JPH117502A - 磁気カード処理装置 - Google Patents

磁気カード処理装置

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JPH117502A
JPH117502A JP9159904A JP15990497A JPH117502A JP H117502 A JPH117502 A JP H117502A JP 9159904 A JP9159904 A JP 9159904A JP 15990497 A JP15990497 A JP 15990497A JP H117502 A JPH117502 A JP H117502A
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magnetic
card
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JP9159904A
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Inventor
Hiroyoshi Sekine
弘義 関根
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】磁気トラックと磁気バーコードを容易に設ける
ことができる磁気記録カードの構成を提供し、更に該カ
ードを処理するカード処理装置を提供する。 【解決手段】1つのコアに2つのギャップを有するダブ
ルギャップ磁気ヘッドを用いることにより、1トラック
に磁気情報103と磁気バーコード102を設けること
が可能となる。更に本発明の磁気カードは、磁気情報を
記録するための磁性層トラック内に磁気バーを設けてい
る。定期券では、最大12トラック設けられており、ス
ペース的に磁気バーコードを設けることが不可能であっ
たが、本発明により磁気バーコードを付与することがで
き、セキュリティが向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は磁気カード処理装
置に関し、特に磁気バーを設けた磁気カードを処理する
装置及び該磁気カードに関する。
【0002】
【従来の技術】磁気カード、特にプリペイドカード等は
カードの残額、使用履歴等が一般に記録されている。ま
た、カードの改竄や偽造を防止するためのセキュリティ
を付与する方法として、カードに磁気バーを設ける方式
もイオカードやオレンジカード等で実用されている。こ
のようなカードは、磁気バーコードのトラックと、磁気
記録のトラックが別のトラックとして設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の方式
では、磁気記録用のトラックと磁気バー用のトラック
が、カード上で別のトラックとして設けられるために、
磁気記録トラック数が多いいと磁気バーを設けることが
できない。例えば、定期券の磁気トラックは、現在、最
大で12トラック設けられているが、磁気バー用のトラ
ックを設けるスペースがなく、磁気バーの付加は困難で
あった。
【0004】従って本発明は磁気トラックと磁気バーコ
ードを容易に設けることができる磁気記録カードの構成
を提供し、更に該カードを処理するカード処理装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明によるカード処理装置は、1記録トラック上に
磁気情報を記録するための磁性層と磁気バーを設けたカ
ードを処理する磁気カード処理装置であって、前記カー
ドに記録されている磁気情報を読み取る第1読み取りヘ
ッドと、前記カードに記録されている磁気バー情報を読
み取る第2読み取りヘッドとを具備し、前記第1及び第
2読み取りヘッドが前記カードの搬送方向に並ぶように
配置される。
【0006】前記第1及び第2読み取りヘッドが前記カ
ードの搬送方向に並ぶように配置されるので、同一トラ
ックに設けられた磁気情報と磁気バーを読み取ることが
できる。
【0007】又、本発明のカード処理装置は、1記録ト
ラック上に磁気情報を記録するための磁性層と磁気バー
を設けたカードを処理する磁気カード処理装置であっ
て、前記カードに記録されている磁気情報を読み取るた
めの第1読み取りギャップと、前記カードに記録されて
いる磁気バー情報を読み取るための第2読み取りギャッ
プとを同一コア内に設けた複合読み取りヘッドを具備
し、該複合読み取りヘッドは前記第1及び第2読み取り
ギャップが前記カードの搬送方向に並ぶように配置され
る。
【0008】又、本発明による磁気カード処理方法は、
1記録トラック上に磁気情報を記録するための磁性層と
磁気バーを設けたカードを処理する方法であって、第1
及び第2読み取りヘッドを前記カードの搬送方向に並べ
て配置する工程と、前記第1読み取りヘッドを用いて、
前記カードに記録されている磁気情報を読み取る第1読
み取り工程と、前記第2読み取りヘッドを用いて、前記
カードに記録されている磁気バー情報を読み取る第2読
み取り工程とを含む。
【0009】このようにダブルギャップ磁気ヘッドを用
いることにより、1つのトラックに磁気信号と、磁気コ
ードを設けることが可能となった。更に本発明による磁
気カードは、磁気情報を記録するための磁性層トラック
内に磁気バーを設けている。定期券では、最大12トラ
ック設けられており、セキュリティ向上のための磁気バ
ーコードを設けることが不可能であったが、本発明によ
り磁気バーコードを付与することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明によるカード処理
装置及び磁気カードの実施の形態を図面を参照して説明
する。図1は、本発明の一実施例に係るカード101の
磁気記録のフォーマットの説明図である。図1におい
て、103は磁気記録を行うトラック上の磁気記録エリ
アである。この磁気記録エリア103に、FM記録方式
で残額情報、使用履歴情報を記録する。この記録方式
は、MFM記録方式でも良い。
【0011】102は磁気バーエリアである。磁気バー
エリア102には偽造、改竄の防止のために、カードの
固有のコードを示す特定のバーパターンがカードの製造
時に設けられている。このバーパターンは軟磁性金属を
含む材料により非常に精密に製作されている。
【0012】図2は、本発明の一実施例に係るカード処
理装置の構造図である。図2において、21は書込ヘッ
ド、22は読取/磁気バー読取複合ヘッド、23はプラ
テンローラ、24は駆動ローラ、25はテンションロー
ラ、26はカード投入排出口、27は駆動モータ、28
はベルトである。
【0013】駆動モータ27により、ベルト28を介し
てプラテンローラ23、駆動ローラ24が駆動され、カ
ード投入・排出口26から、投入されたカード101を
装置内で搬送する。書込ヘッド21により、投入された
カードに磁気記録を行い、読取/磁気バー読取複合ヘッ
ド22により、カード101に記録された磁気情報、及
び磁気バー情報を読み取る。
【0014】図3は、図2で説明した読取/磁気バー読
取複合ヘッド22を説明する構造図である。図3におい
て、31はコア、32は読取/磁気バー読取複合ヘッド
22の読取ギャップ、33は読取ギャップ32に係わる
コイル、34は読取/磁気バー読取複合ヘッド22の磁
気バー読取ギャップ、35は磁気バー読取ギャップ34
に係わるコイルである。図中カード101は矢印に示す
方向に移動される。すなわち、ギャップ32、34はカ
ード搬送方向に並んで配置される。
【0015】図4は、図1で説明したカード101の断
面図であり、41はカードの基材であり、たとえば白色
ポリエステルフィルムを使用しており、42は磁性層で
あり、43は磁気バーである。磁気バー43はこのよう
に磁性層表面より盛り上がった構造を有し軟磁性材料に
より形成されている。
【0016】次に、図3,図4を用いて本読取/磁気バ
ー読取複合ヘッド22の動作原理を説明する。まず、カ
ード101に記録された磁気情報を読み取る場合は、カ
ード101に記録されている残留磁束が読取ギャップ3
2からコアに誘起され、電磁誘導によりコイル33に誘
起磁束の変化量に応じた電圧V1 が生じる。これによ
り、カード101に記録された磁気情報を電気信号とし
て取り出すことができる。このとき、コイル35には、
磁気バーを読み取るためにバイアス電流IB が流れてい
るが、バイアス電流IB が誘起する磁束がコア34に与
える影響はコア34で発生する電圧のピーク値に対して
5%程度であり、読取には影響しないことが実験で確認
されている。
【0017】次に、カード101に記録された磁気バー
情報を読み取る場合について説明する。コイル35には
バイアス電流IB が流れており、磁気バー読取ギャップ
34から、一定の磁束が漏れ出ている。この磁束が磁気
バー43にかかると、磁束が磁気バー43を通ることで
透磁率が変わり、磁気バーの透磁率の分だけ磁気が流れ
やすくなる。この変化分はコイル35に流れる信号の電
圧変化V2 として検知することができる。
【0018】次に、本読取/磁気バー複合ヘッド22の
動作を図5を参照して説明する。図5(a)の101は
本実施例に係るカード、102は磁気記録エリア、10
3は磁気バーエリアである。図5(b)は読取/磁気バ
ー複合ヘッド22の読取ギャップに係る端子間の電圧変
動の時間変化を表したグラフであり、図5(c)は読取
/磁気バー読取複合ヘッド22の磁気バー読取ギャップ
34に係る端子間の電圧変動の時間変化を表したグラフ
である。
【0019】カード101が読取/磁気バー複合ヘッド
22に接して磁気面側を搬送されるに従い、まず、磁気
記録エリア102からの磁束が読取ギャップ32を通過
することにより、端子間に起電力が生じ、図5(b)の
グラフに示す信号が出力される。さらにカード101が
搬送されて磁気バーエリア103が読取/磁気バー読取
複合ヘッド22に接触し磁気バー部分が磁気バー読取ギ
ャップ34にかかると、透磁率の変化により直流バイア
スをかけていた端子間に電圧変動が生じ、図5(c)の
グラフのような信号が出力されることになる。
【0020】図6は、本発明の一実施例に係るカード処
理装置のブロック図である。図6において、ROM52
には後述の図8に示す制御プログラム及び本カード処理
装置が設置された駅名等が記憶され、RAM53には各
種作業エリアが設定されている。読取回路55はカード
に磁気記憶されているカード残額、日付、乗車券駅等の
磁気情報を、読取/磁気バー読取複合ヘッド54を介し
て読み取り、磁気バー読取回路56はカード101固有
の磁気バー情報を読取/磁気バー読取複合ヘッド54を
介して読み取る。書込回路58はカード101に残額、
日付、乗車券駅の磁気情報を書込ヘッド57を介して書
き込む。
【0021】モータ駆動回路60はカード処理装置内部
でカード101を搬送するモータ59を駆動し、搬送制
御回路61はモータ駆動回路60を制御する。運賃メモ
リ62は運賃表を格納し、運賃演算部63はROM52
に設定されている本カード処理装置が設置された駅名と
運賃メモリ62に記憶されている運賃表を参照して運賃
を演算する。磁気バー情報メモリ64は磁気バーの真偽
判定情報を記憶し、磁気バー情報真偽判定部65は読み
取った磁気バー情報からカードの真偽の判定を行なう。
【0022】図6に示すように、読取回路55、磁気バ
ー読取回路56、書込回路58、運賃メモリ62、RO
M52、RAM53、搬送制御回路61、磁気バー情報
真偽判定部65、磁気バー情報メモリ64、運賃演算部
63はシステムバス51aを介してCPU51に接続さ
れ、CPU(中央処理装置)51はこれら各部を統括し
て制御する。上記読取回路55は信号処理回路55aを
含み、磁気バー読取回路56は信号処理回路56aを含
む。図7は信号処理回路55a及び55bの概略構成を
示す図である。信号処理回路55aは読取/磁気バー読
取複合ヘッド54から磁気情報に対応する電圧V1 を入
力し増幅するアンプ66、所定帯域信号のみを通過し、
高域ノイズ及び磁気バー信号電圧V2 を除去するバンド
パスフィルタ(BPF)67により構成されている。信
号処理回路56aは読取/磁気バー読取複合ヘッド54
から磁気バー情報に対応する電圧V2 を入力し増幅する
アンプ68、所定周波数以下の信号のみを通過させるロ
ーパスフィルタ(LPF)69により構成されている。
このローパスフィルタ69の周波数通過帯域は磁気情報
V1 の周波数より低く、磁気バー情報V2 の帯域に対応
しているので、図5(c)に示すように磁気情報は濾波
すなわち除去される。
【0023】次に、上記のように構成された本発明によ
るカード処理装置の一実施例の動作について、図8のフ
ローチャートを用いて説明する。カード101を投入排
出口26から投入すると、駆動モータ27により定位置
まで搬送され(ステップS1)、読取/磁気バー読取複
合ヘッド54を介して磁気及び磁気バー情報を読み取
り、RAM53及び磁気バーメモリ64に読み取った情
報を格納する(ステップS2)。次に磁気バー情報を処
理する(ステップS3)。即ち読み取った磁気バー情報
は磁気バー情報真偽判定部53にて磁気バー情報メモリ
64の情報と比較され、真偽判定が行われる。判定の結
果、「NO」(偽)の場合は、その後の演算等の処理は
されずに投入排出口26から放出される(ステップS
9)。
【0024】一方、ステップS4において「YES」
(真)の場合は、磁気情報を処理して運賃を演算する
(ステップS5、S6)。即ちRAM53に格納された
カード残額、日付、乗車駅の磁気情報と、ROM52に
設定されている本カード処理装置が設置された駅名と運
賃メモリ50に記憶されている運賃表を参照して、運賃
演算部51において運賃が演算される。さらに、カード
101に記憶されていたカード残額から運賃が減算され
てカード残額が計算される(ステップS7)。そして、
書込ヘッド57からカード残額、使用日付を磁気情報と
してカード101に記録する。
【0025】次に、本発明の第2の実施形態について図
9、図10及び図11を参照して説明する。図9は、本
発明の第2の実施例に係るカード処理装置の構造図であ
る。図9において、71は書込ヘッド、72は読取ヘッ
ド、73は磁気バー読取ヘッド、74はプラテンロー
ラ、75は駆動ローラ、76はテンションローラ、77
はカード投入排出口、78は駆動モータ、79はベルト
である。
【0026】駆動モータ78により、ベルト79を介し
てプラテンローラ74、駆動ローラ75が駆動され、カ
ード投入・排出口77から、投入されたカード101を
装置内で搬送する。書込ヘッド71により、投入された
カード101に磁気記録を行い、読取ヘッド72によ
り、カード101に記録された磁気情報、磁気バー情報
を読み取り、磁気バー読取ヘッド73により、カード1
01の磁気バーの情報を読み取る。
【0027】図10は、本発明の第2の実施例に係るカ
ード処理装置のブロック図である。図10において、R
OM82には後述の図11に示す制御プログラム及び本
カード処理装置が設置された駅名等が記憶され、RAM
83には各種作業エリアが設定されている。読取回路8
5はカード101に磁気記憶されているカード残額、日
付、乗車券駅等の磁気情報を、読み取る読取ヘッド84
を介して読み取り、磁気バー読取回路87はカード10
1の磁気バー固有の情報を、磁気バー読取ヘッド86を
介して読み取る。書込回路89は、残額、日付、乗車券
駅の磁気情報を書込ヘッド88を介してカード101に
書き込む。
【0028】モータ駆動回路91はカード処理装置内部
でカード101を搬送するモータ90を駆動し、搬送制
御回路92はモータ駆動回路91を制御する。運賃メモ
リ82は運賃表を格納し、運賃演算部94はROM82
に設定されている本カード処理装置が設置された駅名と
運賃メモリ93に記憶されている運賃表を参照して運賃
を演算する。磁気バー情報メモリ95は磁気バーの真偽
判定情報を記憶し、磁気バー情報真偽判定部96は読み
取った磁気バー情報からカードの真偽の判定を行なう。
【0029】図10に示すように、読取回路85、磁気
バー読取回路87、書込回路89、運賃メモリ93、R
OM82、RAM83、搬送制御回路92、磁気バー情
報真偽判定部96、磁気バー情報メモリ95、運賃演算
部94はシステムバス81aを介してCPU81に接続
され、CPU81はこれら各部を統括して制御する。
【0030】次に、上記のように構成された本発明の一
実施例の形態の動作について、図11を用いて説明す
る。カード101を投入排出口76から投入すると、駆
動モータ77により定位置まで搬送され(ステップS1
0)、磁気バー読取ヘッド86を介して磁気バー情報が
読み取られる(ステップS11)。読み取られた磁気バ
ー情報は磁気バー情報真偽判定部85にて磁気バー情報
メモリ84の情報と比較され、真偽判定が行われる(ス
テップS12)。判定の結果、「NO」(偽)の場合
は、その後の記録、読取等の処理はされず、カード10
1は投入排出口76から放出される(ステップS1
7)。
【0031】一方、ステップS12において「YES」
(真)の場合は、読取ヘッド84を介してカード残額、
日付、乗車駅の磁気情報が読み取られる(ステップS1
4)。そして、ROM82に設定されている本カード処
理装置が設置された駅名と運賃メモリ82に記憶されて
いる運賃表を参照して、運賃演算部79において運賃が
演算される(ステップS14)。さらに、カード101
に記憶されていたカード残額から運賃が減算されてカー
ド残額が計算される(ステップS15)。そして、書込
ヘッド88からカード残額、使用日付を磁気情報として
カード101に記録する。
【0032】次に本発明に係るカードの他の実施例を説
明する。図12は、4個の磁気記録トラック123を持
つカードにおいて、磁気記録トラックの上に磁気バー1
22を設けたカード121を示す。カード処理装置にお
いては、4個の磁気記録トラック123それぞれに対し
て、第1の実施例にかかる書き込みヘッド及び読取/磁
気バー読取複合ヘッド、ないしは第2の実施例に係る書
き込みヘッド、読取ヘッド及び磁気バー読取ヘッドを設
けることにより、カードに対して磁気記録再生処理、磁
気バー読取処理を行うことができる。更に取り扱いカー
ドとは違う磁気記録をなされたカードが挿入された際
に、イレギュラーなカードとして排除するだけではな
く、あらかじめカード処理装置に記憶されている磁気情
報のパターンと、読み取った磁気情報/磁気バー情報を
比較することにより、カード種類を特定することができ
る。
【0033】次に、図13は、このカードの一実施例の
断面を示した図で、カード表面に突状に形成された磁気
バー133を、充填剤(たとえばエポキシ樹脂)134
で表面を平滑にしたカード131を示す。このカード1
31の記録再生の原理を図14を参照して説明する。表
面を平滑にしたことから、磁気バーが配置されている近
傍においても、円滑な磁気書き込み/読取が可能にな
る。まず、磁気書き込みを行い、磁気記録トラックにデ
ータを記録する。このとき、磁気バーに対しては、軟磁
性材料を使用していることから、着磁、消磁などの悪影
響はない。読取の際、磁気情報は図14(b)のよう
に、磁気バーの部分を除き読みとることが可能であり、
磁気バー情報は図14(c)のように、磁気記録の影響
を受けずに読みとることが可能である。
【0034】
【発明の効果】発明によれば、多様な磁気情報様式に対
応できるカード処理装置を提供することができる。すな
わちカードに磁気バー専用の記録トラックを設けること
ができない場合でも、磁気トラックと磁気バーを同一記
録トラック内に様々の形式で設けることができるカード
及びカード処理装置を提供することができる。又、カー
ド処理装置の搬送部の長さが短いカード処理装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカードの磁気記録フォーマットを
示す図。
【図2】本発明に係るカード処理装置の構造図。
【図3】図2で説明した読取/磁気バー読取複合ヘッド
を説明するための構造図。
【図4】図1で説明したカードの断面図。
【図5】読取/磁気バー読み取り複合ヘッドの動作を説
明するための図。
【図6】本発明に係るカード処理装置の構成を示すブロ
ック図
【図7】図6の信号処理回路の概略構成を示す図。
【図8】図6のように構成された本発明によるカード処
理装置の動作を示すフローチャート。
【図9】本発明の第2の実施例に係るカード処理装置の
構造図。
【図10】本発明の第2の実施例に係るカード処理装置
の構成を示すブロック図。
【図11】図10のように構成された本発明のカード処
理装置の動作を示すフローチャート。
【図12】本発明に係るカードの他の磁気記録フォーマ
ットを示す図。
【図13】図12で説明したカードの一実施例を示す断
面図。
【図14】図13に示したカードの記録再生の原理を説
明するための波形図。
【図15】従来のカードの磁気記録フォーマットを示す
図。
【符号の説明】
21…書き込みヘッド 22…読み取り/磁気バー読み取り複合ヘッド 27…駆動モータ 28…ベルト 31…コア 33、35…コイル 32…読み取りギャップ 34…磁気バー読み取りギャップ 41…基材 42磁気層 43…磁気バー 101、121、131…本発明によるカード 102…磁気バーエリア 103…磁気記録エリア 122、133…磁気バー 123…磁気記録トラック 132…磁気層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // G07F 7/08 G07F 7/08 G

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1記録トラック上に磁気情報を記録する
    ための磁性層と磁気バーを設けたカードを処理する磁気
    カード処理装置であって、 前記カードに記録されている磁気情報を読み取る第1読
    み取りヘッドと、前記カードに記録されている磁気バー
    情報を読み取る第2読み取りヘッドとを具備し、前記第
    1及び第2読み取りヘッドが前記カードの搬送方向に並
    ぶように配置されていることを特徴とするカード処理装
    置。
  2. 【請求項2】 1記録トラック上に磁気情報を記録する
    ための磁性層と磁気バーを設けたカードを処理する磁気
    カード処理装置であって、 前記カードに記録されている磁気情報を読み取るための
    第1読み取りギャップと、前記カードに記録されている
    磁気バー情報を読み取るための第2読み取りギャップと
    を同一コア内に設けた複合読み取りヘッドを具備し、該
    複合読み取りヘッドは前記第1及び第2読み取りギャッ
    プが前記カードの搬送方向に並ぶように配置されている
    ことを特徴とするカード処理装置。
  3. 【請求項3】 前記複合読み取りヘッドは前記カードに
    設けられた複数の記録トラックに各々記録された前記磁
    気情報及び前記磁気バー情報を読み取るために、各記録
    トラックに対応して複数設けられていることを特徴とす
    る請求項2記載のカード処理装置。
  4. 【請求項4】 1記録トラック上に磁気情報を記録する
    ための磁性層と磁気バーを設けたことを特徴とするカー
    ド。
  5. 【請求項5】 磁気情報を記録するための磁性層トラッ
    ク内に磁気バーを設けたことを特徴とするカード。
  6. 【請求項6】 1記録トラック上に磁気情報を記録する
    ための磁性層と磁気バーを設けたカードを処理する磁気
    カード処理方法であって、 第1及び第2読み取りヘッドを前記カードの搬送方向に
    並べて配置する工程と、 前記第1読み取りヘッドを用いて、前記カードに記録さ
    れている磁気情報を読み取る第1読み取り工程と、 前記第2読み取りヘッドを用いて、前記カードに記録さ
    れている磁気バー情報を読み取る第2読み取り工程とを
    含むことを特徴とするカード処理方法。
  7. 【請求項7】 1記録トラック上に磁気情報を記録する
    ための磁性層と磁気バーを設けたカードを処理する磁気
    カード処理方法であって、 第1及び第2読み取りギャップとを同一コア内に設けた
    複合読み取りヘッドを、前記第1及び第2読み取りギャ
    ップが前記カードの搬送方向に並ぶように配置する工程
    と、 前記カードに記録されている磁気情報を前記第1読み取
    りギャップを用いて読み取る第1読み取り工程と、 前記カードに記録されている磁気バー情報を前記第2読
    み取りギャップを用いて読み取る第2読み取り工程と、
    を含むことを特徴とするカード処理方法。
  8. 【請求項8】 前記複合読み取りヘッドは前記カードに
    設けられた複数の記録トラックに各々記録された前記磁
    気情報及び前記磁気バー情報を読み取るために、各記録
    トラックに対応して複数設けられることを特徴とする請
    求項7記載のカード処理方法。
JP9159904A 1997-06-17 1997-06-17 磁気カード処理装置 Pending JPH117502A (ja)

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