JPH1174859A - マルチフレーム送受信処理装置 - Google Patents

マルチフレーム送受信処理装置

Info

Publication number
JPH1174859A
JPH1174859A JP9235631A JP23563197A JPH1174859A JP H1174859 A JPH1174859 A JP H1174859A JP 9235631 A JP9235631 A JP 9235631A JP 23563197 A JP23563197 A JP 23563197A JP H1174859 A JPH1174859 A JP H1174859A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
transmission
frame
storage
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9235631A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Kobayashi
務 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP9235631A priority Critical patent/JPH1174859A/ja
Publication of JPH1174859A publication Critical patent/JPH1174859A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な回路構成で、送信処理と受信処理とを
同じマルチフレーム信号のタイミングで処理できるマル
チフレーム送受信処理装置を提供。 【解決手段】 受信ハイウエイRHW からのマルチフレー
ム信号が記憶回路203 の0面に書き込まれている。検出
回路202 でマルチフレームが検出されると、発生回路20
4 は面切換え制御信号204a、204bの値を変更して選択回
路211 を通じて記憶回路203 に変更したアドレスを与
え、第1面に受信信号を書込みさせる。処理回路201 で
は、記憶回路203 に受信マルチフレーム信号が書込みさ
れている面とは別の面に記憶された信号が処理される。
送信信号が記憶回路207 の0面から読み出し中で、処理
回路201 は、記憶回路207 の第2面に書込みを行ってい
るとする。発生回路206 から同期信号が出力されると、
記憶回路207 は第1面から送信信号を読み出す。検出回
路202 でマルチフレームが検出されると、処理回路201
は記憶回路207 の第3面に書込みを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチフレーム送
受信処理装置に関し、マルチフレーム信号の送受信処理
を行う装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえば、交換装置や伝送装置な
どにおいては、複数の信号の送信や伝送において、時分
割多重の技術が採用されている。
【0003】図2は、従来例のマルチフレームの構成を
説明するための図である。時分割多重は、図2に示すよ
うに時分割多重された一組の信号、すなわち、フレーム
信号は、多重・分離の単位となっている一組のビット列
(タイムスロット)から構成されている。
【0004】そして、この図2において、第1のフレー
ムは、タイムスロットTS0 からタイムスロットTS(m-1)
までで構成されている。第2のフレームから第n(自然
数)のフレームも同様である。第1のフレームから第n
のフレームまでで一つのマルチフレームが形成されてい
る。
【0005】マルチフレームは、このように複数のフレ
ームから構成される。このマルチフレームは、低速の信
号を多重するときなどに用いることができる。このマル
チフレームの同期は、タイムスロット内の信号に同期さ
せるための同期ビットを設けている。
【0006】図3は、従来例のマルチフレーム信号を送
信および受信する伝送システムの構成図である。この図
3において、対向する伝送装置1から伝送されるマルチ
フレーム信号は、中継装置2を中継して自装置である伝
送装置3が受信したマルチフレーム信号を検出して分解
し、そして、処理する。さらに、信号処理回路38が、生
成したマルチフレーム信号を送信する。
【0007】マルチフレーム信号を記憶するバッファ回
路は、第0面と第1面とから構成され、1マルチフレー
ム分の受信信号を一時記憶することができる受信用の受
信バッファ回路32、33と、1マルチフレーム分の送信信
号を一時記憶する送信用の送信バッファ回路35、36とを
備えている。
【0008】第0面の受信バッファ回路32に、中継装置
2からのマルチフレーム信号が書き込まれているとき
に、信号処理回路38は、第1面の受信バッファ回路33に
書き込まれているマルチフレーム信号を処理する。1マ
ルチフレーム分の時間が経過すると、マルチフレーム検
出バッファ切り換え制御回路31は、切り換え回路34、3
9、36、40を切り換え制御して、それまでの状態から他
方の状態へ同時に切り替えて、第0面の受信バッファ32
に書き込まれているマルチフレーム信号を受信処理し、
一方、中継装置2からのマルチフレーム受信信号を第1
面の受信バッファ33に書き込む。
【0009】また、信号処理回路38が、第0面の送信バ
ッファ回路35に送信信号を書き込んでいるときには、1
面の送信バッファ回路36からの送信信号が中継装置2に
送出される。0面と1面の切替えのタイミングは、マル
チフレーム検出バッファ切替え回路31からの切替え制御
によって、送信バッファ回路35、36と受信バッファ回路
32、33とは同時に他方に切り替えられる。
【0010】このように構成および動作させることによ
って、信号処理回路38は、受信マルチフレーム信号に同
期して受信処理および送信処理を繰り返して行うことが
でき、信号処理回路38の処理負荷を軽減することができ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図4は、上述の図3の
従来例のマルチフレーム信号を送信および受信する伝送
システムにおける問題を説明するための説明図である。
この図4において、送信バッファ回路35、36、受信バッ
ファ回路32、33および信号処理回路38は、マルチフレー
ム信号に同期して処理するため、たとえば、外部装置で
ある、中継装置2において折り返すときに、折り返すこ
とによる信号伝搬遅延時間は、信号伝搬ルートに依存す
る。信号経路の途中の中継装置2においては、マルチフ
レーム信号を認識する仕組みを備えていないため、マル
チフレーム信号の位相は保証されない。このため、送信
信号と受信信号のマルチフレーム同期を確立することが
できないという問題があった。
【0012】このようなことから、送信処理と受信処理
とを同じマルチフレーム信号のタイミングで処理するこ
とができ、すなわち、送信フレームと受信フレームの位
相に依存することなく、しかも簡単回路構成で、信号処
理回路が送信処理と受信処理とを一つのタイムベースに
基づいて処理することができるマルチフレーム送受信処
理装置の実現が要請されている。
【0013】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明によるマ
ルチフレーム送受信処理装置は、(1) 受信ラインからの
マルチフレーム信号を一時記憶するための記憶領域が少
なくとも2面形成されている受信記憶手段と、(2) 送信
ラインに送信するための送信マルチフレーム信号を一時
記憶するための記憶領域が3面または4面形成されてい
る送信記憶手段と、(3) 受信記憶手段に記憶されたマル
チフレーム信号を取り込み処理し、送信マルチフレーム
信号を送信記憶手段に与える信号処理手段と、(4) 受信
ラインからマルチフレーム同期信号を検出するマルチフ
レーム同期信号検出手段と、(5)送信処理用のマルチフ
レーム同期信号を発生するマルチフレーム同期信号発生
手段と、(6) この検出したマルチフレーム同期信号と受
信したマルチフレーム信号に同期したフレーム同期信号
とから、受信記憶手段および送信記憶手段に対する面切
換え制御信号を生成し、受信記憶手段に受信マルチフレ
ーム信号をいずれか一方の記憶面に書き込むためのアド
レスと他方の記憶面から記憶されている受信マルチフレ
ーム信号を読み出すためのアドレスとを生成する受信記
憶用アドレス生成手段と、(7) この発生した送信処理用
のマルチフレーム同期信号とフレーム同期信号と面切換
え制御信号とから信号処理手段から出力された送信マル
チフレーム信号をいずれかの記憶面に書き込むためのア
ドレスと残りの記憶面から送信マルチフレーム信号を読
み出すためのアドレスとを生成する送信記憶用アドレス
生成手段とを含む。
【0014】このような構成で、たとえば、受信マルチ
フレーム信号が受信記憶手段の第0面に書き込まれてい
るときに、マルチフレーム同期信号検出手段でマルチフ
レーム同期信号を検出すると、受信記憶用アドレス生成
手段は、面切換え制御信号の値を変更して第1面に書き
込む。そして、信号処理手段は、書き込まれている第1
面とは別の記憶面である第0面に記憶されている受信マ
ルチフレーム信号を読み出して処理する。
【0015】また、送信記憶手段を3面で形成している
場合、たとえば、送信マルチフレーム信号が今、送信記
憶手段の第0面から読出し中のとき、信号処理手段は、
第2面に書き込みを行っているとする。ここで、マルチ
フレーム同期信号発生手段がマルチフレーム同期信号を
発生すると、送信記憶手段は、第1面に記憶されている
送信マルチフレーム信号を読み出す。次に、マルチフレ
ーム同期信号検出手段でマルチフレーム同期信号を検出
すると、信号処理手段は、第0面に送信マルチフレーム
信号を書き込む。
【0016】一方、送信記憶手段を4面で形成している
場合、たとえば、送信マルチフレーム信号が今、送信記
憶手段の第0面から読出し中のとき、信号処理手段は、
第2面に書込みを行っているとする。ここで、マルチフ
レーム同期信号発生手段がマルチフレーム同期信号を発
生すると、送信記憶手段は、第1面に記憶されている送
信マルチフレーム信号を読み出す。次に、マルチフレー
ム同期信号検出手段でマルチフレーム同期信号を検出す
ると、信号処理手段は、第3面に送信マルチフレーム信
号を書き込む。
【0017】このようにすることで、マルチフレーム同
期信号の検出や、マルチフレーム同期信号を発生したと
きに、書込み記憶面や読出し記憶面を同じ期間に重複し
て使用することなく、マルチフレームの送受信処理を行
うことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に本発明の好適な実施例を図面
を用いて説明する。そこで、本実施例においては、時分
割多重されたマルチフレーム信号を処理する回路におい
て、マルチフレーム信号を格納する格納回路のバッファ
面を、信号処理回路が送信処理と受信処理とを一つのタ
イムベースに基づいて処理することができるように適切
なバッファ面数に設定し処理するように構成する。
【0019】図1は、受信ハイウエイRHW および送信ハ
イウエイTHW に接続されマルチフレーム信号を送受信す
る伝送装置3Aの構成図である。この図1において、本伝
送装置3Aは、たとえば、STM (同期転送モード:Synchr
onous Transfer Mode )の受信ハイウエイRHW および送
信ハイウエイTHW に接続され、マルチフレーム信号の送
受信処理を行う。
【0020】そこで、本伝送装置3Aは、受信マルチフレ
ーム信号(たとえば、パケット処理やATM セル処理な
ど)を処理して、送信信号を生成するためにCPU 回路
(マイクロプロセッサとプログラムROM とワークRAM
と)からなる信号処理回路201 と、受信ハイウエイRHW
から受信したマルチフレーム信号と送受信マルチフレー
ム信号に同期したフレーム同期信号とからマルチフレー
ムの同期を検出しアドレス発生回路204 にマルチフレー
ム同期検出信号を与えるマルチフレーム同期検出回路20
2 と、送受信マルチフレーム信号に同期したフレーム同
期信号から送信ハイウエイTHW に送出するためにマルチ
フレーム同期信号を発生し、アドレス発生回路208 に与
えるマルチフレーム同期発生回路206 とを備える。
【0021】さらに、本伝送装置3Aは、受信ハイウエイ
RHW から受信したマルチフレーム信号を一時記憶するた
めの第0面と第1面とから構成される受信記憶回路203
と、信号処理回路201 から送信された送信信号を一時記
憶する第0面、第1面、第2面、第3面を含む送信記憶
回路207 とを備える。
【0022】図5は、本伝送装置3Aにおける受信ハイウ
エイRHW から受信したマルチフレーム信号を一時記憶す
る受信記憶回路203 の記憶構成を説明するための図であ
る。この図5において、受信記憶回路203 は、第0面の
記憶回路203aと第1面の記憶回路203bとから構成され
て、それぞれ同じ記憶構成であり、タイムスロットTS0
〜TS(m-1) で構成されていて、各タイムスロットTSに
は、受信ハイウエイRHW から受信した1マルチフレーム
分の信号の第1のフレーム〜第nのフレームの受信信号
がそれぞれ収容される(m、nはともに自然数)。第1
のフレーム〜第nのフレームは、それぞれ、たとえば、
1バイト(8ビット)程度とすることができる。
【0023】図6は、本伝送装置3Aにおける送信ハイウ
エイTHW に送出するため送信信号を一時記憶する送信記
憶回路207 の記憶構成を説明するための図である。この
図6において、送信記憶回路207 は、第0面の記憶回路
207aと、第1面の記憶回路207bと、第2面の記憶回路20
7cと、第3面の記憶回路207dとから構成されて、それぞ
れ同じ記憶構成であり、タイムスロットTS0 〜TS(m-1)
で構成されており、各タイムスロットTSには、送信ハイ
ウエイTHW に送出するための1マルチフレーム分の信号
の第1のフレーム〜第nのフレームの送信信号がそれぞ
れ収容される。第1のフレーム〜第nのフレームは、そ
れぞれ、たとえば、1バイト(8ビット)程度とするこ
とができる。
【0024】このように送信記憶回路207 の記憶面数を
4面にすることによって、信号処理回路201 が、送信記
憶回路207 および受信記憶回路203 への記憶面の切換え
制御を行う必要がないようにし、マルチフレーム同期検
出によって自動的に記憶面の切換えを行うことができる
ようにする。なお、送信記憶回路207 の記憶面数を3面
にすることもできる。
【0025】さらに、本伝送装置3Aは、マルチフレーム
同期検出回路202 から与えられるマルチフレーム同期検
出信号と送受信マルチフレーム信号に同期したフレーム
同期信号fdとから、受信記憶回路203 への書込み・読出
しアドレスを生成すると共に送信記憶回路207 および受
信記憶回路203 への記憶面の切り換え制御を行うための
面切換え制御信号204a、204bを生成し選択回路211 、21
2 に与えるアドレス発生回路204 と、アドレス発生回路
204 から出力された面切換え制御信号204bを論理レベル
反転し選択回路211 に与える論理レベル反転回路205 と
を備える。
【0026】さらにまた、本伝送装置3Aは、マルチフレ
ーム同期発生回路206 から出力されるマルチフレーム同
期信号と送受信マルチフレーム信号に同期したフレーム
同期信号fdとから、送信ハイウエイTHW に送出するため
送信信号を一時記憶する送信記憶回路207 への書込み・
読出しアドレスを生成し選択回路212 に与えるアドレス
発生回路208 と、アドレス発生回路204 から出力される
面切換え制御信号204a、204bを遅延させ選択回路212
に与える遅延回路213 とを備える。
【0027】遅延回路213 は、アドレス発生回路204 か
ら出力される面切換え制御信号204a、204bをマルチフレ
ーム同期発生回路206 から出力されるマルチフレーム同
期信号で遅延させる遅延器209 と、この遅延器209 で遅
延された面切換え制御信号をさらにマルチフレーム同期
発生回路206 から出力されるマルチフレーム同期信号で
遅延させる遅延器210 とから構成されている。この遅延
回路213 によって伝送路の遅延時間を補償する。
【0028】また、本伝送装置3Aは、アドレス発生回路
204 から出力される面切換え制御信号204bとアドレスと
論理レベル反転回路205 から出力される反転された面切
換え制御信号と信号処理回路210 からの書込み・読出し
指示信号とによって、受信記憶回路203 への書込み・読
出しアドレスAD1 を選択し受信記憶回路203 へ与える選
択回路211 と、アドレス発生回路204 から出力される面
切換え制御信号204a、204bとアドレス発生回路208 から
出力されるアドレスと遅延回路213 から出力される遅延
された面切換え制御信号と信号処理回路210 からの書込
み・読出し指示信号とによって送信記憶回路207 への書
込み・読出しアドレスAD2 を選択し送信記憶回路207 へ
与える選択回路212 とを備える。
【0029】次に、本実施例の伝送装置3Aの動作を説明
する。先ず、信号処理回路201 は、受信記憶回路203 か
ら受信信号を読み出させ、一方、信号処理回路201 は、
送信記憶回路207 に送信信号(送信データ)の書き込み
を行う。
【0030】マルチフレーム同期検出回路202 では、受
信ハイウエイRHW からマルチフレームのタイミングが検
出される。受信記憶回路203 では、受信ハイウエイRHW
から受信されたマルチフレーム信号が記憶される。
【0031】アドレス発生回路204 では、受信記憶回路
203 および送信記憶回路207 の書込み・読出しを行う面
を制御する面切換え制御信号204a、204bと、受信記憶回
路203 に対する書込みアドレスを生成し与える。
【0032】図7は、本実施例の伝送装置3Aにおける受
信記憶回路への書込み面の制御および送信記憶回路への
読出し面の制御の動作を説明するための図である。図7
(a)は、マルチフレーム同期検出回路202 で検出される
マルチフレーム同期検出信号のタイミングを表してい
る。
【0033】図7(b) は、マルチフレーム同期発生回路
206 から出力されるマルチフレーム同期信号のタイミン
グを表している。図7(c) は、受信ハイウエイRHW から
受信されたマルチフレーム信号が記憶される受信記憶回
路203 の書込み面を示し、図7(a) のマルチフレーム同
期検出信号のタイミングに同期して、第0面と第1面に
交互に書き込むことを表している。図7(d) は、信号処
理回路201 からの命令によって受信記憶回路203 から読
み出すときの読出し面を示しており、図7(a)のマルチ
フレーム同期検出信号のタイミングに同期して、第1面
と第0面から交互に読み出すことを表している。
【0034】図7(c) に示している受信記憶回路203 の
書込み面と、図7(d) に示している受信記憶回路203 の
読出し面とは、相反する第0面または第1面に書込み・
読出しされるようにタイミングが形成されている。これ
は、論理レベル反転回路205によって、アドレス発生回
路204 から出力される面切換え制御信号204bを論理レベ
ルを反転して受信記憶回路203 へアドレスを与えている
ため相反する第0面または第1面に書込み・読出しさ
る。
【0035】図7(e) は、信号処理回路201 からの命令
によって送信信号を送信記憶回路207 の書き込む面を示
し、図7(a) のマルチフレーム同期検出信号のタイミン
グに同期して、第0面、第1面、第2面、第3面、・・
・に順番に送信信号を書き込むことを表している。図7
(f) は、送信ハイウエイTHW に送出するため送信信号を
送信記憶回路207 から読み出す面を示し、マルチフレー
ム同期発生回路206 から出力されるマルチフレーム同期
信号のタイミングに同期して、・・、第2面、第3面、
第0面、第1面、第2面、第3面、・・・から順番に送
信記憶回路207から読み出す面を示している。
【0036】図7(e) と図7(f) の面切換えのタイミン
グの相対関係から、送信記憶回路207 の第0面に書き込
んでいるときには、送信記憶回路207 の第2面または第
3面から送信信号を読み出しているので、書込み面と読
出し面とが重なっているタイミングは存在しない。ま
た、送信記憶回路207 の第1面に書き込んでいるときに
は、送信記憶回路207 の第3面または第0面から送信信
号を読み出しているので、書込み面と読出し面とが重な
っているタイミングは存在しない。さらに、送信記憶回
路207 の第2面に書き込んでいるときには、送信記憶回
路207 の第0面または第1面から送信信号を読み出して
いるので、書込み面と読出し面とが重なっているタイミ
ングは存在しない。
【0037】受信ハイウエイRHW から受信されたマルチ
フレーム信号が、今、受信記憶回路203 の第0面に書き
込まれているとする。フレーム信号の固定タイムスロッ
トに割り当てられたビットパターンからマルチフレーム
同期検出回路202 でマルチフレームが検出されると、ア
ドレス発生回路204 は、面切換え制御信号204a、204bの
値を変更して、選択回路211 を通じて受信記憶回路203
に変更したアドレスを与えて、第1面に受信マルチフレ
ーム信号を書込みさせる。信号処理回路201 では、受信
記憶回路203 に受信マルチフレーム信号が書込みされて
いる面とは別の面に記憶された信号が処理される。
【0038】一方、送信ハイウエイTHW に送出するため
送信信号が、今、送信記憶回路207の第0面から読み出
し中で(図7(f1))、信号処理回路201 は、送信記憶
回路207 の第2面に書込みを行っているとする(図7
(e1))。マルチフレーム同期発生回路206 からマルチ
フレーム同期信号が出力されると、送信記憶回路207
は、第1面から送信信号を読み出す(図7(f2))。次
に、マルチフレーム同期検出回路202 でマルチフレーム
が検出されると、信号処理回路201 は、送信記憶回路20
7 の第3面に書込みを行う(図7(e2))。
【0039】このように、信号処理回路201 は、送信記
憶回路207 および受信記憶回路203に対する書込み・読
出し面の管理や制御を行う必要がなく、図7(a) 、(b)
に示すようなタイムベースに基づいて同一の時間管理で
マルチフレームの送受信処理を行うことができる。
【0040】したがって、送信マルチフレームと受信マ
ルチフレームの位相に依存することなく、簡単な回路構
成で信号処理回路201 が一つの時間管理で受信処理と送
信処理とを行うことができるようになる。
【0041】なお、上述の実施例においては、送信記憶
回路207 および受信記憶回路203 で、1マルチフレーム
分の信号単位に処理したが、複数フレーム単位で処理を
行うように構成することもよい。
【0042】図8は、本実施例の伝送装置3Aにおける送
信記憶回路が3面で形成される場合の書込み面および読
出し面の制御の動作を説明するための図である。図8
(c) は、信号処理回路201 からの命令によって送信信号
を送信記憶回路207 の書き込む面を示し、図8(a) のマ
ルチフレーム同期検出信号のタイミングに同期して、第
0面、第1面、第2面、・・・に順番に送信信号を書き
込むことを表している。図8(d) は、送信ハイウエイTH
W に送出するため送信信号を送信記憶回路207 から読み
出す面を示し、マルチフレーム同期発生回路206 から出
力されるマルチフレーム同期信号のタイミング(図8
(b) )に同期して、・・、第1面、第2面、第0面、第
1面、第2面、・・・から順番に送信記憶回路207 から
読み出す面を示している。
【0043】図8(c) と図8(d) の面切換えのタイミン
グの相対関係から、送信記憶回路207 の第0面に書き込
んでいるときには、送信記憶回路207 の第1面または第
2面から送信信号を読み出しているので、書込み面と読
出し面とが重なっているタイミングは存在しない。ま
た、送信記憶回路207 の第1面に書き込んでいるときに
は、送信記憶回路207 の第2面または第0面から送信信
号を読み出しているので、書込み面と読出し面とが重な
っているタイミングは存在しない。さらに、送信記憶回
路207 の第2面に書き込んでいるときには、送信記憶回
路207 の第0面または第1面から送信信号を読み出して
いるので、書込み面と読出し面とが重なっているタイミ
ングは存在しないようにすることができる。
【0044】送信ハイウエイTHW に送出するため送信信
号が、今、送信記憶回路207 の第0面から読み出し中で
(図8(d1))、信号処理回路201 は、送信記憶回路20
7 の第2面に書込みを行っているとする(図8(c
1))。マルチフレーム同期発生回路206 からマルチフ
レーム同期信号が出力されると、送信記憶回路207 は、
第1面から送信信号を読み出す(図8(d2))。次に、
マルチフレーム同期検出回路202 でマルチフレームが検
出されると、信号処理回路201 は、送信記憶回路207の
第0面に書込みを行う(図8(c2))。
【0045】このように3面で形成しても送信マルチフ
レームと受信マルチフレームの位相に依存することな
く、簡単な回路構成で信号処理回路201 が一つの時間管
理で受信処理と送信処理とを行うことができるようにな
る。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように本発明は、受信記憶手
段を、受信マルチフレーム信号を一時記憶するために記
憶領域を2面形成し、送信記憶手段を、送信マルチフレ
ーム信号を一時記憶するために記憶領域を3面または4
面に形成し、信号処理手段が、受信記憶手段に記憶され
たマルチフレーム信号を取り込み処理し、送信マルチフ
レーム信号を送信記憶手段に与え、マルチフレーム同期
信号を検出し、送信処理用のマルチフレーム同期信号を
発生し、検出したマルチフレーム同期信号とフレーム同
期信号とから、受信記憶手段および送信記憶手段に対す
る面切換え制御信号を生成し受信記憶手段に受信マルチ
フレーム信号をいずれか一方の記憶面に書き込むための
アドレスと、他方の記憶面から記憶されている受信マル
チフレーム信号を読み出すためのアドレスとを生成し、
送信処理用のマルチフレーム同期信号とフレーム同期信
号と面切換え制御信号とから送信マルチフレーム信号
を、いずれかの記憶面に書き込むためのアドレスと、残
りの記憶面から送信マルチフレーム信号を読み出すため
のアドレスとを生成することで、送信処理と受信処理と
を同じマルチフレーム信号のタイミングで処理すること
ができるようになる。
【0047】すなわち、送信フレームと受信フレームの
位相に依存することなく、しかも簡単回路構成で、信号
処理手段が送信処理と受信処理とを一つのタイムベース
に基づいて処理することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の受信ハイウエイおよび送信ハ
イウエイに接続されマルチフレーム信号を送受信する伝
送装置の構成図である。
【図2】従来例のマルチフレームの構成を説明するため
の図である。
【図3】従来例のマルチフレーム信号を送信および受信
する伝送システムの構成図である。
【図4】図3に示す従来例のマルチフレーム信号を送信
および受信する伝送システムにおける問題を説明するた
めの説明図である。
【図5】図1に示す実施例の伝送装置における受信記憶
回路の記憶構成を説明するための図である。
【図6】同実施例の伝送装置における送信記憶回路の記
憶構成を説明するための図である。
【図7】同実施例の伝送装置における受信記憶回路への
書込み面の制御および送信記憶回路への読出し面の制御
の動作を説明するための図である。
【図8】同実施例の伝送装置における送信記憶回路が3
面で形成される場合の書込み面および読出し面の制御の
動作を説明するための図である。
【符号の説明】
201 信号処理回路 202 マルチフレーム同期検出回路 203 受信記憶回路 207 送信記憶回路 213 遅延回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信ラインからのマルチフレーム信号を
    一時記憶するための記憶領域が少なくとも2面形成され
    ている受信記憶手段と、 送信ラインに送信するための送信マルチフレーム信号を
    一時記憶するための記憶領域が3面または4面形成され
    ている送信記憶手段と、 前記受信記憶手段に記憶されたマルチフレーム信号を取
    り込み処理し、前記送信マルチフレーム信号を前記送信
    記憶手段に与える信号処理手段と、 前記受信ラインからマルチフレーム同期信号を検出する
    マルチフレーム同期信号検出手段と、 送信処理用のマルチフレーム同期信号を発生するマルチ
    フレーム同期信号発生手段と、 前記検出したマルチフレーム同期信号と受信したマルチ
    フレーム信号に同期したフレーム同期信号とから、前記
    受信記憶手段および前記送信記憶手段に対する面切換え
    制御信号を生成し前記受信記憶手段に受信マルチフレー
    ム信号をいずれか一方の前記記憶面に書き込むためのア
    ドレスと、他方の前記記憶面から記憶されている受信マ
    ルチフレーム信号を読み出すためのアドレスとを生成す
    る受信記憶用アドレス生成手段と、 前記発生した送信処理用のマルチフレーム同期信号と前
    記フレーム同期信号と前記面切換え制御信号とから前記
    信号処理手段から出力された前記送信マルチフレーム信
    号をいずれかの前記記憶面に書き込むためのアドレス
    と、残りの記憶面から送信マルチフレーム信号を読み出
    すためのアドレスとを生成する送信記憶用アドレス生成
    手段とを含むことを特徴とするマルチフレーム送受信処
    理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置において、前記送
    信記憶用アドレス生成手段は、前記面切換え制御信号を
    前記マルチフレーム同期信号発生手段によって発生した
    送信処理用のマルチフレーム同期信号によって遅延させ
    た信号を使用して前記書込みアドレスと前記読出しアド
    レスとを生成することを特徴とするマルチフレーム送受
    信処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の装置におい
    て、前記受信記憶用アドレス生成手段は、前記面切換え
    制御信号を反転した信号を使用して前記書込みアドレス
    と前記読出しアドレスとを生成することを特徴とするマ
    ルチフレーム送受信処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の装
    置において、前記受信記憶手段および送信記憶手段の各
    記憶面の記憶領域に1マルチフレーム分または複数マル
    チフレーム分単位で記憶し処理することを特徴とするマ
    ルチフレーム送受信処理装置。
JP9235631A 1997-09-01 1997-09-01 マルチフレーム送受信処理装置 Withdrawn JPH1174859A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9235631A JPH1174859A (ja) 1997-09-01 1997-09-01 マルチフレーム送受信処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9235631A JPH1174859A (ja) 1997-09-01 1997-09-01 マルチフレーム送受信処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1174859A true JPH1174859A (ja) 1999-03-16

Family

ID=16988886

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9235631A Withdrawn JPH1174859A (ja) 1997-09-01 1997-09-01 マルチフレーム送受信処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1174859A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5640398A (en) State machine architecture for concurrent processing of multiplexed data streams
GB2034156A (en) Elastic buffer memories for demultiplexers of synchronous type for time-division transmission systems
JPH0548560A (ja) Pcm伝送路におけるデータのフレーム遅延補正方式
JPH1174859A (ja) マルチフレーム送受信処理装置
JP2008035318A (ja) 非同期信号の同期化多重方法および装置
JP2001069125A (ja) クロック乗せ換え回路
JP2581449B2 (ja) 無瞬断切替方式
JP2722903B2 (ja) 同期網無線電送システム
JP2776133B2 (ja) 送端切替方式
KR100366789B1 (ko) 교환시스템의 피씨엠 데이터 다중화 장치
KR970004792B1 (ko) 다중접속에 의한 신호 다중화 장치
JP2856470B2 (ja) 2重化構成切り替え方式
JPH10145344A (ja) ビット位相同期回路
JP3042084B2 (ja) インタフェース回路
JP3564652B2 (ja) 位相差吸収回路及び位相差吸収システム
JP2849797B2 (ja) Atm伝送装置
JPH0685777A (ja) 多重フレーム化信号の位相整合回路
JPS60254938A (ja) 位相整列回路
JPH03133226A (ja) フレーム位相同期回路
JPH06350551A (ja) Tsa回路
JPH05268201A (ja) クロック乗換え回路
JPH0438026A (ja) 受信データ同期回路
JPS58151745A (ja) ル−プ式デ−タハイウエイの同期装置
JPH11298456A (ja) フレーム位相同期/ビット位相同期回路
JPH0278399A (ja) 時間スイッチ回路

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20041102