JPH1170771A - 抗菌カード - Google Patents

抗菌カード

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JPH1170771A
JPH1170771A JP24599997A JP24599997A JPH1170771A JP H1170771 A JPH1170771 A JP H1170771A JP 24599997 A JP24599997 A JP 24599997A JP 24599997 A JP24599997 A JP 24599997A JP H1170771 A JPH1170771 A JP H1170771A
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JP
Japan
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layer
printing
resin
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antibacterial
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Pending
Application number
JP24599997A
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English (en)
Inventor
Fumito Kobayashi
文人 小林
Kiyoshi Kitahara
清志 北原
Hitoshi Otomo
仁 大友
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Kyodo Printing Co Ltd
Original Assignee
Kyodo Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱転写印字に際しての樹脂溶融型インキの定
着性を損なうことなく優れた抗菌効果が得られる定期券
等を提供する。 【解決手段】 基材1の表面にコータ等により印字定着
層3を5μm程度の乾燥膜厚に形成し、さらに、この印
字定着層3上にオフセット印刷等で地紋印刷層4を形成
し、印字定着層3または地紋印刷層4の少なくとも一方
に抗菌剤を含有させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、定期券等に適用
される抗菌カード、詳しくは、樹脂溶融型のインキとの
密着性に優れた印字定着層上に印刷層(地紋印刷層)が
形成され、この印刷層上から樹脂溶融型インキによる熱
転写印刷が行われる抗菌カードであって、印字定着層ま
たは印刷層の少なくとも一方に抗菌剤を含有させた抗菌
カードに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の定期券としては、特開平9−24
979号公報等に記載されたものが知られる。この定期
券は、基材の一面に受像層を、この受像層上に地紋印刷
層を印刷し、基材の他面に磁気記録層を設けて構成され
る。このような定期券は、発券等に際しては、樹脂溶融
型インキリボンを用いて区間や有効期限等の印字を行
い、併せて、これらのデータを磁気記録層に磁気記録す
る。
【0003】ところで、近年においては、衛生意識の向
上により、抗菌性を有する定期券が望まれる。一方、病
院等で使用する診察カード等には抗菌性を付与されたカ
ードが使用され、この種のカードとして特開平8−27
6685号公報あるいは特開平8−310169号公報
等に記載されたものが知られる。
【0004】前者の特開平8−276685号公報には
表裏両面に抗菌剤含有のシートを積層したカードが記載
され、また、後者の特開平8−310169号公報には
最外層の保護層に抗菌剤を含有させたカードが記載され
る。したがって、定期券に抗菌性を付与するには、上述
した特開平8−276685号公報に記載の技術を適用
して最外層に抗菌剤含有のシートを積層すること(便宜
上、従来技術1と称する)、あるいは、特開平8−31
0169号公報に記載の技術を適用して最外層に抗菌剤
含有の保護層を形成すること(従来技術2)が考えられ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術1にあっては定期券の最外層に抗菌剤含有の
シートを積層しなければならず、また同様に、従来技術
2にあっても最外層に抗菌剤含有の保護層を形成しなけ
ればならない。すなわち、従来技術1および従来技術2
のいずれの定期券にあっても、地紋印刷層上にシートや
保護層を形成し、受像層の地紋印刷層形成面を被覆しな
ければならない。
【0006】このため、このような従来技術1,2の定
期券にあっては、受像層が樹脂溶融インキの定着という
機能を喪失し、樹脂溶融型インキを用いた熱転写印刷に
際しての樹脂溶融型インキの定着性が阻害され、また、
含有する抗菌剤が抵抗となり自動改札機等のカード読み
取り装置等で搬送した際に走行摩擦が大きく、地紋等の
印刷や熱転写印刷の印字がかすれ、印字の耐久性が低下
するのみならず、耐改ざん性が損なわれるという問題が
生じる。この発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
で、印字の耐久性や耐改ざん性を損なうことなく抗菌性
を付与できる定期券(抗菌カード)を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、基材の一面に印字定着層を設けるとと
もに、該印字定着層上に印刷層を印刷形成し、該印刷層
上から樹脂溶融型インキを用いて熱転写印刷を行う抗菌
カードであって、前記印刷層または前記印字定着層の少
なくとも一方に抗菌剤を含有させたことを特徴とする。
【0008】そして、この発明にかかる抗菌カードは、
前記印刷層が2μm以下の層厚みの地紋印刷層であっ
て、前記抗菌剤として有機系抗菌剤または平均粒径が
0.1μm〜0.5μmの無機系抗菌剤を用いる態様
(請求項2)に構成することができる。
【0009】
【作用】この発明にかかる抗菌カードは、露呈する地紋
印刷層あるいは印字定着層に抗菌剤を含有させるため、
優れた抗菌作用が得られ、また、樹脂溶融型インキの定
着性を良好に維持でき、印字の耐久性と耐改ざん性が損
なわれることもない。すなわち、表面に保護層等を形成
することなく、表面に露呈する印刷層や印字定着層に抗
菌剤を含有させるため、樹脂溶融型インキの定着性を損
なうことなく、抗菌作用が得られる。
【0010】
【実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図面を参
照して説明する。図1はこの発明の一の実施の形態にか
かる抗菌カードを示し、その模式断面図である。
【0011】図中、10は定期券(抗菌カード)であ
り、定期券10は、基材1の一面(裏面)に磁気記録層
2を、基材1の他面(表面)に印字定着層3を、この印
字定着層3上に地紋印刷層4を設けて構成される。な
お、この発明は、その適用対象が前述した定期券に代表
されるが、その他、樹脂溶融型インキによる熱転写印字
を行うカード全般、例えば、病院の診察カード等にも適
用でき、また、この実施の形態の層構造は例示であり、
種々の層構造を採用できる。
【0012】基材1は、厚さが100〜300μm程度
の合成紙、上質紙、コート紙等の紙材や、ポリエステル
系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリ(メタ)アクリレート
系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ塩化ビニリデン系
樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹
脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、AB
S系樹脂、AS系樹脂MBS系樹脂、ポリフェニレンエ
ーテル系樹脂、ポリスルホン酸系樹脂等の樹脂シート等
が用いられる。望ましくは、この基材は、繰り返しの使
用に対する強度確保の観点からポリエチレンテレフタレ
ート樹脂やポリブチレンテレフタレート樹脂等のポリエ
ステル系樹脂のシートを用い、また、その厚みが用途等
に応じて適宜選択される。
【0013】磁気記録層2は、磁性粉体をバインダ樹脂
に配合した磁性材料組成物を用いてコータ等により5〜
20μm程度の乾燥膜厚に形成される。磁性材料組成物
は、磁性粉体とバインダ樹脂とを重量比で1:1〜1
0:1、望ましくは、3:1〜6:1の割合で配合した
ものが用いられる。磁性粉体には、Ba−フェライトや
Sr−フェライト等の粉体、Co被着γ−Fe2 3
γ−Fe2 3 、CrO2 等の針状粉体等で、粒径が1
0μm以下、望ましくは、0.01〜5μmのものが用
いられる。また、バインダ樹脂には、ポリエステル系樹
脂、アルキッド系樹脂、ビニル系樹脂、ポリウレタン系
樹脂等、あるいは、これらの混合樹脂等が用いられる。
【0014】印字定着層3は、抗菌剤含有の樹脂組成物
を用い、コータ等により1〜10μm、望ましくは、4
〜6μmの乾燥膜厚に形成される。樹脂組成物は、エポ
キシ当量1200〜2700の樹脂に、ガラス転移点が
50〜80°Cの熱可塑性樹脂を0.5〜10重量%
と、無機系抗菌剤あるいは有機系抗菌剤を1〜5重量%
と、滑剤を1〜10重量%添加したものが用いられる。
【0015】エポキシ当量が1200〜2700の樹脂
としては、少なくとも2個以上のエポキシ基、オキシラ
ン基またはエトキシリン基を持つフェノール系グリシジ
ルエーテル型、アルコール系グリシジルエーテル型、グ
リシジルエステル型、グリシジルアミン型あるいはこれ
らの混合型の樹脂が例示される。熱可塑性樹脂としては
ポリエステル系樹脂等が、滑剤としては、高級脂肪酸や
その塩類、ポリエチレンワックス、パラフィンワックス
等が例示される。
【0016】また、無機系抗菌剤としては銀の含有量が
1〜5重量%、リン酸亜鉛カルシウムの含有量が90重
量%以上で平均粒径が0.1μm〜0.5μmの銀−リ
ン酸亜鉛カルシウム等が、有機系抗菌剤としてはビス
(ピリジン−2−チオール−1−オキシド)亜鉛塩、ク
ロロヘキサジン等が例示される。
【0017】地紋印刷層4は、抗菌剤含有の組成物(イ
ンキ)を用い、オフセット印刷やグラビア印刷等により
1〜3μmの乾燥膜厚に形成される。インキは、ポリビ
ニルホルマール、ポリビニルアセタール、ポリビニルブ
チラール等の合成樹脂あるいは松脂やシェラック等の天
然樹脂状物等の樹脂を主剤として、この樹脂に緑色等の
染料あるいは顔料を適宜の割合で、また、無機系抗菌剤
あるいは有機系抗菌剤を1〜5重量%添加したものが用
いられる。
【0018】無機系抗菌剤は、平均粒径が0.1μm〜
0.5μmのものであって、前述した印字定着層3と同
様の銀の含有量が1〜5重量%でリン酸亜鉛カルシウム
の含有量が90重量%以上の銀−リン酸亜鉛カルシウム
等が用いられ、また、有機系抗菌剤も印字定着層3と同
様のビス(ピリジン−2−チオール−1−オキシド)亜
鉛塩やクロロヘキサジン等が用いられる。
【0019】この実施の形態の定期券にあっては、露呈
する印字定着層3と地紋印刷層4に抗菌剤が含まれるた
め、優れた抗菌作用が得られる。そして、地紋印刷層4
が形成された後に樹脂溶融型インキ(リボン)を用いて
熱転写印字を行うが、印字定着層3を被覆する保護層等
を形成しないため、樹脂溶融型インキは印字定着層3と
強固に固着し、優れた印字定着性が得られ、印字の耐久
性と耐改ざん性が損なわれることがない。
【0020】そして、この定期券は、優れた抗菌性を有
するのみならず、有機系抗菌剤または平均粒径が0.1
μm〜0.5μmの無機系抗菌剤を使用するので、抗菌
剤が非常に細かい状態で分散されることから、自動改札
機等の読み取り装置を通過させた際にも抗菌剤によって
摩擦抵抗が大きくなることが無く、地紋等の印刷や熱転
写による印字のかすれが効果的に防止できる。
【0021】なお、この実施の形態は、印字定着層3と
地紋印刷層4の双方に抗菌剤を含有させるが、何れか一
方のみに抗菌剤を含有させることでも本発明を達成する
ことができ、一方のみに含有させることで抗菌剤の使用
量を節減できる。すなわち、印字定着層3あるいは地紋
印刷層4のいずれか一方に抗菌剤を含有させることで
も、定期券の表面全面にわたって優れた抗菌効果が得ら
れる。
【00220】そして、用いる抗菌剤としては、印字定
着層3と地紋印刷層4の双方に抗菌剤を含有させる場合
は上述した3種のいずれかの抗菌剤、すなわち、リン酸
亜鉛カルシウムの含有量が90重量%以上の銀−リン酸
亜鉛カルシウム、ビス(ピリジン−2−チオール−1−
オキシド)亜鉛塩、クロロヘキサジンを用いることが好
ましく、また、印字定着層3または地紋印刷層4のいず
れか一方のみに抗菌剤を含有させる場合は平均粒径が
0.1μm〜0.5μmの無機系抗菌剤、または、ビス
(ピリジン−2−チオール−1−オキシド)亜鉛塩ある
いはクロロヘキサジンを使用することが望ましい。
【0023】
【実施例】次に、この発明の実施例を説明する。 1.実施例1−1〜1−4 実施例1−1〜1−4は、基材1上に印字定着層3と地
紋印刷層4を設けた層構造(図1参照)において、印字
定着層3を表1に示す組成の組成物にそれぞれ表3に示
す抗菌剤を配合した材料を用いてコータで5μmの乾燥
膜厚に形成し、地紋印刷層4を表2に示す組成物を用い
てオフセット印刷により1μmの膜厚に形成した後、樹
脂溶融型インキを用いて熱転写印刷により印字を施し
た。なお、実施例1−1および実施例1−2には無機系
抗菌剤として銀の含有量が1〜5重量%、リン酸亜鉛カ
ルシウムの含有量が90重量%以上で平均粒径が0.1
μmの銀−リン酸亜鉛カルシウム(セラコートC91
新東Vセラックス(株)製商品名)を、実施例1−3に
は有機系抗菌剤としてビス(ピリジン−2−チオール−
1−オキシド)亜鉛塩(バイオカットZP 大日本イン
キ化学工業(株)製商品名)を、実施例1−4には有機
系抗菌剤としてクロロヘキサジン(TO−47武田薬品
工業(株)製商品名)を用いた。
【0024】
【表1】
【0025】
【表2】
【0026】
【表3】
【0027】2.比較例1−1 比較例1−1は、表1の組成物に無機系抗菌剤である平
均粒径が10μmのシリカゲル−チオスルファト銀錯塩
(シルウェル 富士シリシア(株)製商品名)を3重量
部配合した材料を用い(表3参照)、印字定着層3を形
成した。その他は、実施例1−1〜1−4と同様であ
る。
【0028】3.実施例2−1〜2−4 実施例2−1〜2−4は、図1の層構造において、印字
定着層3を表1の組成物を用いコータにより5μmの乾
燥膜厚に形成し、地紋印刷層4をそれぞれ表2に示す組
成物に表4に示す抗菌剤を配合した材料を用いてオフセ
ット印刷により1μmの膜厚に形成した後、樹脂溶融型
インキを用いて熱転写印刷で印字を施した。実施例2−
1〜2−3には無機系抗菌剤である銀の含有量が1〜5
重量%、リン酸亜鉛カルシウムの含有量が90重量%以
上で平均粒径が0.1μmの銀−リン酸亜鉛カルシウム
(セラコートC91 新東Vセラックス(株)製商品
名)を、実施例2−4には有機系抗菌剤としてビス(ピ
リジン−2−チオール−1−オキシド)亜鉛塩(バイオ
カットZP 大日本インキ化学工業(株)製商品名)を
用いた。
【0029】
【表4】
【0030】4.比較例2−1,2−2 比較例2−1は抗菌剤として無機系抗菌剤である平均粒
径が10μmのシリカゲル−チオスルファト銀錯塩(シ
ルウェル 富士シリシア(株)製商品名)を3重量部配
合した材料を用いて地紋印刷層4を形成した(表4参
照)。なお、その他の条件は実施例2−1〜2−4と同
一である。
【0031】そして、各実施例および比較例についてそ
れぞれ、抗菌評価試験と、耐薬品性、印字耐久性、耐改
ざん性および耐湿性の物性評価試験を行った。抗菌試験
は、各実施例と各比較例について適当な大きさの試料を
作成し、これらの試料の紙券面に黄色ブドウ球菌、大腸
菌の菌液をそれぞれ滴下し、ポリエチレンフィルムを密
着させて35°Cで保存し、6時間後および24時間後
の試料の生菌数を測定し、また、対照の生菌数を測定
し、開始時の生菌数とした。
【0032】また、耐薬品性はエタノール70%、酢酸
PH3、炭酸ナトリウムPH12の各液中に順次2分間
浸漬し、外観異常を目視で判断した 耐久性は、磁気読み取り・書き込み装置に3000回通
して、印字のかすれ等を目視で判断した。耐改ざん性は
プラスチック消しゴムで表面を50回擦り、印字の摩損
の程度を目視で判断した。耐湿性は、55°C、90%
RHの雰囲気に24時間放置して外観の異常の有無を目
視判断した。
【0033】実施例1−1〜1−4および比較例1−1
の抗菌試験結果は表5に示すとおり、実施例2−1〜2
−4および比較例2−1の抗菌試験結果は表6に示すと
おりであり、実施例が優れた抗菌効果を有することが実
証された。
【0034】
【表5】
【0035】
【表6】
【0036】また、実施例1−1〜1−4、実施例2−
1〜2−4および各比較例についての物性評価試験の結
果は表7に示すとおりであり、実施例にはいずれも耐薬
品性、印字耐久性、耐改ざん性、耐湿性の低下が認めら
れなかったが、比較例には耐久性試験で熱転写印刷した
印字や地紋(印刷層)のかすれが認められた。
【0037】
【表7】
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、この発明にかかる
抗菌カードによれば、露呈する印字定着層または印刷層
の少なくとも一方に抗菌剤を含有させたため、保護層等
を形成すること無く抗菌効果が得られ、また、熱転写印
字による樹脂溶融型インキの定着性が損なわれることも
防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一の実施の形態にかかる磁気カード
の模式断面図である。
【符号の説明】
1 基材 3 印字定着層 4 地紋印刷層 10 定期券(磁気カード)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C09D 11/00 B41M 5/26 H

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材の一面に印字定着層を設けるととも
    に、該印字定着層上に印刷層を印刷形成し、該印刷層上
    から樹脂溶融型インキを用いて熱転写印刷を行う抗菌カ
    ードであって、前記印刷層または前記印字定着層の少な
    くとも一方に抗菌剤を含有させたことを特徴とする抗菌
    カード。
  2. 【請求項2】 前記印刷層が2μm以下の層厚みの地紋
    印刷層であって、前記抗菌剤が有機系抗菌剤または平均
    粒径が0.1μm〜0.5μmの無機系抗菌剤である請
    求項1に記載の抗菌カード。
JP24599997A 1997-08-28 1997-08-28 抗菌カード Pending JPH1170771A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008207457A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Hara Kasei Kogyo Kk ソフトカード
WO2012100760A1 (en) * 2011-01-26 2012-08-02 Invos, Spol. S R. O. Hygienic cover with antimicrobial outer surface and method of its manufacture

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WO2012100760A1 (en) * 2011-01-26 2012-08-02 Invos, Spol. S R. O. Hygienic cover with antimicrobial outer surface and method of its manufacture

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