた側壁の下端に幅をパーツの径に略対応させて細長
い底部を具え、前記コンベアは、この底部を長さ方向に
貫通し、且つ、搬送方向に向けて渚状に緩く昇り勾配を
有する整列ガイドフレーム部と、その前方に水平に連続
する排出ガイドフレーム部とを有し、前記搬送ベルトは
上記両ガイドフレーム部の左右内側面内に嵌合して長さ
方向に沿ってパーツを下面から支承する幅を具え、且
つ、パーツとの支承面に生ずる摩擦によって昇り勾配に
沿って各パーツを整列させつつ循環する無端環状のベル
トであることを特徴とするパーツフイーダーを提供する
ものである。
【０００６】
【作用】本発明は、ホッパーに投入したパーツを、ホッ
パー底部に設けたコンベアの搬送ベルトの駆動により、
整列させつつ所定位置へ搬送するので、振動が無く、音
の静かな供給ができる。
パー底部に設けたコンベアの搬送ベルトの駆動により、
整列させつつ所定位置へ搬送するので、振動が無く、音
の静かな供給ができる。
【０００７】本発明は、ホッパーの側壁を傾斜させて、
その下端に、幅をパーツの径（幅）に略対応させた細長
い底部を具え、この底部に長さ方向に搬送ベルトを走行
させるようにしているので、ホッパー内を下降して搬送
ベルト上に達するまでの間に、各パーツは傾斜した側壁
に誘導されつつ、自然に長さ方向を搬送ベルトの走行に
沿わせた整列姿勢をとり、更に底部では幅に合わせて縦
列状態を自動的に形成し、搬送ベルト上に載る。
その下端に、幅をパーツの径（幅）に略対応させた細長
い底部を具え、この底部に長さ方向に搬送ベルトを走行
させるようにしているので、ホッパー内を下降して搬送
ベルト上に達するまでの間に、各パーツは傾斜した側壁
に誘導されつつ、自然に長さ方向を搬送ベルトの走行に
沿わせた整列姿勢をとり、更に底部では幅に合わせて縦
列状態を自動的に形成し、搬送ベルト上に載る。
【０００８】そして、上記ホッパー底部で走行する搬送
ベルトは、左右両側面を整列ガイドフレームの両内側面
内に嵌合して、且つ、渚状に緩い昇り勾配に沿って上昇
しつつ、ホッパーの排出口を通過するので、直接搬送ベ
ルト上に載ったパーツ以外のパーツをホッパー内に残
し、整列状態を保持して排出位置へ運ぶ。
ベルトは、左右両側面を整列ガイドフレームの両内側面
内に嵌合して、且つ、渚状に緩い昇り勾配に沿って上昇
しつつ、ホッパーの排出口を通過するので、直接搬送ベ
ルト上に載ったパーツ以外のパーツをホッパー内に残
し、整列状態を保持して排出位置へ運ぶ。
【０００９】上記のように本発明は振動を必要とせず
に、各パーツが搬送ベルト上に自動的に整列し、直ちに
所定位置へと送られるので、投入初期から排出開始まで
の時間も短縮される。又、振動式のような機材、パーツ
の摩耗、損傷も生じない、スムーズで高速な処理ができ
る。
に、各パーツが搬送ベルト上に自動的に整列し、直ちに
所定位置へと送られるので、投入初期から排出開始まで
の時間も短縮される。又、振動式のような機材、パーツ
の摩耗、損傷も生じない、スムーズで高速な処理ができ
る。
【００１０】本発明において、前記搬送ベルトを断面円
形の左右二条の紐ベルトで構成したものは、搬送するパ
ーツの下面を、間隔を隔てた上記二条の紐ベルトの表面
で両側から支承することになり、パーツの整列状態がよ
り安定する。本発明において、断面Ｖ字形の溝を具えた
平ベルトを搬送ベルトとして用いたものは、上記溝の斜
面が左右二点でパーツの下面を支承することになるの
で、安定性が良い上に、ベルトの構造が簡単になる利点
がある。
形の左右二条の紐ベルトで構成したものは、搬送するパ
ーツの下面を、間隔を隔てた上記二条の紐ベルトの表面
で両側から支承することになり、パーツの整列状態がよ
り安定する。本発明において、断面Ｖ字形の溝を具えた
平ベルトを搬送ベルトとして用いたものは、上記溝の斜
面が左右二点でパーツの下面を支承することになるの
で、安定性が良い上に、ベルトの構造が簡単になる利点
がある。
【００１１】更に本発明は、前記ホッパーに、パーツの
投入口と排出口との中間を略垂直に仕切って、下端を排
出口よりも低い高さに位置させたせき板を設けて、ホッ
パー底部におけるパーツの堆積量を制御させ、上記排出
口に接近してホッパーの外側に沿って回転し、周縁に配
設した磁石によって前記整列ガイドフレーム部上の搬送
ベルトから不整列のパーツを吸着して除去する回転円盤
型の排除機と、この排除機に吸着されたパーツを吸着位
置の反対側で、上記磁石の磁力に抗して外すように設け
たスクレーパーと、該スクレーパーによって外された不
整列のパーツを再びホッパーへ戻すように設けたシュー
トとを備えることによって、不整列のパーツの検出と再
処理が自動化し、又、それによって整列精度が向上する
ものとなる。
投入口と排出口との中間を略垂直に仕切って、下端を排
出口よりも低い高さに位置させたせき板を設けて、ホッ
パー底部におけるパーツの堆積量を制御させ、上記排出
口に接近してホッパーの外側に沿って回転し、周縁に配
設した磁石によって前記整列ガイドフレーム部上の搬送
ベルトから不整列のパーツを吸着して除去する回転円盤
型の排除機と、この排除機に吸着されたパーツを吸着位
置の反対側で、上記磁石の磁力に抗して外すように設け
たスクレーパーと、該スクレーパーによって外された不
整列のパーツを再びホッパーへ戻すように設けたシュー
トとを備えることによって、不整列のパーツの検出と再
処理が自動化し、又、それによって整列精度が向上する
ものとなる。
【００１２】又本発明は、前記コンベアの排出ガイドフ
レーム部の終端部に、搬送ベルトによって搬送されてく
るパーツの前端をせき止めるストッパーを設け、このス
トッパーにせき止められたパーツを横方向に押して搬送
ベルトと排出ガイドフレーム部とから押し出すプッシャ
ーを設け、このプッシャーに押し出されたパーツを転が
して、ストッカー内等へ収容させるシュートを設けるこ
とにより、次加工に都合よく、整然とパーツを揃えた状
態に堆積させることができ、各パーツを所定量づつ次加
工位置へ運ぶ場合の他、上記シュートから直接次加工位
置へパーツを転送する場合にも有用である。
レーム部の終端部に、搬送ベルトによって搬送されてく
るパーツの前端をせき止めるストッパーを設け、このス
トッパーにせき止められたパーツを横方向に押して搬送
ベルトと排出ガイドフレーム部とから押し出すプッシャ
ーを設け、このプッシャーに押し出されたパーツを転が
して、ストッカー内等へ収容させるシュートを設けるこ
とにより、次加工に都合よく、整然とパーツを揃えた状
態に堆積させることができ、各パーツを所定量づつ次加
工位置へ運ぶ場合の他、上記シュートから直接次加工位
置へパーツを転送する場合にも有用である。
【００１３】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面について説明す
る。図１に示すように、本フイーダーは上部にパーツが
投入されるホッパー１を備え、ホッパーの底部２に設け
た搬送ベルト３上にパーツを長さ方向に整列させつつ所
定位置へ搬送するコンベア４を下部に備えている。
る。図１に示すように、本フイーダーは上部にパーツが
投入されるホッパー１を備え、ホッパーの底部２に設け
た搬送ベルト３上にパーツを長さ方向に整列させつつ所
定位置へ搬送するコンベア４を下部に備えている。
【００１４】ホッパー１は、図示右手上部をパーツの投
入口５とし、左手下部に排出口６を設け、中間に、下端
を排出口６よりも低い高さに位置させて略垂直にホッパ
ー内を仕切るせき板７を設けている。
入口５とし、左手下部に排出口６を設け、中間に、下端
を排出口６よりも低い高さに位置させて略垂直にホッパ
ー内を仕切るせき板７を設けている。
【００１５】又、ホッパー１は図２に示すように、下方
に向けて幅が狭くなるように傾斜した側壁８と、幅をパ
ーツ９の径に対応させて細長く形成した前記底部２とか
らなり、側壁８に誘導されつつ下降する各パーツ９が底
部２へ達するまでの間に略長さ方向を底部２に沿わせた
整列状態を自然に形成するように構成されている。
に向けて幅が狭くなるように傾斜した側壁８と、幅をパ
ーツ９の径に対応させて細長く形成した前記底部２とか
らなり、側壁８に誘導されつつ下降する各パーツ９が底
部２へ達するまでの間に略長さ方向を底部２に沿わせた
整列状態を自然に形成するように構成されている。
【００１６】前記コンベア４は図１に示すように、上記
底部２を長さ方向に貫通し、且つ、搬送方向（図示左
手）へ向けて渚状に緩く昇り勾配を有する整列ガイドフ
レーム部１０と、その前方に水平に連続する排出ガイド
フレーム部１１とを有し、前記搬送ベルト３を走行させ
る原動ローラー１２、従動ローラー１３及び中間ローラ
ー１４を回転自在に備え、コンベア駆動用モーター１５
を備えている。
底部２を長さ方向に貫通し、且つ、搬送方向（図示左
手）へ向けて渚状に緩く昇り勾配を有する整列ガイドフ
レーム部１０と、その前方に水平に連続する排出ガイド
フレーム部１１とを有し、前記搬送ベルト３を走行させ
る原動ローラー１２、従動ローラー１３及び中間ローラ
ー１４を回転自在に備え、コンベア駆動用モーター１５
を備えている。
【００１７】前記搬送ベルト３は、それぞれ図３に示す
ように、整列ガイドフレーム部１０、排出ガイドフレー
ム部１１に、パーツ９の径に対応する間隔を有して形成
した内側面１６の間に嵌合する幅を具え、同図に示すよ
うに長さ方向に沿ってパーツ９を下面から支承する。
又、パーツ９との支承面１７に生ずる摩擦抵抗によっ
て、ベルト上にパーツ９を載せた状態で昇り勾配に各パ
ーツ９を搬送し得る無端環状に形成されている。
ように、整列ガイドフレーム部１０、排出ガイドフレー
ム部１１に、パーツ９の径に対応する間隔を有して形成
した内側面１６の間に嵌合する幅を具え、同図に示すよ
うに長さ方向に沿ってパーツ９を下面から支承する。
又、パーツ９との支承面１７に生ずる摩擦抵抗によっ
て、ベルト上にパーツ９を載せた状態で昇り勾配に各パ
ーツ９を搬送し得る無端環状に形成されている。
【００１８】上記のように構成した搬送ベルト３は、整
列ガイドフレーム部１０の傾斜に誘導されて上昇しつ
つ、ホッパー底部２において前述のように長さ方向を走
行方向に一致させたパーツ９を受け取り、前述のせき板
７により堆積量を制御されたホッパー１の排出口６の手
前で略水平に堆積した他のパーツ９から分離してベルト
上に直接支承されたパーツ９のみを搬出する。
列ガイドフレーム部１０の傾斜に誘導されて上昇しつ
つ、ホッパー底部２において前述のように長さ方向を走
行方向に一致させたパーツ９を受け取り、前述のせき板
７により堆積量を制御されたホッパー１の排出口６の手
前で略水平に堆積した他のパーツ９から分離してベルト
上に直接支承されたパーツ９のみを搬出する。
【００１９】この搬出過程において図４に示すように、
搬送ベルト３上にイレギュラーに載った不整列のパーツ
９は、ホッパーの排出口６に接近してホッパー１の外側
に沿って回転自在に設けられ、モーターＭに駆動される
回転円盤型の排除機１８の円周に接近し、該排除機１８
の周縁に配設した磁石１９に吸着され、搬送ベルト３上
から排除される。排除機１８が磁石１９に吸着させたパ
ーツ９は、吸着位置の反対側（上方）にホッパー１に取
り付けたスクレーパー２０に当接して、磁力に抗して外
され、外されたパーツ９はスクレーパー２０に隣接して
ホッパー１の上縁に設けたシュート２１に誘導されて再
びホッパー１内へ戻される。
搬送ベルト３上にイレギュラーに載った不整列のパーツ
９は、ホッパーの排出口６に接近してホッパー１の外側
に沿って回転自在に設けられ、モーターＭに駆動される
回転円盤型の排除機１８の円周に接近し、該排除機１８
の周縁に配設した磁石１９に吸着され、搬送ベルト３上
から排除される。排除機１８が磁石１９に吸着させたパ
ーツ９は、吸着位置の反対側（上方）にホッパー１に取
り付けたスクレーパー２０に当接して、磁力に抗して外
され、外されたパーツ９はスクレーパー２０に隣接して
ホッパー１の上縁に設けたシュート２１に誘導されて再
びホッパー１内へ戻される。
【００２０】尚、上記排除機１８等の付設は、本発明に
おいて不可欠のものではなく、例えばホッパー１の排出
口６の形状をパーツ９の整列形状に接近させることによ
っても不整列のパーツ９を排除することができる。
おいて不可欠のものではなく、例えばホッパー１の排出
口６の形状をパーツ９の整列形状に接近させることによ
っても不整列のパーツ９を排除することができる。
【００２１】又、図３、ａ、ｂ、ｃに示すように、本発
明に用いる搬送ベルト３は、同上ａに示すように支承面
１７の平らな平ベルト３ａを用いる場合の他、同上ｂに
示すように、断面円形の二条の紐ベルト３ｂを用いて、
それぞれの外側面を整列ガイドフレーム部１０及び排出
ガイドフレーム部１１の前記両内側面１６に当接させ、
間隔を開いた二条の紐ベルト３ｂの表面で左右からパー
ツ９の下面を支承させるようにしてもよい。又、同上ｃ
に示すように、断面Ｖ字形の溝２０を具えた平ベルト３
ｃを用い、溝２０の両斜面を支承面１７とし、左右から
パーツ９の下面を支承させるようにする場合もある。
明に用いる搬送ベルト３は、同上ａに示すように支承面
１７の平らな平ベルト３ａを用いる場合の他、同上ｂに
示すように、断面円形の二条の紐ベルト３ｂを用いて、
それぞれの外側面を整列ガイドフレーム部１０及び排出
ガイドフレーム部１１の前記両内側面１６に当接させ、
間隔を開いた二条の紐ベルト３ｂの表面で左右からパー
ツ９の下面を支承させるようにしてもよい。又、同上ｃ
に示すように、断面Ｖ字形の溝２０を具えた平ベルト３
ｃを用い、溝２０の両斜面を支承面１７とし、左右から
パーツ９の下面を支承させるようにする場合もある。
【００２２】前記排出ガイドフレーム部１１の終端部
（図１左手）には、上記のようにして搬送ベルト３上に
長さ方向を沿わせて送られてくるパーツ９の前端をせき
止めるストッパー２３が備えられ、その手前側に、図５
に示すように、せき止められたパーツ９を横方向に押し
て搬送ベルト３並びに排出ガイドフレーム部１１から押
し出すロッド２４ａとシリンダー２４ｂとからなるプッ
シャー２４と、プッシャー２４に押し出されたパーツ９
を転がしてストッカー（図示省略）等に収容させるシュ
ート２５とが設けられている。
（図１左手）には、上記のようにして搬送ベルト３上に
長さ方向を沿わせて送られてくるパーツ９の前端をせき
止めるストッパー２３が備えられ、その手前側に、図５
に示すように、せき止められたパーツ９を横方向に押し
て搬送ベルト３並びに排出ガイドフレーム部１１から押
し出すロッド２４ａとシリンダー２４ｂとからなるプッ
シャー２４と、プッシャー２４に押し出されたパーツ９
を転がしてストッカー（図示省略）等に収容させるシュ
ート２５とが設けられている。
【００２３】尚、整列したパーツ９を次加工位置へ整然
と移動させるための排出手段は、上記のような横押し型
のプッシャー２４に限らず、例えば、所定位置で磁石に
吸着させるような吸着手段とか、排出ガイドフレーム部
１０の終端部を外側方へ回転させるようにした機械的な
排出手段を用いる場合もあり、本発明は図示した上記排
出手段の付設に限定されるものではない。
と移動させるための排出手段は、上記のような横押し型
のプッシャー２４に限らず、例えば、所定位置で磁石に
吸着させるような吸着手段とか、排出ガイドフレーム部
１０の終端部を外側方へ回転させるようにした機械的な
排出手段を用いる場合もあり、本発明は図示した上記排
出手段の付設に限定されるものではない。
【００２４】
【発明の効果】以上のように本発明は、ホッパーに投入
したパーツの整列に当り、ホッパー底部に搬送ベルトを
備えたコンベアの作動によってパーツの整列処理を行う
ようにしたので、振動式のパーツフイーダーのような騒
音の発生がなく、静かな運転ができる。
したパーツの整列に当り、ホッパー底部に搬送ベルトを
備えたコンベアの作動によってパーツの整列処理を行う
ようにしたので、振動式のパーツフイーダーのような騒
音の発生がなく、静かな運転ができる。
【００２５】そして、ホッパーに投入された各パーツ
は、下方に向けて狭く傾斜した側壁に誘導されて自然に
長さ方向の軸線を揃えて下降し、パーツの径に略等しく
幅が狭くて細長い底部に達すると自動的に底部に沿って
縦長に整列し、同時に搬送ベルト上に受け取られるの
で、所定の整列状態が具現し易い。又、パーツの排出位
置への移動は無端に循環する搬送ベルトの走行によって
行なわれるので、振動式パーツフイーダーに比べて高速
にできる。
は、下方に向けて狭く傾斜した側壁に誘導されて自然に
長さ方向の軸線を揃えて下降し、パーツの径に略等しく
幅が狭くて細長い底部に達すると自動的に底部に沿って
縦長に整列し、同時に搬送ベルト上に受け取られるの
で、所定の整列状態が具現し易い。又、パーツの排出位
置への移動は無端に循環する搬送ベルトの走行によって
行なわれるので、振動式パーツフイーダーに比べて高速
にできる。
【００２６】又、パーツの初期投入から排出開始に至る
時間も極めて短縮されるので、高能率な稼動が期待でき
る。更に本発明は、振動式のような機体の損耗、摩耗等
がないので長期の使用に耐え、又、メンテナンスも容易
である等、多くの優れた効果がある。
時間も極めて短縮されるので、高能率な稼動が期待でき
る。更に本発明は、振動式のような機体の損耗、摩耗等
がないので長期の使用に耐え、又、メンテナンスも容易
である等、多くの優れた効果がある。
【図１】本発明の実施例を示す一部切欠縦断側面図。
【図２】図１のＢ−Ｂ線方向に沿った一部切欠縦断正面
図。
図。
【図３】実施例における搬送ベルトの態様を使用状態と
共に説明する拡大断面図。
共に説明する拡大断面図。
【図４】パーツの不整列状態を説明する拡大断面図。
【図５】プッシャーの構造を説明する図１のＡ−Ａ線方
向に沿った一部切欠縦断正面図
向に沿った一部切欠縦断正面図
１ ホッパー ２ 底部 ３ 搬送ベルト ３ａ 平ベルト ３ｂ 紐ベルト ３ｃ 平ベルト ４ コンベア ５ 投入口 ６ 排出口 ７ せき板 ８ 側壁 ９ パーツ １０ 整列ガイドフレーム部 １１ 排出ガイドフレーム部 １２ 原動ローラー １３ 従動ローラー １４ 中間ローラー １５ モーター １６ 内側面 １７ 支承面 １８ 排除機 １９ 磁石 ２０ スクレーパー ２１ シュート ２２ 溝 ２３ ストッパー ２４ プッシャー ２４ａ ロッド ２４ｂ シリンダー ２５ シュート Ｍ モーター
Claims (5)
- 【請求項１】 略一定の長さと径を具えた多数のパーツ
９を投入されるホッパー１と、該ホッパー１の底部に設
けた搬送ベルト３上で長さ方向にパーツ９を整列させつ
つ所定位置へ搬送するコンベア４とを備え、前記ホッパ
ー１は、傾斜させた側壁８の下端に幅をパーツの径に略
対応させて細長い底部２を具え、前記コンベア４は、こ
の底部２を長さ方向に貫通し、且つ、搬送方向に向けて
渚状に緩く昇り勾配を有する整列ガイドフレーム部１０
と、その前方に水平に連続する排出ガイドフレーム部１
１とを有し、前記搬送ベルト３は上記両ガイドフレーム
部１０、１１の左右両内側面１６内に嵌合して長さ方向
に沿ってパーツ９を下面から支承する幅を具え、且つ、
パーツ９との支承面１７に生ずる摩擦によって昇り勾配
に沿って各パーツ９を整列させつつ循環する無端環状の
ベルトであることを特徴とするパーツフイーダー。 - 【請求項２】 前記搬送ベルト３は、それぞれの外側面
を前記整列ガイドフレーム部１０と排出ガイドフレーム
部１１の両内側面１６内に嵌合させつつ循環する断面円
形の左右二条の紐ベルト３ｂからなり、前記パーツの支
承面１７は、上記フレーム部１０、１１の両内側面１６
に沿って間隔を開いた上記二条の紐ベルト３ｂの表面に
よって形成されていることを特徴とする特許請求の範囲
第１項記載のパーツフイーダー。 - 【請求項３】 前記搬送ベルト３は、断面Ｖ字形の溝２
２を具えた平ベルト３ｃからなり、上記溝２２の斜面
を、前記パーツ９の下面を左右から支承する支承面１７
に形成したことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
のパーツフイーダー。 - 【請求項４】 前記ホッパー１は、パーツ９の投入口５
と、前記搬送ベルト３によってパーツ９がホッパー１内
から搬出される排出口６との中間を略垂直に仕切り、下
端を上記排出口６よりも低い高さに位置させて、ホッパ
ー底部におけるパーツ９の堆積量を制御するせき板７
と、上記排出口６に接近してホッパー１の外側に沿って
回転自在に設けられ、周縁に配設した磁石１９によっ
て、前記整列ガイドフレーム部１０上の搬送ベルト３か
ら不整列のパーツ９を吸着して除去する回転円盤型の排
除機１８と、吸着位置の反対側で、排除機１８に吸着さ
れた不整列のパーツ９に当接して、上記磁石１９の磁力
に抗してパーツ９を外すスクレーパー２０と、スクレー
パー２０が外したパーツ９を再びホッパー１へ戻すシュ
ート２１とを備えたことを特徴とする特許請求の範囲第
１項記載のパーツフイーダー。 - 【請求項５】 前記コンベア４は、前記排出ガイドフレ
ーム部１１の終端部に、前記搬送ベルト３上に、縦に搬
送されてくるパーツ９の前端をせき止めるストッパー２
３と、このストッパー２３にせき止められたパーツ９を
横方向に押して搬送ベルト３並びに排出ガイドフレーム
部１１から押し出すプッシャー２４と、このプッシャー
２４に押し出されたパーツ９を転がしてストッカー等に
収容させるシュート２５とを備えたことを特徴とする特
許請求の範囲第１項記載のパーツフイーダー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5191556A JP2611922B2 (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | パーツフイーダー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5191556A JP2611922B2 (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | パーツフイーダー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0710254A true JPH0710254A (ja) | 1995-01-13 |
| JP2611922B2 JP2611922B2 (ja) | 1997-05-21 |
Family
ID=16276644
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5191556A Expired - Lifetime JP2611922B2 (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | パーツフイーダー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2611922B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2611922B2 (ja) | 1997-05-21 |
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