JPH1169758A - アウターロータ型ステッピングモータ - Google Patents

アウターロータ型ステッピングモータ

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JPH1169758A
JPH1169758A JP23025097A JP23025097A JPH1169758A JP H1169758 A JPH1169758 A JP H1169758A JP 23025097 A JP23025097 A JP 23025097A JP 23025097 A JP23025097 A JP 23025097A JP H1169758 A JPH1169758 A JP H1169758A
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JP
Japan
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rotor
core
stator
rotor core
stepping motor
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JP23025097A
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JP3439954B2 (ja
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Hisayuki Miyajima
久幸 宮島
Shigenori Miyairi
茂徳 宮入
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Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Denki Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Denki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロータコアをロータホルダー組込後に、ロー
タコアとステータコアとの同心度を改めてとる必要がな
く、この分、組立性を良好とし、かつ高トルク、ステッ
プ角度誤差が少く、加えて小型化したステッピングモー
タを提供する。 【解決手段】 ロータホルダー13の外周端よりやや内
側の位置のホルダー天井面13aに、ロータコア8の組
込用兼ステータコアに対する位置決め用のロータコア嵌
合部13bを突設し、これを介しロータコア8を所定位
置に組み込む構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばターンテ
ーブルあるいはコンピュータの周辺機器等に用いられる
アウターロータ型のステッピングモータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のアウターロータ型のステ
ッピングモータは、図2に示すように、ステータコア1
0′の外側に隙間を介しロータコア8′の内周面が対向
して配置された構成となっている。
【0003】このロータコア8′はカップ状をなすロー
タホルダー13′内の外側部分に一体的に組み込まれ、
かつロータホルダー13′の内側は固定台1′の中央部
に形成された筒部2′の外周に設けられた軸受3′に連
結され、ロータコア8′およびこれを保持するロータホ
ルダー13′等からなるロータは、ステータコア1
0′、駆動コイル11′等からなるステータ12′に対
し回転可能に構成されている。
【0004】上記構成からなるステッピングモータは、
一般に高トルクを発生させるためにロータコア8′とス
テータコア10′との隙間を非常に小さくする必要があ
る。また、ステップ角度誤差を小さくするためにロータ
コア8′とステータコア10′との同心度をよくする必
要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このため、組立てにあ
たり、ロータコア8′をロータホルダー13′の下方に
折曲されたフランジ状の外周部13c′の内径内に組み
込んだ後にロータコア8′の内径を回転中心を基準に加
工するか、またはロータコア8′の内径と外径との同心
度を得るために加工し組立で精度を上げるようにしてい
たため、工数がかかり、よってその分コスト高を招来す
る、という課題があった。また、ロータコア8′の上面
および外周の外形部分までがロータホルダー13′によ
って覆われ、ロータコア8は外周部13c′を介し固定
されるようになっており、この外周部13c′は固定台
1′の外周部9より外側に突出した構造となっているた
め、その分、ステッピングモータの外径が大きくなって
しまう、という課題があった。そして、ステッピングモ
ータの外径が大であると、ステッピングモータが組み込
まれる機器側にはそれに見合ったスペースが必要とな
り、かつ各種部品の高密度実装化、あるいは機器の小型
化を阻害する一因となる、といった課題もあった。
【0006】この発明は上記のことに鑑み提案されたも
ので、その目的とするところは、ロータコアの内径とロ
ータホルダーの同心度がロータコア組込後に加工をしな
くても高精度でもって得られ、結果的にロータコアとス
テータコアとの隙間を小さくできる構造となり、組立性
が良好となり安価で、かつ高トルクでステップ角度誤差
が少なく、しかも小型化を図ったアウターロータ型ステ
ッピングモータを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、固定台1側
にステータコア10が設けられ、ロータホルダー13側
にロータコア8が前記ステータコア10と所定の隙間を
介し対向配置されたアウターロータ型のステッピングモ
ータにおいて、前記ロータホルダー13の天井面13a
であって外周端より内側の位置には前記ロータコア8を
所定位置に取付け兼位置決めするためのロータコア嵌合
部13bが突設され、このロータコア嵌合部13bとロ
ータコア8の内径は同心をなし、かつロータ嵌合部13
bを介し取付けられたロータコア8、前記ロータホルダ
ー13および前記固定台1の各々の外周端はほぼ面一を
なす構成とすることにより、上記目的を達成している。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例にかかる
ステッピングモータの断面図を示す。
【0009】図中1は固定台であり、中央部には軸孔2
を有し、かつ外周部にはボールベアリングからなる軸受
3が設けられた筒部2が形成されている。なお、4は筒
部2の上方に設けられたリング状の軸受取付板である。
また、軸受4の外周には離間してステータコア固定部5
が突設されている。また、このステータコア取付部5の
外側には凹状のステータ収納部6が形成され、ステータ
収納部6の外側には同じくステータコア固定部7が形成
され、更にその外側にはロータコア8と隙間を介して対
向するフランジ状の外周部9が形成されている。
【0010】しかして、内側と外側にそれぞれ形成され
た一対の上記ステータ固定部5,7を介してステータコ
ア10が取付けられ、かつこのステータコア10には駆
動コイル11が設けられており、これらステータコア1
0および駆動コイル12からなるステータ12の下方部
分はステータ収納部6に位置されている。
【0011】また、ステータ12の上方部分は回転板と
して機能するロータホルダー13によって覆われてい
る。すなわち、このロータホルダー13の内周部は軸受
3の外輪外周部に固定され回転可能となっており、かつ
ロータホルダー13の天井面13aの外側寄りであって
固定台1に形成された外側のステータ固定部7にほぼ対
応する位置には図示の状態において下方に突出するロー
タコア嵌合部13bが突設されている。換言すると、ロ
ータコア嵌合部13bはロータホルダー13の外周端よ
りやや内側位置に突設されている。
【0012】このロータコア嵌合部13bの外側にはリ
ング状のロータコア8の内径の上方部が圧入、接着され
ている。この場合、ロータコア嵌合部13bの外周とロ
ータコア8の内径とは予め同心に形成されており、かつ
ロータコア嵌合部13bの外周はステータコア10とロ
ータコア8との隙間、かつ対向面を設定する位置決めの
機能を有しており、ロータコア8をロータ嵌合部13b
を基準にロータホルダー13に組み込むと、ステータコ
ア10とロータコア8間には高トルクを確保すべく所定
の隙間が形成されるようになっている。また、所定のス
テップ角度が得られるようになっている。
【0013】なお、ロータコア8の上面はロータホルダ
ー13の天井面13aの外周に接着固定され、かつロー
タコア8の下面は固定台1の外周部9の上面9aと離間
・対向しており、ロータホルダー13の外周端、ロータ
コア8の外周端および固定台1の外周端とはほぼ面一と
なっている。換言すると、ロータホルダー13の外径は
固定台1の外径とほぼ等しく形成されている。
【0014】なお、周知のようにステータコア10の外
周部には磁極歯が形成され、かつロータコア8の内周部
にも磁極歯(何れも図示せず)が形成され、駆動コイル
11に入力パルスを加えるとロータコア8はステータコ
ア10との吸引により回転し、ひいては軸受3を介し回
転可能に支承され回転板として機能するロータホルダー
13が回転し、このようにしてステッピングモータを駆
動することができる。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ロータコ
ア8はその取付兼位置決めの部材として機能するロータ
嵌合部13bを基準に組み込むようになっており、ロー
タ嵌合部13bの外周とロータコア8の内径とが同心に
なっているため、ロータコア8を組み込んだ後に同心の
精度出しの加工をしないですみ、かつステータコア8を
ステータコア10に対し所定の位置に取付けることがで
きるため、組立性が良くコストダウンを図ることができ
安価であり、かつ高トルク、ステップ角度誤差が少ない
ステッピングモータを得ることができる。
【0016】また、ロータホルダー13の外周端は固定
台1の外周端より外側に突出することなくロータホルダ
ー13、ロータコア8および固定台1の外周端がほぼ面
一になっているため、ステッピングモータの外径を小さ
くでき、省スペース化、ひいては機器の小型化に寄与し
得る、といった利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の断面図。
【図2】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 固定台 2 筒部 2a 軸孔 3 軸受 4 軸受取付板 5 ステータ固定部 6 ステータ収納部 7 ステータ固定部 8 ロータコア 9 固定台外周部 9a 固定台外周部上面 10 ステータコア 11 駆動コイル 12 ステータ 13 ロータホルダー 13a 天井面 13b ロータコア嵌合部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定台1側にステータコア10が設けら
    れ、ロータホルダー13側にロータコア8が前記ステー
    タコア10と所定の隙間を介し対向配置されたアウター
    ロータ型ステッピングモータにおいて、 前記ロータホルダー13の天井面13aであって外周端
    より内側の位置には前記ロータコア8を所定位置に取付
    け兼位置決めするためのロータコア嵌合部13bが突設
    され、このロータコア嵌合部13bとロータコア8の内
    径は同心をなし、かつロータ嵌合部13bを介し取付け
    られたロータコア8、前記ロータホルダー13および前
    記固定台1の各々の外周端はほぼ面一をなすことを特徴
    とするアウターロータ型ステッピングモータ。
JP23025097A 1997-08-11 1997-08-11 アウターロータ型ステッピングモータ Expired - Fee Related JP3439954B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014192958A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Sanyo Denki Co Ltd 薄型モータ
CN105990937A (zh) * 2015-01-27 2016-10-05 建准电机工业股份有限公司 吊扇马达

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JP2014192958A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Sanyo Denki Co Ltd 薄型モータ
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