JPH1174350A - 半導体装置とその製造方法 - Google Patents

半導体装置とその製造方法

Info

Publication number
JPH1174350A
JPH1174350A JP23118297A JP23118297A JPH1174350A JP H1174350 A JPH1174350 A JP H1174350A JP 23118297 A JP23118297 A JP 23118297A JP 23118297 A JP23118297 A JP 23118297A JP H1174350 A JPH1174350 A JP H1174350A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
cvd oxide
thick
oxide film
semiconductor device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23118297A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Hara
政治 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP23118297A priority Critical patent/JPH1174350A/ja
Publication of JPH1174350A publication Critical patent/JPH1174350A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 紫外線照射をすることなしに、厚膜無機SO
G膜の積層構造に可能とする半導体装置とその製造方法
を提供する。 【解決手段】 本発明の半導体装置は、多層の配線を絶
縁分離する層間絶縁膜6が、第1のCVD酸化膜7、第
1の厚膜無機平坦化膜8、第2のCVD酸化膜9、第2
の厚膜無機平坦化膜10及び第3のCVD酸化膜11か
ら構成されていることを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置とその
製造方法に関し、さらに詳しく言えば、配線間の層間絶
縁膜形成に厚膜無機平坦化(無機SOG)膜の積層構造
を採用するプロセスにおいて、厚膜無機平坦化膜同士の
密着性を向上させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路の高速化・高集積
化に伴い、配線部の多層化が図られている。この多層配
線技術において、特に層間絶縁膜の製造方法は、平坦性
や電気特性を左右する重要な技術である。そのうち、平
坦化膜としてSOG(スピンオングラス)膜を塗布して
熱処理する方法がある。
【0003】ここで、前記SOG膜には、アルキル基が
シリコンに直接結合した構造を有する有機SOG膜と無
機SOG膜の2種類がある。従来の半導体装置とその製
造方法、特に層間絶縁膜の構造とその製造方法について
図10乃至図12を基に説明する。先ず、有機SOG膜
を用いた場合には、図10に示すように半導体基板51
上にLOCOS酸化膜やBPSG膜等の絶縁膜52を介
してアルミニウム合金から成る下層配線53が形成さ
れ、前記下層配線53を被覆するようにプラズマTEO
S(テトラエキシシラン)膜54が形成され、全面に有
機SOG膜55が形成されることで、下地段差の低減が
図られていた。
【0004】このとき、有機SOG膜は、Si−CH3
やSi−C2H5等のアルキル基を用いているため、この
アルキル基が酸素プラズマによってダメージを受け易い
という性質があり、絶縁膜56を形成した後に、コンタ
クトビア57形成のためのビアエッチ後のレジスト除去
時の酸素プラズマ処理による図11に示すようにサイド
エッチング58が発生したり、クラックや膜ハガレが発
生するという問題があった。従って、有機SOG膜を用
いた場合には、有機SOG膜を形成した後に、該有機S
OG膜をエッチバックして、コンタクトビアの側壁部に
有機SOG膜が露出しないようにする工程が必要であっ
た。
【0005】しかし、デザインルールの縮小化に伴い、
堆積膜厚とエッチバック量の関係からコンタクトビアの
側壁部への有機SOG膜の露出を防止することが困難に
なってきている。そのため、厚膜無機SOG膜を用いて
平坦化を図りたいという要望が強い。しかしながら、無
機SOG膜を用いた場合には、図12に示すように前記
下層配線53を被覆するようにプラズマTEOS膜54
を形成した後に、厚膜無機SOG膜を形成する際に平坦
化を向上させるには、通常、複数回の無機SOG膜の形
成工程が必要であった。
【0006】この場合、厚膜無機SOG膜の上に直接厚
膜無機SOG膜を積層すると、厚膜無機SOG膜のSi
−H結合の影響により、厚膜無機SOG膜同士ではじい
てしまい、うまく積層できないため、一旦厚膜無機SO
G膜を形成した後に、該厚膜無機SOG膜に紫外線を照
射して、Si−Hの結合を切断した後に、上層の厚膜無
機SOG膜を形成していた。
【0007】このように厚膜無機SOG膜を用いた場合
には、紫外線照射を行っているため、下層に形成されて
いる素子へのダメージが懸念される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、有機
SOG膜を用いた場合には、エッチバック工程が必要で
あったが、デザインルールの縮小により、平坦化を向上
させ、かつ有機SOG膜のコンタクトビアの側壁部への
露出を防止することが困難になり、厚膜無機SOG膜に
切り換えたいという要望があった。しかし、厚膜無機S
OG膜は、積層構造とする必要があり、従来では下層の
厚膜無機SOG膜に紫外線を照射することで、厚膜無機
SOG膜の積層を可能としていたが、下層に形成されて
いる素子に与える紫外線の影響が懸念されていた。
【0009】従って、本発明では紫外線照射をすること
なしに、厚膜無機SOG膜の積層構造に可能とする半導
体装置とその製造方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1に記載
の本発明の半導体装置は、多層の配線とこれらを絶縁分
離する層間絶縁膜が第1のCVD酸化膜、第1の厚膜無
機平坦化膜、第2のCVD酸化膜、第2の厚膜無機平坦
化膜及び第3のCVD酸化膜から構成されていることを
特徴とする。
【0011】また、請求項2に記載の本発明の半導体装
置は、多層の配線とこれらを絶縁分離する層間絶縁膜と
して、積層された厚膜無機平坦化膜間にCVD酸化膜が
形成されていることを特徴とする。更に、請求項3に記
載の本発明は、多層の配線とこれらを絶縁分離する層間
絶縁膜とを有する半導体装置の製造方法において、前記
配線上を被覆するように第1のCVD酸化膜を形成した
後に、該第1のCVD酸化膜上を被覆するように第1の
厚膜無機平坦化膜を形成する。次に、前記第1の厚膜無
機平坦化膜を被覆するように第2のCVD酸化膜を形成
した後に、該第2のCVD酸化膜上を被覆するように第
2の厚膜無機平坦化膜を形成する。そして、前記第2の
厚膜無機平坦化膜を被覆するように第3のCVD酸化膜
を形成することで、前記層間絶縁膜を形成することを特
徴とする。
【0012】また、請求項4に記載の本発明は、フロー
ティングゲートとコントロールゲートとが積層され、該
フローティングゲートとコントロールゲートに隣接する
ように半導体基板表層に第1及び第2の不純物拡散領域
が形成され、一方の不純物拡散領域にコンタクトする第
1の配線に層間絶縁膜を介してコンタクトする第2の配
線とを有する半導体装置において、前記層間絶縁膜が第
1のCVD酸化膜、第1の厚膜無機平坦化膜、第2のC
VD酸化膜、第2の厚膜無機平坦化膜及び第3のCVD
酸化膜から構成されていることを特徴とする。
【0013】更に、請求項5に記載の本発明は、フロー
ティングゲートとコントロールゲートとが積層され、該
フローティングゲートとコントロールゲートに隣接する
ように半導体基板表層に第1及び第2の不純物拡散領域
が形成され、一方の不純物拡散領域にコンタクトする第
1の配線に層間絶縁膜を介してコンタクトする第2の配
線とを有する半導体装置の製造方法において、前記第1
の配線上を被覆するように第1のCVD酸化膜を形成し
た後に、該第1のCVD酸化膜上を被覆するように第1
の厚膜無機平坦化膜を形成する。次に、前記第1の厚膜
無機平坦化膜を被覆するように第2のCVD酸化膜を形
成した後に、該第2のCVD酸化膜上を被覆するように
第2の厚膜無機平坦化膜を形成する。そして、前記第2
の厚膜無機平坦化膜を被覆するように第3のCVD酸化
膜を形成することで、前記層間絶縁膜を形成することを
特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の半導体装置とその
製造方法、特に層間絶縁膜の構成及び製造方法について
図面を基に説明する。図1及び図2は本発明の一実施の
形態の半導体装置の断面図であり、特に図1は孤立した
配線部の断面図であり、図2はコンタクトビア形成部の
断面を示している。
【0015】図1及び図2において、1は半導体基板
で、該基板1上に素子分離膜としてのLOCOS酸化膜
2上に例えばポリシリコン膜から成るおよそ2000Å
乃至4000Åの膜厚の電極3が形成されている。ま
た、前記電極3を被覆するように層間絶縁膜としてのお
よそ5000Å乃至10000Åの膜厚のBPSG膜4
が形成され、該BPSG膜4上におよそ5000Å乃至
8000Åの膜厚のアルミニウム合金等から成る下層配
線5が形成されている。
【0016】更に、前記下層配線5を被覆するように層
間絶縁膜6が形成されている。当該層間絶縁膜6は、本
発明の特徴となる構成であり、前記下層配線5上を被覆
するようにおよそ2000Å乃至5000Åの膜厚の例
えば、プラズマTEOS(テトラエキシシラン)膜から
成る第1のCVD酸化膜7が形成され、該第1のCVD
酸化膜7上におよそ2000Å乃至4000Åの膜厚の
厚膜無機SOG(スピンオングラス)膜から成る第1の
厚膜無機平坦化膜8が塗布、焼成法により形成され、更
に、前記厚膜無機平坦化膜8上におよそ500Å乃至2
000Åの膜厚の例えばプラズマTEOS膜から成る第
2のCVD酸化膜9が形成され、該第2のCVD酸化膜
9上におよそ2000Å乃至4000Åの膜厚の厚膜無
機SOG膜から成る第2の厚膜無機平坦化膜10が塗
布、焼成法により形成され、更にはおよそ1000Å乃
至5000Åの膜厚の例えばプラズマTEOS膜から成
る第3のCVD酸化膜11が形成されている。
【0017】そして、図2に示すように前記下層配線5
にコンタクトするようにコンタクトビア12が形成され
ている。以上、説明したように本発明では、層間絶縁膜
として厚膜無機平坦化膜を積層してなる半導体装置にお
いて、第1の厚膜無機平坦化膜8と第2の厚膜無機平坦
化膜10との間に例えばプラズマTEOS膜から成る第
2のCVD酸化膜9を形成することで、両者の密着性を
向上させることができると共に、従来問題となっていた
無機SOG膜の積層構造において、Si−H構造からH
を切るために行っていた紫外線照射によるデバイス特性
への影響を解消できる。
【0018】以下、前述した半導体装置の製造方法につ
いて説明する。先ず、図3及び図4に示すように半導体
基板1上に形成したLOCOS酸化膜2上に例えばポリ
シリコン膜等から成るおよそ2000Å乃至4000Å
の膜厚の電極3を形成する。次に、図5及び図6に示す
ように前記電極3を被覆するように層間絶縁膜としての
およそ5000Å乃至10000Åの膜厚のBPSG膜
4を形成した後に、該BPSG膜4上におよそ5000
Å乃至8000Åの膜厚のアルミニウム合金等から成る
下層配線5を形成する。
【0019】続いて、前記下層配線5を被覆するように
層間絶縁膜6を形成する。当該層間絶縁膜6の形成工程
は、本発明の特徴となる工程であり、先ず、図7及び図
8に示すように前記下層配線5上を被覆するようにおよ
そ2000Å乃至5000Åの膜厚の例えばプラズマT
EOS膜から成る第1のCVD酸化膜7を形成した後、
該第1のCVD酸化膜7上におよそ2000Å乃至40
00Åの膜厚の第1の厚膜無機平坦化膜8を塗布、焼成
法により形成し、更に、前記厚膜無機平坦化膜8上にお
よそ500Å乃至2000Åの膜厚の例えばプラズマT
EOS膜から成る第2のCVD酸化膜9を形成し、該第
2のCVD酸化膜9上におよそ2000Å乃至4000
Åの膜厚の第2の厚膜無機平坦化膜10を塗布、焼成法
により形成した後に、およそ1000Å乃至5000Å
の膜厚の例えばプラズマTEOS膜から成る第3のCV
D酸化膜11を形成する。
【0020】そして、前記第3のCVD酸化膜11上に
図示しないフォトレジスト膜を形成した後に、該レジス
ト膜をマスクにして前記層間絶縁膜6に前記下層配線5
上にコンタクトするコンタクトビア12を形成し(図2
参照)、該コンタクトビア12を介して図示しない上層
配線を形成する。以上、説明したように本発明では、層
間絶縁膜として厚膜無機SOG膜から成る厚膜無機平坦
化膜を積層してなる半導体装置の製造方法において、第
1の厚膜無機平坦化膜8と第2の厚膜無機平坦化膜10
との間に両者の密着性を向上させるために、プラズマT
EOS膜を薄く形成することで、従来問題となっていた
厚膜無機平坦化膜の積層構造プロセスにおけるハガレと
いう問題を抑制することができる。
【0021】また、従来の有機SOG膜から成る有機平
坦化膜に代わって無機SOG膜から成る厚膜無機平坦化
膜を採用することで、前記コンタクトビア12の側壁部
へのSOG膜の露出が許容されるため、エッチバック工
程を行う必要がなくなるため、デザインルールの縮小化
にも対応できる。更に、図9は前述した本発明をフロー
ティングゲート及びコントロールゲート等を有する、い
わゆる不揮発性半導体記憶装置あるいはフラッシュメモ
リ等と称される半導体装置に適用した実施の形態を説明
するための断面図である。
【0022】図9において、P型の半導体基板21の表
層にはソース領域22及びドレイン領域23が相互に離
隔して形成されている。また、ソース領域22の両側の
基板21上にはおよそ100Å乃至200Åの膜厚の絶
縁膜24を介しておよそ1000Å乃至2000Åの膜
厚の導電化されたポリシリコン膜から成るフローティン
グゲート25が形成されている。また、前記ソース領域
22及びドレイン領域23の間の基板21上には、およ
そ300Å乃至400Åの膜厚の絶縁膜26を介してお
よそ1000Å乃至2000Åの膜厚のポリシリコン膜
とおよそ1000Å乃至2000Åの膜厚のタングステ
ンシリサイド(WSix)膜から成るコントロールゲー
ト27が形成されている。前記コントロールゲート27
のソース領域22側の端部は、前記絶縁膜26を介して
フローティングゲート25の上方に配置されている。
【0023】尚、前記ソース領域22及びコントロール
ゲート27は、いずれも一方向(紙面に垂直な方向)に
延びており、ソース領域22の両側には複数のドレイン
領域23及び複数のコントロールゲート27が前記一方
向に沿って配列されている。そして、コントロールゲー
ト27は、不揮発性半導体記憶装置のワード線として作
用する。
【0024】前記半導体基板21上には、これらのフロ
ーティングゲート25及びコントロールゲート27を被
覆するようにおよそ2000Åの膜厚のTEOS膜及び
およそ4000Åの膜厚のBPSG膜から成る層間絶縁
膜28が形成されており、該層間絶縁膜28に開口して
形成されたコンタクトホール29を介して前記ドレイン
領域23にコンタクトして、当該不揮発性半導体記憶装
置のビット線として作用する第1の配線30が形成され
ている。
【0025】そして、第1の配線30上を被覆するよう
に層間絶縁膜36が形成され、該層間絶縁膜に形成した
図示しないコンタクトビアを介して第2の配線37が形
成される。ここで、前述した第1の配線30上に形成さ
れる層間絶縁膜36は平坦化を図るために本発明が適用
される。
【0026】即ち、前記第1の配線30上を被覆するよ
うにおよそ2000Å乃至5000Åの膜厚の例えばプ
ラズマTEOS膜から成る第1のCVD酸化膜31を形
成した後、該第1のCVD酸化膜31上におよそ200
0Å乃至4000Åの膜厚の厚膜無機SOG膜から成る
第1の厚膜無機平坦化膜32を塗布、焼成法により形成
し、更に、前記厚膜無機平坦化膜32上におよそ500
Å乃至2000Åの膜厚の例えばプラズマTEOS膜か
ら成る第2のCVD酸化膜33を形成し、該第2のCV
D酸化膜33上におよそ2000Å乃至4000Åの膜
厚の無機SOG膜から成る第2の厚膜無機平坦化膜34
を塗布、焼成法により形成した後に、およそ1000Å
乃至5000Åの膜厚の例えばプラズマTEOS膜から
成る第3のCVD酸化膜35を形成することで、層間絶
縁膜36を形成する。
【0027】そして、前記第3のCVD酸化膜35上に
図示しないフォトレジスト膜を形成した後に、該レジス
ト膜をマスクにして前記層間絶縁膜36に前記第1の配
線31上にコンタクトするコンタクトビアを形成し、該
コンタクトビアを介して第2の配線37を形成する。以
上、説明したように本発明では、層間絶縁膜として厚膜
無機SOG膜から成る厚膜無機平坦化膜を積層してなる
半導体装置の製造方法において、第1の厚膜無機平坦化
膜32と第2の厚膜無機平坦化膜34との間に両者の密
着性を向上させるために、例えばプラズマTEOS膜か
ら成る第2のCVD酸化膜33を薄く形成することで、
従来問題となっていた厚膜無機平坦化膜の積層構造プロ
セスにおけるハガレという問題を抑制することができ
る。
【0028】尚、本実施の形態では、フローティングゲ
ート25上の一部に絶縁膜26を介してコントロールゲ
ート27が積層されて成る、いわゆるスプリットゲート
型の不揮発性半導体記憶装置に適用した例を示したが、
フローティングゲート上の全面にコントロールゲートが
積層されて成る、いわゆるスタックドゲート型の不揮発
性記憶装置に適用しても良い。
【0029】
【発明の効果】以上、本発明によれば厚膜無機平坦化膜
と厚膜無機平坦化膜の間にCVD酸化膜を形成すること
で、厚膜無機平坦化膜同士の密着性を向上させることが
できると共に、従来のように紫外線照射を行わないこと
で、素子への影響を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施の形態の半導体装置を示す第1の
断面図である。
【図2】本発明一実施の形態の半導体装置を示す第2の
断面図である。
【図3】本発明一実施の形態の半導体装置の製造方法を
示す第1の断面図である。
【図4】本発明一実施の形態の半導体装置の製造方法を
示す第2の断面図である。
【図5】本発明一実施の形態の半導体装置の製造方法を
示す第3の断面図である。
【図6】本発明一実施の形態の半導体装置の製造方法を
示す第4の断面図である。
【図7】本発明一実施の形態の半導体装置の製造方法を
示す第5の断面図である。
【図8】本発明一実施の形態の半導体装置の製造方法を
示す第6の断面図である。
【図9】本発明他の実施の形態の半導体装置の製造方法
を示す断面図である。
【図10】従来の半導体装置を示す第1の断面図であ
る。
【図11】従来の半導体装置を示す第2の断面図であ
る。
【図12】従来の他の半導体装置を示す断面図である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多層の配線とこれらを絶縁分離する層間
    絶縁膜とを有する半導体装置において、 前記層間絶縁膜が第1のCVD酸化膜、第1の厚膜無機
    平坦化膜、第2のCVD酸化膜、第2の厚膜無機平坦化
    膜及び第3のCVD酸化膜から成ることを特徴とする半
    導体装置。
  2. 【請求項2】 多層の配線とこれらを絶縁分離する層間
    絶縁膜とを有し、該層間絶縁膜として厚膜無機平坦化膜
    が積層されてなる半導体装置において、 前記積層された厚膜無機平坦化膜間にCVD酸化膜が形
    成されていることを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 多層の配線とこれらを絶縁分離する層間
    絶縁膜とを有する半導体装置の製造方法において、 前記配線上を被覆するように第1のCVD酸化膜を形成
    した後に該第1のCVD酸化膜上を被覆するように第1
    の厚膜無機平坦化膜を形成する工程と、 前記第1の厚膜無機平坦化膜を被覆するように第2のC
    VD酸化膜を形成する工程と、 前記第2のCVD酸化膜上を被覆するように第2の厚膜
    無機平坦化膜を形成した後に該第2の厚膜無機平坦化膜
    を被覆するように第3のCVD酸化膜を形成する工程と
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 フローティングゲートとコントロールゲ
    ートとが積層され、該フローティングゲートとコントロ
    ールゲートに隣接するように半導体基板表層に第1及び
    第2の不純物拡散領域が形成され、一方の不純物拡散領
    域にコンタクトする第1の配線に層間絶縁膜を介してコ
    ンタクトする第2の配線とを有する半導体装置におい
    て、 前記層間絶縁膜が第1のCVD酸化膜、第1の厚膜無機
    平坦化膜、第2のCVD酸化膜、第2の厚膜無機平坦化
    膜及び第3のCVD酸化膜から成ることを特徴とする半
    導体装置。
  5. 【請求項5】 フローティングゲートとコントロールゲ
    ートとが積層され、該フローティングゲートとコントロ
    ールゲートに隣接するように半導体基板表層に第1及び
    第2の不純物拡散領域が形成され、一方の不純物拡散領
    域にコンタクトする第1の配線に層間絶縁膜を介してコ
    ンタクトする第2の配線とを有する半導体装置の製造方
    法において、 前記配線上を被覆するように第1のCVD酸化膜を形成
    した後に該第1のCVD酸化膜上を被覆するように第1
    の厚膜無機平坦化膜を形成する工程と、 前記第1の厚膜無機平坦化膜を被覆するように第2のC
    VD酸化膜を形成する工程と、 前記第2のCVD酸化膜上を被覆するように第2の厚膜
    無機平坦化膜を形成した後に該第2の厚膜無機平坦化膜
    を被覆するように第3のCVD酸化膜を形成する工程と
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
JP23118297A 1997-08-27 1997-08-27 半導体装置とその製造方法 Pending JPH1174350A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23118297A JPH1174350A (ja) 1997-08-27 1997-08-27 半導体装置とその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23118297A JPH1174350A (ja) 1997-08-27 1997-08-27 半導体装置とその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1174350A true JPH1174350A (ja) 1999-03-16

Family

ID=16919616

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23118297A Pending JPH1174350A (ja) 1997-08-27 1997-08-27 半導体装置とその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1174350A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3354424B2 (ja) 半導体装置および半導体装置の製造方法
JP4801296B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP4037711B2 (ja) 層間絶縁膜内に形成されたキャパシタを有する半導体装置
US20140273453A1 (en) Semiconductor device and method for manufacturing semiconductor device
JPH1174350A (ja) 半導体装置とその製造方法
JPH0677315A (ja) 半導体装置
JP2515408B2 (ja) バイポ−ラ型半導体装置
JPH08204002A (ja) 半導体集積回路装置の製造方法
JP3342359B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH04313256A (ja) 半導体集積回路装置及びその形成方法
JPH07135252A (ja) 半導体集積回路装置の製造方法
JP3831966B2 (ja) 半導体装置とその製造方法
KR100315455B1 (ko) 반도체 소자 및 그 제조 방법
JP2007027234A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPH0817923A (ja) 半導体集積回路装置およびその製造方法
KR100398584B1 (ko) 반도체 소자의 제조 방법
KR100668960B1 (ko) 반도체 소자의 금속 배선 및 그의 형성 방법
KR100383084B1 (ko) 반도체 소자의 플러그 형성 방법
JPH1167764A (ja) 半導体装置
JPH1074836A (ja) 半導体装置
KR100340857B1 (ko) 반도체 소자의 다층 금속배선 제조방법
KR20050032305A (ko) 반도체소자의 금속배선 형성방법
KR20040056836A (ko) 반도체 소자의 층간 절연막 평탄화 방법
JP2002299203A (ja) 半導体装置の製造方法
KR20080060360A (ko) 반도체 소자의 금속배선 형성방법