JPH117448A - 記録媒体および文字入力装置 - Google Patents

記録媒体および文字入力装置

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JPH117448A
JPH117448A JP9159592A JP15959297A JPH117448A JP H117448 A JPH117448 A JP H117448A JP 9159592 A JP9159592 A JP 9159592A JP 15959297 A JP15959297 A JP 15959297A JP H117448 A JPH117448 A JP H117448A
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聖二 桑理
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Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力モードを切り替えずに、日本語から英語
への変換を行えるようにする。 【解決手段】 キーボード5から入力された文字列は、
入力バッファ22に格納される。区切り文字が入力され
ると、入力バッファ22から1単語分の文字列が、変換
バッファ25にコピーされる。スペルチェック処理部2
9において、コピーされた文字列が、英語のスペリング
として正しくない場合、変換バッファ25にコピーされ
た文字列は、ローマ字かな変換処理部31において、ロ
ーマ字読みされ、かな変換され、かなバッファ28に格
納される。かな変換の結果が日本語の意味を持つとき、
日英変換処理部33において、その意味に対応する英語
が検索され、その結果は、日英変換候補バッファ26に
格納される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録媒体および文字
入力装置に関し、特に、英語入力モードのままで日本語
を入力しても、正しく英語への変換を行うようにするこ
とにより、入力モードを切り替えることなく、所望の英
語が入力されるようにした記録媒体および文字入力装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】英語入力装置(英語ワードプロセッサ)
の中には、ユーザが、わからない英語を入力したい場
合、日本語を入力すると、その日本語の意味に対応する
英語がリストアップされ、そのリストアップされた英語
の中から、所望の英語を選択できるという機能を有して
いるものがある。
【0003】図20のフローチャートを参照して、従来
の英語入力装置において、ユーザが、わからない英語を
入力したい場合に行う動作について説明する。まず、ユ
ーザが、わからない英語があり、日本語で入力し、その
日本語の意味に対応する英語を表示させたいと思ったと
き、ステップS51において、英語入力モードから日本
語入力モードに切り替える。そしてステップS52にお
いて、ユーザは、日本語を入力する。英語入力装置は、
入力された日本語に対応する英語を検索し、ディスプレ
イ上に検索した結果を表示する。ユーザは、ステップS
53において、その表示された英語のリスト内から、所
望の英語を選択する。そしてその選択結果で良ければ、
ステップS54に進み、ユーザは、日本語入力モードか
ら英語入力モードに切り替える。
【0004】以上のようにすることにより、わからない
英語がある場合でも、日本語の入力によって、所望の英
語を得て、入力することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た英語入力装置では、ユーザが、異なる言語(日本語)
を入力する場合、入力モードの切替を行なわなくてはな
らない。その結果、ユーザの思考が中断し、迅速な入力
が困難になる課題があった。
【0006】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、ユーザが、英語入力モードのままで、他の
言語の読みを入力しても、正しく他の言語と認識し、対
応する英語を表示することにより、入力モードの切替を
必要としないようにするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の記録媒
体は、入力された文字列を、第2の言語の文字列に変換
する変換ステップと、変換ステップにより変換された第
2の言語の文字列が持つ意味に対応する第1の言語の文
字列を検索する検索ステップとを備えるプログラムが記
録されていることを特徴とする。
【0008】請求項6に記載の文字入力装置は、入力さ
れた文字列を、第2の言語の文字列に変換する変換手段
と、変換手段により変換された第2の言語の文字列が持
つ意味に対応する第1の言語の文字列を検索する検索手
段とを備えることを特徴とする。
【0009】請求項1に記載の記録媒体、および請求項
6に記載の文字入力装置においては、入力された文字列
が、第2の言語の文字列に変換され、その変換された第
2の言語の文字列の意味に対応する第1の言語の文字列
が検索される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
するが、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と以下の
実施の形態との対応関係を明らかにするために、各手段
の後の括弧内に、対応する実施の形態(但し一例)を付
加して本発明の特徴を記述すると、次のようになる。但
し勿論この記載は、各手段を記載したものに限定するこ
とを意味するものではない。
【0011】請求項6に記載の文字入力装置は、入力さ
れた文字列を、第2の言語の文字列に変換する変換手段
(例えば、図3のステップS14)と、変換手段により
変換された第2の言語の文字列が持つ意味に対応する第
1の言語の文字列を検索する検索手段(例えば、図3の
ステップS16)とを備えることを特徴とする。
【0012】図1は、本発明を適用した英語入力装置
(英語ワードプロセッサ)の構成例を示している。入出
力処理部20は、マウス1またはキーボード5からの入
力情報の処理と、ディスプレイ10への出力情報の処理
を行っている。入力バッファ22は、入出力処理部20
に入力された情報を格納する。変換バッファ25には、
入力バッファ22に記憶された文字列の中から、処理が
行なわれる文字列がコピーされる。
【0013】スペルチェック処理部29は、変換バッフ
ァ25に格納されている文字列を読み出し、スペルチェ
ック用辞書30を検索し、読み出した文字列が、英語の
スペリング(単語)として存在する場合は、その文字列
をスペル修正候補バッファ27に格納させる。また、読
み出した文字列が、英語のスペリングとして存在しない
場合は、読み出した文字列に類似するスペリングを持つ
単語が検索され、スペル修正候補バッファ27に格納さ
れる。
【0014】ローマ字かな変換処理部31は、変換バッ
ファ25に格納されている文字列を読み出し、読み出し
た文字列のローマ字読みに対応するかなをローマ字かな
変換テーブル32から読み出し、かなバッファ28に格
納させる。
【0015】日英変換処理部33は、かなバッファ28
に格納された文字列が全てかなのとき(アルファベット
が含まれていないとき)、そのかな文字列がもつ意味に
対応する英語を、日英変換辞書34から読み出し、日英
変換候補バッファ26に格納させる。
【0016】日本語優先フラグ23は、ユーザが、所定
のキーを操作して、日本語優先モードを設定したときに
オンされるフラグであり、このフラグがオンの場合、ス
ペル修正候補バッファ27と、日英変換候補バッファ2
6の両方のバッファ内に、文字列が存在するとき、日英
変換候補バッファ26内に存在する文字列が優先的に読
み出される。
【0017】日本語強制フラグ24は、ユーザが、日本
語として入力した文字列を英語に変換させる処理を行う
ことを指示するキーが入力されたときにオンになるフラ
グである。
【0018】本処理部21は、上述した各処理を制御す
る。
【0019】次に、図1の英語入力装置の動作につい
て、図2乃至図4のフローチャートを参照し、例をあげ
て説明する。
【0020】最初にステップS1において、本処理部2
1は、日英変換候補バッファ26、スペル修正候補バッ
ファ27、およびかなバッファ28を、文字列を記憶し
ていない状態に初期化し、日本語強制フラグ24を、図
4に示すようにオフにする。図5の例では、日本語優先
モードを設定するキー(キーボード5の中のキー)が操
作されているものとして、日本語優先フラグ23はオン
になっているが、このモードが設定されていなければ、
日本語優先フラグ23はオフになっている。
【0021】そして、ステップS2では、本処理部21
は、ユーザが、キーボード5から文字を入力するのを待
機する。ここで、入力される文字が、ケース1とし
て、”WAKE”である場合を例に挙げて説明する。ユ
ーザは”WAKE”を入力する際、まず”W”を入力す
る。入力された”W”に対し、ステップS3の処理が行
われる。ステップS3では、入力された文字が、区切り
文字であるか否かが判断される。図6は、区切り文字の
例を示している。区切り文字として登録されているの
は、この例では、スペース、リターン、およびタブであ
る。
【0022】入力された文字”W”は、区切り文字では
ないので、ステップS4に進む。ステップS4では、入
力されたのは、日本語強制キーからの入力であるか否か
が判断される。日本語強制キーは、キーボード5上にあ
るキーの1つが割り当てられており、そのキーが操作さ
れると、対応した処理として日本語強制フラグ24がオ
ンされる(後述するステップS5)。また日本語強制キ
ーは、ユーザにより、1単語分の日本語の文字列を入力
し終わった後に操作される。
【0023】いま入力は、日本語強制キーからの入力で
はないので、ステップS6に進み、日本語優先切替キー
からの入力であるか否かが判断される。日本語優先切替
キーも、キーボード5上にあるキーの1つが割り当てら
れており、そのキーが操作されると、日本語優先フラグ
23がオンまたはオフされるようになされている(後述
するステップS7)。この日本語優先切替キーは、入力
した文字列が、日本語として意味を持ち、その意味に対
応した英語が日英変換候補バッファ26に格納されてお
り、さらにその文字列に類似した意味を持つ英語のスペ
リングまたは、その文字列自身が、スペル修正候補バッ
ファ27に格納されている場合に、日英変換候補バッフ
ァ26からの読み出しを優先させるか否かを選択すると
きに操作されるキーである。よって、例えば、頻繁に日
本語の入力を行うユーザは、このキーを予め操作して日
本語優先フラグをオンにしておけば、日本語に対応した
英語が優先的にディスプレイ10上に表示されるので、
迅速な、英文入力が可能となる。
【0024】いま入力は、日本語優先切替キーからの入
力ではないので、ステップS8に進み、入力された”
W”は、入力バッファ22に格納される。入力された文
字が格納されると、ステップS2に戻り入力待ちの状態
になる。
【0025】同様の処理が、”A”,”K”,”E”の
文字が入力された場合にも繰り返され、その結果、図7
に示すように”WAKE”の文字列が入力バッファ22
に格納される。その後ユーザが、ステップS3におい
て、区切り文字を入力したと判断されると、ステップS
9に進む。ステップS9では、入力バッファ9に格納さ
れている文字列が、図8に示すように変換バッファ9に
コピーされる。このとき、いま入力された区切り文字の
1つ前の区切り文字から、いま入力された区切り文字の
直前までの文字列(1単語分)がコピーされる。
【0026】ステップS10において、スペルチェック
処理部29が、変換バッファ25にコピーされた文字列
を読み出し、読み出された文字列が、英語のスペリング
として正しいか否かを、換言すれば、スペルチェック用
辞書30に登録されているか否かをチェックする。そし
て、ステップS11において、チェックの結果、変換バ
ッファ25にコピーされた文字列が英語のスペリングと
して正しいと判断された場合、ステップS12に進み、
正しくないと判断された場合は、ステップS13(図
3)に進む。”WAKE”は、英語のスペリングとして
正しいので、ステップS12に進む。ステップS12で
は、日本語強制フラグ24がオンされているか否かが判
断される。いまの場合、日本語強制フラグはオフなの
で、ステップS1に戻る。
【0027】一方ユーザが、”WAKE”と入力した後
に、日本語強制キーを操作した場合、ステップS4にお
いて、入力は日本語強制キーからの入力であると判断さ
れ、ステップS5に進む。ステップS5では、本処理部
21は、日本語強制フラグ24をオンにする。そして、
ステップS9に進む。ステップS9乃至S11までの各
処理は、上述した処理と同様の処理なので、その説明は
省略する。
【0028】ステップS12において、日本語強制フラ
グ24がオンされているか否かが判断される。いま、日
本語強制フラグはオンされているので、ステップS13
(図3)に進む。ステップS13では、本処理部21
は、スペル修正候補をスペル候補バッファ27に格納さ
せる。”WAKE”は、英語として正しいスペリングで
あるが、ここでは正しいスペリングの単語も、スペル修
正候補とされ、”WAKE”がそのまま、図9に示すよ
うに、スペル修正候補バッファ27に格納される。
【0029】ステップS14では、ローマ字かな変換処
理部31は、変換バッファ25にコピーされた文字列を
ローマ字として扱い、ローマ字とかなの対応関係が登録
されているローマ字かな変換テーブル32を参照し、か
なに変換する。かなに変換された文字列は、かなバッフ
ァ28に格納される。つまり”WAKE”は、かなに直
すと”わけ”になるので、図10に示すようにかなバッ
ファ28には、”わけ”が格納される。
【0030】次にステップS15において、かなバッフ
ァ28に格納された文字列が、全てかなであるか否かが
判断される。いま、かなバッファ28に格納されてい
る”わけ”は、全てかなであるので、ステップS16に
進む。ステップS16では、日英変換処理部33が、か
なに変換された文字列の持つ日本語の意味に対応する英
語を、日英変換辞書34から検索する。そしてステップ
S17において、検索の結果、対応する英語が存在する
か否かが判断され、存在する場合はステップS18に進
み、存在しない場合には、ステップS19(図4)に進
む。いま、かなに変換された”わけ”に対応する英語
は、図11に示すように存在し、この英語は、ステップ
S18において、日英変換候補バッファ26に格納され
る。
【0031】格納後、ステップS19に進み、日本語強
制フラグ24がオンされているか否かが判断される。い
ま日本語強制フラグ24はオンされているので、ステッ
プS21に進む。ステップS21では、日英変換候補バ
ッファ26に文字列が存在するか否かが判断される。い
ま日英変換候補バッファ26には、図11に示すような
英語が格納されているので、ステップS22に進み、格
納されている文字列がディスプレイ10上に表示され
る。
【0032】表示後、ステップS24に進み、本処理部
21は、ユーザが、ステップS25乃至S27に示すい
ずれかの処理選択のキーを入力するのを待機する。まず
ステップS25において、日英変換候補表示キーからの
入力であるか否かが判断される。日英変換表示キーから
の入力である場合、ステップS21に戻り、同様の処理
が行われる(日英変換候補バッファ26に記憶されてい
る、次の単語が表示される)。一方ステップS25にお
いて、日英変換候補表示キーからの入力ではないと判定
された場合、ステップS26に進む。ステップS26で
は、スペル修正候補表示キーからの入力であるか否かが
判断される。スペル修正候補表示キーからの入力の場
合、ステップS23に進む。ステップS23では、スペ
ル修正候補バッファ27に格納されている文字列がディ
スプレイ10上に表示される。いま、図9に示すように
スペル修正候補バッファ27には”WAKE”が格納さ
れているので、ディスプレイ10上にも、”WAKE”
と表示される。そして再びステップS24に戻り、処理
選択の入力待ちになる。
【0033】一方、ステップS26において、スペル修
正候補表示キーからの入力ではないと判定された場合、
ステップS27に進み、表示されている文字列の候補か
ら、ユーザが所望の文字列の番号やリターンキーなどの
候補選択キーを入力したか否かが判断される。文字列が
選択されなければ、ステップS24に戻り、同様の処理
が繰り返される。そしてユーザが、所望の文字列を選択
した場合、ステップS28に進む。ステップS28で
は、選択された文字列が、入力バッファ22に格納され
ている文字列(変換バッファ25にコピーされた文字
列)と置き換えられる。そして再びステップS1に戻
り、同様の処理が繰り返される。
【0034】なお、日英変換候補表示キーと、スペル修
正候補表示キーは、それぞれキーボード5上のキーが1
つづつ割り当てられている。
【0035】次に、ケース2として”SIYOU”を入
力した場合を例に挙げて説明する。但し、各ステップに
おいて、上述した説明と同様の場合には、その説明は適
宣省略する。
【0036】まず、ステップS1乃至S8までの各処理
によって、図12に示すように”SIYOU”の各文字
が入力バッファ22に格納される。また、ステップS4
において、日本語強制キーからの入力は無いと判定され
ているものとする。
【0037】ステップS3において、区切り文字が入力
され他と判定されると、ステップS9において、”SI
YOU”が、図13に示すように入力バッファ22から
変換バッファ25にコピーされる。そしてステップS1
0において、変換バッファ25にコピーされた”SIY
OU”のスペルチェックが行われる。ステップS11に
おいて、”SIYOU”のスペリングが正しいか否かが
判断される。その結果”SIYOU”は英語のスペリン
グに存在しないので、ステップS13に進む。ステップ
S13では、この文字列に類似しているスペリングの英
語、例えば図14に示すような”silos”,”Si
mon”といった英語が、スペル修正候補として、スペ
ル候補バッファ27に格納される。
【0038】次に、ステップS14において、ローマ字
かな変換処理部31が、”SIYOU”を”しよう”に
変換し、図15に示すように、かなバッファ28に格納
する。そして、ステップS15において、”しよう”は
全てかなと判定され、ステップS16に進む。ステップ
S16では、かなに変換された文字列”しよう”に対応
する英語が日英変換処理部33で検索される。ステップ
S17では、検索された結果、図16に示すような英語
が存在しているので、ステップS18に進む。そして、
ステップS18において、図16に示すような英語が、
日英変換候補バッファ26に格納される。
【0039】格納後、ステップS19に進み、日本語強
制フラグ24がオンとされているか否かが判断される。
いま、日本語強制フラグ24はオフなので、ステップS
20に進む。そして、ステップS20において、日本語
優先フラグがオンとされているか否かが判断される。そ
れがオンされている場合、ステップS21、そしてステ
ップS22に進み、日英変換候補バッファ26に格納さ
れている、図16に示すような英語がディスプレイ10
上に表示される。
【0040】一方ステップS20において日本語優先フ
ラグ23がオフされていると判定された場合、ステップ
S23に進み、スペル修正候補バッファ27に格納され
ている図14に示すような英語が、ディスプレイ10上
に表示される。
【0041】ディスプレイ10上に、日英変換候補バッ
ファ26またはスペル修正候補バッファ27に格納され
ている文字列が表示された後はステップS24に進む。
その後の各ステップの処理は、ケース1のときと同様の
処理なので、その説明は省略する。
【0042】一方、ステップS4において、日本語強制
キーからの入力があったと判定された場合、ステップS
5に進むことと、ステップS19から、必ずステップS
21に進むこと以外のステップの移動、および各処理は
同様の処理なので、その説明は省略する。
【0043】次に、ケース3として”OMRON”が入
力された場合を例に挙げて説明する。ステップS1乃至
S8の各処理により、図17に示すように、”OMRO
N”の文字列が、入力バッファ22に格納されたものと
する。
【0044】ステップS3において、区切り文字が入力
されたと判定されると、ステップS9に進み、変換バッ
ファ25に、図17に示すように、”OMRON”の文
字列がコピーされる。このコピーされた文字列は、ステ
ップS10においてスペルチェックされ、ステップS1
1に進み、”OMRON”というスペリングは正しくな
いと判断され、ステップS13に進む。そして、ステッ
プS13において、スペル修正候補として、例えば、図
19に示すような英語が、スペル修正候補バッファ27
に格納される。
【0045】ステップS14では、”OMRON”は、
図20に示すように、”おMろん”と変換され、かなバ
ッファ28に格納される。そしてステップS15におい
て、かな変換された文字列が全てかなか否かが判断され
る。いま、”おMろん”は、”M”というアルファベッ
トを含んでいるので、全てかなではない。よって、ステ
ップS19に進む。
【0046】いま、日本語強制フラグはオフなので、ス
テップS20に進む。ステップS20において、日本語
優先フラグ24がオンになされていると、ステップS2
1に進む。ステップS21において、日英変換候補バッ
ファ26内に、文字列が格納されているか否かが判断さ
れる。いま、日英変換候補バッファ26に、文字列は格
納されていないので、ステップS23に進む。
【0047】一方、ステップS20において、日本語優
先フラグがオフになっていると判定された場合は、ステ
ップS21を介さずにステップS23に進む。ステップ
S23では、スペル修正候補バッファ27に格納されて
いる図19に示すような英語が、ディスプレイ10上に
表示される。そしてステップS24に進む。ステップS
24以下の処理は、ケース1の場合の処理と同様の処理
なので、その説明は省略する。
【0048】一方、ステップS4において、日本語強制
キーからの入力があったと判定された場合は、ステップ
S5に進むことと、ステップS19から、必ずステップ
S21に進むこと以外のステップの移動、および各処理
は同様の処理なので、その説明は省略する。
【0049】以上のように、入力言語のモードを切り替
えなくても、日本語を入力すると、対応する英語のスペ
リングが存在しなければ、その日本語の意味に対応する
英語が自動的に検索表示される。入力後、日本語強制キ
ーがオンされた場合も同様である。
【0050】なお、上記実施の形態においては、英語と
日本語を用いたが、その他の言語の組み合わせにおいて
も、本発明は適用することが可能である。
【0051】上記各処理を行うプログラムは、フロッピ
ディスク、CD−ROMなどの記録媒体に記録紙、ユー
ザに提供する他、インターネット、デジタル衛星などの
ネットワークを介してユーザに伝送し、これをハードデ
ィスク、メモリなどに記憶させるようにしても良い。
【0052】
【発明の効果】以上の如く請求項1に記載の記録媒体、
および請求項6に記載の文字入力装置によれば、入力さ
れた文字列が持つ第2の言語の文字列としての意味に対
応する第1の言語の文字列を検索するようにしたので、
入力モードを切り替えずに、第2の言語の文字列を入力
し、それに対応する第1の言語の文字列を表示させるこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した英語入力装置の一実施の形態
の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の本処理部が行う処理を説明するフローチ
ャートである。
【図3】図2に続くフローチャートである。
【図4】図3に続くフローチャートである。
【図5】日本語優先フラグと日本語強制フラグの内容を
示す図である。
【図6】区切り文字の例を示す図である。
【図7】図1の入力バッファの内容の例を示す図であ
る。
【図8】図1の変換バッファの内容の例を示す図であ
る。
【図9】図1のスペル修正候補バッファの内容の例を示
す図である。
【図10】図1のかなバッファの内容の例を示す図であ
る。
【図11】図1の日英変換候補バッファの内容の一例を
示す図である。
【図12】図1の入力バッファの内容の例を示す図であ
る。
【図13】図1の変換バッファの内容の例を示す図であ
る。
【図14】図1のスペル修正候補バッファの内容の例を
示す図である。
【図15】図1のかなバッファの内容の例を示す図であ
る。
【図16】図1の日英変換候補バッファの内容の例を示
す図である。
【図17】図1の入力バッファの内容の例を示す図であ
る。
【図18】図1の変換バッファの内容の例を示す図であ
る。
【図19】図1のスペル修正候補バッファの内容の例を
示す図である。
【図20】図1のかなバッファの内容の例を示す図であ
る。
【図21】従来の英語入力装置におけるユーザが行う動
作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 マウス 5 キーボード 10 ディスプレイ 20 入出力処理部 21 本処理部 22 入力バッファ 23 日本語優先フラグ 24 日本語強制フラグ 25 変換バッファ 26 日英変換候補バッファ 27 スペル修正候補バッファ 28 かなバッファ 29 スペルチェック処理部 30 スペルチェック用辞書 31 ローマ字かな変換処理部 32 ローマ字かな変換テーブル 33 日英変換処理部 34 日英変換辞書

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の言語の文字を入力する文字入力装
    置を制御するプログラムが記録されている記録媒体にお
    いて、 入力された文字列を、第2の言語の文字列に変換する変
    換ステップと、 前記変換ステップにより変換された第2の言語の文字列
    が持つ意味に対応する前記第1の言語の文字列を検索す
    る検索ステップとを備えるプログラムが記録されている
    ことを特徴とする記録媒体。
  2. 【請求項2】 入力された前記文字列を、前記第2の言
    語として処理することを指示する指示ステップをさらに
    備えることを特徴とする請求項1に記載の記録媒体。
  3. 【請求項3】 入力された前記文字列の前記第1の言語
    としてのスペリングが正しいか否かを判断する判断ステ
    ップをさらに備えることを特徴とする請求項1または2
    に記載の記録媒体。
  4. 【請求項4】 入力された前記文字列を、前記第2の言
    語として処理することを指示する指示ステップと、 入力された前記文字列の前記第1の言語としてのスペリ
    ングが正しいか否かを判断する判断ステップとをさらに
    備え、 前記検索ステップでは、前記指示ステップで、入力され
    た前記文字列を、前記第2の言語として処理することが
    指示された場合、または前記判断ステップで、入力され
    た前記文字列の前記第1の言語としてのスペリングが誤
    っていると判断された場合に、前記変換ステップにより
    変換された第2の言語の文字列が持つ意味に対応する前
    記第1の言語の文字列を検索することを特徴とする請求
    項1に記載の記録媒体。
  5. 【請求項5】 前記判断ステップにおいて、スペリング
    が正しくないと判断された場合、その文字列に類似する
    スペリングの他の文字列を表示させる第1の表示ステッ
    プと、 前記検索ステップで検索された文字列を表示させる第2
    の表示ステップと、 前記第1の表示ステップでの表示と、前記第2の表示ス
    テップでの表示を切り替える切り替えステップと、 前記第1または第2の表示ステップでの表示から、所望
    の文字列を選択する選択ステップとをさらに備えること
    を特徴とする請求項4に記載の記録媒体。
  6. 【請求項6】 第1の言語の文字を入力する文字入力装
    置において、 入力された文字列を、第2の言語の文字列に変換する変
    換手段と、 前記変換手段により変換された第2の言語の文字列が持
    つ意味に対応する前記第1の言語の文字列を検索する検
    索手段とを備えることを特徴とする文字入力装置。
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