JPH11237816A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11237816A
JPH11237816A JP10038685A JP3868598A JPH11237816A JP H11237816 A JPH11237816 A JP H11237816A JP 10038685 A JP10038685 A JP 10038685A JP 3868598 A JP3868598 A JP 3868598A JP H11237816 A JPH11237816 A JP H11237816A
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督 阿部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消耗部品がコピー商品であるか否かを判別で
きるようにする。 【解決手段】 純正消耗部品(2U)の識別コードは同
一種類であっても個々に異なるものとし、純正消耗部品
(2U)に記憶されている識別コードを読取る読取手段
(31,32,33)と、装置本体1に装着された純正
消耗部品(2U)の識別コードを記憶可能な消耗部品識
別コード記憶手段(35)と、読取手段によって今回読
取られた識別コードが消耗部品識別コード記憶手段(3
5)に以前に記憶された識別コードと一致するか否かを
判別する判別手段(31,32,35)とを装置本体1
に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装置本体に感光体
ユニット等の消耗部品が着脱自在に装着された画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を利用した画像形成装置
は、画像データに基き感光体(感光ドラム)に形成され
た静電潜像を、現像装置から供給されるトナーによって
可視化像とし、転写材(用紙)上に転写・定着させる構
成とされているのが一般的である。
【0003】画像形成装置の従来構成を図5に示す。図
において、1は装置本体、2は感光体ユニット(感光ド
ラム2,帯電手段3,クリーニング手段6等)、4は露
光手段、5は転写手段、8は定着手段、9は搬送ロー
ラ、11は給紙手段(給紙カセット12,給紙ローラ1
3)、20Pはトナーカートリッジタイプの現像装置
(現像ローラ23,トナーカートリッジ25等)であ
る。
【0004】感光体ユニット2Uの感光ドラム2は、図
5中時計回り方向に回転される。感光ドラム2は、まず
帯電手段3で表面が均一に帯電(負帯電)された後、露
光手段4から画像データに基き照射される露光ビームB
によって当該表面に静電潜像が形成される。
【0005】感光ドラム2に形成された静電潜像は、現
像装置20Pの現像ローラ23から供給されたトナーに
よって現像されて可視化像(トナー像)とされた後、転
写手段5において給紙手段11から送られてきた印字媒
体(用紙P)に転写される。用紙P上に転写されたトナ
ー像は定着手段8で定着される。なお、用紙P上に転写
されずに感光ドラム2上に残ったトナーはクリーニング
手段6によってクリーニングされる。
【0006】上記した感光体ユニット2Uや現像装置2
0P等は、図6に示す制御ユニット30によって駆動制
御される。制御ユニット30は、CPU31,ROM3
2,RAM33,入出力ポート(I/O)34等から形
成されており、入出力ポート34には感光体ユニット2
U,現像装置20P,露光手段4,転写手段5等が接続
されている。
【0007】ここにおいて、上記感光体ユニット2Uや
現像装置20Pのトナーカートリッジ25は、いわゆる
消耗部品であり、それぞれライフサイクルが決められて
いる。例えば、感光体ユニット2UはA4用紙を200
00枚印字、現像装置20Pのトナーカートリッジ25
は、1500枚印字したら交換するものとされている。
【0008】現今では、多種類の画像形成装置が市販さ
れているが、各装置ごとに使用可能な消耗部品が決めら
れている。そのため、消耗部品(例えば、感光体ユニッ
ト2U)の記憶手段(EEPROM45)には、その種
類に応じて定められた識別コードが記憶されており、当
該消耗部品(2U)が装置本体1に装着された場合に、
上記制御ユニット30のCPU31は、消耗部品(2
U)の記憶手段(45)に記憶されている識別コードを
入出力ポート44等を介して読み込んで、使用可能な種
類の消耗部品であるか否かを判別するものとしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記画像形
成装置において、感光体ユニット2U等の消耗部品は当
該画像形成装置を使い続ける場合には必需品であり、一
般に他の装置のものは使用できないので、需要が多くコ
ピー商品が出回りやすい。
【0010】現今では、純正消耗部品の外観や機械的・
電気的構成はもとより識別コードに関してもコピーした
消耗部品(コピー商品)が市場に出回ることがあるた
め、購入者は純正消耗部品と見分けがつきにくく、何回
も購入して使用してしまう事態が生じることがある。
【0011】本発明の目的は、装置本体に装着された消
耗部品が純正消耗部品であるか否かを判定することがで
きる画像形成装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、装置
本体に、識別コードを保有する消耗部品が着脱自在に装
着された画像形成装置において、純正消耗部品の識別コ
ードは同一種類であっても個々に異なるものとし、純正
消耗部品に記憶されている識別コードを読取る読取手段
と、装置本体に装着された純正消耗部品の識別コードを
記憶可能な消耗部品識別コード記憶手段と、前記読取手
段によって今回読取られた識別コードが前記消耗部品識
別コード記憶手段に以前に記憶された識別コードと一致
するか否かを判別する判別手段とを前記装置本体に設け
たことを特徴とする。
【0013】かかる発明の場合、通常、コピー商品は、
1つのコピー元(純正消耗部品)を大量にコピーしたも
のであるので、いずれのコピー商品の識別コードも同一
である。一方、純正消耗部品は、個々に異なる識別コー
ドを有している。そのため、消耗部品識別コード記憶手
段に以前記憶された識別コードと読取手段によって今回
読取られた識別コードとが同一であると判別手段によっ
て判別された場合には、純正消耗部品ではなくコピー商
品ということになる。したがって、装置本体に装着され
た消耗部品が純正消耗部品であるか否かを判別すること
ができる。
【0014】請求項2の発明は、装置本体に、識別コー
ドを保有する消耗部品が着脱自在に装着された画像形成
装置において、純正消耗部品の識別コードは所定の規則
性を有し、純正消耗部品に記憶されている識別コードを
読取る読取手段と、この読取手段で今回読取られた識別
コードが所定の規則に適合しているか否かを判別する適
合判別手段とを前記装置本体に設けた画像形成装置であ
る。
【0015】かかる発明では、純正消耗部部品作成用の
規則がわからない限り、コピー商品の識別コードを上記
規則に適合するように作成することは不可能である。そ
のため、装置本体に装着された消耗部品の今回読取られ
た識別コードが上記規則に適合していないと適合判別手
段によって判別された場合には、純正消耗部品ではなく
コピー商品ということになる。したがって、装置本体に
装着された消耗部品が純正消耗部品であるか否かを判別
することができる。
【0016】請求項3の発明は、前記判別手段によって
前記消耗部品の識別コードが以前に記憶された識別コー
ドと一致すると判別された場合に、当該消耗部品の寿命
よりも短い時間で交換を指示するように形成した画像形
成装置である。
【0017】かかる発明では、判別手段によって今回の
識別コードが以前の識別コードと一致すると判別された
場合(すなわち、消耗部品がコピー商品である場合)に
は、当該消耗部品の寿命よりも短い時間で交換が指示さ
れるので、頻繁に交換しなければならず手間がかかると
ともに、結果的にコスト高となる。そのため、ユーザー
に、コピー商品を使用することは不利であることを認識
してもらえるので、次からはコピー商品の購入を自然に
手控えることになる。その結果、請求項3の発明は、請
求項1および請求項2記載の発明の場合と同様な作用・
効果を奏し得る他、コピー商品の拡販を防止することが
できる。
【0018】請求項4の発明は、前記判別手段によって
前記消耗部品の識別コードが以前に記憶された識別コー
ドと一致すると判別された場合に、電子写真方式を利用
した帯電および/または転写電圧を通常使用電圧値より
変化させる構成とした画像形成装置である。
【0019】かかる発明では、判別手段によって識別コ
ードの重複が有ることが判別された場合(すなわち、消
耗部品がコピー商品である場合)には、帯電および/ま
たは転写電圧を通常使用電圧値より変化(上げ,下げ,
上げ下げ)されるので、印字濃度が標準よりも増大(減
少)されたり濃度ムラが生じて印刷品質が低下する。そ
のため、ユーザーに、コピー商品を使用すると印字品質
が低下することを認識してもらえる。その結果、請求項
4の発明は、請求項1ないし請求項3の発明の場合と同
様な作用・効果を奏し得る他、コピー商品の拡販を防止
することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。本発明に係る画像形成装置は、図1
〜図4に示す如く、基本的構成は従来例(図5)と同様
であるが、消耗部品識別コード記憶手段(35)と判別
手段(CPU31,ROM32,EEPROM35)と
読取手段(CPU31,ROM32,RAM33)とを
設け、記憶手段(35)に記憶された識別コード(DC
1等)を読取手段によって読取り、この識別コードが以
前に消耗部品識別コード記憶手段(35)に記憶された
識別コード(DC0等)と一致するか否かを判別可能に
形成されている。
【0021】また、本発明に係る画像形成装置には、装
置本体1に装着された消耗部品(2U)が所定の規則に
適合しているか否かを判別する適合判別手段(CPU3
1,ROM32,RAM33)を設けてある。この実施
の形態では、適合判別手段(31,32,33)は、R
OM32内に記憶されている無効コードが識別コードで
有るか否かを判別可能に形成されている。
【0022】なお、従来例(図5)と共通する構成要素
については同一の符号を付し、その説明を簡略化又は省
略する。
【0023】まず、本画像形成装置で使用される純正消
耗部品(例えば、感光体ユニット2U)の識別コード
(DC0等)は、同一種類であっても個々に異なるもの
とされている。具体的には、識別コード(DC0等)
は、図2に示す如く、同一種類のものに共通なコード部
分(A1)と,重複することのない個別のコード部分
〔例えば、消耗部品のシリアル番号(B1,C1)等〕
とからなり暗号化されている。かかる識別コードは、純
正消耗部品(2U)の記憶手段(例えば、EEPROM
45)に記憶されている。
【0024】次に、消耗部品識別コード記憶手段は、装
置本体1に装着された消耗部品(2U)の識別コード
(DC0等)を記憶する手段である。この実施形態で
は、消耗部品識別コード記憶手段は、装置本体1側の制
御ユニット30に設けられたEEPROM35から形成
されており、図3に示すステップST11で実行され
る。なお、制御ユニット30の入出力ポート(I/O)
34には、露光手段4,転写手段5,搬送ローラ9(駆
動用モータ)等が接続されている。
【0025】判別手段は、読取手段によって今回読取ら
れた識別コード(DC1)が以前に消耗部品識別コード
記憶手段(35)に記憶された識別コード(DC0)と
一致するか否かを判別する手段である。この実施形態で
は、判別手段は、制御ユニット30のCPU31,RO
M32,EEPROM35から形成されており、図3に
示すフローチャートのステップST12で実行される。
【0026】本画像形成装置では、上記判別手段(3
1,32,35)によって消耗部品(2U)の識別コー
ド(DC1)が以前に記憶された識別コード(DC0)
と一致すると判別された場合には、消耗部品(2U)が
純正消耗部品ではないので不正コピー処理を行なうもの
とされている。
【0027】この実施形態では、不正コピー処理とし
て、消耗部品(2U)の寿命よりも短い時間で交換を指
示する処理を行なうこととされている。具体的には、消
耗部品(2U)を装置本体1に装着した時点からカウン
トされた印字枚数が消耗部品の寿命に相当する印字可能
枚数に達しない枚数(例えば、印字可能枚数の半分の枚
数)となった場合に、CPU31は、図示しないコント
ロールパネルのLCDやLED等を制御して当該消耗部
品(2U)を交換する必要が有る旨を表示するものとし
ている。
【0028】また、不正コピー処理として、帯電手段
(3)および/または転写手段(5)を駆動制御して帯
電および/または転写電圧を通常使用電圧値より変化
(増大,減少,上げ下げ)させ、印字品質を低下する
(印字濃度を薄くしたり、逆に濃くしたり、濃度ムラを
生じさせる)こととされている。
【0029】また、この実施形態では、より一層確実に
不正商品の拡販を防止するために、識別コード(DC0
等)用の規則を設定し、この規則に則って識別コード
(DC0等)を作成するものとしている。例えば、無効
コード(F)を決め、該無効コード(F)を含まないと
いう規則に則って識別コード(DC0等)を作成するも
のとしている。そして、装置本体1に装着された消耗部
品(2U)が上記規則に適合しているか否かを判別する
適合判別手段(31,32,33)を設けてある。
【0030】次に、この実施の形態の作用を図4を用い
て説明する。先ず、判別手段について説明をする。例え
ば、装置本体1に装着されていた識別コードがDC0
(=A+B)の消耗部品(2U)を取り外して、新た
に、識別コードがDC1(=A+C)の消耗部品(2
U)を装着した場合(1セット目の装着)、判別手段
(31,32,35)は識別コードDC1とDC0とは
個別のコード部分(B,C)が一致しないので、異なる
と判別する。これにより、今回装着した消耗部品(2
U)は純正消耗部品であるとみなす。
【0031】1セット目の消耗部品を使い切った後に2
セット目の消耗部品を装着する。この2セット目の消耗
部品(2U)の識別コードDC2がそれ以前に記憶され
た識別コードDC0,DC1とは異なるか否かを判別す
る。以前に記憶された識別コードと異なると判断したな
らば、純正消耗部品であるとみなす。同様に、2セット
目を使い切った後に3セット目の消耗部品を装着する。
この3セット目の消耗部品(2U)の識別コードDC3
がそれ以前に記憶された識別コードDC0,DC1,D
C2と異なるか否かを判別する。以前に記憶された識別
コードと異なると判断したならば、純正消耗部品である
とみなす。
【0032】次に、3セット目の消耗部品を使い切った
後に4セット目の消耗部品を装着する。この4セット目
の消耗部品(2U)の識別コードDC4が、それ以前に
記憶された識別コードDC0,DC1,DC2,DC3
と異なるか否かを判別する。今回は2セット目の消耗部
品(2U)の識別番号DC2と一致するので、コピー商
品であることが確認される。このように、コピー商品で
あることが確認された場合には、不正コピー処理を行な
う。すなわち、消耗部品(2U)の交換サイクル短縮、
印字品質低下処理を行なう。
【0033】次に、適合判別手段について説明する。
【0034】例えば、4セット目の消耗部品を使い切っ
た後に5セット目の消耗部品を装着する。この5セット
目の消耗部品(2U)の識別コードDC5(=A+F)
について無効コードが有るか否かを適合判別手段によっ
て判断する。このDC5の個別コード部分(F)が無効
コードを含んでいるので、コピー商品であることが確認
される。このように、コピー商品であることが確認され
た場合には、不正コピー処理を行なう。すなわち、消耗
部品(2U)の交換サイクル短縮、印字品質低下処理を
行なう。
【0035】さらに、この実施の形態の作用を図3に示
すイニシャル処理のフローチャートに基き説明をする。
【0036】本画像形成装置の電源ON時,装置本体1
の上部カバーが開閉された時など消耗部品(2U)が交
換された可能性がある場合に、CPU31はイニシャル
処理に入る前に装置本体1に装着されている消耗部品
(2U)の記憶手段(45)に記憶された各種データ
(識別コードを含む)を確認し、直前のデータと差があ
る場合には当該消耗部品(2U)は交換された新品のも
のであると判断し、差がない場合には交換されてはおら
ず新品ではないと判断する(ST10)。
【0037】新品であると判断された場合(ST10の
YES)には、読取手段(31,32,33)によって
消耗部品(2U)の識別コードが読取られるとともに、
消耗部品識別コード記憶手段(35)に識別コードが記
憶される(ST11)。新品ではないと判断された場合
(ST10のNO)には、公知のイニシャル処理が行な
われる(ST14)。
【0038】次に、新品であると判断されて識別コード
の読取・記憶がなされた場合には、判別手段(31,3
2,35)は、消耗部品識別コード記憶手段(35)に
格納されている複数の識別コードに重複するものが有る
か否かを判別する(ST12)。すなわち、今回消耗部
品識別コード記憶手段(35)に記憶された識別コード
と同一のものが以前に記憶された識別コードの中に有る
か否かを判別する。
【0039】上記した1〜3セット目の消耗部品の如く
識別コードの重複がないと判別された場合(ST12の
NO)には次のステップST13に入り、適合判別手段
によって識別コード中に無効コード(F)が有るか否か
判別される(ST13)。
【0040】識別コード中に無効コード(F)が無い場
合(ST13のNO)には、装置本体1に装着されてい
る消耗部品(2U)は純正不品であるので、イニシャル
処理(ST14)を行ない終了する。
【0041】しかして、この実施形態によれば、純正消
耗部品(2U)に記憶されている識別コードを読取る読
取手段(31,32,33)と、装置本体1に装着され
た純正消耗部品(2U)の識別コードを記憶可能な消耗
部品識別コード記憶手段(35)と、読取手段(31,
32,33)によって今回読取られた識別コードが消耗
部品識別コード記憶手段(35)に以前に記憶された識
別コードと一致するか否かを判別する判別手段(31,
32,35)とを装置本体1に設けたので、判別手段
(31,32,35)によって識別コードの重複が有る
と判別された場合には、純正消耗部品ではなくコピー商
品ということになる。したがって、装置本体1に装着さ
れた消耗部品(2U)が純正消耗部品であるか否かを判
別することができる。
【0042】また、判別手段(31,32,35)によ
って消耗部品(2U)の識別コード(DC4)が以前に
記憶されている識別コード(DC2)と一致すると判別
された場合に、当該消耗部品(2U)の寿命よりも短い
時間で交換を告知するように形成したので、判別手段
(31,32,35)によって識別コードの重複有りと
判別された場合(すなわち、消耗部品がコピー商品であ
る場合)には、当該消耗部品(2U)の寿命よりも短い
時間で交換が指示されるので、頻繁に交換しなければな
らず手間がかかるとともに、結果的にコスト高となる。
そのため、ユーザーに、コピー商品を使用することは不
利であることを認識してもらえるので、次からはコピー
商品の購入を自然に手控えることになる。その結果、コ
ピー商品の拡販を防止することができる。
【0043】また、判別手段(31,32,35)が消
耗部品(2U)の識別コード(DC4)が以前に記憶さ
れている識別コード(DC2)と一致すると判別した場
合に、帯電および/または転写電圧を通常使用電圧より
変化させる構成としたので、判別手段(31,32,3
5)によって識別コードの重複が有ることが判別された
場合(すなわち、消耗部品がコピー商品である場合)に
は、帯電および/または転写電圧を通常使用電圧値より
変化(上げ,下げ,上げ下げ)されるので、印字濃度が
標準よりも増大(減少)されたり濃度ムラが生じて印刷
品質が低下する。そのため、ユーザーに、コピー商品を
使用すると印字品質が低下することを認識してもらえ
る。その結果、コピー商品の拡販を防止することができ
る。
【0044】また、消耗部品識別コード記憶手段(3
5)に記憶された識別コード(DC5)が所定の規則に
適合しているか否かを判別する適合判別手段(31,3
2,35)とを装置本体1に設けたので、適合判別手段
(31,32,35)によって識別コード(DC5)が
所定の規則に適合していないと判別された場合には、純
正消耗部品ではなくコピー商品ということになる。した
がって、装置本体1に装着された消耗部品(2U)が純
正消耗部品であるか否かを判別することができる。
【0045】なお、上記実施形態では、不正コピー処理
として、帯電および/または転写電圧を通常使用電圧値
より変化させて印字品質を低下する処理を行なうことと
したが、濃度階調精度を低下させて印字カスレやツブレ
を発生させる処理を行なってもよい。また、定着手段
(8)の定着温度を適正温度(180〜190℃)から
下げて(例えば、150〜160℃)定着不良(したが
って、印字品質低下)を生じさせる処理を行なってもよ
い。
【0046】また、不正コピー処理として、装置本体1
に装着されている消耗部品(2U)がコピー商品である
ことを、図示しないコントロールパネルのLEDで警告
を表示するか、LCDに文字などで警告を行なう処理を
行なってもよい。
【0047】また、不正コピー処理として、コピー商品
が装置本体1に装着されている間は全く印字動作しない
ようにする処理を行なってもよい。
【0048】また、不正コピー処理として、画像形成装
置が有する拡張機能(イメージデータ化,濃度調整や階
調の調整等)の一部または全部を使用不能とする処理を
行なってもよい。
【0049】また、不正コピー処理として、印字スピー
ドを遅くする処理を行なってもよい。なお、上記した各
不正コピー処理は、単独であるいは複数組合せて実行し
てもよい。
【0050】また、判別手段(31,32,35)で装
置本体1に装着した消耗部品が純正消耗部品であるか否
かの判別処理を行なった後に、更に適合判別手段(3
1,32,35)で純正消耗部品で有るか否かの判別処
理を行なうので、より一層確実にコピー商品を見つけ出
すことができる。もちろん処理順番はどちらを先にして
もよい。
【0051】なお、本発明の実施の形態では、第1の記
憶手段である消耗部品(2U)の記憶手段(45)か
ら、直接第2の記憶手段である消耗部品識別コード記憶
手段(35)に記憶させているが、一度RAM33に記
憶させそこで判断させてもよい。この場合、コピー商品
と判断したならばその旨を報知し消耗部品識別コード記
憶手段(35)に記憶しないようにすれば、より多くの
セット数を消耗部品識別コード記憶手段(35)に記憶
することができる。
【0052】また、本実施の形態では、イニシャル処理
に入る前に、先ず消耗部品(2U)が新品か否かを判断
し、新品でなければ純正消耗部品か否かを判断しないの
で、電源ON毎にこの制御を起動しても純正不品であり
ながら同一識別コードを認識することを防いでいる。
【0053】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、純正消耗部品
の識別コードは同一種類であっても個々に異なるものと
し、純正消耗部品に記憶されている識別コードを読取る
読取手段と、装置本体に装着された純正消耗部品の識別
コードを記憶可能な消耗部品識別コード記憶手段と、前
記読取手段によって今回読取られた識別コードが前記消
耗部品識別コード記憶手段に以前に記憶された識別コー
ドと一致するか否かを判別する判別手段とを前記装置本
体に設けたので、装置本体に装着された消耗部品が純正
消耗部品であるか否かを判別することができる。
【0054】請求項2の発明によれば、純正消耗部品の
識別コードは所定の規則性を有し、純正消耗部品に記憶
されている識別コードを読取る読取手段と、この読取手
段で今回読取られた識別コードが所定の規則に適合して
いるか否かを判別する適合判別手段とを前記装置本体に
設けたので、装置本体に装着された消耗部品が純正消耗
部品であるか否かを判別することができる。
【0055】請求項3の発明によれば、判別手段によっ
て消耗部品の識別コードが以前に記憶された識別コード
と一致すると判別された場合に、当該消耗部品の寿命よ
りも短い時間で交換を指示するように形成したので、消
耗部品がコピー商品である場合には頻繁に交換しなけれ
ばならず、手間がかかるとともに結果的にコスト高とな
る。その結果、請求項3の発明は、請求項1および請求
項2の発明の場合と同様な効果を奏し得る他、コピー商
品の拡販を防止することができる。
【0056】請求項4の発明によれば、判別手段によっ
て消耗部品の識別コードが以前に記憶された識別コード
と一致すると判別された場合に、電子写真方式を利用し
た帯電および/または転写電圧を通常使用電圧値より変
化させる構成としたので、消耗部品がコピー商品である
と判別された場合には、帯電および/または転写電圧が
通常使用電圧値より変化(上げ,下げ,上げ下げ)され
て、印字濃度が標準よりも増大(減少)されたり濃度ム
ラが生じて印刷品質が低下する。その結果、請求項3の
発明は、請求項1乃至請求項3の発明の場合と同様な効
果を奏し得る他、コピー商品の拡販を防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を説明するための図である。
【図2】同じく、消耗部品識別コード記憶手段を説明す
るための図である。
【図3】同じく、判別結果を説明するための図である。
【図4】同じく、判別手段および適合判別手段を説明す
るための図である。
【図5】画像形成装置の従来構成を説明するための図で
ある。
【図6】同じく、電気的構成を説明するためのブロック
図である。
【符号の説明】
1 装置本体 2U 感光体ユニット(消耗部品) 31 CPU(判別手段,適合判別手段) 32 ROM(判別手段,適合判別手段) 33 RAM(判別手段,適合判別手段) 35 EEPROM(消耗部品識別コード記憶手段,判
別手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体に、識別コードを保有する消耗
    部品が着脱自在に装着された画像形成装置において、 純正消耗部品の識別コードは同一種類であっても個々に
    異なるものとし、 純正消耗部品に記憶されている識別コードを読取る読取
    手段と、装置本体に装着された純正消耗部品の識別コー
    ドを記憶可能な消耗部品識別コード記憶手段と、前記読
    取手段によって今回読取られた識別コードが前記消耗部
    品識別コード記憶手段に以前に記憶された識別コードと
    一致するか否かを判別する判別手段とを前記装置本体に
    設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 装置本体に、識別コードを保有する消耗
    部品が着脱自在に装着された画像形成装置において、 純正消耗部品の識別コードは所定の規則性を有し、純正
    消耗部品に記憶されている識別コードを読取る読取手段
    と、この読取手段で今回読取られた識別コードが所定の
    規則に適合しているか否かを判別する適合判別手段とを
    前記装置本体に設けたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記判別手段によって前記消耗部品の識
    別コードが以前に記憶された識別コードと一致すると判
    別された場合に、当該消耗部品の寿命よりも短い時間で
    交換を指示するように形成したことを特徴とする請求項
    1または請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記判別手段によって前記消耗部品の識
    別コードが以前に記憶された識別コードと一致すると判
    別された場合に、電子写真方式を利用した帯電および/
    または転写電圧を通常使用電圧値より変化させる構成と
    したことを特徴とする請求項1から請求項3までのいず
    れか1項に記載の画像形成装置。
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