JP3403011B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP3403011B2
JP3403011B2 JP18767797A JP18767797A JP3403011B2 JP 3403011 B2 JP3403011 B2 JP 3403011B2 JP 18767797 A JP18767797 A JP 18767797A JP 18767797 A JP18767797 A JP 18767797A JP 3403011 B2 JP3403011 B2 JP 3403011B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
unit
image forming
stored
photoconductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP18767797A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1124514A (ja
Inventor
潔 奥井
朋実 安東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP18767797A priority Critical patent/JP3403011B2/ja
Priority to US09/031,322 priority patent/US5950038A/en
Priority to DE19808363A priority patent/DE19808363B4/de
Publication of JPH1124514A publication Critical patent/JPH1124514A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3403011B2 publication Critical patent/JP3403011B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば複写機やプ
リンター等の画像形成装置に関し、特に、その感光体ユ
ニット及びその他の画像形成に関わるユニットが装置本
体に取外し可能に設けられる画像形成装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置としては、例えば特
開昭59−61854号、同61−147267号、及
び特公平1−41987号の各公報に掲載されたものが
ある。これらの従来の画像形成装置は、プロセスカート
リッジ、プロセス・ユニット、或はプロセスキット等と
呼び方は異なるものの、感光体の周囲に配置された現像
器やクリーニング装置、或は帯電器等の各装置を感光体
と一体的に組立てたユニット(以下、プロセスユニット
と呼称する)を装置本体に取外し可能に設けたものであ
る。
【0003】そして、上記従来の画像形成装置において
は、寿命が尽きたプロセスユニットを新しいものと交換
することにより、画像品質の維持を図ろうとするもので
あり、そのための寿命の残りをどのようにして測るか、
どのようにして表示するか、どのようにして判断する
か、或いはどのようにしてユーザーに交換を促すか等に
ついて種々提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来の画
像形成装置にあっては、ほぼ感光体の寿命を基準にして
交換するようにプロセスユニットの寿命を設定している
ので、交換により取り出された古いプロセスユニットの
感光体は処分されることしか予定されておらず、その感
光体を再生処理して再利用することは考えられていな
い。
【0005】しかしながら、感光体にアモルファスシリ
コンのような長寿命に耐える材料を使っている場合は、
その表面に多少傷がついても、再生処理することにより
再利用を可能にして使用を継続することができる。
【0006】このように感光体を再生処理して再利用す
る方式をとる場合は、交換により取り出されたプロセス
ユニットの感光体がまだ再生することにより再利用が可
能か、また、交換により新たに装着したプロセスユニッ
トの感光体は新品か再生品か等の管理が必要となってく
る。
【0007】また、プロセスユニットの使用時間や使用
印字枚数をカウントしてプロセスユニットの寿命を計測
すると共に、画像形成装置自体がある程度の印字枚数の
保証をしている場合にあっては、装置本体のカウンタ回
路や、それまでの印字枚数を記憶した本体メモリを有す
る本体制御基板が、電気的に破壊されてしまった場合等
においては、プロセスユニットの寿命の計算や、画像形
成装置自体の印字枚数保証のための計算ができなくなっ
てしまう等の問題があった。
【0008】そこで本発明は、上記問題点に鑑みて、感
光体ユニット及びその他の画像形成ユニットが装置本体
に取外し可能に設けられると共に、感光体を再生して再
利用する方式をとる場合は、交換により取り出される感
光体ユニットやその他の画像形成ユニットの寿命の管理
が容易となり、また、万一本体制御基板が電気的に破壊
されてしまった場合でも、画像形成装置自体の印字枚数
保証のための計算や画像形成ユニットの寿命の計算が可
能となる画像形成装置を提供することを課題とするもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、感光体とこれに作用する装置の一部を有
し、装置本体に取外し可能に設けられる感光体ユニット
と、装置本体に取外し可能に設けられ、前記感光体ユニ
ットと共に画像形成動作を行う画像形成ユニットと、前
記感光体ユニット及び前記画像形成ユニットを用いて画
像形成動作を行うために各装置の動作を制御すると共
に、所定事項を記憶する本体メモリを有する本体制御基
板とを備えた画像形成装置において、前記感光体に再生
可能なものを用い、前記感光体ユニットに付属メモリを
設けると共に、前記本体メモリと前記付属メモリに、装
置本体の固有番号と、装置本体の新品時からの合計印字
枚数の印字毎にカウントアップする値を記憶させ、前記
付属メモリに前記感光体固有の印字枚数の印字毎にカウ
ントアップする値を記憶させ、さらに前記本体メモリに
前記画像形成ユニットの寿命を計測するためのこの使用
時間や使用印字枚数の印字毎にカウントアップする値を
記憶させるように構成したものである。
【0010】このような構成の画像形成装置によれば、
感光体ユニットの付属メモリに感光体固有の印字枚数の
印字毎にカウントアップする値を記憶させるため、交換
により取り出された感光体ユニットの付属メモリのその
記憶値を読み取ることにより、その感光体ユニットの感
光体はまだ再生により再利用が可能かを、その感光体固
有の印字枚数を基準にして容易に判別することができ
る。
【0011】また、万一本体制御基板が電気的に破壊さ
れてしまった場合でも、感光体ユニットの付属メモリに
は装置本体の新品時からの合計印字枚数の印字毎にカウ
ントアップする値も記憶されているので、交換により装
着した新しい本体制御基板の本体メモリにその合計印字
枚数を新たに記憶させることにより、本体制御基板の交
換にかかわらず装置本体の新品時からの印字枚数保証の
ための計算をすることが可能となる。
【0012】また、本体制御基板の本体メモリに装置本
体の固有番号と、装置本体の新品時からの合計印字枚数
の印字毎にカウントアップする値を記憶させるため、交
換により新たに装着した感光体ユニットの付属メモリに
も、前記本体メモリから読み取った装置本体の固有番号
と、装置本体の新品時からの合計印字枚数の印字毎にカ
ウントアップする値を記憶させることができる。
【0013】さらに感光体ユニットの付属メモリには、
感光体ユニット以外の画像形成ユニットが新品に交換さ
れた時に、装置本体の新品時からその交換された時点ま
での合計印字枚数を、以後印字毎にカウントアップさせ
ない一定値として記憶させるため、その後本体制御基板
が交換されて画像形成ユニットの使用印字枚数の記憶値
が失われた時でも、前記交換後の画像形成ユニットの使
用印字枚数は、付属メモリに記憶された装置本体の新品
時からの合計印字枚数の印字毎にカウントアップする値
と、画像形成ユニットが交換された時点での装置本体の
新品時からの合計印字枚数の一定値との差として算出さ
れ、その差の値を新たな本体制御基板の本体メモリに書
込むことにより、画像形成ユニットの使用印字枚数の印
字毎にカウントアップする値を復活させることができ、
画像形成ユニットの寿命の管理を引き続き行うことが可
能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づいて詳しく説明する。図1ないし図5
は、本発明による画像形成装置の第1の実施の形態に係
るプリンターを示す図である。
【0015】図1に示すプリンター10において、ドラ
ムユニット(感光体ユニット)15のメインチャージャ
11により帯電を均一化されたドラム14(感光体)
が、その後光学ユニット12により感光走査されて静電
潜像が形成され、さらに回転しながらその静電潜像が現
像ローラー16により現像される。現像ローラー16は
現像ユニット(画像形成ユニット)20に設けられてい
て、その現像ユニット20のトナーコンテナ18から供
給されるトナーパウダーを用いて前記静電潜像の現像を
する。
【0016】ドラム14がさらに回転することにより、
転写ローラー22との間を通る転写紙に前記現像したト
ナー画像を転写する。転写紙は給紙カセット24に貯め
られていて、そこから給紙ユニット28の給紙ローラー
26により取り出されて、ドラム14と転写ローラー2
2の間に搬送されてそこを通過する。或は転写紙は、装
置本体の側部開口に対応して設けられている手差しトレ
イから給紙されて、ドラム14と転写ローラー22の間
に搬送されるようにもなっている。
【0017】ドラム14と転写ローラー22によりトナ
ー画像を転写された転写紙は次に定着ユニット(画像形
成ユニット)30に送られて、ヒートローラー32とプ
レスローラー34との間を通過することにより、前記転
写されたトナー画像を形成しているトナーパウダーを転
写紙に定着させるようになっており、転写紙はその後排
出される。
【0018】転写紙の排出方式としては、印字面を上に
してそのまま転写紙を排出するフェイスアップ方式と、
転写紙を裏返しに(印字面を下に)して排出するフェイ
スダウン方式があり、いずれか一方の排紙方式を自由に
選ぶことができる。
【0019】光学ユニット12、ドラムユニット15、
現像ユニット20、給紙ユニット28、及び定着ユニッ
ト30は、エンジン制御基板(本体制御基板)36によ
り制御されて上記画像形成動作を行うようになってお
り、このエンジン制御基板36はメインコントローラ基
板38を介して、パソコンやワープロ等のホストコンピ
ュータから指令を受けて制御動作を行うようになってい
る。また光学ユニット12は、メインコントローラ基板
38を介して、上記ホストコンピュータから画像データ
を入力するようになっている。
【0020】ところでドラムユニット15は、ドラム1
4、メインチャージャ11、クリーニング装置13、及
びその他の付随する図示しない装置と共に、必要な場合
には取外しできるよう、装置本体に取外し可能に設けら
れている。従って、プリンター10自体が所定の印字枚
数の保証、例えば30万枚迄の保証をするような場合に
おいて、ドラム14に傷等がついてしまった場合は、ド
ラムユニット15を取り出してドラム14の交換を容易
に行うことができる。
【0021】また、ドラムユニット15と共に画像形成
動作を行う画像形成ユニットの1つである現像ユニット
20と、同じく画像形成ユニットの1つである定着ユニ
ット30も、再生不可能ではあるが装置本体に取外し可
能に設けられており、現像ユニット20には寿命ヒュー
ズ42が設けられ、定着ユニット30には寿命ヒューズ
44がそれぞれ設けられている。
【0022】図2は上記画像形成装置のブロック回路図
である。ドラムユニット15にはEEPROMのような
書換え可能な付属メモリ17が設けられていて、この付
属メモリ17には図4に示すように、装置本体のシリア
ルNo.(製造No.等の装置本体の固有の番号)のN
1と、装置本体の新品時からの合計印字枚数N2と、現
像ユニット20や定着ユニット30等の画像形成ユニッ
トが新品に交換された時点での装置本体の新品時からの
合計印字枚数N3やN4と、ドラム14の再生回数N5
と、さらにドラム14固有の印字枚数N6が記憶される
ようになっている。
【0023】上記印字枚数N2,N6は印字毎に1つず
つカウントアップされて記憶されるが、上記印字枚数N
3やN4は印字毎にカウントアップされない一定値とし
て記憶されるようになっている。
【0024】またエンジン制御基板36には、制御動作
に用いるMPU(マイクロプロセッサー)と制御ロジッ
ク・ゲートアレイと共に、書換え可能なフラッシュRO
M40(本体メモリ)が設けられている。
【0025】このエンジン制御基板36のフラッシュR
OM40には、図5に示すように、装置本体のシリアル
No.のN1と、装置本体の新品時からの合計印字枚数
N2と、現像ユニット20の交換後の使用時間や使用印
字枚数N7(前記印字枚数N2とN3の差)と、定着ユ
ニット30の交換後の使用時間や使用印字枚数N8(前
記印字枚数N2とN4の差)がそれぞれ記憶されるよう
になっている。上記印字枚数N2,N7,N8は、前記
交換以後の印字毎にカウントアップされるようになって
いる。
【0026】ドラムユニット15が何らかの理由で、別
のドラムユニット15と交換された場合には、新たに装
着されたドラムユニット15の付属メモリ17に、エン
ジン制御基板36のフラッシュROM40に記憶されて
いる、装置本体のシリアルNo.のN1と、装置本体の
新品時からの合計印字枚数N2が書き込まれるようにな
っている。
【0027】また、エンジン制御基板36が何らかの理
由で、別のエンジン制御基板36と交換された場合は、
新たに装着されたエンジン制御基板36のフラッシュR
OM40に、上記と同様にドラムユニット15の付属メ
モリ17に記憶されている、装置本体のシリアルNo.
のN1と、装置本体の新品時からの合計印字枚数N2が
書き込まれるようになっている。そして、ドラム14固
有の印字枚数N6はいつでも読み出せるように設計され
ている。
【0028】さらに、現像ユニット20や定着ユニット
30に設けられた寿命ヒューズ42や44が導通状態に
なると、エンジン制御基板36のMPUは、現像ユニッ
ト20や定着ユニット30が新品のユニットに交換され
たと見なして、寿命ヒューズ42や44を切断する。
【0029】そしてこのとき、フラッシュROM40に
記憶されている現像ユニット20や定着ユニット30の
使用印字枚数N7やN8を消去して以後のカウント値の
記憶に備え、現像ユニット20や定着ユニット30が新
品に交換された時の、装置本体の新品時からの合計印字
枚数N3やN4を付属メモリ17に記憶し、この合計印
字枚数N3やN4は以後の印字毎にカウントアップされ
ることはなく、一定値として記憶される。
【0030】次に、上記実施の形態に係るプリンター1
0の動作について、図3のフローチャートに基づいて説
明する。
【0031】プリンター10の電源をONしたら、まず
現像ユニット20や定着ユニット30に設けられた寿命
ヒューズ42や44に導通があるか否かを確認し、導通
がある場合は、現像ユニット20や定着ユニット30が
新品と交換されたことが分かる(ステップS1のYE
S)。
【0032】その場合は、寿命ヒューズ42や44を切
断すると共に、フラッシュROM40に記憶されている
それらの使用印字枚数N7やN8を消去し、その時点で
の装置本体の新品時からの合計印字枚数N3やN4を付
属メモリ17に書き込む(ステップS2)。この値N3
やN4は上述の如く以後の印字によりカウントアップし
ない一定値である。
【0033】そして、エンジン制御基板36は、ドラム
ユニット15の付属メモリ17に記憶された装置本体の
シリアルNo.のN1(図4参照)と、エンジン制御基
板36のフラッシュROM40に記憶された装置本体の
シリアルNo.のN1(図5参照)を読み出して比較
し、付属メモリ17の上記N1が“00”で、フラッシ
ュROM40の上記N1が“00”でない場合は、ドラ
ムユニット15が新品と交換されたことが分かる(ステ
ップS3のYES)。
【0034】その場合は、フラッシュROM40に記憶
されている装置本体のシリアルNo.のN1と、装置本
体の新品時からの合計印字枚数N2(図5参照)を読み
出して、それをドラムユニット15の付属メモリ17の
相当する領域に書き込む(ステップS4)。
【0035】そしてその後は、プリンター10において
印字が行われる毎に、ドラム14固有の印字枚数N6と
前記合計印字枚数N2を1つずつカウントアップして
(ステップS11)、カウントアップした前記合計印字
枚数N2をフラッシュROM40と付属メモリ17に記
憶していくと共に、フラッシュROM40に記憶した現
像ユニット20や定着ユニット30の使用印字枚数N7
やN8を1つずつカウントアップし(ステップS1
2)、さらにカウントアップしたドラム14固有の印字
枚数N6を付属メモリ17に記憶して終了する。
【0036】ドラムユニット15の付属メモリ17に記
憶された、ドラム14の再生した回数N5(図4参照)
が“00”でない場合は、ドラムユニット15が再生さ
れたものと交換したことが分かる(ステップS5のYE
S)。この場合は、やはりステップS4,S11及びS
12の実行を行う。
【0037】ドラムユニット15が交換されずに、エン
ジン制御基板36が破損等により新しいものと交換され
た場合は(ステップS6のYES)、新しく装着された
エンジン制御基板36のフラッシュROM40に記憶さ
れた、装置本体のシリアルNo.のN1(図5参照)は
“00”なので、付属メモリ17に記憶されている装置
本体のシリアルNo.のN1と、装置本体の新品時から
の合計印字枚数N2(図4参照)を読み出して、それを
エンジン制御基板36のフラッシュROM40に書き込
んで、付属メモリ17に記憶されているそれらの値N
1,N2と同じ値にする(ステップS7)。
【0038】そして、付属メモリ17に記憶されてい
る、装置本体の新品時からの合計印字枚数N2と、現像
ユニット20や定着ユニット30を新品に交換された時
の装置本体の新品時からの合計印字枚数N3やN4(図
4参照)との差を求め、その差の値をフラッシュROM
40に、現像ユニット20や定着ユニット30の使用印
字枚数N7やN8として記憶する(ステップS8)。
【0039】付属メモリ17に記憶された装置本体のシ
リアルNo.のN1(図4参照)と、フラッシュROM
40に記憶された装置本体のシリアルNo.のN1(図
5参照)とが異なる場合は(ステップS9のNO)、付
属メモリ17内で別の空いている領域に、フラッシュR
OM40に記憶されている装置本体のシリアルNo.の
N1と、前記合計印字枚数N2を読み取って書き込む
(ステップS10)。
【0040】そして、このようなことが何度も重なって
付属メモリ17内に空いてる余分の領域がなくなった場
合は、最も古い記憶内容から順次書き換えるようにす
る。このようにすることにより、市場にて何らかの理由
で別のプリンター10のドラムユニット15、或いはエ
ンジン制御基板36が挿入されても、その履歴を付属メ
モリ17内に残すことができる。
【0041】ところで、ドラムユニット15をドラム1
4の傷等により別のものと交換する場合、装置本体から
取り出されたドラムユニット15の付属メモリ17に
は、ドラム14固有の印字枚数が記憶されているので、
それを読み出して、例えば5万枚未満であれば再生し、
5万枚以上であればドラム14を廃棄処分するようにす
ることができる。
【0042】また図4に示すように、付属メモリ17に
はドラム14を再生した回数N5を記憶させ、一度再生
したドラム14は再生しないとすることもできるし、複
数回再生できるようにすることもできる。
【0043】なお、付属メモリ17の複数の領域(少な
くとも3ヵ所)に同じデータを記憶しておくようにすれ
ば、データ書き込み中に電源が落とされ、書き込み中の
データが破損したような場合でも、複数データの多数決
で正確なデータを判別するようにすることもできる。
【0044】また、前記実施の形態においては例えば5
万枚をドラム14が再生できるか否かの判別基準とした
が、それ以外の枚数をその判別基準とすることもできる
ことはいうまでもない。さらに、前記実施の形態におい
ては例えば30万枚の枚数保証をする場合について説明
したが、30万枚に限る必要はないこともいうまでもな
い。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、感
光体ユニットの付属メモリに感光体固有の印字枚数の印
字毎にカウントアップする値を記憶させるため、交換に
より取り出された感光体ユニットの付属メモリのその記
憶値を読み取ることにより、その感光体ユニットの感光
体はまだ再生により再利用が可能かを、その感光体固有
の印字枚数を基準にして容易に判別することができる。
【0046】また、万一本体制御基板が電気的に破壊さ
れてしまった場合でも、感光体ユニットの付属メモリに
は装置本体の新品時からの合計印字枚数の印字毎にカウ
ントアップする値も記憶されているので、交換により装
着した新しい本体制御基板の本体メモリにその合計印字
枚数を新たに記憶させることにより、本体制御基板の交
換にかかわらず装置本体の新品時からの印字枚数保証の
ための計算をすることが可能となる。
【0047】また、本体制御基板の本体メモリに装置本
体の固有番号と、装置本体の新品時からの合計印字枚数
の印字毎にカウントアップする値を記憶させるため、交
換により新たに装着した感光体ユニットの付属メモリに
も、前記本体メモリから読み取った装置本体の固有番号
と、装置本体の新品時からの合計印字枚数の印字毎にカ
ウントアップする値を記憶させることができる。
【0048】また、感光体ユニットの付属メモリには、
感光体ユニット以外の画像形成ユニットが新品に交換さ
れた時に、装置本体の新品時からその交換された時点ま
での合計印字枚数を、以後印字毎にカウントアップさせ
ない一定値として記憶させるため、その後本体制御基板
が交換されて画像形成ユニットの使用印字枚数の記憶値
が失われた時でも、前記交換後の画像形成ユニットの使
用印字枚数は、付属メモリに記憶された装置本体の新品
時からの合計印字枚数の印字毎にカウントアップする値
と、画像形成ユニットが交換された時点での装置本体の
新品時からの合計印字枚数の一定値との差として算出さ
れ、その差の値を新たな本体制御基板の本体メモリに書
込むことにより、画像形成ユニットの使用印字枚数の印
字毎にカウントアップする値を復活させることができ、
画像形成ユニットの寿命の管理を引き続き行うことが可
能となる。
【0049】また前記実施の形態によれば、付属メモリ
17には再生した回数を記憶させることができるので、
交換により新たに装着されたドラムユニット15の付属
メモリ17を読み取ることにより、そのドラム14が新
品か再生品かを容易に判別することができると共に、交
換により取り出されたドラムユニット15のドラム14
が、まだ再生により再利用が可能かを容易に判別するこ
とができる。
【0050】さらに、現像ユニット20や定着ユニット
30の使用印字枚数N7やN8を記憶することにより、
それらが所定値に達したか否かを判別することにより現
像ユニット20や定着ユニット30の寿命を容易に判別
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像形成装置の第1の実施の形態
に係るプリンター10の概略構成図である。
【図2】図1のプリンター10の回路構成を示すブロッ
ク回路図である。
【図3】図1のプリンター10の動作手順を説明するフ
ローチャートである。
【図4】ドラムユニット15の付属メモリ17の記憶内
容を簡略的に示す図である。
【図5】エンジン制御基板36のフラッシュROM40
の記憶内容を簡略的に示す図である。
【符号の説明】
10 プリンター 11 メインチャージャ 12 光学ユニット 13 クリーニング装置 14 ドラム 15 ドラムユニット 16 現像ローラー 17 付属メモリ 18 トナーコンテナ 20 現像ユニット 22 転写ローラー 24 給紙カセット 26 給紙ローラー 28 給紙ユニット 30 定着ユニット 32 ヒートローラー 34 プレスローラー 36 エンジン制御基板 38 メインコントローラ基板 40 フラッシュROM 42,44 寿命ヒューズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−35258(JP,A) 特開 平8−146837(JP,A) 特開 平7−64451(JP,A) 特開 平5−210275(JP,A) 特開 平8−77321(JP,A) 特開 平4−302267(JP,A) 特開 平8−152821(JP,A) 特開 昭64−57272(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/00 370 - 540 G03G 21/16 - 21/18 G03G 15/00 550

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体とこれに作用する装置の一部を有
    し、装置本体に取外し可能に設けられる感光体ユニット
    と、 装置本体に取外し可能に設けられ、前記感光体ユニット
    と共に画像形成動作を行う画像形成ユニットと、 前記感光体ユニット及び前記画像形成ユニットを用いて
    画像形成動作を行うために各装置の動作を制御すると共
    に、所定事項を記憶する本体メモリを有する本体制御基
    板と、 を備えた画像形成装置において、 前記感光体に再生可能なものを用い、 前記感光体ユニットに付属メモリを設けると共に、 前記本体メモリと前記付属メモリに、装置本体の固有番
    号と、装置本体の新品時からの合計印字枚数の印字毎に
    カウントアップする値を記憶させ、 前記付属メモリに前記感光体固有の印字枚数の印字毎に
    カウントアップする値を記憶させ、 さらに前記本体メモリに前記画像形成ユニットの寿命を
    計測するためのこの使用時間や使用印字枚数の印字毎に
    カウントアップする値を記憶させるように構成したこと
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記感光体ユニットが別の感光体ユニッ
    トと交換されたときは、交換により新たに装着された感
    光体ユニットの付属メモリに、前記本体メモリに記憶さ
    れた装置本体の固有番号と、装置本体の新品時からの合
    計印字枚数の印字毎にカウントアップする値を記憶させ
    るようにしたことを特徴とする請求項1に記載の画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】 前記本体制御基板が別の本体制御基板と
    交換されたときは、交換により新たに装着された本体制
    御基板の本体メモリに、前記付属メモリに記憶された装
    置本体の固有番号と、装置本体の新品時からの合計印字
    枚数の印字毎にカウントアップする値を記憶させるよう
    にしたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 前記付属メモリに、前記感光体の再生回
    数を記憶させるようにしたことを特徴とする請求項1に
    記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記付属メモリに記憶された、前記感光
    体の再生回数及び前記感光体固有の印字枚数の少なくと
    も一方に基づいて、前記感光体の再生の可否が判別され
    るようにしたことを特徴とする請求項4に記載の画像形
    成装置。
  6. 【請求項6】 前記画像形成ユニットが新品に交換され
    たときは、前記本体メモリに記憶された交換以前の画像
    形成ユニットの使用時間や使用印字枚数の値を消去する
    と共に、この時点での装置本体の新品時からの合計印字
    枚数で以後印字毎にカウントアップしない値を前記付属
    メモリに記憶させるようにし、 前記本体制御基板が交換されたときは、前記付属メモリ
    に記憶された装置本体の新品時からの合計印字枚数の印
    字毎にカウントアップする値と、画像形成ユニットが新
    品に交換された時点での装置本体の新品時からの合計印
    字枚数で以後印字毎にカウントアップしない値との差を
    算出し、この差の値を交換により新たに装着された本体
    制御基板の本体メモリに記憶させるようにした ことを特
    徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
JP18767797A 1997-02-27 1997-06-27 画像形成装置 Expired - Fee Related JP3403011B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18767797A JP3403011B2 (ja) 1997-06-27 1997-06-27 画像形成装置
US09/031,322 US5950038A (en) 1997-02-27 1998-02-26 Image formation apparatus
DE19808363A DE19808363B4 (de) 1997-02-27 1998-02-27 Bildformungsvorrichtung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18767797A JP3403011B2 (ja) 1997-06-27 1997-06-27 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1124514A JPH1124514A (ja) 1999-01-29
JP3403011B2 true JP3403011B2 (ja) 2003-05-06

Family

ID=16210217

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18767797A Expired - Fee Related JP3403011B2 (ja) 1997-02-27 1997-06-27 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3403011B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4680631B2 (ja) * 2005-02-28 2011-05-11 京セラミタ株式会社 電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1124514A (ja) 1999-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6188852B1 (en) Process cartridge and image forming apparatus on which the process cartridge is mountable
US7343106B2 (en) Image forming apparatus having dismountable units necessary for image forming
JPH11133818A (ja) 画像形成装置及び画像形成ユニットの再生処理装置
JP2010032947A (ja) 画像形成装置
US6914696B1 (en) Image forming apparatus
US5950038A (en) Image formation apparatus
JP4274332B2 (ja) 画像形成装置
JP2001249530A (ja) 画像形成装置
JPH09190137A (ja) プロセスカートリッジ、現像装置及び電子写真画像形成装置
JP3416449B2 (ja) 画像形成装置
JP3403011B2 (ja) 画像形成装置
JP5215212B2 (ja) プロセスカートリッジ及びプロセスカートリッジを備えた画像形成装置
JP2005107113A (ja) 画像形成装置
JP3558770B2 (ja) 電子写真複写装置及びプロセスカートリッジ
JP3766378B2 (ja) 画像形成装置
JPH04299375A (ja) 電子写真装置
JP2003255783A (ja) タンデム式カラー画像形成装置
JPH117171A (ja) 画像形成装置
JP2006349779A (ja) 現像器及びそれを備えた画像形成装置
JPH0635309A (ja) 画像形成装置
JPH1039690A (ja) 画像形成装置及びプロセスカートリッジ
US20050078971A1 (en) Image forming apparatus, unit of image forming apparatus and information control method of image forming apparatus
JP2584736B2 (ja) 複写機
JP7275753B2 (ja) 画像形成装置
JP3523976B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090228

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090228

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100228

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110228

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110228

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120229

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120229

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130228

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140228

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees