JP2001069125A - クロック乗せ換え回路 - Google Patents

クロック乗せ換え回路

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JP2001069125A JP24316299A JP24316299A JP2001069125A JP 2001069125 A JP2001069125 A JP 2001069125A JP 24316299 A JP24316299 A JP 24316299A JP 24316299 A JP24316299 A JP 24316299A JP 2001069125 A JP2001069125 A JP 2001069125A
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    • G11C2207/229Timing of a write operation

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クロック周波数が異なる複数種類の入力デー
タに対し、所定周波数の乗せ換え後クロックに乗せ換え
ることができるようにする。 【解決手段】 本発明のクロック乗せ換え回路は、書込
制御手段が乗せ換え前クロックに基づいて生成した書込
アドレスによって入力データを記憶手段に書き込み、読
出制御手段が、乗せ換え後クロックに基づいて生成した
読出アドレスによって、記憶手段からデータを読み出し
てクロックを乗せ換える。ここで、乗せ換え前クロック
の周波数が複数あると共に、乗せ換え後クロックの周波
数が、最も高い乗せ換え前クロックの周波数に等しいか
それより高い。読出制御手段は、入力されている乗せ換
え前クロックの周波数が乗せ換え後クロックより低い場
合には、乗せ換え前後のクロックの周波数間の割合に応
じて、読出アドレスを更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、あるクロック位相
で位相が定まっている入力データを上記クロックとは異
なる位相を有するクロックに乗せ換えるクロック乗せ換
え回路に関し、例えば、自動交換機における信号送受信
回路内のエラスチックストア制御回路に適用し得るもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、エラスチックストア制御方法を使
用した位相同期方法は、各種のビット位相同期回路に適
用されている。
【0003】以下、エラスチックストア制御方法の概略
について説明する。同期していない系の間で信号を伝送
する場合、受信装置側においては、送信装置側から入力
される入力クロックを使用して入力データをメモリに一
旦蓄積し、受信装置の内部で使用されているシステムク
ロックによりそのメモリのデータを同順序で読み出すこ
とにより、受信装置内部では入力データをシステムクロ
ックに同期して扱うことが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来技術の前提条件として、入力クロックとシステムクロ
ックはある同一のクロック周波数であり、そのため、1
個のエラスチックストア制御回路では1個のクロック周
波数しか扱うことはできなかった。
【0005】つまり、同一のエラスチックストア制御回
路では入力データに同期した入力クロックの周波数がエ
ラスチックストア制御回路の設計時に設定したクロック
周波数と同一なものでなければビット位相同期機能は満
足されず、入力クロックとシステムクロックが1種類の
関係でしか成立しないという課題があった。
【0006】今日のように、種々のデータ速度のデータ
が通信に供している時代では、異なる速度(クロック周
波数)のデータを取り扱うことができる信号送受信回路
が開発、研究されているが、それに対応できる1個のエ
ラスチックストア制御回路は、従来は存在しなかった。
すなわち、入力データのクロック周波数の種類毎に、異
なるエラスチックストア制御回路が必要となっていた。
【0007】これは、入力データのクロック周波数と、
システムクロックの周波数とが異なる場合に、特に、シ
ステムクロックが高い場合に対応し得るエラスチックス
トア制御回路が存在しないことにも起因している。
【0008】そのため、乗せ換え後クロックの周波数が
乗せ換え前クロックより高い場合においても、クロック
の乗せ換えを実行できるクロック乗せ換え回路が求めら
れている。
【0009】また、クロック周波数が異なる複数種類の
入力データに対し、所定周波数の乗せ換え後クロックに
乗せ換えることができるクロック乗せ換え回路が求めら
れている。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、第1の本発明においては、書込制御手段が乗せ換え
前クロックに基づいて生成した書込アドレスによって入
力データを記憶手段に書き込むと共に、読出制御手段
が、乗せ換え前クロックとは独立している乗せ換え後ク
ロックに基づいて生成した読出アドレスによって、上記
記憶手段からデータを読み出して、データに同期してい
るクロックを乗せ換えるクロック乗せ換え回路におい
て、上記乗せ換え後クロックとして、その周波数が、上
記乗せ換え前クロックの周波数より高い周波数のものを
適用すると共に、上記読出制御手段は、乗せ換え後クロ
ックが与えられたときに、上記乗せ換え前クロックの周
波数と上記乗せ換え後クロックの周波数間の割合に応じ
て、読出アドレスを更新し、又は、読出アドレスを維持
することを特徴とする。
【0011】また、第2の本発明は、書込制御手段が乗
せ換え前クロックに基づいて生成した書込アドレスによ
って入力データを記憶手段に書き込むと共に、読出制御
手段が、乗せ換え前クロックとは独立している乗せ換え
後クロックに基づいて生成した読出アドレスによって、
上記記憶手段からデータを読み出して、データに同期し
ているクロックを乗せ換えるクロック乗せ換え回路にお
いて、上記乗せ換え前クロックの周波数が複数あると共
に、上記乗せ換え後クロックの周波数が、最も高い上記
乗せ換え前クロックの周波数に等しいかそれより高い周
波数のものを適用すると共に、上記読出制御手段は、入
力されている上記乗せ換え前クロックの周波数が上記乗
せ換え後クロックの周波数より低い場合には、上記乗せ
換え後クロックが与えられたときに、入力されている上
記乗せ換え前クロックの周波数と上記乗せ換え後クロッ
クの周波数間の割合に応じて、読出アドレスを更新し、
又は、読出アドレスを維持することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】(A)第1の実施形態 以下、本発明によるクロック乗せ換え回路を、エラスチ
ックストア制御回路に適用した第1の実施形態を図面を
参照しながら説明する。
【0013】第1の実施形態のエラスチックストア制御
回路は、位相同期の対象として2種類のクロック周波数
に同期した入力データを扱う系において、その2種類の
クロック周波数の関係が2のべき乗の関係がある場合
(入力クロック周波数A及びBとすると、A=2×B
(nは自然数))の位相同期方法を実現しようとしたも
のである。
【0014】(A−1)第1の実施形態の構成 図1は、第1の実施形態のエラスチックストア制御回路
の構成を示すブロック図である。
【0015】図1では、書込アドレス生成部101、エ
ラスチックストア部102、システムクロック生成部1
03、メインカウンタ部104、読出アドレス選択部1
05、デコード部106、有効表示信選択部107及び
データ処理部108を示しているが、書込アドレス生成
部101、エラスチックストア部102、メインカウン
タ部104、読出アドレス選択部105、デコード部1
06及び有効表示信選択部107が、エラスチックスト
ア制御回路100を構成している。
【0016】入力データ1aは、書込データとして、エ
ラスチックストア部102に入力される。入力クロック
1bは、書込クロックとしてエラスチックストア部10
2に入力されると共に、書込アドレスを更新させるクロ
ックとして書込アドレス生成部101に入力される。入
力フレームパルス1cは、リタイミングパルスとして、
書込アドレス生成部101に入力される。
【0017】上述のように、入力データ1aとしては、
高いクロック周波数A(1b)に従っているものと、低
いクロック周波数B(1b)に従っているものとのいず
れかである。
【0018】書込アドレス生成部101は、入力フレー
ムパルス1cによってリセットされた後、入力クロック
1bが入力される毎に1インクリメントしていく書込ア
ドレスを生成して、エラスチックストア部102に与え
るものである。
【0019】システムクロック生成部103は、当該エ
ラスチックストア制御回路100を有するシステムの内
部(データ処理部108)が必要とするシステムクロッ
ク1eを生成するものである。この第1の実施形態の場
合、システムクロック1eの周波数は、2種類の入力デ
ータのうちの高いクロック周波数Aのものと同じになっ
ている。
【0020】このシステムクロック1eは、読出クロッ
クとして、エラスチックストア部102に入力される。
また、システムクロック1eは、メインカウンタ部10
4及びデータ処理部108にも入力されている。
【0021】メインカウンタ部104は、システムクロ
ック1eの到来に基づいて、カウント動作するものであ
る。メインカウンタ部104は、3種類のカウント値
(以下、カウンタ出力と呼ぶ)CT1〜CT3を生成す
るものである。
【0022】3種類のカウンタ出力CT1〜CT3が取
り得る範囲は、nやiによって定まる。nは、上述した
入力クロック周波数A及びBとしたときの両者の関係A
=2 ×Bを規定する自然数である。iは、エラスチッ
クストア部102のアドレス幅によって定まる自然数で
あり、エラスチックストア部102のアドレス幅(アド
レスのビット数)はi−n+1になっている。アドレス
幅i−n+1は2ビット以上をとるので、i>nであ
る。アドレス幅がi−n+1であるので、アドレスは0
〜2i−n+1−1である。
【0023】カウンタ出力CT1は、システムクロック
1eが到来する毎に1インクリメントするものであっ
て、0〜2−1の範囲で巡回的に変化するものであ
る。このカウンタ出力CT1の形成部はソフトウェア的
構成でも良いが、ハードウェアであれば、nビットカウ
ンタそのものを適用できる。
【0024】また、カウンタ出力CT2は、システムク
ロック1eが到来する毎に1インクリメントするもので
あって、0〜2i−n+1−1の範囲(アドレス範囲に
等しい)で巡回的に変化するものである。このカウンタ
出力CT2の形成部はソフトウェア的構成でも良いが、
ハードウェアであれば、i−n+1ビットカウンタその
ものを適用できる。
【0025】さらに、カウンタ出力CT3は、システム
クロック1eが2個到来する毎に1インクリメントす
るものであって、0〜2i−n+1−1の範囲(アドレ
ス範囲に等しい)で巡回的に変化するものである。この
カウンタ出力CT3の形成部はソフトウェア的構成でも
良いが、ハードウェアであれば、システムクロック1e
が到来する毎に1インクリメントするi+1ビットカウ
ンタを適用し、そのうちの下位nビットを除いて出力す
るようにすれば良い。
【0026】なお、カウンタ出力CT3を、i+1ビッ
トカウンタの出力とし、読出アドレス選択部105がこ
のカウンタ出力CT3を選択する際には、そのうちの下
位nビットを除き(例えば、下位側へのシフト動作で除
く)、上位側のi−n+1ビットを出力させるようにし
ても良い。
【0027】カウンタ出力CT2及びカウンタ出力CT
3は読出アドレス選択部105に入力されている。ま
た、カウンタ出力CT1はデコード部106に入力され
ている。なお、カウンタ出力CT1及びCT3は、入力
データ1aのクロック周波数が低い周波数Bの場合に意
味を持つものであり、カウンタ出力CT2は、入力デー
タ1aのクロック周波数が高い周波数Aの場合に意味を
持つものである。
【0028】読出アドレス選択部105には、現在入力
されている入力クロックの周波数を規定する設定値1h
も入力されている。読出アドレス選択部105は、この
設定値1hに応じ、カウンタ出力CT2及びCT3の一
方を選択して、読出アドレスとして、エラスチックスト
ア部102に与えるものである。読出アドレス選択部1
05は、低いクロック周波数Bの入力データ1aの入力
時には、カウンタ出力CT3を選択し、高いクロック周
波数Aの入力時には、カウンタ出力CT2を選択する。
【0029】なお、設定値1hは、入力クロック1bの
周波数を検出することにより(例えば、所定時間でのパ
ルス個数を検出することにより)、容易に形成できるも
のである。また、通信に先立つネゴシエーションなどに
よって、クロック周波数を認識して設定できるものであ
る。
【0030】エラスチックストア部102は、到来した
書込クロック1b及び書込アドレスに従って、入力デー
タ1aを格納すると共に、到来した読出クロック1e及
び読出アドレスに従って、格納しているデータを読み出
すものであり、その出力データ1dは、データ処理部1
08に与えられる。
【0031】デコード部106は、カウンタ出力CT1
をデコードし、システムクロック1eの2回に1回だ
け有効を示す出力を有効表示信号選択部107に与える
ものである。
【0032】有効表示信号選択部107には、上述した
設定値1hも与えられており、また、固定値1gも与え
られている。固定値1gは有効を示す値になっている。
有効表示信号選択部107は、設定値1hが、入力クロ
ック1bの周波数として低い周波数Bであることを表し
ているときに、デコード部106の出力を選択し、一
方、設定値1hが、入力クロック1bの周波数として高
い周波数Aであることを表しているときに、固定値1g
を選択し、有効表示信号1fとしてデータ処理部108
に与える。
【0033】データ処理部108は、有効表示信号1f
が有効を表示しているときに、システムクロック1eに
同期して、エラスチックストア部102からの出力デー
タ1dを取り込んで処理するものである。
【0034】(A−2)第1の実施形態の動作 以下、以上のような構成を有する第1の実施形態のエラ
スチックストア制御回路100の動作を説明する。
【0035】入力データ1a、入力クロック1b及び入
力フレームパルス1cは1組の信号群として入力され
る。
【0036】上述したように、この第1の実施形態にお
いては、これらの入力信号群について2種類のクロック
周波数を扱うことができ、その2種類のクロック周波数
A及びBには、2のべき乗の関係A=2×Bがある。
【0037】入力データ1aは、例えば、通話路データ
(例えばISDNにおいてはBch信号)もしくは呼処
理信号(例えばISDNにおいてはDch信号)であ
る。入力データ1aは、入力クロック1bを書込クロッ
クとしてエラスチックストア部102内に書き込まれ
る。入力フレームパルス1cは入力データ1aの先頭位
置を示し、書込アドレス生成部101内部のカウンタ回
路のリタイミングに使用される。書込アドレス生成部1
01において生成された書込アドレスは、入力データ1
aが書き込まれるべきエラスチックストア部102のア
ドレスを決定している。
【0038】一方、エラスチックストア部102の出力
側では、出力データ1dがシステムクロック生成部10
3により生成されたシステムクロック1eを読出クロッ
クとして読み出される。上述のように、システムクロッ
ク1eの周波数は、入力クロック1bにおける2種類の
クロック周波数のうち高い方の周波数Aである。
【0039】このように読出クロック周波数(システム
クロック1e)として高い周波数Aを選定している場合
に、入力クロック1bの周波数として低い方の周波数B
を使用するときにおいて、仮に、従来のエラスチックス
トア制御回路をそのまま適用すると、書込クロック周波
数Bに対して読出クロック周波数Aの方が高くなるた
め、読出アドレスの書込アドレスに対する追い越しが生
じ、正常に動作しなくなる。
【0040】そのため、第1の実施形態においては入力
データ1aのクロック周波数A又はBに応じて読出アド
レスを制御し、2種類の周波数A又はBの入力データ1
aを扱えるようにしている。
【0041】以下では、まず、低周波数Bの入力クロッ
ク1bが与えられている状況での読出側の動作について
説明し、その後、高周波数Aの入力クロック1bが与え
られている状況での読出側の動作について説明する。
【0042】なお、書込側の動作は、上述したように、
低周波数Bの入力クロック1bが与えられている状況で
も、高周波数Aの入力クロック1bが与えられている状
況でも同様である。但し、書込クロック周波数1bが異
なっているので、1個のデータの書込みに要する時間
は、2:1である。図2(a)及び(b)には、入力
クロック1bが低周波数Bの場合(但しnは2)での書
込タイミングを示しており、図3(a)及び(b)に
は、入力クロック1bが高周波数Aの場合での書込タイ
ミングを示している。
【0043】上述のように、低周波数Bの入力クロック
1bが与えられている状況でも、高周波数A(A=2
×B)であるシステムクロック1eがシステムクロック
生成部103から読み出され、読出クロックとして、エ
ラスチックストア部102に与えられると共に、メイン
カウンタ部104にも与えられる。
【0044】メインカウンタ部104においては、シス
テムクロック1eの到来に基づいて、3種類のカウンタ
出力CT1〜CT3を更新する。カウンタ出力CT2及
びCT3は読出アドレス選択部105に入力されるが、
設定値1hが入力クロック1bの低周波数Bを指示して
いるため、読出アドレス選択部105はカウンタ出力C
T3を選択し、エラスチックストア部102に読出アド
レスとして与える。
【0045】カウンタ出力CT3は、上述したように、
システムクロック1eの2クロックに1回更新される
ものであるので、読出アドレスはシステムクロック1e
の2 クロックに1回更新され、出力データ1dは読み
出される。一方、システムクロック1eがそのまま読出
アドレスになっているので、2回の読出動作では、同
一の読出アドレスが適用される。
【0046】図2(c)及び(d)には、nが2の場合
におけるこの読出の様子を示している。
【0047】以上のように、システムクロック1eの2
クロック分の間、出力データ1dとして重複した同一
のデータが出力されるため、データ処理部108に対し
てはシステムクロック1eの2クロック中に1クロッ
ク分だけ、有効データが伝送されていることを示す必要
がある。
【0048】そのため、メインカウンタ部104の出力
であるカウンタ出力CT1をデコード部106において
デコードし、2クロック中に1クロック分だけ、有効
であることを示す信号をデコード部106から出力され
る。この信号は、入力クロック1bが低周波数Bである
ことを表している設定値1hに基づき、有効表示信号選
択部107で選択され、有効表示信号1fとしてデータ
処理部108に出力される。
【0049】図2(e)には、nが2の場合における、
上述のような有効表示信号1fの変化を示している。
【0050】次に、入力クロック1bが高周波数Aの場
合、言い換えると、システムクロック1eと入力クロッ
ク1bが同じ周波数の場合における読出側の動作を説明
する。
【0051】上述のように、この場合においても、シス
テムクロック生成部103から出力されたシステムクロ
ック1eがエラスチックストア部102に読出クロック
として与えられると共に、このシステムクロック1eが
メインカウンタ部104にも与えられる。この場合をも
区別することなく、メインカウンタ部104は、システ
ムクロック1eの到来に基づいて、3種類のカウンタ出
力CT1〜CT3を更新して出力する。
【0052】カウンタ出力CT2及びCT3は読出アド
レス選択部105に入力されるが、設定値1hが入力ク
ロック1bの高周波数Aを指示しているため、読出アド
レス選択部105はカウンタ出力CT2を選択し、エラ
スチックストア部102に読出アドレスとして与える。
【0053】カウンタ出力CT2は、上述したように、
システムクロック1eの到来毎に1インクリメントする
ものであり(最大値になると最小値に戻す)、これによ
り、位相はさておき、書込アドレス及び読出アドレスの
更新周期及び更新順序は同じものとなる。
【0054】すなわち、エラスチックストア部102に
書き込まれたデータが重複することなく書き込まれた順
番に読み出され、出力データ1dとしてデータ処理部1
08に与えられる。
【0055】入力クロック1bが高周波数Aの場合に
も、デコード部106からの出力はあるが、入力クロッ
ク1bの高周波数Aを表している設定値1hに基づき、
有効表示信号選択部107では選択されず、有効表示信
号選択部107は、常時有効を表している固定値1gを
選択し、有効表示信号1fとしてデータ処理部108に
与える。
【0056】図3(c)〜(e)は、入力クロック1b
が高周波数Aの場合におけるシステムクロック1e、エ
ラスチックストア部102の出力データ1d及び有効表
示信号1fのタイミングを示している。
【0057】以上のように、使用する入力データ1aの
クロック周波数に応じて設定値1hを設定することによ
り、入力データ1aのクロック周波数が高周波数Aであ
っても、低周波数Bであっても、システムクロック1e
に乗せ換えることができる。
【0058】いずれの場合にせよ、データ処理部108
には、エラスチックストア部102からの出力データ1
d、システムクロック1e及び有効表示信号1fが入力
され、それに基づきデータが効率的に処理される。例え
ば、時分割多重分離処理、時分割交換処理もしくは呼設
定処理が効率的に実行できる。
【0059】(A−3)第1の実施形態の効果 第1の実施形態のエラスチックストア制御回路によれ
ば、異なるクロック周波数(周波数間には、一方の周波
数が他方の周波数の2のべき乗の関係がある)の入力デ
ータを、簡単な構成によって、システムクロックに乗せ
換えることができる。
【0060】また、有効表示信号をも後段の回路に与え
るようにしているので、異種の入力クロック周波数を想
定したデータ処理が可能となり、エラスチックストア部
以降の後段の回路の共有化を実行できると共に、その後
段の回路において効率的な処理が可能となる。
【0061】(B)第2の実施形態 次に、本発明によるクロック乗せ換え回路を、エラスチ
ックストア制御回路に適用した第2の実施形態を図面を
参照しながら説明する。
【0062】第2の実施形態のエラスチックストア制御
回路は、位相同期の対象として2種類のクロック周波数
に同期した入力データを扱う系において、その2種類の
クロック周波数の関係が整数比の関係がある場合(入力
クロック周波数C及びDとすると、x×C=y×D、
(x及びyは自然数であり、x<y))の位相同期方法
を実現しようとしたものである。
【0063】(B−1)第2の実施形態の構成図4は、
第2の実施形態のエラスチックストア制御回路の構成を
示すブロック図である。
【0064】図4では、書込アドレス生成部201、エ
ラスチックストア部202、システムクロック生成部2
03、サブカウンタ部204、読出アドレス生成部20
5及びデータ処理部208を示しているが、書込アドレ
ス生成部201、エラスチックストア部202、サブカ
ウンタ部204及び読出アドレス生成部205が、エラ
スチックストア制御回路200を構成している。
【0065】図4において、入力データ2aは書込デー
タとして、エラスチックストア部202に入力される。
入力クロック2bは書込クロックとしてエラスチックス
トア部202に入力されると共に、書込アドレス生成部
201に対して書込アドレスを更新させるために入力さ
れる。入力フレームパルス2cはリタイミングパルスと
して、書込アドレス生成部201に入力される。書込ア
ドレス生成部201からの出力は書込アドレスとして、
エラスチックストア部202に入力される。
【0066】システムクロック生成部203は、入力ク
ロック2bが取り得る2種類の周波数C及びDのうち高
い方の周波数Cと同じ周波数のシステムクロック2eを
生成するものである。このシステムクロック2eは、読
出クロックとして、エラスチックストア部202に入力
されると共に、サブカウンタ部204、読出アドレス生
成部205及びデータ処理部208にも入力される。
【0067】サブカウンタ部204には、当該エラスチ
ックストア制御回路200に入力されている入力クロッ
ク2bの周波数が高低いずれの周波数C又はDかを規定
する設定値2hが与えられている。
【0068】サブカウンタ部204は、設定値2hが高
い周波数Cを規定しているときには、システムクロック
2eの入力に拘わらず、常時、有効を示す有効表示信号
2fを形成する。また、サブカウンタ部204は、設定
値2hが低い周波数Dを規定しているときには、システ
ムクロック2eがy個到来している期間中、x個のシス
テムクロック2eの到来期間に有効を示し、残りのy−
x個のシステムクロック2eの到来期間に無効を示す有
効表示信号2fを形成する。例えば、y個到来している
期間中、前半のy−x個のシステムクロック2eの到来
期間に無効を示す。このような有効表示信号2fは、読
出アドレス生成部205及びデータ処理部208に入力
される。上記説明でのx、yは、入力クロック2bの2
種類の周波数C、Dの関係x×C=y×Dが規定する上
述したx、yである。
【0069】読出アドレス生成部205は、有効表示信
号2fが有効を示している期間において、到来したシス
テムクロック2eに応じて、カウント値を1インクリメ
ントし(最大値でシステムクロック2eが到来したとき
には最小値に変更)、そのカウント値を、読出アドレス
として、エラスチックストア部202に与える。
【0070】エラスチックストア部202は、到来した
書込クロック2b及び書込アドレスに従って、入力デー
タ2aを格納すると共に、到来した読出クロック2e及
び読出アドレスに従って、格納しているデータを読み出
すものであり、その出力データ2dは、データ処理部2
08に与えられる。
【0071】データ処理部208は、有効表示信号2f
が有効を表示しているときに、システムクロック2eに
同期して、エラスチックストア部202からの出力デー
タ2dを取り込んで処理するものである。
【0072】(B−2)第2の実施形態の動作 以下、以上のような構成を有する第2の実施形態のエラ
スチックストア制御回路200の動作を説明する。
【0073】入力データ2a、入力クロック2b及び入
力フレームパルス2cは1組の信号群として入力され
る。
【0074】この第2の実施形態においては、これらの
入力信号群について2種類のクロック周波数を扱うこと
ができ、その2種類のクロック周波数には整数比の関係
(入力クロック周波数C及びD:x×C=y×D、x及
びyは自然数であり、x<y)がある。
【0075】入力データ2aは、通話路データ(例えば
ISDNにおいてはBch信号)もしくは呼処理信号
(例えばISDNにおいてはDch信号)等であり、入
力クロック2bを書込クロックとしてエラスチックスト
ア部202内に書き込まれる。入力フレームパルス2c
は入力データ2aの先頭位置を示し、書込アドレス生成
部201内部のカウンタ回路のリタイミングに使用され
る。書込アドレス生成部201において生成された書込
アドレスは、入力データ2aが書き込まれるべきエラス
チックストア部202のアドレスを決定する。
【0076】一方、エラスチックストア部202の出力
側では、出力データ2dがシステムクロック生成部20
3により生成されたシステムクロック2eを読出クロッ
クとして読み出される。
【0077】ここで、システムクロック2eの周波数
は、入力クロック2bにおける2種類のクロック周波数
C及びDの内、高い方の周波数Cである。
【0078】仮に、従来のエラスチックストア制御回路
において、入力クロック2bの周波数が低い方の周波数
Dの場合に、高い周波数Cと同じ周波数のシステムクロ
ック2eを読出クロックとして用いると、書込クロック
周波数に対して読出クロック周波数の方が高くなるた
め、読出アドレスの書込アドレスに対する追い越しが生
じ、正常に動作しなくなる。
【0079】そのため、第2の実施形態においても、入
力データ2aのクロック周波数C又はDに応じて、読出
アドレスを制御し、異なるクロック周波数の入力データ
2aを扱えるようにしている。
【0080】以下では、まず、低周波数Dの入力クロッ
ク2bが与えられている状況での読出側の動作について
説明し、その後、高周波数Cの入力クロック2bが与え
られている状況での読出側の動作について説明する。
【0081】なお、第2の実施形態においても、書込側
の動作は、上述したように、低周波数Dの入力クロック
2bが与えられている状況でも、高周波数Cの入力クロ
ック2bが与えられている状況でも同様である。但し、
書込クロック周波数2bが異なっているので、1個のデ
ータの書込みに要する時間は、y:xである。図5
(a)及び(b)には、入力クロック2bが低周波数D
の場合での書込タイミングを示しており、図6(a)及
び(b)には、入力クロック2bが高周波数Cの場合で
の書込タイミングを示している(但しx=3、y=
7)。
【0082】上述のように、低周波数Dの入力クロック
2bが与えられている状況でも、高周波数C(x×C=
y×D)であるシステムクロック2eがシステムクロッ
ク生成部203から出力され、読出クロックとして、エ
ラスチックストア部202に与えられると共に、サブカ
ウンタ部204及び読出アドレス生成部205にも与え
られる。
【0083】システムクロック2eが入力クロック2b
のy/x(>1)倍の周波数である場合、言い換える
と、入力クロック2bの周波数が低周波数Dであると、
そのことを表す設定値2hに基づき、サブカウンタ部2
04は、システムクロック2eのyクロック期間中にx
クロック期間分だけ有効を示し、残りのy−xクロック
期間分だけ無効を示す有効表示信号2fを生成する。読
出アドレス生成部205の内部カウンタは、有効表示信
号2fが有効を示す期間に到来したシステムクロック2
eによってカウント値(エラスチックストア部202に
対する読出アドレス)を更新する一方、有効表示信号2
fが無効を示す期間ではシステムクロック2eが到来し
ても、カウント値を更新しない。
【0084】ここで、x及びyは入力クロック2bの2
種類の周波数の関係(周波数C及びD:x×C=y×
D、x及びyは自然数、x<y)を規定する値である。
【0085】図5のタイムチャートが示すようにシステ
ムクロック2eのyクロック中にxクロック分しか、読
出アドレスを更新しない(図5(e)参照)。その結
果、図5(d)に示すように、サブカウンタ部204か
らの有効表示信号2fが無効を示しているy−xクロッ
ク分の間、出力データ2dは、同一読出アドレスからの
重複したデータとなっている。そのため、データ処理部
208に対しては、システムクロック2eのyクロック
中にxクロック分だけ、有効データが伝送されているこ
とを示す必要がある。そこで、サブカウンタ部204に
より生成される有効表示信号2fをデータ処理部208
にも入力し、データ処理部208においてはこの有効表
示信号2fに基づいてデータ処理を実施する。
【0086】次に、入力クロック2bが高周波数Cの場
合、言い換えると、システムクロック2eと入力クロッ
ク2bが同じ周波数の場合における読出側の動作を説明
する。
【0087】上述のように、この場合においても、シス
テムクロック生成部203から出力されたシステムクロ
ック2eがエラスチックストア部202に読出クロック
として与えられると共に、このシステムクロック2eが
サブカウンタ部204、読出アドレス生成部205及び
データ処理部208にも与えられる。
【0088】この場合には、サブカウンタ部204は、
設定値2hが入力クロック2bの周波数が高周波数Cで
あることを表す値であるので、図6(d)に示すシステ
ムクロック2eの入力に関係なく、図6(e)に示すよ
うに、常時、有効を示す有効表示信号2fを出力する。
その結果、読出アドレス生成部205の内部カウンタは
停止することなく読出アドレスを更新し、エラスチック
ストア部202からは、読出クロック(システムクロッ
ク2e)が生じる毎に更新された読出アドレスに記憶さ
れたデータが、図6(d)に示すように、出力データ2
dとして読み出される。
【0089】このように、読出クロックが生じる毎に、
異なるデータが出力データ2dとしてエラスチックスト
ア部202からデータ処理部208に出力されるので、
常時有効を表す有効表示信号2fもデータ処理部208
に与え、入力されているデータ2dに、重複した無効な
データがないことを通知する。
【0090】以上のようにして、使用する入力データ2
aのクロック周波数に応じて、予め設定値2hを設定す
ることにより、入力データ2aのクロック周波数とし
て、周波数Cもしくは周波数D(x×C=y×D、x及
びyは自然数、x<y)のいずれかを使うことが可能と
なる。
【0091】データ処理部208ではエラスチックスト
ア部202からの出力データ2d、システムクロック2
e及び有効表示信号2fが入力され、それに基づきデー
タが効率的に処理される。例えば、時分割多重分離処
理、時分割交換処理もしくは呼設定処理が行われる。
【0092】(B−3)第2の実施形態の効果 第2の実施形態のエラスチックストア制御回路によれ
ば、異なるクロック周波数(周波数間には、整数比の関
係がある)のいずれかに従うエラスチックストア部への
入力データを、簡単な構成によって、システムクロック
に乗せ換えることができ、エラスチックストア制御回路
以降の回路の共有化ができる。
【0093】また、システムクロックの周波数が入力ク
ロックの周波数より高い場合に生じる無効な重複データ
の位置を示す信号を作成するため、後段の回路において
効率的な処理が可能となる。
【0094】(C)他の実施形態 第1及び第2の実施形態では、入力される2種類のクロ
ックの内、片方の周波数をシステムクロックと同じ周波
数としていたが、原理的には同じ周波数である必要はな
く、入力される2種類のクロックとシステムクロックの
周波数がすべて相異なる周波数である場合にも適用可能
である。但し、システムクロックの周波数が最も高いこ
とを要する。
【0095】この場合において、入力クロックの2種類
の周波数をE、F、システムクロックの周波数をGとす
ると、入力クロック周波数Eの入力データをシステムク
ロックに乗せ換える場合も、また、入力クロック周波数
Fの入力データをシステムクロックに乗せ換える場合
も、入力クロック周波数Bの入力データをシステムクロ
ックに乗せ換える第1の実施形態での方法、又は、入力
クロック周波数Dの入力データをシステムクロックに乗
せ換える第2の実施形態での方法を適用することにな
る。
【0096】また、第1及び第2の実施形態では、入力
されるクロックは2種類の周波数としていたが、予め設
定する設定値を複数設けることにより、3種類以上の周
波数を扱うような場合にも、本発明は適用可能である。
また、入力クロックの周波数は1種類であっても、その
周波数がシステムクロックの周波数より低い場合には、
上記実施形態における低周波数の入力クロックが入力さ
れた場合に対応する構成を適用することができる。
【0097】さらに、第1及び第2の実施形態では、低
クロック周波数の入力データが入力されている場合にお
いて、読出アドレスの更新を、2個のシステムクロッ
ク期間に1回、又は、y個のシステムクロック期間にx
回だけ行うものを示したが、この更新割合を確保できる
のならば、他の方法でも良い。例えば、第2の実施形態
の変形例としては、2yのシステムクロック期間の後半
にまとめて2x回更新させるようにしても良い。このよ
うな読出アドレスの更新に合わせて、有効表示信号の有
効、無効を制御することは勿論である。
【0098】さらにまた、上記第2の実施形態は、2種
類の入力クロック周波数間に整数比の関係がある場合の
ものであるが、整数比の関係には、2のべき乗の関係も
含まれるので、2種類の入力クロック周波数間に2のべ
き乗の関係がある場合にも、第2の実施形態を適用可能
である。
【0099】また、上記第1及び第2の実施形態は、本
発明によるクロック乗せ換え回路を、エラスチックスト
ア制御回路に適用したものを示したが、本発明によるク
ロック乗せ換え回路を、他のクロック乗せ換えを必要と
する回路に適用するようにしても良い。ここで、入力デ
ータはシリアルデータ(1ビットデータ)に限定され
ず、入力クロック(乗せ換え前クロック)に同期して入
力されるパラレルデータをシステムクロック(乗せ換え
後クロック)に乗せ換えるものであっても良い。
【0100】
【発明の効果】以上のように、第1の本発明によれば、
乗せ換え後クロックの周波数が乗せ換え前クロックより
高い場合においても、クロックの乗せ換えを実行できる
クロック乗せ換え回路を提供できる。
【0101】また、第2の本発明によれば、クロック周
波数が異なる複数種類の入力データに対し、所定周波数
の乗せ換え後クロックに乗せ換えることができるクロッ
ク乗せ換え回路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】第1の実施形態の低クロック周波数の入力デー
タに対する乗せ換え処理を示すタイミングチャートであ
る。
【図3】第1の実施形態の高クロック周波数の入力デー
タに対する乗せ換え処理を示すタイミングチャートであ
る。
【図4】第2の実施形態の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】第2の実施形態の低クロック周波数の入力デー
タに対する乗せ換え処理を示すタイミングチャートであ
る。
【図6】第2の実施形態の高クロック周波数の入力デー
タに対する乗せ換え処理を示すタイミングチャートであ
る。
【符号の説明】
101、201…書込アドレス生成部、 102、202…エラスチックストア部、 103、203…システムクロック生成部、 104…メインカウンタ部、 105…読出アドレス選択部、 106…デコード部、 107…有効表示信選択部、 108、208…データ処理部、 204…サブカウンタ部、 205…読出アドレス生成部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 定明 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 高橋 岳 東京都品川区荏原1丁目20番10号 荏原ビ ル 株式会社沖コムテック内 (72)発明者 植竹 芳勝 東京都品川区荏原1丁目20番10号 荏原ビ ル 株式会社沖コムテック内 Fターム(参考) 5K028 AA08 NN31 SS25 5K034 AA10 HH23 HH45 5K047 AA00 GG06 GG42 MM25 MM49 MM56 5K069 DB18 FC08 FD01 GA10

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書込制御手段が乗せ換え前クロックに基
    づいて生成した書込アドレスによって入力データを記憶
    手段に書き込むと共に、読出制御手段が、乗せ換え前ク
    ロックとは独立している乗せ換え後クロックに基づいて
    生成した読出アドレスによって、上記記憶手段からデー
    タを読み出して、データに同期しているクロックを乗せ
    換えるクロック乗せ換え回路において、 上記乗せ換え後クロックとして、その周波数が、上記乗
    せ換え前クロックの周波数より高い周波数のものを適用
    すると共に、 上記読出制御手段は、乗せ換え後クロックが与えられた
    ときに、上記乗せ換え前クロックの周波数と上記乗せ換
    え後クロックの周波数間の割合に応じて、読出アドレス
    を更新し、又は、読出アドレスを維持することを特徴と
    するクロック乗せ換え回路。
  2. 【請求項2】 上記乗せ換え後クロックの周波数が、上
    記乗せ換え前クロックの周波数の2のn乗(nは自然
    数)の周波数であると共に、 上記読出制御手段は、乗せ換え後クロックが2のn乗個
    到来する毎に、読出アドレスを更新することを特徴とす
    る請求項1に記載のクロック乗せ換え回路。
  3. 【請求項3】 上記読出制御手段は、読出アドレスが同
    一の期間中、上記乗せ換え後クロックの1周期に相当す
    る期間だけ、有効を示す有効表示信号を形成し、上記記
    憶手段から読み出されたデータが与えられるデータ処理
    手段に与える有効表示信号生成部を備えることを特徴と
    する請求項2に記載のクロック乗せ換え回路。
  4. 【請求項4】 上記乗せ換え後クロックの周波数をC、
    上記乗せ換え前クロックの周波数をDとしたときに、x
    ×C=y×D(x及びyは自然数:x<y)の関係があ
    ると共に、 上記読出制御手段は、乗せ換え後クロックがy個到来し
    たときに、そのうちのx個の到来で読出アドレスを更新
    することを特徴とする請求項1に記載のクロック乗せ換
    え回路。
  5. 【請求項5】 上記読出制御手段は、乗せ換え後クロッ
    クがy個到来したときに、そのうちのx個の期間で有効
    を示す有効表示信号を形成し、上記記憶手段から読み出
    されたデータが与えられるデータ処理手段に与える有効
    表示信号生成部を備えることを特徴とする請求項4に記
    載のクロック乗せ換え回路。
  6. 【請求項6】 書込制御手段が乗せ換え前クロックに基
    づいて生成した書込アドレスによって入力データを記憶
    手段に書き込むと共に、読出制御手段が、乗せ換え前ク
    ロックとは独立している乗せ換え後クロックに基づいて
    生成した読出アドレスによって、上記記憶手段からデー
    タを読み出して、データに同期しているクロックを乗せ
    換えるクロック乗せ換え回路において、 上記乗せ換え前クロックの周波数が複数あると共に、上
    記乗せ換え後クロックの周波数が、最も高い上記乗せ換
    え前クロックの周波数に等しいかそれより高い周波数の
    ものを適用すると共に、 上記読出制御手段は、入力されている上記乗せ換え前ク
    ロックの周波数が上記乗せ換え後クロックの周波数より
    低い場合には、上記乗せ換え後クロックが与えられたと
    きに、入力されている上記乗せ換え前クロックの周波数
    と上記乗せ換え後クロックの周波数間の割合に応じて、
    読出アドレスを更新し、又は、読出アドレスを維持する
    ことを特徴とするクロック乗せ換え回路。
  7. 【請求項7】 上記読出制御手段は、上記乗せ換え後ク
    ロックの周波数が、入力されている上記乗せ換え前クロ
    ックの周波数の2のn乗(nは自然数)の周波数である
    ときに、乗せ換え後クロックが2のn乗個到来する毎
    に、読出アドレスを更新することを特徴とする請求項6
    に記載のクロック乗せ換え回路。
  8. 【請求項8】 上記読出制御手段は、上記乗せ換え後ク
    ロックの周波数が、入力されている上記乗せ換え前クロ
    ックの周波数の2のn乗の周波数であるときには、読出
    アドレスが同一の期間中、上記乗せ換え後クロックの1
    周期に相当する期間だけ、有効を示す有効表示信号を形
    成し、上記記憶手段から読み出されたデータが与えられ
    るデータ処理手段に与える有効表示信号生成部を備える
    ことを特徴とする請求項7に記載のクロック乗せ換え回
    路。
  9. 【請求項9】 上記読出制御手段は、上記乗せ換え後ク
    ロックの周波数をC、入力されている上記乗せ換え前ク
    ロックの周波数をDとしたときに、x×C=y×D(x
    及びyは自然数:x<y)の関係がある場合には、上記
    乗せ換え後クロックがy個到来したときに、そのうちの
    x個の到来で読出アドレスを更新することを特徴とする
    請求項6に記載のクロック乗せ換え回路。
  10. 【請求項10】 上記読出制御手段は、上記乗せ換え後
    クロックの周波数をC、入力されている上記乗せ換え前
    クロックの周波数をDとしたときに、x×C=y×D
    (x及びyは自然数:x<y)の関係がある場合には、
    上記乗せ換え後クロックがy個到来したときに、そのう
    ちのx個の期間で有効を示す有効表示信号を形成し、上
    記記憶手段から読み出されたデータが与えられるデータ
    処理手段に与える有効表示信号生成部を備えることを特
    徴とする請求項9に記載のクロック乗せ換え回路。
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