JP3570243B2 - 搬送装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、荷を搬送しながら仕分けたり合流させる際に使用される搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の搬送装置としては例えば図11〜図13に示すものが挙げられる。すなわち、搬送装置61は、上流側に平行に設置された複数の荷搬入コンベヤ62a,62b,62cから順次搬入される荷63を受け取り、搬送しながら下流側の1本の荷搬送コンベヤ64へ合流させるものである。
【0003】
上記搬送装置61の構成を以下に説明する。
すなわち、搬送経路66に沿って左右一対のチェン67が無端状に配設され、両チェン67間に、上記搬送経路66に対して直交方向のスラット68が複数設けられている。また、上記各スラット68に支持案内されて搬送経路66に対し直交方向へ移動自在なシュー69が複数設けられ、これらシュー69の裏面側には案内用のローラ70が設けられている。
【0004】
図12に示すように、搬送装置61には、ローラ70を搬送経路66に沿って直進方向へ案内する直進案内部71と、直進案内部71から分岐して上記ローラ70を搬送経路66に対し直交方向へ案内する複数の分岐案内部72とが形成されている。上記各分岐案内部72には、ローラ70を直進案内部71から分岐案内部72へ吸引する吸引装置73と、分岐案内部72へ吸引されたローラ70を案内する案内レール74とが設けられている。尚、上記吸引装置73は、電磁石で構成されており、案内レール74の始端部に設けられている。そして、上記吸引装置73と案内レール74とは搬送経路66に対して一定の傾斜角度Aで傾斜している。
【0005】
これによると、チェン67を駆動させることによって、スラット68が無端経路上を回動する。そして、各荷搬入コンベヤ62a,62b,62cから順次搬入された荷63はスラット68に載置されて荷搬送コンベヤ64側へ搬送される。この際、各吸引装置73に通電することにより、ローラ70が、吸引装置73の磁力によって直進案内部71から分岐案内部72へ吸引され、案内レール74に案内されながら分岐案内部72を移動する。これにより、シュー69が搬送経路66に対して直交方向へ移動する。また、各吸引装置73に通電しない場合は、ローラ70はそのまま直進案内部71を進むため、シュー69はスラット68の両端部に位置した状態で搬送経路66に沿って直進する。
【0006】
したがって、中央の荷搬入コンベヤ62bから搬入された荷63は、上記のようにスラット68の両端部に位置しているシュー69を搬送経路66に沿ってそのまま直進させることによって、搬送装置61から荷搬送コンベヤ64へ搬送される。また、両端の荷搬入コンベヤ62a, 62cから搬入された荷63は、上記のようにシュー69をスラット68の両端部から中央部へ向けて搬送経路66に対し直交方向へ移動させることによって、シュー69で押されて搬送装置61の側端部から中央部へ移動するため、搬送装置61から荷搬送コンベヤ64へ搬送される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記の従来形式では、図12に示すように、上記傾斜角度Aが小さい場合、シュー69の横方向X(すなわち搬送経路66に対して直交する方向)への移動速度が遅くなるため、荷63をシュー69で押す際の荷63の転倒を防止することができる。しかしながら、各吸引装置73の幅寸法W(すなわち分岐案内部72を通るローラ70の移動経路75に直交する方向においての、吸引装置73の寸法)が狭くなってしまい、十分な吸引力(磁力)を発生することができない恐れがあった。
【0008】
これに対して、図13に示すように、上記傾斜角度Aよりも大きな傾斜角度Bにした場合、各吸引装置73の幅寸法Wが広くなって、十分に強い吸引力(磁力)を発生することができるが、逆に、シュー69の横方向Xへの移動速度が早くなってしまうため、荷63をシュー69で押す際、スラット68上で荷63が転倒する恐れがあった。
【0009】
本発明は、吸引装置で十分に強い吸引力を発生させ、さらに、荷を荷押し体(シュー)で押す際、荷の転倒を防止し得る搬送装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するために本発明における搬送装置は、搬送経路に沿って配設した無端回動体に、荷を載せて搬送する荷支持部材が複数設けられ、
これら荷支持部材に、上記搬送経路に対して直交方向へ移動自在な荷押し体が設けられ、
上記各荷押し体の裏面側に被案内体が設けられ、
上記被案内体を搬送経路に沿って直進方向へ案内する直進案内部と、
上記直進案内部から分岐して上記被案内体を上記搬送経路に対し直交方向へ案内する分岐案内部とが形成され、
上記分岐案内部に、上記被案内体を直進案内部から分岐案内部へ吸引する複数の吸引装置と、分岐案内部へ吸引された被案内体を案内する複数の案内レールとが設けられ、
上記各案内レールは搬送経路に対して一定の傾斜角度で傾斜し、
上記各吸引装置は、各案内レールの始端部に設けられて、上記案内レールの傾斜角度よりも大きな傾斜角度で傾斜し、
上記吸引装置として電磁石を用いたものである。
【0011】
これによると、吸引装置は案内レールの傾斜角度よりも大きな傾斜角度で傾斜しているため、吸引装置の幅寸法(すなわち分岐案内部を通る被案内体の移動経路に直交する方向においての、吸引装置の寸法)が広くなり、その結果、大型の電磁石を設けることができ、十分に強い吸引力(磁力)を発生し得る。一方、案内レールは吸引装置の傾斜角度よりも小さな傾斜角度で傾斜することになるため、荷押し体の横方向(搬送経路に対して直交する方向)への移動速度が遅くなり、荷を荷押し体で押す際の荷の転倒も防止し得る。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図1〜図10に基づいて説明する。
図7に示すように、1は、複数の上流側コンベヤ2a〜2cから搬入された荷3を受け取って、搬送経路5に沿って搬送しながら1台の下流側コンベヤ4へ合流させる搬送装置である。
【0014】
上記搬送装置1の構成は次のとおりである。
すなわち、図3,図8に示すように、搬送装置1のフレーム体6は、前後方向に向けられた複数の上位の前後フレーム7および下位の前後フレーム8と、これら前後フレーム7,8の上下間を連結する連結部材9と、各上位の前後フレーム7の左右間を連結する上位の左右フレーム10と、各下位の前後フレーム8の左右間を連結する下位の左右フレーム(図示せず)とで構成されている。
【0015】
図7,図8に示すように、上記フレーム体6の始端部には、左右方向の従動軸13が回転自在に配設され、終端部には、電動機14によって回転駆動される左右方向の駆動軸15が配設されている。上記従動軸13の両端部および駆動軸15の両端部にはそれぞれスプロケット16,17が設けられ、前後で相対向するスプロケット16,17間にはそれぞれチェン18(無端回動体の一例)が巻張されている。
【0016】
上記左右一対のチェン18間には、荷3を載せて搬送する複数の板状のスラット19(荷支持部材の一例)が多数設けられている。各スラット19には2個のシュー20(荷押し体の一例)が外嵌されて設けられている。これら各シュー20は、図6,図7に示すように、搬送経路5に対して直交方向(左右方向)へ移動自在に構成され、スラット19に載せられた荷3を左右方向へ押して移動させるものである。
【0017】
図4に示すように、上記各シュー20の底部にはローラ軸21が垂設され、このローラ軸21に、上下軸心周りに回動自在なローラ22(被案内体の一例)が設けられている。尚、上記ローラ22は鉄等の磁性体で形成されている。また、ローラ軸21の下端部はローラ22の下方に突出している。
【0018】
図3に示すように、搬送装置1には、各スラット19が上手側から下手側へ移動する往路イ(図8参照)において、ローラ22を搬送経路5に沿って前方から後方へ直進方向に案内する左右一対の端部直進案内部24ならびに左右一対の中央部直進案内部25と、上記端部直進案内部24から分岐して上記ローラ22を搬送経路5に対し直交方向へ案内する左右一対の分岐案内部26とが形成されている。尚、上記両端部直進案内部24は搬送装置1の左右両端部かつ上手側に位置し、両中央部直進案内部25は両端部直進案内部24間の中央部かつ下手側に位置し、両分岐案内部26は互いに対向する端部直進案内部24と中央部直進案内部25との間に傾斜して位置している。
【0019】
図2に示すように、上記両端部直進案内部24には、搬送経路5に沿って前後方向に直線状に延びた直進用端部案内レール28が設けられている。尚、上記直進用端部案内レール28は上位の左右フレーム10に支持されている。また、図9に示すように、両中央部直進案内部25には、搬送経路5に沿って前後方向に直線状に延びた樹脂製の直進用中央部案内レール29が設けられている。尚、図10に示すように、上記直進用中央部案内レール29はブラケット36を介して上位の左右フレーム10に支持されている。
【0020】
また、図2,図3に示すように、上記分岐案内部26には、上記ローラ22を端部直進案内部24から分岐案内部26へ吸引する複数の吸引装置31と、分岐案内部26へ吸引されたローラ22のローラ軸21の下端部を案内する複数の始端部ガイド32と、各始端部ガイド32に連続して上記ローラ22を中央部直進案内部25へ案内する複数の分岐用案内レール33とが設けられている。
【0021】
尚、図5に示すように、上記各分岐用案内レール33はブラケット37を介して上位の左右フレーム10に支持されており、上記ローラ22は上記各案内レール28,29,33に案内されて移動する。また、図1に示すように、上記各吸引装置31はそれぞれ、前後一対の永久磁石31a,31bと、これら両永久磁石31a,31b間に設けられた電磁石31cとで構成されている。
【0022】
また、図1,図3に示すように、左右一方の分岐用案内レール33は搬送経路5に対して一定の傾斜角度A1で傾斜し、他方の分岐用案内レール33は搬送経路5に対して一定の傾斜角度A2で傾斜しており、傾斜角度A1>傾斜角度A2の関係にある。さらに、各吸引装置31は、分岐用案内レール33の始端部(すなわち外端部)に設けられており、図1に示すように、上記分岐用案内レール33の各傾斜角度A1,A2よりも大きな傾斜角度Bで傾斜している。(すなわち、A1<B,A2<Bの関係にある。)
尚、上記傾斜角度A1,A2,Bの一例として、A1=25°,A2=20°,B=30°に設定されているが、この角度のみに限定されるわけではない。
【0023】
図9,図10に示すように、上記各分岐用案内レール33の終端部は、大きな力を受けた場合、左右方向C(すなわち搬送経路5に直交する方向)に撓むように構成されており、さらに、これら各分岐用案内レール33の終端部(すなわち内端部)には永久磁石34が設けられている。また、上位の左右フレーム10には、ローラ22が各分岐案内部26から中央部直進案内部25へ進入する際の衝撃を緩衝するための緩衝装置39が複数設けられている。
【0024】
すなわち、上記緩衝装置39は、各分岐用案内レール33の終端部を互いに連結するアングル形状の前後方向の連結フレーム45と、上位の左右フレーム10に設けられかつ上記連結フレーム45に左右方向で相対向する固定フレーム46と、各分岐用案内レール33の終端部を直進用中央部案内レール29の側へ付勢する圧縮コイルばね40と、この圧縮コイルばね40の両端にはめ込まれたばね座41と、ばね座41を介して圧縮コイルばね40を支持する左右方向Cのボルト42およびナット43と、上記各分岐用案内レール33の終端部と直進用中央部案内レール29との間隔が一定間隔以下になるのを規制する円筒状のカラー44とで構成されている。
【0025】
上記ボルト42は、前後2本ずつ左右両側に設けられており、それぞれ固定フレーム46から連結フレーム45に挿通されている。上記カラー44と圧縮コイルばね40とばね座41とはそれぞれボルト42に外嵌され、カラー44は連結フレーム45と固定フレーム46との間に位置している。また、圧縮コイルばね40とばね座41とは、連結フレーム45の外側に位置しており、ボルト42に螺合されたナット43と連結フレーム45とで挟まれて固定されている。
【0026】
また、下位の左右フレーム(図示せず)には、各スラット19が下手側から上手側へ戻る復路ロ(図8参照)において、スラット19の両端部に位置するローラ22を直進方向に案内する復路側直進用案内レール(図示せず)と、上記往路イで中央部に移動したローラ22を再びスラット19の両端部に復帰させる復路側復帰用案内レール(図示せず)とが設けられている。
【0027】
以下に、上記構成における作用を説明する。
電動機14によって駆動軸15が回転駆動されることにより、各スプロケット16,17を介して左右両チェン18と共に各スラット19が回動する。そして、図1,図2に示すように、各吸引装置31の電磁石31cに通電していない場合、各シュー20のローラ22は直進用端部レール28に案内されて端部直進案内部24を移動するため、各シュー20はスラット19の両端部を搬送経路5に沿って前方から後方へ真っ直ぐに移動する。
【0028】
また、各吸引装置31の電磁石31cに通電した場合、各シュー20のローラ22は各吸引装置31の電磁石31cおよび永久磁石31a,31bの磁力によって端部直進案内部24から分岐案内部26へ吸引され、先ず、分岐案内部26の始端部において、図1,図4に示すように、各シュー20のローラ軸21の下端部が始端部ガイド32によって案内され、その後、図5に示すように、引き続いて、上記各シュー20のローラ22が各分岐用案内レール33に案内されながら分岐案内部26を移動する。その後、図9に示すように、上記各ローラ22は、分岐案内部26から中央部直進案内部25へ進入し、直進用中央部レール29に案内されながら中央部直進案内部25を後方へ真っ直ぐに移動する。これにより、各シュー20はスラット19の両端部から搬送経路5に対して直交方向へ移動しスラット19の中央部に達する。
【0029】
したがって、図7に示すように、中央の上流側コンベヤ2bから搬送装置1のスラット19の中央部へ搬入された荷3は、上記のようにシュー20をスラット19の両端部に位置させたまま搬送経路5に沿って前方から後方へ直進させることによって、スラット19の中央部を搬送経路5に沿って搬送され、下流側のコンベヤ4へ搬送される。
【0030】
また、一端部の上流側コンベヤ2aから搬送装置1のスラット19の一端部へ搬入された荷3は、上記のようにスラット19の一端部に位置するシュー20を中央部へ向けて搬送経路5に対し直交方向へ移動させることによって、シュー20で押されて搬送装置1の一側端から中央部へ移動するため、下流側のコンベヤ4へ搬送される。
【0031】
同様に、他端部の上流側コンベヤ2cから搬送装置1のスラット19の他端部へ搬入された荷3は、スラット19の他端部に位置するシュー20を中央部へ向けて搬送経路5に対し直交方向へ移動させることによって、シュー20で押されて搬送装置1の他側端から中央部へ移動するため、下流側のコンベヤ4へ搬送される。
【0032】
このような搬送装置1において、図1に示すように、各吸引装置31の傾斜角度Bは分岐用案内レール33の各傾斜角度A1,A2よりも大きく設定されているため、各吸引装置31の幅寸法W(すなわち分岐案内部26を通るローラ22の移動経路47に直交する方向においての、吸引装置31の寸法)が広くなり、その結果、大型の電磁石31cを設置することができ、十分に強い吸引力(磁力)を発生し得る。逆に、各分岐用案内レール33の各傾斜角度A1,A2は吸引装置31の傾斜角度Bよりも小さく設定されているため、各シュー20の横方向X(すなわち搬送経路5に対して直交する方向)への移動速度が遅くなり、荷3をシュー20で押す際の荷3の転倒も防止し得る。
【0033】
また、図9に示すように、ローラ22は、分岐案内部26から中央部直進案内部25へ進入する時、永久磁石34の磁力によって吸引されるため、ローラ22の勢いが弱められ、ローラ22が直進用中央部レール29に勢いよくぶつかることを防止し得る。この際、分岐用案内レール33の終端部は、ローラ22の押圧力を受けて、圧縮コイルばね40の付勢力に抗して、連結フレーム45と共にボルト42の軸心方向(すなわち左右方向C)に沿って直進用中央部レール29から外側方へ離れる方向へわずかに撓む。これにより、ローラ22は分岐案内部26からスムーズに屈曲して中央部直進案内部25へ進入し得る。さらに、直進用中央部レール29は樹脂製であるため、ローラ22が直進用中央部レール29に接触した際の騒音を低減し得る。
【0034】
上記実施の形態では、図7に示すように、上流側コンベヤ2a〜2cを3台設置しているが、3台に限らず、複数台設置したものでもよい。また、下流側コンベヤ4を1台設置しているが、複数台設置してもよい。
【0035】
また、実施の形態では、上流側コンベヤ2a〜2cから搬入された荷3を搬送しながら1台の下流側コンベヤ4へ合流させる搬送装置1を挙げたが、逆に、荷3を搬送経路5から分岐させる搬送装置であってもよい。
【0036】
また、実施の形態では、図3に示すように、左右一方の分岐用案内レール33の傾斜角度A1と他方の分岐用案内レール33の傾斜角度A2とを異なった角度にしているが、同じ傾斜角度にしてもよい。
【0037】
また、実施の形態では、図7に示すように、荷3を複数のシュー20で押して平行移動させているが、荷3を斜行移動させてもよい。
【0038】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、吸引装置は案内レールの傾斜角度よりも大きな傾斜角度で傾斜しているため、吸引装置の幅寸法(すなわち分岐案内部を通る被案内体の移動経路に直交する方向においての、吸引装置の寸法)が広くなり、その結果、大型の電磁石を設けることができ、十分に強い吸引力(磁力)を発生し得る。一方、案内レールは吸引装置の傾斜角度よりも小さな傾斜角度で傾斜することになるため、荷押し体の横方向(搬送経路に対して直交する方向)への移動速度が遅くなり、荷を荷押し体で押す際の荷の転倒も防止し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における搬送装置の吸引装置と分岐用案内レールとの傾斜角度の違いを示す平面図である。
【図2】同、搬送装置の端部直進案内部から分岐案内部の始端部にかけての平面図である。
【図3】同、搬送装置の端部直進案内部と中央部直進案内部と分岐案内部との各案内レールの配置を示す平面図である。
【図4】同、搬送装置の始端部ガイドに案内されるシューの正面図である。
【図5】同、搬送装置の分岐用案内レールに案内されるシューの正面図である。
【図6】同、搬送装置のスラットに設けられたシューの平面図である。
【図7】同、搬送装置の平面図である。
【図8】同、搬送装置の側面図である。
【図9】同、搬送装置の分岐案内部の終端部から中央部直進案内部にかけての平面図である。
【図10】同、搬送装置の緩衝装置の正面図である。
【図11】従来の搬送装置の平面図である。
【図12】従来の搬送装置の直進案内部から分岐案内部の始端部にかけての平面図であって、吸引装置と案内レールとの傾斜角度を小さく設定した場合を示す。
【図13】従来の搬送装置の直進案内部から分岐案内部の始端部にかけての平面図であって、吸引装置と案内レールとの傾斜角度を大きく設定した場合を示す。
【符号の説明】
1 搬送装置
3 荷
5 搬送経路
18 チェン(無端回動体)
19 スラット(荷支持部材)
20 シュー(荷押し体)
22 ローラ(被案内体)
24 端部直進案内部
26 分岐案内部
31 吸引装置
31c 電磁石
33 分岐用案内レール
A1,A2,B 傾斜角度
Claims (1)
- 搬送経路に沿って配設した無端回動体に、荷を載せて搬送する荷支持部材が複数設けられ、
これら荷支持部材に、上記搬送経路に対して直交方向へ移動自在な荷押し体が設けられ、
上記各荷押し体の裏面側に被案内体が設けられ、
上記被案内体を搬送経路に沿って直進方向へ案内する直進案内部と、
上記直進案内部から分岐して上記被案内体を上記搬送経路に対し直交方向へ案内する分岐案内部とが形成され、
上記分岐案内部に、上記被案内体を直進案内部から分岐案内部へ吸引する複数の吸引装置と、分岐案内部へ吸引された被案内体を案内する複数の案内レールとが設けられ、
上記各案内レールは搬送経路に対して一定の傾斜角度で傾斜し、
上記各吸引装置は、各案内レールの始端部に設けられて、上記案内レールの傾斜角度よりも大きな傾斜角度で傾斜し、
上記吸引装置として電磁石を用いたことを特徴とする搬送装置。
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