JP3700743B2 - 記録媒体および文字入力装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録媒体および文字入力装置に関し、特に、耳で聞いたハングルの発音を入力する場合において、ハングルの発音の変化を補正することにより、正しいハングル文字列に変換して入力することができるようにした記録媒体および文字入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ハングルを入力するシステムにおいては、ハングル文字の構成要素である初声、中声、終声をキーボードのそれぞれのキーに割り当て、その組み合わせにより、目的のハングル文字を入力するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のハングルの入力方式では、ハングルが得意でない使用者、特に外国人が、耳で聞いた発音からその単語を入力しようとした場合、子音の同化や連音(リエゾン)などによってハングルの発音が変化するため、耳で聞いた発音をそのまま入力しても、正しいハングルの単語にならない場合がある課題があった。
【0004】
例えば、図19に示すハングル文字は、その発音を聞いたまま入力すると、図20に示すようなハングル文字になってしまう。
【0005】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、使用者が発音を聞いたまま入力したものを、ハングルの発音の変化のルールにより置き換え、その中から正しいものを自動的に見つけ出すことにより、耳で聞いた発音をそのまま入力しても、正しいハングルの単語を入力することができるようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の記録媒体は、ハングルの発音に対応して入力された第1の文字列を、ハングルの音韻処理に関するテーブルである、頭音処理テーブル、二重母音処理テーブル、および終声処理テーブルより構成されている音韻処理テーブルを参照して、第2の文字列に変換する変換ステップと、変換ステップにより変換された第2の文字列から、ハングルの単語およびハングルの単語に対応する他言語訳を記憶するハングル辞書を参照し、ハングル辞書に存在するハングルの単語およびハングルの単語に対応する他言語訳を出力する出力ステップとを含む処理をコンピュータに実行させるためのプログラムが記録されていることを特徴とする。
【0007】
請求項2に記載の文字入力装置は、ハングルの発音に対応して入力された第1の文字列を、ハングルの音韻処理に関するテーブルである、頭音処理テーブル、二重母音処理テーブル、および終声処理テーブルより構成されている音韻処理テーブルを参照して、第2の文字列に変換する変換手段と、変換手段により変換された第2の文字列から、ハングルの単語およびハングルの単語に対応する他言語訳を記憶するハングル辞書を参照し、ハングル辞書に存在するハングルの単語およびハングルの単語に対応する他言語訳を出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
【0008】
請求項1に記載の記録媒体、および請求項2に記載の文字入力装置においては、ハングルの発音に対応して入力された第1の文字列が、ハングルの音韻処理に関するテーブルである、頭音処理テーブル、二重母音処理テーブル、および終声処理テーブルより構成されている音韻処理テーブルを参照して、第2の文字列に変換され、ハングルの単語およびハングルの単語に対応する他言語訳を記憶するハングル辞書が参照されて、変換された第2の文字列から、ハングル辞書に存在するハングルの単語およびハングルの単語に対応する他言語訳が出力される。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を説明するが、その前に、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と以下の実施の形態との対応関係を明らかにするために、各手段の後の括弧内に、対応する実施の形態(但し、一例)を付加して、本発明の特徴を記述すると、次のようになる。
【0010】
即ち、請求項1に記載の記録媒体は、ハングルの発音に対応して入力された第1の文字列を、ハングルの音韻処理に関するテーブルである、頭音処理テーブル、二重母音処理テーブル、および終声処理テーブルより構成されている音韻処理テーブルを参照して、第2の文字列に変換する変換ステップ(例えば、図2のステップS10)と、変換ステップにより変換された第2の文字列から、ハングルの単語およびハングルの単語に対応する他言語訳を記憶するハングル辞書(例えば、図1のハングル単語意味辞書34)を参照し、ハングル辞書に存在する前記ハングルの単語およびハングルの単語に対応する他言語訳を出力する出力ステップ(例えば、図2のステップS11乃至ステップS15)とを含む処理をコンピュータに実行させるためプログラムが記録されていることを特徴とする。
【0013】
請求項2に記載の文字入力装置は、ハングルの発音に対応して入力された第1の文字列を、ハングルの音韻処理に関するテーブルである、頭音処理テーブル、二重母音処理テーブル、および終声処理テーブルより構成されている音韻処理テーブルを参照して、第2の文字列に変換する変換手段(例えば、図1の音韻処理部29)と、変換手段により変換された第2の文字列から、ハングルの単語および前記ハングルの単語に対応する他言語訳を記憶するハングル辞書(例えば、図1のハングル単語意味辞書34)を参照し、ハングル辞書に存在するハングルの単語およびハングルの単語に対応する他言語訳を出力する出力手段(例えば、図1の本処理部21、ディスプレイ10)とを備えることを特徴とする。
【0016】
なお、勿論この記載は、各手段を上記したものに限定することを意味するものではない。
【0017】
図1は、本発明を適用したハングル入力装置の一実施の形態の構成例を示すブロック図である。入出力処理部20は、マウス1およびキーボード5からの入力情報の処理と、ディスプレイ10およびスピーカ15への出力情報の処理を行うようになされている。入力キーバッファ22は、キーボード5より入力されたキーに対応するコード(以下、キー文字列またはキー列という)を格納するようになされている。入力バッファ25は、後述するキー配列処理部31によって、入力キーバッファ22に格納されたキー文字列がハングル文字列に変換された結果を格納するようになされている。
【0018】
表示テーブル23は、ディスプレイ10に表示する候補を格納する。候補テーブル27は、入力キーバッファ22に格納されているキー文字列に対して、後述する音韻処理部29による解析が行われることにより作成される候補を格納するようになされている。検索バッファ28は、候補テーブル27の候補の内容がキー配列処理部31により、ハングル文字列に変換された結果を格納するようになされている。
【0019】
単語辞書処理部33は、ハングル単語、その日本語訳、および英語訳より構成されるハングル単語意味辞書34を検索し、候補テーブル27の候補が正しい候補であるか否かを判定する。そして、正しい候補であると判定された場合、その候補をその意味とともに表示テーブル23に格納するようになされている。
【0020】
キー配列処理部31は、ハングル文字・KSキー配列対応テーブル32を参照し、入力キーバッファ22に格納されているキー文字列をハングル文字列に置き換えるようになされている。ハングル文字・KSキー配列対応テーブル32には、ハングル文字と、それに対応するKSキー配列でのキー文字列が含まれている。
【0021】
音韻処理部29は、音韻処理テーブル30を参照し、キー文字列を発音の変化のルールに従って所定の文字列に置き換えるようになされている。音韻処理テーブル30は、頭音処理テーブル、二重母音処理テーブル、および終声処理テーブルより構成されている。
【0022】
本処理部21は、各部を制御し、上述した各処理を行わせるようになされている。
【0023】
次に、図2および図3に示したフローチャートを参照して、図19に示したハングル文字が発音され、それを聞いたものをそのまま入力した場合のハングル入力装置の動作について説明する。図19に示したハングル文字の発音をKSキー配列で表すと、「kssudgktlaslRt」となる。従って、これらのキーが入力されることになる。図4は、KSキー配列におけるハングル文字とそれに割り当てられたキーの関係を示している。
【0024】
最初に、ステップS1において、本処理部21は、すべてのバッファおよびテーブルを初期化する。次に、ステップS2において、本処理部21の制御により、キーボード5またはマウス1からの入力待ちの状態となる。次に、ステップS3において、本処理部21により、変換処理を指示する所定の処理指示キーが押されたか否かが判定される。
【0025】
変換処理を指示する処理指示キーが押されていないと判定された場合、ステップS4に進み、入力キーバッファ22に入力されたキーを追加する。ステップS5においては、キー配列処理部31により、図5に示すハングル文字・KSキー配列対応テーブル32が参照され、入力キーバッファ22に入力されたキー文字列がハングル文字に変換される。そして、変換結果が入力バッファ25に供給され、記憶される。その後、ステップS2に戻り、ステップS2乃至S5の処理が繰り返し実行される。
【0026】
これにより、図6に示すように、キー文字列「kssudgktlaslRk」が入力されると、このキー文字列が入力キーバッファ22に入力されるとともに、対応するハングル文字(図20)が入力バッファ25に供給され、記憶される。
【0027】
一方、ステップS3において、本処理部21により、入力が終了し、変換処理を指示する所定の処理指示キーが押されたと判定された場合、ステップS6に進み、単語辞書処理部33により、入力バッファ25の内容でハングル単語意味辞書34が検索される。ハングル単語意味辞書34は、図7に示すように、ハングル単語、その日本語訳、および英語訳より構成される。次に、ステップS7において、本処理部21により、ステップS6における検索結果の候補があるか否かが判定される。検索結果の候補があると判定された場合、ステップS8に進み、正しい入力である旨を示す所定の音をスピーカ15より出力させ、ユーザに通知する。
【0028】
ステップS9においては、ユーザにより、検索結果の候補の中の所定のものが選択される。これにより、入力バッファ25の内容が確定され、ハングル単語への変換が終了する。その後、ステップS1に戻り、ステップS1以降の処理が繰り返し実行される。
【0029】
一方、ステップS7において、検索結果の候補がないと判定された場合、ステップS10に進み、音韻処理部29により、入力キーバッファ22の内容に対して音韻処理が施され、その結果得られた候補が、候補テーブル27に供給され、記憶される。
【0030】
次に、図3のフローチャートを参照して、図2のステップS10における音韻処理の詳細な手順について説明する。最初に、本処理部21は、ステップS21において、入力キーバッファ22に格納されているキー文字列の各キーへのポインタであるキーポインタが、入力キーバッファ22の先頭のキーを指すようにする。この例の場合、キー文字列「kssudgktlaslRk」の最初のキー「k」をキーポインタが指すようにする。
【0031】
次に、ステップS22に進み、音韻処理部29により、キーポインタの指すキーを対象に、音韻処理テーブル30が参照され、当てはまる条件が探索される。音韻処理テーブル30は、頭音処理テーブル、二重母音処理テーブル、および終声処理テーブルにより構成される。
【0032】
図8は、頭音(語頭)処理を行うとき用いられる頭音処理テーブルを示しており、図9は、二重母音処理を行うとき用いられる二重母音処理テーブルを示している。例えば、二重母音mlは、語頭では[uxi]と発音されるが、子音の後、および第2音節以下では、[i]と発音される。図10および図11は、終声処理を行うとき用いられる終声処理テーブルを示している。
【0033】
この例の場合、入力キーバッファ22の最初のキー「k」は母音であり、かつ、その前のキー(前接のキー)がないので、図8に示した頭音処理テーブルの頭音(語頭)処理の中の激音化の最後の条件に当てはまる。この場合の変換結果は、「d+母音」となる。また、その他に当てはまる条件はない。
【0034】
ステップS23においては、ステップS22において、音韻処理テーブル30の中に当てはまる条件があったか否かが判定される。ステップS22において、当てはまる条件がある(No)と判定された場合、ステップS24に進み、当てはまった条件の数だけ、候補テーブル27の内容がコピーされる。いまの場合、候補テーブル27は空なので、ステップS24,S25の処理は行われず、ステップS26に進む。ステップS26においては、図12に示すように、候補テーブル27の先頭に入力キーバッファ22のキーポインタが指すキーである「k」が追加される。次に、候補テーブル27の2番目に変換結果である「d+k」が代入される。
【0035】
次に、ステップS27において、キーポインタが変換対象分である1つのキー分だけ進められる。いまの場合、キーポインタは、入力キーバッファ22の2番目のキー「s」を指すことになる。
【0036】
一方、ステップS23において、当てはまる条件がない(Yes)と判定された場合、ステップS28に進み、候補テーブル27のそれぞれにキーポインタのキーが追加される。次に、ステップS29において、キーポインタが1だけ進められる。いまの場合、キーポインタは入力キーバッファ22の2番目のキー「s」を指すことになる。
【0037】
ステップS27またはステップS29の処理が終了すると、ステップS30に進み、キーポインタの先が空であるか否かが判定される。いまの場合、キーポインタは2番目のキー「s」を指しているので、ステップS22に戻り、ステップS22以降の処理が繰り返し実行される。
【0038】
キーポインタがキー「s」を指している場合、図10および図11に示した終声処理テーブルの鼻音化の3つ目から7つ目の5つが条件に当てはまる。従って、ステップS23において、当てはまる条件があると判定され、ステップS24に進み、候補テーブル27の内容が5回だけコピーされる。いまの場合、候補テーブル27には、「k」と「dk」の2つのデータがあるので、それぞれ5回ずつコピーされ、コピー元と合わせて12個のデータとされる。即ち、候補テーブル27の内容は、「k」、「dk」、「k」、「k」、「k」、「k」、「k」、「dk」、「dk」、「dk」、「dk」、「dk」となる。
【0039】
次に、ステップS25において、コピー元のデータ「k」、「dk」に対して、キーポイントが指すキー(いまの場合、「s」)が追加され、「ks」、「dks」とされる。そして、ステップS26において、コピー先のデータ(「k」、「k」、「k」、「k」、「k」、「dk」、「dk」、「dk」、「dk」、「dk」)のそれぞれに対して変換結果が追加される。この例の場合、図10に示した終声処理テーブルの鼻音化の3つ目乃至7つ目の変換結果「r」、「e」、「g」、「t」、「rt」がそれぞれ追加される。その結果、図13に示すように、候補テーブル27の内容は、「ks」、「dks」、「kr」、「ke」、「kg」、「kt」、「krt」、「dkr」、「dke」、「dkg」、「dkt」、「dkrt」となる。
【0040】
次に、ステップS27において、キーポインタが変換対象キー分だけ進められる。その後、ステップS30に進み、キーポインタの先が空であるか否かが判定される。いまの場合、キーポインタは3番目のキー「s」を指しているので、キーポインタの先が空ではないと判定され、ステップS22に戻り、ステップS22以降の処理が繰り返し実行される。そして、次の3番目の「s」について、ステップS22以降の処理が施される。いまの場合、当てはまる条件が存在しないので、ステップS28において、「s」がそのまま図13に示した候補テーブル27の各データに付加される。その結果、候補テーブル27の内容は、図14に示すようになる。即ち、「kss」、「dkss」、「krs」、「kes」、「kgs」、「kts」、「krts」、「dkrs」、「dkes」、「dkgs」、「dkts」、「dkrts」となる。
【0041】
以上の処理は、キーポインタの先が空となるまで、即ち、入力キーバッファ22の最後のキーまで続けられる。その結果、図15に示すように、多数の候補が候補テーブル27に格納されることになる。
【0042】
図3のフローチャートに示した音韻処理が終了すると、次に、図2のステップS11に進む。ステップS11においては、図15に示した候補テーブル27の各データを指す候補ポインタが候補テーブル27の先頭にセットされ、そのポインタが指す先の候補テーブル27の内容であるキー列が、ハングル文字・KSキー配列対応テーブル32を参照して、ハングル文字に変換され、変換結果が検索バッファ28に代入される。いまの場合、候補テーブル27の先頭のキー列は、図16に示すように「kssudgktlaslRk」である。このキー列に対応するハングル文字は、図20に示すようになり、このハングル文字が検索バッファ28に代入される。
【0043】
次に、ステップS12に進み、単語辞書処理部33により、検索バッファ28の内容でハングル単語意味辞書34が検索される。いまの場合、マッチするものがないので、何も処理を行わず、ステップS13に進み、候補ポインタを1だけ進め、ステップS14において、候補ポインタの先が空であるか否かが判定される。いまの場合、候補ポインタの先が空ではないと判定され、ステップS11に戻り、ステップS11以降の処理が繰り返し実行される。即ち、候補テーブル27の全ての候補に対して、上述した場合と同様の処理が施される。
【0044】
例えば、候補テーブル27の途中にあるキー列「dkssudktlqslRk」の場合、図19に示すハングル文字に変換される。このハングル文字は、図7に示したハングル単語意味辞書34に候補がある(日本語訳が「こんにちは」、英語訳が「Hello」に対応する)ので、ステップS12において、その候補に関する内容が表示テーブル23に代入される。図17は、表示テーブル23の内容を示しており、ハングル単語と、そのハングル単語に対応する日本語訳、および英語訳からなる。
【0045】
そして、候補テーブル27に対する全ての処理が終了すると、ステップS15において、表示テーブル23の内容がディスプレイ10の画面に表示される。いまの場合、候補は1つだけであり、その表示イメージは、図18に示したようになる。即ち、ハングル単語と、その日本語訳、および英語訳がディスプレイ10の画面に表示される。
【0046】
次に、ステップS16において、入力待ちの状態となる。ここで、ユーザが所定のキーを押すことにより、図18に示した候補を選択すると、ステップ17に進み、ユーザによって選択された候補(図18に示したハングル単語)により入力バッファ25の内容が書き換えられる。そして、ステップS18において、入力バッファ25の内容が確定される。このようにして、発音を耳で聞いたまま入力するだけで、正しいハングルの単語を入力することができる。
【0047】
ステップS18における処理が終了すると、ステップS1に戻り、ステップS1以降の処理が繰り返し実行される。
【0048】
以上のようにして、耳で聞いた発音のままハングルを入力しても、目的のハングルの単語を入力することができる。また、耳で聞いた発音のまま入力されたハングルが、自分が理解できる言語の文字に変換されて表示されるので、耳で聞いた単語の意味を自分の言語で認識することができる。
【0049】
なお、上記実施の形態においては、ハングルを入力する場合について説明したが、その他の言語を入力する場合にも本発明を適用することが可能である。
【0050】
また、上記処理を行うプログラムは、フロッピーディスク、CD−ROM(compact disc-read only memory)等の記録媒体に記録し、ユーザに提供する他、インターネット、デジタル衛星等のネットワークを介してユーザに伝送し、これをハードディスク、メモリ等に記憶させるようにしてもよい。
【0051】
【発明の効果】
以上の如く請求項1に記載の記録媒体に記録されているプログラム、および請求項2に記載の文字入力装置によれば、ハングルの発音に対応して入力された第1の文字列を、ハングルの音韻処理に関するテーブルである、頭音処理テーブル、二重母音処理テーブル、および終声処理テーブルより構成されている音韻処理テーブルを参照して、第2の文字列に変換し、第2の文字列から、ハングル辞書を参照し、ハングル辞書に存在するハングルの単語およびハングルの単語に対応する他言語訳を出力するようにしたので、耳で聞いたハングルの発音をそのまま入力しても、ハングルの正しい単語および他言語訳を出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したハングル入力装置の一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
【図2】図1のハングル入力装置の処理手順を説明するフローチャートである。
【図3】図2のステップS10の詳細な処理手順を説明するフローチャートである。
【図4】 KSキー配列を示す図である。
【図5】ハングル文字・KSキー配列対応テーブルの例を示す図である。
【図6】入力されたキーとそれに対応する表示を示す図である。
【図7】ハングル単語意味辞書の内容の例を示す図である。
【図8】頭音処理テーブルの内容の例を示す図である。
【図9】二重母音処理テーブルの内容の例を示す図である。
【図10】終声処理テーブルの内容の例を示す図である。
【図11】図10に続く終声処理テーブルの内容の例を示す図である。
【図12】音韻処理中の候補テーブルの内容の例を示す図である。
【図13】音韻処理中の候補テーブルの内容の他の例を示す図である。
【図14】音韻処理中の候補テーブルの内容のさらに他の例を示す図である。
【図15】音韻処理終了後の候補テーブルの内容のさらに他の例を示す図である。
【図16】候補テーブルの最初のキー列の例を示す図である。
【図17】表示テーブルの内容の例を示す図である。
【図18】画面表示イメージの例を示す図である。
【図19】ハングル文字列の例を示す図である。
【図20】ハングル文字列の他の例を示す図である。
【符号の説明】
1 マウス
5 キーボード
10 ディスプレイ
15 スピーカ
20 入出力処理部
21 本処理部
22 入力キーバッファ
23 表示テーブル
25 入力バッファ
27 候補テーブル
28 検索バッファ
29 音韻処理部
30 音韻処理テーブル
31 キー配列処理部
32 ハングル文字・KSキー配列対応テーブル
33 単語辞書処理部
34 ハングル単語意味辞書

Claims (2)

  1. ハングル文字を入力する文字入力装置を制御するプログラムが記録されている記録媒体であって、
    ハングルの発音に対応して入力された第1の文字列を、前記ハングルの音韻処理に関するテーブルである、頭音処理テーブル、二重母音処理テーブル、および終声処理テーブルより構成されている音韻処理テーブルを参照して、第2の文字列に変換する変換ステップと、
    前記変換ステップにより変換された前記第2の文字列から、前記ハングルの単語および前記ハングルの単語に対応する他言語訳を記憶するハングル辞書を参照し、前記ハングル辞書に存在する前記ハングルの単語および前記ハングルの単語に対応する他言語訳を出力する出力ステップと
    を含む処理をコンピュータに実行させるためのプログラムが記録されていることを特徴とする記録媒体。
  2. ハングル文字を入力する文字入力装置であって、
    ハングルの発音に対応して入力された第1の文字列を、前記ハングルの音韻処理に関するテーブルである、頭音処理テーブル、二重母音処理テーブル、および終声処理テーブルより構成されている音韻処理テーブルを参照して、第2の文字列に変換する変換手段と、
    前記変換手段により変換された前記第2の文字列から、前記ハングルの単語および前記ハングルの単語に対応する他言語訳を記憶するハングル辞書を参照し、前記ハングル辞書に存在する前記ハングルの単語および前記ハングルの単語に対応する他言語訳を出力する出力手段と
    を備えることを特徴とする文字入力装置。
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