JPH1139291A - 記録媒体および文字入力装置 - Google Patents

記録媒体および文字入力装置

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JPH1139291A
JPH1139291A JP9189434A JP18943497A JPH1139291A JP H1139291 A JPH1139291 A JP H1139291A JP 9189434 A JP9189434 A JP 9189434A JP 18943497 A JP18943497 A JP 18943497A JP H1139291 A JPH1139291 A JP H1139291A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発音に対応した入力を補正し、正しい文字列
に変換することができるようにする。 【解決手段】 キーボード5より入力されたキー列は、
入力キーバッファ22に供給される。このキー列は、音
韻処理部29により発音の変化の規則に従って変換さ
れ、候補テーブル27に格納される。変換されたキー列
は、キー配列処理部31によりハングル文字列に変換さ
れ、検索バッファ28に供給される。単語辞書処理部3
3により、検索バッファ28のハングル文字列に対応す
るハングルの単語が検索され、検索結果が表示テーブル
23に供給される。表示テーブル23のハングルの単語
をユーザが選択すると、それが入力バッファ25に供給
され、入力されたキー列に対応するハングルの単語とし
て確定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体および文
字入力装置に関し、特に、耳で聞いたハングルの発音を
入力する場合において、ハングルの発音の変化を補正す
ることにより、正しいハングル文字列に変換して入力す
ることができるようにした記録媒体および文字入力装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ハングルを入力するシステムにお
いては、ハングル文字の構成要素である初声、中声、終
声をキーボードのそれぞれのキーに割り当て、その組み
合わせにより、目的のハングル文字を入力するようにし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のハングルの入力方式では、ハングルが得意で
ない使用者、特に外国人が、耳で聞いた発音からその単
語を入力しようとした場合、子音の同化や連音(リエゾ
ン)などによってハングルの発音が変化するため、耳で
聞いた発音をそのまま入力しても、正しいハングルの単
語にならない場合がある課題があった。
【0004】例えば、図19に示すハングル文字は、そ
の発音を聞いたまま入力すると、図20に示すようなハ
ングル文字になってしまう。
【0005】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、使用者が発音を聞いたまま入力したもの
を、ハングルの発音の変化のルールにより置き換え、そ
の中から正しいものを自動的に見つけ出すことにより、
耳で聞いた発音をそのまま入力しても、正しいハングル
の単語を入力することができるようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の記録媒
体は、所定の言語の発音に対応して入力された第1の文
字列を、所定の変換規則に基づいて第2の文字列に変換
する変換ステップと、変換ステップにより変換された第
2の文字列から、所定の言語の文字からなる第3の文字
列を生成する生成ステップとを備えるプログラムが記録
されていることを特徴とする記録媒体。
【0007】請求項4に記載の文字入力装置は、所定の
言語の発音に対応して入力された第1の文字列を、所定
の変換規則に基づいて第2の文字列に変換する変換手段
と、変換手段により変換された第2の文字列から、所定
の言語の文字からなる第3の文字列を生成する生成手段
とを備えることを特徴とする。
【0008】請求項1に記載の記録媒体、および請求項
4に記載の文字入力装置においては、所定の言語の発音
に対応して入力された第1の文字列が、所定の変換規則
に基づいて第2の文字列に変換され、変換された第2の
文字列から、所定の言語の文字からなる第3の文字列が
生成される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を説
明するが、その前に、特許請求の範囲に記載の発明の各
手段と以下の実施の形態との対応関係を明らかにするた
めに、各手段の後の括弧内に、対応する実施の形態(但
し、一例)を付加して、本発明の特徴を記述すると、次
のようになる。
【0010】即ち、請求項1に記載の記録媒体は、所定
の言語の発音に対応して入力された第1の文字列を、所
定の変換規則に基づいて第2の文字列に変換する変換ス
テップ(例えば、図2のステップS10)と、変換ステ
ップにより変換された第2の文字列から、所定の言語の
文字からなる第3の文字列を生成する生成ステップ(例
えば、図2のステップS11,S12)とを備えるプロ
グラムが記録されていることを特徴とする。
【0011】請求項2に記載の記録媒体は、第3の文字
列の持つ意味に対応する他の言語の文字列を検索する検
索ステップ(例えば、図2のステップS12)と、検索
ステップにより検索された他の言語の文字列を出力する
出力ステップ(例えば、図2のステップS15)とをさ
らに備えることを特徴とする。
【0012】請求項3に記載の記録媒体は、発音に対応
して入力された第1の文字列が、すでに変換規則に合致
したものであるとき、そのことを外部に通知する通知ス
テップ(例えば、図2のステップS8)をさらに備える
ことを特徴とする。
【0013】請求項4に記載の文字入力装置は、所定の
言語の発音に対応して入力された第1の文字列を、所定
の変換規則に基づいて第2の文字列に変換する変換手段
(例えば、図1の音韻処理部29)と、変換手段により
変換された第2の文字列から、所定の言語の文字からな
る第3の文字列を生成する生成手段(例えば、図1のキ
ー配列処理部31と単語辞書処理部33)とを備えるこ
とを特徴とする。
【0014】請求項5に記載の文字入力装置は、第3の
文字列の持つ意味に対応する他の言語の文字列を検索す
る検索手段(例えば、図1の単語辞書処理部33)と、
検索手段により検索された他の言語の文字列を出力する
出力手段(例えば、図1の本処理部21、ディスプレイ
10)とをさらに備えることを特徴とする。
【0015】請求項6に記載の文字入力装置は、発音に
対応して入力された第1の文字列が、すでに変換規則に
合致したものであるとき、そのことを外部に通知する通
知手段(例えば、図1の本処理部21、スピーカ15)
をさらに備えることを特徴とする。
【0016】なお、勿論この記載は、各手段を上記した
ものに限定することを意味するものではない。
【0017】図1は、本発明を適用したハングル入力装
置の一実施の形態の構成例を示すブロック図である。入
出力処理部20は、マウス1およびキーボード5からの
入力情報の処理と、ディスプレイ10およびスピーカ1
5への出力情報の処理を行うようになされている。入力
キーバッファ22は、キーボード5より入力されたキー
に対応するコード(以下、キー文字列またはキー列とい
う)を格納するようになされている。入力バッファ25
は、後述するキー配列処理部31によって、入力キーバ
ッファ22に格納されたキー文字列がハングル文字列に
変換された結果を格納するようになされている。
【0018】表示テーブル23は、ディスプレイ10に
表示する候補を格納する。候補テーブル27は、入力キ
ーバッファ22に格納されているキー文字列に対して、
後述する音韻処理部29による解析が行われることによ
り作成される候補を格納するようになされている。検索
バッファ28は、候補テーブル27の候補の内容がキー
配列処理部31により、ハングル文字列に変換された結
果を格納するようになされている。
【0019】単語辞書処理部33は、ハングル単語、そ
の日本語訳、および英語訳より構成されるハングル単語
意味辞書34を検索し、候補テーブル27の候補が正し
い候補であるか否かを判定する。そして、正しい候補で
あると判定された場合、その候補をその意味とともに表
示テーブル23に格納するようになされている。
【0020】キー配列処理部31は、ハングル文字・KS
キー配列対応テーブル32を参照し、入力キーバッファ
22に格納されているキー文字列をハングル文字列に置
き換えるようになされている。ハングル文字・KSキー配
列対応テーブル32には、ハングル文字と、それに対応
するKSキー配列でのキー文字列が含まれている。
【0021】音韻処理部29は、音韻処理テーブル30
を参照し、キー文字列を発音の変化のルールに従って所
定の文字列に置き換えるようになされている。音韻処理
テーブル30は、語頭処理テーブル、二重母音処理テー
ブル、および終声処理テーブルより構成されている。
【0022】本処理部21は、各部を制御し、上述した
各処理を行わせるようになされている。
【0023】次に、図2および図3に示したフローチャ
ートを参照して、図19に示したハングル文字が発音さ
れ、それを聞いたものをそのまま入力した場合のハング
ル入力装置の動作について説明する。図19に示したハ
ングル文字の発音をKSキー配列で表すと、「kssudgktla
slRt」となる。従って、これらのキーが入力されること
になる。図4は、KSキー配列におけるハングル文字とそ
れに割り当てられたキーの関係を示している。
【0024】最初に、ステップS1において、本処理部
21は、すべてのバッファおよびテーブルを初期化す
る。次に、ステップS2において、本処理部21の制御
により、キーボード5またはマウス1からの入力待ちの
状態となる。次に、ステップS3において、本処理部2
1により、変換処理を指示する所定の処理指示キーが押
されたか否かが判定される。
【0025】変換処理を指示する処理指示キーが押され
ていないと判定された場合、ステップS4に進み、入力
キーバッファ22に入力されたキーを追加する。ステッ
プS5においては、キー配列処理部31により、図5に
示すハングル文字・KSキー配列対応テーブル32が参照
され、入力キーバッファ22に入力されたキー文字列が
ハングル文字に変換される。そして、変換結果が入力バ
ッファ25に供給され、記憶される。その後、ステップ
S2に戻り、ステップS2乃至S5の処理が繰り返し実
行される。
【0026】これにより、図6に示すように、キー文字
列「kssudgktlaslRk」が入力されると、このキー文字列
が入力キーバッファ22に入力されるとともに、対応す
るハングル文字(図20)が入力バッファ25に供給さ
れ、記憶される。
【0027】一方、ステップS3において、本処理部2
1により、入力が終了し、変換処理を指示する所定の処
理指示キーが押されたと判定された場合、ステップS6
に進み、単語辞書処理部33により、入力バッファ25
の内容でハングル単語意味辞書34が検索される。ハン
グル単語意味辞書34は、図7に示すように、ハングル
単語、その日本語訳、および英語訳より構成される。次
に、ステップS7において、本処理部21により、ステ
ップS6における検索結果の候補があるか否かが判定さ
れる。検索結果の候補があると判定された場合、ステッ
プS8に進み、正しい入力である旨を示す所定の音をス
ピーカ15より出力させ、ユーザに通知する。
【0028】ステップS9においては、ユーザにより、
検索結果の候補の中の所定のものが選択される。これに
より、入力バッファ25の内容が確定され、ハングル単
語への変換が終了する。その後、ステップS1に戻り、
ステップS1以降の処理が繰り返し実行される。
【0029】一方、ステップS7において、検索結果の
候補がないと判定された場合、ステップS10に進み、
音韻処理部29により、入力キーバッファ22の内容に
対して音韻処理が施され、その結果得られた候補が、候
補テーブル27に供給され、記憶される。
【0030】次に、図3のフローチャートを参照して、
図2のステップS10における音韻処理の詳細な手順に
ついて説明する。最初に、本処理部21は、ステップS
21において、入力キーバッファ22に格納されている
キー文字列の各キーへのポインタであるキーポインタ
が、入力キーバッファ22の先頭のキーを指すようにす
る。この例の場合、キー文字列「kssudgktlaslRk」の最
初のキー「k」をキーポインタが指すようにする。
【0031】次に、ステップS22に進み、音韻処理部
29により、キーポインタの指すキーを対象に、音韻処
理テーブル30が参照され、当てはまる条件が探索され
る。音韻処理テーブル30は、頭音処理テーブル、二重
母音処理テーブル、および終声処理テーブルにより構成
される。
【0032】図8は、頭音(語頭)処理を行うとき用い
られる頭音処理テーブルを示しており、図9は、二重母
音処理を行うとき用いられる二重母音処理テーブルを示
している。例えば、二重母音mlは、語頭では[uxi]と
発音されるが、子音の後、および第2音節以下では、
[i]と発音される。図10および図11は、終声処理を
行うとき用いられる終声処理テーブルを示している。
【0033】この例の場合、入力キーバッファ22の最
初のキー「k」は母音であり、かつ、その前のキー(前
接のキー)がないので、図8に示した頭音処理テーブル
の頭音(語頭)処理の中の激音化の最後の条件に当ては
まる。この場合の変換結果は、「d+母音」となる。ま
た、その他に当てはまる条件はない。
【0034】ステップS23においては、ステップS2
2において、音韻処理テーブル30の中に当てはまる条
件があったか否かが判定される。ステップS22におい
て、当てはまる条件がある(No)と判定された場合、
ステップS24に進み、当てはまった条件の数だけ、候
補テーブル27の内容がコピーされる。いまの場合、候
補テーブル27は空なので、ステップS24,S25の
処理は行われず、ステップS26に進む。ステップS2
6においては、図12に示すように、候補テーブル27
の先頭に入力キーバッファ22のキーポインタが指すキ
ーである「k」が追加される。次に、候補テーブル27
の2番目に変換結果である「d+k」が代入される。
【0035】次に、ステップS27において、キーポイ
ンタが変換対象分である1つのキー分だけ進められる。
いまの場合、キーポインタは、入力キーバッファ22の
2番目のキー「s」を指すことになる。
【0036】一方、ステップS23において、当てはま
る条件がない(Yes)と判定された場合、ステップS
28に進み、候補テーブル27のそれぞれにキーポイン
タのキーが追加される。次に、ステップS29におい
て、キーポインタが1だけ進められる。いまの場合、キ
ーポインタは入力キーバッファ22の2番目のキー
「s」を指すことになる。
【0037】ステップS27またはステップS29の処
理が終了すると、ステップS30に進み、キーポインタ
の先が空であるか否かが判定される。いまの場合、キー
ポインタは2番目のキー「s」を指しているので、ステ
ップS22に戻り、ステップS22以降の処理が繰り返
し実行される。
【0038】キーポインタがキー「s」を指している場
合、図10および図11に示した終声処理テーブルの鼻
音化の3つ目から7つ目の5つが条件に当てはまる。従
って、ステップS23において、当てはまる条件がある
と判定され、ステップS24に進み、候補テーブル27
の内容が5回だけコピーされる。いまの場合、候補テー
ブル27には、「k」と「dk」の2つのデータがある
ので、それぞれ5回ずつコピーされ、コピー元と合わせ
て12個のデータとされる。即ち、候補テーブル27の
内容は、「k」、「dk」、「k」、「k」、「k」、
「k」、「k」、「dk」、「dk」、「dk」、「d
k」、「dk」となる。
【0039】次に、ステップS25において、コピー元
のデータ「k」、「dk」に対して、キーポイントが指
すキー(いまの場合、「s」)が追加され、「ks」、
「dks」とされる。そして、ステップS26におい
て、コピー先のデータ(「k」、「k」、「k」、
「k」、「k」、「dk」、「dk」、「dk」、「d
k」、「dk」)のそれぞれに対して変換結果が追加さ
れる。この例の場合、図10に示した終声処理テーブル
の鼻音化の3つ目乃至7つ目の変換結果「r」、
「e」、「g」、「t」、「rt」がそれぞれ追加され
る。その結果、図13に示すように、候補テーブル27
の内容は、「ks」、「dks」、「kr」、「k
e」、「kg」、「kt」、「krt」、「dkr」、
「dke」、「dkg」、「dkt」、「dkrt」と
なる。
【0040】次に、ステップS27において、キーポイ
ンタが変換対象キー分だけ進められる。その後、ステッ
プS30に進み、キーポインタの先が空であるか否かが
判定される。いまの場合、キーポインタは3番目のキー
「s」を指しているので、キーポインタの先が空ではな
いと判定され、ステップS22に戻り、ステップS22
以降の処理が繰り返し実行される。そして、次の3番目
の「s」について、ステップS22以降の処理が施され
る。いまの場合、当てはまる条件が存在しないので、ス
テップS28において、「s」がそのまま図13に示し
た候補テーブル27の各データに付加される。その結
果、候補テーブル27の内容は、図14に示すようにな
る。即ち、「kss」、「dkss」、「krs」、
「kes」、「kgs」、「kts」、「krts」、
「dkrs」、「dkes」、「dkgs」、「dkt
s」、「dkrts」となる。
【0041】以上の処理は、キーポインタの先が空とな
るまで、即ち、入力キーバッファ22の最後のキーまで
続けられる。その結果、図15に示すように、多数の候
補が候補テーブル27に格納されることになる。
【0042】図3のフローチャートに示した音韻処理が
終了すると、次に、図2のステップS11に進む。ステ
ップS11においては、図15に示した候補テーブル2
7の各データを指す候補ポインタが候補テーブル27の
先頭にセットされ、そのポインタが指す先の候補テーブ
ル27の内容であるキー列が、ハングル文字・KSキー配
列対応テーブル32を参照して、ハングル文字に変換さ
れ、変換結果が検索バッファ28に代入される。いまの
場合、候補テーブル27の先頭のキー列は、図16に示
すように「kssudgktlaslRk」である。このキー列に対応
するハングル文字は、図20に示すようになり、このハ
ングル文字が検索バッファ28に代入される。
【0043】次に、ステップS12に進み、単語辞書処
理部33により、検索バッファ28の内容でハングル単
語意味辞書34が検索される。いまの場合、マッチする
ものがないので、何も処理を行わず、ステップS13に
進み、候補ポインタを1だけ進め、ステップS14にお
いて、候補ポインタの先が空であるか否かが判定され
る。いまの場合、候補ポインタの先が空ではないと判定
され、ステップS11に戻り、ステップS11以降の処
理が繰り返し実行される。即ち、候補テーブル27の全
ての候補に対して、上述した場合と同様の処理が施され
る。
【0044】例えば、候補テーブル27の途中にあるキ
ー列「dkssudktlqslRk」の場合、図19に示すハングル
文字に変換される。このハングル文字は、図7に示した
ハングル単語意味辞書34に候補がある(日本語訳が
「こんにちは」、英語訳が「Hello」に対応する)の
で、ステップS12において、その候補に関する内容が
表示テーブル23に代入される。図17は、表示テーブ
ル23の内容を示しており、ハングル単語と、そのハン
グル単語に対応する日本語訳、および英語訳からなる。
【0045】そして、候補テーブル27に対する全ての
処理が終了すると、ステップS15において、表示テー
ブル23の内容がディスプレイ10の画面に表示され
る。いまの場合、候補は1つだけであり、その表示イメ
ージは、図18に示したようになる。即ち、ハングル単
語と、その日本語訳、および英語訳がディスプレイ10
の画面に表示される。
【0046】次に、ステップS16において、入力待ち
の状態となる。ここで、ユーザが所定のキーを押すこと
により、図18に示した候補を選択すると、ステップ1
7に進み、ユーザによって選択された候補(図18に示
したハングル単語)により入力バッファ25の内容が書
き換えられる。そして、ステップS18において、入力
バッファ25の内容が確定される。このようにして、発
音を耳で聞いたまま入力するだけで、正しいハングルの
単語を入力することができる。
【0047】ステップS18における処理が終了する
と、ステップS1に戻り、ステップS1以降の処理が繰
り返し実行される。
【0048】以上のようにして、耳で聞いた発音のまま
ハングルを入力しても、目的のハングルの単語を入力す
ることができる。また、耳で聞いた発音のまま入力され
たハングルが、自分が理解できる言語の文字に変換され
て表示されるので、耳で聞いた単語の意味を自分の言語
で認識することができる。
【0049】なお、上記実施の形態においては、ハング
ルを入力する場合について説明したが、その他の言語を
入力する場合にも本発明を適用することが可能である。
【0050】また、上記処理を行うプログラムは、フロ
ッピーディスク、CD−ROM(compact disc-read on
ly memory)等の記録媒体に記録し、ユーザに提供する
他、インターネット、デジタル衛星等のネットワークを
介してユーザに伝送し、これをハードディスク、メモリ
等に記憶させるようにしてもよい。
【0051】
【発明の効果】以上の如く請求項1に記載の記録媒体、
および請求項4に記載の文字入力装置によれば、所定の
言語の発音に対応して入力された第1の文字列を、所定
の変換規則に基づいて第2の文字列に変換し、第2の文
字列から、所定の言語の文字からなる第3の文字列を生
成するようにしたので、耳で聞いた所定の言語の発音を
をそのまま入力しても、その言語の正しい単語を入力す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したハングル入力装置の一実施の
形態の構成例を示すブロック図である。
【図2】図1のハングル入力装置の処理手順を説明する
フローチャートである。
【図3】図2のステップS10の詳細な処理手順を説明
するフローチャートである。
【図4】KSキー配列を示す図である。
【図5】ハングル文字・KSキー配列対応テーブルの例を
示す図である。
【図6】入力されたキーとそれに対応する表示を示す図
である。
【図7】ハングル単語意味辞書の内容の例を示す図であ
る。
【図8】頭音処理テーブルの内容の例を示す図である。
【図9】二重母音処理テーブルの内容の例を示す図であ
る。
【図10】終声処理テーブルの内容の例を示す図であ
る。
【図11】図10に続く終声処理テーブルの内容の例を
示す図である。
【図12】音韻処理中の候補テーブルの内容の例を示す
図である。
【図13】音韻処理中の候補テーブルの内容の他の例を
示す図である。
【図14】音韻処理中の候補テーブルの内容のさらに他
の例を示す図である。
【図15】音韻処理終了後の候補テーブルの内容のさら
に他の例を示す図である。
【図16】候補テーブルの最初のキー列の例を示す図で
ある。
【図17】表示テーブルの内容の例を示す図である。
【図18】画面表示イメージの例を示す図である。
【図19】ハングル文字列の例を示す図である。
【図20】ハングル文字列の他の例を示す図である。
【符号の説明】
1 マウス 5 キーボード 10 ディスプレイ 15 スピーカ 20 入出力処理部 21 本処理部 22 入力キーバッファ 23 表示テーブル 25 入力バッファ 27 候補テーブル 28 検索バッファ 29 音韻処理部 30 音韻処理テーブル 31 キー配列処理部 32 ハングル文字・KSキー配列対応テーブル 33 単語辞書処理部 34 ハングル単語意味辞書

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の言語の文字を入力する文字入力装
    置を制御するプログラムが記録されている記録媒体であ
    って、 前記所定の言語の発音に対応して入力された第1の文字
    列を、所定の変換規則に基づいて第2の文字列に変換す
    る変換ステップと、 前記変換ステップにより変換された前記第2の文字列か
    ら、前記所定の言語の文字からなる第3の文字列を生成
    する生成ステップとを備えるプログラムが記録されてい
    ることを特徴とする記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記第3の文字列の持つ意味に対応する
    他の言語の文字列を検索する検索ステップと、 前記検索ステップにより検索された前記他の言語の文字
    列を出力する出力ステップとをさらに備えることを特徴
    とする請求項1に記載の記録媒体。
  3. 【請求項3】 発音に対応して入力された前記第1の文
    字列が、すでに前記変換規則に合致したものであると
    き、そのことを外部に通知する通知ステップをさらに備
    えることを特徴とする請求項1または2に記載の記録媒
    体。
  4. 【請求項4】 所定の言語の文字を入力する文字入力装
    置であって、 前記所定の言語の発音に対応して入力された第1の文字
    列を、所定の変換規則に基づいて第2の文字列に変換す
    る変換手段と、 前記変換手段により変換された前記第2の文字列から、
    前記所定の言語の文字からなる第3の文字列を生成する
    生成手段とを備えることを特徴とする文字入力装置。
  5. 【請求項5】 前記第3の文字列の持つ意味に対応する
    他の言語の文字列を検索する検索手段と、 前記検索手段により検索された前記他の言語の文字列を
    出力する出力手段とをさらに備えることを特徴とする請
    求項4に記載の文字入力装置。
  6. 【請求項6】 発音に対応して入力された前記第1の文
    字列が、すでに前記変換規則に合致したものであると
    き、そのことを外部に通知する通知手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の文字入力装
    置。
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