JPH117171A - 画像形成装置 - Google Patents
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- JPH117171A JPH117171A JP9173045A JP17304597A JPH117171A JP H117171 A JPH117171 A JP H117171A JP 9173045 A JP9173045 A JP 9173045A JP 17304597 A JP17304597 A JP 17304597A JP H117171 A JPH117171 A JP H117171A
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- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 感光体を再生して再利用する方式をとる場合
は、交換により取り出されたユニットの感光体は再利用
が可能か等の管理が容易となり、また、万一本体制御基
板が電気的に破壊されてしまった場合でも、印字枚数保
証のための計算が可能となる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 感光体14とこれに作用する装置を有し
装置本体に取外し可能に設けられる感光体ユニット15
と、感光体14を用いて画像形成動作を行うための各装
置の動作を制御すると共に所定事項を記憶する本体メモ
リ40を有する本体制御基板36とを備え、感光体14
に再生可能なものを用いると共に、感光体ユニット15
に付属メモリ17を設け、本体メモリ40と付属メモリ
17に、装置本体のシリアルNo.と、装置本体の新品
時からの合計印字枚数を記憶させ、さらに付属メモリ1
7に感光体14固有の印字枚数を記憶させるように構成
した。
は、交換により取り出されたユニットの感光体は再利用
が可能か等の管理が容易となり、また、万一本体制御基
板が電気的に破壊されてしまった場合でも、印字枚数保
証のための計算が可能となる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 感光体14とこれに作用する装置を有し
装置本体に取外し可能に設けられる感光体ユニット15
と、感光体14を用いて画像形成動作を行うための各装
置の動作を制御すると共に所定事項を記憶する本体メモ
リ40を有する本体制御基板36とを備え、感光体14
に再生可能なものを用いると共に、感光体ユニット15
に付属メモリ17を設け、本体メモリ40と付属メモリ
17に、装置本体のシリアルNo.と、装置本体の新品
時からの合計印字枚数を記憶させ、さらに付属メモリ1
7に感光体14固有の印字枚数を記憶させるように構成
した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば複写機やプ
リンター等の画像形成装置に関し、特に、その感光体を
含む感光体ユニットが装置本体に取外し可能に設けられ
る画像形成装置に関するものである。
リンター等の画像形成装置に関し、特に、その感光体を
含む感光体ユニットが装置本体に取外し可能に設けられ
る画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置としては、例えば特
開昭59−61854号、同61−147267号、及
び特公平1−41987号の各公報に掲載されたものが
ある。これらの従来の画像形成装置は、プロセスカート
リッジ、プロセス・ユニット、或はプロセスキット等と
呼び方は異なるものの、感光体の周囲に配置された現像
器やクリーニング装置、或は帯電器等の各装置を感光体
と一体的に組立てたユニット(以下、感光体ユニットと
呼称する)を装置本体に取外し可能に設けたものであ
る。
開昭59−61854号、同61−147267号、及
び特公平1−41987号の各公報に掲載されたものが
ある。これらの従来の画像形成装置は、プロセスカート
リッジ、プロセス・ユニット、或はプロセスキット等と
呼び方は異なるものの、感光体の周囲に配置された現像
器やクリーニング装置、或は帯電器等の各装置を感光体
と一体的に組立てたユニット(以下、感光体ユニットと
呼称する)を装置本体に取外し可能に設けたものであ
る。
【0003】そして、上記従来の画像形成装置において
は、寿命が尽きた感光体ユニットを新しいものと交換す
ることにより、画像品質の維持を図ろうとするものであ
り、そのための寿命の残りをどのようにして測るか、ど
のようにして表示するか、どのようにして判断するか、
或いはどのようにしてユーザーに交換を促すか等につい
て種々提案されている。
は、寿命が尽きた感光体ユニットを新しいものと交換す
ることにより、画像品質の維持を図ろうとするものであ
り、そのための寿命の残りをどのようにして測るか、ど
のようにして表示するか、どのようにして判断するか、
或いはどのようにしてユーザーに交換を促すか等につい
て種々提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来の画
像形成装置にあっては、ほぼ感光体の寿命を基準にして
交換するように感光体ユニットの寿命を設定しているの
で、交換により取り出された古い感光体ユニットの感光
体は処分されることしか予定されておらず、その感光体
を再生して再利用することは考えられていない。
像形成装置にあっては、ほぼ感光体の寿命を基準にして
交換するように感光体ユニットの寿命を設定しているの
で、交換により取り出された古い感光体ユニットの感光
体は処分されることしか予定されておらず、その感光体
を再生して再利用することは考えられていない。
【0005】しかしながら、感光体にアモルファスシリ
コンのような長寿命に耐える材料を使っている場合は、
その表面に多少傷がついても、再生処理することにより
再利用を可能にして使用を継続することができる。この
ように感光体を再生して再利用する方式をとる場合は、
交換により取り出された感光体ユニットの感光体がまだ
再生することにより再利用が可能か、また、交換により
新たに装着した感光体ユニットの感光体は新品か再生品
か等の管理が必要となってくる。
コンのような長寿命に耐える材料を使っている場合は、
その表面に多少傷がついても、再生処理することにより
再利用を可能にして使用を継続することができる。この
ように感光体を再生して再利用する方式をとる場合は、
交換により取り出された感光体ユニットの感光体がまだ
再生することにより再利用が可能か、また、交換により
新たに装着した感光体ユニットの感光体は新品か再生品
か等の管理が必要となってくる。
【0006】また、画像形成装置自体がある程度の印字
枚数の保証をしている場合にあっては、装置本体のカウ
ンタ回路や、それまでの印字枚数を記憶したメモリを有
する本体制御基板が、電気的に破壊されてしまった場合
等においては、その印字枚数保証のための計算ができな
くなってしまう等の問題があった。
枚数の保証をしている場合にあっては、装置本体のカウ
ンタ回路や、それまでの印字枚数を記憶したメモリを有
する本体制御基板が、電気的に破壊されてしまった場合
等においては、その印字枚数保証のための計算ができな
くなってしまう等の問題があった。
【0007】そこで本発明は、上記問題点に鑑みて、感
光体を再生して再利用する方式をとる場合は、交換によ
り取り出された感光体ユニットの感光体はまだ再利用が
可能か等の管理が容易となり、また、万一本体制御基板
が電気的に破壊されてしまった場合でも、印字枚数保証
のための計算が可能となる画像形成装置を提供すること
を課題とするものである。
光体を再生して再利用する方式をとる場合は、交換によ
り取り出された感光体ユニットの感光体はまだ再利用が
可能か等の管理が容易となり、また、万一本体制御基板
が電気的に破壊されてしまった場合でも、印字枚数保証
のための計算が可能となる画像形成装置を提供すること
を課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、感光体とこれに作用する装置を有し装置本
体に取外し可能に設けられる感光体ユニットと、前記感
光体を用いて画像形成動作を行うための各装置の動作を
制御すると共に所定事項を記憶する本体メモリを有する
本体制御基板とを備えた画像形成装置において、前記感
光体に再生可能なものを用いると共に、前記感光体ユニ
ットに付属メモリを設け、前記本体メモリと前記付属メ
モリに、装置本体の固有番号と、装置本体の新品時から
の合計印字枚数を記憶させ、さらに前記付属メモリに前
記感光体固有の印字枚数を記憶させるように構成したも
のである。
に本発明は、感光体とこれに作用する装置を有し装置本
体に取外し可能に設けられる感光体ユニットと、前記感
光体を用いて画像形成動作を行うための各装置の動作を
制御すると共に所定事項を記憶する本体メモリを有する
本体制御基板とを備えた画像形成装置において、前記感
光体に再生可能なものを用いると共に、前記感光体ユニ
ットに付属メモリを設け、前記本体メモリと前記付属メ
モリに、装置本体の固有番号と、装置本体の新品時から
の合計印字枚数を記憶させ、さらに前記付属メモリに前
記感光体固有の印字枚数を記憶させるように構成したも
のである。
【0009】このような構成の画像形成装置によれば、
感光体ユニットの付属メモリに感光体固有の印字枚数を
記憶させるため、交換により取り出された感光体ユニッ
トの付属メモリを読み取ることにより、その感光体ユニ
ットの感光体はまだ再生により再利用が可能かを、その
感光体固有の印字枚数を基準にして容易に判別すること
ができる。
感光体ユニットの付属メモリに感光体固有の印字枚数を
記憶させるため、交換により取り出された感光体ユニッ
トの付属メモリを読み取ることにより、その感光体ユニ
ットの感光体はまだ再生により再利用が可能かを、その
感光体固有の印字枚数を基準にして容易に判別すること
ができる。
【0010】また、万一本体制御基板が電気的に破壊さ
れてしまった場合でも、感光体ユニットの付属メモリに
は装置本体の新品時からの合計印字枚数も記憶されてい
るので、交換により装着した新しい本体制御基板の本体
メモリにその合計印字枚数を新たに記憶させることによ
り、本体制御基板の交換にかかわらず印字枚数保証のた
めの計算をすることが可能となる。
れてしまった場合でも、感光体ユニットの付属メモリに
は装置本体の新品時からの合計印字枚数も記憶されてい
るので、交換により装着した新しい本体制御基板の本体
メモリにその合計印字枚数を新たに記憶させることによ
り、本体制御基板の交換にかかわらず印字枚数保証のた
めの計算をすることが可能となる。
【0011】さらに、本体制御基板の本体メモリに装置
本体の固有番号と、装置本体の新品時からの合計印字枚
数を記憶させるため、交換により新たに装着した感光体
ユニットの付属メモリにも、装置本体の固有番号と、装
置本体の新品時からの合計印字枚数を記憶させることが
できる。
本体の固有番号と、装置本体の新品時からの合計印字枚
数を記憶させるため、交換により新たに装着した感光体
ユニットの付属メモリにも、装置本体の固有番号と、装
置本体の新品時からの合計印字枚数を記憶させることが
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づいて詳しく説明する。図1ないし図5
は、本発明による画像形成装置の第1の実施の形態に係
るプリンターを示す図である。
て、図面に基づいて詳しく説明する。図1ないし図5
は、本発明による画像形成装置の第1の実施の形態に係
るプリンターを示す図である。
【0013】図1に示すプリンター10において、ドラ
ムユニット(感光体ユニット)15のメインチャージャ
11により帯電を均一化されたドラム14(感光体)
が、その後光学ユニット12により露光走査されて静電
潜像が形成され、さらに回転しながらその静電潜像が現
像ローラー16により現像される。現像ローラー16は
現像ユニット20に設けられていて、その現像ユニット
20のトナーコンテナ18から供給されるトナーパウダ
ーを用いて前記静電潜像の現像をする。
ムユニット(感光体ユニット)15のメインチャージャ
11により帯電を均一化されたドラム14(感光体)
が、その後光学ユニット12により露光走査されて静電
潜像が形成され、さらに回転しながらその静電潜像が現
像ローラー16により現像される。現像ローラー16は
現像ユニット20に設けられていて、その現像ユニット
20のトナーコンテナ18から供給されるトナーパウダ
ーを用いて前記静電潜像の現像をする。
【0014】ドラム14がさらに回転することにより、
転写ローラー22との間を通る転写紙に前記現像したト
ナー画像を転写する。転写紙は給紙カセット24に貯め
られていて、そこから給紙ユニット28の給紙ローラー
26により取り出されて、ドラム14と転写ローラー2
2の間に搬送されてそこを通過する。或は転写紙は、装
置本体の側部開口に対応して設けられている手差しトレ
イから給紙されて、ドラム14と転写ローラー22の間
に搬送されるようにもなっている。
転写ローラー22との間を通る転写紙に前記現像したト
ナー画像を転写する。転写紙は給紙カセット24に貯め
られていて、そこから給紙ユニット28の給紙ローラー
26により取り出されて、ドラム14と転写ローラー2
2の間に搬送されてそこを通過する。或は転写紙は、装
置本体の側部開口に対応して設けられている手差しトレ
イから給紙されて、ドラム14と転写ローラー22の間
に搬送されるようにもなっている。
【0015】ドラム14と転写ローラー22によりトナ
ー画像を転写された転写紙は次に定着ユニット30に送
られて、ヒートローラー32とプレスローラー34との
間を通過することにより、前記転写されたトナー画像を
形成しているトナーパウダーを定着させるようになって
おり、転写紙はその後排出される。
ー画像を転写された転写紙は次に定着ユニット30に送
られて、ヒートローラー32とプレスローラー34との
間を通過することにより、前記転写されたトナー画像を
形成しているトナーパウダーを定着させるようになって
おり、転写紙はその後排出される。
【0016】転写紙の排出方式としては、印字面を上に
してそのまま転写紙を排出するフェイスアップ方式と、
転写紙を裏返しに(印字面を下に)して排出するフェイ
スダウン方式があり、いずれか一方の排紙方式を自由に
選ぶことができる。
してそのまま転写紙を排出するフェイスアップ方式と、
転写紙を裏返しに(印字面を下に)して排出するフェイ
スダウン方式があり、いずれか一方の排紙方式を自由に
選ぶことができる。
【0017】光学ユニット12、ドラムユニット15、
現像ユニット20、給紙ユニット28、及び定着ユニッ
ト30は、エンジン制御基板(本体制御基板)36によ
り制御されて上記画像形成動作を行うようになってお
り、このエンジン制御基板36はメインコントローラ基
板38を介して、パソコンやワープロ等のホストコンピ
ュータから指令を受けて制御動作を行うようになってい
る。また光学ユニット12は、メインコントローラ基板
38を介して、上記ホストコンピュータから画像データ
を入力するようになっている。
現像ユニット20、給紙ユニット28、及び定着ユニッ
ト30は、エンジン制御基板(本体制御基板)36によ
り制御されて上記画像形成動作を行うようになってお
り、このエンジン制御基板36はメインコントローラ基
板38を介して、パソコンやワープロ等のホストコンピ
ュータから指令を受けて制御動作を行うようになってい
る。また光学ユニット12は、メインコントローラ基板
38を介して、上記ホストコンピュータから画像データ
を入力するようになっている。
【0018】ところでドラムユニット15は、ドラム1
4、メインチャージャ11、クリーニング装置13、及
びその他の付随する図示しない装置と共に、必要な場合
には取外しできるよう、装置本体に取外し可能に設けら
れている。従って、ドラムユニット15のドラム14が
所定の印字枚数の保証、例えば30万枚迄の保証をする
ような場合において、ドラム14に傷等がついてしまっ
た場合は、ドラムユニット15を取り出してドラム14
の交換を容易に行うことができる。
4、メインチャージャ11、クリーニング装置13、及
びその他の付随する図示しない装置と共に、必要な場合
には取外しできるよう、装置本体に取外し可能に設けら
れている。従って、ドラムユニット15のドラム14が
所定の印字枚数の保証、例えば30万枚迄の保証をする
ような場合において、ドラム14に傷等がついてしまっ
た場合は、ドラムユニット15を取り出してドラム14
の交換を容易に行うことができる。
【0019】図2は上記画像形成装置のブロック回路図
である。ドラムユニット15にはEEPROMのような
書換え可能な付属メモリ17が設けられていて、この付
属メモリ17には図4に示すように、装置本体のシリア
ルNo.(製造No.等の装置本体の固有の番号)のN
1と、装置本体の新品時からの合計印字枚数N2と、ド
ラム14の再生回数N3と、ドラム14固有の印字枚数
N4が記憶されるようになっている。
である。ドラムユニット15にはEEPROMのような
書換え可能な付属メモリ17が設けられていて、この付
属メモリ17には図4に示すように、装置本体のシリア
ルNo.(製造No.等の装置本体の固有の番号)のN
1と、装置本体の新品時からの合計印字枚数N2と、ド
ラム14の再生回数N3と、ドラム14固有の印字枚数
N4が記憶されるようになっている。
【0020】またエンジン制御基板36には、制御動作
に用いるMPU(マイクロプロセッサー)と制御ロジッ
ク・ゲートアレイと共に、書換え可能なフラッシュRO
M40(本体メモリ)が設けられている。このエンジン
制御基板36のフラッシュROM40には、図5に示す
ように、装置本体のシリアルNo.のN1と、装置本体
の新品時からの合計印字枚数N2が記憶されるようにな
っている。
に用いるMPU(マイクロプロセッサー)と制御ロジッ
ク・ゲートアレイと共に、書換え可能なフラッシュRO
M40(本体メモリ)が設けられている。このエンジン
制御基板36のフラッシュROM40には、図5に示す
ように、装置本体のシリアルNo.のN1と、装置本体
の新品時からの合計印字枚数N2が記憶されるようにな
っている。
【0021】ドラムユニット15が何らかの理由で、別
のドラムユニット15と交換された場合には、新たに装
着されたドラムユニット15の付属メモリ17に、エン
ジン制御基板36のフラッシュROM40に記憶されて
いる、装置本体のシリアルNo.のN1と、装置本体の
新品時からの合計印字枚数N2が書き込まれるようにな
っている。
のドラムユニット15と交換された場合には、新たに装
着されたドラムユニット15の付属メモリ17に、エン
ジン制御基板36のフラッシュROM40に記憶されて
いる、装置本体のシリアルNo.のN1と、装置本体の
新品時からの合計印字枚数N2が書き込まれるようにな
っている。
【0022】また、エンジン制御基板36が何らかの理
由で、別のエンジン制御基板36と交換された場合は、
新たに装着されたエンジン制御基板36のフラッシュR
OM40に、ドラムユニット15の付属メモリ17に記
憶されている、装置本体のシリアルNo.のN1と、装
置本体の新品時からの合計印字枚数N2が書き込まれる
ようになっている。そして、ドラム14固有の印字枚数
N4はいつでも読み出せるように設計されている。
由で、別のエンジン制御基板36と交換された場合は、
新たに装着されたエンジン制御基板36のフラッシュR
OM40に、ドラムユニット15の付属メモリ17に記
憶されている、装置本体のシリアルNo.のN1と、装
置本体の新品時からの合計印字枚数N2が書き込まれる
ようになっている。そして、ドラム14固有の印字枚数
N4はいつでも読み出せるように設計されている。
【0023】次に、上記実施の形態に係るプリンター1
0の動作について、図3のフローチャートに基づいて説
明する。
0の動作について、図3のフローチャートに基づいて説
明する。
【0024】プリンター10の電源をONしたら、まず
エンジン制御基板36は、ドラムユニット15の付属メ
モリ17に記憶された装置本体のシリアルNo.のN1
(図4参照)と、エンジン制御基板36のフラッシュR
OM40に記憶された装置本体のシリアルNo.のN1
(図5参照)を読み出して比較し、付属メモリ17の上
記N1が“00”で、フラッシュROM40の上記N1
が“00”でない場合は、ドラムユニット15が新品と
交換されたことが分かる(ステップS1のYES)。
エンジン制御基板36は、ドラムユニット15の付属メ
モリ17に記憶された装置本体のシリアルNo.のN1
(図4参照)と、エンジン制御基板36のフラッシュR
OM40に記憶された装置本体のシリアルNo.のN1
(図5参照)を読み出して比較し、付属メモリ17の上
記N1が“00”で、フラッシュROM40の上記N1
が“00”でない場合は、ドラムユニット15が新品と
交換されたことが分かる(ステップS1のYES)。
【0025】その場合は、フラッシュROM40に記憶
されている装置本体のシリアルNo.のN1と、装置本
体の新品時からの合計印字枚数N2(図5参照)を読み
出して、それをドラムユニット15の付属メモリ17の
相当する領域に書き込む(ステップS2)。
されている装置本体のシリアルNo.のN1と、装置本
体の新品時からの合計印字枚数N2(図5参照)を読み
出して、それをドラムユニット15の付属メモリ17の
相当する領域に書き込む(ステップS2)。
【0026】そしてその後は、プリンター10において
印字が行われる毎に、ドラム14固有の印字枚数N4と
前記合計印字枚数N2を1つずつカウントアップして
(ステップS8)、カウントアップした前記合計印字枚
数N2をフラッシュROM40に記憶し、カウントアッ
プしたドラム14固有の印字枚数N4と前記合計印字枚
数N2を付属メモリ17に記憶していく(終了)。
印字が行われる毎に、ドラム14固有の印字枚数N4と
前記合計印字枚数N2を1つずつカウントアップして
(ステップS8)、カウントアップした前記合計印字枚
数N2をフラッシュROM40に記憶し、カウントアッ
プしたドラム14固有の印字枚数N4と前記合計印字枚
数N2を付属メモリ17に記憶していく(終了)。
【0027】ドラムユニット15の付属メモリ17に記
憶された、ドラム14の再生した回数N3(図4参照)
が“00”でない場合は、ドラムユニット15が再生さ
れたものと交換したことが分かる(ステップS3のYE
S)。この場合は、やはりステップS2,S8の実行を
行う。
憶された、ドラム14の再生した回数N3(図4参照)
が“00”でない場合は、ドラムユニット15が再生さ
れたものと交換したことが分かる(ステップS3のYE
S)。この場合は、やはりステップS2,S8の実行を
行う。
【0028】ドラムユニット15が交換されずに、エン
ジン制御基板36が破損等により新しいものと交換され
た場合は(ステップS4のYES)、新しく装着された
エンジン制御基板36のフラッシュROM40に記憶さ
れた、装置本体のシリアルNo.のN1(図5参照)は
“00”なので、付属メモリ17に記憶されている装置
本体のシリアルNo.のN1と、装置本体の新品時から
の合計印字枚数N2(図4参照)を読み出して、それを
エンジン制御基板36のフラッシュROM40に書き込
んで、付属メモリ17に記憶されている値N1,N2と
同じ値にする(ステップS5)。
ジン制御基板36が破損等により新しいものと交換され
た場合は(ステップS4のYES)、新しく装着された
エンジン制御基板36のフラッシュROM40に記憶さ
れた、装置本体のシリアルNo.のN1(図5参照)は
“00”なので、付属メモリ17に記憶されている装置
本体のシリアルNo.のN1と、装置本体の新品時から
の合計印字枚数N2(図4参照)を読み出して、それを
エンジン制御基板36のフラッシュROM40に書き込
んで、付属メモリ17に記憶されている値N1,N2と
同じ値にする(ステップS5)。
【0029】付属メモリ17に記憶された装置本体のシ
リアルNo.のN1(図4参照)と、フラッシュROM
40に記憶された装置本体のシリアルNo.のN1(図
5参照)とが異なる場合は(ステップS6のNO)、付
属メモリ17内で別の空いている領域に、フラッシュR
OM40に記憶されている装置本体のシリアルNo.の
N1と、前記合計印字枚数N2を読み取って書き込む
(ステップS7)。
リアルNo.のN1(図4参照)と、フラッシュROM
40に記憶された装置本体のシリアルNo.のN1(図
5参照)とが異なる場合は(ステップS6のNO)、付
属メモリ17内で別の空いている領域に、フラッシュR
OM40に記憶されている装置本体のシリアルNo.の
N1と、前記合計印字枚数N2を読み取って書き込む
(ステップS7)。
【0030】そして、このようなことが何度も重なって
付属メモリ17内に空いてる余分の領域がなくなった場
合は、最も古い記憶内容から順次書き換えるようにす
る。このようにすることにより、市場にて何らかの理由
で別のプリンター10のドラムユニット15、或いはエ
ンジン制御基板36が挿入されても、その履歴を付属メ
モリ17内に残すことができる。
付属メモリ17内に空いてる余分の領域がなくなった場
合は、最も古い記憶内容から順次書き換えるようにす
る。このようにすることにより、市場にて何らかの理由
で別のプリンター10のドラムユニット15、或いはエ
ンジン制御基板36が挿入されても、その履歴を付属メ
モリ17内に残すことができる。
【0031】ところで、ドラムユニット15をドラム1
4の傷等により別のものと交換する場合、装置本体から
取り出されたドラムユニット15の付属メモリ17に
は、ドラム14固有の印字枚数が記憶されているので、
それを読み出して、例えば5万枚未満であれば再生し、
5万枚以上であればドラム14を廃棄処分するようにす
ることができる。
4の傷等により別のものと交換する場合、装置本体から
取り出されたドラムユニット15の付属メモリ17に
は、ドラム14固有の印字枚数が記憶されているので、
それを読み出して、例えば5万枚未満であれば再生し、
5万枚以上であればドラム14を廃棄処分するようにす
ることができる。
【0032】また図4に示すように、付属メモリ17に
はドラム14を再生した回数N3を記憶させ、一度再生
したドラム14は再生しないとすることもできるし、又
は複数回再生できるようにすることもできる。
はドラム14を再生した回数N3を記憶させ、一度再生
したドラム14は再生しないとすることもできるし、又
は複数回再生できるようにすることもできる。
【0033】なお、付属メモリ17の複数の領域(少な
くとも3ヵ所)に同じデータを記憶しておくようにすれ
ば、データ書き込み中に電源が落とされ、書き込み中の
データが破損したような場合でも、複数データの多数決
で正確なデータを判別するようにすることもできる。
くとも3ヵ所)に同じデータを記憶しておくようにすれ
ば、データ書き込み中に電源が落とされ、書き込み中の
データが破損したような場合でも、複数データの多数決
で正確なデータを判別するようにすることもできる。
【0034】また、前記実施の形態においては例えば5
万枚をドラム14が再生できるか否かの判別基準とした
が、それ以外の枚数をその判別基準とすることもできる
ことはいうまでもない。さらに、前記実施の形態におい
ては例えば30万枚の枚数保証をする場合について説明
したが、30万枚に限る必要はないこともいうまでもな
い。
万枚をドラム14が再生できるか否かの判別基準とした
が、それ以外の枚数をその判別基準とすることもできる
ことはいうまでもない。さらに、前記実施の形態におい
ては例えば30万枚の枚数保証をする場合について説明
したが、30万枚に限る必要はないこともいうまでもな
い。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、感
光体ユニットの付属メモリに感光体固有の印字枚数を記
憶させるため、交換により取り出された感光体ユニット
の付属メモリを読み取ることにより、その感光体ユニッ
トの感光体はまだ再生により再利用が可能かを、その感
光体固有の印字枚数を基準にして容易に判別することが
できる。
光体ユニットの付属メモリに感光体固有の印字枚数を記
憶させるため、交換により取り出された感光体ユニット
の付属メモリを読み取ることにより、その感光体ユニッ
トの感光体はまだ再生により再利用が可能かを、その感
光体固有の印字枚数を基準にして容易に判別することが
できる。
【0036】また、万一本体制御基板が電気的に破壊さ
れてしまった場合でも、感光体ユニットの付属メモリに
は装置本体の新品時からの合計印字枚数も記憶されてい
るので、交換により装着した新しい本体制御基板の本体
メモリにその合計印字枚数を新たに記憶させることによ
り、本体制御基板の交換にかかわらず印字枚数保証のた
めの計算をすることが可能となる。
れてしまった場合でも、感光体ユニットの付属メモリに
は装置本体の新品時からの合計印字枚数も記憶されてい
るので、交換により装着した新しい本体制御基板の本体
メモリにその合計印字枚数を新たに記憶させることによ
り、本体制御基板の交換にかかわらず印字枚数保証のた
めの計算をすることが可能となる。
【0037】また、本体制御基板の本体メモリに装置本
体の、固有番号と、新品時からの合計印字枚数を記憶さ
せるため、交換により新たに装着した感光体ユニットの
付属メモリにも、装置本体の、固有番号と、新品時から
の合計印字枚数を記憶させることができる。
体の、固有番号と、新品時からの合計印字枚数を記憶さ
せるため、交換により新たに装着した感光体ユニットの
付属メモリにも、装置本体の、固有番号と、新品時から
の合計印字枚数を記憶させることができる。
【0038】さらに前記実施の形態によれば、付属メモ
リ17には再生した回数を記憶させることができるの
で、交換により新たに装着されたドラムユニット15の
付属メモリ17を読み取ることにより、そのドラム14
が新品か再生品かを容易に判別することができると共
に、交換により取り出されたドラムユニット15のドラ
ム14が、まだ再生により再利用が可能かを容易に判別
することができる。
リ17には再生した回数を記憶させることができるの
で、交換により新たに装着されたドラムユニット15の
付属メモリ17を読み取ることにより、そのドラム14
が新品か再生品かを容易に判別することができると共
に、交換により取り出されたドラムユニット15のドラ
ム14が、まだ再生により再利用が可能かを容易に判別
することができる。
【図1】本発明による画像形成装置の第1の実施の形態
に係るプリンター10の概略構成図である。
に係るプリンター10の概略構成図である。
【図2】図1のプリンター10の回路構成を示すブロッ
ク回路図である。
ク回路図である。
【図3】図1のプリンター10の動作手順を説明するフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図4】ドラムユニット15の付属メモリ17の記憶内
容を簡略的に示す図である。
容を簡略的に示す図である。
【図5】エンジン制御基板36のフラッシュROM40
の記憶内容を簡略的に示す図である。
の記憶内容を簡略的に示す図である。
10 プリンター 11 メインチャージャ 12 光学ユニット 13 クリーニング装置 14 ドラム 15 ドラムユニット 16 現像ローラー 17 付属メモリ 18 トナーコンテナ 20 現像ユニット 22 転写ローラー 24 給紙カセット 26 給紙ローラー 28 給紙ユニット 30 定着ユニット 32 ヒートローラー 34 プレスローラー 36 エンジン制御基板 38 メインコントローラ基板 40 フラッシュROM
Claims (5)
- 【請求項1】 感光体とこれに作用する装置を有し装置
本体に取外し可能に設けられる感光体ユニットと、 前記感光体を用いて画像形成動作を行うための各装置の
動作を制御すると共に所定事項を記憶する本体メモリを
有する本体制御基板と、 を備えた画像形成装置において、 前記感光体に再生可能なものを用いると共に、前記感光
体ユニットに付属メモリを設け、 前記本体メモリと前記付属メモリに、装置本体の固有番
号と、装置本体の新品時からの合計印字枚数を記憶さ
せ、 さらに前記付属メモリに前記感光体固有の印字枚数を記
憶させるように構成したことを特徴とする画像形成装
置。 - 【請求項2】 前記感光体ユニットが別の感光体ユニッ
トと交換されたときは、交換により新たに装着された感
光体ユニットの付属メモリに、前記本体メモリに記憶さ
れた装置本体の固有番号と、装置本体の新品時からの合
計印字枚数を記憶させるようにしたことを特徴とする請
求項1に記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記本体制御基板が別の本体制御基板と
交換されたときは、交換により新たに装着された本体制
御基板の本体メモリに、前記付属メモリに記憶された装
置本体の固有番号と、装置本体の新品時からの合計印字
枚数を記憶させるようにしたことを特徴とする請求項1
に記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 前記付属メモリに、前記感光体の再生回
数を記憶させるようにしたことを特徴とする請求項1に
記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 前記付属メモリに記憶された、前記感光
体の再生回数及び前記感光体固有の印字枚数の少なくと
も一方に基づいて、前記感光体の再生の可否が判別され
るようにしたことを特徴とする請求項4に記載の画像形
成装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9173045A JPH117171A (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | 画像形成装置 |
US09/031,322 US5950038A (en) | 1997-02-27 | 1998-02-26 | Image formation apparatus |
DE19808363A DE19808363B4 (de) | 1997-02-27 | 1998-02-27 | Bildformungsvorrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9173045A JPH117171A (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH117171A true JPH117171A (ja) | 1999-01-12 |
Family
ID=15953195
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9173045A Pending JPH117171A (ja) | 1997-02-27 | 1997-06-13 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH117171A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003029582A (ja) * | 2001-07-18 | 2003-01-31 | Toshiba Tec Corp | 駆動ユニット交換型装置 |
-
1997
- 1997-06-13 JP JP9173045A patent/JPH117171A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003029582A (ja) * | 2001-07-18 | 2003-01-31 | Toshiba Tec Corp | 駆動ユニット交換型装置 |
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