JP2007304186A - 画像印刷装置、その制御方法及びそのプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】品質の低いトナーが使用された場合であっても定着の際にジャムが発生するのを抑止する。
【解決手段】このカラーレーザプリンタでは、トナーカートリッジ30の各ICメモリ41からトナーの品質情報としての品質ランクを読み込み(S110)、読み込んだ各色の品質ランクのうち最も低いランクを選定する(S120)。その後、選定した品質ランクに基づいて定着条件を設定し(S130)、本ルーチンを終了する。これにより、トナーカートリッジ30に充填されたトナーのうち最も低い品質ランクのトナーに合わせて定着条件が設定される。したがって、品質の低いトナーが使用された場合であっても、定着の際にジャムが発生するのを抑止することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像印刷装置、その制御方法及びそのプログラムに関する。
従来より、トナーを収容するトナーカートリッジと、感光体に静電潜像を形成し該静電潜像をトナーカートリッジに収容されたトナーで現像してトナー像とし該トナー像を印刷用紙に転写する電子写真方式の印刷機構とを備えた画像印刷装置が知られている。この種の画像印刷装置では、印刷用紙に転写されたトナー像を定着する際、加熱ローラと加圧ローラとが印刷用紙を挟み込みながら圧接して用紙を送り出すことにより、トナーを溶融して印刷用紙に定着させる(例えば特許文献1)。
特開2005−274888号公報
ところで、画像印刷装置に使用されるトナーカートリッジには、新品のもののほか、リサイクル品やリフィル品が存在する。ここでは、リサイクル品とは使用済みのトナーカートリッジを清掃し必要に応じて新しい部品に交換したあとトナーを詰め直したものをいい、リフィル品とは使用済みのトナーカートリッジの清掃・部品交換を行うことなくトナーを詰め直したものをいう。また、詰め直されるトナーの種類も新品のものとは異なる場合がある。つまり、トナーカートリッジとしてリサイクル品やリフィル品を使用したりトナーの種類が新品のものとは異なるものを使用したりする場合には、トナー表面に外添された物質が変化したりすることなどにより、トナーの電荷量が低下していたり逆極性になっていたりすることが多い。このため、新品を使用する場合と同じ条件でトナーを印刷用紙に定着させたとしても、トナーの印刷用紙への静電吸引力の低下により、トナーが加熱ローラに付着しやすい傾向にある。この結果、加熱ローラに付着したトナーが溶融して印刷用紙が加熱ローラに密着したままになってジャムが発生するおそれがあった。
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、品質の低いトナーが使用された場合であっても定着の際にジャムが発生するのを抑止することができる画像印刷装置、その制御方法及びそのプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、上述の目的の少なくとも一つを達成するために以下の手段を採った。
本発明の第1の画像印刷装置は、
トナーを収容するトナー収容手段と、
像形成体に形成される静電潜像を前記トナー収容手段に収容されたトナーで現像することにより得られるトナー像を印刷媒体に転写する転写手段と、
前記転写手段によって前記印刷媒体に転写されたトナー像を該印刷媒体に定着する定着手段と、
前記トナー収容手段に収容されたトナーの品質情報を記憶する品質情報記憶手段と、
前記定着手段によって前記トナー像を前記印刷媒体に定着するための定着条件を前記品質情報記憶手段に記憶されたトナーの品質情報に基づいて設定する定着条件設定手段と、
前記定着条件設定手段によって設定された定着条件により定着が行われるよう前記定着手段を制御する定着制御手段と、
を備えたものである。
この画像印刷装置では、定着手段によってトナー像を印刷媒体に定着するための定着条件をトナー収容手段に収容されたトナーの品質情報に基づいて設定し、該設定された定着条件によって定着が行われるよう定着手段を制御する。こうすることにより、トナーの品質情報に合った定着条件が設定されるため、トナーの品質が新品に比べて低い場合には、定着の際に印刷媒体を定着手段に密着させにくくすることが可能になる。したがって、品質の低いトナーが使用された場合であっても定着の際にジャムが発生するのを抑止することができる。
ここで、「転写手段」は、像形成体に形成されたトナー像を直接印刷媒体に転写するものであってもよいし、像形成体に形成されたトナー像を中間転写体に一次転写し該転写したトナー像を印刷媒体に二次転写するものであってもよい(以下同じ)。
本発明の第1の画像印刷装置において、前記定着条件設定手段は、前記トナーの品質情報に基づいて前記定着条件を設定するにあたり、前記トナーの品質が低いほど定着速度を遅くするよう前記定着条件を設定するとしてもよい。定着速度が遅いほど印刷媒体の腰などにより印刷媒体が定着手段に密着しにくい傾向になるため、トナーの品質が低くトナーが定着手段に付着して印刷媒体が定着手段に密着しやすい傾向にあるときほど定着速度が遅くなるようにするのが好ましい。
本発明の第1の画像印刷装置において、前記定着条件設定手段は、前記トナーの品質情報に基づいて前記定着条件を設定するにあたり、前記トナーの品質が低いほど前記印刷媒体の先端側の所定領域における余白量が多くなるよう前記定着条件を設定するとしてもよい。印刷媒体の先端側の所定領域における余白量が多いほど印刷媒体の先端側が定着手段に密着しにくい傾向になるため、トナーの品質が低くトナーが定着手段に付着して印刷媒体が定着手段に密着しやすい傾向にあるときほど余白量が多くなるようにするのが好ましい。
本発明の第1の画像印刷装置は、更に、前記定着手段の温度を検出する温度検出手段、を備え、前記定着条件設定手段は、前記トナーの品質情報に基づいて前記定着条件を設定するにあたり、前記トナーの品質情報に基づいて前記トナーの品質が低いほど前記定着手段の目標温度が低くなるように設定し、前記定着制御手段は、前記定着条件設定手段によって設定された目標温度に前記温度検出手段によって検出される温度が一致するよう前記定着条件を制御するとしてもよい。定着温度が低いほどトナーの溶融による接着力の低下により印刷媒体が定着手段に密着しにくい傾向になるため、トナーの品質が低くトナーが定着手段に付着して印刷媒体が定着手段に密着しやすい傾向にあるときほど定着温度を低くするのが好ましい。
温度検出手段を備えた本発明の第1の画像印刷装置において、前記温度検出手段は、前記定着手段に接触した状態で該定着手段の温度を検出する手段であり、前記定着制御手段は、前記定着条件設定手段によって設定された目標温度に前記温度検出手段によって検出される温度が一致するよう前記定着手段を制御するにあたり、前記温度検出手段が前記定着手段に接触したことによる影響を排除する補正を行ったうえで前記定着手段を制御するとしてもよい。定着手段の温度を検出する際に接触式の温度検出手段を用いる場合には、定着手段に残存したトナーが温度検出手段に付着することにより温度検出手段の精度が低下しやすい。したがって、トナーの品質が新品に比べて低くトナーが定着手段に付着して印刷媒体が定着手段に密着しやすい場合には、温度検出手段が定着手段に接触したことによる影響を排除する補正を行うことにより、定着手段に印刷媒体が密着したままになるのを防ぐことができる。
ここで、「前記温度検出手段が前記定着手段に接触したことによる影響を排除する補正」としては、例えば、温度検出手段によって検出される温度と実際の温度とのズレを考慮して温度検出手段によって検出される温度を補正するものとしてもよいし、温度検出手段によって検出される温度と実際の温度とのズレを考慮して目標温度を補正するものとしてもよい。
本発明の第2の画像印刷装置は、
トナーを収容するトナー収容手段と、
像形成体に形成される静電潜像を前記トナー収容手段に収容されたトナーで現像することにより得られるトナー像を印刷媒体に転写する転写手段と、
前記転写手段によって前記印刷媒体に転写されたトナー像を該印刷媒体に定着する定着手段と、
前記定着手段に付着したトナーを除去するクリーニング手段と、
前記トナー収容手段に収容されたトナーの品質情報を記憶する品質情報記憶手段と、
前記クリーニング手段の交換をユーザに要求する交換時期を前記品質情報記憶手段に記憶されたトナーの品質情報に基づいて設定する交換時期設定手段と、
前記クリーニング手段の交換を促す情報をユーザに報知可能な報知手段と、
前記交換時期設定手段によって設定された時期が到来したときに前記クリーニング手段の交換を促す情報を報知するよう前記報知手段を制御する報知制御手段と、
を備えたものである。
この画像印刷装置では、定着手段に付着したトナーを除去するクリーニング手段の交換をユーザに要求する交換時期をトナー収容手段に収容されたトナーの品質情報に基づいて設定し、該設定された時期が到来したときにクリーニング手段を交換するようユーザに報知する。こうすることにより、トナーの品質情報に合ったクリーニング手段の交換時期が設定されるため、トナーの品質が新品に比べて低い場合には、クリーニング手段を早期に交換するよう報知することが可能になる。したがって、報知された時期に合わせてユーザがクリーニング手段を新品に交換することにより、品質の低いトナーが使用された場合であっても定着の際にジャムが発生するのを抑止することができる。
本発明の第2の画像印刷装置において、前記交換時期設定手段は、前記トナーの品質情報に基づいて前記トナーの品質が低いほど前記クリーニング手段の交換が早期に行われるよう前記交換時期を設定するとしてもよい。トナーの品質が低いほどトナーの印刷媒体への静電吸引力が弱く定着手段にトナーが付着しやすい傾向になるため、クリーニング手段が汚れやすく性能が低下しやすい。したがって、トナーの品質が低いほどクリーニング手段が早期に交換されるよう報知するのが好ましい。
本発明の第1及び第2の画像印刷装置において、前記品質情報記憶手段は、前記トナーの品質情報として、前記トナー収容手段へのトナー詰め替え回数、詰め替えに用いたトナーの種類、前記トナー収容手段の部品交換の有無、前記トナー収容手段の清掃の有無及びトナーの使用経過の少なくとも一つに基づいて決定される品質ランクを記憶しているとしてもよい。例えば、トナー詰め替え回数が多いほどトナー収容手段に残存している旧トナーの影響を受けて定着手段にトナーが付着しやすい傾向にあるため品質ランクが低くなるようにするのが好ましく、詰め替えに用いたトナーの種類が不明な場合には新品に比べて定着手段にトナーが付着しやすいおそれがあるため品質ランクが低くなるようにするのが好ましく、トナー収容手段の部品交換がない場合には部品交換がある場合に比べて古い部品がそのまま使用されていることから旧トナーが残存しているおそれがあり定着手段にトナーが付着しやすい傾向にあるため品質ランクが低くなるようにするのが好ましく、トナー収容手段の清掃がない場合には清掃がある場合に比べて汚れた部品がそのまま使用されていることから旧トナーが残存しているおそれがあり定着手段にトナーが付着しやすい傾向にあるため品質ランクが低くなるようにするのが好ましい。また、一般にトナーの使用経過に伴ってトナー収容部内に占める劣化トナーの割合が多くなる傾向にあるため、使用経過に基づいて品質ランクを決定するようにするのが好ましい。ここで、トナーの使用経過としては、例えばトナー収容手段に収容されているトナーを像形成体へ付与可能な現像ローラの累積回転数としてもよいし、印刷媒体1枚あたりの画像密度が所定値を下回る印刷が連続して実行された回数を採用してもよい。
本発明の第1の画像印刷装置の制御方法は、
トナーを収容するトナー収容手段と、像形成体に形成される静電潜像を前記トナー収容手段に収容されたトナーで現像することにより得られるトナー像を印刷媒体に転写する転写手段と、前記転写手段によって前記印刷媒体に転写されたトナー像を該印刷媒体に定着する定着手段と、前記トナー収容手段に収容されたトナーの品質情報を記憶する品質情報記憶手段と、を備えた画像印刷装置を制御する方法であって、
(a)前記定着手段によって前記トナー像を前記印刷媒体に定着するための定着条件を前記品質情報記憶手段に記憶されたトナーの品質情報に基づいて設定するステップと、
(b)前記ステップ(b)で設定された定着条件により定着が行われるよう前記定着手段を制御するステップと、
を含むものである。
この画像印刷装置の制御方法では、定着手段によってトナー像を印刷媒体に定着するための定着条件をトナー収容手段に収容されたトナーの品質情報に基づいて設定し、該設定された定着条件によって定着が行われるよう定着手段を制御する。こうすることにより、トナーの品質情報に合った定着条件が設定されるため、トナーの品質が新品に比べて低い場合には、定着の際に印刷媒体を定着手段に密着させにくくすることが可能になる。したがって、品質の低いトナーが使用された場合であっても定着の際にジャムが発生するのを抑止することができる。なお、この第1の画像印刷装置の制御方法において、上述した第1の画像印刷装置の種々の態様を採用してもよいし、また、上述した第1の画像印刷装置の各機能を実現するようなステップを追加してもよい。
本発明の第2の画像印刷装置の制御方法は、
トナーを収容するトナー収容手段と、像形成体に形成される静電潜像を前記トナー収容手段に収容されたトナーで現像することにより得られるトナー像を印刷媒体に転写する転写手段と、前記転写手段によって前記印刷媒体に転写されたトナー像を該印刷媒体に定着する定着手段と、前記定着手段に付着したトナーを除去するクリーニング手段と、前記トナー収容手段に収容されたトナーの品質情報を記憶する品質情報記憶手段と、前記クリーニング手段の交換を促す情報をユーザに報知可能な報知手段と、を備えた画像印刷装置の制御方法であって、
(a)前記クリーニング手段の交換をユーザに要求する交換時期を前記品質情報記憶手段に記憶されたトナーの品質情報に基づいて設定するステップと、
(b)前記ステップ(a)で設定された時期が到来したときに前記クリーニング手段の交換を促す情報を報知するよう前記報知手段を制御するステップと、
を含むものである。
この画像印刷装置の制御方法では、定着手段に付着したトナーを除去するクリーニング手段の交換をユーザに要求する交換時期をトナー収容手段に収容されたトナーの品質情報に基づいて設定し、該設定された時期が到来したときにクリーニング手段を交換するようユーザに報知する。こうすることにより、トナーの品質情報に合ったクリーニング手段の交換時期が設定されるため、トナーの品質が新品に比べて低い場合には、クリーニング手段を早期に交換するよう報知することが可能になる。したがって、報知された時期に合わせてユーザがクリーニング手段を新品に交換することにより、品質の低いトナーが使用された場合であっても定着の際にジャムが発生するのを抑止することができる。なお、この第2の画像印刷装置の制御方法において、上述した第2の画像印刷装置の種々の態様を採用してもよいし、また、上述した第2の画像印刷装置の各機能を実現するようなステップを追加してもよい。
本発明のプログラムは、上述した第1又は第2の画像印刷装置の制御方法の各ステップを1又は複数のコンピュータに実現させるためのものである。このプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(例えばハードディスク、ROM、フレキシブルディスク、CD、DVDなど)に記録されていてもよいし、伝送媒体(インターネットやLANなどの通信網)を介してあるコンピュータから別のコンピュータへ配信されてもよいし、その他どのような形で授受されてもよい。このプログラムを一つのコンピュータに実行させるか又は複数のコンピュータに各ステップを分担して実行させれば、上述した画像印刷装置の制御方法の各ステップが実行されるため、該画像印刷装置の制御方法と同様の作用効果が得られる。
図1は本発明の一実施形態であるカラーレーザプリンタ10の概略構成を示すブロック図、図2はカラーレーザプリンタ10のプリンタエンジン21の概略構成を示す断面図である。
本実施形態のカラーレーザプリンタ10は、図1に示すように、タンデム型の電子写真方式のプリンタエンジン21やこのプリンタエンジン21を制御するプリンタASIC42を含んで構成されるプリンタユニット20と、ユーザによる指示の入力や各種情報の表示を行う操作パネル46、ネットワーク(例えばローカルエリアネットワークなどの電気通信回線網)に接続されたコンピュータ71〜73とのデータの入出力を司るネットワークボード47と、装置全体の制御を司るコントローラ50とを備えている。
プリンタユニット20は、プリンタエンジン21とプリンタASIC42とを備えている。プリンタエンジン21は、図2に示すように、タンデム型で中間転写方式を採用したフルカラーの電子写真方式のプリンタ機構として構成されている。このプリンタエンジン21は、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(K)の各色ごとに形成されたトナーカートリッジ30Y,30M,30C,30Kと、各トナーカートリッジ30Y,30M,30C,30Kに含まれる感光ドラム38に形成された静電潜像が各色のトナーで現像されたあとのトナー像が重なり合うよう一次転写する中間転写ベルト22と、用紙カセット23から用紙Pをピックアップするピックアップローラ24と、ピックアップされた用紙Pを二次転写ローラ26へ給紙するタイミングを規定するレジストローラ25と、トナーと逆極性の電荷を用紙Pの裏面から付与することによりレジストローラ25を通過した用紙Pへ中間転写ベルト22上に重ね合わされた4色のトナー像を二次転写する二次転写ローラ26と、用紙P上に転写された4色のトナー像を用紙Pに溶融し定着させる加熱ローラ27a及び加圧ローラ27bからなる定着器27と、排紙トレイ28に用紙Pを排出する排紙ローラ29とを備えている。なお、中間転写ベルト22は、駆動ローラ22aと従動ローラ22bとの間に張設され、従動ローラ22bの近くに配置されたクリーニングブレード22cと当接することによりベルト上に残存しているトナーが掻き落とされるようになっている。
定着器27は、図3に示すように、中心部にヒータ27cを有する円筒形の金属コア27dと金属コア27dの外周に形成されたゴム層27eとからなり用紙P上のトナー像と接触する加熱ローラ27aと、金属製の軸27fの外周に加熱ローラ27aのゴム層27eよりも軟らかい弾性層27gが形成され図示しないバネの付勢力によって加熱ローラ27aに圧接する加圧ローラ27bとから構成されている。このうち、加熱ローラ27aは、図示しないモータに連結しており、このモータによって回転駆動するようになっている。なお、加熱ローラ27aの回転速度つまり定着速度Vは、加熱ローラ27aの近くに設けられた図示しない速度センサにより検出される。この加熱ローラ27aは、加熱ローラ27aの近くに配置されたクリーニングローラ81と当接することにより加熱ローラ27aの表面に付着したトナーが除去されるようになっている。また、加圧ローラ27bは、加熱ローラ27aの回転に伴い発生する加熱ローラ27aとの摩擦によってその回転とは逆方向に従動回転するようになっている。二次転写ローラ26から定着器27に用紙Pが供給されたときに加熱ローラ27aを回転駆動すると、加熱ローラ27aの回転により加圧ローラ27bが従動回転する。すると、用紙Pが加熱ローラ27aと加圧ローラ27bとに挟み込まれながら下流側に搬送される。このとき、加熱ローラ27aはヒータ27cにより加熱されているため、その熱により溶融したトナーが加熱ローラ27aと加圧ローラ27bとの圧力により用紙Pに押し付けられる。これにより、用紙Pの表面上のトナー像が用紙Pに定着する。定着後は、用紙Pが加熱ローラ27aから剥れ、排紙ローラ29の方向に搬出される。なお、加熱ローラ27aのゴム層27eは加圧ローラ27bの弾性層27gよりも硬いため、加熱ローラ27aにトナーなどが付着していない状態では、加熱ローラ27aと加圧ローラ27bとの間に生じるニップ圧力や用紙Pの腰により用紙Pは加熱ローラ27aから剥れやすくなっている。また、加熱ローラ27aに対向する位置に温度センサ82が取り付けられている。この温度センサ82は、非接触式の赤外線センサであり、加熱ローラ27aの表面温度を検出する。
各トナーカートリッジ30Y,30M,30C,30Kは同じ構成部品によって構成されているため、ここでは末尾のアルファベットを省略し、トナーカートリッジ30として説明する。トナーカートリッジ30は、Y,M,C,Kのいずれかの色のトナーが収容されるトナー収容部31と、このトナー収容部31に収容されているトナーを撹拌するアジテータ32と、トナー収容部31の内部空間を仕切る仕切部材33と、この仕切部材33によって仕切られた上側の空間に配置された供給ローラ34と、仕切部材33と一体に形成され供給ローラ34に当接するように配置された供給ブレード35と、供給ローラ34に当接するように配置された現像ローラ36と、この現像ローラ36に当接される規制ブレード37と、現像ローラ36に当接するように配置された感光ドラム38と、この感光ドラム38の表面に電荷を付与する帯電ローラ39と、帯電された感光ドラム38の表面上に静電潜像を形成するLEDからなる露光器40とを備えている。感光ドラム38は、駆動ローラ22aと従動ローラ22bとの間に架け渡された中間転写ベルト22が搬送されるのに伴って図2において時計回りに回転し、供給ローラ34及び現像ローラ36は、感光ドラム38の回転方向とは逆方向つまり図2において反時計回りに回転し、アジテータ32は、供給ローラ34の回転方向とは逆方向つまり図2において時計回りに回転する。そして、感光ドラム38は、帯電ローラ39と接触することにより帯電し、該帯電した表面上にカラー画像を各色に分解した画像のうちトナー色に対応する画像の静電潜像が形成されるよう露光器40によって露光される。一方、トナー収容部31の内部にてアジテータ32により撹拌され仕切部材33の上面に運び上げられたトナーは、仕切部材33の上面に沿って供給ローラ34に送られたあと供給ブレード35によって摺擦されることにより供給ローラ34へ付着しながら現像ローラ36の表面に供給される。現像ローラ36に供給されたトナーは、規制ブレード37により所定厚さのトナー層となるように規制され、該規制されたトナー層は、現像ローラ36と感光ドラム38とが接触することにより感光ドラム38上に形成された静電潜像を現像する。なお、図2においてトナー収容部31内の斜線部分はトナーを表す。
また、トナーカートリッジ30の外表面には、トナー収容部31に収容されたトナーの品質情報が記憶されたICメモリ41が取り付けられている。このトナーの品質情報は、本実施形態では、表1に示すようにランクAからランクDのいずれかであり、ランクAは新品のトナーカートリッジであることを表し、ランクBは使用済みのトナーカートリッジを分解清掃し部品交換したあとトナーを詰め直したリサイクル品であることを表し、ランクCは使用済みのトナーカートリッジを部品交換せず分解清掃したあとトナーを詰め直したリサイクル品であることを表し、ランクDは使用済みのトナーカートリッジを部品交換も分解清掃もせずトナーを詰め直したリフィル品であることを表す。つまり、トナーの品質は、ランクAが最も高く、ランクBが2番目、ランクCが3番目、ランクDが最も低い。トナーカートリッジの部品交換がない場合には部品交換がある場合に比べて古い部品がそのまま使用されていることから、トナーカートリッジ30内のトナーは劣化が進行しているものも多く存在するつまりトナーの電荷量が減少しているか又は逆極性になっている傾向にある。このため、二次転写が終了して定着に入る前の用紙P上のトナーは用紙Pへの静電吸引力が低下している傾向にあり、定着時には用紙P上のトナーが加熱ローラ27aに付着しやすい。したがって、トナーカートリッジの部品交換がない場合には品質ランクが低くなるようにしている。また、トナーカートリッジの分解清掃がない場合には分解清掃がある場合に比べて汚れた部品がそのまま使用されていることから、劣化したトナーが多く含まれている傾向にあり、トナーカートリッジの部品交換がない場合と同様に定着時には用紙P上のトナーが加熱ローラ27aに付着しやすい。したがって、トナーカートリッジの分解清掃がない場合には品質ランクが低くなるようにしている。
Figure 2007304186
このプリンタエンジン21は、図1に示すように、トナーカートリッジ30Y,30M,30C,30Kの現像部位に現像バイアスを印加する現像バイアス電源43や、各感光ドラム38から中間転写ベルト22への転写部位に一次転写バイアスを印加すると共に中間転写ベルト22から用紙Pへの転写部位に二次転写バイアスを印加する転写バイアス電源44を備えている。そして、トナーカートリッジ30Y,30M,30C,30Kの各感光ドラム38へのトナー付着量は、現像バイアス電源43の電圧によって調整可能であり、各感光ドラム38から中間転写ベルト22への転写効率や中間転写ベルト22から用紙Pへの転写効率は、転写バイアス電源44の電圧によって調整可能である。
プリンタASIC42は、プリンタエンジン21を制御する機能を備えたICチップであり、ジョブメモリ55内の印刷ジョブを1ページごとにビットマップイメージに展開した展開データが用紙Pに印刷されるようにプリンタエンジン21を制御するほか、現像バイアス電源43の印加電圧や転写バイアス電源44の印加電圧を制御する。このプリンタASIC42は、各トナーカートリッジ30Y,30M,30C,30Kに取り付けられたICメモリ41と電気的に接続され、各ICメモリ41に対してデータの読み書きを行う。また、プリンタASIC42は、コントローラ50との間でデータのやり取りが可能である。
操作パネル46は、ユーザからの指示を入力可能なテンキーやカーソルキーなどの各種入力ボタンと、キー操作に伴う文字や数字等を表示したりコントローラ50やプリンタユニット20での処理状況を表示したりする液晶画面とを備えている。
コントローラ50は、CPU51を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、各種処理プログラムを記憶するほかこのカラーレーザプリンタ10の固有の製品情報を記憶したROM52と、一時的にデータを記憶したりデータを保存したりするRAM53と、電気的に書き換え可能で電源を切ってもデータは保持されるフラッシュメモリ54と、印刷ジョブを保存するジョブメモリ55とを備えている。なお、フラッシュメモリ54には、CPU51内の図示しないカウンタによって計測される累積印刷枚数が記憶されている。このコントローラ50は、バス59を介してプリンタASIC42や操作パネル46と電気的に接続され、プリンタASIC42への印刷指令信号や操作パネル46への表示指令信号を出力し、プリンタASIC42からの印刷動作信号や操作パネル46からの各種指令信号を入力する。また、コントローラ50は、ネットワークボード47を介してネットワークに接続された複数のコンピュータ71〜73との間で信号のやり取りを行う。すなわち、コントローラ50は、各コンピュータ71〜73から印刷ジョブを入力したり処理中の印刷ジョブのステータス情報をその印刷ジョブの送信元であるコンピュータ71〜73へ出力したりする。
次に、こうして構成された本実施形態のカラーレーザプリンタ10の動作、特に定着条件を設定する際の動作について説明する。図4は、カラーレーザプリンタ10のコントローラ50のCPU51により実行される定着条件設定ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、カラーレーザプリンタ10が工場出荷されてから初めて印刷指示がなされたときやトナーカートリッジ30Y,30M,30C,30Kのうちいずれかが交換されたあと初めて印刷指示がなされたときに後述する印刷処理ルーチンに先立って実行される。ここで、印刷指示がなされたときとは、コントローラ50のCPU51が、ネットワークを介して接続されたコンピュータ71〜73のいずれかから印刷ジョブを受信したときをいう。
定着条件設定ルーチンが実行されると、コントローラ50のCPU51は、まず、トナーカートリッジ30の外表面に取り付けられた各色のICメモリ41からトナーの品質情報として記憶された品質ランクをそれぞれ読み込み(ステップS110)、読み込んだ各色の品質ランクのうち最も低いランクがランクAからランクDのうちいずれであるかを選定する(ステップS120)。その後、選定した品質ランクに基づいて定着条件を設定してフラッシュメモリ54に保存し(ステップS130)、本ルーチンを終了する。定着条件は、表2に示すトナーの品質情報と定着条件との対応テーブルにステップS120で決定した品質ランクを照らして、該品質ランクに対応する条件に設定される。表2に示すように、本実施形態においては、定着条件として、加熱ローラ27aの回転速度Vの目標値である定着目標速度Vt,加熱ローラ27aの表面温度Tの目標値である定着目標温度Tt,用紙Pの先端領域に必要とされる余白量Rの下限値である必要余白量Rthが設けられており、トナーの品質情報により異なる値に設定される。すなわち、トナーの品質が低いときには、トナーの帯電性の低下又は逆極性への変化により、用紙Pに付着しているトナーが加熱ローラ27aに付着し、このトナーが溶融することによって用紙Pが加熱ローラ27aに密着しやすい傾向にある。また、定着速度Vが遅いほど用紙Pの腰やニップ圧力により用紙Pが加熱ローラ27aに密着しにくい傾向にあることから、定着条件のうち定着目標速度Vtは、トナーの品質が低いときほど遅くなるように設定されている。定着目標温度Ttについては、定着温度Tが低いほどトナーの溶融による接着力の低下により用紙Pが加熱ローラ27aに密着しにくい傾向にあることから、トナーの品質が低いときほど低くなるように設定されている。また、必要余白量Rthについては、用紙Pの先端領域の余白量Rが多いほど用紙Pの先端側が加熱ローラ27aに密着しにくい傾向にあることから、トナーの品質が低いときほど多くなるように設定されている。このようにして、トナーカートリッジ30に充填されたトナーのうち最も低い品質ランクのトナーに合わせて定着条件が設定される。なお、表2の対応テーブルはROM52に記憶されているものである。
Figure 2007304186
次に、用紙Pに対して印刷を行う動作について説明する。コントローラ50のCPU51は、ネットワークを介して接続されたコンピュータ71〜73のいずれかから印刷ジョブを受信したとき、その印刷ジョブをジョブメモリ55に格納し、プリンタユニット20のプリンタASIC42へ印刷指令を出力する。プリンタASIC42は、この印刷指令を入力すると、図5に示す印刷処理ルーチンを実行する。
この印刷処理ルーチンが開始されると、プリンタASIC42は、まず、印刷指示がなされた印刷ジョブにおいて、用紙Pの先端領域における余白量Rが必要余白量Rth以上か否かを判定する(ステップS210)。ここで、余白量Rは、コンピュータ71〜73から送信された印刷データに含まれる用紙Pの余白に関する情報から判断する。この余白に関する情報は、ユーザが印刷を指示する印刷指示画面上で余白量Rを設定することにより設定されたものである。また、必要余白量Rthは、上述の定着条件設定ルーチンによりトナーの品質情報に基づいて設定された値である。そして、余白量Rが必要余白量Rthよりも小さいときには、余白量Rが少ないために紙詰まりが発生するおそれがあることから余白量Rの再設定が必要である旨のメッセージを印刷ジョブを送信したコンピュータ71〜73のディスプレイに表示して、用紙Pの余白量Rを再設定するようユーザに促し(ステップS220)、本ルーチンを終了する。すなわち、用紙Pの先端領域における余白量Rが必要余白量Rthよりも小さいときには、定着の際に用紙Pが加熱ローラ27aに密着することによって紙ジャムが発生するおそれがあるため、印刷を実行しないようにする。
一方、余白量Rが必要余白量Rth以上のときには、プリンタASIC42は、ピックアップローラ24により用紙カセット23から給紙し、用紙Pを二次転写ローラ26に向けて搬送する(ステップS230)。次に、ジョブメモリ55内の印刷ジョブの1ページ分をビットマップイメージに展開し、Y,M,C,Kの4色に色分解する(ステップS240)。続いて、感光ドラム38の表面を帯電させたあとこの色分解したイメージ画像のうちいずれか1色(例えばイエロー)のイメージ画像に基づいて露光器40により感光ドラム38の表面上に静電潜像を形成し、トナーカートリッジ30Yから供給されるイエロートナーを感光ドラム38上の静電潜像に付着させてトナー像を現像し、現像したイエローのトナー像を中間転写ベルト22に一次転写する(ステップS250)。その後、他の3色についても同様にして帯電、露光、現像、一次転写を行う。全色について一次転写が終了した時点で、中間転写ベルト22には各色のトナー像が順次重ね合わされた4色のトナー像が形成される。
一次転写が終了すると、プリンタASIC42は、駆動ローラ22aを回転させることにより中間転写ベルト22を循環させ、用紙Pを搬送しながら中間転写ベルト22上の重合トナー像を用紙Pへ二次転写する(ステップS260)。続いて、フラッシュメモリ54に記憶された定着条件にて用紙Pに二次転写された4色のトナー像を定着器27により溶融・定着する(ステップS270)。すなわち、速度センサによって検出される定着速度Vが定着目標速度Vtに一致するようにすると共に温度センサ82によって検出される定着温度Tが定着目標温度Ttに一致するように加熱ローラ27aを制御する。これにより、トナーの品質情報に合った定着条件により定着が行われる。
定着が終了すると、プリンタASIC42は、定着後の用紙Pを排紙トレイ28に排出する(ステップS280)。その後、印刷すべきページが残っているか否かを判定し(ステップS290)、印刷すべきページが残っているときにはステップS230に戻り、印刷すべきページが残っていないときにはそのまま本ルーチンを終了する。
次に、クリーニングローラ81の交換時期を設定する動作について説明する。図6は、カラーレーザプリンタ10のコントローラ50のCPU51により実行される交換時期設定ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、カラーレーザプリンタ10が工場出荷されてから初めて電源をオンにしたときやトナーカートリッジ30Y,30M,30C,30Kのうちいずれかが交換されたときに実行される。
交換時期設定ルーチンが実行されると、コントローラ50のCPU51は、まず、トナーカートリッジ30の各ICメモリ41からトナーの品質情報として記憶された品質ランクをそれぞれ読み込み(ステップS310)、読み込んだ各色の品質ランクのうち最も低いランクがランクAからランクDのうちいずれであるかを選定する(ステップS320)。その後、選定した品質ランクに基づいてクリーニングローラ81の交換時期を設定してフラッシュメモリ54に保存し(ステップS330)、本ルーチンを終了する。クリーニングローラ81の交換時期は、表3に示すトナーの品質情報と交換時期との対応テーブルにステップS320で決定した品質ランクを照らして、該品質ランクに対応する時期に設定される。すなわち、トナーの品質が低いときには、トナーの帯電性の低下又は逆極性への変化によりトナーが加熱ローラ27aに付着しやすい傾向にある。したがって、トナーの品質が低いほどクリーニングローラ81が汚れやすく性能が低下しやすいことから、クリーニングローラ81の交換時期は、トナーの品質が低いときほど早期に設定することとした。このようにして、トナーカートリッジ30に充填されたトナーのうち最も低い品質ランクのトナーに合わせてクリーニングローラ81の交換時期が設定される。なお、表3の対応テーブルはROM52に記憶されているものである。
Figure 2007304186
次に、クリーニングローラ81の交換時期をユーザに報知する動作について説明する。図7は、カラーレーザプリンタ10のコントローラ50のCPU51により実行される交換報知制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは所定タイミング毎(例えば数sec毎)に実行される。
交換報知制御ルーチンが開始されると、コントローラ50のCPU51は、まず、フラッシュメモリ54に記憶されたクリーニングローラ81の交換時期を読み込み(ステップS410)、読み込んだクリーニングローラ81の交換時期と前回クリーニングローラ81を交換してからの印刷累積枚数Ncとを比較する(ステップS420)。ここで、前回クリーニングローラ81を交換してからの印刷累積枚数Ncは、前回のクリーニングローラ81の交換時の累積印刷枚数を記憶しておき、フラッシュメモリ54に記憶されている印刷累積枚数と前回交換時の印刷累積枚数との差分から求めることとした。クリーニングローラ81の交換時期がその印刷累積枚数Ncよりも大きく、未だクリーニングローラ81の交換時期が到来していないときには、そのまま本ルーチンを終了する。一方、クリーニングローラ81の交換時期が印刷累積枚数Nc以上のときには、クリーニングローラ81の交換時期が到来したとして、クリーニングローラ81を交換するよう促す旨のメッセージを操作パネル46の液晶画面に表示し(ステップS430)、本ルーチンを終了する。これにより、メッセージを見たユーザがこの報知に合わせてクリーニングローラ81を新品に交換することが可能となり、性能が低下したクリーニングローラ81を使い続けることを防ぐ。
ここで、本実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態のトナー収容部31が本発明のトナー収容手段に相当し、二次転写ローラ26が転写手段に相当し、定着器27が定着手段に相当する。また、ICメモリ41が品質情報記憶手段に相当し、コントローラ50が定着条件設定手段及び交換時期設定手段に相当し、プリンタASIC42が定着制御手段に相当し、温度センサ82が温度検出手段に相当する。また、クリーニングローラ81がクリーニング手段に相当し、操作パネル46が報知手段に相当し、コントローラ50が報知制御手段に相当する。なお、本実施形態では、カラーレーザプリンタ10の動作を説明することにより本発明の画像印刷装置の制御方法の一例も明らかにしている。
以上詳述した本実施形態のカラーレーザプリンタ10によれば、各トナーカートリッジ30Y,30M,30C,30Kに収容されているトナーの品質が新品に比べて低い場合には、定着条件として、定着目標速度Vtを小さく設定すると共に定着目標温度Ttを低くし必要余白量Rthを大きく設定するため、定着の際に用紙Pが定着器27に密着しにくい。また、トナーの品質が新品に比べて低い場合には、クリーニングローラ81の交換時期が早くなるよう設定するため、定着器27が汚れたままになるのを防ぐことができ、定着の際に用紙Pが定着器27に密着しにくい。したがって、品質の低いトナーが使用された場合であっても、定着の際にジャムが発生するのを抑止することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、温度センサ82として非接触式のものを用いたが、加熱ローラ27aの表面に直接接触させることにより定着温度を検出する接触式の温度センサを用いるとしてもよい。このとき、図5の印刷処理ルーチンのステップS270で温度センサ82によって検出される温度Tを定着目標温度Ttに一致させるよう定着器27を制御するにあたり、温度センサ82によって検出される温度Tと実際の温度とのズレを考慮して温度センサ82によって検出される温度Tを補正するとしてもよい。温度センサ82が接触式の場合には、加熱ローラ27aに残存したトナーが温度センサ82に付着することにより温度センサ82のうち加熱ローラ27aとの接触面にトナーが付着してトナー層が形成される傾向にあるため、検出される温度Tは実際の温度よりも低くなる傾向にある。また、このトナー層の厚みは、印刷累積枚数が多くなるほど厚くなる傾向にある。したがって、トナーの品質が新品に比べて低くトナーが加熱ローラ27aに付着して用紙Pが加熱ローラ27aに密着しやすい場合には、トナー層の存在とその厚みを考慮した補正を行うことが好ましい。具体的には、例えば、定着の際には、温度センサ82によって検出された温度Tに累積印刷枚数に応じた補正係数k(k≧1)を乗じた値と定着目標温度Ttとが一致するように定着器27を制御する。あるいは、温度センサ82によって検出される温度Tと実際の温度とのズレを考慮して定着目標温度Ttを補正するとしてもよい。この場合には、例えば、定着目標温度Ttに累積印刷枚数に応じた補正係数k(k≦1)を乗じた値と温度センサ82によって検出された温度Tとが一致するように定着器27を制御する。
上述した実施形態では、トナーの品質情報として、トナーカートリッジ30Y,30M,30C,30Kが新品か否かのほか、分解清掃の有無や部品交換の有無などに基づいてランク付けを行ったが、トナー詰め替え回数や、詰め替えに用いたトナーの種類などに基づいてランク付けを行ってもよい。トナー詰め替え回数が多いほどトナー収容部31に残存している旧トナーの影響を受けて定着器27に用紙Pが密着しやすい傾向にあるためランクが低くなるようにするのが好ましく、詰め替えに用いたトナーの種類が不明な場合には新品に比べてトナーの帯電性が低く定着器27に用紙Pが密着しやすいおそれがあるためランクが低くなるようにするのが好ましい。また、トナーの使用経過に基づいてランク付けを行ってもよい。トナーの使用経過としては、例えば、画像ディーティを考慮してもよい。画像デューティに基づいてランク付けを行う場合には、画像デューティが所定値を下回る印刷が連続して実行された回数が多いほどトナー収容部31に残存している旧トナーの影響を受けて定着器27に用紙Pが密着しやすい傾向にあるためランクが低くなるようにするのが好ましい。あるいは、トナーの使用経過として現像ローラ36の累積回転数を考慮してもよい。現像ローラ36の表面に長期間残存したトナーは、供給ローラ34や規制ブレード37と擦れて表面状態が変化することにより、トナーの帯電性が低下するか又は逆極性を帯びる等の性能劣化が見られる。そのように性能劣化したトナーを用いてその後に定着を行うと、トナーの用紙Pへの静電吸着力が弱まっていることに起因して定着器27にトナーが付着しやすくなり、定着器27に用紙Pが密着しやすいおそれがある。したがって、現像ローラ36の累積回転数に基づいてランク付けを行う場合には、現像ローラ36の累積回転数が多いほどトナー収容部31に残存しているトナーの影響を受けて定着器27に用紙Pが密着しやすい傾向にあるためランクが低くなるようにするのが好ましい。
上述した実施形態において、ICメモリ41に記憶されているトナーの品質情報を、トナー残量や印刷枚数、カートリッジ駆動時間等のカートリッジ使用経過を表すパラメータに応じてランクが徐々に低くなるようにプリンタASIC42によって書き換えるようにしてもよい。例えば、トナーカートリッジが新品の場合、トナー残量が100%(未使用)〜75%のときにはランクA、75%〜50%のときにはランクB、50%〜25%のときにはランクC、25%〜0%のときにはランクDというように書き換えてもよい。そして、書き換え後のトナーの品質情報を用いて定着条件設定ルーチン又は交換時期設定ルーチンを実行してもよい。一般に、カートリッジ使用経過に伴ってトナー収容部内に占める劣化トナーの割合が多くなる傾向にあることから、カートリッジ使用経過に基づいてトナーの品質情報を書き換えて定着条件設定ルーチン又は交換時期設定ルーチンを実行するのが好ましい。
上述した実施形態では、トナーの品質情報に基づいて設定する定着条件として、定着速度V、定着温度T、用紙Pの先端領域における余白量Rについて考慮したが、このうちの1又は2の要件を考慮するとしてもよい。
上述した実施形態では、図7の交換報知制御ルーチンは、所定タイミングごとに繰り返し実行されるものとしたが、カラーレーザプリンタ10への通電時間が所定時間に達したときや、プリンタ本体の内部温度、湿度等の環境変化量が所定値を超えたときなどにも実行されるものとしてもよい。
上述した第1及び第2実施形態において、トナーの品質情報は暗号化されてICメモリ41に書き込まれるようにしてもよい。トナーの品質情報はメーカーが責任を持って保証すべきものであるため、暗号化することにより第三者による書き換えを防止することが好ましい。
上述した実施形態では、本発明をカラーレーザプリンタ10に適用した場合を例示したが、モノクロレーザプリンタに適用してもよい。また、カラーレーザプリンタ10は中間転写方式を採用したが、中間転写ベルト22を用いずに用紙上に各色のトナー像を順次転写して重ね合わせてカラー画像を得る方式を採用してもよい。更に、カラーレーザプリンタ10はタンデム型を採用したが、一つの感光ドラムの周りに複数の現像器を配置する方式(例えばいわゆる4サイクル型)を採用してもよい。
カラーレーザプリンタ10の概略構成を示すブロック図。 プリンタエンジン21の概略構成を示す断面図。 定着器27の概略構成を示す断面図。 定着条件設定ルーチンのフローチャート。 印刷処理ルーチンのフローチャート。 交換時期設定ルーチンのフローチャート。 交換報知制御ルーチンのフローチャート。
符号の説明
10 カラーレーザプリンタ、20 プリンタユニット、21 プリンタエンジン、22 中間転写ベルト、22a 駆動ローラ、22b 従動ローラ、22c クリーニングブレード、23 用紙カセット、24 ピックアップローラ、25 レジストローラ、26 二次転写ローラ、27 定着器、27a 加熱ローラ、27b 加圧ローラ、27c ヒータ、27d 金属コア、27e ゴム層、27f 軸、27g 弾性層、28 排紙トレイ、29 排紙ローラ、30、30Y,30M,30C,30K トナーカートリッジ、31 トナー収容部、32 アジテータ、33 仕切部材、34 供給ローラ、35 供給ブレード、36 現像ローラ、37 規制ブレード、38 感光ドラム、39 帯電ローラ、40 露光器、41 ICメモリ、42 プリンタASIC、43 現像バイアス電源、44 転写バイアス電源、46 操作パネル、47 ネットワークボード、50 コントローラ、51 CPU、52 ROM、53 RAM、54 フラッシュメモリ、55 ジョブメモリ、59 バス、71,72,73 コンピュータ、81 クリーニングローラ、82 温度センサ。

Claims (11)

  1. トナーを収容するトナー収容手段と、
    像形成体に形成される静電潜像を前記トナー収容手段に収容されたトナーで現像することにより得られるトナー像を印刷媒体に転写する転写手段と、
    前記転写手段によって前記印刷媒体に転写されたトナー像を該印刷媒体に定着する定着手段と、
    前記トナー収容手段に収容されたトナーの品質情報を記憶する品質情報記憶手段と、
    前記定着手段によって前記トナー像を前記印刷媒体に定着するための定着条件を前記品質情報記憶手段に記憶されたトナーの品質情報に基づいて設定する定着条件設定手段と、
    前記定着条件設定手段によって設定された定着条件により定着が行われるよう前記定着手段を制御する定着制御手段と、
    を備えた画像印刷装置。
  2. 前記定着条件設定手段は、前記トナーの品質情報に基づいて前記定着条件を設定するにあたり、前記トナーの品質が低いほど定着速度を遅くするよう前記定着条件を設定する、
    請求項1に記載の画像印刷装置。
  3. 前記定着条件設定手段は、前記トナーの品質情報に基づいて前記定着条件を設定するにあたり、前記トナーの品質が低いほど前記印刷媒体の先端側の所定領域における余白量が多くなるよう前記定着条件を設定する、
    請求項1又は2に記載の画像印刷装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の画像印刷装置であって、
    前記定着手段の温度を検出する温度検出手段、
    を備え、
    前記定着条件設定手段は、前記トナーの品質に基づいて前記定着条件を設定するにあたり、前記トナーの品質が低いほど前記定着手段の目標温度が低くなるように設定し、
    前記定着制御手段は、前記定着条件設定手段によって設定された目標温度に前記温度検出手段によって検出される温度が一致するよう前記定着条件を制御する、
    画像印刷装置。
  5. 前記温度検出手段は、前記定着手段に接触した状態で該定着手段の温度を検出する手段であり、
    前記定着制御手段は、前記定着条件設定手段によって設定された目標温度に前記温度検出手段によって検出される温度が一致するよう前記定着手段を制御するにあたり、前記温度検出手段が前記定着手段に接触したことによる影響を排除する補正を行ったうえで前記定着手段を制御する、
    請求項4に記載の画像印刷装置。
  6. トナーを収容するトナー収容手段と、
    像形成体に形成される静電潜像を前記トナー収容手段に収容されたトナーで現像することにより得られるトナー像を印刷媒体に転写する転写手段と、
    前記転写手段によって前記印刷媒体に転写されたトナー像を該印刷媒体に定着する定着手段と、
    前記定着手段に付着したトナーを除去するクリーニング手段と、
    前記トナー収容手段に収容されたトナーの品質情報を記憶する品質情報記憶手段と、
    前記クリーニング手段の交換をユーザに要求する交換時期を前記品質情報記憶手段に記憶されたトナーの品質情報に基づいて設定する交換時期設定手段と、
    前記クリーニング手段の交換を促す情報をユーザに報知可能な報知手段と、
    前記交換時期設定手段によって設定された時期が到来したときに前記クリーニング手段の交換を促す情報を報知するよう前記報知手段を制御する報知制御手段と、
    を備えた画像印刷装置。
  7. 前記交換時期設定手段は、前記トナーの品質情報に基づいて前記交換時期を設定するにあたり、前記トナーの品質が低いほど前記クリーニング手段の交換が早期に行われるよう前記交換時期を設定する、
    請求項6に記載の画像印刷装置。
  8. 前記品質情報記憶手段は、前記トナーの品質情報として、前記トナー収容手段へのトナー詰め替え回数、詰め替えに用いたトナーの種類、前記トナー収容手段の部品交換の有無、前記トナー収容手段の清掃の有無及びトナーの使用経過の少なくとも一つに基づいて決定される品質ランクを記憶している、
    請求項1〜7のいずれかに記載の画像印刷装置。
  9. トナーを収容するトナー収容手段と、像形成体に形成される静電潜像を前記トナー収容手段に収容されたトナーで現像することにより得られるトナー像を印刷媒体に転写する転写手段と、前記転写手段によって前記印刷媒体に転写されたトナー像を該印刷媒体に定着する定着手段と、前記トナー収容手段に収容されたトナーの品質情報を記憶する品質情報記憶手段と、を備えた画像印刷装置を制御する方法であって、
    (a)前記定着手段によって前記トナー像を前記印刷媒体に定着するための定着条件を前記品質情報記憶手段に記憶されたトナーの品質情報に基づいて設定するステップと、
    (b)前記ステップ(b)で設定された定着条件により定着が行われるよう前記定着手段を制御するステップと、
    を含む画像印刷装置の制御方法。
  10. トナーを収容するトナー収容手段と、像形成体に形成される静電潜像を前記トナー収容手段に収容されたトナーで現像することにより得られるトナー像を印刷媒体に転写する転写手段と、前記転写手段によって前記印刷媒体に転写されたトナー像を該印刷媒体に定着する定着手段と、前記定着手段に付着したトナーを除去するクリーニング手段と、前記トナー収容手段に収容されたトナーの品質情報を記憶する品質情報記憶手段と、前記クリーニング手段の交換を促す情報をユーザに報知可能な報知手段と、を備えた画像印刷装置の制御方法であって、
    (a)前記クリーニング手段の交換をユーザに要求する交換時期を前記品質情報記憶手段に記憶されたトナーの品質情報に基づいて設定するステップと、
    (b)前記ステップ(a)で設定された時期が到来したときに前記クリーニング手段の交換を促す情報を報知するよう前記報知手段を制御するステップと、
    を含む画像印刷装置の制御方法。
  11. 請求項9又は10に記載の画像印刷装置の制御方法の各ステップを1又は複数のコンピュータに実現させるためのプログラム。
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